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魔虐の診察室-人妻女医の長い夜(著:阿澄慎司、マドンナメイト文庫)

2013/4/11 発売
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心療内科医の玲奈は、外科医である夫の雄介に頼まれ、彼の従兄弟・秀彦の相談に乗ることにした。秀彦は会社をリストラされたあげく、妻とも離婚し、最近では鬱気味になってしまったという。だが、秀彦が夫の目を盗んで突然襲いかかってきて…。(引用元:Amazon)


★★★☆☆ 小説として良く練られているが官能要素は少し古臭いか, 2015/4/13
新人作家のデビュー作といった位置づけだが、発売より間もなく2年を迎える現時点(2015年)まで次作が出ていないこともあり、おそらく既出作家の別名義ではなかろうかと勝手ながら推測するところである。それだけデビュー作らしからぬ小説としての構成の妙を感じるからだが、適度な分かりやすさで読み手を誘う伏線とその回収にはそつがなく、心情面もしっかり盛り込んだ展開やオチとしての結末もパンチが効いている。必要な要素がほぼ網羅された凌辱作品としてもオーソドックスな良さは感じるところである。

ただ、初期設定にイマドキらしさがあまり感じられない。ヒロインの人妻女医を辱めるのは夫の従兄弟にあたる中年男だが、ブルジョアなセレブへの妬みと自らの境遇への卑屈な下等意識が綯い交ぜになったドス黒い感情を吐き出すような責め方を古き善き凌辱っぽさを漂わせていると感じるか、何だか一昔前の古臭い凌辱のように感じるかで印象も変わるであろう。

女医にしても育ちの良さから従兄弟の振る舞いを嫌悪するものの、恫喝にも似た態度に出られると弱いエリートらしさがあり、そこにつけ込まれてズルズルと従属させられる展開になっているのだが、そのエリートらしい自分もまた深層では嫌悪していたような、そんな自分を否定することが描かれており、それが官能的に堕ちることの骨子ではありながら逆にそこまで自分を卑下しなくとも、という気にもなってくるところである。

そんなネガティヴな心理が交互に描かれていくことで官能場面にすんなり入り込めなかった部分があったことは否めず、何よりエリートを貶めるために罵倒の浴びせ倒しを繰り返す責め方が個人的には馴染めなかった。

また、全4章という構成は各章のボリュームに特徴があって、始まりの第一章が34頁、ナースのサブヒロインも出てくる姦計の第ニ章は26頁なのに対して本格的な凌辱シーンが描かれる第三章は90頁もあり、さらに陥れて諦観含みの完堕ちへと至る第四章も93頁ある。前半の2章でお膳立てして後半の2章でがっつり描くという構成ではあるのだが、実質的には最初の凌辱となる第三章と堕としのクライマックスと言える第四章との間にある1ヶ月という期間に施された責めがさらっと触れられるのみでは堕ちていくというスムーズさが欠けてしまい、あまりバランスが良いとは言えない。このペース配分にも一考の余地があったように思えてならないところである。
『魔虐の診察室-人妻女医の長い夜』のレビュー掲載元


2013年の作品ですが、今のところ電子化の予定はないのか電子書籍版はみかけませんでした。

……電子化する目安というか基準って何でしょうね?



サブタイトルで示された「長い夜」は確かにあって、延々と続けられる恫喝的凌辱が描かれていましたが、何と言うか、ブルジョアやエリートといった上流な人々への嫌悪のような意識がモーレツに弾けているような、そんな感覚が盛り込まれた作品でもあったように感じました。

罵倒の言葉責め込みで堕ちていく女医のヒロインなのですが、確かに小さい頃から最も言われてこなかった言葉を連発されたら凹みますわね。

そんなショックが次第に刷り込まれていくような描写もあって、逆に最近あまり目にしないタイプかも、とは思いました。

夫の目の前で痴態を見せつける(見せつけられる)結末は良かったですよ。





阿澄慎司 マドンナメイト文庫
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : マドンナメイト文庫 阿澄慎司

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