FC2ブログ

団地妻-昼下がりの恥辱(著:九龍真琴、マドンナメイト文庫)

2016/2/12 発売

団地妻-昼下がりの恥辱

著:九龍真琴マドンナメイト文庫


Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

人妻の欲望が暴走する!人妻・陽菜は団地でひとり悶々とした日々を送っていた。だが、ゲリラ豪雨に遭遇した日、理性のタガが外れた。同じ団地の住人と互いの身体を思う存分貪りあったのだ。一度暴走した欲望はとどまるところを知らず、ついに娘の彼氏にまで触手を伸ばし……。(引用元:Amazon)


★★★★☆ 団地特有の距離感と湿り気のある薫り, 2016/3/3
デビュー作とのことだが、マンションでもアパートでもなく「団地」という、イマドキにしては少々珍しい舞台設定と言える。団地住まいならではの人と人との距離感もあり、何より「団地妻」という響きに得も言われぬ薫りを感じる世代にはなかなかの作品になっていると言えよう。団地内でいつも見かける美人の奥さんとお近づきになりたいなぁといった願望が官能妄想的に満たされる作品とも言えそうである。

ただし、本作は基本的に唯一のヒロイン【陽菜(はるな)】36歳の視点で描かれる。雨の日にばったり鉢合わせした知り合いの旦那さんに始まり、点検に来た若き配管工や初老の自治会長といった男達からふとしたきっかけで言い寄られ、迫られ、関係を結ばされる流れである。夫と娘のある身として「どうしてこんなことに……」と困惑と懊悩を重ねる日々ではあるが、昂ってしまうと意外にあっさり受け入れてしまうので重々しさはあまりない。むしろ、夫に構ってもらえない熟女な人妻がダメよダメよと言いながらも実は受け入れ、女としての悦びを得てしまう「懲りない人」といった趣である。

思わぬ形で空閨を満たすことになった生活の最後は娘の同級生である少年を横取りするような展開。ちょっとした弾みで誘惑してしまい、純朴な少年を虜にしてしまい、自分も虜になってしまうのだが、最後まで性懲りもない印象を与えながら現実的でもある結末や、娘への嫉妬心が発露する心情などから、あるいは全体的な筆致から、もしかしたら女流作家なのかな?とも感じた次第。退屈な団地暮らしに生じたアバンチュールとしながらも、自分(ヒロイン)に男共が群がってくる構図なのである。

前半では「ブラウスとスカート」とされていたのが途中から「ワンピース」になっているとか、残暑の季節と記した後に6月となっているとか、また中盤では改心した男が何の説明もなく次の場面で再び迫っているといった「?」な部分が幾つかあり、描写自体も(スグに感じ始めるため)やや稚拙というか、官能描写自体が苦手なのかな?といった印象もあったが、団地内の様々なシチュエーションで凌辱的に迫られては誘惑的な感応を見せ始める淫靡な良さがあり、相手によって一度きりの関係と継続的な関係を分けるといった重層的なバランスの良さもいやらしさをアップしていたと思う。

今回は団地だったが、こうした閉鎖的な空間で密やかに営まれる結果的な逆ハーレムというのはなかなかクセになる世界である。次作も期待したい。
『団地妻-昼下がりの恥辱』のレビュー掲載元


大柴絵師の仕事っぷりが相変わらず堪らんですなぁ~w

個人的にパンツのラインは別に浮き出てなくても良い(自分で想像するから-笑)ですが、そのラインが想定外だったりする驚きも味わいたいからやっぱ浮き出てた方が良いのか。(^^;)

あるいはスカートの短さによって浮かび上がってくる太腿の絶妙な存在感とか、お尻の豊満さと腰の括れとのコントラストとか……まぁ、DSKの趣向を並べてもキリがありませんのでこれくらいにするとして……。(汗)



たぶん本当のデビュー作ではなかろうかと思いますが、それにしても久し振りな響きの団地妻でしたね。

生まれてこのかた一軒家に住んだことのない、団地~アパート~マンションオンリーなDSKとしては馴染みのあると言いますか、親近感の沸く舞台設定ではありますが、この何とも言えない住人同士の距離感が作品にも活かされているように感じました。



そして、ヒロイン視点のみで描かれる被虐。
堪えようとしても覚えてしまう愉悦からの恍惚。
一度スイッチが入ってしまえば「好きにして」とばかりに脱力して積極的にもなる変わり身。

団地内にできる死角……人目につかない場所……で交わされる情欲の営みが描かれていました。



欲を言えば、ヒロインがもう少し困惑して、抵抗してもいいんじゃないかなと感じるところですかね。変わり身の良さはあれどもやや早過ぎるように思いました。



もしかしたら女流作家さんかな?と思っていますが……「真琴(まこと)」という名前は男女共に使えるので判別が難しい……いろいろな男達から好きでもないのに言い寄られ、迫られ、貫かれてしまうのをヒロインから描く作風は貴重ですから今後も期待したいですね。(^^)





ついでながら申せば、そもそもがつまり昼下がりの情事な訳ですが……このタイトル自体はどうやらオードリー・ヘップバーン主演作にまで遡るようですが……このタイトルを18禁として最初に用いた人には敬意を表したいですよね。



【昼下がりの情事】関連作品
2007/03/21 発売

団地妻-昼下がりの情事 [DVD](主演:白川和子、日活ロマンポルノ)


Amazonはコチラから。
DMM.R18はコチラ〈レンタル〉
ロマンポルノ第1弾を飾る記念碑的作品。団地妻の性態に迫り、赤裸々な性を描く!主演はピンク映画のスターから、ロマンポルノ草創期を代表する女優となった白川和子。律子は単調な生活と夫とのセックスに不満を覚えていた。そんな折、旧友・桐村からの誘いを受け、酒に酔ってホテルへと流れてしまう。(引用元:DMM.R18)



2016/8/2 発売

昼下がりの情事-裏窓 [Blu-ray] (主演:白川和子・宮下順子、日活ロマンポルノ)


Amazonはコチラから。
超望遠レンズが覗き見た愛の痴態!情欲が奔り、異常な行為が頂点へと誘う!!
「ロマンポルノ一周年記念作品」として製作公開された特別作品。「団地妻-昼下がりの情事」の白川和子と「四畳半襖の裏張り」の宮下順子というロマンポルノを代表するW女優がキャスティングされ、待望の初共演!
(引用元:Amazon)



日活(にっかつ)ロマンポルノは1971年から始まったそうです。そして、その1年後の記念作品を含む全80タイトル(!)が45周年記念として今年(2016年)の春よりBD/DVDでリマスター化されて再販されるようで……

  • 永遠の定番作&遂に初ディスク化される「幻の作品」まで、映画史に燦然と輝く「女神」たちとスタッフが築き上げた昭和史にアツく燃え上がるあの金字塔の数々が、ブルーレイの高画質映像で新しく生まれ変わる!
  • 全タイトルHDリマスター、新たに原版ネガフィルムからテレシネし、オーサリングされた高画質永遠保存版!
  • 遂に実現!音声特典には伝説的女優のコメンタリーを収録!(未収録の作品もあり)
  • 雑誌「EIGA NO TOMO」から当時の紙面を復刻収録!(協力:近代映画社)


……といった文字がAmazonページの「内容紹介」に踊ってますけど。



何か凄いプロジェクトが動いてるゾ!





関連記事
スポンサーサイト
[PR]

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : マドンナメイト文庫 九龍真琴

コメントの投稿

非公開コメント

Send to Twitter and Facebook
プロフィール

官能レビュアーDSK

Author:官能レビュアーDSK
Amazonその他の書籍サイトで男の、というか男なら!という肉欲煩悩中枢刺激ジャンルに特化した、裏街道という名のスキマに徹する変わり者レビュアーDSKです。

官能小説
メニュー欄では発売年別にカテゴライズしています。作家別ご覧いただく際は最上段記事の索引より検索できます。

青年コミック
一部に桃色成分の高い一般コミックを含んでいます。また、複数巻となるシリーズ物は1つの記事に纏めています。

成年コミック
多岐に渡るジャンルに対してDSKの好みに偏ったセレクトかもしれません。(汗)

AV
主だった同一タイトル(シリーズ物)を1つの記事に纏めています。

リンク
リンク大歓迎です。(^^)
どこか適当な記事にコメントでご連絡していただけると当方からもリンクさせていただきます。※内容によってはご遠慮願う場合もあります。

トラックバック
TB大歓迎です。(^^)
当方からも「トラックバックの返信」をさせていただく場合があります。その際は何卒よろしくお願い申し上げます。※内容によっては拒否する場合もあります。

ブログ内検索
Amazon検索
カテゴリ
リンク
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
Thanks for coming!!
合計の閲覧者数:

現在の閲覧者数:
Twitter
Public Relations 1





FC2コンテンツマーケット
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
RSSリンクの表示
Public Relations 2