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人妻玲子-調教の軌跡(著:小菅薫、フランス書院文庫)

1991/1/23 発売

人妻玲子-調教の軌跡

著:小菅薫フランス書院文庫


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「綺麗なオッパイを見せろ。パンティを脱げ……」
正体不明な男からの理不尽な電話、淫らな命令に、
人妻玲子の体内を被虐の血が駆けめぐる。
恥ずかしい姿を見られたい。恥ずかしいことをしたい。
もう一人の自分に操られ、玲子は背徳に溺れゆく。
(引用元:公式サイト


★★★★☆ 姿なき脅迫者に屈しながらオンナが花開く人妻, 2015/11/1
「人妻玲子」はサブタイトルで『調教の軌跡』がメインである。しかし調教と言ってもSMチックかつ直接的なものではない。邸宅の1階をアパートとして間借りさせ、その管理人でもあるが基本的には裕福な暮らしを送る、いわゆる有閑マダムな人妻玲子(28歳)に突然沸き起こったストーカーからの淫らな脅迫。この犯人探しと真相を突き止めようとする中で、常に一枚上手な相手に翻弄され、屈してしまい、その要求に嫌々ながら応じていくうちに心の変化が訪れるという展開である。

年老いた義父を介護する20歳のヘルパーが出てくるもののヒロインは玲子1人。その玲子の家庭環境に加え、いかにもな住人をアパートに住まわせて謎解き方面にも用いながら、官能面でしっかりと役割を与えることで様々な角度から1人ヒロインを描き出す手腕はさすがといったところ。

さらに言えば、当時の作風なのでストレートな官能描写は控えめかつ終盤からとなるが、次第に堕ちていく玲子の心情を、官能的な側面からだけでなく、悪夢のような、あるいは淫夢のようなアプローチからも描いている。脳内に映像としてイメージしやすい文章表現は、かつて数多の作品が映画化された作者の真骨頂でもあろうか。

一向に姿を現さない相手に業を煮やす玲子ではあるが、度重なる破廉恥な要求を渋々ながら受け入れていくと次第にこれこそ自分が本来求めていたことなのだろうか?と思い始める。大きな不満はないが刺激もない毎日に対して澱のように沈殿していた感覚が次第に目覚めていくような、そんな心持ちが沸点に達しそうな時に訪れたクライマックスさえも期待が裏切られた玲子に去来した境地は何だったのだろうか。

ある意味では割り切ったような、もしくは吹っ切れたような潔さをも感じさせる結末は曖昧ながらもどこか凛とした清々しさがある。最後まで人を喰った態度の相手にすれば、これが玲子というオンナを開花させた「調教」の結果であり成果だったのであろうか。
『人妻玲子-調教の軌跡』のレビュー掲載元


当ブログにもとうとう小菅薫先生の作品が並ぶようになりましたけれども、何だかんだ言ってもフランス書院文庫30周年の復刊シリーズは相応に効果をもたらしてますよね、DSKの中ではw

特集:フランス書院 30周年記念復刊シリーズ
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-884.html




嶋悦史先生の作品もこれで触発されなければ読んでいませんでしたもの。

イイ感じに温故知新させていただいています。(^^)



さて、本作は2015/11/3時点で未だ電子書籍化されておりませんので、書店へのリンクを一応は張っておきましたけれども現状の入手方法は古本しかなさそうですね……。

あらすじがまだ6行で確立される以前の1991年作品で「調教」とは如何に?と思いましたが、周辺を超絶に嗅ぎ回っているのか、気味が悪いほどにヒロインのことを何でも知っているストーカーによる脅迫……による焦らしの連続でした。

その標的となるヒロインが玲子さん1人ですから、その発端からじっくり描いているんです。

で、邸宅1階の部屋を貸している住人の男が犯人だと勘違いして接点ができちゃう。そして、その男との関わりが別のピンチを招くといった複線の構造になっているのが上手いなと。

さらには家庭環境にも悩ましい事態がある中で電話で度々呼び出されては破廉恥な要求を強いられて、それに従っているうちに何だか妙な感慨が芽生え始めて、やがて夫との夜の営みも空虚なものになっていくという流れでした。

遠隔コントロールされている羞恥によって焦らしに焦らされていくんですね。



これまで多数が映画化されてきた小菅作品ですが、本作も(相当に古くはありますが)成人映画のDVDが出ています。

2005/03/25 発売

人妻玲子-調教の軌跡1


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「フランス書院」で好評を博した小菅薫原作の官能小説を映像化した「人妻玲子」シリーズ第1弾。優しい夫と平穏に暮らす玲子の日常は、一通の手紙で崩壊する。失くした指輪を拾ったという男・本郷からの要求で、彼の部屋に行く玲子だが…。R-18作品。
DMM.R18はコチラ。
ここ数日、玲子は淫らな幻想に悩まされていた。夫との生活は何の不満もないはずだった。しかし、玲子は毎夜不吉な夢を見、胸騒ぎをおぼえていた。


2005/03/25 発売

人妻玲子-調教の軌跡2


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「フランス書院」で好評を博した小菅薫原作の官能小説を映像化した「人妻玲子」シリーズ第2弾。玲子は隣の主婦・早苗に誘われスイミングスクールに同行し、コーチの隆史に目を奪われる。彼の若く逞しい肉体の魅力に溺れていく玲子だが…。R-18作品。
DMM.R18はコチラ。
北条玲子。死んだ姉の夫と再婚し、表面上は優しい夫との幸せな生活を過ごしていた。しかし、夫との間にはSEXも殆どなく、ストレスと肉体の火照りは募るばかり。


2005/03/25 発売

人妻玲子-調教の軌跡3


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「フランス書院」で好評を博した小菅薫原作の官能小説を映像化した「人妻玲子」シリーズ第3弾。ある日、玲子は向かいのマンションの窓辺で痴態の限りを尽くす女を見てしまう。街でその女に出会った玲子は思わずその後をつけてしまう。R-18作品。



まぁ、案の定と言いますか、作品を重ねる毎に原作とは名ばかりの別内容になっていってるようですけどねww

何しろ女優さんが全部違うから、もはや別作品でしょ!みたいなwww





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テーマ : 18禁・官能小説
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tag : フランス書院文庫 小菅薫

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