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妻たちの性体験-夫の眼の前で、今…(著:日活×早瀬真人、双葉文庫)

2016/10/13 発売

妻たちの性体験-夫の眼の前で、今…

著:日活×早瀬真人双葉文庫


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「あんたの奥さんを俺たちに抱かせな」。愛人殺しの罠にはめられ、謎の覆面男二人組に脅迫された夫は、やむなく妻の沙織を差し出す。だが、事件には裏があった――美しく貞淑な人妻が、夫の眼の前で犯され嬲られ堕ちる!斬新なストーリーと主演の風祭ゆきの妖艶な魅力で話題をさらった80年公開の衝撃作を、日活ロマンポルノ生誕45周年記念して人気官能作家・早瀬真人が完全ノベライズ。(引用元:Amazon)


★★★★☆ 原作映画に忠実かつ内容を掘り下げたノベライズ, 2016/10/18
日活ロマンポルノ45周年となる2016年は過去の名作がBlu-rayやDVDリマスターで復刻されているが、それと連動したノベライズ企画として『ピンクのカーテン』(著:日活×葉月奏太)に続く第2弾。どこまで続くのかは不明ながら、こんな機会でもなければ生じない企画でもあるので、この先も続けてもらいたいものである。

原作は言うまでもなく1980年公開の同名映画。「夫の眼の前で」というシチュエーションとその言葉自体を世に広めた作品と言え、風祭ゆきという女優をスターダムに押し上げた作品の1つとも言えよう。まさに夫を目の前にした暴漢からの凌辱がクローズアップされる中に実は若妻の想いが込められた、凌辱一辺倒ではない物語である。なお、タイトルには「妻たち」とあるが、登場する妻はメインヒロインただ1人である。

執筆にあたっては映画の脚本を基にしていることからストーリー展開は元より台詞に至るまで原作に忠実。脚本のト書きはもちろん、実際の映像も見た上で筆が進められたものと推測される。また、日活が本作の「原作」ではなく共著という形で名を連ねていることから資料だけ渡して丸投げということもなく相応に関わっているであろうことも推察される。それだけ映画では表現し切れていなかったことや表現されていても伝わりにくかったことが小説で補完されているからである。

例えば映画のラストシーンなどは夫婦の急な変わり身に「?」を浮かべてしまう唐突な不自然さを感じるところだが、小説ではその経緯をオリジナルもしくは編集前の映画(未収録の場面)にはあったかもしれない台詞で補って結末をスムーズなものにしている。逆に映画のイメージシーンや妄想シーンは程良くオミットして小説の流れが損なわれない配慮もされているようで、クライマックスでヒロインに襲い掛かる若者達の人数も然り。映画のような「おしくら饅頭状態」は小説に不向きなので5人に減らしているものと思われる。

そうした小説向けリファインの上に描かれた官能表現は、映画だと仕草や表情でしか見せられない演出部分に独白を含めた心情描写が加わることで淫猥度が相当に上がっている。ロマンポルノとはいえ当時の映像表現では限界もあったところが文章ながら現在の表現になっていることも官能成分の底上げに寄与しているのであろう。

そして、「夫の眼の前で」は状況としてだけではなく、これを屈辱としながら興奮に変えた夫と、この羞恥を被虐の美に高めた妻の、それぞれが回り道だったけれど元の鞘へ収まるための必然だったとする結末が分かりやすく提示されたことで読後感が向上し、原作映画の内容を一層深めることにも繋がっていた。その意味では原作映画の手引書とも言えそうな作品である。
『妻たちの性体験-夫の眼の前で、今…』のレビュー掲載元


正直に申しまして、この原作映画『妻たちの性体験-夫の眼の前で、今…』を観ると編集がよろしくないのか、あるいは与えられた時間内で纏めなくてはならない事情でもあったのか、途切れ途切れの印象がありまして、時折「?」を浮かべたところで場面が変わってしまうことも少なくないんですよ。

とりわけラストシーンなどは、あれだけ夫の眼の前で凌辱に次ぐ凌辱を蒙った妻と、それを存分に見せつけられた夫がナゼに海岸の砂浜を仲良く歩いているのかちっとも理解できません。(^^;)

いやいや、フツーなら2人の仲がぎこちなくなるんじゃないの?とか思っているうちに映画は終わってしまいます。



そんな原作映画の「?」をきっちり埋めてくれるのが本作でした。

あ、なるほど~、そういうことか~、と納得できます。



しかも、本来「夫の眼の前で」の場面は2度あるのですが、その1度目を映画だと「あんたの夫が見てたゼ」みたいなセリフで済ませてしまいます。しかし、小説では2度ともきっちり描いているので淫猥度が高くなっています。



早瀬先生のブログに投稿されている自著解説記事です。
双葉社の新刊





まぁ、1980年と2016年とで官能表現を比べるのも野暮ですし、映画と小説といった表現方法の違いもありますから一概には言えませんが、小説の方が全然いやらしい仕上がりだったですね。



もっとも、一番いいのは映画を観てから小説、あるいはその逆の順番で両方とも堪能することですがww



◆原作映画
2016/8/2 発売 [Blu-ray]
妻たちの性体験-夫の眼の前で、今…(主演:風祭ゆき、Happinet)

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「レイプクィーン」として絶大な人気を得た風祭ゆきの代表傑作!小水一男脚本、小沼勝監督作品。容赦ない官能描写が壮絶な興奮度ナンバーワン映画!(引用元:Amazon)

小水一男のオリジナル脚本を小沼勝が監督したロマンポルノ。海辺の一軒家でセレブな生活を送る坂本と妻の沙織。坂本はヌードスタジオでモデルとして働く由香と不倫関係にあったが、暴漢二人に由香を殺された上、殺人の濡れ衣を着せられる。妻を抱かせろと迫られた坂本はこれを承諾、沙織は別荘で暴漢二人から交互に強姦されてしまう。暴漢は由香のヒモである吉田とその仲間であり、夫と由香を別れさせるために沙織が雇ったのだった。夫に裏切られたことを知り、沙織は吉田に抱かれ快感を覚える。やがて坂本は、由香がまだ生きていること、暴行事件は沙織の計画だったことを気づいた。別荘に使用人とその仲間たちが乱入し、坂本の目の前で沙織を犯し始めるのだが…。(引用元:TSUTAYAオンラインショップ)



日活ロマンポルノ45周年を記念したリブートプロジェクトとして過去の名作が改めて映像作品化されています。



当ブログに特集記事もあります。

ロマンポルノ45周年!素敵な凄い企画! - 伝説の女優編
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-1049.html


ロマンポルノ45周年!素敵な凄い企画! - 番外編
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-1050.html









下記URLから原作映画、観られます。
http://www.tokyo-tube.com/video/70952 - TokyoTube
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : 双葉文庫 早瀬真人

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本日(10/13) 双葉文庫から、 「妻たちの性体験  夫の眼の前で、今…」 が発売されました。 80年に公開された、 日活ロマンポルノ作品のノベライズです。 主演は風祭ゆきさん。 愛人殺しの罠にはめられ、 謎の覆面男二人組に脅迫された修三郎は、 やむなく美しい妻を彼らに差し出します。 凌辱される妻の姿を窓越しから覗き、異様な昂奮を覚える夫。 そして妻...

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