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はだかのくすりゆび(著:艶々、ニチブンコミックス)

2008/12/19 発売
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傑作・『たとえば母が』、カルト的な人気の『久枝背徳日記』の艶々が、狂おしいほどに緻密に練られたストーリー展開、心をくすぐる台詞で贈る、『はだかのくすりゆび』が登場!娘のお見合いの日、自分の若き頃を思い出し、感傷に浸る戸田翠、42歳。彼女は思いもしなかった……この日、娘のお見合い相手である松下に対して芽生えたささやかな気持ちが、いずれ抑えがたく激しい感情に膨れ上がって行くなんて……(引用元:DMM.com)


★★★★★ 娘の彼氏と関係する背徳を母の視点で描く, 2009/4/1
20歳の娘を持つ、もうすぐ42歳の母のモノローグで物語が進行するのが特徴的な作品である。クールで堅物な母だが、憎からず想っていた娘の見合い相手(主人公)から誘われて関係を持つ。この母は淫らな面が全くない、本当に貞淑でウブな女性なのだが、主人公と触れ合うことで変わっていく。モノローグで『壊れていく』と吐露しているように、めくるめく未知の世界に誘われていく様子がじっくり丁寧に描かれていて、これがまた実に艶めかしくていやらしい。

娘に顔向けできない秘密を持ってしまったこと、これまで相応に満たされた生活だったが、それは妻として母としてであり、女としてではなかったこと、浮気する夫と自分が、そして主人公が同じことをしている背徳、それでも家庭に囚われた自分に比べて自由な夫を羨ましく思う気持ちなどが次々と独白されていく中で、主人公にどんどんのめり込む母の抗えない背徳の誘惑がドキドキのシチュエーションで官能的に演出されていく。お泊り同窓会と偽って主人公宅を訪れて一晩中交わり続ける場面では、心も体も開発され、既に堕ちている母である。ああ、いやらしい。

そして、これら母と主人公の密戯がどんでん返し的な展開を見せて次巻の引きになってドラマを盛り上げる。どうやら生娘っぽい娘の今後の動向が大いに気になる。できれば艶々作品で時折見られる「複数の男から狙われるヒロイン」といった展開(これは自分的にツボ過ぎて逆に地雷気味)ではなく、本巻のような限られた登場人物によるコンパクトで濃密な世界で進んで欲しいと思う。
『はだかのくすりゆび1』のレビュー掲載元


2009/9/10 発売
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これはエロマンガである!…と、一口に言ってしまっていいのだろうか?この『はだかのくすりゆび』。まさにエロいマンガであることは確かだ。しかし、その根底に流れているのは、深い人間ドラマであり、決して描くことの容易ではない、微妙な『性(さが)』だったりする。して、この第2巻、母・翠と婚約者の志人の情事を見てしまった娘のマヤ。その娘が凄いことになってしまう。この物語、結構行き着くところまで行ってしまいます。ただエロいだけではなく、考えさせられて、しかし考えさせられる読者には答えの出ない作品。凄いマンガです。(引用元:DMM.com)


★★★★★ 驚きのどんでん返し展開, 2009/9/14
予想外。帯にある『ふたりの関係を知ったマヤもまた…。』が全てを表す驚き展開である。前巻のレビューで予想した娘【マヤ】の「生娘かも?」は上手くミスリードされたようで、「こうきたかぁ……う~ん、やられた」であるが、母【翠】の不貞を理解するため、大好きな母を否定しないため、否定して失わないための行為だったとはいえ、これにより「お子ちゃま」だったマヤが「女」として開花するのは何だか皮肉。しかも特殊な性癖まで自覚してしまうオマケ付きである。

翠は翠で、ますますのめり込む様は最早浮気を越えて完全な不倫の域へ。家庭を置き去りにして溺れていくが、マヤの変貌を知って悩みも深める。ここで本巻の良いところは、基本的に根っからの悪人がおらず、悶々とした中にも前向きに話が進むところ。マヤの勇気ある真摯な行動によって、この母娘のエピソードは一応の解決を迎える。

だがしかし、この物語はさらなる混沌を迎えていくような気がする。今後どのように展開するか読めない。不倫と同時に「家庭」もテーマにしているフシもあるので、最終的にはこの家族が再び絆を取り戻して再び家庭を構築できるか?という流れになっていくのではと勝手に想像しているが、そのためには『娘編』とも言える本巻に続いて『夫編』が不可欠であり、何となくそれを示唆するような夫の素振りも無くはない。

また、今回描かれなかった、5年前に遡るマヤの「秘密」に至る動機が父、すなわち翠の夫の浮気に繋がるのなら、しかもその相手がマヤの友人【夏美】だったりしたら見事に辻褄が合ってしまうのだが……もしそうだったらカオス過ぎるなぁ。連載中であろう『別冊漫画ゴラク』で今どうなっているのか激しく知りたくなる。

ストーリー展開に目を奪われるが、今回も濡れ場はしっかり用意されている。相変わらずの激しくいやらしいヤりまくり描写は、前巻ほどではないが概ね期待を裏切らない。
『はだかのくすりゆび2』のレビュー掲載元


2010/7/20 発売
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娘の婚約者・ユキトと関係を結び、オンナであることに目醒めた妻・翠。愛なのか、欲なのか…、自らを失い、ユキトに想いを寄せる翠だが、ユキトもまた、正常な迷いの中で苦しむ。ユキトを失いかけた翠の前に現れた者は…。衝撃の官能漫画の傑作、第3巻。(引用元:DMM.com)


★★★★★ 愛情と欲望は同じものなのか並び立つものなのか, 2010/7/22
前巻のレビューで予想した結末もテーマも大ハズレだったが、それでも登場人物をポンポン増やすでもなく、限られた中でコンパクトに纏めたのは良かったと思う。完結するのは残念だが、これ以上続けても散漫になってテーマがぼやけるだけかもしれない。何より本巻1冊を丸々用いて物語を淀みなく紡ぎ、結末の好みは別にしても最終話できちんと結んだことで本作には得も言われぬ品格が漂ったと思う。

さて、本巻では翠の第2の不倫相手として既出の人物が再登場する。ここで光るのは、翠の淫らな欲望が能動的に暴走するのではないところ。娘の元(?)婚約者志人との背徳極まる関係はエスカレートする一方なのだが、同時に「あー、やっぱり不倫なんだなぁー」という限界、後ろめたさを背景にした愛情と欲望との狭間で悩む展開が持ち込まれるのが生々しくもある。想いが強過ぎて重過ぎるがために男の側が及び腰になったようにも見えるが、このことを通じて、また、第2の不倫相手との再会と情交を通じて愛情と欲望に翠なりの答えを導き出したことが本作のテーマと言えよう。

情交描写については今回もまた秀逸。冒頭から志人との爛れた日々が描かれているが、ここまで志人によってしっかり開発されていながら、第2の不倫相手によってさらに開発されて高まっていく描写が淫猥極まりない風情で描かれていく。ここで面白いのは、密戯が夫の目に触れてしまう、いわゆる寝取られ描写が終盤にあるのだが、別の男に寝取られる夫は当然として、志人との関係を本線として見れば、読み手もまた夫とは別の意味で若干寝取られたような気にもなることである。しかし、あれだけ奥手で堅物だった翠が最後には物凄く成長したようにも見え、何だかやっぱり女って怖いな、みたいな奥深さを、悲哀と艶っぽさと共にしっとり見せてくれた作品だったと思う。
『はだかのくすりゆび3』のレビュー掲載元





艶々先生ほどのキャリアともなれば、どーしてもコアなファンが一緒に年を重ねていくものでして……まぁ、実際の年齢という意味でも、ファン歴の長さという意味でもありますが、そんな艶々ファン熟年層(笑)に向けて練られた、そしてウケた作品だったのではないかと勝手に想像しておりまする。

レビューを順に追っていただくと分かると思いますが、ストーリー展開の読めなさも魅力の1つでしたね。

しかし、終わってみると実に艶々作品らしくもあり、そのために読み手の勝手なイメージとは異なる結末には戸惑った方々も少なくなかったようで、各巻にぶら下がるレビューの多さと、その賛否渦巻く様が如実に示しているようにも思います。



ただ、それを差し置いても官能成分は濃い!



全く以て不倫容認派ではないDSKですが、不倫の官能的魅力を余すところなく描いた作品でもあったと思えてなりません。

そして、淑やかで奥手だった熟女が次第に花を咲かせていく、その妖艶さが堪りませんでした!w



で、この作品は映画化されていまして(2014年4月公開)、そのDVDも出ています。

どうやら上・中・下とある3枚組BOX仕様のようですね。

  2014/05/02 発売
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変わり映えのない日常。何事にも無関心な夫と、次第に枯れゆく己の肉体―。40を迎え、そんなぼんやりとした不安の中に生きる人妻・翠(濱田のり子)は、ある日娘・マヤ(七海なな)の見合い相手である松下(夛留見啓助)と、はからずも肉体関係を持ってしまう。以来、ふたりは事あるごとに逢瀬を重ね、悦楽と背徳の日々に身を崩していくが…。娘の恋人と恋に落ちてしまう人妻の恋愛を描く、妖しくも切ない背徳的ラブストーリー。(引用元:映画版公式サイト



また、その上・中・下はそれぞれ個別にレンタルも可能なようです。

……纏めてレンタルさせてくれよ、という気もしますが。(^^;)

でも、それぞれの表紙カバーが異なるのはイイですねw




※画像をクリックすると DMM.com のレンタルページにジャンプします。

40を迎えた人妻・翠は、ある日、娘の見合い相手と肉体関係を持ってしまう。以来、2人は悦楽と背徳の日々に身を崩していくが…。娘の恋人と恋に落ちてしまう人妻の恋愛を描いた、妖しくも切ない背徳的ラブストーリー。





さらに情報アリ!

実は続編と言いますか後日譚がありまして、それが来月(2015年2月)発売されます。

◆あの夜のささやきが。(ニチブンコミックス)
2015/2/28 発売
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官能劇画というよりも、叙情派漫画家としての地位を確立した艶々の新作『あの夜のささやきが。』は、大ヒットし、映画化もされた『はだかのくすりゆび』の後日譚とも言える作品。妻であり、母である主人公・翠が、性に目醒め、家庭を崩壊させたのちのストーリーで、翠は、とある島に移り住み、激しい禁欲の生活をしていた。しかし…。

【追記】
ブログにレビュー記事を投稿しました。
あの夜のささやきが。
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-863.html



ヒロイン翠さんの「その後」が実に気になりますねぇ~~~!(^^)





艶々
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