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熟女のやさしい筆おろし(著:小鳥遊葵、フランス書院文庫)

2015/8/24 発売

熟女のやさしい筆おろし

著:小鳥遊葵フランス書院文庫


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「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」
少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。
絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……
祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。
教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。
留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。
(引用元:Amazon)


★★★★★ 「島」シリーズの第3弾と言える熟女の濃厚な乱舞, 2015/9/18
タイトルでわざわざ示すほど筆おろしにフォーカスしている訳でもなく、前々作『熟女の海-未亡人義母と未亡人女教師と未亡人海女』から前作『熟女の島-やさしい義母、いじわるな人妻、かわいい兄嫁』と続く作者の「島」シリーズと言うべき路線の第3弾とした方が分かりやすい内容であろう。

ヒロインは揃って35歳の3人(未亡人2人+義母)に20歳の1人が出てくる計4人。正直ちょっと多い印象はあり、やはりというか幕引きがやや窮屈になっている模様。流れとしては良かったのだが、あと数頁あればといった性急さがあり、その割には島の開放的な雰囲気を醸すための、どうしても必要とは思えない文章が散見されたりと全体のバランスには一考の余地が残る。何より島の風習として伝わる祭りを4日間としたことで四日四晩のヤリ捲り三昧という忙しない状況になっているため、確かに官能密度の高まりはあるものの、ここは1週間くらいのスパンで見た方が落ち着きは出たかもしれない。

だがしかし、その「祭り」が本作の要であり、この特異な状況というか設定によって熟女からの誘惑アプローチが段階として不要というか、それはもぅ明け透けと言って構わない積極さで迫ることが可能になっている。ここに本作の官能的な核があり、だからといって軽薄になり過ぎないための熟女の艶が湿り気のある皮革となり、2人の未亡人とは立場が違う夫ある身の義母が18歳の主人公(義息)を溺愛しながらも逡巡する対比で彩りを加えている構図と言えよう。序盤のみであまり出番の無かった1人目の扱いには勿体ないところもあったが、奔放な2人目には別の素顔があったという良いギャップも絡めて魅力を存分に放ちながら20歳の若ヒロイン登場の起点となり、こうした状況をずっと憂いていた義母が主人公の本心を知って自らを解放するまでが頁をしっかり割いて濃厚に描かれていた。

落ち着きがありながら可愛げもある熟女の淫猥描写は相変わらず秀逸なのに加えて今回は20歳の若い娘さんを勝気な性格にして強引さを出すのも悪くなかった。さらには結末に至るまでの存在意義もあって程良いスパイスにはなっていたと思う。ただ、このヒロインの場面では文章にぎこちなさがあったようにも感じられたのと、ついでの重箱突きにはなるが、今回は祭りを特徴づける初日と(特に)最終日の決まり事が強調されたことでその行方が結末に繋がる読み方にもなるところを実際は官能小説的な曖昧さが残る形だったために小説としては語り切っていない印象にも若干陥ったかな?と感じるのは致し方ないところか。
『熟女のやさしい筆おろし』のレビュー掲載元


勝手に「島」シリーズとか命名しちゃってるDSKですけれども、よくよく見れば熟女で統一された3作品(3部作?)になっていましたね。(^^;)シツレイシマシター

……でも、「島」で括った方が良いと思うんですよ。

今後はこれら3作品に出てきた「島」で別集落の話とかスピンオフ的に書けますでしょ?

あとは、サブキャラをメインに据えた別の話も同じ「島」だとできるし。



にゃらさんのブログに本作の紹介記事があります。
小鳥遊葵「熟女のやさしい筆下ろし」(フランス書院文庫、2015年8月、表紙イラスト:丹野忍)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)【あらすじ】ある島で夏祭りに成人間近の若者に対して筆おろしを行う風習が残っており、18歳になった義理の息子・健太が筆おろしの対象として選出され、未亡人で貞淑な留美子と奔放な咲枝の二人がその役目に名乗り出たのを知った義母の由美子は複雑な思いを抱きながらも、息子...
小鳥遊葵「熟女のやさしい筆下ろし」





編集サイドでは需要が無いと判断されそうなスピンオフなのかもしれませんけど、個人的には嫌いじゃないな~、むしろ好きだな~w

以前から時々ブログにも書いてますけど、せっかくの魅力あるヒロイン(メイン・サブとも)がたった1冊の本だけで使い捨て、は言い過ぎにしても、消耗されていくのは勿体ないと思っていましてね。

アイデアという資源も有効活用すればいいのにな~と思ったりもするのであります。



そう言えば、幻冬舎アウトロー文庫だと6冊くらいまでシリーズ化することが割とありますよね。

あれの評判って、どうだったのかな~?

その前に元気の無いのが気掛かりですけどね、幻冬舎アウトロー文庫。(^^;)



【関連情報】
幻冬舎アウトロー文庫のシリーズ作品〈抜粋〉
女教師  全6作 (著:真藤怜、2001年12月~2009年12月)
夜の飼育 全6作 (著:越後屋、2005年12月~2010年12月)







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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 小鳥遊葵

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小鳥遊葵「熟女のやさしい筆下ろし」

小鳥遊葵「熟女のやさしい筆下ろし」 (フランス書院文庫、2015年8月、表紙イラスト:丹野忍) ネタバレ有り。御注意下さい。 作品紹介(公式ホームページ) 【あらすじ】 ある島で夏祭りに成人間近の若者に対して筆おろしを行う風習が残っており、18歳になった義理の息子・健太が筆おろしの対象として選出され、未亡人で貞淑な留美子と奔放な咲枝の二人がその役目に名乗り出たのを知...

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