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私は兄嫁…-貴和子・二十四歳の独白(著:鳴海英介、フランス書院文庫)

2000/06/23 発売

私は兄嫁…-貴和子・二十四歳の独白

著:鳴海英介フランス書院文庫


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隆くんが見ている……夫の下で悶える私の痴態を!
夫婦の寝室に侵入した少年の視線が貴和子を変えた。
欲深な本性が目覚め、淫らな罠がはりめぐらされる。
扉を開けて入浴、スリップ姿で昼寝、見せつける自慰。
思惑通り獣と化した義弟で、肉欲を満たす淫らな兄嫁。
エスカレートしていく行為は、もう過ちとは呼べない。
(引用元:Amazon)


★★★★★ 背徳に溺れる愚かな2人, 2008/12/8
淫らな欲望にスイッチが入った兄嫁と高校生の義弟の愚かな顛末である。

きっかけはどちらか。最初に兄夫婦の営みを覗いたのは義弟だが、これにより姦計を案じるに至ったのは兄嫁である。どっちもどっちだろう。ただ、自分から挑発しておきながら表面的にはあくまで義弟に迫られて止むを得ず、という態度と立場を最後まで維持する兄嫁の方がタチが悪い。全編に渡って兄嫁の視点で綴られ、自分が感じたこと、思ったこと、して欲しいこと、そのためにすること、その結果どうなったかなどが赤裸々なため、兄嫁の思うままに翻弄されていく義弟という構図になるからである。

前半は義弟に襲わせるための下準備。風呂を覗かせ、下着を盗ませ、スリップ姿の居間でわざと居眠りして身体を触らせる。仕上げとばかりに黒下着で自慰の最中に思惑が成功、関係を持つに至る。

ここまでならただの悪女だが、最後の一線を越えた義弟が思いの外暴走する後半で様相が変わってくる。夫が出張すると学校を休んでまで、それこそ一日中貪り続ける姿にその兆候は現れていたが、どんどんエスカレートする行いに兄嫁も戸惑いながら応じていく。なんかヤバいな、と感じつつも止められない状態である。

夫に悟られない振る舞いが不可欠な兄嫁、ストレートに想いをぶつけるだけの義弟、この違いが次第に表面化していく。狂い始める義弟、夫婦の営みを拒み始める兄嫁、これにより妻を緊縛してまで事を果たし始める夫。次第におかしくなる関係は、暴走を極めた義弟が無理矢理剃毛したことで決定的になる。

その後の結末を予測出来なくなるまで追い詰めたものは何か。兄嫁に溺れた義弟、その義弟を御しきれなくなるまで愉悦に溺れた兄嫁、やはりどちらも愚かだったと言うしか無い。ただ、結末を読む限りでは、さんざん楽しんで男を弄んでいたのに何だか女は得だなぁ、との感想にもなり、少々複雑な気分で読了する作品とも言える。
『私は兄嫁…-貴和子・二十四歳の独白』のレビュー掲載元


鳴海作品としては一応の最終作ですが、前作『私は罪深な看護婦-義母二十八歳』からさらに昇華した集大成的な内容の充実が見られます。



全編これ兄嫁の一人称。

常に受け身で描かれる淫猥この上ない官能描写。



義弟を誘い込む前半と、次第に常軌を逸していく義弟に困惑していく後半といった構成の妙。

そして、エスカレートが極まった果ての破滅。

独白という特徴的で特異な体裁ながら実に官能小説らしい官能小説だと思います。

恋に盲信し、独占欲に暴走する……男と女に生まれる普遍的な感情を官能方面へぐんと拡大解釈して出来た作品のようにも思えてきます。





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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 鳴海英介

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