FC2ブログ

人妻エアライン(著:蒼井凜花、二見文庫)

2018/8/27 発売

人妻エアライン

著:蒼井凜花、二見文庫


Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

「お客様、こんなところで……!」高度1万メートルの淫欲──。
女性に大人気の元CA作家による官能エンターテインメントの傑作
航空会社ビーナスエアラインは、「人妻限定」でCAを募集、そのため「人妻エアライン」とも呼ばれていた。そのことで、人妻CAたちは、「期待」を持って搭乗してくる客たちに好奇の視線を浴びせられ、様々な行為を求められたりしていた。一方のCAたちも、夫への欲求不満が募っていて……。女性にも大人気の元CA作家による官能エンタメ!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ この作者の今後を立脚させるかもしれない王道のCA連作路線,2018/9/10
この作者の過去作品を既読の諸兄なら『機内サービス』や『ときめきフライト』にその続編である『誘惑最終便』辺りをイメージすれば間違いない。本作も同様のテイストである。しかし、それらと全く以って同じかと言えばそうでもない。今回は人妻設定が100%盛り込まれている。登場する全員が人妻CAという妙味である。様々なタイプのCAであり、様々なタイプの人妻となる、このダブルの色合いが作品を彩っている。

一応のメイン格を立たせるのもお馴染みの構成。結婚を機に一度はリタイアしながら再起を果たしたことで改めて新人扱いとなっている清楚系で生真面目な【理帆】(27歳)を中心に、先輩格で奔放な自由人の【詩織】(28歳)と産休明けのロリ巨乳【美香】(24歳)、そして彼女達の纏め役であるパーサーの【玲子】(35歳)という布陣。幼子がいる美香には母乳、大学生(19歳)の義息がいる玲子には母子相姦といった要素もしっかり用意されており、機内やステイ先での情交に捻りが加わっている。

6章立ての第1章から第4章は理帆・詩織・美香・玲子がそれぞれメインヒロインを務め、第5章では理帆&詩織の3P、最後は全員総出の乱交に発展する第6章と盛り上がっていく。トラブルが生じたことで乗客が僅かという状況だったとはいえCA達との乱痴気が機内で繰り広げられるのは現実離れも甚だしいところだが、そこは官能小説的ご愛敬と言うか、官能ファンタジーとして受容すべきであろう。とあるCAにはまさに夫の目の前で……という寝取られ風味が盛り込まれており、なかなか淫猥度の高い展開でラストを迎えている。

様々なお色気事件(?)に巻き込まれていくことが多い理帆だが、夫への貞操を守れぬ憂いを湛えつつ、覚えた愉悦と快感には抗えずにズルズル引き込まれていくいやらしさがあった。個人的には玲子の存在感がもう少し際立っていればさらに良かったと思うが、バラエティ豊かなCA達それぞれに魅力は感じられ、全体としても良好だった。女流作家だけに女にもオンナの色欲があることを前提としているのが特徴的とも言える。

今後も続けばいずれネタ切れの感が否めなくなってしまう路線とは思うが、この作者が現状最も求められる作風だと思えば多少のマンネリはゴリ押しで通してしまって良いと思う。内容がいやらしければ設定やストーリーがマンネリでも構わないことは先人達が既に示している。それでもやはり変化を求めようとするならば、機内やステイ先のホテルといった業務の延長線上にあるシチュエーションに留まらず、例えばオフの日を取り上げるのも時にはアリかもしれない。

なお、スポーツ新聞の連載を単行本化した作品につき、未収録のエピソード如何によっては続編もあり得る。それはそれで楽しみにしたい。
『人妻エアライン』のレビュー掲載元


古い話ですが、かつてキョンキョン(小泉今日子)は突然に髪を切り、自らにイメージされていたアイドルの殻を破りました。本当の自分じゃないけれども求められているからと我慢してきたアイドル路線を自ら払拭しました。

事務所にも連絡せず、まさに突然、ある意味では自分勝手にイメチェンを図った訳ですから暴挙でもありますし、当然ながら叱られたそうです。しかし、キョンキョンの人気はさらにブレーク。突き抜けた存在となりました。

成功したから良かったものの失敗だったら……という観点はありますが、ここで大事なのは、そんな自由を勝ち取るまでは我慢してきたということでしょう。

売れるまでは売り出す側の意向に従った。固定されたイメージになるかもしれなけれど、その一点突破が成るまで我慢した。こうした過程を経たことで事務所の思惑を超えて世間が許した、認めた。自由なキョンキョンの方がイイ!と喝采を送った。そういうことでしょう。



蒼井先生もまた「元CAの官能小説家」で売り出していますから、しばらくはCAモノを求められると思います。この路線ではもぅ何冊も書いてるし、他の路線を執筆したい、凌辱モノも書きたい!といった思いが先生ご自身には芽生えるでしょうけれども、浸透するのは相当な時間を要するものですし、何より一定のイメージで売り出された形ならば、その分野で一定以上の実績を残さないと「その先」がないと思うのであります。上記のような過程が必要ってことですね。

僭越ながら、本作のレビュータイトルにはそうした意味を込めています。

つまり『今後を立脚』というのは、実は他に執筆する人がほぼいない、実はかなり寡占状態にあるCA路線を今後もしばらく突き進めることで、「蒼井凛花=CAモノ」のイメージがさらに広く浸透し、この分野で立脚することで、その先に自由な執筆のチャンスが到来するハズという、まさに過程ではないかと思えるのであります。

もっとも、寡占状態にあることを羨む先生方も少なくないと思いますので、これはこれで大事にされた方が良いと思いますけどね。(^^;)

その間は似通った作品が続いたりしてマンネリとか言われることもあるでしょう。しかし、アイドルなんて(との言い方は怒られるかもしれませんが)どんな曲調の楽曲であってもアイドル自体のイメージは変わりませんから、あれはあれで大いなるマンネリズムを追求しているのかもしれません。

マンネリだろうが何だろうが一定の立ち位置を確立することの方が大事といった考えだと推測します。



要するに、DSKは今後しばらく蒼井先生のCA路線を支持します。だって、この路線、好きだもん!(笑)

CAモノなら蒼井凛花の独壇場、というイメージをさらに浸透させてください。

むしろガンバレ二見文庫、かな。




関連記事
スポンサーサイト
[PR]

[PR]

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : 二見文庫 蒼井凛花

コメント

非公開コメント

Send to Twitter and Facebook
プロフィール

官能レビュアーDSK

Author:官能レビュアーDSK
Amazonその他の書籍サイトで男の、というか男なら!という肉欲煩悩中枢刺激ジャンルに特化した、裏街道という名のスキマに徹する変わり者レビュアーDSKです。

官能小説
メニュー欄では発売年別にカテゴライズしています。作家別ご覧いただく際は最上段記事の索引より検索できます。

青年コミック
一部に桃色成分の高い一般コミックを含んでいます。また、複数巻となるシリーズ物は1つの記事に纏めています。

成年コミック
多岐に渡るジャンルに対してDSKの好みに偏ったセレクトかもしれません。(汗)

AV
主だった同一タイトル(シリーズ物)を1つの記事に纏めています。

リンク
リンク大歓迎です。(^^)
どこか適当な記事にコメントでご連絡していただけると当方からもリンクさせていただきます。※内容によってはご遠慮願う場合もあります。

トラックバック
TB大歓迎です。(^^)
当方からも「トラックバックの返信」をさせていただく場合があります。その際は何卒よろしくお願い申し上げます。※内容によっては拒否する場合もあります。

ブログ内検索
カテゴリ
リンク
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
Thanks for coming!!
合計の閲覧者数:

現在の閲覧者数:
Twitter
Public Relations 1





FC2コンテンツマーケット
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
RSSリンクの表示
Public Relations 2