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熟母女医(著:牧村僚、フランス書院文庫)

1998/12/23 発売

熟母女医

著:牧村僚フランス書院文庫


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ママの唇が、熱く硬直するぼくの××を包む
ぼくの指が蜜液で濡れるママの淫裂に触れる
毎夜、熱く夢想した実母の熟れたふとももが、
美麗な乳房が、豊潤なヒップが今、目の前に――
ああ、我慢できない。ついにママを抱けるんだ!……
魔性と禁忌に満ちた、熟母女医の相姦診察室!
(引用元:公式サイト


★★★★☆ 相姦に悩む母子や姉弟を導く女医もまた息子との関係を夢見る,2018/5/3
女医と言うよりカウンセラーに近い立ち位置の母【美鈴】35歳はテレビにも出演する有名人。この母に憧れ、男女の仲になりたいと願っている息子が主人公なのはお決まりの設定だが、美鈴の元へお悩み相談に訪れる母子や姉弟といったサブの相姦カップルが順に描かれていく構成であり、最後には美鈴と主人公も結ばれている。最初に示された目的が巡り巡って最後に果たされるのはこの作者が得意とするストーリー展開である。

最初から結ばれているカップルはおらず、相手の言動に異性の気配を感じるのだが、どう対応したらいいだろうか、といった相談者の登場から基本的には始まっている。その意味ではフツーな立ち居振る舞いと言えるのだが、脈ありと感じ取った美鈴は積極的に相姦を後押ししている。相姦を自らの研究課題にしており、自身も息子と結ばれたいと秘かに想っていることが背景にはあるのだが、逡巡する相談者を半ば強引に誘導しているようにも見えることから、仮にも悪意があれば相手を闇に叩き落す魔女なのだが、あっけらかんとした肯定的なテイストによってオープンな雰囲気になっている。美鈴の話に耳を傾けていた相談者もしっかり感化され、覚悟を決めては相姦へと向かっていく。フツーに躊躇していた相談者が美鈴の助言によって相姦というフツーではない道へ踏み出していくのを見るに、果たしてどちらが正しいのか、どちらが正気なのか、その基準が次第に曖昧となる不思議な空気が流れているのは、母子や姉弟の前に男であり女であるというテーマを美鈴が邪念なく真正面から謳っているためであろう。

ただし、邪念ないが故か美鈴の行動には一回りしたかの邪念が働く。息子と同年代の相談者に母への想いを遂げるよう諭しつつ、それが果たされなければ自分が代役を務めると申し出たり、果たされても摘み喰いとばかりに手を出したりしている。人には勧めておきながら自身はなかなか踏み出せない息子への想い、そのもどかしさを肩代わりするかのように内心で息子を想い描きながら他の少年と交わる美鈴によって官能面が底上げされている。テレビで目にする有名人であり、憧れの存在である美鈴と結ばれるのは(母と結ばれる本懐とは別に)感激だとする少年相談者によって美鈴の設定も活かされている。

他にも主人公を取り巻くサブヒロイン達が美鈴と同年齢で登場しては淫靡な花を咲かせている。結ばれるのは相姦のカップルのみという線引きは明確にしながら、多彩な人物の登場で一本道になりがちなストーリーを程良く寄り道させている。総じて淡泊な官能描写なれど互いに心を寄せても良いのだと確認し合った末の交合という良さはある。
『熟母女医』のレビュー掲載元


牧村先生のデビューが1991年ですから、本作に至るまで数多くの作品を上梓されている訳ですが、母子が共に互いを想っていて、結ばれたいと願っているのだけれども世間体が邪魔してもどかしい。でも結ばれたい!ホントは結ばれたいんだ!というテイストはブレないですよね。

しかも、底に流れているのは母子(や姉弟)の前に男女なのだという肯定的な世界観でして、これが1990年代に出てきたのはかなりエポックメイキングだったと想像します。唐突な悲劇とかもありませんしねww



2000年代、とりわけ2005~2006年を境に悲劇を伴わない相姦、罰が当たることなく男女の恋仲として結ばれる相姦というのが革命的に花開いて現在へ至ると考えていますが、その鏑矢として牧村先生が後続に与えた影響は計り知れないものだと思えてなりません。



はい、Kindle Unlimited の月額料金を消化すべく(^^;)旧作を温故知新とばかりに読み耽るDSKでございますww

旧作に触れる良い機会だと思っています。m(_ _;)m

その代償として新作の読破が疎かになっていますが……。(汗)




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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 牧村僚

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