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美獣・母と妹(著:高竜也、フランス書院文庫)

1995/8/23 発売

美獣・母と妹

著:高竜也フランス書院文庫


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目覚めると、母が全裸で少年の股間にまたがっていた。
潤んだ目、火照った柔肌、そして濡れそぼった女陰が、
初々しい我が子の肉塊を呑みこもうとしていた。
「智史ちゃん、お母さんを許してェ。私、つらいの」
長い空閨が34歳の美佐子を母でなく牝に変えた。
理知的母が、理性を忘れて美獣になった背徳の夜!
(引用元:公式サイト


★★★☆☆ 久方振りに再会した主人公を巡る母と妹の奪い合い, 2016/10/30
この作者は各地の取材旅行をきちんと行っているのか作中の舞台がバラエティ豊かで綿密なのだが、今回は沖縄に住まう母と娘が生き別れになっていた息子(兄)と再会する話である。

息子と離れ離れになった母の経緯からその後のか細い交流を経て沖縄で再会を果たすまでに友人との付き合いから大人への階段を登り始めた妹(妹)のエピソードが序盤で綴られ、そこからは姿見られぬも常に想いを馳せて妄想的に溺愛してきた息子が遂に目の前に現れたと胸をときめかせる母をメインに話が進んでいく。

沖縄へ向かう飛行機で主人公と仲良くなった女性が出てくるのは母と娘の双方が嫉妬心を抱くスパイスではあるのだが、そうした雑多な登場人物が彩りを加えつつ若干のミスリードを誘うのは必要最小限の人物で構成されがちな昨今の作品ではあまり見られない要素であろう。やや天然にも写る主人公の無垢で純朴な立ち居振る舞いもヒロイン達をやきもきさせるところだが、母への気持ちはしっかりあって、やはり男の劣情も併せ持つ息子に惹かれるように、むしろ母の方が恥じらいと後ろめたさを抱きながらも積極的に許されぬ母子相姦へと踏み出していく。

官能描写自体は控えめで物足りないものの、今は主人公と暮らしている義母の振る舞いを聞くにつれ、その共感と敵愾心が綯い交ぜになる複雑な心境が空閨の肉欲を後押しするような奥深さがある。

そんな義母から一時でも奪い返したいと画策する母の変化を訝しみ、その事実を知って、その母から奪い返したいと行動するのが娘である。元よりか細い交流の頃から兄へ恋慕のような気持ちを抱いてきた娘だけに行動は大胆であり、あからさまに母を挑発する兄妹相姦へと突き進む。

これを目の当たりにして、その挑発に対抗して、さらに大胆な行動に及ぶ母は最後に娘と相対することとなるのだが、結末が曖昧なために解釈次第ではぞっとする悲劇のように見えなくもない。

この結末をどう整理すれば良いのか迷うところだが、そうした感慨を読み手に抱かせた時点で作者はしてやったりなのかもしれない。中途半端との見方もでき得るが、これも小説の醍醐味と言えそうである。
『美獣・母と妹』のレビュー掲載元


義母メインではありますが、途中から娘(主人公から見ると妹)が絡んできて母子相姦&兄妹相姦に発展するのは定番ですがオイシイ物語ですよね。

最近は「〇〇の母」といった……例えば「彼女の母」といった……パターンが多いので母娘丼となりますが、この場合だと相姦要素はありません。

以前はヘタレ主人公が上げ膳・据え膳の誘惑合戦に見舞われるストーリーが多かった訳で、揺り戻しと言いますか、相姦物語も多少ながら浮き沈みがあるようです。



しかし、嫉妬の応酬だと個人的には新堂麗太先生の作品を思い浮かべますが、やはりというか、その原型はしっかりできているのですねぇ。



そんな嫉妬の応酬、嫉妬の攻防が終盤で描かれる本作ですが、レビューに記した『解釈次第ではぞっとする悲劇のように見えなくもない』部分について、結末の文章をそのまま掲載しますので、目にしても構わんョーという方は最下部にある「続きを読む」をクリックしてみてくださいまし。








【最後の10行そのまま掲載】


本作がどういった結末を迎えたのかをここで記してみます。
この作品は読むつもりだから……という方は引き返してくださいw



〈登場人物〉
母  :美佐子
妹  :莉花
主人公:智志



「お母さん!」
「いいわ……一緒よ!」
肉のはじける音が高まった。その時、不意にドアが開いた。
絡み合っている美佐子の視界に、莉花の不敵な顔が入り込んだ。
負けないわ……。
後先は考えなかった。
智志が最後の声を放った。
美佐子も呼応した。霞む世界に、迫ってくる莉花の姿が映った。
「イクゥッ、イクッ!」
勝鬨をあげたつもりだったが、喉に引っかかった。ヒューヒューッというかすれた音だけが、熱い部屋の空気を震わせた。



莉花と智志が睦み合っているのを目撃してしまった美佐子が対抗心から智志の元へ赴き、自ら積極的に跨っていくのですが、その直後の描写が上記となります。これで結末です。



不敵な表情を浮かべて迫ってくる莉花まで描写されていますが、その後どうしたのかは描かれていません。しかし、勝鬨をあげたつもりの美佐子の声は喉に引っかかってヒューヒューッとかすれています。

なぜ、かすれ声だったのでしょう。

いや、正確にはなぜ「かすれた音」なのでしょう。



単に絶頂で声が出なくてかすれた音のようになったのでしょうか。

それとも……ヘンな想像はしたくないのですが……描写こそないものの莉花が刃物か何かを手に迫ったために美佐子の喉が声の出ない状況に陥ったのでしょうか。



こうした曖昧さが残るために、この攻防の勝利者がどちらなのかイマイチ分からない幕の引き方だと思うのです。



…………これが後者だったらぞっとする悲劇ですよねぇ?
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 高竜也

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No title

高先生の作品には車で港からダイヴ、みたいなエンディングもあったと思いますので、当時はフツーにアレな解釈で読んでましたw

枚挙に暇のない悲劇な結末w

DSKです。
コメントありがとうございます。

突然の事故、殺意を抱くヒロイン、殺意を抱く主人公……悲劇の結末は枚挙に暇がないのですが(苦笑)、都合よく完全犯罪になるのも特色ですよねw

やっぱりコレも娘に喉を切り裂かれてしまったのでしょうかねぇ……。

イマトキと違って最後に和解してハーレムな結末なんて当時は発想すらなかったでしょうしねぇ……。
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