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故郷の若未亡人vs.幼なじみの姉妹(著:香坂燈也、フランス書院文庫)

※右側の書影はコンビニ向け。
2015/12/22 発売

故郷の若未亡人vs.幼なじみの姉妹

著:香坂燈也フランス書院文庫


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「おかしくなっちゃう。埋めて。私をいっぱいにして」
潤んだ瞳で囁き、蜜穴に逞しい肉棒をねだる若未亡人。
突き込むごとに敏感すぎる女体が快楽に染まっていく。
良樹が故郷で味わった彩花との「淫らな再会」は、
幼なじみの美姉妹・雪菜&藍の女心も刺激して……
32歳vs..27歳vs.23歳――悩ましすぎる楽園生活!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ オーソドックスな良さはあれど結末が纏まり切らなかったか, 2016/1/3
1作目 『隣りの独身美母〈シングルマザー〉』 3月
2作目 『調教旅行中-新人女教師、熟女教師、兄嫁教師と』 8月
3作目  本作 12月

デビューした2015年内に立て続けて3作品を上梓。それも誘惑と凌辱の硬軟を織り交ぜてである。作者の中で路線がまだ確立されていないのか、それとも「両刀使い」を目指しているのか、その辺りは判然としないが、旺盛な執筆意欲と実際に作品として仕上げる力量は買うところである。ただ、1年目らしさも未だ醸しているのは致し方ないところか。オーソドックスな甘いテイストに回帰した本作においても最後の纏め方に若干の消化不良を感じる点が今後の課題と言えよう。憧れの未亡人と仲良しだった姉妹の狭間に立たされた主人公の心の内とその行方は収まるところに収まったものの、それが読後感として読み手も共有できるものかはまた別であり、外野ながら小説の難しさを垣間見た気もした次第である。

久々の帰郷で以前から慕っていた未亡人と再会するも、それとは別に主人公を慕っていた娘からは想いを告げられ、その姉からは人妻ながら摘み喰い的な関係を迫られる板挟みな構図。メインヒロインへは自発的に行動し、迫りもするが、サブヒロインには受け身になってしまう二律背反でもある。大体において優柔不断というかヘタレな主人公に設定されるのでズルズル流されていくのだが、どこまで流されるのか、あるいはヒロインを対立構造とした場合には主人公が片方に与するのか曖昧にするのかでも結末が自ずと決まってくると推測される。この意味において本作の主人公は割とハッキリしているのだが、その意思表示は最後の最後なので、それまで関係を続けていた側からすれば騙されたような、不憫な印象となる。それでも主人公への未練を残す振る舞いを最後に見せるのは健気でもありながら、その素振りには淫らさが前面に出た違和感もあった。女に目覚めた豹変のギャップではあるのだが、キャラ設定としてややブレたようにも写った。

様々なシチュエーションとバリエーションで心と体が結ばれていく官能描写には肉欲に屈するような淫靡さもあって申し分ない。メインヒロインとの話の本線も良好。それだけに対立構造とした際の、敗者の潔い引き際が(描かれてはいるのだが)今少し立脚していれば「負けてもなお」の部分もさらに際立ったのかな?という気がした。

つまり、あれだけ頑張った姉妹ならば、そのままメインとともに過ごせる未来にしてあげたくなるので、そうでなければ頑張りレベルを少し下げるか、もしくは、もっと潔く引くことできちんと報われてほしい読後感だったということである。
『故郷の若未亡人vs.幼なじみの姉妹』のレビュー掲載元


自分でも何を言いたかったレビューなのかイマイチよく分かっておりませんが(汗)、要するに、サブヒロインの姉妹(特に妹)がちょっと不憫な扱いになっちゃったな~ということでわ。

あの、以前の新堂麗太作品でも違った形ながら似通った状況になっているのが多かった印象ですけど、新堂作品の場合はヒロインそれぞれと主人公が約束を交わしちゃうものですから、後からそれが反故になることで事態が悪化するというか、主人公のヘタレさが強調されるパターンだったんです。



にゃらさんのブログに投稿されている本作の紹介記事です。
香坂燈也「故郷の若未亡人vs.幼なじみの姉妹」(フランス書院文庫、2015年12月、表紙イラスト:新井田孝、白表紙版:村山潤一)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)【あらすじ】体調を崩して前の会社を退職し生家のある田舎に帰郷した良樹は、憧れのお姉ちゃん的な存在だった彩花と再会する。翌日幼馴染みの雪菜・藍姉妹とも再会したが、藍の健気さに負けて関係を結んでしまい、彩花への想いを貫くか迷う事...
香坂燈也「故郷の若未亡人vs.幼なじみの姉妹」





本作の場合は約束が交わされた訳ではないのですけれども、約束したも同然くらいまでに妹との仲が進展した印象を持ったものですから、そこまで進んでしまうと(主人公の意思ははっきりしているものの)対立構造となった場合、どっちに転がっても他方の傷が深くなるような、そんなところまで描いちゃったな~という気がしたのであります。





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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 香坂燈也

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ハーレムでまとめてほしかったです

DSK さま

ずいぶん買うのを迷った作品です。
レビューを見ているとあまりいい評価ではなかったので、放置プレーをしていたのですが、前の作品はいい感じだったので手に取ることにしました。

官能描写やヒロイン、サブヒロインのキャラ設定、未亡人の肉体的な描写などは申し分ないと思いました。
未亡人に子どもがいる場合、子どもの具体的な描写のおかげで少し萎えたりします。そういうものがないためにまるで子どもがいない貞淑な未亡人と同じような感じに描けていたと思います。
未亡人が酒蔵の従業員や子どもへの遠慮という描写も加えているところから、主人公との交わりによってヒロインの貞淑感が崩壊していくところがとても好印象でした。
また、サブヒロインの姉も主人公や妹をかき混ぜるような存在としていい感じだとおもいました。

ご指摘の通りサブヒロインの妹は不憫な印象を受けます。
冒頭から一途で素直なキャラ設定だったので、二者択一ではなく主人公の欲望を満たすと言うことで未亡人とハーレム的にまとめた方が読後感が良かったかなと思います。ヒロインも妹も消極的なキャラから、主人公の出逢いをきっかけに肉食的なキャラに豹変するわけなので、ハーレムの可能性がないわけではないような終わり方にするよりも、女性陣が主人公のわがままを受け入れていく母性をもっと発揮しても良かったかなと思います。

ヒロインが、和服を纏った酒蔵の社長で、官能場所も仏間など、和風な未亡人という個人的に好きな設定だっただけに、悔やまれます。

纏めの難しさ

DSKです。
コメントありがとうございます。

本作に限らず徐々に広げていった風呂敷をどうやって上手に畳むかが結末かと勝手ながら想像しますが、その畳み方の難しさを感じる作品でもありますよね。

香坂先生は今後おそらく誘惑路線で作を重ねていかれるであろうと思いますが、どんな形であれ結末がビシッと決まったらそれが代表作に成り得る可能性を秘めているので期待したいところであります。
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