FC2ブログ

なりきり蜜嫁(著:霧原一輝、竹書房ラブロマン文庫)

2016/8/22 発売

なりきり蜜嫁

著:霧原一輝竹書房ラブロマン文庫


Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

袴田啓太郎は四年前に最愛の妻を亡くして以来、ずっと気落ちした日々を送っていた。現在は息子夫婦と同居中だが、ある夜、嫁の淑乃と二人きりになる。そして、亡き妻への想いをしみじみ語っていると、淑乃が「私にお義母さまの代わりを務めさせて下さい」と言い出す。驚く啓太郎だったが、淑乃は妻の若い頃によく似ており、さらに息子が浮気していると聞かされ、受け入れてしまう。二人は互いに愛撫し合い、禁断の戯れに耽る。数日後、淑乃は同じ髪型に変え、想い出の洋服を着て、亡き妻になりきり誘惑してくる。義父と嫁の淫らな行為はエスカレートし、啓太郎は溺れていくのだが…!? 名手が描く超刺激的な禁断回春ロマン!(引用元:Amazon)


★★★★☆ 王道の回春路線なるも節度を守ろうとする嫁が官能的には弱いか, 2016/10/2
妻を亡くした悲しみを癒し切れず、亡妻に良く似た嫁の姿に在りし日を思い浮かべてしまう義父(主人公)に切なさを湛えながらもストーリー的には作者の王道路線な回春モノと言える。セカンドライフで喫茶店を始めようというサブストーリーも過去に同様の展開があり、中にはアジア料理店を題材にしてヒロインにベトナムの民族衣装を着せたこともある作者ならば得意の分野でもあろう(本作でもミニスカートのキュートな制服姿を描いている)。そして、タイトルに示されるがごとく嫁が亡妻になり代わって傷心の義父を慰めるところに甘さと温かみと母性込みのいやらしさが醸された作品である。

夫に女の影がちらつく嫁は以前から義父に想いを忍ばせていたフシがあり、亡妻が所有していた浴衣やワンピースなどをお下がりとして身に着けて義父を前にするようなノスタルジックなコスプレ要素があるのは作品に1つの色合いを加える意味で貢献している。ただし、徐々に距離が近づいていく2人ながら、それでも夫への操を立てる嫁はなかなか最後の一線を越えさせず、義父とともに読み手もまた焦らされる前半となる。

これを補うのが朝の散歩で知り合った未亡人の熟女である。清楚な風情の嫁に比べて奔放な熟女は早々に義父と関係を持つに至るが、自ら跨るような積極さを見せながらも嗜みは残しているために義父からの次のお呼びがかかるまで自らアクションを起こすことはない。この辺りは理性と感情の狭間を描くスパイスが効いていたようにも感じた。

そして、義父からの次のお呼びは近々開店する喫茶店の手伝いだった。予想の範疇ではあったが、こうした流れは巧みさを感じさせる部分であり、しかも開店早々から店内で交わってしまうような淫猥さも見られたところである。そして、これがさらに嫁との関係の変化へと繋がっていく。

要するに嫁の嫉妬が最後の一線を越えるきっかけになるのだが、ここには可愛らしさを感じながらも、それなら義父との関係をもう少し詰めていたらというもどかしさもやや感じた。最終的には一線を越えた「その先」にまで発展してはいくのだが、そこに至った結末には「ふりだしに戻る」ような印象もあったし、本人は無自覚なるも結果から見れば夫から義父へ鞍替えした嫁が最後は得るものを全部得たような、一番オイシイ思いをしたようにも見えてしまうことが(穿った見方ながら)後押ししたのかもしれない。

義父と嫁の関係を察したかの熟女が新たな道を模索するのも個人的にはちょっぴり寂しかったかな。あと、身勝手な振る舞いをしていながら最後は自発的に改心したかの夫には多少の制裁があってもよかったと思う。
『なりきり蜜嫁』のレビュー掲載元


回春路線の第一人者として今はある程度自由に執筆が可能な地位を得た霧原先生ですが、だからと言って回春作品はもぅ卒業ということもなく、こうして新作が時折出てきます。本作もそんな1冊。



いつまでも亡妻を忘れずにいる主人公らしく、今回は嫁と夫の夜の営みを自分から覗きに行くことはありませんww

まぁ、それでも偶然に覗き見てしまいますけどね。(^^;)

この夫がまた理不尽に身勝手でしてね、なんで天罰が下らなかったのか不思議でなりません。



それにしても亡妻に雰囲気がよく似ていることから形見のワンピースを着たり髪型を変えてみたりする嫁というのはグッドなアイデアでしたね。読者もどんどん高齢化してますから、こういった切り口のノスタルジーもアリだと思いました。



ただ、この嫁が思いのほか夫に操を立てるんですよ。(^^;)

それで関係がなかなか進展しないものですから、嫁との触れ合いで男を取り戻した主人公が悶々としまして、結果的ながら手玉に取られた形になっていまして……いや、そんなことを画策する嫁ではありませんから全く以って無自覚なんですけどね。

ただ、この操は最後まで立ちはだかりますから、最終的には嫁が一番オイシイ思いをしている構図にもなって恐ろしい子!みたいなwww



今回は若妻でしたから余計にそうなったのかもしれませんね。(^^)



◆新作情報

2016/10/13 発売
トラッカー恋唄(双葉文庫)
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。
会社をリストラされ、妻とも離婚し、いまは長距離トラックドライバーとして全国を走り回る内山達生。43歳の達生にとっては過酷な仕事だが、その一方で、地方のスナックママさんやヒッチハイクの若い女と、一夜限りの関係を結ぶことも多い。そんな折、達生は博多の漁港で働く28歳の美女、志穂と知り合う。すぐに意気投合した二人は愛し合うようになるが、思わぬ障害が二人の前に立ちはだかる。オリジナル官能旅情ロマン。

2016/10/26 発売
高慢女性課長(二見文庫)
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。
書下し。依願退職の条件として、社内の女性を抱いていいと言われた男は──



ほぼ毎月新作が出る霧原先生ですから今更告知など不要な気もしてしまいますが、それはたぶん違うのでしょうね。

ということで、今月も2冊出ますw

まるで異なるテイストの作品みたいですよね。





関連記事
スポンサーサイト
[PR]

デリヘルもソープもイメクラも気に入った子がきっと見つかる
超大型リニューアル中の大好評風俗情報サイト!

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : 竹書房ラブロマン文庫 霧原一輝

コメント

非公開コメント

Send to Twitter and Facebook
プロフィール

官能レビュアーDSK

Author:官能レビュアーDSK
Amazonその他の書籍サイトで男の、というか男なら!という肉欲煩悩中枢刺激ジャンルに特化した、裏街道という名のスキマに徹する変わり者レビュアーDSKです。

官能小説
メニュー欄では発売年別にカテゴライズしています。作家別ご覧いただく際は最上段記事の索引より検索できます。

青年コミック
一部に桃色成分の高い一般コミックを含んでいます。また、複数巻となるシリーズ物は1つの記事に纏めています。

成年コミック
多岐に渡るジャンルに対してDSKの好みに偏ったセレクトかもしれません。(汗)

AV
主だった同一タイトル(シリーズ物)を1つの記事に纏めています。

リンク
リンク大歓迎です。(^^)
どこか適当な記事にコメントでご連絡していただけると当方からもリンクさせていただきます。※内容によってはご遠慮願う場合もあります。

トラックバック
TB大歓迎です。(^^)
当方からも「トラックバックの返信」をさせていただく場合があります。その際は何卒よろしくお願い申し上げます。※内容によっては拒否する場合もあります。

ブログ内検索
Amazon検索
カテゴリ
リンク
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
Thanks for coming!!
合計の閲覧者数:

現在の閲覧者数:
Twitter
ブクレポ
Public Relations 1





FC2コンテンツマーケット
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
RSSリンクの表示
Public Relations 2