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奥さま限定クリーニング(著:蒼井凛花、二見文庫)

2019/3/26 発売

奥さま限定クリーニング

著:蒼井凜花、二見文庫


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衣類だけじゃありません、お体もキレイにいたします!
高級住宅街にあるクリーニング店ではこんなサービスが人気で──女性に大人気の元CA作家による官能エンターテインメント
実家のクリーニング店を手伝うことになった健二。高級住宅街にあるため、顧客はセレブな女性ばかり。ある日、客が出そうとした荷物からハラリと下着が落ちて……。その日から、奥さまの体もクリーニングいたします!──と、シミ抜きの技術を生かしつつ近所の人妻たちを相手に体験を重ねていく。人気の女性作家による官能エンタメ!
(引用元:Amazon)


★★★☆☆ 連作短編形式ならではの良し悪し,2019/6/2
雑誌『特選小説』に不定期連載されたシリーズ短編を纏めた作品。洗濯屋の主人公が「ケンちゃん」と呼ばれるのは古式ゆかしい法則を踏襲しているが、クリーニングを依頼しに訪れる「奥さま」に留まらず、短期パートとして勤めた人妻や、あるいは学生時代の恩師たる女教師といったバラエティの広がりがあったのは悪くない。最終章でCAが出てくるのは作者らしいところか。

基本的には人妻ヒロインが主人公を摘み喰いするがごとく積極的に誘惑する展開。高級住宅街を舞台にしているのでセレブ妻の登場が多く、ゴージャスな雰囲気が漂う。夫ある身ながら背徳感は乏しく、主人公も下心が満載なので割と安易に関係を結ぶ印象ともなるのはスピーディな展開になりがちな短編だけに致し方ないところか。単行本として続けて読むと、新たなヒロインが現れる度に懸想している主人公が移り気な印象になるのもまた然り。何より全7編の収録により1編が40頁前後と少ないことも起因するのか、全体として盛り上がりに欠ける。

そんな中にあって教職者らしくない言動と大胆さのギャップがあり、かつて憧れた年上の女教師と関係する喜びが伴う第6章には背徳的な良さが感じられた。裏を返せば「奥さま」ならではの背徳感が乏しいと人妻に限定する意味が問われるとも言えよう。その辺りの設定的な捻りが他のエピソードにもほしかったところである。
『奥さま限定クリーニング』のレビュー掲載元


同一の主人公による連作シリーズではありますが、短編集ですね。

元は『特選小説』に不定期掲載されていたので、それなりに間隔の空いた状態で読む分には問題ないのですが、というか全然良いのですが、続けて読むとちょっと気になる部分が露呈したように思います。続けて読むタイプではない短編を続けて読んだ弊害が出てしまったようにも……。



クリーニング屋にヒロインが現れ、主人公の下心が発動し、ヒロインからの誘惑もあって懇ろとなる……この流れ自体は良いのですが、これが繰り返さる、ヒロインを変えて繰り返される。つまり、ヒロインが変わる度にいちいち懸想している主人公が単なるスケベ男にしか見えなくなってしまったんですよねぇ。(^^;)

いや、男の桃色願望として悪くないことですし、実際に心の内ではそんなことを考えているのが男でもあったりするのですが、それはそれとして、男として筋を一本通してほしかった気も湧いてきてしまいまして……。



単行本化するにあたり、次章の冒頭である程度の時間経過や季節の移ろいなどを示す一文を差し込んで、不定期掲載時に近いような間隔を作中で空けることができれば印象が変わったかもしれませんね。





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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : 二見文庫 蒼井凛花 官能小説 特選小説 短編集 人妻 セレブ妻 奥さま 誘惑

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