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若未亡人(著:西門京、フランス書院文庫)

1994/3/24 発売

若未亡人

著:西門京フランス書院文庫


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柔肌にはりつく薄布を脱ぎ、黒い縮れ毛を割って
牝香が漂う割れ目を剥きだしにする隣の未亡人。
「これでいい? ああ恥ずかしいわ、和也くん」
熟女に娘の家庭教師を頼まれ、僕の人生は変わった。
次はオナニーさせようか、それともフェラチオ……。
僕の亜矢子未亡人奴隷計画は果てしなくつづく。
(引用元:公式サイト


★★★★★ 隣の未亡人を手中に収めるまで、2017/8/3
作中では年齢不明記ながら高校受験を控えた娘がいることから最低でも30代中頃前後と思しき隣人にして未亡人の【亜矢子】と、その娘が志望する高校の3年生である主人公。以前より憧憬の念を抱いていた亜矢子から娘の家庭教師を依頼されたことで得た接点が思わぬ形で官能的に身を結ぶ物語である。

少年のちょっとした情動の発露を目にした亜矢子が挑発気味に誘惑するのが始まりではあるが、大人の矜持から最後の一線まで越える気はなく、そのためにスイッチが入ってしまった主人公から迫られる展開になっていく。ちょっとした出来心のつもりが予想外な形になってしまい、拒むものの空閨もあって抗い切れず、次第には昂って受け入れてしまう。そんな官能描写が続く。総じて淫猥度が高い。

それでも交合はできないとして手淫や口淫で凌ぐのだが、その序盤から亜矢子の美貌も含めた主人公視点の描写が際立っている。交わらないことの安心感もあってか年上の余裕を見せる亜矢子の艶姿から主人公の悪戯に反応して恥じらうまでの振り幅があり、艶めかしさと可愛らしさが同居する魅力に繋がっている。また、亜矢子が押しに弱いと認識したことで迫ってもきっと大丈夫と主人公は判断したようである。

主人公に淡い想いを抱く娘に官能的な出番はない。ただ、睦み合っているところを亜矢子が目撃することで娘の身代わりを申し出るという、最後の一線を越えるきっかけを与えている。一線を越えてからは観念したかのような積極さを見せ、貪欲さも見せ始める亜矢子の淫らさがさらに魅力を放っている。

本作には一応のサブヒロインがいる。亜矢子の一時帰省中に秘密を掴んだと主人公に迫る反対隣の人妻である。ただし、この人妻は掴んだ秘密を自分達夫婦のために利用しており、その意味では捻りの利いた情交要員とも言えよう。

訳あっての一時帰省であり、主人公との逢瀬に時間が空いたこともあって冷静になった亜矢子は背徳な現状へ再び憂いを抱くようになる。この心境の変化を反対隣の夫婦に当て嵌めて看破するロジック的な良さと翻意させるために頑張る主人公の責めが官能的にも物語的にもクライマックスになっていた。

最終的には読み手にとっても心地良い幕の引き方になっていたように思うし、実質的な1人ヒロインと言える内容だったからこそ亜矢子と主人公をじっくり描くことができて、その良さが出た作品だったようにも思う。
『若未亡人』のレビュー掲載元


1990年~2006年の間に年0~2冊くらいの……ほぼ年1ですね……ペースで上梓されていた西門先生の5作目にあたります。凌辱路線でデビューされましたが、4作目からは誘惑テイストを盛り込み始め、その後は徐々に優しく甘い誘惑路線へとシフトされましたので、その意味では過渡期と呼べる最中の2作目とも言えます。

ですから、その名残りと言いましょうか、本作ではまだ「迫られるヒロイン」といったテイストがメインになっていまして……だからいやらしい!ということになっていますw

DSKの大好きなテイストですwww



後々は穏やかで優しくソフトな誘惑作品になっていきますから、その過渡期とも言えそうな、この頃の西門作品はお宝かもしれません。






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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 西門京

コメント

非公開コメント

No title

童貞なのに赤黒い亀頭や手淫や口淫はエロいですね。
今だと結構無理な作品かな?

じっくり描かれたいやらしさ

DSKです。
コメントありがとうございます。

実質的な1人ヒロインだけに、例えばお口奉仕させている最中に衣服を脱がせていく場面など、じっくり描かれたいやらしさがありましたね。

一竿至上主義的な激甘の誘惑路線がずっと続いていますが、その中でも小さな変化が起こっていますし、今後は革命的な何かが起こるかもしれません。そんな時に本作のようなテイストが再び浮上することもあるかもですよ。

No title

私もこの時期の西門作品は大好物であります。
本作は『若叔母・奈津子と少年』と並んで氏の最高傑作だと思います。
「背徳な現状への憂い」に抗いつつも逆らえない年増――素晴らしいw

抗えぬ愉悦

DSKです。
コメントありがとうございます。

>本作は『若叔母・奈津子と少年』と並んで氏の最高傑作だと思います。
>「背徳な現状への憂い」に抗いつつも逆らえない年増――素晴らしいw

ほぼ1人ヒロインで描けるスペースが有り余っていますから(笑)、細かなところまでしっかり描かれていますよね。それが冗長になってしまうともどかしさに繋がりますけど、上手く纏められていると実に良いという。(^^;)
最近の多人数ヒロインの風潮ではなかなかお目にかかれない作風だと思います。

『若叔母・奈津子と少年』は未読なので、いずれ読んでみたいと思います。
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