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世界一甘い授業-未亡人女教師と新任女教師(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

2009/2/23 発売

世界一甘い授業-未亡人女教師と新任女教師

著:神瀬知巳フランス書院文庫


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「先生、今ね、とっても淫らな気分なの…」
濡れたブラウスに透ける女教師の柔らかな乳房。
太腿の付け根には漆黒の翳りを隠す極小下着が。
したたかな年上の思惑を噎せかえる色香に隠し、
甘えん坊な教え子を誘惑する29歳と24歳。
神瀬知巳が描く「世界でいちばん甘い」初体験。
(引用元:Amazon)


★★★★★ 主人公とヒロインの背徳な関係に重点を置いた秀作, 2009/2/27
相変わらずのハイレベルである。今回は高校生主人公と未亡人先生との邂逅から関係の始まりと愛情の確認、途中から始まる新任先生との関係を挿んで永遠の愛を誓い合うまでの軌跡が未亡人先生寄りで描かれている。

ヒロインの心情を妖艶に描きだす手腕はさすがの一言。最初はちょっと気になる生徒くらいだったのが次第に変化し、それが愛情だと認識してからタガが外れ、のめり込み、かけがえのない存在へと昇華していく。これをじっくりねっとりいやらしく綴った第三章までは圧倒的ですらある。

ただ、第四章は主人公を横取りしようとする新任先生が悪役のポジションにいて興が冷める。主人公の弱みにつけ込んで尊大に責める新任先生に少しムカつき、それに屈する主人公にも少し失望する。最後に新任先生が漏らす本音と、続く第五章でスパッと未亡人先生に戻ったことでテンションが維持できた。新任先生は第六章で主人公からしっかり逆襲、未亡人先生からはこってり復讐されることになる。

よくもウチの子を今まで散々いじめてくれたわね、とばかりに言葉と愛撫で新任先生を責め立てる未亡人先生は、まるで瞳のハイライトを無くしたアニメキャラのよう。しかし、生徒と先生という背徳を分かち合う存在として受け入れていく。

この背徳も本作のポイントで、先生達はしきりに教職者にあるまじき行為と独白するが、その割に情交は美術室、準備室、職員トイレ、生徒会室、図書室、空き教室と学校内ばかりである。この濃厚な背徳感が先生達の感度を上げると共に読み手の興奮も誘っている。

最後は観念した新任先生も含めた3人での新しい生活で幕を閉じる。エピローグでは旅先でうんと羽を伸ばした先生達が連夜のコスプレを披露しており、最後には象徴的な衣裳を纏っている。第四章でどうするか迷ったが、全体を見れば充分に星5つを献上できる秀作であろう。次は異なるストーリー展開かオトナの主人公で読んでみたい。
『世界一甘い授業-未亡人女教師と新任女教師』のレビュー掲載元


デビューから5作をかけ、登場人物の設定や主人公との関わりこそ異なるものの、基本的には似通ったストーリー展開で「神瀬節」とも言える独自の作風を築いた後の6作目にあたるのが本作と言えるでしょう。

DSKの個人的な印象ですが、本作よりしばらくの神瀬作品は、スパイス的な変化を盛り込む試行錯誤の時期だったかなと。



愛好家Sさんのブログで紹介されている本作の記事はこちら。
1625『世界一甘い授業 未亡人女教師と新任女教師』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2009/02 発売●あらすじ家庭不和に悩んで欠席がちだった優秀な少年が、若くして未亡人になった女教師と深い仲になって生きる力を与えられた。そして、少年に恋人がいるのを知った担任の女教師は、自分の気持ちに気づく事になる。●登場人物【真田遼一】16歳。童貞。高校一年。陸上部所属。努力家で優しい性格で、端整な容貌をした、文武...
1625『世界一甘い授業 未亡人女教師と新任女教師』

にゃらさんのブログでも紹介されています。
誘惑官能小説レビュー 神瀬知巳「世界一甘い授業 未亡人女教師と新任女教師」





今回だと意地悪な側面があって尊大に振る舞うヒロイン(新任先生)の登場でしょうね。

イヤなヒロインだなぁ、と思わせながらも最後の逆襲で溜飲が下がるのは良かったです。





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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 神瀬知巳

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再読です

DSKさま

ツイッターでご紹介されていた『フランス書院文庫オールタイムベスト100』の中の作品を読み直しています。(情報ありがとうございます)
前作の『隣のベランダ 僕のおばさま・僕の美姉妹』が選ばれていたのですが、その後のこの作品もいい感じがしたなと思い再読してみました。

発売された当時は、主人公は優秀で(でも本人はネガティブ)、素直になればいいのに素直ではないという二人のヒロインが、性欲によって心を開いていくというか、心が溺れていく情景は神瀬作品の中でも良くできているという印象を持っています。

再読してみると未亡人先生も新任先生も主人公に対して距離があったものの、交わった途端に距離がグンと縮むという、それはないでしょという感じはしました。
官能の場面で二人のヒロインの主人公に対する切ない思いが重なった交わりが特によく描けてるので物語の展開が物足りないと余計に感じたのかもしれません。


神瀬版「嫉妬の応酬」?

DSKです。
コメントありがとうございます。

>『フランス書院文庫オールタイムベスト100』の中の作品を読み直しています。(情報ありがとうございます)

いえいえ、お役に立てて幸いです。(^^)
せっかくの無料ですから、つまりはプレゼントみたいなものですからゲットしておいて損はなく、という感じですよね。

>素直になればいいのに素直ではないという二人のヒロイン

新堂麗太作品を評する際によく「嫉妬の応酬」という表現を用いますが、本作の先生2人は神瀬版の嫉妬の応酬だったのかな?と今になって思うところもありますね。
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