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電子出版物の今後を気ままに占ってみる

改めて、新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申し上げます。



新年の抱負を述べるような仰々しさはありませんが、せっかくなので(と言いつつ何となくですが)2015年の電子出版物を占ってみたいと思います。



皆さんは既に電子書籍・電子コミックに移行されていますか?

……DSKは全然です。(汗)

……全く以て書籍派です。(大汗)

ナゼでしょう?



電子書籍・電子コミックに移行する理由がないからです。



いや、確かに書籍だと保管に場所を取りますし、オーダーした瞬間にダウンロードできて読み始められる電子書籍・電子コミックの強みは把握しています。

しかし、何と言いますか、入手した実感に乏しいんですよね。買ったゼー!ヤッホー!みたいな所有欲が満たされないと言いますか……書店に足を運んでお目当ての本を見つけた時の達成感のような、あるいはネット書店で注文してから数日後に届いた時の「キタ!」みたいな感覚がすなわちゲットしたということなのでしょう。

クリックひとつで購入できて場所も取らないのに避けて、わざわざ労して面積と重量のある物体を獲得する……なかなかMな所業でもありますよね。(笑)



ここで電子出版物に関するコラムを順番にご紹介していきます。



OnDeck - オンデッキ(2014年7月15日)
日本の電子出版物の売り上げ構成比率は5.7%〜電子書籍市場の約8割をコミックが占める
http://on-deck.jp/archives/1247



ここでは「2013年度の推計によれば、電子書籍市場規模は936億円、電子雑誌市場規模は77億円で、合計した電子出版市場規模は1013億円と、調査開始から初めて1000億円を突破した」と記されています。

ただし、その売上構成比はまだ低いため、米国のような20~30%のシェアに至るには一般書分野での電子書籍が成長する必要も指摘しています。



見て歩く者 by 鷹野凌(2014年7月27日)
2014年上半期ベストセラー(日販調べ)に見る「電子書籍」市場が離陸しない理由
http://www.wildhawkfield.com/2014/07/reason-why-e-book-market-do-not-take-off.html



こちらでもコミックが全体の8割を占めていることに触れつつ「特にフィクション系は、東野圭吾氏、村上春樹氏、百田尚樹氏、西尾維新氏、宮部みゆき氏あたりの人気作家作品が、まったく電子化されていない。逆にコミックは、ほぼ電子化されている。ビジネス書がそこそこ強いのも、ラインナップがあるからこそ」と分析し、「売ってなければ、買いたくても買えない」と結論づけています。



ITmedia eBook USER(2014年09月11日)
国内電子書籍市場はコミックがメイン――今後はどうなる?
http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1409/11/news103.html



こちらでも電子コミックが全体の8割を占める現状を示しながら「紙媒体を含む国内コミック市場規模では、電子コミックの構成比は約15%程度だが、国内小説・文学(ライトノベルを除く)市場規模における電子書籍分野の構成が約2%弱となっていることと比べると、その比率の大きさが分かる」と、小説の電子書籍化が進んでいないことを指摘しています。

また、こちらでも有名作家の小説が電子書籍化されていないことを記しています。



つまり、誰でも知っているメジャーな作品群が電子書籍化されることで、電子出版物そのものの認知度が向上されれば今後の構成比率の上昇にも繋がっていくのではなかろうか?

ぶっちゃけ、そもそも電子出版物ってのは思ったほど知られていないのではないか?



……そんな気がしてきますね。



では、ナゼ有名どころの小説の電子書籍化が進んでいないのでしょう?

……オトナの事情?



やっぱり「累計発行部数○○○万部!」ってのがどうしても止められない金看板で、「累計○○○万ダウンロード!」では少し弱いと感じている人々がいるってことでしょうかね。

……どうなんでしょ?(^^;)



あぁ、レコードがCDへと一気にチェンジして、今後はレコードでの販売はありませんよ、という事態に書籍でもなったらDSKも電子書籍・電子コミックへ簡単に移行しますよw

だって、他に購入する方法が無くなるんですものww

音楽の時はそうだったんですものwww



そんな中でも今後を占ううえで電子出版物らしい販促方法を模索しているような電子書籍・電子コミック作品をご紹介したいと思います。



◆ずっと、触ってほしかった(著:庵乃音人)角川文庫
2014/12/25 発売
Kindle版はコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。<電子書籍>
奥手な純の恋の手ほどきをするのは、死んだばかりの幼馴染みの凪。幽霊に助けてもらった純は無事に童貞を卒業できるのか?笑えてエッチでちょっぴり切ないニュータイプの青春官能ファンタジー。Kindle版には特別附録として、1月25日刊行予定の“青春官能ファンタジー”シリーズ第二弾『罪つくりなからだ』の冒頭部分を収録!



【honto】の電子書籍版はどうなっているのか不明ですが、Kindle版では来月発行予定のシリーズ第2弾作品の冒頭部分が特典として収録されています。紙媒体の書籍で冒頭部分だけわざわざ製本なんてできないでしょうから、こういったオマケは電子書籍ならではですよね。



◆イキツケ!1(著:春輝)バンブーコミックス
2014/11/7 発売
Kindle版はコチラから。
ヌクヌクのおしぼりであなたのストレス拭います―――。脱サラした親父が開店した居酒屋・若菜はスーパーの特売品をそのまま客に出すような怠慢経営のお店。ここに来る男女の客を巡るちょっとエッチな人間模様を描くオムニバスストーリー。大人気作家・春輝の放つ、新境地!!



こちらは(いつまで続くのか分かりませんが)Kindle版だと紙媒体コミックの半額で購入できます。

……そもそも製本コストのかからない電子出版物がナゼに紙媒体とほぼ同一価格なの?というギモンもないではないですから(^^;)、こういった電子出版物だからこその価格訴求もアリではなかろうかと。

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ジャンル : アダルト

コメント

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気分の問題かも

DSKさま

私も電子書籍に移行していない派です。
黒本では、電子書籍でしか読めない作品があるので仕方なく購入しましたが、タブレットを手に入れた今でもやはり紙が読みやすいと思います。
読んだ気になるからいいと言うことかもしれません。

私のすんでいる町では昨年から高校生全員にタブレット端末購入が義務付けられて(もちろん行政の補助があります)授業に導入がはじまりました。

紙と鉛筆で勉強した場合とタブレット端末を利用して勉強した場合で内容の理解度合いを検証した結果、あまり変わらないことがわかったからだそうです。

振り返ってみると、書いたことで理解した気になっていてほとんど身についていないので、こうして凡人として時を過ごしていることからも、気分の問題なんだろうなと思ってしまいます。

しかし、タブレットやクラウドサービスが普及して、Wi-Fiの環境も整っているので電子書籍のほうがいいような気がしますが、充電もスマホほどではありませんが、結構減ります。本はそういうことがないのでいいですよね。

確かに何千冊ものデータを手軽に持ち歩けると言いますが、逆にそんなにデータを持ち歩いて読むのでしょうかね。
本を一冊カバンの中に入れてじっくり読むのがいい感じがします。

No title

DSKです。
コメントありがとうございます。

結局のところは「気分の問題」……DSKも大いに同意です。(^^)

>書いたことで理解した気になっていて

いやぁ~、書いて覚えるって重要な作業に思えますけど、実際はそうでもないのでしょうかね。タブレットにタッチペン使用で書いて覚える作業はできる、という話もありそうですがw

>何千冊ものデータを手軽に持ち歩けると言いますが、逆にそんなにデータを持ち歩いて読むのでしょうかね。

これもまさに「気分の問題」ですよね。要するに、読む・読まないよりも「持っている」こと自体に意味があって、それは自室の「秘密の本棚(笑)」にあるのかスマホの中にデータとしてあるかの違いでしかないのかもしれません。


ではでは~!

No title

あけましておめでとうございます♪
ごあいさつが遅れてすみません(汗)

私もあまり電子書籍版はそこまで利用していないですね。
まぁ、すぐ読んでレビューしないとみたいな場合とか、現物より先行発売している場合は中々便利なんですが、挿絵の枚数とか数えるのが面倒だったりと、良い点、悪い点がありますね(汗)

普段は挿絵のページに紙を挟んで、最後に集めて枚数を数えているので…。

レーベルによって、電子化に力を入れている、いないのが両極端なだけにまだまだ一般的になるのはもう少し時間がかかりそうですね。

今年もよろしくお願いします♪

No title

DSKです。
コメントありがとうございます。

そして、あけましておめでとうございます。

>挿絵のページに紙を挟んで、最後に集めて枚数を数えているので…。

う~ん、まさに書籍ならではの読み方!(笑)
ただページを捲るだけでない本の良さがありますよね。

リーダーアプリによっては「付箋」を貼るのと同等の機能もあるのでしょうけれども、どうにも「付箋」の実感が沸かない気もしますし……。

>一般的になるのはもう少し時間がかかりそうですね。

スマホの購入時(初期設定)でリーダーアプリがプリインストールされているようなことに今後はなっていきながら浸透していくのかもしれませんね。

それでは、本年もよろしくお願い申し上げます。
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官能レビュアーDSK

Author:官能レビュアーDSK
Amazonその他の書籍サイトで男の、というか男なら!という肉欲煩悩中枢刺激ジャンルに特化した、裏街道という名のスキマに徹する変わり者レビュアーDSKです。

官能小説
メニュー欄では発売年別にカテゴライズしています。作家別ご覧いただく際は最上段記事の索引より検索できます。

青年コミック
一部に桃色成分の高い一般コミックを含んでいます。また、複数巻となるシリーズ物は1つの記事に纏めています。

成年コミック
多岐に渡るジャンルに対してDSKの好みに偏ったセレクトかもしれません。(汗)

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主だった同一タイトル(シリーズ物)を1つの記事に纏めています。

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