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おいしい特別休暇-女教師、シングルマザー、女子大生と(著:青橋由高、フランス書院文庫)

2016/5/25 発売

おいしい特別休暇-女教師、シングルマザー、女子大生と

著:青橋由高フランス書院文庫


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ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

同窓会で出会った、あこがれの元副担任教師・佐織。
豊麗な美乳が悩ましい初恋相手、独身美母・優美子。
仕草も女陰も初々しい年下の小悪魔な幼なじみ・佳奈。
故郷に帰ってきた青年を待っていたおいしすぎる再会。
29歳&38歳&19歳が、他の女に負けじと挑発を仕掛け……
三人の美女が一堂に集う寝室は修羅場?それとも楽園!?


★★★★★ 誠実な主人公の聞き上手が醸す優しい世界, 2016/6/12
サブタイトルにある女教師にシングルマザーと女子大生だが、主人公の6年振りの帰省によって再会を果たすことが奏功した作品と言える。この期間に生じる変化は小さくなく、立派な社会人へと歩を進めた主人公の厳しくも充実した毎日に比べ、現在の自分はぽっかり穴が空いたかのようだと思わず嘆いてしまうところ。そんな女性のお悩みを茶化しもせず真摯に聞いてくれる主人公に心が傾く、その経過をしっかり描いた点に好印象であり、そんな誠実な主人公の置かれた状況を「おいしい」とするメインタイトルはちょっとばかし失礼な気もする心優しい作品である。

【佐織】 淑やかな外見と燃え滾る内面を併せ持つ29歳の女教師。
【優美子】気風の良さは照れ隠しでもある38歳のシングルマザー。
【佳奈】 小悪魔な利発さで一途な19歳の女子大生は優美子の娘。

生徒の頃から想い人だった佐織には再会当初こそ遠慮がちな距離感だった主人公だが、旧知の間柄である優美子や佳奈には勝手知ったる気安さがあって心地良い。そして、主人公の成長した姿を眩く見るうちに艶めかしく高揚していく佐織や優美子にはイイ感じの熟女感がある。また、男前ながらガサツな優美子の娘とは思えないお嬢様風情な佳奈は青橋作品らしい利発な小娘でもあり、基本的にああ言えばこう言うやり取りで主人公は翻弄されもするのだが、幼馴染み同然で兄のように慕っていたからこそ当初より主人公への恋心が芽生えている。故にその想いが傍から見ればバレバレながら主人公には伝わらないという別の角度からの胸キュン要素も担っていると言えよう。

情交を通じて主人公への愛情をはっきり示すヒロイン達だからこそ終盤では鉢合わせの修羅場(?)も待ち受けている。しかしながら、主人公を交えての、あるいは主人公を蚊帳の外に置いてのヒロイン同士のやり取りが実にオモシロ可笑しく、その想いが強いからこそ鞘当てが明後日の方向にぶつかるのを笑いながら読んだのは久し振りである。しかも、丁々発止なご奉仕合戦の後に出された結論が結論になっていないというオマケ付き。こんな修羅場なら青ざめていた主人公も幸せであろう。

良く練られたストーリーと心情描写でヒロイン達の現状の空虚と主人公によって救われないまでもどこかほっとさせてくれる安寧を描きつつ、その心の移ろいが身体をも求める形で官能面においても興奮度の高い描写に繋がっているのは大変好ましい。出来得ることなら各ヒロインと夜通しで交わっていた場面が余韻を残すようなダイジェストでなく、誰か1人でもいいから相応に描かれていればもっと良かったのに、などと欲深いリクエストも手前勝手にしたくもなる。
『おいしい特別休暇-女教師、シングルマザー、女子大生と』のレビュー掲載元


何だか久し振りに感じた青橋「黒本」作品でしたけれども、これは良かったですねぇ。

雰囲気が良かったです。



ヒロイン達が心にそっと秘めていたネガティヴな感情を聞き上手な主人公が聞いてあげて、癒してあげる展開が好印象でした。それでいて官能スイッチが入れば貪婪にもなるヒロイン達の変わり身がいやらしかったですw



にゃらさんのブログに本作の紹介記事が投稿されています。
青橋由高「おいしい特別休暇 女教師、シングルマザー、女子大生と」(フランス書院文庫、2016年5月、表紙イラスト:村山潤一)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)おいしい特別休暇: 女教師、シングルマザー、女子大生と (フランス書院文庫) [文庫]青橋 由高フランス書院2016-05-25【あらすじ】高校を卒業し上京した直希は長期休暇をもらい6年振りに帰省すると、同窓会で再会した女教師の佐織と意気投合し...
青橋由高「おいしい特別休暇 女教師、シングルマザー、女子大生と」





さらには終盤で鉢合わせの修羅場が訪れるのですけれど、これが面白い!

というか笑えるwww

こういうノリの作品も久し振りでしたから、そういったことも併せて良かったですね。



◆関連情報〈その1〉
2016/5/30 発売

僕とメイド母娘-ご奉仕します

Audible版、ナレーション:もみじおろし

Audible版はコチラから。
突然はじまったキュートな母娘との同居生活。
エプロンドレスから94センチの乳房を覗かせる未亡人と、
むっちりしたとろける美肉でまぐわう最高の初体験。
姦係に気づいた処女娘もメイド姿でご奉仕を仕掛け……
成熟しきった妖艶な35歳と、成長期の女子高生17歳。
ずっと一緒にいてほしい――僕の専属メイド×2!


▼当ブログの投稿記事
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-349.html



青橋先生の「黒本」デビュー作が Audible版で登場したようです。

8時間33分の官能絵巻!



◆関連情報〈その2〉
2016/7/25 発売

フランス書院文庫アンソロジー:異常な世界-あなたの知らない官能小説


Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。
こんな官能小説、今まで読んだことがなかった!
通勤電車、超能力で生意気な美人課長を「念動責め」
夫の出勤後を見計らい「透明人間」で人妻の寝室へ。
戦国時代へ「異世界転生」し、甘い夜伽を望まれて。
いきなり訪ねてきた艶めかしい絶世の美女は「雪女」!?
男の妄想が現実に変わる、世にも奇妙で淫らな物語。



久方振りに発売される「黒本」のアンソロジーに青橋先生の短編が収録されます。

で、このアンソロジーですが、昨今の「黒本」にしてはテーマがかなりぶっ飛んでいます。(^^)





※各作品のあらすじはAmazonより引用。
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 青橋由高

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寛容さが失われていく中で

DSK さま

青橋作品のよさは、ヒロインたちのキャラがはっきり分かれていることです。
年齢や職業といった属性よりも、ヒロインたちのキャラに応じた官能描写がうまいです。
本作品は、人数も三人だったので、官能シーンのボリュームも申し分ないと思いました。

主人公も職人気質で、真面目で押しに弱くて、優柔不断のように見えます。
しかし、よく考えてみると、飽き性で、ちゃらんぽらんで、肉食系男子だと、ハーレムを作るのに適していませんね。読後感を良くしようとすると、ベストなキャラ設定だったんだなと思います。

今の男子はわかりませんが、私が若い頃ならば理想的なシチュエーションだなと思いました。

まとめ方も、ラブコメというか、ドタバタ劇というか、好印象でしたし、この4人の未来は明るいんだろうなと言う気持ちにさせてくれる作品でした。


話は、全く違いますが、イギリスのEU離脱のニュースが飛び込んできて、官能小説の世界と真反対だなと感じていました。

官能小説、特に誘惑系のキーワードは、DSKさんもご指摘の通り「ご奉仕」だと思います。
現実の世界では不倫と騒がれてしまうことでも、そこに感情移入できるのは「寛容さ」があるからです。

レビューやブログの言葉の選び方の話題の時にも、運営側のコンプライアンスが問われるので、仕方のないことかもしれませんが、寛容さが失われつつあるということを思っていました。

論理的に考えても、歴史的に考えても、ナショナリズムで栄えたという例はありません。
「自分たちを一番大切にして何が悪い」
という考え方が蔓延した結果、戦争に突入していき多くの悲劇をもたらしなのですから、寛容さが大切だねと学んだはずです。
しかし、いつの間にかナショナリズムに乗っかってしまうというのが人間の性なのでしょうか。

官能小説や文学の世界を現実に持ち込めと言いませんが、幻想の世界をしることで、もう少し現実世界で寛容になれる気がします。

美少女文庫と「黒本」

DSKです。
コメントありがとうございます。

>青橋作品のよさは、ヒロインたちのキャラがはっきり分かれていることです

しばらく「黒本」で作品が出なかったのでこれまでかとも思っておりましたが、元より美少女文庫を主戦場とされる先生ですから「黒本」では乱発せずにこれくらいのスパンで、代わりにしっかり設定を練られていただいた方が良いかもしれませんね。

>ラブコメというか、ドタバタ劇というか

後半は久し振りに笑いながら読みましたw
最近はこういうのが随分と減ってきていたので嬉しい僥倖でしたね。主人公はともかくヒロインが肉食系(笑)で徐々に節操がなくなっていくのは楽しいです。

>いつの間にかナショナリズム

個人的な推測ですが、余計な気遣いが減りますからたぶんコレが一番ラクなんでしょうね。そして、何かしらの枠組みの中であれやこれやと気遣ったり世話を焼いたりする中で何となく割に合わないものを感じていたのでしょう。イデオロギーはどうしても右に左に偏るものですから、問題はその振り幅ですよね。

また、ドイツが統一した時も「これで貧困から抜け出せる」と思った東側に対して実際は足を引っ張ってしまった側面があった訳ですけれども、全体が平均化されれば当然の帰結でして、しかし、それでも期待してしまうのが人の性ですから、今回も心情的に多少は似た状況があったのかもしれませんね。

官能小説を始めとするエロジャンルを呑気に楽しめるかどうかも体制の鑑と言えますから維持したいものであります。
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官能レビュアーDSK

Author:官能レビュアーDSK
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青年コミック
一部に桃色成分の高い一般コミックを含んでいます。また、複数巻となるシリーズ物は1つの記事に纏めています。

成年コミック
多岐に渡るジャンルに対してDSKの好みに偏ったセレクトかもしれません。(汗)

AV
主だった同一タイトル(シリーズ物)を1つの記事に纏めています。

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