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通い義母-したがり美熟女(著:村崎忍、フランス書院文庫)

2018/6/24 発売

通い義母-したがり美熟女

著:村崎忍フランス書院文庫


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ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

「色々たまってるんでしょ?私が全部してあげる」
仕事で留守がちな娘に代わり、婿の面倒を見るため、
栄養のつく食事を作りにやってきた義母・由美子。
服を押し上げる巨乳、柔らかな熟尻、癒しの笑顔……
寝所の「家事」まで気を遣われ、踏み越えた一線。
清楚な熟女が隠していた淫らな本性が露わになり……
(引用元:Amazon)


★★★★★ 奥ゆかしくも貪欲な熟女の艶,2018/7/2
サブタイトルに示す程「したがり」な美熟女ではない。むしろ23歳の若き主人公を入り婿に迎えた妻の母として、そして慎み深い女性として楚々とした寛容さを見せる奥ゆかしい人物像である。だからこそ婿様たる主人公の若さに圧倒され、オンナが開花した時に放たれる貪欲さとのギャップが大きな魅力であり、義理の母としての慈悲深い愛情と、オンナとして肉欲を求める劣情とが混然一体となる実に魅力的な義母【由美子】42歳をメインとする手ほどきの物語である。

新婚ながら仕事を優先する妻にして長女の【美香】24歳には以前から懸念を抱いていた由美子。婿夫婦の夜の営みが上手くいっていないこともあってすれ違いがエスカレートし、亀裂も生じたことから一肌脱ぐこととなる。娘にオンナの悦びを知らしめるためには主人公のオトコを上げねばという発想である。ただ、当初はオンナ指南に留まるつもりだったのが、由美子自身が悦びを得てしまったことで結局は結ばれる。ミイラ取りがミイラになるかの流れではあるが、ここで面白いのは、昭和の亭主関白然としながら妻を慮っていない由美子の夫と、同様に仕事を優先して夫(主人公)を蔑ろにしている美香が表裏一体になっていることである。女性だけに大上段から見下ろすことはないし、男女逆なところはイマドキなのだが、結果的には父親から娘へと似通った思考が受け継がれているようにも見受けられて興味深い。

そんな状況をじっと耐えている心優しき主人公を不憫に思う由美子には健気で可愛らしい純朴さと写り、女心を含めて指南しながら(その威力を発揮していない)主人公の長大なムスコに圧倒され、夫では到達しない肉欲の快感を享受し、不意に急所を責められては悶絶し、思わず「もっと」とねだってしまうに至る。台詞を極力排除した執筆につき直接的な興奮は得にくいかもしれないが、想像力が掻き立てられる官能と言うこともできる。その後は家人がいるにも関わらず主人公の求めに応じて風呂場やキッチンで交わる大胆さをも見せる由美子である。ついでながら、この度々に由美子の夫が顔を出して一抹のピンチを迎えるのだが、由美子を大事にしていない割にその所在をいつも気にしている夫には妙なリアリティと滑稽さを感じた。

と、ここまでの中盤から終盤にかかる辺りまでほぼ由美子1人だったのだが、もう1人の家人たる次女【菜奈】18歳が出てくる(美香は出張で不在)。最初から主人公ラヴで由美子の密愛を目撃したことからそれをネタに迫って「初めて」を捧げている。ただ、由美子を経て女性の扱いを覚えた主人公を示す意味合いがあったし、後に旗振り役として必要だったから出番を用意したのであろうが、ここまできたら由美子と美香の2人、もしくは思い切って由美子1人でも良かったのでは?という気がしないでもない。それだけの魅力を由美子に感じる。最終的には仕事に壁を感じた美香と主人公との橋渡しと身を引こうとする由美子と主人公との橋渡しを担いつつ自身もちゃっかり仲間入りする手際の良さを見せた菜奈である。

物語として上手く纏めながらも結局は全員参加の4Pで夫は蚊帳の外という結末はフランス書院文庫の類型的な流れであり正直あまり面白くない。その4Pが予想外にも濃厚だったので致し返しな面も否めないが、美香とヨリが戻る中で由美子との関係もこっそり継続というシンプルな幕引きもアリだったように思うところである。
『通い義母-したがり美熟女』のレビュー掲載元


2018年の村崎作品ですね。

たとえ年に1作とはいえ、その1作をコンスタントに上梓し続けるのは並大抵ではありません。

物理的に執筆する・しないという意味ではなく、オファーがコンスタントに継続しているという意味です。



書きたくても本として出版される「窓口」がない作家は少なくないと思うのです。



にゃらさんのブログに投稿されている本作の紹介記事はコチラから。
村崎忍『通い義母【したがり美熟女】』(フランス書院文庫、2018年6月、表紙イラスト:新井田孝)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)通い義母【したがり美熟女】 (フランス書院文庫) [文庫]村崎 忍フランス書院2018-06-24【あらすじ】好き合って結婚したはずなのに、妻の美香とはすれ違いばかりで、しかも身体の相性も合わずに苦しんでいた慎二。彼女の母親である由美子の裸を覗き見たのをきっかけに相談に...
村崎忍『通い義母【したがり美熟女】』

愛好家Sさんのブログに投稿された本作の紹介記事はコチラから。
4306『通い義母【したがり美熟女】』村崎忍、フランス書院/フランス書院文庫、2018/06 発売●あらすじ共働きの娘夫婦の家に通って家事を手助けしている由美子は、夜の営みが上手くいかない上にすれ違いの生活で娘夫婦が離婚の危機にある事を知り、己の家庭内での境遇や様々な思いが錯綜し、行き過ぎた手ほどきを……。●登場人物【長谷川慎二】23歳。会社員。美香の夫。婿養子。結婚して半年。端正で柔和な風貌の温厚な青年。【長谷川...
『通い義母【したがり美熟女】』





さて、今年の村崎作品ですが、全体としてはヒジョーに良かったです。DSK好みw

ただ、今回のストーリー展開ならば由美子さんの1人ヒロインでもイケたのでは、という気がしてなりません。

今回は「妻の母」をメインヒロインとして「妻の妹」と妻本人がサブヒロインという布陣だったのですが、「妻の〇〇」属性を一定数用意して……というのはそろそろ曲がり角じゃないのかな~?ホントに必要なヒロインに絞って物語性を増したうえで官能面もしっかり、というテイストが望まれているんじゃないのかな~?と感じ始めています。



まぁ、個人的に1人ヒロイン好きなので、そんな作品が増えてほしいナーという願望なんですけどね。(^^;)




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tag : フランス書院文庫 村崎忍

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村崎忍『通い義母【したがり美熟女】』

村崎忍『通い義母【したがり美熟女】』 (フランス書院文庫、2018年6月、表紙イラスト:新井田孝) ネタバレ有り。御注意下さい。 作品紹介(公式ホームページ) 通い義母【したがり美熟女】 (フランス書院文庫) [文庫]村崎 忍フランス書院2018-06-24 【あらすじ】 好き合って結婚したはずなのに、妻の美香とはすれ違いばかりで、しかも身体の相性も合わず...

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