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ほしがり未亡人-兄嫁、義母、女教師、美母(著:小鳥遊葵、フランス書院文庫)

2017/8/25 発売

ほしがり未亡人-兄嫁、義母、女教師、美母

著:小鳥遊葵フランス書院文庫


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「ああ、長くて太いので突いて。私を狂わせて」
逞しい肩に齧りつき、対面座位で腰を揺らす美熟女。
夫を喪ったその日から『未亡人』という牝になる女たち。
亡き夫の視線を感じつつも待ち望んだ絶頂を迎える。
満たされない性への渇望で容赦なく男を食い漁るが……
兄嫁、義母、女教師、美母……濡れ乱れる喪服妻たち!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 熟女の匂い立つほどの妖艶さは健在,2017/10/8
ここ最近のフランス書院文庫では珠玉の麗しさを醸す表紙カバーイラストの1つだと思うが、中身も麗しさと艶めかしさに満ち溢れている。アラフォーとアラサーの熟女ヒロインが大学生の主人公に蕩けてしまうイマドキテイストに離島の風習やしきたりが絡みついており、この作者の十八番が今回も花を咲かせている。

今回は後継ぎに関する因習をベースにしているのが特徴的で、これにより後継がいないまま未亡人となった兄嫁が一族の男子(義弟たる主人公)の子を懐妊しないと家を追い出されてしまうことから話が始まる。同じく未亡人の義母が通夜の早々にこれを告げることで故人を偲びつつもお家大事な風習が浮き彫りとなり、義理ながら兄嫁と夫婦になるという官能の相姦的背徳性がクローズアップされる。そして、のっけから亡夫への操を残す兄嫁が亡骸の傍らで主人公から迫られ、懊悩するいやらしさが描かれている。

通夜から告別式を迎える中にあって、実の兄を喪った悲しみよりも「その後」に思いを馳せ、それが予想以上の形で実現していくことに喜々としている主人公の心境には少々の違和感もあるのだが、それ自体は官能小説の主人公らしい下心の発露といったところか。元より眉目秀麗な熟女が喪服姿で居並び、その誰もが何かと理由をつけては主人公と男女の仲になっていくのだから、一族の不幸という表向きと降って沸いたような幸福を享受する内面とのギャップとして主人公も、そしてヒロイン達もイケないことをしている背徳を興奮に変えている。と言うのも、兄嫁や義母に加えて実母もヒロインだからである。

ゆくゆくは兄嫁と添い遂げるのが本来のしきたりなのだが、それを実行させようとしながら実は以前から主人公と関係のあったのが義母であり、これに因習を嫌って外へ出て行った実母が舞い戻ってくる構図である。さらには、主人公を巡る三つ巴が因習に倣うものだとしながら不健全だとして、そんな主人公を解放させるためにかつての担任だった女教師も加わってくる。ただ、各ヒロインの理性は次第に崩壊し、オンナの感情が前面に出てくるに至っては矛盾が生じる。この矛盾こそが一般常識と因習との矛盾であり、男女の理性と感情との矛盾であることを示すのは人間のどうしようもない一面を炙り出しているようで興味深い。

官能描写は相変わらず濃厚。女同士の鞘当てから挑発合戦に発展していくいやらしさがあり、オンナの喜びを知った熟女が主人公の若さと逞しさに蕩けてさらに喜びを増していく淫猥さがある。また、実母が最も淫らというのも珍しく、中盤からは全体の旗振り役にもなっていくのだが、これにより義母の影が薄くなってしまったことと、そもそも実母と義母のキャラがぶつかっているのは一考の余地が残った。女教師の処遇にも消化不良なところがあり、言ってしまえば兄嫁と義母の2人で成立する話に実母と女教師が後付けされているような印象もある。しかし、官能面の幅広さと底上げを鑑みれば、これもまた矛盾と言えるのかもしれない。
『ほしがり未亡人-兄嫁、義母、女教師、美母』のレビュー掲載元


レビューにも記しましたけど、ここ最近の「黒本」表紙カバーイラストでは和装喪服女性像の最高傑作ではなかろうかと……ホント麗しい。

元より丹野忍絵師の筆によるカバーイラストは素敵な作品ばかりですが、直接的なエロさはなくともバストアップだから映える美しさがあるように感じましたね。



にゃらさんのブログでも本作が紹介されています。
小鳥遊葵「ほしがり未亡人 兄嫁、義母、女教師、美母」(フランス書院文庫、2017年8月、表紙イラスト:丹野忍)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)ほしがり未亡人: 兄嫁、義母、女教師、美母 (フランス書院文庫) [文庫]小鳥遊 葵フランス書院2017-08-25【あらすじ】大学に通う悟の兄が事故で急逝したことにより、兄嫁のさつきを孕ませる為に情交に及ばなくてはならなくなった。既に関係に至っている義母の...
小鳥遊葵「ほしがり未亡人 兄嫁、義母、女教師、美母」





さて、小鳥遊先生の「島シリーズ」も随分と作を重ねてきまして、正直なところマンネリ感はあるのですが(^^;)、素敵なマンネリズムというのもありましてですね、つまり、安定して美味しい幕の内弁当は中身をそんなに気にすることなく毎度食するものでして、官能小説における素敵なマンネリは安定路線なのであります。

……マンネリ感がいやらしさを凌駕するまではイケますww

……今のところDSKは大丈夫ですwww



もっとも、読者より作者の方が飽きる(笑)という場合もありますから、読者の求めに応じる「商品」とクリエイトする側が追求する「作品」との狭間で、その匙加減と格闘しているんだな~と思いますけどね。






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tag : フランス書院文庫 小鳥遊葵

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小鳥遊葵「ほしがり未亡人 兄嫁、義母、女教師、美母」

小鳥遊葵「ほしがり未亡人 兄嫁、義母、女教師、美母」 (フランス書院文庫、2017年8月、表紙イラスト:丹野忍) ネタバレ有り。御注意下さい。 作品紹介(公式ホームページ) ほしがり未亡人: 兄嫁、義母、女教師、美母 (フランス書院文庫) [文庫]小鳥遊 葵フランス書院2017-08-25 【あらすじ】 大学に通う悟の兄が事故で急逝したことにより、兄嫁のさ...

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