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淫母・真由美(著:鬼頭龍一、フランス書院文庫)

1991/9/23 発売

淫母・真由美

著:鬼頭龍一フランス書院文庫


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こんなに淫らな義母がいるだろうか。
早朝、夫が出勤するとすぐ、息子の部屋に入り浸り、
若々しい肉塊に頬ずりし、弄び、溺れきる。
夫とで到底味わえない禁忌の悦び、激しい悦び……。
真由美の二十五歳の熟れすぎた肉体は、日に日に、
母と息子を狂った肉地獄へと陥れてゆく……。
(引用元:公式サイト


★★★☆☆ 唐突な人物の登場で極端に変わるストーリー, 2017/2/26
25歳の若き義母が50代の夫(主人公の父親)とハイテンションかつアブノーマルに戯れる序盤から義息たる17歳の主人公と淫らな関係を構築していく中盤までは甘さのある誘惑路線だったが、唐突に現れた男によって終盤からは強引な凌辱路線に切り替わっていくストーリーである。

冒頭から作者お得意の黄金聖水が登場する。夫の頼みにより義母の【真由美】が風呂場で飲ませるのだが、これを覗き見ていた主人公によって後には自身が飲まされることになる。さらにはM性を曝け出した夫がSMの道具を手に被虐の責めを懇願し、女王様然と振る舞う真由美が喜々として夫を責め立てるのだが、実は責められ願望を内に秘めている真由美であり、後に主人公からその道具で責め立てられることになる。父子を挟んで築かれていく立場の違いと変化が奔放な真由美の二面性を描き出しており、次第に夫から主人公へと想いが傾倒していくきっかけとなっていく。

ただ、父親に使い古されたと罵る主人公の矛先は真由美のお尻へと向かう。憧憬の眼差しを向けながら素直に感情を表現しないところは若き情動なのかもしれないが、かと言っていきなりお尻というのは分不相応と同時に唐突とも言える。

主人公には同年齢の彼女にして対抗ヒロインとなる【美香】がいるのだが、これがまさに対抗と言えるほど敵愾心を剥き出しにする。真由美の容姿と色気をやっかみ、主人公への親しげな態度を訝しみ、時には挑発もする美香の態度は当初こそ勝気ながら劣勢の感があって可愛げも感じられる。しかし、その立場は突如として逆転する。夫の運転手を務める30代と思しき男が唐突に現れ、真由美と主人公との戯れを目撃し、真由美を主人公より奪ってしまうからである。

ここからの終盤はまるで別の作品かと惑うほどテイストが変わる。弱みを握られて言いなりになるしかない真由美を好き勝手に弄ぶ男の蛮勇と、それを黙って見ているしかない主人公と、組み伏せられた真由美を嘲笑する美香という構図に中盤までのタイトルのごとき『淫母』の面影はなく、むしろ可哀想なほど理不尽な責めを負わされ続ける真由美が描かれていくのである。

最後は主人公が怪しんだ通りに美香も標的とした男の企みによって野外での2人同時緊縛プレイへと発展するのだが、これによって図らずも義母を責めることになった主人公と、ようやくにして初めて主人公と結ばれる喜びを内心で爆発させる真由美の被虐感がたっぷりな結末へと繋がっていく。

一番オイシイ思いをしているのは運転手のような気がして、そのおこぼれを頂戴する形に見えてしまう主人公には憐憫と言うより失望感の方が強く、こんな状況に陥ってしまった真由美の心持ちはM性の開花とは思いながら計り兼ねる幕引きでもあった。何より本レビューで敢えて連呼した「唐突」さが全体的に感じられる設定とストーリーが何とも言えない読後感を導いているように思えてならない。
『淫母・真由美』のレビュー掲載元


何しろ1991年の作品ですから、1冊の中にいろいろと盛り込まれている訳でして……。

余談ながら1991年と言えば、CDの普及に伴って新盤の発売がビニール(欧米ではヴァイナル Vinyl と呼びますが)からCDに変わって一段落した頃でしょうか。要するに、レコード盤からCDへの転換ですね。シングルCDなる7cmほどのCDも出ていたりして。

重くて場所を取る……LP盤なんて30cm四方とはいえ1枚の薄さは知れてますが、これはこれで枚数が嵩むと場所を取りますし、何より意外なほど重くなるんです……レコードからCDに変わり、A面・B面の風情が失われた代わりに持ち運びが便利~とか喜んでいたのが今や忘却の彼方ですよwww

CDウォークマンなる商品も発売されましてね。これでレコードをカセットテープ(笑)に録音しなくとも直接移動しながら音楽が聴ける~!と家電革命に沸いたものです……それが iPod に変わり、今ではスマホがその役を担ってますけどね。



それはともかく、義母と義息による秘密の甘い戯れが第三者に知られ、その男に主導権を握られて後半は凌辱風味になっていくのは本作に限らず時に見られる展開ではありますが、主導権を奪われた主人公の立場で見ると口惜しい感じになりますし、あくまで傍観の立場で見れば面白味のあるテイストなのかもしれません。

旧作ですから、「え、一竿?ナニそれ?」という観点で読まないといけません。

最近はむしろそれがイイという……。(^^;)



いやぁ~、電子化の波は旧作に改めて、もしくは新たなスポットを当ててるなぁ~。




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テーマ : 18禁・官能小説
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tag : フランス書院文庫 鬼頭龍一

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