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美しい義母と兄嫁と……(著:綾野馨、マドンナメイト文庫)

2017/2/13 発売

美しい義母と兄嫁と……

著:綾野馨マドンナメイト文庫


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婿養子となり妻の実家で暮らすことになった啓介は、同居する義母・紗枝のことが気になって仕方がなかった。欲望はついに暴走し……。
婿養子となり妻の実家で暮らすことになった啓介は、新婚生活を送る一方、義母のことが気になって仕方がない。紗枝の豊満で熟れたボディラインが悩ましかったのだ。ついに、啓介は妻の不在時に紗枝と背徳的な関係を結ぶが、さらには兄嫁とも妖しい雰囲気になってしまい……。
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 義母を本命に対抗の兄嫁と大穴の若妻が絡むオーソドックスな激甘テイスト, 2017/2/15
本作よりデビューだが、マドンナメイト文庫ではかつて「浅見馨」という筆名で凌辱作品を中心とした作者がいたので、同じ「馨」名義として今後の活躍に期待したいところである。ただし、こちらは甘い誘惑路線を基調としており、本作では致し方ない理由によって義母と、そして後には兄嫁とも関係を結んだ主人公が最終的にはコンチクショーなほどハッピーな状況に置かれる作品に仕上がっている。

新婚の若妻【美菜】22歳
不動産仲介会社に勤務する主人公と同年の美菜は過去の苦い体験からセックスが苦手。また、初夜の際に主人公がチェリーだったことも判明する。これらによって夜の営みは月に1度限りの子づくりオンリーとする約束が夫婦間で決められ、それを不憫に思った義母や兄嫁が後に関係を持つきっかけになっていく。美菜の知らぬ間に繰り返される秘密の情事が本作のメインだが、この夫婦の愛情は最後まで変わることなく、むしろより深まっている。主人公には多少の天罰が下っても良い気がする幕の引き方ではあるし、合間には夫婦の描写も挟み込まれ、つまりは相応に経験を重ねていく2人が描かれるので美菜の意識も変化して決め事が解禁されて(濃いぃ官能場面があって)も良い気もするのだが、どうやら夫婦の精神的な愛情の深まりを結末の余韻としたようである。

美麗な義母【紗枝】43歳
婿入りしている主人公とは二世帯住宅で同居する義母にして未亡人。落ち着きと節度のある良母ながらグラマラスなボディと若々しさに主人公は魅了され、悩殺される。美菜が不在の夜に風呂場で紗枝を想って自慰に耽る主人公を知って戸惑うも夫婦の決め事に同情して一夜限りの情を結ぶに至る。しかし、目覚めてしまったオンナを持て余すようになり、同様に相変わらず悶々としている主人公とは思惑が一致して娘(美菜)への後ろめたさを覚えながらも次第に溺れていく。プロローグとエピローグを除く5章立ての第三章以外は全てに登場する事実上のメインヒロインと言える。

魅惑の兄嫁【真理子】27歳
主人公の実兄の妻で結婚4年目だが早くも夜の営みに不満を抱いており、中古の不動産物件を主人公に探してもらいつつ内覧の現場で交わったりしている。やや勝気なお姉さん風情が魅力で、紗枝と同じく主人公を憐憫含みに同情しながら自らの状況を重ねて誘惑に及ぶ流れとなっている。また、主人公との関係を紗枝に知られた第五章では毅然と振る舞うことで劣勢を挽回。立場は同じとして主人公の共有を提案するに至る。これによって主人公夫婦の「表の関係」に主人公+紗枝&真理子の「裏の関係」が加わることとなり、互いを牽制し、挑発し合う3Pの官能クライマックスが訪れている。

「お義母さん」や「お義姉さん」といった呼び掛けを多用して主人公との関係が背徳であることを炙り出しつつ、許されない間柄となっても肉欲には逆らえない業の深さをシリアスに陥ることなく描いた作品でもあろう。熟女や年上といった余裕を見せつつ主人公の責めには思わず喘ぎ、悶えてしまういやらしさがあり、身内への慈愛と昂る欲求への渇望が綯い交ぜになった官能描写は総じて良好と言える。
『美しい義母と兄嫁と……』のレビュー掲載元


マドンナメイト文庫から出る新人さんですから、もしかしたら既出作家さんの別名義なのかなぁ~?と勘繰ってしまうところですが(汗)、それはともかく、ストレートな誘惑合戦が繰り広げられる良作でした。安心して読めて、ほっこりできる良さがありましたね。

いわゆる「荒ぶる主人公」に豹変して熟女を手の内に入れると言いますか、支配するかのような居丈高で責め立て始める誘惑作品も良いのですけれども、本作のような激甘一辺倒の作品も時には読みたくなるものでして……癒しの官能小説ですよね。



綾野先生の今後の活躍に期待であります!(^^)



にゃらさんのブログに投稿されている本作の紹介記事です。
綾野馨「美しい義母と兄嫁と……」(マドンナメイト文庫、2017年2月、表紙イラスト:妃耶八)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)美しい義母と兄嫁と…… (マドンナメイト文庫) [文庫]綾野 馨二見書房2017-02-13【あらすじ】童貞のまま美菜とお見合い結婚した啓介だったが、一方の美菜もセックスに良い思いをしていないようで、月イチの子作り性交に留めようと提案される。溜まる性欲は自分で処理していたものの...
綾野馨「美しい義母と兄嫁と……」





あ、本作及び綾野先生とは無関係ですが「馨」繋がりということで、浅見馨先生の特集ページがありますwww

ご興味のある方は是非ともご笑覧いただきたく。m(_ _;)m

特集:浅見馨作品の再販シリーズ(二見文庫)
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-1206.html





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特集:浅見馨作品の再販シリーズ(二見文庫)

2000年から2008年までの間にマドンナメイト文庫より11作品を上梓された浅見馨先生……DSKにとっては特別な存在であります。

何しろレビュアーとしてデビューを飾ったのが浅見作品。



衝撃を受けた作品がありまして、もぅ、何か書きたい!書き残しておきたい!との衝動に駆られ、かといって自分でサイトやブログなどを管理するのは煩わしく……当時の感覚ね(汗)……手軽に書き残しておく手段はないものかと思案した結果、辿り着いたのが 書籍サイト(Amazon)に投稿すればいいじゃん!との発想でしたw

つまり、浅見作品は官能レビュアーDSKの生みの親なのであります。(^^)



そんな浅見先生の作品群ですが、不定期ながら二見文庫より再販本が出され続けていまして、今では多くの作品が再販されています。

これはご紹介せねばなるまいっ!(笑)






再販 第1弾:2007/8/29 発売
女教師-通勤電車 ← 女教師・香澄-痴漢地獄(1作目)

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高校生の康夫は、通学途中の電車の中で、憧れの女教師・中川香澄が「迷惑行為」にあっているのを目撃する。が、様子がおかしい。香澄自ら身を任せているようにしか思えないのだ。康夫に「それ」を目撃されていたことを知った香澄は、数日後「口封じ」を兼ねて康夫に電車内で迫る。が、さらにそれを見ていた男たちがいた──。実力派の傑作官能小説が、ここに甦る!


★★★★☆ 作者デビュー作の復刻, 2009/1/27
作者のデビュー作『女教師・香澄-痴 漢地獄』(マドンナメイト文庫)の復刻なので内容のレビューはそちらを参照願いたい。表紙のイメージとは異なり寝取られ要素のあるややハードな作品である。

二見文庫の復刻版は、マドンナメイト文庫の過去作品のタイトルや表紙カバーをアレンジして一般の書店でも扱いやすくしながら、書き下ろし作品と併せて上手に整理しているように思う。フランス書院文庫のいわゆる「黒本」がほとんど扱われていない中で二見文庫は結構見かける。

『女教師-通勤電車』のレビュー掲載元
『女教師・香澄-痴 漢地獄』(底本)の投稿記事




再販の第1弾がデビュー作というのは順当なチョイスって感じがしますよね。でも、表紙やあらすじの雰囲気と内容が随分違いますから要注意です。本作は割とがっつりな凌辱作品です。そして、初期作品が再販化される際は、概ねこの傾向となります。





再販 第2弾:2011/2/25 発売
義母は個人教師(4作目)

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「もっと……見たい?」義母が教えてくれたのは、英語だけじゃなかった──。俊英による、傑作官能エンターテインメント!
受験を控えた純一は、父親が海外に長期出張のため、32歳で後妻の小夜子と二人で暮らしていた。彼女が予備校講師ということで、勉強を教えてもらっていたが、彼女への性的な関心は強まるばかり。またそんな気持ちを知ってか知らずか、小夜子も妙な反応をしてくる。ある夜、寝室に忍び込んだ純一だったが──。熟れた肢体に翻弄される姿を描く青い官能ロマン!


★★★★★ 浅見作品初期の白眉, 2008/9/12
少々ヘタレな主人公に性の施し→禁断の行為が他人にバレて脅迫→主人公より上手な男との強制行為の果てに目覚め、という浅見作品初期の基本パターンにおいて一定の完成をみた作品ではなかろうか。いやいやながらも脅されている相手に翻弄される描写はかなり強烈。特にこの作品では主人公の義息が最後の最後までヘタレているため、中盤以降は脅迫した塾生とのシーンが完全に主人公を食っており、いわゆる寝取られ感がいつにも増して感じられる。延々と続けられる電車内での痴漢プレイや映画館でのシーンで義母は堕ちてしまっており、その後人目を忍んで塾生宅に自ら赴くくらいである。それを主人公が見つけ、塾生宅に乗り込むまでは良かったのだが、なんと義母から諭され独り帰宅してしまう情けなさにはがっかりしたし、義母にも若干の失望を覚える。最後はそこそこハッピーエンドに落ち着くのだが、塾生によって義母の被虐性が暴かれ、女の悦びも与えられてしまっているため、これからはよっぽど主人公が頑張らないとダメだよ、と応援したくなる結末である。

『義母は個人教師』のレビュー掲載元
『義母は個人教師』(底本)の投稿記事




再販の第2弾が4作目というのも納得です。この作品こそレビュアーDSK誕生の礎となった作品であります。もぅ、何と言いますか、頭がガーン、ガーンとなるほどの衝撃を受けましてね。ある意味では綺羅光御大の『女教師・二十三歳』(フランス書院文庫)以来の衝撃。官能小説への認識がさらに変わる1冊となりました。

この再販本はタイトルが変わっていないことから、そして電子書籍が底本のまま発売されていることから、加筆・修正はないものと推測します。ですから、ここで紹介しているレビューの投稿日「2008/9/12」が即ちレビュアーDSKの誕生日なのでありますw





再販 第3弾:2012/4/26 発売
熟女痴漢電車(11作目)

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混み合った電車のなか、目の前のタイトスカートについつい手が――。官能エンターテインメントの傑作!
高校生の翔太は満員電車のなかで乗客に押され、女性の背面に密着してしまう。痴漢に間違われる恐怖に怯えながらも、タイトスカートに包まれた豊艶なヒップに股間は反応。電車が揺れるのにまかせて、ついつい押しつけていた。すると彼女は嫌がりもせず、そればかりかズボンのふくらみを――。官能エンターテインメントの傑作が待望の復刻!


★★★★☆ 凄いお姉さま方, 2008/9/24
もうすっかり誘惑系の作風に転じた作者の安定した作品。デビュー作以来の本格的な電車痴漢モノながら、同じ作者か、というほど内容が異なる。痴漢してて誰かにバレて脅されて……というのが全く無い代わりに、すんごいお姉さま2人にあれやこれやのいいことをされてウハウハな主人公という内容である。最初に出てくる人妻の夫が海外出張から帰ってきたため当分会えない、という状況にしておいて2人目の養護教諭を登場させる構成が上手い。主人公が純朴で素直な高校生ながら絶倫というのも誘惑系の王道と言えよう。途中で人妻夫婦の営みを主人公に覗き見させているのが浅見作品らしい。それまで別々にお付き合いしていた2人のヒロインが最後に鉢合わせするが、お互いが嫉妬して修羅場というありがちな展開ではなく、以前よりそれぞれがなんとなくお互いの存在に気づいていたため、出会ってすぐ和解→2人共通の恋人(ペット)の結末である。何ともクセのないストーリーとも言えるが、エッチシーンの描写がこれまでの浅見作品と同様に濃厚なため、全体としてはかなり上質な作品と言える。

『熟女痴 漢電車』のレビュー掲載元
『熟女痴 漢電車』(底本)の投稿記事




浅見馨名義としては最後の作品となりましたが、もぅ、すっかり誘惑路線に転じています。
甘い作品ですが、これはこれでイイw
ただ、「黒本」でも凌辱作家が急に誘惑作品を出したと思ったら作品が途絶えるといったことがありますが、浅見先生の場合は7作目辺りから徐々に誘惑テイストが加えられていき、本作で終了となっています。

この作品も『義母は個人教師』と同様の体裁になっているので、再販にあたっての加筆・修正は行われていないものと推測されます……あくまで推測なので、真実をご存じの方はご一報を賜りたく。m(_ _;)m





再販 第4弾:2012/10/26 発売
未亡人36歳 ← 叔母は未亡人-奈央子36歳(10作目)

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「あの人のことを忘れたい……」叔母から亡夫の代わりになってほしいと言われ――
物心ついたときから憧れている叔母・奈央子が未亡人となって実家に戻ったのを機に、彼女と一緒に暮らすことになった拓海。叔母の下着への悪戯や覗き見がばれてしまうが、彼女はそれを責めるどころか、亡夫の代わりになってほしいと誘い、拓海を快楽の渦へと導いてゆく――。人気作家による官能エンターテインメントの傑作が待望の復刻!


★★★☆☆  中〜後期浅見作品の再販本, 2012/11/24
マドンナメイト文庫より2007年に出された『叔母は未亡人-奈央子36歳』の再販本。
誘惑系に転向してから数作を上梓した頃であり、若干の物足りなさもあるが安定した作風にはなっている。
叔母の妖艶な熟女感やサブヒロインの魅力も悪くない。

『未亡人36歳』のレビュー掲載元
『叔母は未亡人-奈央子36歳』(底本)の投稿記事




この頃になると底本の電子化が進んだのかどうか分かりませんが、再販本は最初から文庫のみ発売という体制になったのかな?という気もします。ですから本作も電子書籍は底本のままなのですが、タイトルの違いから本作の再販にあたっては加筆・修正されているものと推測され……こうなると先述の『義母は個人教師』や『熟女痴漢電車』も加筆・修正されているようにも思われ始めて……なんだかよく分からなくなってきました。(汗)





再販 第5弾:2014/2/26 発売
誘惑女教師・香奈 ← 女教師・香奈の特別授業(2作目)

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そのとき、先生は、スカートの裾を持ち上げた......人気作家による青い誘惑官能ファンタジー!!
弘志に補習授業をしていた数学教師の香奈は、彼の様子がおかしいことに気づく。香奈の体に興味があるようなのだ。実は三年前から生徒を誘惑することに快感を覚えるようになってしまっていた彼女は彼の性欲を拒むことはできなかった。そして、そのことを知った教頭に迫られ、不登校の男子生徒の罠に落ち、言いなりに......。傑作官能が待望の復刊!


★★★★☆ 浅見馨作品としては5冊目の再販本, 2014/2/27
2001年にマドンナメイト文庫より発売された作者の2作目にあたる『女教師・香奈の特別授業』の再販本。タイトルやあらすじから誘惑作品を伺わせるが、それは前半まで。後半では秘密を知られてしまったヒロインの女教師が、それをネタに教頭先生や複数の悪童生徒達に狙われ、凌辱される展開となるため注意を要する。

浅見作品初期の定番展開であり、凌辱の果てにもたらされた快楽に溺れてしまうオンナの性を描いた女教師の墜落物語と言えよう。

『誘惑女教師・香奈』のレビュー掲載元
『女教師・香奈の特別授業』(底本)の投稿記事




これも再販第1弾(デビュー作)と同様に後半からは主人公とは別の男達による凌辱展開が始まり、むしろそちらがメインという作風ですね。2作目らしく、デビュー作の発展形と言えそうです。主人公は若干置いてけぼりな感じにもなるのですが、凌辱者からじわじわ狙われる感じが堪らんのですわ~!w





再販 第6弾:2015/11/26 発売
派遣看護婦 ← 僕の派遣看護婦〈ナース〉-特別診療(3作目)

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「いけません。私はそんなことのためにために来たんじゃ……」自宅の派遣看護婦を父と息子が──
孝志の義父・秀行は自らの立場を使って、本来一カ月入院すべきところを自宅での療養で許されることになった。それだけでなく、つきっきりの世話をさせるための専任の看護師・加那子を派遣させたのだった。彼女を一目見たときから好きになってしまった孝志だが、秀行も治療にかこつけて加那子に迫り──。それを目撃してしまった孝志は……。傑作官能エンターテインメント!


★★★★☆ 『僕の派遣看護婦〈ナース〉-特別診療』の再販本, 2017/2/21
2001年にマドンナメイト文庫から出た『僕の派遣看護婦〈ナース〉-特別診療』を加筆・修正した再販本。この作者の既出作品は多くが二見文庫より再販されており、本作もその一環と言える。

加筆・修正の度合いは不明だが、ヒロインを父子で狙う展開に他の男達からの凌辱も加わる淫靡さが前面に出ており、本作の表紙やあらすじからの印象よりもハードな一面がある。

『派遣看護婦』のレビュー掲載元
『僕の派遣看護婦〈ナース〉-特別診療』(底本)の投稿記事




この頃になるとさらに進んだのか、再販本も電子化されつつ底本も電子化されているという状況であります。(^^;)
電子書籍の普及が進んでいるのは確かだと思いますが、もぅ、間口が広がれば何でもアリなようにも感じちゃいますねw
内容としては凌辱食の最も強い浅見作品かと思います。





再販 第7弾:2016/9/26 発売
叔母の特別講習 ← 叔母はスチュワーデス(7作目)

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「これじゃ、いや、なのかしら?」憧れの美しい叔母とついに結ばれるときが──細い指に翻弄されて……。
予備校の夏期講習のために上京し、叔母夫妻の家で過ごすことになった智己。実は叔母の貴美枝に対して昔から憧れを抱いており、落ち着かない日々を送っていた。貴美枝は現在育児中。夫は国際線パイロットで家を空けることも多い──という生活だ。入浴中に貴美枝の手で快感を得た智己の欲望はどんどん膨らんでいくが……。人気作家による青い体験官能の傑作!


★★★☆☆ 『叔母はスチュワーデス』の加筆・修正と思われる再販本, 2017/2/21
2004年にマドンナメイト文庫から出た『叔母はスチュワーデス』を加筆・修正した再販本と思われる。メインヒロインが他の男に寝取られる凌辱路線から誘惑の色を加味した作品で、以降は誘惑路線にシフトしていく過渡期の1冊とも言える。

夫に浮気された叔母の腹いせに振り回される形ながらもしっとりした誘惑が描かれ、終盤では業を煮やした主人公が逆襲する場面もあったりする。

乳飲み子を抱えた母でもある叔母との「大人の授乳プレイ」や、CAという職場を活かしたシチュエーションもしっかり用意されている。

『叔母の特別講習』のレビュー掲載元
『叔母はスチュワーデス』(底本)の投稿記事




本作は今のところ電子化されていないようなので電子書籍は底本となりますが、この作品が凌辱から誘惑路線への転換点となった7作目ですね。イイ感じで話は進むんですけど、ちょっと愛着の得にくいヒロイン像だったこともあり、終盤がちょっと荒削りな印象でもありました。





◆現状で未だ再販されていない作品(マドンナメイト文庫およびマドンナミストレス)

2002/9/18 発売
女教師-放課後の淫らレッスン(5作目)

2003/2/18 発売
私の童貞授業(6作目)

2005/7/18 発売
巨乳姉(8作目)

2006/6/18 発売
叔母はナース(9作目)



再販された順番に並べてみましたが、カバーイラストを担った絵師さんの変遷から次第に写真へと変わっていくといった二見文庫の表紙の推移を見ることもできて興味深いところであります。

また、ここまできたら残りの4作品も再販していただきたいものですが、デビューからの6作品は3作目を除いてヒロインが女教師というのも当初は学園モノを題材にしたというか、これで攻めたというか、そんな気もしてきますね。




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※各作品(再販本)のあらすじはAmazonより引用。
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てほどき未亡人兄嫁-独り身(著:鷹山倫太郎、フランス書院文庫)

2017/1/23 発売

てほどき未亡人兄嫁-独り身

著:鷹山倫太郎フランス書院文庫


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(!!……とうとう義姉さんが裸になって、僕の目の前に)
予想以上に豊満な美乳、肉感に満ちみちた腰まわり。
汗ばんだ太ももの狭間には夢にまで見た鮮紅色の秘唇が……
真夜中の寝室で施してくれた甘い手しごきと濃厚フェラ。
結婚指輪をはずし、憧れの兄嫁がついに一匹の牝に!
僕を大人にしてくれる最高のてほどき体験、開幕!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 義姉の矜持が選ばせた惜別, 2017/2/14
タイトルのような「てほどき」は主人公が慕う義姉ではなくサブヒロインから受ける形なので内容を的確に表現したものではない。むしろ実の弟のように可愛がっていた主人公との許されざる関係を憂えた義姉が最後の一線を越えてもなおその矜持を残した末の行方を描いた作品である。

義姉【梓】29歳
夫(亡兄)の三回忌に前後して実家の母からはお見合いの話が絶えないようだが、義弟たる主人公の秘めた想いを知るにつけ、後々には他の女性達との決して健全とは思えない関係を知るに至り、嫉妬心に駆られながらも主人公の将来を慮る決意をする。序盤では思い余った行動に出た義弟をいなすがごとく手淫を施し、終盤では遂に情を交わして万感の思いを馳せるに至る。

熟女【志津子】39歳
主人公のバイト先であるカフェのオーナー。普段は落ち着きのある佇まいだが官能スイッチが入ると積極的かつ貪欲に求める淫らな一面を見せて主人公の筆下ろし役を果たす。豹変のギャップが意図されたものと推察するが、それがやや唐突に感じるところや昂ってからの淫語の連発が少しばかり品格を落としているようにも感じられる。淫猥さとの天秤と思えば致し方ないところか。

隣人【理沙】23歳
結婚3年目の若妻だが開放的なところがあって、主人公の動向を窺ったり、スキあらば関係を持とうと目論んだりしている。ただ、夫への操は立てているので基本的にキスやセックスはNG。そのためにお尻ばかりの官能描写となっており、しかも中盤で結構な存在感を示しているので読み手としては好みが分かれるところであろう。個人的には流し読みになってしまい少々残念だった。

全体を通じて恋愛と結婚、もしくは愛情と肉欲といったものは別物との示唆が盛り込まれており、いわゆるハーレムエンドではない結末を演出するとなれば、それが切なくなってしまうのも致し方ないところではあるが、梓が未亡人なことから事実婚だったり籍を一度抜くなり、結ばれる方策が他に考えられることから、ここでのリアリティについてはやや無理があったようにも思う。最後に見せた梓の溢れんばかりの想いがそう感じさせるのだが、であれば、夫が生存していて引っ越すことになったとか、別の方向からリアリティを持たせられる可能性もあったように感じた。

物語として見れば少しばかりの疑問は残るものの、淫らさ全開のハイテンションな官能描写は相変わらず。頁をしっかり費やし、連続情交も描くことで多少のことは脇に置いても良いかと思える淫猥度の高さがあった。欲を言えば最後に理沙が自らの決め事を反故にして一線を越えたら(もしやと期待しただけに)モアベターだったかも。
『てほどき未亡人兄嫁-独り身』のレビュー掲載元


特に結末への纏め方で天崎僚介先生の近作に似たテイストを感じまして、もしかしたら最近の「黒本」では幾つかの新たなパターンを模索しているのかな~?と思わせる作品でした。

つまり、大袈裟に言えばハーレムエンドへのアンチテーゼ。

何がなんでもハーレムエンドに至る風潮が長かったですから、ちょっと違う幕の引き方を幾人かの作家さんで試しているように感じましたけど……それとも単なる偶然なのでしょうか……実際のところはどうなんでしょ?



にゃらさんのブログに投稿されている本作の紹介記事はコチラ。
鷹山倫太郎「てほどき未亡人兄嫁【独り身】」(フランス書院文庫、2017年1月、表紙イラスト:松原健治)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)てほどき未亡人兄嫁【独り身】 (フランス書院文庫) [文庫]鷹山 倫太郎フランス書院2017-01-25【あらすじ】兄嫁の梓と同居生活を始めて半年が経ち、兄の三回忌の晩に博之は偶然兄嫁の着替えを覗き見てしまい、衝動的に抱き付いたことで梓に叱られる。梓の許しを得て一...
鷹山倫太郎「てほどき未亡人兄嫁【独り身】」





本作ではメインヒロインの兄嫁がやや強引にも思える矜持によって切ない結末を迎えています。

タイトルにもあるように未亡人=独り身な訳ですから何もそこまで兄嫁であろうとしなくても、といった印象になりました。

ハーレムエンドの回避を優先するあまりにそんな歪みが生じてしまったようにも感じましたねぇ。




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後妻の島(著:葉月奏太、竹書房文庫)

2017/1/23 発売

後妻の島

著:葉月奏太竹書房文庫


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◎孤島を快楽の園に変貌させる魔性の美熟女!
九條祐二は久しぶりに故郷の沖ノ果島に帰省した。九條家は代々この孤島の統治者であり、父亡き後は兄の貴久が継ぐはずだったが、いまは生前の父が娶った若き後妻・響子が全てを仕切っていた。響子は本土から流れてきた謎めく美熟女で、人々を籠絡し、島の支配者として君臨していた。祐二はそんな現状に反対するため戻ってきたのだが、入浴中に響子が忍んできて、巧みな愛撫で絶頂させられる。さらに響子の命を受けた女中からも夜這いを掛けられ、快楽に翻弄されていくのだった…。果たして祐二は妖しき後妻から島を取り戻せるのか!? 書き下ろし淫惑秘境エロス。
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 継承される島の官能的な風習, 2017/2/9
島の統治者である父亡き後は長男が当主を継ぐものの、島外から来た後妻にして義母の【響子】35歳が実権を握っているかの現状に我慢ならない次男の主人公。島を飛び出して内地で働く20歳だが、亡父の三回忌に一時帰郷して響子に物申してやろうと意気込む。しかし、島での地位を確立して君臨するかの響子には言い出せず、逆に自分が島を出た裏切り者扱いされてしまう逆転の構図になっている。そこでチャンスを伺いつつ垣間見た島の様子と、やけに積極的な「ご奉仕」を受けてしまう状況とに困惑しながら(官能的には流されながら)、最後にはその真相が明かされる物語である。

女中の千鶴  (30歳の人妻)
兄嫁の綾香  (27歳)
幼馴染みの有紀(21歳の生娘)

響子の他に登場するヒロインは3人。主人公の幼少時より奉公している千鶴は通いの女中として常に従順な振る舞いだが、序盤に響子の指示で主人公へ逆夜這いを仕掛けている。響子の命には背けないと言いつつ主人公の成長した姿には感慨を覚え、思いのほか積極的な素振りで筆下ろしを果たしている。後には響子と連れ立って外出する場面があり、どうやら島の秘密裡な風習を遂行する役目も担っているようである。

清楚で貞淑な佇まいの綾香もまた従順な態度を貫くが、こちらは体調の芳しくない夫(長男)が半ば要介護状態なことで憂いを湛えた魅力が加わっている。中盤では島の有力者達に悪戯されるも拒めない懊悩を主人公にぶつけるがごとく迫っている。慕っている兄の妻にして憧憬を傾ける綾香と関係してしまったことを悔いる主人公だが、これにも島の風習に関わる思惑が忍ばされている。

冷遇される主人公の理解者の1人として終盤に登場する有紀は、島に隠された秘密について最後のヒントを示唆する人物でもある。部外者らしく口は堅いのだが、久方振りの再会に反して割と早くから主人公と結ばれたがる振る舞いに主人公は戸惑う。しかし、生娘の恥じらいには勝てずに思い余った行動に出ることが主人公を「適正人物」へと育て上げる最終段階だったりしている。最後の仕上げはもちろん響子である。

村の有力者である神社の神主と響子が密通しているのを覗き見た主人公は大いに憤慨するも妖艶な姿には圧倒される。他にも怪しい行動が散見され、現当主と目される長男を差し置いて家どころか島全体の支配すら目論んでいるのかと疑う主人公は最後の最後に直談判を決意する。そこで響子から島の真実を聞かされるのだが、これによって従前のヒロイン達の行動に別の意味が加わるというか、違った意味合いがもたらされるのは小説の醍醐味と言える。

しかし、知らぬは主人公ただ1人ばかりという状況でもあるために逆上して響子に襲い掛かる最後の場面は本作のクライマックスとして頁もしっかり費やす官能描写になっていた。神主との密通で見せた余裕たっぷりな響子を強引に組み伏せて貫くことで被虐の様相を炙り出した主人公には新たな使命と生活が与えられたようである。

全体的にバランスのとれた作品ではあったが、有紀の役割は綾香で兼ねることも可能だった気もしたので、ヒロインを今少し減らして個々の官能面を増量する策もあったように感じた。有希の魅力は捨て難いものの、千鶴や綾香との場面はもっと読みたかった心残りが若干ある。
『後妻の島』のレビュー掲載元


竹書房さんは電子化がスピーディで嬉しいですけど、欲を言えば、予約受付時から扱っていただくともっと嬉しい。

やっぱねぇ、電子書籍に慣れると本の置き場所でスペースをとられるのが煩わしくなってくるんですわ~。ほら、特に妻や娘からは白い目で見られ、息子には まだ早い といった類の本ですから(^^;)置き場所には年々苦労するんですよね~。



葉月先生のブログに投稿されている自著解説記事はコチラから。
『後妻の島』





それはともかく、島と言えば小鳥遊葵先生の作品群(フランス書院文庫)がイメージされますけど、これはこれで違った趣のある良作でした。と言いますか、昨今の「黒本」では描けない作風ですね。

メインヒロインの響子さんが神社の神主と昼間っから励んでますし、島の有力者達と夜を共にするような示唆があったりと、最初から一竿主義に挑戦状を叩きつけてるような作品ですよ、コレw

そういった退廃さを盛り込みつつ最後に真相が明らかになるのはさすがの纏め方ですけれども、今の「黒本」がカバーできない隙間を縫うように淫猥度の高い作品が出てくる……葉月作品の良さに加えて他のレーベルの作品を読む醍醐味の1つでもありますよね。



とりわけ最近の葉月先生はココにフォーカスして一点突破を図っている感すらありますデス、はい。(^^)




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筆おろし教育実習-女教師母娘、ママが…(著:七海優、フランス書院文庫)

2017/1/23 発売

筆おろし教育実習-女教師母娘、ママが…

著:七海優フランス書院文庫


Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

「実習中は毎日エッチな指導もしてあげる」
舌先で太棹のカリ首をチロチロとくすぐる女教師。
教育実習で母校を訪れた僕を待っていたのは、
担当の瀬川先生から受ける初体験レッスン!?
濃厚フェラ、パイズリ、童貞筆おろしセックス……
家に帰ればママまでが深夜の「特別補習」を……
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 激甘な溺愛ストーリーと濃厚な官能, 2017/2/3
正直なところ、都合の良過ぎるストーリーではあるし、勝手に向こうからやって来るような手間要らずの上げ膳・据え膳な官能アプローチを荒唐無稽と感じることもないではないが、濃厚な官能描写がそれらを補って余りある。年上のお姉さんや熟女が恥じらいながらも昂り極まって最後は貪欲に求めるいやらしさに溢れた作品である。

教育実習に訪れている22歳の主人公が目を覚ましたら、そこはホテルで、どうやら酔っぱらっていたようで、同じく酔っている先輩教師で26歳の【莉緒】に迫られているという冒頭から官能場面である。お姉さん的優位で主人公を誘惑しているのだが、生真面目な主人公が抗うためにまるで逆凌辱のような構図にもなっている。経験豊富っぽく振る舞いながらも実は生娘な莉緒は思惑あって主人公に操を捧げつつ筆下ろしの役を担い、主人公の優しい言葉で惚れたりしている。ただ、ここからしばらく莉緒には出番がなく、その思惑を遂行すべく母にして教務主任である43歳の【綾乃】にバトンタッチされる。そして、主人公の若き義母であり、未亡人でもある31歳の【結夏】との場面が合間に挟まれていく。

亡夫の事業を受け継いだ女社長として凛とした佇まいの結夏が主人公の前では溺愛っぷりを見せるギャップがあり、内心では主人公を男として意識している。それを主人公に看破されたことで関係ができていくのだが、元より結夏とは男女の仲を請い願っていた主人公が拙いながらも励む前戯には敏感に反応してしまう可愛らしさもある。女の悦びを享受して最後の一線を越えるまでがじっくり濃厚に描かれるいやらしさにあっても母の矜持を残す結夏は最後まで躊躇っていたことが後で分かる。そのクライマックスまで母であろうとし続けていたのは良かった。

年の差を終始気にする綾乃はある意味で結夏とは対照的とも言えるが、主人公が優しくリードすることで遂には我慢の限界を超えておねだりしてしまう可愛らしさといやらしさがたっぷりあった。女の悦びを自覚する点では結夏よりも貪欲であり、実習中の主人公の姿を後見している時でさえ発情してしまい、直後に校長不在の校長室へ連れ込んでしまうほど。次第に積極さを見せ、結夏への嫉妬から対抗心まで芽生えるほどに主人公を求めてしまうには理由があって、それが娘たる莉緒の母思いな思惑に繋がっている。

最後は結夏がお膳立てしての全員集合と相成る流れだが、ここで母として身を引こうとする結夏を総出の色責めで翻意させる一幕が加えられたのは捻りの利いた演出だった。実は誰よりも結夏こそが主人公を深く愛していたことを示しつつ、他の2人も負けないという構図によって甘い成分がさらに激甘へと進化したようである。
『筆おろし教育実習-女教師母娘、ママが…』のレビュー掲載元


2017年発売作品のレビュー第1号となりましたが、物語の良し悪しやリアリティといったものはともかく……まぁ、官能ファンタジーですからねぇ(^^;)……官能描写のいやらしさで捩じ伏せるかの作品だったように思います。

小説ですから物語の良さも感じたいところではありますが、官能あっての官能小説ですから、これはこれで良しといったところでしょうか。



にゃらさんのブログに投稿されている本作の紹介記事です。
七海優「筆おろし教育実習 女教師母娘、ママが…」(フランス書院文庫、2017年1月、表紙イラスト:川島健太郎)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)筆おろし教育実習: 女教師母娘、ママが… (フランス書院文庫) [文庫]七海 優フランス書院2017-01-25【あらすじ】教育実習で実家近くの高校に二週間赴任することになった圭太だが、大学の先輩である莉緒に酔わされて初体験に導かれる。莉緒は自分の亡き父親に圭...
七海優「筆おろし教育実習 女教師母娘、ママが…」





だからと言って物語が悪い訳では決してありません。

特にクライマックスから結末に向けては良い話になっていました。

愛情深い話になっていたのが良かったですね。



寡作な七海先生ですが、ピリリと光る作品を出されますので今後も期待したいところであります。(^^)




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美母は放課後、隷母になる(著:高竜也、フランス書院文庫)

※右側の画像はコンビニ向け白表紙。
1999/1/23 発売

美母は放課後、隷母になる

著:高竜也、フランス書院文庫


Amazonはコチラから。
Kindle版はコチラから。
ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉
総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。

母さんが義兄さんと……こんなことって……
少年の心の叫びは声にはならなかった
獣の体位で交わる愛しき母と義理の兄
妻であることも、女教師であることも忘れ
校内で熟れた牝尻を振りたてる姿は
貞淑な母ではなく、隷母そのものだった!
(引用元:Amazon)


★★★★★ 女教師&生徒というより義母&義息, 2017/1/29
再婚相手の連れ子だった義息の邪な欲望が美しい義母に向けられた作品であり、この作者が得意とする展開である。女教師として校内で交わらされる場面もあるが、主な舞台は家の中であり、義母の弱みにつけ込んだ義息が周到に迫っている。実の息子たる弟から見て母が寝取られたかのように記されたあらすじだが、実際には終盤に1度あるだけで作品のテイストを占めるものではない。

ヒロインは33歳の母【景子】ほぼ1人。義息の同級生がサブヒロインとして出てくるが、こちらは弟を性に導きつつ自宅に景子1人の時間を設ける役割でしかない。ただ、この経験で大人の階段を上った弟が好奇心を膨らませる要因にはなっている。

景子は再婚であり、弟は先夫との子供。つまり、景子&弟と現夫&義息という構図も背景にはある。初心だった景子を寵愛してオンナを開眼させたのは現夫であり、その夫の長期出張で疼く体を持て余す景子の油断が今回の発端である。様変わりした自分に戸惑い、義息の襲撃に抗うものの覚えた愉悦には抗えず、昂り極まっては歓喜に喘ぎ悶えてしまう自分の内なる淫らさに懊悩している。そして、年頃の少年が抱くの欲望への貪欲さに弟も同じ心持ちで持て余しているのだろうかと考えたりしており、それが終盤の実母相姦への導線になっている。

夫や弟の不在時や景子の月経周期まで把握する義息の姦計は巧みに景子を陥れる。手淫や口淫で逃れようとする景子の思惑を見透かして、それらを前戯とばかりに実行させたうえでさらに合体にまで持ち込む最初の凌辱は頁を費やしてしっかり描かれ、その後も時を置いて景子の不意を突いたり、学校では虚言で景子を職員室から連れ出し、内鍵もない茶道室で弟に見せつけたりしている。じっくり焦らすような責めに景子の我慢も限界を迎え、被害者の立場を維持するものの遂には自ら求めてしまう描写が何ともいやらしい。

最後は出張から帰宅した夫に窮状を訴えるも旧来の世間体を気にする素気無い返事に失望した景子による覚悟を決めた大胆な行動によって読後感の良い解決が図られている。21世紀も間近な1999年の作品につき、旧作によく見られる唐突な悲劇だけでもない幕の引き方を本作では採用したようにも思える。
『美母は放課後、隷母になる』のレビュー掲載元


メインは義母で、主人公の同級生でちょっと蓮っ葉というか、表向きは別段悪い娘でもなさそうだけれども実は開放的で進んでる感じの女の娘がサブヒロインとして1人いて、その娘がもう1人の主人公(義母の実の息子)と絡んでいる間に義母が義息に追い詰められていくストーリー……高作品の王道寝取られ展開ですねw

結末は旧作でお馴染みな突然の悲劇だったり、あるいは実の息子と逃避行を図ったりと、思いのほかバラエティに富んでいたりするのですが、とにかく悪童と化した義息が母を責め立てるいやらしさが全開のパターンであります。

そして、そのきっかけは母の自慰を目撃するパターンなのも毎回ほぼ同じww



なんだ、マンネリじゃないか、との声が聞こえてきそうですが、高先生ご自身もそれについては悩まれたそうです。しかし、歌舞伎の古典演目を鑑賞した時に、毎度同じ内容にもかかわらず観客が喜び、拍手喝采を送る姿を目の当たりにして「マンネリだろうと何だろうと面白ければ良いのだ」との境地に至ったのだそうです。



同じパターンで面白くなくなってきたらマンネリ。
同じパターンでも面白ければ職人芸。



舞台や設定などをあの手この手と考察され、様々なヒロインを編み出したうえで、上記のような境界線を堅持し続けること。

おそらくこれを目指したのでありましょう。




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愛玩妻-私、夫の上司にイカされ続けてます。(著:やながわ理央、コミック YanYan!)

2014/11/28 発売

愛玩妻-私、夫の上司にイカされ続けてます。

著:やながわ理央、コミック YanYan!(グループH)


Kindle版はコチラから。〈1~3セット〉
Kindle版はコチラから。〈4~6セット〉
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈1~6セット〉
ひかりTVブックはコチラ。〈1〉
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夫の上司に寝取られる美人若妻!! アナタ、ごめんなさい…でも、気持ち良すぎてガマンできないの…!! 同じ会社に勤める仲睦まじい新婚夫婦、隆と里美。しかし、隆は仕事のミスで刑事責任を問われる事態に陥ってしまう。夫を許していただけるなら何でもします―!! 里美の言葉に、隆の上司・祖父江部長が持ちかけた取引とは…!? 夫の眼前で下着の上から擦り付け、おねだりを要求し、生で…屈辱的で過激なプレイに里美は―!!! (引用元:BookLive!)


★★★★☆ 各話24頁で描かれた妻の寝取られオムニバス, 2017/2/7
可愛らしい妻達が夫の上司に寝取られるオムニバスの全6話。どちらかと言えば観念した妻が嫌々ながらも体を許す展開だが、上司の手練手管に翻弄され、最後は自ら求めてしまうような堕ちっぷりが描かれている。

【第1話】夫の不正揉み消しの代償に新婚の若妻が……
第1話に配されたことで本作全体のイメージを誘う意味合いもあるかと思うが、割とストレートな寝取られが描かれる。夫の不正を揉み消す条件に入社時から目をつけられていた(表紙を飾っている)若妻が上司に奪われ、目の前で痴態を晒されている。身動きが取れない夫に上司の女秘書が纏わりつくオマケつき。ただ、巨額の不正を働いた割には屋上で若妻と乳繰り合っていた夫の能天気な姿を見るとシリアス度は下がる。

【第2話】夫の長期海外出張中に妻が……
街中で偶然出会った夫の上司が家まで送ってくれると言うので車に乗ったところ、夫の海外長期出張による欲求不満を看破されて山奥まで連れて行かれる妻。と言っても途中に立ち寄ったドライブインから山道にかけてを羞恥プレイで炙られる展開である。車のボンネットに押し倒されたり、帰りにはホテルに寄られて延々と続いたりと悲劇性を帯びているが、最後がダイジェストで駆け足だったのが惜まれる。

【第3話】部長夫妻が仕掛ける淫らな毒牙に妻が……
演出や「お相手」に変化をつけたのか、冒頭からの露出調教プレイで上司の変態夫婦に見初められた(?)妻の被虐が描かれる。眠る夫のすぐ横で責められたり、別荘での調教では途中で遭遇した村長に差し出されて(上司も加わって)3Pをさせられたり、最後は客までとらされたりと上司夫婦のヤリたい放題。ただ、幕の引き方が前話と同じなために前半の矛先を変えた演出がややスポイルされた感もある。

【第4話】新商品の宣伝に駆り出された美人受付嬢の妻が……
訪れる男達からナンパされ捲る美人受付嬢の妻が広報の上司から新商品(薬効のあるエナジー飲料)のイメージガールを頼まれる形で罠に嵌っている。飲料に媚薬的要素を持たせ、火照る体によって抗えない雰囲気を醸し出している。受付嬢の制服とイメージガールの衣装という2つのコスプレ要素を湛えた濃厚な官能描写もあり、さらに美麗度の上がった妻が卑猥に堕ちている。

【第5話】部下の女子社員との密戯を知られた主任の妻が……
本作中で最も熟女と思しき人妻の主任が部下の女子社員とオフィスで戯れている場面から始まる。これがそもそもの姦計になっており、上司に知られることで口止め名目の関係を迫られている。その上司がホテルに主任を呼び出しているのは不自然なのだが、出張中の夫からの電話に応対している最中に貫かれる演出を限られた頁で収めるためだったのかもしれない。艶のある熟れた妻らしい淫猥さがあって良かった。

【第6話】イケナイ過去の秘密を知られた妻が……
個人的には最も好きな作品であり、最後を飾るに相応しいいやらしさがあった。妻の容姿もこれまでとは少し趣が異なる。夫の上司に呼び出された妻が過去の秘密を知られてしまう展開だが、そのイケナイ過去をトレースするように次々と場所を変えては辱めを受けている。ただ、この作品に限っては夫による報復が最後に待ち構えている。これだけヤラレ捲っても夫婦愛が変わらないのは不思議を通り越して天晴れでもあるのだが、この逆転の結末によって本作全体の読み心地が良い方向に底上げされている。

元より高い画力でショタコン的な作品も手掛けてきたベテランだが、最近は人妻路線でも淫猥度の高い作品を出している。今後もフォローしていきたい作者の1人である。
『愛玩妻-私、夫の上司にイカされ続けてます。』のレビュー掲載元


全6話のオムニバス作品でして、電子コミックの現状として バラ売り、セット売り、ひとまとめ売り の各種が揃っています。(^^;)

バラ売りしかない書籍サイトもありますけど、例えば〈1~3セット〉と言っても第1話から第3話までが一括で買えるってだけで、これで1つの作品になっている訳でもありませんので……。



本作に限らないことですが、電子コミックになって漫画が1冊ではなく1話毎に入手できるようになったのは、作り手としては〆切関連で多少は融通が利くようになったりして良いのかもしれません。しかし、読み手としてはどうなんでしょうね。

一見お安く見えますけど、全部買うと結構なお値段になりますよ、コレ。

ってか、これまでの1話あたり価格が安過ぎたのでしょうか……。



あと、これまた本作に限ったことではありませんが、表紙とあらすじが全部一緒なのは改善していただきたい。(^^;)

特にオムニバス作品だと1話毎に異なる内容にも関わらずあらすじが同じってのは「違うでしょ」とのツッコミを禁じ得ませんよね。

いかにも「経費削減してます~」感がありまして、それで本当に多少でもお安くなっているなら致し方ないにしても、もうひと頑張りしてほしいなぁ~とは思いますね。




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美姉はいけない若妻-亜沙子・三十歳の私生活(著:鬼頭龍一、フランス書院文庫)

2002/6/24 発売

美姉はいけない若妻-亜沙子・三十歳の私生活

著:鬼頭龍一フランス書院文庫


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30歳、ムチムチの裸身が貪婪に快楽を求めてうねる。
なんて気持ちいいのか、硬い肉で攪拌されるこの感触は。
相手は弟、仕事一途の夫とは大違いな性欲に狂った18歳。
いけない、はしたないと蔑みつつも亜沙子はやめられない。
後ろから前から、上から下から……今日も昼間から、
美姉と弟の、禁忌を超越した獣のような交尾がはじまった。
(引用元:Amazon)


★★★★★ 強いられ続けて目覚めた被虐の恍惚, 2017/1/26
フランス書院文庫のタイトルで「美」を用いた時は、それが姉であれ母であれ実の血縁を指すのが慣例と言えるくらい多いのだが、本作は義姉、つまり兄嫁である。エリートだが残業続きで夜も淡白な夫への鬱積と満たされぬ色欲がファッションビルのレディスフロアで万引きという形で表出した時、それを義弟たる主人公が目撃したことから始まる秘密の関係、その行方である。このファッションビルのレディスフロアは後にも2度程効果的に登場しており、良く練られたストーリーの妙を感じ取ることができる。

サブタイトルへ冠されるようにヒロインは30歳の義姉【亜沙子】ほぼ1人。他に亜沙子の妹も出てくるが場面は少なく、姉の真意を看破して主人公に伝える役回りがメインと言える。万引きを秘密にすることに加えて妹に手を出さないことを条件に我が身を差し出す形になった姉のやり口に反発し、妹のためと称していつも自分が手に入れると批難している。そんな姉への敵愾心が図らずも主人公へ亜沙子自身も未だ自覚していない真意を伝えることとなり、その潜在意識を亜沙子に自覚させる秘策をも伝授したようである。この秘策を主人公が放置プレイという形で実践したことで劇的に訪れる亜沙子の変化は読後感を高める素敵なクライマックスとなっている。

しかし、そこに至るまでは時に平手打ちで応酬するほど強気な抵抗を続ける亜沙子が描かれている。エリートの妻だけにプライドが高く、浪人の身で居候中の主人公を内心では見下している。何故こんな男に嬲られなければならないのかと葛藤しながらも、そんな哀れで惨めな女だと自分を卑下することで官能的な昂りを次第に覚えていく亜沙子である。つまりM。逆に主人公は学歴がコンプレックスなので責めが強まり、結果として亜沙子の被虐に加勢する構図になっていたりする。

内に蓄積される肉欲への渇望に反して表出する態度は素直でない亜沙子。これに対してマイペースに次々と仕掛けていく主人公。元来はチェリーで臆することもあるのが焦らしの効果を生み、いかにも強いられている立場を取りながらも時に思わず促してしまうような動きを見せる亜沙子が描かれる。一方的な関係の中に亜沙子の小さな反応が盛り込まれ、それが次第にじんわりと肥大し、遂には自覚せざるを得ないほどに存在感が増すまで段階的に綴られている。

自室では電話中にちょっかいを出されたり、交わったまま宅配便の受け取りに行かされたり、外出時は全裸にコートとブーツのみの姿にさせられて男子トイレに連れ込まれたりとシチェーションは良好。抗うものの応じなければならない屈辱と、昂り始めてからの感度の良さが悩ましくもいやらしい場面として続けざまに描かれている。
『美姉はいけない若妻-亜沙子・三十歳の私生活』のレビュー掲載元


極めてざっくりした印象ですが、2000~2005年辺りの鬼頭作品は個人的にアタリが多い印象です。

……いや、大ハズレな時もありますけど、まぁ、多作ですから、それもご愛敬ってことで。(^^;)



時に複数人ヒロインもありますが、多くはほぼ1人のヒロインによる、主人公とのほぼ1対1の構図でじっくり描かれている感じ。鬼頭作品らしく途中では黄金聖水を浴びせたり浴びせられたリ飲んだり飲まれたり、そして軽い緊縛を挟みつつ最後に愛情成分がぐんと上がってクライマックス……大体こんな感じww

結構ツボにハマりますわ~www



本作でも弱みを握られたヒロインの義姉・亜沙子さんが主人公から終始一貫してネチネチ弄られてます。義弟という間柄らしい気安さもあって派手に応酬する場面もありますが、じわじわ責められているうちに段々と昂っていくいやらしさがありました。

余談ながらタイトルにヒロインの名前が入るのも好きだったり。(*^^*)




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保健教師(著:橘真児、二見文庫)

2009/2/26 発売

保健教師

著:橘真児二見文庫


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「どうなってるのか、先生に見せなさい」カーテンを閉めた保健室のベッドでは、好奇心旺盛な女教師が──
高校三年生の則広は保健委員長。彼にとって、ひと回り年上ながらずっと憧れを抱いている養護教諭・すみれと保健室でふたりきりのときが一番の幸せな時間だった。ところが、すみれが不在の日、別の女教師二人から思わぬ行為を迫られてしまう。さらにその事実をすみれの妹が知ることになり…。保健室を舞台に繰り広げられる、学園官能の傑作書き下ろし!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 純朴な保健委員長と初心な養護教諭との純愛, 2017/1/24
メインヒロインと心が通じ合うまでにサブヒロインとイタしているというかイタされているので物語として真正面から描かれた純愛でもないが、29歳の養護教諭【すみれ】先生が醸し出すピュアな雰囲気が何とも心地良く、これなら確かに一目惚れする生徒が現れてもおかしくない雰囲気があったと思う。他にも清楚な装いに反して肉食系の片鱗を見せる24歳の担任教師【鮎美】先生や、体育会系らしいさっぱりした性格にダイマイトボディがギャップで年齢非公開ながら25~26歳らしき体育教師【唯】先生といった女教師にさまざな理由で言い寄られる主人公は保健委員長を全うする生徒として信頼はされているものの、ちょっぴり安全パイ的な扱いのようでもあり、ある意味では体よく処女喪失の相手をさせられているような感じでもある。そう、登場する女教師が揃って生娘という珍しい作品でもあったりするのである。教育現場という閉ざされた社会特有の現象を暗に示していると考えるのは深読みのし過ぎだろうか。

女子高生ヒロインは出てこないのかとなればさにあらず、主人公と一悶着ある勝気で高飛車な同級生【マリ子】が後半から出てくる。すみれ先生の妹である。しかし、マリ子は官能面よりも主人公とすみれ先生の愛のキューピッドとして存在感を放っており、唯先生との情事に鉢合わせたり、マリ子と共に行動したりの主人公にやきもきしている(主人公は嫌われたと勘違いしている)すみれ先生の真意を伝える役目を担っている。自らの内なる想いを封じて姉の幸せを願う姿はいじらしく、なかなかに破廉恥な場面が続きながら想いは果たせなかったマリ子にも機会を与えてほしかったと思えてくる。

話が進むに連れて恋愛要素が高まり、最後はピュアな愛情を交わし合うハッピーな結末ではあるのだが、前半は半ば押し切られる形で鮎美先生や唯先生のお相手を務めるハメに陥る主人公という構図である。交わる前に果ててしまうといった失態も演じているが、それもこれもすみれ先生と結ばれるための予行演習とばかりに励む主人公の姿があり、時には周辺リスクも考慮せずに教室内で交わるような大胆さも見せ、最後はその演習の成果が得られた形になっているとも言える。

匂い(臭い)に敏感だったり恥垢を舐め取ったりと作者らしいフェチ描写は健在。全体的にソフトな官能描写だが、生娘からの卒業にフォーカスした鮎美先生や保健体育授業のリハーサルから発展した唯先生と愛情面に特化したすみれ先生とを分けることで筋を一本通した印象になっている。
『保健教師』のレビュー掲載元


久し振りの橘作品でしたけれども、本当は相思相愛なのにちっとも気づかない鈍感な主人公へ相手の気持ちを伝えさせる演出が上手いと思いました。橘作品って、こんなに胸キュンの恋愛官能小説だったっけ?と思ってしまうくらいラヴリーな作品でしたねぇ。(*^^*)

そして、何気に ヒロインが全員処女 でして、その破瓜の過程がそれぞれ異なっていて……早く喪失したがっていたり、あっけらかんとしていたり、そして、恥じらったり……これがそのままキャラの違いにもなっていたなぁ、とか思ってみたり。

2009年の作品だからなのか、橘作品だからなのか、何だか久し振りに胸いっぱいの愛を感じた作品でした。



◆胸いっぱいの愛と言えば……
2014/6/4 発売
LED ZEPPELIN Ⅱ 2014 REMASTER/DELUXE EDITION

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ジミー・ペイジ監修の超最新デジタル・リマスター音源のオリジナルCDアルバム+未発表音源を収録した「コンパニオン・オーディオ」ディスクの2枚組デラックス・エディション!(引用元:honto)



「胸いっぱいの愛」と書いたら "Whole Lotta Love"(胸いっぱいの愛を)の旋律が頭をよぎりまして……スミマセン、それだけです。m(_ _;)m

LED ZEPPELIN の代表曲の1つと言うよりライヴではお約束の様式美としてラストを飾っていた名曲中の名曲ですが、元々は1969年に発売されたアルバム(2枚目)のオープニング・ナンバーでした。

このアルバムは最終的に BEATLES/"ABBEY ROAD" をビルボードチャートの1位から引き摺りおろした後、7週に渡って1位に居座り続けたというモンスター・アルバムでした。全米で7週連続1位って途轍もないことですけれど、こちらも BEATLES と同様にイギリスのバンドだったりします。



デデーーーデデーーーデッデデ デッデデ デッデデ デッデデ デッデデ デッデデ デッデデ デ
デデーーーデデーーーデッデデ デッデデ デッデデ デッデデ デッデデ デッデデ デッデデ デ
デデーーーデデーーーデッデデ デッデデ デ  デデーーーデデーーーデッデデ デッデデ デ



こっちの話題も書き出すと長くなるので(汗)この辺りで……。




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凌辱トリプル相姦-兄嫁と義母と姉(著:高竜也、フランス書院文庫)

1996/8/23 発売

凌辱トリプル相姦-兄嫁と義母と姉

著:高竜也、フランス書院文庫


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「姦らせてよ。由貴子さんも濡れてるくせに」
熱化した亀頭が淫裂を突くたびに疼きが走る。
したい。逞しい肉が欲しい。思いきり抱かれたい。
由貴子の懊悩をよそに、少年は強引だった。
賢太郎に理性はない。兄嫁の次は義母、実姉……。
20代の美女達を襲う計画は始まったばかりなのだから。
(引用元:公式サイト


★★★☆☆ 凌辱としても相姦としても散漫な印象, 2017/1/24
厳格な父に溺愛されていることで兄嫁や義母から一目置かれ、ちょっと我儘な実姉は気にも止めていない構図に裕福な家庭らしさがあり、つまり、姉程ではないにしても少々身勝手な主人公である。そのために兄嫁や義母へは鷹揚に接しながらチャンスを窺っている感じで、実際にチャンスが訪れている。ただ、主人公たる高校2年生の少年が性に目覚める過程を冒頭に盛り込んでいて、それによって夏の別荘暮らしを支えるスーパーマーケットのような店の母娘も出てくるためにヒロインが5人という大所帯の作品になっている。

この店の母と主人公との直接的な官能場面はなく、不倫なのか単なる浮気なのか若い男との秘密の情交を覗き見てしまうのだが、そこで描かれているのは清楚な普段からは想像も及ばない女の淫らな姿である。「一皮剥けば女も肉欲に忠実でいやらしい」がテーマになっていて、主人公が体験を重ねる度に思い至る背景となっていく。高作品ではよく見られるテーマだが、この感覚を抱いた主人公だからこそヒロインには上段から迫る側面にもなっている。

そして、元より背後の父を気にして強く出られないところに弱みも握られた兄嫁や義母は微かに抵抗するのみで半ば言いなりである。これを以って凌辱と呼ぶには弱いと思うが、状況的にはなかなか淫猥と言える。また、抗う心に反して昂る体には抗えず、感極まっては自ら望んで乱れる程に求めてしまうのだが、冷静になれば許されぬ恐ろしいことだと自覚しており、関係がズルズル続いても心の底まで覆ることはない。これは後半で不意に訪れた実姉との関係においても同様である。

最終的には店の娘とのひと夏の恋っぽい関係へと移っていく流れで、これ自体は母への複雑な思いを滲ませる娘のドラマもあるのだが、読み手としては肝心のトリプル相姦が中途半端に終わっているようなもどかしさが残る。割と場面の多かった兄嫁はまだしも義母や実姉の出番の少なさと尻すぼみな印象はやはりヒロインの多さで散漫になった割りを喰っていると思えてならない。後半からの展開が性急で消化不良なのである。

これまでも数多くの作品を上梓してきた作者だけに多少の捻りを利かせた変化球を投じたのかもしれないが、その心意気や良しとしても今回はやや的を外したようである。
『凌辱トリプル相姦-兄嫁と義母と姉』のレビュー掲載元


1996年の高作品ですが、Amazonでは紙媒体(文庫)のページが見当たりません。

たぶん、タイトルの「凌辱」が引っ掛かって一度はページが削除されたものの、電子書籍の発売に伴ってKindle版のページが後から出来たものと思われます。

……こういうパターン、結構あります。(^^;)



その際、削除されたページに投稿されていたレビューは当然ながら見られなくなりますが、投稿者のプロフィールから辿っていくと見られます。レビューそのものまでは削除しないからでしょう。

ただ、自分のプロフィールではそうなっていますが、他人様のプロフィールから削除されたページ(作品)に投稿されたレビューを確認したことはありませんので、実際はどうなっているのかよく分かりません。(汗)

……同じだと思うけどなぁ。



さて、その「凌辱」とタイトルがつけられた本作ですが、格段の変化があるという訳でもなく、まぁ、普段通りの高作品の1つと言ってもよさそうです。(^^;)

昨今のようにヒロインを従えるようなハーレムエンドにもなりませんし、相姦で描きながら最後は別の方面で結末を迎えますから、幕の引き方にはちょっと苦労されたのかな?といった推測もしたくなる後味でしたね。




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tag : フランス書院文庫 高竜也

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