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美人教師-淫姉妹(著:由布木皓人、フランス書院文庫)

1990/10/23 発売

美人教師-淫姉妹

著:由布木皓人フランス書院文庫


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事件は放課後の美術教室からはじまった!
教え子の受験指導でヌードモデルとなる真希子。
秘密の特別レッスンを覗き見た抄子。
妹と高校生の信じがたいシーンを目撃した姉の体内に、
嫉妬、羨望、憤怒……
言いようのない熱き淫らな血が駆け巡ってゆく。
(引用元:公式サイト)


★★★☆☆ 超ドSの本性がじわりと忍び寄る姉の復讐劇, 2015/10/12
1988年のデビュー以来、「少年」をキーワードに様々な作品を上梓してきた作者なので本作もタイトルから大体は想像できる内容。地味で堅物な姉(27歳)と自由で奔放な妹(24歳)の高校教師が1人の生徒と関わっていく官能物語である。

妹がきっかけをつくって姉が咎めたところ姉妹喧嘩となり、後に妹のちょっとした企みから姉が巻き込まれていく流れだが、これは姉妹、特に姉の本質を示すための導線に過ぎない。

姉が小学生の頃に体験した「秘め事」を回想で大胆にフィーチャーし、その際に覚えた快感のトラウマを素地として今の巻き込まれた状況に抗えない理由としているのだが、この過去の体験がなかなかショッキング。いわゆる「お医者さんごっこ」に近いノリなのだが、かなりエグいことになっている。

そして、その過去には「その後」と言えるオチがあって、それが今になって呼び覚まされた姉によって(矛先を妹と生徒に向けて)再現されるのは小説として面白く、妹からすれば寝た子を起こすような、封印しておくべき蓋を開けてしまったことでとんでもない逆襲を喰らうことになる。妹先生に続いて姉先生とも関係を持てたとはいえ、生徒に至ってはとんだとばっちりとの見方もできよう。

そんな姉の逆鱗に触れてしまった妹だが、グラマラスなボディと端正な顔立ちには瑞々しい魅力があり、それまで地味で目立たないブサイクを演じていた姉が覚醒してからは元来の美貌で妖艶に化ける良さもあった。実は妹以上に美人の姉という設定は定番の1つながら効果的である。

ただし、官能面に濃厚さが足りないのは当時の描写として致し方ないものの、その復讐劇が「ドS」などといった表現ではヌルいほどサディストな姉の所業によって昂りが鎮まってしまい、思わず賢者モードになって見入ってしまうのが(属性のある一部の諸兄を除くと)決定的に惜しいところかもしれない。
『美人教師-淫姉妹』のレビュー掲載元


書影のタイトルをよぉ~く見ると「美人教師」の文字が少しだけ小さく書かれています。「黒本」公式サイトを見ても同様に小さく書かれていまして、どうやら本来は「美人教師」がサブタイトルのようです。

余談ながら背表紙の「美人教師」はオレンジ色で書かれています。



そして、由布木皓人先生の「黒本」作品は(再販の『女教師と少年』を除いて)現在「14」ありますが、そのうち8作品のタイトルに「少年」が用いられています。

「ママ」と「ふともも」で一時代を築いた牧村僚先生のデビューが1991年であることから推測しますと、誘惑路線に未成年の主人公が本格的に登場してくる前夜といった頃合いに由布木先生が「黒本」で活動されていたようにも思えてきますね。

「少年」の相手が多岐に渡る点や凌辱路線も執筆される雑多な感じはジャンルが確立されたイマドキとも異なりますしね。



で、本作ですが、クライマックスで描かれる凄まじいほどのどんでん返し的展開が大きな特徴でして、後の作品『狙われる美唇』(双葉文庫)でも感じたのですが、予想をナナメ上に裏切る(笑)振り幅の大きさなんですよw

狙われる美唇(2004年10月、双葉文庫)
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-790.html




由布木作品について語るほどの知識も情報も今はありませんが、そうしたクライマックスの作り込みが執筆パターンの1つにあるのかな?と思いました。そうなるための理由づけがしっかりしていますし、何よりその理由づけを楽しまれているようにも感じられるんですよねw



公式サイトを見ると電子書籍の発売は今のところ無いのですが、『総合電子書籍ストアBookLive!』に「おとなの本屋・さん」から出ている電子書籍がありました。

2011/3/11 発売
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「ああッ、駄目よ。や、やめなさい!」「だって、先生がいけないんだ。ぼくが先生のことを好きだって知っているくせに、その先生がセクシーな身体を見せつけるから、オッパイなんか触らせるからいけないんだ!む、無理です。もう我慢できません!」博之は真希子の身体を抱きすくめたまま、首筋に唇を這わす。手を強引に内腿に差しこんで指を蠢かせ、ヴァギナを探りはじめる。「ああ、駄目よォ……」「でも先生は、ぼくが女の身体に馴れなきゃいけないって言ったじゃないですか。だったら、こうして抱き合うのが一番じゃない」



紙の本が古本でしか存在しないであろう現状ではコレが唯一の入手方法ですかね。



【新作情報】
◆ふしだらタクシー(竹書房ラブロマン文庫) 2015/11/9 発売
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ハイブリッド書店【honto】はコチラ。



現時点では書影もあらすじもまだですが、どうやら6年5ヶ月振りとなる新作が出る模様!

これはちょっと楽しみですゾ~!(^^)





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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 由布木皓人

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