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ふたりの嫁-禁断の癒し(著:霧原一輝、竹書房ラブロマン文庫)

2009/2/20 発売

ふたりの嫁-禁断の癒し

著:霧原一輝竹書房ラブロマン文庫


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三年前に妻に先立たれた五十三歳の中山将吾は、会社を退職して喫茶店を始め、新たな人生を歩もうとしていた。長男夫婦と同居しているが、長男・一樹は海外に長期出張中で、いまは嫁の佐和子と二人きりの生活だ。佐和子は女盛りの三十六歳で、将吾はいけないと思いつつも、熟れきった嫁の肢体に魅了されていく。そして、夫が不在で寂しい佐和子も義父を誘い、遂に二人は一線を越えてしまう。以後、将吾は佐和子と蜜月の日々を過ごし、男としての自信を取り戻していく。そんなある日、将吾は次男の嫁で二十五歳の若妻・由希から、ある相談を受ける…。俊英が放つ禁断の回春エロス!


★★★★☆ 王道の回春路線に加味される嫁の蠱惑的な淫靡さ, 2017/3/20
脱サラして念願の喫茶店を始めた53歳の主人公が2人の嫁とイイ仲になりつつ最後は新たな伴侶まで射止める回春サクセスストーリーと言えようか。出来過ぎた話と言えばそれまでだが、程良いフィクションで大人の色恋願望を満たす官能小説として心地良く、官能描写も申し分ないことから2016年11月に竹書房文庫から新装版が出ているのも頷ける作品と言えよう。

長男の嫁【佐和子】36歳
夫の長期海外出張により義父たる主人公とは長く同居生活を送っている。炬燵で居眠りしていた際に主人公の出来心から悪戯されるも動じず、後に風呂場で艶っぽい仕返しを企てる落ち着きがある。子供(孫)を産めない体である負い目がありつつ、それを逆手に取るしたたかさもあり、主人公にとっては幸せ過ぎるであろう佐和子の割り切りが積極さに繋がっている。しかし、だからと言って悪女ではなく、むしろ小悪魔といった風情で魅力を放つ事実上のメインヒロインと言えよう。また、その炬燵は後にも官能的に用いられ、傍から見れば随分おマヌケに見えそうな態勢になってまでも戯れようとする主人公の、佐和子に思わず引きつけられてしまうところは「解るよ、その気持ち解る」と申し上げたい。

次男の嫁【由希】25歳
まだ年若いこともあって遠慮気味な態度の由希だが、その実は夫の浮気が原因だったりする。そんな鬱積から酔いに任せて主人公に迫ってしまい、その大人びた性技に癒されたりもしているが、内に秘めていたM性を知られ、次第に隷属的な関係に悦びを見出している。佐和子とほぼ同量のボリュームで描かれる後半のヒロインながら好対照な謙虚さを見せるも、言葉責めを交えた主人公によって開花していくのはまた違った魅力を放っていると言えよう。

近所の未亡人【美也子】41歳
カフェの常連客である美也子は茶道教室を営む未亡人。主人公と同じく3年前に伴侶を喪っており、似た境遇と言える。そんな親近感もあって以前から惹かれていた主人公だが、それは美也子も同様だったようで、熟年カップルのような気恥ずかしさを湛えながらも親密になっていく。普段は落ち着きと慎みのある和装の麗人だが、一度火が灯ると積極的に燃えるギャップがあり、好きな男の前では包み隠さず曝け出してくれる魅力を湛えている。

他に喫茶店で働く20歳の【七海】も登場するのだが、物語の後半で主人公を助ける役割こそあるものの、どちらかと言えば高まる熟女成分を中和するかの若き情交要員のようである。官能方面は担当させなくても良い立ち位置だが、出てきた以上は出番ナシにもできないといったところか。

1章1ヒロインといった紋切り型ではなく序盤から人物紹介を兼ねてヒロイン達が登場し、佐和子と由希には2章ずつ充てて官能がじっくり描写され、その合間に美也子や七海が挟み込まれる構成の妙でスムーズかつ淫猥度の高い場面が続いている。大義名分(?)のある佐和子と控えめな由希による官能のコントラストも良く、もっと読みたい気分にもなるが、最後の最後に思わず漏らした佐和子の本音が肝だとすれば、このくらいが頃合いなのかもしれない。
『ふたりの嫁-禁断の癒し』のレビュー掲載元


Amazonは電子化しておらず、hontoでは書籍の販売が終了していて電子版だけ残っているというちょっと変わった状況にある作品ですが、〈新装版〉が出ているので本作(底本)はいずれ自然消滅かと思われます。

DSKが勝手に「嫁シリーズ」と銘打っている霧原回春路線の先駆けとなる『息子の嫁』(二見文庫)の発売が2008年5月ですから、霧原先生としては金脈を掘り当てたとばかりに回春路線を邁進し始めた頃にあたる作品ではないでしょうか。



▼関連記事
特集:霧原先生×二見文庫の「嫁」シリーズ
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-912.html




そんな回春路線としては割と初期の作品なので構成は至ってシンプル。そこに長男の嫁である佐和子さんによる喜ばしい殺し文句が飛び出して積極的な誘惑が合意形成される形になっています。

こんな言葉を投げかけられたら悶絶して撃沈必至ですよ、もうww

それがどんな殺し文句かと言えば……それを知っても構わない方は ↓ にある「続きを読む」をご覧になっておくんなまし。



◆新装版
2016/11/28 発売
ふたりの嫁〈新装版〉(竹書房文庫)

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◎長男の嫁、次男の嫁との淫らな三角関係!
妻に先立たれた五十三歳の中山将吾は、会社を退職して喫茶店を始め、新たな人生を歩もうとしていた。長男夫婦と同居しているが、息子は海外に長期出張中で、いまは嫁の佐和子と二人きりの生活だ。佐和子は女盛りの三十六歳で、将吾はいけないと思いつつも、熟れきった嫁の肢体に惹かれていく。そして、夫が不在で寂しい佐和子も義父を誘い、遂に二人は一線を越えてしまう。以来、将吾は佐和子と蜜月の日々を過ごし、男としての自信を取り戻していく。そんな時、次男の嫁・由希から将吾はある相談を受ける…。回春ロマンの名手が描く禁断エロスの傑作、待望の新装版化!



2016年に出た〈新装版〉ですが、匂い立つような色気を醸し出す表紙はむしろコチラの方が合ってますね。

佐和子さん、ホントいやらしいものww






※各作品のあらすじはAmazonより引用。



【佐和子さんの殺し文句】

佐和子さんは義父である主人公にこう呟くのです。



夫(長男)がいる時は夫の妻ですけど
いない時は義父さまの妻です




実際のセリフはちょっと違ったと思いますけど、内容としては大体こんな感じ。

もぅね、こんなのアリ?と思ってしまいますけど、官能小説だからこんなのアリでして(笑)、こんなこと言われたら誰だって鼻の下伸ばしますって!

夫からすれば何とまぁ(^^;)、と苦笑いでは済まないセリフなんですけど、これによって佐和子さんが自身が義父へのアプローチOKな状況を作り出してますから、より積極的に、妖艶に振る舞う訳でして……そりゃ、いやらしいわwww



そんな佐和子さんの淫らさが全開な作品なのであります。(^^)

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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : 竹書房ラブロマン文庫 霧原一輝

コメント

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No title

今の53歳って若いでしょう。
少なくて2009年時点でもまだ若い。
+5~+15歳上でも良かった気がします。
フランス書院でも感じるんですが、
そういった世間のズレ何とかしないとヤバいですね。
フランス書院、ボクサーブリーフが2003年ぐらいで初登場してびっくりしました。
96年位に普及してるよw

主人公の上限年齢

DSKです。
コメントありがとうございます。

>今の53歳って若いでしょう。

確かに全然若いですけど、個人的には40代までかな~?
本作のような回春モノで50代、さすがに60代はチトきついっスw
要するに、読者の中にある年齢的イメージなんでしょうね。

あと、ボクサータイプだったとしても
官能小説の表現として「ブリーフ」にこだわるのは
私もよく分かりません。(笑)

フツーにボクサーパンツで良いと思いますけど
何かしらイメージさせたいものがあるのでしょうかね。
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