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巨乳ママ(著:香月珠洲、マドンナメイト文庫)

2007/4/19 発売

巨乳ママ

著:香月珠洲、マドンナメイト文庫


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学生の直樹らは、互いの母親のエッチな映像を密かに鑑賞していた。熟れた肉体がオカズだったが、直樹だけは母・由里に対するタブーの意識を拭えずにいた。しかし、友人母子の過激な関係に触発されるうちに、欲望を抑えきれなくなり、ついに意を決し……。(引用元:Amazon)


★★★★☆ 煩悩と羞恥が交錯する3組の母子, 2017/6/25
本作の1年後に凌辱路線らしき『名門女子学院-調教ファイル』という作品があり、さらに翌年にはアンソロジー『美少女たちの保健体育』(共にマドンナメイト文庫)に短編が上梓された「こうげつ・すず」と読む作者による母子交姦風味を塗した実母相姦の作品。筆名からして女流作家と思しきところもあるが、本作はデビュー作なのだろうか。抜群の美貌を振り撒く母が悩ましい背徳と不貞の垣根を越えて最後は艶めかしくも開放的に息子との禁忌を受け入れる物語になっている。

由里 ×直樹
菜穂子×祐二
典子 ×幸浩

由里と菜穂子は共に36歳だが典子は「三十路半ば」との表記のみ。未亡人ではないようだが、元より夫は存在していないに等しく、あくまで母子にスポットをあてている。

母達は菜穂子の父が経営するフィットネスクラブに通っており、ここで息子に関する母同士の情報交換が行われ、悩みを相談したりされたりしている。息子の熱い視線を感じるというデリケートな悩みである。

息子達は揃って14歳の同級生。こちらも情報交換しているが、それは互いの母を収めた動画を見せ合うもの。性の対象である。ただ、当初は友人の母を見初めていたのが最近は自分の母への劣情をも抱き始めた様子。

話は由里の立場で進む。息子の直樹が自分に異性を感じているようだと訝しみ、自慰を覗き見られたことで確信に変わる。その悩みを菜穂子に打ち明けるも開放的と言うか前向きな回答ばかりで呆れる由里。思わせぶりな菜穂子の真意は後に判明するのだが、ほぼ同時期に菜穂子が営むバレエ教室の生徒である幸浩にも別の悩みが生じ、カウンセラーである由里が対応することでじわじわと深みに嵌っていく……ここまでが前半である。幸浩の悩みの原因は実母(典子)にあると判断した由里が苦渋の選択ながら自分との疑似母子相姦プレイを提案し、それを典子に覗き見させる場面はなかなかに淫らな前半のハイライトと言える。

これによって覚悟を決めた典子がまるで憑き物が堕ちたかのように明るく振る舞い始めた後半では由里にも火の粉が降りかかることに。幸浩へのカウンセリング結果が直樹にも当て嵌まると悩みを深める由里だが、最終的には菜穂子と典子に背中を押されていく。その際に菜穂子の真意が判明して淫猥度も増すのだが、最初の一歩が祐二&幸浩という息子の友人を2人同時に迎えるのは官能的に良いとしてもちょっと回り道な気もする。実の息子を受け入れるためのリハーサルなのだろうか。

正体が明るみになって淫らさを増す菜穂子と最早淫ら夫人と化した典子だが、変貌してからの2人に接するまで直樹は蚊帳の外に置かれている。菜穂子&典子によって事態を掴めぬまま白濁液を噴射させられるのも後のリハーサルなのかもしれず、最後になって遂に由里と直樹の母子にその時が訪れるフィナーレである。

形としては3組の母子が相姦の禁忌を乗り越える物語なのだと思うが、最後の最後に母子交姦の話が持ち上がるものの実際は由里だけが全員の相手をしていて何とも不公平。それは直樹も同様である。紙面の都合もあるだろうが最後に全員がクロスオーバーする痴態の直接描写がほしかったところである。

なお、余談ながら以前に会ったことのある典子が直樹に再度「はじめまして」と挨拶している齟齬が見られる。
『巨乳ママ』のレビュー掲載元


母子が3組、総勢6名ということで描き切れない人もいるだろうなと思いつつ、その割になかなか良かった作品でしたよ。

女流作家さんだと思うのですが、母側の揺れる心情に重きが置かれていましたデス。

欲を言えば母子交姦の場面をきちんと読みたかったですけど、やっぱり母子が3組もいるとそこまで描けないというか届かないというか、しかし3組の醍醐味も捨て難く……難しい匙加減といったところですナ。






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tag : 二見文庫 香月珠洲

父の後妻(著:葉月奏太、双葉文庫)

2017/5/11 発売

父の後妻

著:葉月奏太双葉文庫


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海外勤務を終えて帰国した千倉淳也は、父の再婚を聞かされて仰天する。相手は28歳のピアノ講師、悠梨。当初は財産目当てかと身構える淳也だったが、次第に美しく健気な悠梨に魅了されていく。夜な夜な父に抱かれる悠梨にやるせなさを募らせる淳也。そんな折、彼女の正体を匂わす一本の不審な電話が入る。謎めいた悠梨の過去を追ううちに、淳也はいつしか二度と戻れぬ官能の淵へと引きずり込まれていく。書き下ろし長編魔性エロス。(引用元:Amazon)


★★★★☆ 若き後妻の罪深き魔性, 2017/6/18
大会社を築き上げて今は72歳の父が突然再婚した。相手は自分より僅か4歳年上の28歳だと言う。怪しい。財産目当てなのか?といった謎から始まる物語である。現当主の兄や親族達と同様に若き後妻【悠梨】へ疑惑の目を向けていた主人公だが、実際に接していく中で「本当は違うのではないか?」と思い始めていく。このコントラストがじわじわと切なくなってくる物語とも言える。

謎解きを進める主人公が向かう先々にサブヒロインが配置されている。悠梨の拠り所であるピアノに関するバーのママや前夫(悠梨と父とは再婚同士)の愛人だったというナース、それに前夫の娘が節目に登場しては主人公の求めに応じて悠梨の過去を口にしていく。立場の違いもあって応じ方は様々なのだが、最後は何故か関係を求めてくる。

この誘惑のアプローチはやや強引な印象もあるのだが、悠梨の過去を話すのと引き替えだったり、主人公の素直さに免じつつ夜勤明けで疼く体を持て余していたり、あるいは突然現れた若い女に父を奪われた(と一方的に思っている)憤慨からの早く大人になりたい女心といったように相応の理由は用意されている。あくまでも悠梨の過去を振り返り、その真意を突き止める過程においての官能という位置づけのようである。

それでも、しっとり風情ながら貪欲に求める熟女ママに年が近いのか親し気な雰囲気を醸して求めてくるナース、そして可憐な積極さを見せる生娘と三者三様な官能面の品揃えはプチフルコースの様相である。

終盤では父に突然の不幸が訪れる。63歳だったという前夫も同様だったようで、高齢の男に見初められ、それを受け入れる理由は判然としないのだが、少なくとも彼らに訪れた不幸の理由は別のところにあると読み手には判る。それとなく判ってくる。周りが抱く疑惑を余所に本当の理由を小出しにしつつ、それを読み手にじんわり判らせる文章の進め方はニクいところである。

しかし、最後に訪れた主人公と悠梨との交合の果てにはちょっとした肩透かしに近い感慨を覚えることになる。主人公に同調していると裏切られたかのようでもあるが、これをどう読み解けば良いのだろう。

ずっと主人公の視点で、その対象として描かれてきた悠梨が最後の1頁半に限って自身の独白に変わるのは、その若さと美貌と見えない感情から誤解されてきた自身の本性の吐露であり、時に持ち上げられるも身勝手に落とされ、梯子を外される自分の本当はこうなんだ、周りが思っているのとは全然違うのだ、という宣言のようにも思えてならない。なかなかに罪深い女の官能的な本性にして魔性が垣間見える幕の引き方である。

女の考えていることは本来シンプルで一途なのだけれども、その矛先が見えず、理解できないから男には複雑に見えてしまうのだ、ということだろうか。
『父の後妻』のレビュー掲載元


ここ最近の葉月作品で顕著な 物語として読ませる 作風であります。

今回は謎めいたヒロインの過去を紐解いていくストーリーに落ち着きのあるアラサー女子のしっとりした風情が加味された、艶のある仕上がりになっていました。

作品毎にテイストを絶妙に変えてくる幅広さと懐の深さはさすがといったところですよね。(^^)



葉月先生のブログに投稿されている自著解説記事です。
『彼女と人妻とオートバイ』『父の後妻』





それだけに肝心の官能描写がちょっぴり淡泊になりつつあるのは気掛かりかな。

せめて情交中に体位の変化くらいはほしいところですねぇ。(^^;)






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tag : 双葉文庫 葉月奏太

ふしだらマッサージ(著:美野晶、竹書房ラブロマン文庫)

2017/5/8 発売

ふしだらマッサージ

著:美野晶竹書房ラブロマン文庫


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青年のもとには、快楽を求めて美貌の女たちが訪れる-。
若手マッサージ師の裕真は独自の性感マッサージで女性をトロけさせ、リフレッシュさせる技術を持っている。筆下ろしをしてくれた叔母の麗香、しとやかな人妻の可南子、奔放な姫乃、巨乳女研究者の真実…。今日も裕真は美女たちに求められるまま、ローションでヌラつく豊満な肉体を絶頂マッサージで骨抜きにし、濡れそぼつ肉壺の中までもハードな肉棒摩擦で繰り返し絶頂へと導く。人気作家が描く、汗とオイルにてかる美女たちとのハーレム巨編!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ これまで通りの安定路線にちょっと捻った結末, 2017/6/18
美野晶×竹書房ラブロマン文庫のタッグでは以前にも「マッサージ」と名のつく作品が出ており、2014年3月の『たかぶりマッサージ』から2015年9月の『まさぐりマッサージ』を経た本作はマッサージ路線(?)の第3弾となる。マッサージの腕を持つ主人公が最終的には性感マッサージでヒロイン達を悦ばせるのはどれも同じであり、美野作品としては王道的な安定路線の1つと言える。ただ、本作は結末へと向かう話の筋道において従前とは少し異なる味付けがされている。

これまでは主人公の想い人たるメイヒロインが冒頭から登場するものの憧れ止まりで悶々としているところへ複数のサブヒロインと関係が結ばれ、特に鉢合わせたり修羅場に陥ることもなく、むしろサブヒロイン達に背中を押してもらってメインと晴れて恋仲となり、クライマックスではメインとのめくるめく交わり三昧が描かれて幕を引く流れが多かった。しかし、今回は27歳の主人公が開業した鍼灸整骨院が入るビルの管理人も同時に任されることで住人達との出会いがあり、順に関係を結んでいく中でヒロインの1人とイイ関係になっていくストーリーになっている。主人公の想いが割と終盤になってからはっきりするのが従前との相違点だが、それでも最後は同じなのかな~?といった印象も残っていた。しかし、そんな行く末をお流れにしようと努める人物が現れる。主人公の母の義妹という血縁のない叔母である。

冒頭から出てきて、当初から肉欲の関係になっている叔母は有能な経営者であり、ビルの所有者でもある。主人公の開業を手助け、ついでに自社の社員寮になっているビルの管理人も主人公に強要させ、整骨院をちょくちょく訪れては色欲を貪る。【麗香】という名の通りに麗しくも奔放な36歳としてほぼ全編に登場しているのだが、この麗香が、自分以外の誰かに主人公を独占されたくない下心を含みながら、住人達が傾ける想いもまた察していることから結婚願望の強い主人公の翻意を促すべく画策する。32歳に21歳、それに20代前半とされる3人の住人達もまた主人公が皆から愛されていることを察しているため、主人公の結婚願望は思わぬ転換を余儀なくされるのである。せっかくイイ仲になったヒロインもいることから主人公に同調すると肩透かしを喰らうことにもなるのだが、傍から見れば4人もの妻を事実婚的に娶ったも同然であり、何をか言わんやと微笑ましくツッコミたいところもある。その意味では麗香の思惑通りといったところであろう。

学生の子持ちだったり、空手の達人ながら男性恐怖症の生娘だったり、淫らな副業が判明して前の寮に居づらくなって引っ越してきたり、といった味付けもあって各ヒロインのエピソードには奥行きがあり、それらが交錯する面白さもある。他の住人との触れ合いを目にして静かに嫉妬するような可愛い気のある甘いテイストを盛り込みながら、相応にドラマもあるストーリーがシンプルながらも紡がれている。

押しに弱くて感度の良いヒロインが責められる官能描写は相変わらず作者らしいが、本作では昂ぶらされてばかりの麗香が反撃に出る場面があった。だが、それは弱々しいもので、結局はいつも通りな印象だったので、いずれは余裕を見せた熟女が一貫して優位に立つような交合を読んでみたいものである。
『ふしだらマッサージ』のレビュー掲載元


ここ最近の流れから申せば、本作もまた普段通りの安定した美野作品と言えるでしょう。イイ感じにキャラ立ちの良いヒロインがこぞって若き好青年の主人公を取り囲んでいますw

官能面もまずまず良好かつ安定していますが、さすがにこのところ少々マンネリの風味もじんわり滲み出てきた感がありますねぇ。(汗)



にゃらさんのブログに投稿されている本作の紹介記事はコチラから。
美野晶「ふしだらマッサージ」(竹書房ラブロマン文庫、2017年5月、表紙イラスト:大柴宗平)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)ふしだらマッサージ (竹書房ラブロマン文庫) [文庫]美野 晶竹書房2017-05-08【あらすじ】独立して整骨院を開いた裕真だったが援助をしてくれた叔母の麗香より、自分が経営するエステチェーンの女子寮の管理人もして欲しいと色仕掛けで迫られるも、シングルマザーやギャル系、理...
美野晶「ふしだらマッサージ」





そのせいかどうかは分かりませんが、今回は結末へと至る道筋に変化がありました。

こぞって主人公を取り囲むヒロイン達に変わりありませんが、最後の幕の引き方が普段とはちょっぴり異なります。

第一印象では「えー、これはちょっと肩透かしー」とか思いましたが(^^;)、振り返ってみればこれはこれで悪くない、時にはこんな結末があって良いかも、と思うようになりました。






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tag : 竹書房ラブロマン文庫 美野晶

誘惑ショッピングモール(著:葉月奏太、竹書房文庫)

2017/6/12 発売

誘惑ショッピングモール

著:葉月奏太竹書房文庫


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◎奔放な人妻、淋しい未亡人…職場は誘惑美女がいっぱい!
◎今旬の作家が放つ、性春ハーレム・ロマン!
二十歳の童貞・吉成幸太は女性との出会いを求めて、近所にあるショッピングモールでバイトを始めた。そして、アパレルショップで働く清楚な年上美女の木谷麻衣に好意を寄せるが、奥手の幸太にはハードルが高かった。そんなある日、寝具売場の店員・垣内苑美と知り合い、誘惑される。苑美は童貞キラーと噂される人妻で、幸太は筆おろしをしてもらうことに。以来、苑美の繫がりで、モール内で働く奔放な女性たちと体験する機会に恵まれ、自信をつけた幸太は、いよいよ憧れの麻衣に告白するのだが、意外な展開が待っていた…!書き下ろし青春誘惑エロス。
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 一枚も二枚も上手な女たち, 2017/6/15
フードコートのたこ焼き屋でアルバイトする20歳の大学生主人公が向かいのアパレルショップに勤務する26歳の独身ヒロインに惚れるも機会を得ず悶々としているところへ同じくモール内で働く、同様に年上(30歳・34歳・23歳)の既婚ヒロイン3人と懇ろになっていく。タイトルからもイメージできる王道展開だと一見して思うだろう。ただ、夫が長期に不在だったり未亡人だったりの空閨で疼く体を持て余す3人なので誘惑と言えば誘惑なのだが若いツバメを見つけた「摘み喰い」のショッピングモールとも言えそうである。まぁ、それでも純朴で可愛げのある年下主人公を愛でつつ血気に逸った若気の至りを皆で慰めてあげたりもしているので関係は良好のようである。主人公の恋の行方という意味では王道展開らしくないところがある。

そして、ヒロイン達についてはもっと王道らしくない。人妻や未亡人を隠れ蓑に振る舞う巧妙にして相当な玉揃いであり、結局のところ王道なのは結末を除くストーリー展開だけであり、内実は一枚も二枚も上手なヒロインがショッピングモールのバックヤードを闊歩している作品なのである。

ここにあるのは人妻だろうと未亡人だろうと時には若い男子とアバンチュールを楽しむ大らかさであり、不貞と自覚しながらも一応の理由はあるという都合の良い理屈であろう。長らくの不在で家を任せている夫からすれば堪ったものではないが、だからと言って檻の中に閉じ込められているのは真っ平御免だと、そもそも私を放って置いているのは誰かと、そんな妻達の発奮のごとき意思、のようなものを感じなくもない。

さらに、ヒロインは最後まで王道らしくない。独身を快楽的に謳歌しようという想い人の本音が判明するに至り、最早全員が若者の手に負えるヒロイン達ではなくなり、ショックを受けながらもその身を委ねるように投じていくしかない主人公である。

しっとり風情の人妻に快活な若妻、憂いを醸す未亡人にまばゆいばかりの美貌を誇る独身とヒロインの描写は申し分なく、年の近い若妻との親し気な距離感が和みをもたらしている。意外にもモール内での官能場面は少なく、夫不在の人妻宅や未亡人宅に招かれて交合に及ぶことが多い。どうして招かれるのかに力点を置いたストーリーだからこそではあるが、終盤では3人に囲まれて次々に交わる(交わらされる?)場面があったり、独身ヒロインも交えたクライマックスでは百合っぽい要素も加えながらのくんずほぐれつな有様となっている。シンプルなストーリーだけに官能面は濃いぃと言えるが、3人の存在感によって本来ならメインとなるべき独身ヒロインが少々霞んでしまったようにも写る。
『誘惑ショッピングモール』のレビュー投稿元


レビューにも記したように王道らしいテイストながら王道らしくない結末を迎える作品です。

つまり、ハーレムエンドにはなりません。

一時的にはメロメロになるヒロイン達ですが、それは主人公とのアバンチュールという刹那の時だけでして、基本は良くも悪くも主人公よりずっと大人です。



にゃらさんのブログに投稿されている本作のレビュー記事はコチラから。
葉月奏太「誘惑ショッピングモール」(竹書房文庫、2017年5月、表紙イラスト:大柴宗平)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)誘惑ショッピングモール (竹書房文庫) [文庫]葉月 奏太竹書房2017-06-12【あらすじ】地方から上京した大学生の幸太は彼女が欲しいと一念発起し、出逢いを求めてショッピングモールのたこ焼き屋でバイトを始めたばかり。早くも向かいのアパレルショップの店員である麻衣に一目惚れす...
葉月奏太「誘惑ショッピングモール」

葉月先生のブログに投稿されている自著解説記事はコチラから。
『誘惑ショッピングモール』





予定調和っぽく進みながら最後で「あれっ?」と肩透かし気味になったり、あるいは「なんだよ~」と肩を落とし気味になったりする幕の引き方と言えるでしょう。

でも、今やいくらでもある葉月作品の1つと考えれば、時にはこんなこともあっていいという気がしてきました。

予定調和の作品は他にいっぱいありますからね。(^^;)



むしろ、この意外性を前向きに楽しんで、ロクでもない主婦達だと微笑ましく罵倒した方がオモシロい気がしてきましたw



いやぁ~、それにしても表紙がナイス過ぎるwww






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2017年6月の気になる官能書籍

2017年6月発売予定の官能書籍から気になる作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!



▼フランス書院文庫X


2017/6/12 発売

【決定版】美姉妹奴隷生活(著:杉村春也)


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父と夫を失い、巨額の負債を抱えた洋子と奈保子。
債権者と交わした契約は「奴隷契約」そのものだった!
妹だけは助けたい一心で恥辱の調教を受ける洋子。
緊縛、浣腸、路上ストリップ、アナル輪姦……
姉の知らないところで妹が穢されているとも知らず……


1989年にフランス書院文庫から巻で、後の1996年にはフランス書院ハードXノベルズで再販された作品が今回【決定版】として復刻かと。



2017/6/12 発売

人妻-肛虐の運命(著:結城彩雨)


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愛する夫の元から拉致され、貞操を奪われる志穂。
姦され、初々しい菊座に白濁を注がれる瑤子。
嗜虐鬼たちにさらわれたその日から、
30歳と24歳、美女ふたりの運命は一変した!
終身奴隷たちが見た究極の肉地獄、それは……


『肛虐の運命』というタイトルだと2003年にフランス書院ハードXノベルズから同名作品が出ていますが、コレ、ヒロインの1人が志穂ではなく「初美」なんですよね……名前だけ変えたのかな?それとも別の作品?



▼フランス書院文庫


2017/6/26 発売

義母と女教師と引きこもりの青狼(著:不知火竜)


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(もう元の母子には戻れない、堕ちていくしかないのね)
義母の女膣へ狂ったように硬直を突き立てる純一。
空閨を冒される度に熟母の唇からは悦楽の嗚咽が……
引きこもった息子を不憫に思い女体を捧げる美枝子に、
元教え子の様子が気になる女教師・奈緒が訪ねてきて……
淫らな牙を研ぎ続けていた青狼は、寝室で覚醒する!


自宅の密室凌辱な時点でほとんど引きこもりみたいなものですが(苦笑)、新人さんの手腕の期待しましょう。



2017/6/26 発売

未亡人社長・瑛理子-座敷牢の美囚(著:綺羅光)


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「……精子、呑ませてください。錦田さん」
屈辱の口上を述べ、肉袋の縫い目を舐め上げる舌。
怜悧な美貌を歪ませ、口技を使う相手は部下!
罠に堕ち、暗い檻の中で前後から貫かれる肢体。
股縄勤務、オフィス姦、奴隷島への『出張』……
31歳の美しき女社長がたどる牝娼婦への道!


ヒロインが割と早い段階で服従しているようにも見受けられるあらすじですが……さて、内容や如何に?



2017/6/26 発売

メイド母娘vs.割烹着母娘(著:巽飛呂彦)


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「太くて硬い……私の指、火傷しちゃいそう」
美熟女の手のひらにぴったりとおさまる熱い肉茎。
みのりが男根をしごきだすと、ヌルヌルした滴が。
両隣の家は、洋のメイド母娘と和の割烹着母娘。
いつでもごっくん、ナマで中出し、お尻の穴まで……
知らず知らず競い合い、ご奉仕はエスカレートし……


メイドに割烹着でダブル母娘と随分盛り込んでいますが、巽先生らしさが満載ということでしょうかね。



2017/6/26 発売

帰国子女姉妹-全裸調教(著:榊原麗央)


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「頼りなさそう。典型的な日本の男って感じね」
初対面から見下すような発言を繰りかえす美姉妹。
イケメン外国人と付き合い、島国根性を馬鹿にする。
高慢な20歳と18歳がネクラな青狼の標的に!
三穴に肉杭を穿たれ、奪われる理性とプライド。
気丈な顔は汗みどろに崩れ、淫性を暴かれる!


う~ん、これはイイ!イイ表紙だ!(笑)



2017/6/26 発売

てほどき初体験-女教師未亡人と隣りの未亡人(著:小日向諒)


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「初めてだからって、恥ずかしがらなくていいのよ」
悠斗の耳元で優しくささやく隣家の未亡人・瑠美。
おっぱいの触り方、女陰の味わい方、荒腰の使い方……
濃厚レッスンを経て未亡人女教師・春奈との性交に挑む悠斗。
祝福してあげるべき立場の瑠美の心にはなぜか淫らな炎が……
二人の未亡人が競って仕掛ける甘美なてほどき三角姦係!


主人公の設定などでも実験的試みをチャレンジする小日向先生の新作。



2017/6/26 発売

夢の一夫多妻(著:上原稜)


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「お願いです、疼いてしょうがないんです……だから」
美乳をたわわに揺らし、和弥の硬直へまたがってくる真琴。
18歳、27歳、39歳――極上美女が僕の「妻」になるなんて。
おはようセックス、お風呂で女体奉仕、魅惑の裸エプロン。
三人の妻が代わる代わる、いたれりつくせりで大ハッスル!
性愛と淫夢に満ちあふれた最高の一夫多妻生活、開幕!


2014年6月発売『癒しづくし-母とふたりの姉』以来の新作ですけれども、この表紙……なんと「黒本」関連では久し振りの八月薫御大ではありませんか!実に「黒本」らしくない雰囲気を醸していますが、それが逆に気になる!



▼マドンナメイト文庫


2017/6/12 発売

ハーレム学園吹奏楽部-美人姉妹の禁断レッスン(著:イズミエゴタ)


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二人の姉は「ブラバンの神姉妹」と言われるほど学校でも憧れの的だが、じつはエッチな好奇心がハンパなくて……慎太は高校で二人の姉もいる吹奏楽部に入ることに……。日頃から姉たちは可愛いと思っていたのだが、実際は「ブラバンの神姉妹」と称されるほどの人気だった。だが、そんな二人の姉は家ではエッチな好奇心を露にして、慎太に淫らなことをしたり、観察したりしたあげく……。

演劇部テニス部と続いた「ハーレム学園」シリーズの第3弾が遂に登場!
しかもブラバンとか何気に流行りもしっかり押さえてますw



2017/6/12 発売

無邪気なカラダ-養女と僕の秘密の生活(著:浦路直彦)


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無防備で好奇心旺盛な美少女の魅力に抗えず……妻のハトコ夫婦が急死したため、その一人娘が孤児となった。そのため、娘・美優を養女として引き取った修太だが、いざ同居生活が始まると、無防備で無邪気な美少女に戸惑うばかりか不適切な接触をしてしまうのだった。彼女の魅力に抗えず、やがて……。



▼二見文庫


2017/6/26 発売

息子の嫁の艶姿(著:霧原一輝)


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書下し。知人に「お宅の嫁、誰かに似てるんだけど」と言われ、息子の嫁の過去を迫っていくと驚愕の事実が──

周期的に回春路線へ戻ってくるブレない霧原先生です。



20.17/6/26 発売

奥さまの細道-人妻めぐり(著:橘真児)


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書下し。ある事件で会社を休んでいる男が、いつもは気にしない近所を歩いていると、さまざまな女性に遭遇し……。

「奥さまの細道」というのはナニを表しているのでしょうかね?



▼竹書房ラブロマン文庫


2017/6/5 発売

みだらに餌づけて(著:河里一伸)


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貧乏学生で童貞の彰吾は、ひょんなことからアパートの美人大家で未亡人の静乃に自宅へと招かれ、夕飯をご馳走してもらうようになる。27歳の静乃がかもし出す色気に憧れる彰吾は、彼女の友人の人妻たちから誘惑され、その媚肉快楽に浸りながらも静、乃との距離を縮めてゆき…!? 淑やかで優しい巨乳妻の静乃、筆下ろししてくれたゴージャス美妻の蘭子、快楽を求める若妻の美幸。3人の美女の手料理と肉体ご奉仕を味わい尽くすお呼ばれハーレム長編!

ヒロインから見たタイトルなのでしょうかね……主人公の食欲を夕飯で餌づけ、性欲を色気で餌づける、みたいなw



▼竹書房文庫


2017/6/12 発売

誘惑ショッピングモール(著:葉月奏太)


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◎奔放な人妻、淋しい未亡人…職場は誘惑美女がいっぱい!
◎今旬の作家が放つ、性春ハーレム・ロマン!
二十歳の童貞・吉成幸太は女性との出会いを求めて、近所にあるショッピングモールでバイトを始めた。そして、アパレルショップで働く清楚な年上美女の木谷麻衣に好意を寄せるが、奥手の幸太にはハードルが高かった。そんなある日、寝具売場の店員・垣内苑美と知り合い、誘惑される。苑美は童貞キラーと噂される人妻で、幸太は筆おろしをしてもらうことに。以来、苑美の繫がりで、モール内で働く奔放な女性たちと体験する機会に恵まれ、自信をつけた幸太は、いよいよ憧れの麻衣に告白するのだが、意外な展開が待っていた…!書き下ろし青春誘惑エロス。


デパートを舞台にして各売り場のヒロインと結ばれていくのは以前からよく見られましたけど、ショッピングモールってところがイマドキなのでしょうか。



▼双葉文庫


※右側の画像は底本の表紙。
2017/6/14 発売

未亡人ふたり(著:雨宮慶)


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高校三年生の夏休みに入ってすぐ、友部僚太の家の隣に引っ越してきた沢井美菜。彼女は画家で、内縁の夫を亡くした未亡人だった。その夜、思いがけず自室から美菜の寝室を覗き見てしまったことから、僚太の高校最後の夏休みが艶めいていく。傑作長編エロス。

最近は双葉文庫から作品が出始めた雨宮先生ですが、にゃらさん情報によると本作は『両隣の未亡人-35歳と43歳』(フランス書院文庫)を底本にした再販本なのだとか。情報提供ありがとうございました!(^^)



▼徳間文庫


2017/6/2 発売

絶倫刑事〈デカ〉-有頂天作戦(著:沢里裕二)


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警視庁の定年間際刑事の吹き溜まり、パー課こと捜査八課の津川雪彦警部補は、実は銀座の貴金属店の御曹司で元公安外事の凄腕。桜田門一スケベで不真面目なスチャラカやんじぃたちに、暴力団絡みの詐欺事案を追う特別任務が下された。ミッションはヤミ金・クレジット偽造団の壊滅。面倒だったら逮捕はしなくてもいいなんて…。著者独壇場の痛快淫乱スラップスティック警察官能第二弾!

2016年9月発売『闇夜を照らす、スキンヘッド作戦』以来の2作目となる本作で『絶倫刑事』もシリーズ化されるということでしょうね。今やあちこちの版元から官能刑事路線ですっかりシリーズ作家になられた沢里先生ですねぇ。



▼オトナ文庫


2017/6/9 発売

お前の妻は、オレの淫乱肉嫁-お隣さんは欲求不満でした(著:布施はるか、 監修:アパダッシュ、画:すま)


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大学生の俊光は、転居先で出会った隣室の主婦・春海を見た瞬間、彼女が元AV嬢の〈ハルミ〉だと気づいた。奥手な自分にも優しい春海。そんな彼女に悪いと思いつつ〈ハルミ〉の出演作で自慰していると、突然背後から本人の声が。俊光は思わず彼女を捕まえ、出演の事実をネタに自分との関係を強要する。ソーププレイや催眠プレイなど、出演作の内容どおりに春海を犯す俊光だったが、次第に飽きてしまい…!?

あらすじ最後の「次第に飽きてしまい…」が後にどう展開するのでしょうかね。
その前に「飽きるなよ」とも思いますけど。(^^;)



▼リアルドリーム文庫


2017/6/29 発売

恥辱の別荘地-美しき牝奴隷たち(著:早瀬真人、画:猫丸)


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虐げられた復讐に陵辱計画を立てた男子学生・浩太は、
自らを冷たくあしらう学園のマドンナや女教師らを
高原の豪華別荘に誘い込み、罠を発動させる。
「そ、そんな汚らわしいこと……やめてっ」
美少女の胎内へ肉棒を突き込み、女教師を極太バイブで弄ぶ!
孤立した別荘で繰り広げられる三泊四日の監禁陵辱劇!


刊行自体が久し振りな(汗)リアルドリーム文庫からは早瀬先生の凌辱作品が登場です。



▼ニチブンコミックス


2017/6/8 発売

今宵、妻が。4(著:佐野タカシ)


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「見ちゃダメよ…これは部下の…夫婦の営み…!!」
大人気大反響!続々増刷の妄想炸裂エロス、ついに第4弾!! 健司の女上司・吉田課長が思いがけず小柴家にお泊り!? 深夜に漏れ聞こえる喘ぎ声…ドアの隙間から垣間見える卑猥な動き…。課長が盗み見た光景とは――!? さらに自宅で、旅行先で、ご近所で、繰り広げられる激しい痴態。暴走止まらぬ絶頂官能物語、今巻は「週刊漫画ゴラク」に掲載された特別篇「ハロウィン☆ナイト」も収録した超ボリューム仕様。乞うご期待!!


正直なところ2巻くらいまでかな……などと高を括っていましたが、異例の(?)ロングランになってきました。
ナメた予想を立てて佐野先生スミマセンでした。orz
ずっと、ずっと続けてください!



▼ヤングチャンピオン・コミックス


2017/6/20 発売

センセ。9(著:春輝)


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ある日、美人の校長先生から「自宅で娘の家庭教師をしてほしい」と頼まれた真先生。しかし訪れた校長宅で待っていたのは、なんと真先生が想いを寄せる教え子の伊吹!無防備な2人の美女を相手に、真先生のHな暴走が止まらない……!?

いつ出るのか分からない(苦笑)続巻がいよいよ登場です。



2017/6/20 発売

落日のパトス4(著:艶々)


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藤原の提案を受け水着姿で仕事を手伝うまさみ。二人は浴室で淫らな行為に及んでいき…。一方、仲井間は隣室から漏れ聞こえる二人の声に動揺し、思い悩まされる…。淫靡な恋の三角関係の行方は…!?

先月の2冊に続き、今月も艶々先生の新巻が登場します。
しかし、恋の三角関係とはいうものの片や夫ある身の人妻ですが……。(^^;)



▼Kindle Unlimited ※月が変わると対象外になる場合があります。


1989/6/23 発売

義母と姉の寝室(著:由布木皓人、フランス書院文庫)


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縛られた義母の裸身は想像以上に美しく…淫らだった。
熱い肉唇が織りなす紅い色彩、漂う花蜜の甘香……
眼前で凌辱を指示する姉・美穂の肢体とは違う艶があった。
父の出張中、貴和子を犯そう……姉弟相姦があるとはいえ、
どうして少年は美少女の禁忌の企てに加わったのか?
弟は母と美姉、二人に甘えつづけていたかった。




1990/7/24 発売

看護婦と少年(著:由布木皓人、フランス書院文庫)


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卓也は憧れの看護婦・早紀子に囁かれた。
「あなたの望みはなんでも聞いてあげる」
清らかな白衣を脱ぎ、魅力的な肢体を見せつけて
若い一物を頬張り、精を呑みくだす早紀子。
深夜の病室ではじまった性教育は
暗い入院生活をパラダイスへと変えた!


今月は由布木皓人先生から2作品をピックアップしてみました。



にゃらさんのブログに投稿されている新刊情報はコチラから。
【6/1更新】●フランス書院文庫2017年6月刊情報ベテランから新人まで、3年振りの刊行となる方など多彩な顔触れとなっています。上原稜『夢の一夫多妻』夢の一夫多妻 (フランス書院文庫) [文庫]上原 稜フランス書院2017-06-26「お願いです、疼いてしょうがないんです……だから」美乳をたわわに揺らし、和弥の硬直へまたがってくる真琴。18歳、27歳、39歳――極上美女が僕の「妻」になるなんて。おはようセックス、お風呂で女体奉仕、魅...
2017年6月刊情報







※作品のあらすじは各出版社の公式サイトおよび Amazon、honto、DMM.R18 より引用
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人妻部-夜の社員研修(著:橘真児、二見文庫)

2017/3/27 発売

人妻部-夜の社員研修

著:橘真児二見文庫


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人事部ではありません、ここは、人妻部。 男に自信を与えてくれる部署、して、その実態は──?
大乗物産に入社し、営業部に配属された君也。ある日、人事部に書類を持っていくはずが、着いたところは人事部ならぬ人妻部!時代に敏感なこの会社が、実験的にだが女性パワーで社員を元気づけるために人妻ばかりを集めて作った部署だった。そんな中、ふらふらと入っていった君也は、男としての「自信」をつけさせてもらうが……。人気作家による母性爆発官能!


★★★★☆ 窓際へ追いやられた人妻たち, 2017/6/12
人事部ではなく人妻部。入社したての若き主人公が間違えて書類を提出してしまう部署だが、自分も当初は読み間違えており、二見文庫の前作『人事部-夜の悩み相談室』のがっつりな続編かと思ったくらいである。もっとも、同じ会社を舞台にした後日談的な物語にはなっていて、本作のヒロイン達のセリフによって前作のヒロイン達の「その後」がチラッと示されたりはしている。ただ、それ以上でもないために舞台を同じくした意図はちょっと読めない。どうせなら前作のヒロインがもっと介入してきた方がファンとしては楽しさが増したであろうにと感じた部分はある。

女性の社会参画を促進するという目的は名ばかりで、実態は体のいい飼い殺しのお払い箱な部署となっている「人妻部」ではろくに仕事もない人妻社員3人が燻っている。元の部署から追い出されて左遷扱い(表向きは昇格)な部長の【紗和子】(38歳)を筆頭に妊娠中の主任【菜穂美】(33歳)と子持ちOLの【佳江】(29歳)が送るのは怠惰な日々。女だてらにと妊娠と子持ちという女性が社会から疎外されやすい状況下の3人とも言える。そんなところへ『飛んで火に入る夏の虫』とばかりに出くわしたのが主人公(22歳)という構図である。

サブタイトルには「夜の社員研修」とあるが、どちらかと言えば昼下がりの社内情事が多く、時には元秘書の佳江が重役室の合鍵を使って忍び込んだりしている。そして何より「研修」されているのは主人公1人だけであり、新米の気苦労を癒してもらうために自ら赴くことがほとんど。そんな中で妊娠中ながら安定期だからと菜穂美から求められたり、佳江からは母乳の処理を依頼されたりと、意外にもマニアックな場面が優しい描写ながらも飛び出している。また、結末では紗和子にも妊娠願望があることが判明し、夫が消極的だから色気を増すために主人公へ協力を申し出たりしている。

作中で見る限り、紗和子の色気は相当なものと感じてならないのだが、夫にはそう写らないというのは何も官能小説の常道だけに留まらず、現実にあり得ないことでもないとちょっと考えてしまう。菜穂美も妊娠中だから、佳江も育児中だから夫が構ってくれないと吐露している。だがしかし、巷では妻が母にジョブチェンジしたことで構ってもらえなくなった夫も少なくないことを同時に考えてしまった。

さて、紗和子から女のイロハを教えてもらい、菜穂子によって男にしてもらい、佳江で経験を積んだ主人公には同期入社ながら短大卒の【瑠奈】(20歳)との接点ができる。そして、彼女の悩みを解決するために人妻部は助け舟を出し、主人公も巻き込まれるように協力することとなる。これによって社内での人妻部の地位は向上し、人妻部の3人によって鍛えられた(?)主人公は瑠奈との関係を進展させて締め括られるのは出来過ぎと言いたくなる程に心地の良い読後感である。欲を言えば紗和子との交合場面をしっかり読みたかったことか。
『人妻部-夜の社員研修』のレビュー掲載元


はい、『人事部-夜の悩み相談室』の続編ではないのか?と期待していた作品であります。

確かに、一応は続編でしたw

しかし、ほぼ関連のないストーリーでしたww



◆一応の(?)正編
2016/12/20 発売
人事部-夜の悩み相談室

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人事部が放つ、女性のためのプロジェクト!女性社員の「夜」を後押しする画期的な実技講座が始まる──
人事部係長の正次は、女性に対してコンプレックスを持っていた。その反対に、部下の涼子は美人で仕事もできる。 その彼女からプロジェクトの相談を受けた。女子社員からのセックス相談に対応する窓口を正次とたちあげたいと言うのだ。 正次は不安ながらも了承するが、早速その夜から二人で女子社員の相談を受けることになり……。 人気作家による傑作オフィス官能!


◇当ブログの投稿記事
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-1238.html





もう少し前回の状況を活かせばオモシロさも増した気がしますけどね……ちょっと残念。(^^;)

いや、これはこれでオモシロかったですけどねw



人妻部という、ありそうでなかったアイデアは橘先生らしいところだと思いました。

思いついたとしてもホントに実行して作品にしちゃうところが橘先生らしいところかなwww






※各作品のあらすじはAmazonより引用。
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かわいい奴隷三姉妹-言いなり(著:鷹羽真、フランス書院文庫)

2017/5/25 発売

かわいい奴隷三姉妹-言いなり

著:鷹羽真フランス書院文庫


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「わたしのすべてを、旦那さまに……捧げます」
くびれた腰に手を添え、ゆっくりと腰を突きだす良介。
女膣を肉棒で擦り立てる度に朱唇からは快楽の嗚咽が……
蘭、琴葉、つぼみ――二階堂家の三姉妹が施す甘いご奉仕。
おはようフェラ、おしおきセックス、おねだり4P……
健気に大胆に競い合う、僕専用の「かわいいドレイ」!
(引用元:Amazon)


★★★★★ 令嬢のプライドと現状の享受, 2017/6/11
凌辱路線かとミスリードするタイトルだが、この作者だけにそんなことはなく、むしろ美少女文庫を始めとするジュブナイルポルノで上梓されてもおかしくない内容をフランス書院文庫向けにアレンジしたかのような作品と言える。ただし、ヒロインによってはアレンジし切れていないというか、よくもまぁ、このような推定年齢のヒロインを登場させたものと驚く側面もある。作中でヒロインの年齢が示されていない理由の1つであろう。

かつては名を馳せた名家が没落してしまい、そこで使用人助手として奉公していた若き主人公が後に財を成して家ごと買い取り今は主人になっているという設定には妙味がある。かと言って「ご主人様」の特権を乱用して高飛車に振る舞うでもなく、サブタイトルのように「言いなり」にさせるでもなく、今も変わらぬ忠誠心と、元より純朴な心優しい少年(青年?)として3人の姉妹に接している。これは最後までブレずに貫かれる。ただし、没落した自虐から卑屈になったり遠慮したりのヒロインを諫める際にチラッと用いられることはある。

令嬢としてのプライドが高く、かつての使用人たる主人公へ最後まで心を開けないのは長女らしい矜持の表れでもある。生真面目な堅物だけに素直になれないと言えばそれまでだが、主人公の真意を測りかねていることもあり、仲良く接している妹達を庇う意味合いから身代わりを申し出たりしている。これにより交合は最後なるも序盤から主人公との戯れが描かれることで1ヒロイン1章といった紋切り型に陥らない構成に寄与している。友人によって自らの落ち目を自覚させられたりもして心が最も乱高下するキャラだが、最後は主人公によって報われている。

窮地に陥った自分達を救ってくれた主人公は恩人にしてヒーローだと目を輝かせる次女。年も近いようで以前から親しかったようでもあるが、今では自ら進んで「ご奉仕」する喜びに目覚めている。恋に恋するお年頃っぽさもあるが、積極的な行動によって官能面での役割は小さくない。恋仲になっても主人公の視線が長女へ向くことには一抹の寂しさも覚えており、その意味では最後まで乙女チックな可愛らしさを振り撒いていたとも言えそうである。

「お兄ちゃん大好き!」な妹キャラ全開の三女ではあるが、病弱で床に臥せることも多いために落ち着いた存在。それだけに幼さがより強調されているようでもあるのだが、兄と慕う主人公や姉達を想う気持ちは強く、遂には女の目覚めをも迎える。傍から見れば「こんな幼女にナニをヤッているんだ主人公」とのツッコミも禁じ得ないところだが、三女の強い気持ちと3姉妹への態度を変えない主人公の清い気持ちが結ばれた結果と思えば作中の世界を逸脱するものではないとの見方もできよう。

作者好みのフェチズムもしっかり網羅された官能描写は申し分ない。何より家柄でなく人として3姉妹を慕い、慈しみ、愛情を傾ける主人公の好青年っぷりが本作を筋の通ったものにしている。
『かわいい奴隷三姉妹-言いなり』のレビュー掲載元


没落した実家を未だに受け入れられない長女、早々に現状を受け入れる前向きな次女、そんな2人の姉をじっと見ている三女……そんな哀れさとひたむきさが全体を覆っていました。

かつての使用人助手にして今は当主という変わった経緯で「ご主人様」となった主人公は一貫して心優しき青年であり、かつての主筋を大事に思い、最後まで忠誠心を忘れていませんでした。



にゃらさんのブログに投稿されている本作の紹介記事はコチラから。
鷹羽真「かわいい奴隷三姉妹【言いなり】」(フランス書院文庫、2017年5月、表紙イラスト:松原健治)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)かわいい奴隷三姉妹【言いなり】 (フランス書院文庫) [文庫]鷹羽 真フランス書院2017-05-25【あらすじ】資産運用で財をなした良介はかつて仕えていた二階堂家の没落を知って屋敷を買い戻し令嬢三姉妹を表面上はメイドとして雇い保護したが、お嬢様としてのプライドが先...
鷹羽真「かわいい奴隷三姉妹【言いなり】」





読み終えての第一印象は………… エエ作品やなぁ。

久々にウルッときてしまいました。(汗)

特に同窓会から傷心して帰ってきた長女を慰める主人公の心意気といったら!



あと、没落したとはいえ令嬢3姉妹ですからドレッシーな装いになることもありまして、鷹羽作品ではお馴染みの 手袋は今回もしっかり!いや、これまで以上にしっかり!

いやはや堪能させていただきました。m(_ _;)m






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教えてあげます-押しかけ兄嫁&美母娘(著:美原春人、フランス書院文庫)

2015/5/25 発売

教えてあげます-押しかけ兄嫁&美母娘

著:美原春人フランス書院文庫


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「うれしい……私の手で感じてくれてるのね?」
握っていた肉竿を祥子がゆっくり口に呑み込む。
春、大学に進学し、一人暮らしを始めたはずが、
実家から28歳の兄嫁が転がり込んできて……
初体験、お目覚めフェラ、ノーパン誘惑……
夢のような同棲生活に義母と義妹まで加わって……
(引用元:Amazon)


★★★★☆ デビュー作と同列の激甘なラヴラヴ作品, 2017/6/11
2017年の2月のデビュー作『お世話します-未亡人母娘と僕』から早くも登場した2作目だが、どうやらフランス書院文庫官能大賞への応募を見越してデビュー作と同時期に執筆を進めていた原稿によるものらしい。そのためデビュー後の、いわゆる商業作家になってからの文章ではなく、本作もまたデビュー作に酷似した内容になっている。満ち満ちて、溢れに溢れ、ダダ漏れに漏れるヒロインの愛情が主人公へと真っ直ぐに向かう激甘テイストである。いっそ清々しい程にストレートな作風につき、これはこれで突き抜けたものがあると言えるのかもしれない。

そんなラヴラヴなヒロインは兄嫁と義妹と義母の3人。兄嫁や義母はもちろんのこと、幼少期に養女として迎え入れられた妹ということで全員揃って主人公との血縁はない。そして、未亡人となった義母や最初から「お兄ちゃん大好き!」な義妹はともかく、夫ある身の兄嫁までもが何故に主人公へと向かうのか。その理由は義母も含めて一応は示されている。若干のこじつけ感は無きにしも非ずだが、よく分からないまま曖昧に話が進むよりはずっとマシと言えよう。ただし、そうした理由は後から語られるので最初は訳も分からずにヒロインから愛情をぶつけられて戸惑う主人公である。デビュー作でも見られた手法である。

義弟たる主人公を呼び捨てにしている程の親しい間柄で良きお姉さんポジションにいる兄嫁は、その勝気な性格と恥じらいとのギャップが魅力であり、序盤から登場し、最後まで中心的な存在である。サブタイトル通りに主人公宅へ押しかけ、数日間を同居し、心の内に秘めていた想いを主人公に伝える。中盤から同様に押しかけてくる義妹も同様である。これらに対して実家へ里帰りという動きのあった終盤では義母の想いも知ることになる主人公である。

一部は突発的だった点もありながら基本的には示し合わせているような言動のヒロイン達であるため、鉢合わせて修羅場と化すような場面はなく、むしろ知らぬは主人公ばかりという状況なのだが、里帰りという変化を活かして義母だけは姉妹と別個に動かし、実は人知れず義母も想いを寄せていて周りが驚くような捻りがあっても良かったかもしれない。事実上のデビュー前作品なればこそ今後の伸びしろに期待したいところである。
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今回もコッテコテにベッタベタの激甘テイストですwww

むしろ「凄いな~」と感心してしまうほど徹底して激甘です。



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美原春人「教えてあげます 押しかけ兄嫁&美母娘」(フランス書院文庫、2017年5月、表紙イラスト:川島健太郎)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)教えてあげます: 押しかけ兄嫁&美母娘 (フランス書院文庫) [文庫]美原 春人フランス書院2017-05-25【あらすじ】実家に住む兄嫁の祥子に憧れを抱く達郎だったが、未亡人となった義母の弥恵や血の繋がりのない義妹の茉歩にも女性として意識し始めてしまい、罪...
美原春人「教えてあげます 押しかけ兄嫁&美母娘」





デビュー前の官能大賞応募用の候補作〈その2〉といったポジションの原稿(その1はもちろんデビュー作)らしいですからテイストが似通るのは当たり前と言いますか、同じ方向へ放った2本目の矢なのは致し方ないところでしょう。

なので、デビュー後の、商業作家としてのキャリアが始まってからの作品(順当なら次作ですね)にさらなる期待を寄せたいと思っています。

渾身の応募原稿を手直しすることでデビューには漕ぎつけられるけれども、そこからの2作目が真価を問われる、と言いますから、現状を踏まえたうえでの純然たる次作がどうなるのか?だと思うんですよね。



そう考えると小説を書くという表現で生活するのはシンドイことでもありますよねぇ。

でも、それが当たり前と言いますか、それをベースであるゼロポイントとして、そこで1から組み立てていくことの出来る人が創作者の矜持なのでしょうねぇ。

出来上がったモノをあーでもないこーでもないと勝手に述べているレビュアーなんてホント人の褌ですものねぇ。(汗)






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新しい淫同居人-義母と女教師(著:天崎僚介、フランス書院文庫)

2017/5/25 発売

新しい淫同居人-義母と女教師

著:天崎僚介フランス書院文庫


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(こんなに綺麗なひとが新しいママになるなんて!)
義理の母として慕うには瑞々しく魅力的すぎる友梨佳。
ふとした接触や、バスタオル越しにもわかる豊麗女体が、
涼の獣欲を煽り昂ぶらせ、ついに一線を超える瞬間が!
興奮の初入浴、恍惚の初フェラチオ、禁断の初体験――
僕に最高の秘密を教えてくれる、甘く危険な新生活!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 常識的健全路線の確立か, 2017/6/4
ここ数作では許されぬ関係に陥りながらも最後は常識的で健全とも言える結末を迎えるストーリーを紡いできた作者だが、それをさらに推し進めたのが本作なのであろう。背徳の関係はやはり不貞と前提しつつ、それでも自身の心の整理のため、あるいは一時的に全てを忘れるために必要悪とまでは言わずも不要とも言い切れないような、そんな微妙な隙間を突いているようでもある。

受験を控えた高校生である主人公の父親が再婚相手として見初めた(そのため厳密には未だ「義母」ではない)相手にしては年の離れた(むしろ主人公との年の差の方が近い)見目麗しい女性と主人公が束の間に同居するには意味があり、そこへ担任の女教師が転がり込んでくるのも理由がある。少しでも無理のない形で紡いでいこうとの意思を感じる筋立てである。ただし、それだけでは官能方面へ向かっていかないので主人公には年相応の桃色な下心があるといったところか。

スーツを着こなせば近寄り難さすら漂うほどの美貌なるが故に実は生娘のまま26歳を迎えた【友梨佳】は主人公の父に差を越えた愛情をしっかり抱いている。未通女に近い程の性認識という意味では容姿に反して極めて初心、徹底して初心というギャップがあり、その純潔は本来父親に捧げられて然るべきところを事前にきちんと女になっておきたい思いから矛先が将来の義息たる主人公へ向くこととなる。いやいや、少しでも無理のないストーリーを目指すならそこはおかしいだろ、とのツッコミは禁じ得ないところだが、主人公との同居生活を経て自身に足りない点を大いに自覚してしまった友梨佳の懸命な発想なのである。そして、その足りない点は主人公と女教師との睦言が契機であり、つまりはそれを目撃してしまったからである。

主人公と友梨佳の同居生活を耳にした35歳の担任教師【塔子】は2人を気にして友梨佳宅を訪ね、後には塔子自身も束の間に同居人となる。友梨佳が塔子のかつての教え子という関係性によって3人の間柄を密にしつつ、主人公が憧憬する塔子の普段は見せない色気によって迫られる形になっている。これがいやらしい。怜悧な印象の校内と訳あって隙を見せている校外というギャップもここにあり、あくまでも教師の立場を崩さず拒むものの次第に昂らされていくいやらしさに満ちている。友梨佳にはまだない人妻という立ち位置もあって徐々に妖艶さを見せ始める塔子だが、最後までその矜持は維持しつつ、主人公を導きつつ、刹那の交合を甘受する形となっている。友梨佳と同様に塔子もまた愛する人は別にいて、そちらに重きを置いているのである。

では、主人公との関係はその場凌ぎの摘み喰いなのかと言えばそうでもなく、そうならないように苦慮しつつ結末まで辿り着いたのかもしれない。主人公の父親が蚊帳の外に置かれて哀れに陥るでもなく、友梨佳の悩みは解消され、塔子の悩みも解消され、主人公もまた新たな旅立ちを迎える。紆余曲折あって、一時は許されぬ関係となりながらも最後はそれぞれが然るべき道を歩み、かつての関係へと戻っていく。これを以て従前とは違った意味合いのハッピーエンドと言えるのかもしれないし、これこそが本来のハッピーエンドなのだという作者の表明なのかもしれない。
『新しい淫同居人-義母と女教師』のレビュー掲載元


好みはあるのですけれども……個人的にはもっと淫らに乱れて爛れてもいいと思うのですけれども……天崎先生が目指す、独特の世界構築という意味で 安易なハーレムエンドにしない 結末を旨とされるのは良いことだと思います。

個性を追求するのは大事なことですし、個性が確立できたら大きな武器になります。

当初は読者も戸惑いますからネガティヴな印象も覚えると思いますが、次第に慣れてきて「これがこの作者の既定路線」との認識が浸透すればしめたものですw



愛好家Sさんのブログに投稿されている本作の紹介記事
4225『新しい淫同居人【義母と女教師】』

にゃらさんのブログに投稿されている本作の紹介記事
天崎僚介「新しい淫同居人【義母と女教師】」(フランス書院文庫、2017年5月、表紙イラスト:新井田孝)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)新しい淫同居人【義母と女教師】 (フランス書院文庫) [文庫]天崎 僚介フランス書院2017-05-25【あらすじ】涼は父の海外出張に伴い交際相手である友梨佳と1週間と同居生活をして欲しいと頼まれるが、女性の裸に興味を持つ年頃なだけに彼女の入浴姿を覗き見てしまう。...
天崎僚介「新しい淫同居人【義母と女教師】」





例えば弓月誠先生も基本的にはハーレムエンドを避ける傾向にあって、そうしたイメージを持たれていますが、時にはハーレムエンドの作品も執筆されますw

イメージが定着したら本来の王道がイレギュラーになるのですww

独自のカラーが確立できた作家さんの特権になるのですwww



天崎先生もそんな独自性を模索されているのかな?とか思ってみたり。(^^;)






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彼女と人妻とオートバイ(著:葉月奏太、イースト・プレス悦文庫)

2017/5/10 発売

彼女と人妻とオートバイ

著:葉月奏太イースト・プレス悦文庫


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【honto】の電子書籍はコチラ。
ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉 ※6/22(木)発売予定
総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。 ※6/22(木)発売予定

バイクって、こんなに振動するものなのね――めくるめく女体ライディングの結末は?
親の反対を押してまで就職した大手オートバイ販売店を辞め、何か月もくすぶっている健太郎。アパートの隣人・華英にも想いを伝えられずにいた。中途半端な自分を変えたい――販売員時代から心残りであったある客たちに会いに行くツーリングの旅に出ることを決意したが、出発前夜に酒の勢いで華英と身体を重ねてしまう。それでも気持ちを打ち明けられないまま旅に出た健太郎は、旅先で様々な訳あり女性たちと出会い、男として、人間として成長する――。北の大地を駆け抜ける、爽やか青春官能!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 過去の清算とけじめの旅路, 2017/6/4
北の大地を舞台にしたロードムービーチックなバイク小説としては2012年に『美熟女ツーリング』(廣済堂文庫)があり、自動車の旅だと2014年に『蜜情ひとり旅』(竹書房文庫)がある作者だが、今回もまたほろ苦い過去を清算し、心を浄化し、想い人との関係を進展させる主人公のけじめと再出発の旅が描かれている。敢えて違いを見つければ、今回は始まりから終わりまで北海道内で完結していることか。主人公もヒロインも北の住人である。

客商売で感じた負い目を詫びにかつての客の元を巡るという旅の動機は正直なところ弱い。何もそこまで、という印象ではあるのだが、事務的かつ機械的にこなしていく(特に大手の)仕事のやり方に対するシニカルな目線とは言えるであろう。とにかく25歳と思しき主人公は、かつての自分を省みて、かつての自分を清算するため、旅に出る。

こういったストーリーの場合、その多くでは旅先で将来を約束するヒロインと出会ったり再会したりするものだが、本作では出発前に現れている。アパートの隣人である。気の置けない間柄にはなっているのだが、友達感覚にもなっているため、あるいは相手の気持ちが掴み切れていない鈍感もあって一線を越えるには至っていない。この1歳年下の隣人が主人公の旅の行く末を心配しつつ健気に送り出してくれるのだが、最後でさらに健気な一面を見せてくれる。勝気で行動力のある女性像を活かした結末にして実に可愛げのあるヒロインが描かれている。

また、旅路では3人のサブヒロインとの遭遇がある。どれも直接の客ではなく、その相方といった存在なのだが、そこには悩みがったり悲哀があったりと束の間のドラマがある。サブヒロイン達もまた主人公との刹那の交合を機に再出発していくのは定番展開ではあるが、30歳のナースや34歳の未亡人に21歳の女子大生といった面々は主人公より年上もいれば年下もいて、妖艶さがあれば可憐さもあるという、ほぼフルコース状態の布陣である。全体としては慎みがあって、つまりは物足りなさも若干残る官能描写ではあるのだが、それでも相手先の部屋に留まらないシチュエーションの工夫も見られる。

バイクについての蘊蓄を散りばめた1人旅の様子が意外に多く描かれており、旅先でのちょっとした人との出会いとその影響なども盛り込まれたストーリーは内省的である。自身を見つめ直した主人公がスカッと爽快に再出発を期すテイストではないだけに感情がじんわりと滲み出てくるような、それでも主人公の心持ちは確かに変化しているような、そんな雰囲気を醸す作品である。
『彼女と人妻とオートバイ』のレビュー掲載元


悦文庫も電子化が素早くなったようで、紙媒体の書籍発売翌月には電子書籍が用意されるようです。

イイことですね。(^^)

もぅ、電子書籍に慣れてしまうといけませんわw

コミックでは同時発売も進んできましたから、官能小説も早くそうなってほしい今日この頃でありますww



葉月先生のブログに投稿されている自著解説の記事はコチラから。
『彼女と人妻とオートバイ』『父の後妻』





こぅ、何と言いますか、以前と比べて物語性が増していると言いますか、緯線にも増して物語に重点を置いて執筆されているように感じた作品であります。バイクのことや1人旅のことが割と細かく描かれていまして、孤独と気楽さが同居した、1人旅ならではの雰囲気が感じられました。

元より官能ありきではなく物語の中に官能がある筆の進め方をされる葉月先生ではありますが、それがますます顕著になってきているようにも感じましたね……もしかすると、そこにページが割かれて官能描写が減っちゃったのかな?(^^;)



物語性・ドラマ性をどんどん追求していくと「官能要素なくてもいいんじゃね?」といった疑問が沸き、「官能要素なしで書きたい!」といった衝動に駆られた結果、遂には表舞台へと旅立ってしまう先生もおられることでしょうから…………葉月先生!今後もどうか官能ジャンルに留まっていてくださいネ。(汗)






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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : イースト・プレス悦文庫 葉月奏太

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