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地獄教室-三匹の女教師(著:北野拓、フランス書院文庫)

2006/5/23 発売

地獄教室-三匹の女教師

著:北野拓フランス書院文庫


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通勤電車でスカートを捲られ、双臀を撫でられる明美。
教壇に載せられ、醜悪な肉茎を挿入させられる詩織。
ケガをさせた責任を取るために、身体を捧げる綾乃。
女教師たちは、それぞれの形で、教え子の言いなりに。
まさか、そんな不純な行為で未知のオンナが疼くとは……
硬軟自在の女教師コレクションに翻弄される、三匹の美牝!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 歪んだ愛情と焦らされる官能, 2016/6/26
いかにも凌辱というタイトルほど理不尽でもなければ無理が強いられることもなく、高校生の主人公が女教師に向けるのは己の肉欲一辺倒でもない、歪みを含みながらも確かな愛情である。

弱みを握られ翻弄される美貌の教師【明美】29歳
始まりは明美が遭遇した電車痴漢。嫌がりながらも思わず昂ってしまったところを主人公に目撃され、次には痴漢の相手が主人公に代わる流れである。弱みを握られ抵抗できない明美の被虐美が序盤の見どころであり、途中下車した駅のトイレへ移動しても続く焦らしの責めがじっくり描かれる。最後はホテルに呼び出されてさらに焦らされ、降参するかのように貫かれては諦念含みで堕ちてしまう明美。この時点での主人公は抜群のスタイルと美貌の明美に潜む被虐性を看破し、その機に乗じて憧れの女教師を手に入れた姑息な手管が前面に出ている。

主人公の現在の担任である人妻教師【詩織】31歳
後輩である明美の様子が最近おかしいと訝しんでいたところで電車内の2人を見かけたのが詩織との中盤の始まり。保健室へ詩織を誘う段から明美が協力的に変化しているのは唐突にも感じたが、不意打ちからの緊縛で夜が更けるまで続く詩織の陥落とオンナを抉り出す責めが(明美の時に比べれば)コンパクトながら淫猥に描かれている。明美以上の被虐性が炙り出され、後には露出羞恥プレイまで強要される詩織は狼狽えながらも興奮の度合いを高めていくのだが、詩織への想いがある主人公を見るにつけ、その悋気から協力に加虐の色合いが加わる明美である。

かつての担任で今は子持ち未亡人の【綾乃】33歳
それまでとは別ルートで綾乃との6年振りの再会が終盤から始まる。かつての教師と教え子という気安さから綾乃が現在は4歳の子持ちで未亡人であることが説明されていく中で過去にも触れ、綾乃とのある出来事が女教師に母代わりの憧れを抱く理由だったとして女教師ばかりを狙う今の主人公に繋げている。その理由の是非や軽重はともかく動機を設けることで単なる悪童ではない主人公にしようとの意図は伝わるものの、その動機をネタに綾乃へ迫るのだから、そこはやはり凌辱作品の主人公と言えよう。ただ、未亡人の空閨も作用したのか、2人の女教師の現状を聞いて自分が身代わりになると申し出た後の綾乃が積極的に急変するのは興奮度が高い。ここまで押しに弱い女教師の被虐的官能描写が続いた後で最年長が見せた妖艶さはなかなか効果的な変化に感じた。余談ながら綾乃から母乳が出るのはやや無理があるように思われたが、好きな御仁には良い設定であろう。

明美と詩織との3Pから最後は綾乃を加えた4Pへと発展するのはさすがに紙面が尽きたような性急さがあって勿体ない気もしたし、明美の場面で筆を費やしたために詩織や綾乃の場面が割を喰ったようにも感じたのは一考の余地が残るところ。中盤以降では他の2人への嫉妬が目立つ明美の存在感も薄れている。また、それ以前に女教師が教え子にここまで堕ちるものかな?という気もしてしまうのだが、それについては次作で最後まで堕ちない女教師を描いている。
『地獄教室-三匹の女教師』のレビュー掲載元


2006年と言えば秋月耕太先生がデビューされた年でして、その前年(2005年)には神瀬知巳先生、さらに前年(2004年)は弓月誠先生ということで、今に繋がる誘惑系の革命期(命名:DSK)かと思われます。

つまり、相姦を伴う誘惑路線が禁忌の憂いを前面に出した悲劇的な結末から憂いつつも最後は肯定的に捉えてハーレムかつハッピーな結末へと至る路線への明確な変化ですね。



そんな時期なので以降はしばらく凌辱系がやや下火と言いますか、ちょっと押され気味になっていく頃でもあったかと記憶しています。ちょっと描きにくい時期にデビューされた北野先生としては少々分が悪かったですよね。

しかし、内容はなかなかのものです。

押しに弱いヒロインがじわじわと責められていく被虐の美が堪能できます。



裏を返せば一竿主義的な凌辱に傾倒していった頃の作品と言えるかもしれません。

本作は女教師ですが、今では凌辱路線も相姦要素が盛り込まれますからね。

なんだかんだ言っても時代の流れはあるってことでしょうねぇ。





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ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 北野拓

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