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みだら催眠術(著:庵乃音人、竹書房ラブロマン文庫)

2015/11/28 発売

みだら催眠術

著:庵乃音人竹書房ラブロマン文庫


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『徹くん、もう分かったろう? 俺、最強の催眠術ソフトを開発しちゃったんだ――』
義兄が開発した、瞬く間に人を操り、しかも記憶を残さない特殊な催眠ソフト。それを預かった加納徹は、妻とその三人の姉妹の淫らな本性を引き出し、淫獄へ誘う。職場のド真ん中で公開子作り!学生の前で実演セックス指導!銭湯の男湯を未亡人との淫らな混浴風呂に!そして清純派アイドルの媚肉を味わう特殊すぎるファンの集い…。周囲も巻き込んで欲情を開放し尽くす、万能ハーレムエロス!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 催眠中の衆人環視なシチュエーションプレイ, 2015/12/6
直前に未来への時間旅行を繰り返すファンタジックな『桃色無限ループ』(悦文庫)を上梓したばかりの作者が、今度は催眠術を題材にした変化球を投じてきた。一風変わった作品を時折出してくる意気込みには敬服するばかりである。ただ、本作は催眠術を仕組みというか仕込みとして活用し、実際に描かれるのは衆人環視の官能である。その相手には自分の妻も含まれるのだが、これには催眠のシステムを発明した義兄の余りにもあんまりな懇願と、妻に対して主人公が秘めていた疑念を晴らす意味合いがあるため不自然ではない。何よりコミカルでライトに進む気安さがある。

第一章 義兄が勤める専門学校の生徒19歳と「喫茶店で…」
第二章 勝気な三女にして主人公の妻24歳と「会社で…」
第三章 真面目な次女にして義兄の妻29歳と「学校で…」
第四章 おっとり清楚な未亡人の長女34歳と「銭湯で…」
第五章 初心で健気なアイドルの四女19歳と「ファンとの集いの場で…」

推測もある年齢だが(主人公は26歳)、要は妻を含む義姉と義妹の四姉妹を催眠術でどうにかする流れであり、第一章の生徒は催眠術の仕組みを説明するための要員である。美貌の姉妹だけに義理の関係以上の「女」を主人公も義兄も意識しており、それが企ての真意でもあるのだが、籠絡してどうこうと言うよりも、ちょっとした悪戯のようなノリになっている。故に衆人環視のシチュエーションプレイが前面に出てくる官能描写と言えよう。その衆人とは即ち喫茶店の客であり、主人公と妻の三女が勤める会社の社員であり、義兄とその妻の二女が勤める専門学校の生徒であり、男湯のおじさま達であり、そして大勢のファンである。

それぞれの状況を見れば相当なピンチに陥るヒロイン達にも見えるが、そこは催眠術の巧みな安全システムによって読み手を過剰にモヤッとさせることはない。しかし、章を追う毎に少しずつ際どくなっており、中にはゼロ距離、お口に至ってはマイナス距離まで近づく姉妹もいる。徐々にエスカレートして興奮度を高める狙いとは思うし、それは当たってもいるのだが、読み手によっては超えてほしくなかった一線だったかもしれない。

主人公への憧憬と密かな恋心を抱く四女とのクライマックスは、ファンの集いという規模の大きさと姉妹も全員勢揃いで術中ならではのメロメロ淫猥絵巻となっているが、顛末の最後に主人公の良心が働いたことで健全な潔さを醸しながらも卑猥な面はややスポイルされた印象があった。ただ、今回はチャレンジの思惑もあったものと推測されるため、作者には今後も引き続き作者にしか描けない世界の継続を期待したいところである。
『みだら催眠術』のレビュー掲載元


まさか同月発売の新作が連続でファンタジック路線とは思いませんでしたねぇw

過去へ時間旅行するのも驚きましたけど、催眠術を薬とかでなくシステムとして開発しちゃうというのも驚きでした。

直前作 桃色無限ループ 2015年11月08日
本作  みだら催眠術  2015年11月28日



桃色無限ループ(イースト・プレス悦文庫)
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-996.html




庵乃先生曰く「へんてこりんな作品」ということですが、こういった独自性はハズすと寒いことになり兼ねないものの(^^;)、ハマると作者自身に対するイメージづくりに貢献すると思うのです。

また、こういったチャレンジができる……編集担当に提案して許される、あるいは編集側から提案される……のは、それだけの実績があることの証でもあると思いますので、機会があればどんどん読ませてほしいと思うのです。



……官能小説は基本的に「型」がありますからね。

……時には変わった作風も面白いと思うんですよね。



ジュブナイルポルノの方が自由度が高いですし、アダルトゲームの脚本なども手掛けている先生方でしたら官能小説の「様式美≒縛りに囚われる」部分に窮屈さを感じることもあるんじゃないのかな~?と思ったりもしますから、時にはそんな「縛り」から解放された作品があっても良いと思うのです。



庵乃先生がご自身のブログに投稿されている自著紹介の記事はコチラ。
庵乃音人うずまき日記 - 竹書房ラブロマン文庫より『みだら催眠術』発売





庵乃先生、これからもどうぞ「へんてこりんな作品」をよろしくお願い致します!(^^)





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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : 竹書房ラブロマン文庫 庵乃音人

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庵乃ワールド全開

DSK さま

催眠術をつかった官能小説ですが、他の作品とは一線を画すような印象を受けました。
それが庵乃先生のおっしゃる「へんてこりんな作品」ということでしょうか。

ドラえもんののび太の物語の展開ではないですが、大抵の場合、主人公は催眠術を手に入れて、その力に歓喜して溺れていきます。でも、この主人公は催眠術を手に入れて、興奮はするモノのどこか罪悪感のようなモノを覚えている印象が文章から読み取れます。
結果として、封印をするというのび太とは異なる道を選びますが、これが読後感をさわやかにしてくれていると想います。

また、四女については単に好きとか言うレベルではなく、愛おしいという想いも重なっていましたし、彼女の方も主人公を想っていたという相思相愛のもどかしい物語が官能場面の興奮をより一層彩っていた気がしました。

催眠術の結果、四人姉妹が性欲を解放することになります。この解放する過程も庵乃ワールド満載で、やっぱり質の高い官能作品だなと思いました。

大変興奮させて頂きました。

Re: 庵乃ワールド全開

DSKです。
コメントありがとうございます。

> それが庵乃先生のおっしゃる「へんてこりんな作品」ということでしょうか。

ファンタジーな設定を盛り込んだ作品群を総じて「へんてこりん」と称されているようですww

> 結果として、封印をするというのび太とは異なる道を選びますが、これが読後感をさわやかにしてくれていると想います。

ハッピーで心地良い読後感を得ることにはご注意されているとのこと……大事ですよね。
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