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叔母との夜(著:深草潤一、二見文庫)

2010/6/25 発売

叔母との夜

著:深草潤一、二見文庫


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大学生の翔太は、夫を亡くして仕事に復帰した叔母・真希子の娘を預かり、保育園のお迎えと留守番をしている。真希子とは子供の頃に一緒に入浴したり、可愛がってもらった記憶があり、憧れの思いを抱いていた。ある晩、酔って眠ってしまった真希子に対してHないたずらを試みるが……。悩ましき青い葛藤を描く書き下ろし官能エンターテインメント。


★★★★★ 叔母をメインヒロインとした最高峰の1冊, 2017/2/21
官能小説において叔母(母の実妹)をメインヒロインとする作品はこれまで多数輩出されてきたが、その中でも個人的には最高峰の1つに数えたい作品である。幼い娘を抱えながら亡夫の一周忌を控えた未亡人でもあり、早くも職場の男から求愛を仄めかされる美貌と貞節を湛えながら、その実は欲望に忠実な蠱惑さをも併せ持つ魅力がしっとりと描かれている。そして、そんな叔母を奪われたくない甥っ子たる19歳の主人公が迫ることで淫靡さが加わっている。

36歳の叔母【真希子】の他にサブヒロインとして共に33歳の職場の後輩女性が2人ほど出てくる(1人は転職して元後輩)。主人公が幼い頃に会ったこともあるという間柄で、真希子には内緒で成長した主人公を愛でつつ2人がかりで指南と称した、半ば搾り取るような淫らさを見せているが、同時に真紀子の周辺情報を主人公から聞かれ、それに推測含みで答えている。

つまり、真希子への求愛を目論む男とも職場繋がりだった彼女達の話に煽られたことが真紀子へ迫る決定的な要因となるのだが、それ以前に酔って寝入った真紀子に主人公が悪戯する場面もあって、それは真希子がオンナを呼び覚まされる要因にもなっている。そうした心持ちが当初はすれ違いながらも次第に絡まり合う形で展開されるにあたり、事前に動機付けをしっかり整えるのは深草作品らしい手堅さと言える。

あくまで甥っ子であり、姉の息子である主人公から迫られた真希子は戸惑い、抗うのだが、その動機が男の存在への嫉妬心に因ることもあって次第に抵抗が弱まってしまい、搦め捕られるように昂らされてしまう(後輩女性2人の指南が活きている)。その官能描写は興奮度が高く、一度では満足しない主人公が後に再び求めた際には娘が起きてしまう偶発も演出に加えて淫猥度を高めている。抵抗しながらも感じてしまい、最後は思わず求めてしまう真希子の反応が実にいやらしい。

そして、これは真希子と主人公との前半と言えるものであり、後半では別の顔が見えてくる。そんな官能的な奥深さが本作にはある。

亡夫の一周忌に関連して終盤は舞台が実家の温泉宿に移るのだが、ここで真希子が積極的な行動を見せる。この豹変を真希子の実に女性らしい一言で示すのはさすがと唸ってしまうところだが、ここには破廉恥な関係へと至ってしまった相姦の憂いを自力では解決できなくなった真希子の諦念と開き直りを見るのと同時に、それでも一度覚えた愉悦には抗えないオンナの業の深さが感じられた。

この転換から始まる真希子と主人公との後半では露天風呂付きの空き部屋に侵入して密戯に及んだり、人目の心配を興奮に変えて貪り合ったりというエスカレートが見られる。当初とはまるで別人にも見える真希子の変化が官能小説としての物語性と官能美に凝縮され、珠玉の退廃的淫猥さとなって輝いている。

叔母の顔、母親の顔、そしてオンナの顔を見せる真希子の一定の節度もあって結末も含めた2人の行方にはやや曖昧な印象を残すが、主人公の勝利に見える反面、そもそも相姦の2人が進む道は成すがままでしかないことを示唆しているようでもあった。
『叔母との夜』のレビュー掲載元


以前、義母がヒロインのDSK的最高峰として『継母〈ままはは〉』(著:黒沢美貴、幻冬舎アウトロー文庫)をご紹介しましたけど、叔母ヒロインだと本作がサイコーでしたね。



親族として姉(主人公の母)に申し訳ないといううしろめたさを抱くものの、母ほど子への責任感はないと言いますか、直接の家族でない分の距離感という叔母の醍醐味を感じさせてくれつつ、貞淑でいながら実は奔放な一面を併せ持つという、これまた長女にはない(姉妹の下の子らしい)叔母らしさがありました。

つまり、甥っ子たる主人公の迫りに当初は叔母の立場から抗うのですが、覚えた愉悦と目覚めたオンナから表向きは抵抗しつつも内心では徐々に開き直っていくんですよね。そんな変化が大きな魅力で迫ってきました。

そして、最後は人目を憚りながらもその羞恥を興奮に変え、貪欲に甥っ子を求める妖艶さを纏っていました。



深草先生らしいリアリティがあるからこそ淫靡さが増すような……もしかしたら、そんな日常が自分の知らぬところで行われているかも?と思わせるような……そんな作品でしたね。



◆DSK的義母ヒロインの最高峰
2003/12/2 発売
継母〈ままはは〉
著:黒沢美貴、幻冬舎アウトロー文庫

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予備校生の直人はある日突然、父親に美夜を紹介された。真っ赤な口紅、胸元から覗く谷間、露わになった太股―家中に撤き散らされる継母のフェロモンに直人は息が詰まりそうだった。「こんなエロい身体の女を母親だなんて思えるわけないじゃないか」父親の帰りが遅い夜、直人は身を捩って嫌がる美夜の下着の中へと強引に指を滑り込ませた―。

※当ブログの投稿記事は → コチラ





そうした叔母の変化をたったの一言で表現した演出は凄いなと思わず唸ってしまったのですが、その一言が実に女性らしいものでして、ネタばれOKな方でしたら ↓ の「続きを見る」をクリックしてみてください。




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※各作品のあらすじはAmazonより引用。



【ネタばれ】

叔母の変化を表現したのはたったの一言。

女性なら誰でも思わず口にする、ありふれた一言である 「もう、いや……」



この一言で、甥っ子と許されぬ関係に陥った現状を憂いているようであり、そんな自分に嫌気が差しているようであり、それでいて昂った気持ちを抑え切れないようでもある、といった諸々の感情が全部表現されていました。

つまり、このシンプルな一言を零すタイミングが絶妙で秀逸だったんですよね。

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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : 二見文庫 深草潤一

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