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僕が溺れた女(ひと)-五つのインモラル(著:鏡龍樹、フランス書院文庫)

2009/4/23 発売

僕が溺れた女(ひと)-五つのインモラル

著:鏡龍樹フランス書院文庫


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柔肌のぬくもりに包まれた故郷の先生との初体験。
熟れた女体の素晴らしさを教えてくれた36歳の義母。
お嫁に行く前に「第二の処女」を捧げてくれた実姉。
まだ蒼さの残る乳房をさらしたセーラー服の妹。
セックスに溺れた隣家(となり)の人妻との不貞。
僕の肌に甘い匂いを残していった五人の誘惑者たち!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 主人公の長年に渡る背徳の女性遍歴, 2009/5/4
一言で言えば作者の既刊『僕と最高のお姉さん-六つの贈りもの』に極めて似たオムニバス形式の作品である。5章立てで5人+αのヒロインが登場し、主人公の14歳~23歳くらいまでの相手を順番に務めている。「初めて」だった担任先生とのウブで一途な中学時代から、義母(高校)→ 実姉(卒業時)→ 実妹(大学)→ 隣の人妻(社会人)と続く。

後半にいくに従い経験を積んだことによる自信を深め、人妻との頃にはテクニシャンのように振る舞い、経験豊富な人妻さえも翻弄、最後は焦らしに焦らして調教にまで成功してしまうほどになる。年齢を重ねたこともあって少しずつズルさや図々しさも出てくる主人公である。

各章でのヒロインとの絡みは、その時々の状況や心境も交えた、愛情と艶っぽさに溢れるなかなかの良さなのだが、章を跨ぐと呆気ないほどあっさりと過去のことになってしまい、どうにも勿体無いような物足りないような流れである。オムニバス形式の宿命かもしれないが何ともスカッとしない。

そして、これはもしかしたら鏡作品らしくない結末に拠るところなのかもしれない。物語としても中途半端な、何だか突然の打ち切りに対処したかのような判然としない終わり方だし、最後の人妻への接し方などもここ最近の作者らしくないと思うのである。久し振りの鏡作品だったので期待していたのだが意外な作風だった。

この違和感は何だろう。編集サイドからの単なる意趣返しならいいのだが、作者自身の執筆活動に対するアプローチに何かしら変化が起こっているならば、そしてそれがあまり喜ばしくない方向へ向かっているのではと、作品のレベルは高いのだが老婆心的危惧をしてしまう。
『僕が溺れた女-五つのインモラル』のレビュー掲載元


レビューでは作風の変化を感じ取って、鏡先生の今後にまで何とはなしの心配をしておりますが、それが正鵠だったかどうかは定かでないものの、この次にもぅ1作品を出されてから鏡先生は約3年半ものブランクに入ります。



にゃらさんのブログでも本作が紹介されています。
誘惑官能小説レビュー 鏡龍樹「僕が溺れた女 五つのインモラル」





そして、2013年になってマドンナメイト文庫から上梓されたのが『熟れごろ保母さん-夜のご奉仕』でして、熟年主人公と恥じらい保母さんの2人っきりという実に方向転換な感じがするアダルトな作品だったのであります。

ここに至るまでには、どのような心境の変化があったのでしょう……。





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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 鏡龍樹

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