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2017年7月の気になる官能書籍

2017年7月発売予定の官能書籍から気になる作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!



▼フランス書院文庫


2017/7/26 発売

彼女の母・彼女の姉・過保護なママ(著:柊悠哉)


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「こんなおばさんを女として意識してくれてるのね」
ズボンの中心に顔を近づけ、朱唇を寄せる美香。
娘にかわいい彼氏ができたことを喜んでいたはずが、
初体験に失敗したと聞き、自らの肉体で女を教える。
息子を溺愛する祐一の母親に秘密を気づかれ……
42歳、23歳、34歳……三つ巴の淡い誘惑合戦!


またまた激甘な新人さんが登場するみたいですよ。



2017/7/26 発売

一家服従-暴虐アルバム(著:鳴沢巧)


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ひとつ屋根の下、狂犬が暴虐の牙を剥いた!
寝室で処女の身を玩弄され、恥辱の涙を流す義妹。
Eカップの美乳を徹底的に貪られる26歳の兄嫁。
フェラチオ指導、強制ストリップ、電マ調教の果て、
新たな凌辱の標的は、36歳の未亡人義母へ……
美奈、佐緒里、静奈――悪魔のアルバムが今完成する!


2017年1月以来の2作目が登場です。



2017/7/26 発売

S級秘書姉妹(著:藤崎玲)


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「あなたのこと絶対に許さない、訴えてやる!……あんっ」
白昼の会議室で声を押し殺し対面立位で貫かれる礼香。
美人秘書の切れ長の瞳が羞恥と昂奮に潤む姿がたまらない。
イラマチオ調教、ノーパン勤務指令、下剋上姦――
S級の色気を放つ秘書姉妹だからこそ犯したい、独占したい!
22歳と26歳のすべてを手に入れる危険すぎるオフィス・タブー!


いわゆる「悔しい!でも感じちゃう!」ってやつでしょうかね。



2017/7/26 発売

母娘みだら下宿 -したがり未亡人大家(著:村崎忍)


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「部屋に入りましょうか。このままじゃ眠れないでしょ?」
浴衣の裾をたくしあげ、腰にまたがる未亡人家主。
漆黒の翳りからツゥーッと垂れていく透明な蜜。
幾重にも層をなす肉襞がはやく、はやくと男を急かす
二度も夫を亡くした美智子は、若い学生の世話をして
寂しさを紛らわしていたが、どうにも我慢できず……


アパートの管理人さんと下宿の大家さんは永遠の官能ヒロインですw



2017/7/26 発売

三匹の人妻奴隷家政婦-何でもお命じください(著:天海佑人)


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「炊事、洗濯、夜のお供まで何なりとお申し付けください」
声を震わせ、裸エプロン姿で年下の主人にかしずく由奈。
ブリーフから猛々しい肉茎を取り出し、朱唇を近づける。
夫の借金のカタに「奴隷家政婦契約」を結ばされた人妻。
何を命じられても「かしこまりました」と従順に答え、
寝室で、浴室で、ご主人様の精液を搾り取っていく……


いつの間にやら15作目となり、中堅からベテランの域に入り始めた天海先生です。



2017/7/26 発売

最高の隣人-熟母と幼なじみ姉妹(著:鷹山倫太郎)


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年ごろ、熟れごろ、誘いごろ――最高の隣人生活、開幕!
慣れない手つきで肉棒に一生懸命ご奉仕を捧げる奈々。
つんけんした態度とは裏腹にベッドでは甘えてくる由香里。
夫しか男を知らない悩殺ボディの癒し系未亡人・佐和子
19歳、27歳、44歳――淫らすぎる幼なじみの母娘から、
ひとりだけ「花嫁」を選ばなくてはいけないなんて!


昨今の潮流によって現実的かつ健全な結末となるのでしょうか。



▼マドンナメイト文庫


2017/7/11 発売

少女矯正学院破魔島分校-双子美少女の奴隷地獄(著:深山幽谷)


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隔絶された女子矯正施設で行われる悪魔の調教の数々……。 伊勢湾に浮かぶ小島に民間の女子矯正施設があった。だが、矯正とは名ばかりで、実態は少女たちを調教し、富裕層向けの奴隷を養成することが目的だった。その島に倒錯的なサディストが降り立ち、「特任調教師」として少女たちに残忍な調教を行うが……。



▼二見文庫


2017/7/26 発売

奥さん、透けてますけど。(著:葉月奏太)


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優弥は安アパートで一人暮らしをしている。最近、妙な夢を見るようになっていた。知らない女性にフェラチオされるというものだが、かなりリアルな夢なのに痕跡がないのだった。そんなある日、霊媒師だと称する妖艶な人妻に声をかけられる。優弥の話を聞き、お祓いが必要かもしれない、と彼の部屋を訪れるが……。人気の実力派がおくる書下し官能エンタメ。

透けているのは下着かと思わせるタイトルですが、どうやらヒロイン自体が透けているようで……霊媒師は憑依されますよね、きっとww



▼竹書房ラブロマン文庫


2017/7/3 発売

言いなりノート(著:北條拓人)


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偶然手にいれたノートは、淫らな願望を書くと実現するノート!平凡な学生の加山悟が偶然手に入れたノートは、淫らな願望が実現する不思議なノートだった。学内随一の美人女子大生、バイト先のお姉さん店長、キュートなOL、むっちり肉体の准教授…。悟は書いた妄想のままに次々に憧れの美女たちから誘惑され、濡れ媚肉と柔肌に包まれた快楽の日々に浸る。だが、彼女たちの本当の心を確かめたくなった悟は意外な行動に出て…!? 俊英が描く、夢の願望実現ハーレム長編!

DEATH NOTE ならぬ EROS NOTE ですナw



2017/7/10 発売

女捜査官淫辱-催眠の罠(著:八神淳一)


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アイスボディの異名で犯罪者から恐れられる女捜査官の氷室七瀬。快楽に溺れぬ肉体と男まさりの格闘術で人身売買組織と戦う彼女は、先輩捜査官の慶子を敵の手から救出するものの、卑劣な罠によって逆に囚われの身に落ちてしまう。特製媚薬で強制的に潮を吹かされ、催眠によって恥辱の過去を暴かれ、くり返しアクメ絶頂させられて悶える七瀬。身も心も屈服した女捜査官は、暗示をかけられ男の欲望を自ら受け入れる肉人形に堕ちて…!? 鬼才が描く淫獄官能ロマン!

古典的鉄板設定の女捜査官モノが今月も登場です。



▼竹書房文庫


2017/7/31 発売

人妻つまみ食い(著:橘真児)


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◎出張の楽しみは…美食と美妻!
◎日本各地の名物と女肌を堪能する旅情グルメ・エロス
機械メーカーに勤める仲元康介は、5年前に妻を亡くした独り身の39歳。再婚する気はなく、仕事に没頭している康介だったが、地方出張が多いため、旅先で名物料理を食べるのが唯一の楽しみだった。そして、ご当地カレーやラーメンなどに舌鼓を打つ一方、現地で訳ありの人妻たちとめぐりあい、康介はその女体も味わい尽くしていく…!食と色の道楽をしっぽりと描く、書き下ろし旅情グルメ・エロス。


飯と妻を食する官能的『孤独のグルメ』でしょうか。



▼双葉文庫


2017/7/13 発売

美人社長のランジェリー(著:霧原一輝)


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下着会社「ファニー・レディ」の二十八歳の女社長・石原玲奈をタクシーに乗せたのが縁で、社長専属の運転手を任されることになった五十五歳の田中喜一郎。そんなある日、商談が終わった玲奈を迎えに行くと、ひどく酒に酔った様子で、誘われるまま身体を重ねてしまう。それをキッカケに、セクシー下着の開発モニターに指名された喜一郎は、下着姿の女たちと次々と激しい交歓にふける。書き下ろしランジェリーロマン。

ここ最近になって双葉文庫の官能作品が減少しているようで気になります。



※右側の画像は底本の表紙。
2017/7/13 発売

煽情のデパートガール-Say-Ai-Collection(著:草凪優)


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制服への憧れが高じ、デパートに就職して半年の守矢篤史の楽しみは休憩時間を利用しての店内巡り。清楚な受付嬢の鍋島可菜子をはじめとした百花繚乱の美女たちに、密かな羨望の眼差しを送るばかりだったが、紳士服売り場の案内嬢の芹沢佐緒里の妖しい行為を目撃したことをきっかけに、デパートガールたちと、目眩く極上の体験を重ねることになる――。紳士淑女が楽しむ、大人のための性愛小説復刻版。

2004年に発売された『微熱デパート』の再販みたいですね。



▼祥伝社文庫


2017/7/12 発売

淫奪-美脚諜報員:喜多川麻衣(著:沢里裕二)


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美脚に勝る、謀略無し!現ナマ4億を巡る「北」の策謀を、美しさとセクシーさで撃退せよ!
FIA(総務省消防庁情報局)に凄腕の新戦力が加わった。局長の孫娘にして、英国諜報部仕込みの喜多川麻衣である。麻衣は持ち前の頭脳、美貌そして魅惑的な美脚を駆使し、ヤクザの闇取引の現金を強奪しようとする北朝鮮の謀略を突き止める。万全の監視体制を敷く麻衣たちだったが、現場に新手の犯罪集団が乱入し……。エロス濃度アップ&サスペンス感倍増の第2弾!


警察官能というかスパイ官能というか、もしくは捜査官能というべきか。この路線ですっかり人気作家になった沢里先生ですけれども、本作はどうやら『淫爆-FIA諜報員:藤倉克己』の続編みたいです。



▼イースト・プレス悦文庫


2017/7/9 発売

恋人は淫らドール(著:睦月影郎)


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浪人生の信男は地方の工場で短期アルバイトを始めることに。表向きはマネキンの工場だが、実は精巧なラブドールも製造する会社だった。信男は特殊な業務をするため採用されたらしい。それは人形「カオリ」の使用感を報告すること。が、信男は童貞で実際のえっちと比べることができない。そのことを美人上司に打ち明けたところ実地で手ほどきされることに!! 彼女の豊満な女体と肌触りに酩酊し、夢のような快感と共に絶頂へ。その後「カオリ」のモデルとなった処女で高卒・新人の早紀に出会う。さらに工場で働く欲求不満の女性たちに可愛がられて!? しかし、工場には他にも何か秘密があるようで……。



2017/7/9 発売

果てなき情火(著:藍川京)


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日本舞踊の師匠で38歳独身の緋奈恵と十年前から躰の関係を持ち続ける書家・青潤。還暦を過ぎ、妻がいるにもかかわらず彼女の奥ゆかしい姿を淫らに染めあげ、そのひと時に欲情し、快感を得ていた。さらには、芸者の孫娘で生意気な20歳の娘を身体検査したり、旦那の部屋でSM雑誌を見つけて動揺する清楚で人妻の弟子を巧みな手管で籠絡させゆく「柔肌染めて」。離婚を機に鎌倉に転居し、趣味を兼ねて観光案内で生計をたてる男は夜の悦楽ガイドも……。女たちの欲望を満たし、悶え喘がせる女遍歴を描く「召し上がれ」。ふたつの極上エロス中編官能!



2017/7/9 発売

桃色酒場(著:庵乃音人)


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男やもめの量平は寂れた港町で居酒屋を営むが、客は数少ない常連のみ。ある夜、そんな彼の店に謎めいた美熟女・菜々子がやってくる。彼女は酒がすすむにつれ強烈な色香を漂わせるが、いつのまにか寝入ってしまった。その寝姿は、まるで天使のよう。量平は戸惑いながらも彼女を泊めることに。横たわる熟女のあられもない姿を目にして、枯れかけていた股間の一物に異変が――。翌朝、しばらく置いてほしいと迫られ、量平と菜々子の奇妙な共同生活がはじまる。量平は風呂やトイレをのぞいては狂喜するが、その一方で、人妻、ホステス、女子高生から誘惑されて……。

毎月の刊行が若干途絶え気味になってきて少々心配な悦文庫ですが、今月は大御所揃いで3冊出ます。



▼オトナ文庫


2017/7/20 発売

常夏の孕ませ人妻アイランドへようこそ!-エロムチ義母達4人と無人島種付けバカンス!(著:北原みのる、監修:Miel、画:T-28)


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平凡な学生・工藤拓巳は、クジで当たった海外旅行に義母たちと行くことになった。しかし、その船旅の最中、拓巳と四人の義母・叔母だけが無人島に漂着してしまう。力を合わせ、助けが来るまで乗り切ろうと決まったものの、義母の摩央や叔母の夏美たちのセクシーな水着に包まれた魅力的な肉体に欲望が高まり、性的な関係を持ってしまう。そのまま、開放的な空気の中、彼女たちと子作りをすることになり!?



▼リアルドリーム文庫


※右側の画像は小説の前作及び原作同人ゲームの表紙。
2017/7/29 発売

ヤブヌマ2-他人棒に啼かされる君が愛しくて(著:空蝉、監修:ナオト。(サークル N.R.D.WORKS)、画:猫丸)


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妻が他の男に悶えさせられる姿を見たい。
夫のその願いを叶えるために
大嫌いな上司・藪沼に抱かれた咲美は、
情事の映像をネタに密かに関係を続けさせられることに。
(私が愛してるのは智だけ。なのに……)
肉悦に嵌まりゆく貞淑妻のカラダと揺れるココロ――円満な家庭を取り戻すために嫌悪する中年男に抱かれ続ける妻。大人気同人ゲームの小説化第2弾!


醜悪な男「ヤブヌマ」に妻を寝取らせておきながらウジウジと悔恨してばかりの(そこがいい)主人公が再び登場です。原作同人ゲームのパート2が題材ですね。



▼Kindle Unlimited ※月が変わると対象外になる場合があります。


1994/9/23 発売

叔母・黒い下着の看護婦(著:鬼頭龍一、フランス書院文庫)


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こんなに淫らな叔母がいるだろうか。
こんなにいやらしい看護婦がいるだろうか。
入院中の甥を牡香と艶麗な肢体で挑発し、
退院すれば黒い下着で牡欲を姦淫する。
若さと美貌、前と後ろで少年を虜にする佳寿美。
鬼頭龍一ならではの超官能倒世界、ここに極まれり。


今月は……今月も、かな(^^;)……鬼頭先生の作品が割と対象になっているようです。



2012/1/23 発売

蜜情の宿-ふしだら若女将(著:葉月奏太、竹書房ラブロマン文庫)


Kindle版はコチラから。
藤島紗和は信州の老舗温泉旅館「藤島屋」で、清楚で美人の若女将として宿を切り盛りしていた。しかし、夫の孝志が突然失踪してしまう。夫が帰ってくるのを待ちながら、若女将として気丈に働く紗和だが、失踪から二年が経過し、心も体も淋しさが募っていた。そんな時、紗和は地元企業の社長である倉澤敦夫から口説かれ、淋しさからつい抱かれてしまう。さらに夫の弟である和樹から、「ずっと義姉さんが好きだった」と迫られ、押し倒されて…。淑やかだった温泉宿の若女将が、未亡人状態の淋しさから男たちに体を許してしまい、しだいに快楽の虜になっていく姿を描いた、淫惑の美熟女エロス!

葉月先生の3作目ですが、DSK的にはデビュー作と並んで最高傑作の位置づけです。
一竿至上主義でない方にオススメです。



2016/7/30 発売

ヤブヌマ-侵食されゆく妻の蜜肌(著:空蝉、監修:ナオト。(サークル N.R.D.WORKS)、画:猫丸、リアルドリーム文庫)


Kindle版はコチラから。
最愛の妻がおぞましい中年男と交わる、
そんなあってはならないことを僕は妄想した――
「智の望みどおり、藪沼に抱かれてみる」
妻・咲美は夫を愛するが故に、夫の愛を確かめるべく、
パート先の上司・藪沼と温泉宿で夜を共にする。
双臀の間を醜男の肉根が出入りする様を見て夫は……。
緻密な心理描写で話題を博した人気同人ゲームが小説化!


今月は続編の『ヤブヌマ2-他人棒に啼かされる君が愛しくて』が出ますから、それまでにコチラの正編で予習しておくのはいかがでしょう。読まなくても楽しめるとは思いますが、読んでおくと淫猥度さらに倍!ドン!(クイズダービー風)



にゃらさんのブログに投稿されている新刊情報です。
【7/1更新】●フランス書院文庫2017年7月刊情報フランス書院公式ホームページの「編集部発」にて告知のありましたように、第18回官能大賞新人賞を受賞なさった方がデビューなさいます。特別賞の方も誘惑作風の作品でしたので、デビューの時期も含めて楽しみにしたいと思います。「第18回フランス書院官能大賞」結果発表鷹山倫太郎『最高の隣人 熟母と幼なじみ姉妹』最高の隣人: 熟母と幼なじみ姉妹 (フランス書院文庫) [文庫]鷹山 ...
2017年7月刊情報





※作品のあらすじは各出版社の公式サイトおよび Amazon、honto、DMM.R18 より引用
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

義母と息子(著:露樹満、フランス書院文庫)

1987/5/23 発売

義母と息子

著:露樹満フランス書院文庫


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32歳の濡れた嗚咽が寝室に響く。
一年前、他界した夫に代わって、
孤閨を慰めてくれたのは義理の息子。
大きく脚を開き、若い肉塊を導く指先に、
力強さと速さが加わった。
「浩一、早く、早く入れて!!」
(引用元:公式サイト

私は両膝を立て、少し腰をあげるようにして、浩一の尖塔を迎えた。花園は蜜をたたえてそれを待っていた。ひきつるような疼きに肉襞が震え、一刻も早く奥深くに誘いこもうと、尖塔に吸いついた。レモンでも絞るように私の躯の芯から泉が絶え間なく絞りだされ、その流れに助けられて、浩一のそれは圧倒的な量感で私の躯をいっぱいに満たし、凍えきった私を内側から溶かしはじめた。「いけない…あっ、いいっ…」泣きだしたいほどの感動が私を揺すぶった。私は火にあぶられた魚となって背筋をのけぞらせ、喉をつまらせた。(引用元:Amazon)


★★★★☆ 息子を受け入れたい義母に立ち塞がる道徳心, 2017/7/5
フランス書院文庫の草創期から活躍した作者の2作目ともなれば官能小説の夜明けを告げた作品の1つと言えるであろう。それだけにイマドキとは異なる価値観で描かれている。母子相姦という背徳の禁忌を犯すには高い高い壁として当たり前の道徳心が立ちはだかることを改めて教えてくれる。むしろ受け入れる母の方が年上の大人だけに戸惑い、憂い、反発もする。故にすれ違いも生まれ、結末を左右することにもなる。

また、いわゆる「一竿」以前の作風につき、未亡人ならば亡夫への想いは失せねど新たなパートナーを求めても不都合はないとの考え方が主流であり、息子はあくまで息子として始まり、ハーレム的発想も未だなので複数の男が現れる。その意味では苦渋の主人公であり、イマドキは随分と恵まれてるのだなぁ、などと思ってしまうところだが、要するに本作もそんな苦渋と切なさが滲み出る1987年の1冊なのである。

若くして後妻に入り、今は32歳にして未亡人の義母【美佳子】と高校生の息子。2人の視点で交互に描かれるのは互いへの意識。そして互いの出来事である。息子は学校で教師の秘めやかな場面に遭遇したり同級生との距離が近づいたりから始まるが、美佳子は仕事を通じて再会した大学時代の先輩や、そのツテで知り合った男と順次関係を持つこととなる。好きでもない男に迫られる美佳子視点の官能描写がなかなかにいやらしい。そして後には母子相姦に陥るのを避けるために溺れようと努めたりもする。しかし男達は体目当てだったり、先方の妻が押しかけてきて修羅場になったりで浮かばれないのは後々の作品でも見られる切なさ演出であり、軽んじられ、弄ばれる美佳子を不憫に思い、その原因となる相手を憎悪すればするほど想いが募る息子なのである。

そんな母子の許されぬ情交は中盤から訪れる。お互いが意識するだけして実際は最後の最後に1度きりで幕切れといったお預け感がないのは好印象。描写自体は控えめなるも距離が近づく程に常識が邪魔をして遠ざかってしまう焦れったさも描かれている。そんな紆余曲折とその行く末が醍醐味と言うことであろう。その意味で喜ばしいのは結末がバッドでもデッドでもないところである。
『義母と息子』のレビュー掲載元


さすがに1987年の作品ですからね、描かれる官能の背景が違いますよね。

最終的には相姦へと向かうのですけど実母ですし、これが未亡人だったらまずは他の男となります。

未亡人のセカンドライフとしては当然の流れです。むしろ現実的。



それによって主人公たる息子は悶々とした状況に置かれ続ける訳ですね。

お母さんが気になって気になって仕方がないw

お母さんも息子のことを気にしつつも許されないことだから避けようとして、そして、すれ違う……。



この禁忌を犯したカタルシスをクライマックスにして、その罪に罰が下される、ってのがよくある結末なのですけれど、本作はそうでなかったところが良かったですね。






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ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 露樹満

復讐相姦-義母と姉の魔性が晒されるとき(著:高竜也、フランス書院ロマンZ図書館)

2001/9/20 発売

復讐相姦-義母と姉の魔性が晒されるとき

著:高竜也フランス書院ロマンZ図書館


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征吾、17歳のあなたに私を穢せるの?……相姦を犯す勇気が、姉を辱しめる獣性があるの?……美しすぎる21歳の姉・翔子の嘲笑。雪肌を暴かれ、組み敷かれてもなお、少年を侮る余裕に弟は、亡き母に捧げる復讐劇の開幕を宣言する。禁忌の秘肉を侵入していく征吾の姦牙。姉、義母、女秘書……青狼が貪る美しき獲物たち。しかし、女の魔性は凌辱すらも悦びに変えていく……。(引用元:公式サイト


★★★★☆ 復讐で始まり瓦解で終わる, 2017/7/4
2000年11月・2001年2月・9月の3回に分けて計7冊が出版された「フランス書院ロマンZ図書館」からの作品である。ほぼ新書版サイズなのだがA6版(文庫本)を縦長にした感じでもあり、1行40文字(17行)ながら文庫の上下の余白をそのまま増やした印象の紙面である。ミレニアムを記念した企画なのかもしれないが、「黒本」新レーベルの御多分に漏れず長続きしなかったのか、元より3回の配本だったのか、今となってはその経緯を知る由もないところである。

裕福な家庭を舞台にするのはこの作者の得意とするところ。華やかさの陰につき纏う家族のバラバラな感じが退廃的にもたらされており、女遍歴を誇った父に追い出された正妻の子(主人公)が妾の子(姉)やかつての愛人(義母)と同居する複雑な構成となっている。正妻だった母の恨みを晴らすために姉や義母に復讐する主人公という構図で始まるのだが、次第に不器用な姉への憐憫や元より金目当てで若いツバメとのアバンチュールを楽しむ義母への哀れ、さらには病を患って今は女を可愛がれなくなった父の行く末といった家庭崩壊の切なさがクローズアップされていく。姉に襲いかかってチェリーを卒業した主人公が少しずつ大人になっていく過程で見える景色が変わっていくような、そんな移ろいが描かれており、ある意味では血縁なくとも家族になろうと思えばなれるのに努力を怠り、各自の思惑がバラバラだったために家族となれなかった悲哀にも写る。

サブタイトルに盛り込むほど義母の存在感は大きくなく、メインは姉である。最初こそ義弟たる主人公の恨みを受け止める役割を担ったものの、その後は婚約者のいるクズな若手俳優にイレ込み、次第に自分を見失っていく。そんな姉を哀れに思い、恨みの矛先が俳優に向かい、さらには婚約者にも向かうようにストーリーが派生していくため、ヒロインは思いのほか多かったりする。父の現在の愛人である秘書は新人秘書の登場で自分の立場が危うくなったりしているが、当初は愛人そのものを恨む主人公に迫られているし、学園モノの色はほとんどないのだが同級生が出てきて主人公と関係したりしている。父の遍歴を追いかけているかのような主人公である。

筆が進むに連れて復讐の意義がどんどん拡大していった結果、様々な女性へと矛先が向かい、その経験から主人公が一皮剥けていく。ムスコも一皮剥けていくが、人としても一皮剥けていく。しかし、家庭はどんどん崩れていく。そんな世界観になっていったような気がする。

時代性もあってか元より控えめな官能描写であり、そもそも嫌がる女を無理矢理組み伏せるのではなく前戯と言葉責めで昂らせ、女から求めさせる描写であるのだが、本作はヒロインが多岐に渡ることもあってさらに控えめな印象。ストーリーを追ってしまうこともしばしばあったので官能場面こそ決して少なくはないものの、むしろ読み物として味わったような読後感だった。
『復讐相姦-義母と姉の魔性が晒されるとき』のレビュー掲載元


「黒本」では1993年から凌辱路線で「フランス書院ハードXノベルズ」というシリーズがありまして、これの誘惑版にあたるのが「フランス書院ロマンZ図書館」だったのかなぁ、と思いますが、10年以上も続いたハードXに比べると短命だったようです。



にゃらさんのブログに投稿されている本作の紹介記事はコチラから。
高竜也「復讐相姦 義母と姉の魔性が晒されるとき」(フランス書院ロマンZ図書館、2001年9月、表紙イラスト:宇野亜喜良)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)復讐相姦―義母と姉の魔性が晒されるとき (フランス書院ロマンZ図書館) [新書]高 竜也フランス書院2001-09【あらすじ】女癖の悪い父親に悩まされ実母が離婚させられた過去を持つ征吾は、ある晩酔って帰宅した義姉の翔子を力ずくで凌辱すると、次は...
高竜也「復讐相姦 義母と姉の魔性が晒されるとき」





方針なのかどうか分かりませんが、あるいはハードXの方は今後「フランス書院文庫X」で再販の後に、なのかもしれませんが、「黒本」のこうした別レーベルはなかなか電子化されませんで……回春路線の「マズターズ文庫」や短命の真骨頂だった(汗)「フランス書院R文庫」辺りはようやく電子化され始めましたが……きっとロマンZも電子化されそうにないなぁ、といったところでしょうか。






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寝取られ熟母-僕の親友は悪魔(著:鈴川廉平、マドンナメイト文庫)

2017/4/11 発売

寝取られ熟母-僕の親友は悪魔

著:鈴川廉平マドンナメイト文庫


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巨乳で熟れた肢体の母親が親友の玩具になり……。
啓太の母親・幸恵は息子から見ても若々しく魅力的だった。シングルマザーの幸恵は学習塾を経営していたが、そこに啓太と同級生の将馬という少年が入塾してきた。腕力の強い将馬はいじめられっ子の啓太を守ってくれたが、実は幸恵を性的に隷属させたいという奸計があり……。
(引用元:Amazon)


★★★★★ 強烈な寝取られでじわじわ堕とされていく母, 2017/7/2
新人の扱いではあるが、突如として飛び出してきた「すずかわ・れんぺい」という作者に今後も目が離せないと思わせるデビュー作だった。全編これ寝取られ。そして徐々に堕とされていくヒロインの淫靡さが濃密に凝縮した作品である。

14歳と思しき少年〈将馬〉の矛先は最初から同級生たる〈啓太〉の母にして未亡人の【幸恵】38歳に向けられており、この歪んだ情動が読み手にも多少の敗北感と高い興奮を伴わせる濃厚な官能に繋がっている。

序盤に1人の若妻が出てくるが、既に将馬の毒牙にかかっている。この若妻との交合を見せつけられた後で初体験の機会を与えられる啓太だが、これが幸恵攻略の巧妙な姦計になっている。淫らに堕ち果てた若妻の痴態は幸恵の行く末を暗示しているようでもある。

こうした姦計の他にも啓太の弱みを握られ、1ヶ月という期限つきながら息子のために身体を差し出すしかない状況へ追い込まれた幸恵の悔しさが滲み出る前半だが、直接の官能描写に加えて秘かに撮影していたという動画を啓太に見せつける演出が秀逸である。動画で始まった描写が途中から回想の形をとって実際の場面に変わったり、文中でさらりと触れただけだった密会の様子が後に動画で目にすることになったりと巧みに入れ替わる。これによって時間経過の奥行きを感じると共に見せつけられている啓太の驚きと苦渋がしっかり表現されている。将馬と幸恵の密会は最初から啓太に包み隠さず漏らされているのである。

亡夫以外の男を知らず、交合は子作りの手段としか考えていなかった堅物の幸恵。啓太も通う塾の講師にして塾長という厳格さは塾のダメ生徒である将馬によって崩れ去り、オンナとして次第に開発されていく。自信満々な態度も納得の手慣れた責めに翻弄され、遂には喘ぎ、悶え、昂らされていく。年齢不相応な長大かつご立派なムスコとその経験値の高さは官能小説的定番設定ながら、その適度な高飛車振りが悪役として輝いている。疲れを知らぬ若さと衰えを知らぬ欲望によって何度も何度も責め立てられ、いつしか中出しも許してしまい、昂り極まっておねだりまでしてしまう幸恵の感度の良さが引き立っている。

心の最後の砦こそ何とか保っているものの体は既に堕ちている幸恵をさらに貶める後半は、幸恵&啓太の自宅から疑似カップルお泊り旅行とアクティヴに動き始める。2人きりでは抵抗が薄れた幸恵の被虐美を描き続けるための舞台転換であればニクい仕儀と言える。キッチンでの悪戯や風呂場での交合を啓太に予告して見せつけ、さらには啓太が寝ている(寝たふりしろと言われている)ベッドの傍にまでやってきて2回戦に及ぶ将馬は随分調子に乗っているようでもあるが、戸惑いも抗いも次第に失せて思わず求めてしまう幸恵のオンナを目にして母としての憧憬を失っていく啓太である。

当初は触られただけで平手打ちするほど毛嫌いした将馬に女盛りの体をとことん耕され、最後は心までも奪われてしまった幸恵に牝を見た啓太は一貫して将馬に頭の上がらない敗北者である。その哀れに至るまで、ほぼ1人ヒロインの1対1で描かれ続けた官能描写は久々にくらくらする程の興奮を掻き立てるものだった。この勢いを今後も継続してほしいと切に願う。
『寝取られ熟母-僕の親友は悪魔』のレビュー掲載元


一応のデビュー作なんですけど……構成の巧みさから既出作家さんの変名確率が高いものと思ってますけど……いや、もしかしたら本当の新人さんによる渾身の作なのかもしれませんけど……DSKにとっては 官能フォースインパクト キターッ!!! と叫ばずにいられない作品でした。

ファーストからサードのインパクトについてはコチラの投稿記事をご笑覧あれ。



いやね、どの場面も描写も個人的にはツボでしてね、もぅね、読んでてもページが進まんのですわww

4月発売作品のレビュー投稿が7月だったのはそれ自体珍しくないことですけれども、この作品についてはちっとも読み終えられなくて7月にまでなってしまったのでした。

つまり、官能小説の本分たる 実用性充分www



マジカルチンポな少年に翻弄されるのが不自然で非現実だと言われれば返す言葉もありませんが(^^;)、友達の悪童に狙われ、迫られ、抵抗も虚しく昂らされ、遂には堕とされて、心まで奪われる美貌の母、その被虐美という古典的鉄板設定を存分過ぎるほど存分に描いた、描き切った本作にDSKは最大の賛辞を送ります。






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高慢令嬢と誘拐犯-人妻ボディガードの敗北(著:鬼龍凱、フランス書院文庫)

2017/5/25 発売

高慢令嬢と誘拐犯-人妻ボディガードの敗北

著:鬼龍凱フランス書院文庫


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ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

「やめてったら!痛いっ。大きすぎるっ」
「お嬢さんの穴が小さいんだよ。もう少しだ」
男の胸を叩き、押し込まれる腰から逃れる令嬢。
誘拐犯の暗くさびれた自宅でつづく性調教。
イラマ地獄、アナル強奪、恥辱のコスプレ姦……
同じ頃、監禁場所を突き止めた人妻ボディガードは……
(引用元:Amazon)


★★★☆☆ 高慢ヒロインありきが良いのではない, 2017/6/27
さしずめ3打数1安打といったところか。デビュー作たる1打席目の『高慢令嬢姉妹、堕ちる』が見事なホームランだったのに比べ、2打席目の『高慢女教師三姉妹-完全屈服』と3打席目の本作は残念ながら打ち損じているようである。

タイトルからも分かるように高慢なヒロインを中心に据えて3作を連ねた訳だが、思うにデビュー作が出色だったのは高慢なヒロインだったからではなく、辱めを受けた妹への義憤による復讐劇の面白さだったからであり、つまりは勧善懲悪痛快娯楽官能小説だったからと推測する。普段は善人な主人公が妹のことになると人が変わって悪役たる令嬢ヒロインを貶めていく。そのヒロインが高慢だったということである。2作目以降は勧善懲悪でもなければ痛快でもなく、故に娯楽性にも乏しいことが根本的な違いであろう。ヒロイン云々もさることながら、主人公のキャラもまた作風を決定づける要因であることを示しているようである。

本作の主人公は挑発めいた言葉責めばかりで鼻につくものの、凌辱作品のキャラとしてそれほど悪いとは思わない。新進気鋭のバレリーナとして高慢な態度のヒロインに恨みを持っているようだが、真の矛先はその背景にあるバレエの名家であり、複雑な事情を絡ませつつヒロインもまた保身を第一とする名家の被害者であることを示すストーリーもそれ自体は悪くない。

気になったのはボディガードである。

名家の令嬢だけにボディガードがついており、これに人妻属性を付加してサブヒロインとしているのだが、前の2作で姉妹ヒロインにしたせいか今回は縁もゆかりもない赤の他人。故にボディガードの使命感のみで凌がざるを得ず、これがチト苦しい。自身の悲しい過去に照らし合わせてヒロインが二の舞とならないよう努めるものの、元よりそこまで尽くす謂れがあるだろうかとの疑問が沸く。

さらには捕らわれたボディガードの主な責め手が主人公ではないところも違和感となろう。真実を知って心変わりしたヒロインが豹変した結果なのだが、ここからの展開には不自然さがつきまとう。そもそも夫ある身で夫婦仲も良好なのにそこまで堕ち果てる理由が見当たらないのである。

3人ヒロインだった前作や前々作に対して2人に絞った本作ではあるが、その関係性やバランスにおいては一考の余地があるような、もしくは本来なら1人で進めた方がスムーズだったのに2人目を付け焼刃的に追加して纏まりが欠けたような、そんなズレを感じる。

拘束されてからは緊縛から粗相にお尻まで責められ続けたヒロインではあるが、プライドの高さから喘ぎを我慢することが多く、それが官能的にはマイナスに作用した面も否めないであろう。
『高慢令嬢と誘拐犯-人妻ボディガードの敗北』のレビュー掲載元


「高慢」シリーズの3作目ということで、前作前々作の表紙を並べてみましたが、程良く統一感があって良いですね。







デビュー作と前作および本作を比べた時に、何が面白くて、何が足りないのかな?と思い巡らせたことをレビューに記した訳ですが、高慢ヒロインを前面に出すことそれ自体は良いとしても、それに縛られると全体を見失ってしまうこともありますから、なかなか難しいところではありますよね。

ですから、メインの材料にするよりも調味料(スパイス)の方が活きるのかな~?とか思ってみたり。(^^;)



愛好家Sさんのブログに投稿されている本作の紹介記事はコチラ。
4226『高慢令嬢と誘拐犯 人妻ボディガードの敗北』鬼龍凱、フランス書院/フランス書院文庫、2017/05 発売●あらすじプロのバレエ・ダンサーとして活動している高慢令嬢が誘拐され、正体不明の男に監禁調教されてしまう。警察にも知らせず内々に令嬢を探し出す事になり、人妻ボディガードが単独で居所を探し出して乗り込むが…。●登場人物【久我竜也】初音より二、三歳年上。長身で格闘家のような逞しい筋肉の青年。【桐沢初音(はつ...
4226『高慢令嬢と誘拐犯 人妻ボディガードの敗北』

にゃらさんのブログに投稿されている本作の紹介記事はコチラ。
鬼龍凱「高慢令嬢と誘拐犯 人妻ボディガードの敗北」(フランス書院文庫、2017年5月、表紙イラスト:赤尾真代)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)高慢令嬢と誘拐犯: 人妻ボディガードの敗北 (フランス書院文庫) [文庫]鬼龍 凱フランス書院2017-05-25【あらすじ】人気急上昇のバレリーナ・初音が何者かにより誘拐され、犯人の男の自宅で繰り返し凌辱を受ける日々を強いられる。犯人の竜也は初音の腹違いの...
鬼龍凱「高慢令嬢と誘拐犯 人妻ボディガードの敗北」





また、ボディガードについては勝手な推測になりますが、当初は拘束されたことが捜索側には知られていませんでしたから、そのまま最後まで知られることなく解放され、ヒロインと主人公の2人は逃げることにでもして、解放されたボディガードが2人の行く末を案じつつも哀れむような、そんな距離感のある幕切れでも(ボディガードは他人だけに)アリだったかもしれないですね。

血縁の2人、というか、この2人の間に他人が割り込むのもちょっと無粋な気がしますからね。






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巨乳ママ(著:香月珠洲、マドンナメイト文庫)

2007/4/19 発売

巨乳ママ

著:香月珠洲、マドンナメイト文庫


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学生の直樹らは、互いの母親のエッチな映像を密かに鑑賞していた。熟れた肉体がオカズだったが、直樹だけは母・由里に対するタブーの意識を拭えずにいた。しかし、友人母子の過激な関係に触発されるうちに、欲望を抑えきれなくなり、ついに意を決し……。(引用元:Amazon)


★★★★☆ 煩悩と羞恥が交錯する3組の母子, 2017/6/25
本作の1年後に凌辱路線らしき『名門女子学院-調教ファイル』という作品があり、さらに翌年にはアンソロジー『美少女たちの保健体育』(共にマドンナメイト文庫)に短編が上梓された「こうげつ・すず」と読む作者による母子交姦風味を塗した実母相姦の作品。筆名からして女流作家と思しきところもあるが、本作はデビュー作なのだろうか。抜群の美貌を振り撒く母が悩ましい背徳と不貞の垣根を越えて最後は艶めかしくも開放的に息子との禁忌を受け入れる物語になっている。

由里 ×直樹
菜穂子×祐二
典子 ×幸浩

由里と菜穂子は共に36歳だが典子は「三十路半ば」との表記のみ。未亡人ではないようだが、元より夫は存在していないに等しく、あくまで母子にスポットをあてている。

母達は菜穂子の父が経営するフィットネスクラブに通っており、ここで息子に関する母同士の情報交換が行われ、悩みを相談したりされたりしている。息子の熱い視線を感じるというデリケートな悩みである。

息子達は揃って14歳の同級生。こちらも情報交換しているが、それは互いの母を収めた動画を見せ合うもの。性の対象である。ただ、当初は友人の母を見初めていたのが最近は自分の母への劣情をも抱き始めた様子。

話は由里の立場で進む。息子の直樹が自分に異性を感じているようだと訝しみ、自慰を覗き見られたことで確信に変わる。その悩みを菜穂子に打ち明けるも開放的と言うか前向きな回答ばかりで呆れる由里。思わせぶりな菜穂子の真意は後に判明するのだが、ほぼ同時期に菜穂子が営むバレエ教室の生徒である幸浩にも別の悩みが生じ、カウンセラーである由里が対応することでじわじわと深みに嵌っていく……ここまでが前半である。幸浩の悩みの原因は実母(典子)にあると判断した由里が苦渋の選択ながら自分との疑似母子相姦プレイを提案し、それを典子に覗き見させる場面はなかなかに淫らな前半のハイライトと言える。

これによって覚悟を決めた典子がまるで憑き物が堕ちたかのように明るく振る舞い始めた後半では由里にも火の粉が降りかかることに。幸浩へのカウンセリング結果が直樹にも当て嵌まると悩みを深める由里だが、最終的には菜穂子と典子に背中を押されていく。その際に菜穂子の真意が判明して淫猥度も増すのだが、最初の一歩が祐二&幸浩という息子の友人を2人同時に迎えるのは官能的に良いとしてもちょっと回り道な気もする。実の息子を受け入れるためのリハーサルなのだろうか。

正体が明るみになって淫らさを増す菜穂子と最早淫ら夫人と化した典子だが、変貌してからの2人に接するまで直樹は蚊帳の外に置かれている。菜穂子&典子によって事態を掴めぬまま白濁液を噴射させられるのも後のリハーサルなのかもしれず、最後になって遂に由里と直樹の母子にその時が訪れるフィナーレである。

形としては3組の母子が相姦の禁忌を乗り越える物語なのだと思うが、最後の最後に母子交姦の話が持ち上がるものの実際は由里だけが全員の相手をしていて何とも不公平。それは直樹も同様である。紙面の都合もあるだろうが最後に全員がクロスオーバーする痴態の直接描写がほしかったところである。

なお、余談ながら以前に会ったことのある典子が直樹に再度「はじめまして」と挨拶している齟齬が見られる。
『巨乳ママ』のレビュー掲載元


母子が3組、総勢6名ということで描き切れない人もいるだろうなと思いつつ、その割になかなか良かった作品でしたよ。

女流作家さんだと思うのですが、母側の揺れる心情に重きが置かれていましたデス。

欲を言えば母子交姦の場面をきちんと読みたかったですけど、やっぱり母子が3組もいるとそこまで描けないというか届かないというか、しかし3組の醍醐味も捨て難く……難しい匙加減といったところですナ。






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父の後妻(著:葉月奏太、双葉文庫)

2017/5/11 発売

父の後妻

著:葉月奏太双葉文庫


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海外勤務を終えて帰国した千倉淳也は、父の再婚を聞かされて仰天する。相手は28歳のピアノ講師、悠梨。当初は財産目当てかと身構える淳也だったが、次第に美しく健気な悠梨に魅了されていく。夜な夜な父に抱かれる悠梨にやるせなさを募らせる淳也。そんな折、彼女の正体を匂わす一本の不審な電話が入る。謎めいた悠梨の過去を追ううちに、淳也はいつしか二度と戻れぬ官能の淵へと引きずり込まれていく。書き下ろし長編魔性エロス。(引用元:Amazon)


★★★★☆ 若き後妻の罪深き魔性, 2017/6/18
大会社を築き上げて今は72歳の父が突然再婚した。相手は自分より僅か4歳年上の28歳だと言う。怪しい。財産目当てなのか?といった謎から始まる物語である。現当主の兄や親族達と同様に若き後妻【悠梨】へ疑惑の目を向けていた主人公だが、実際に接していく中で「本当は違うのではないか?」と思い始めていく。このコントラストがじわじわと切なくなってくる物語とも言える。

謎解きを進める主人公が向かう先々にサブヒロインが配置されている。悠梨の拠り所であるピアノに関するバーのママや前夫(悠梨と父とは再婚同士)の愛人だったというナース、それに前夫の娘が節目に登場しては主人公の求めに応じて悠梨の過去を口にしていく。立場の違いもあって応じ方は様々なのだが、最後は何故か関係を求めてくる。

この誘惑のアプローチはやや強引な印象もあるのだが、悠梨の過去を話すのと引き替えだったり、主人公の素直さに免じつつ夜勤明けで疼く体を持て余していたり、あるいは突然現れた若い女に父を奪われた(と一方的に思っている)憤慨からの早く大人になりたい女心といったように相応の理由は用意されている。あくまでも悠梨の過去を振り返り、その真意を突き止める過程においての官能という位置づけのようである。

それでも、しっとり風情ながら貪欲に求める熟女ママに年が近いのか親し気な雰囲気を醸して求めてくるナース、そして可憐な積極さを見せる生娘と三者三様な官能面の品揃えはプチフルコースの様相である。

終盤では父に突然の不幸が訪れる。63歳だったという前夫も同様だったようで、高齢の男に見初められ、それを受け入れる理由は判然としないのだが、少なくとも彼らに訪れた不幸の理由は別のところにあると読み手には判る。それとなく判ってくる。周りが抱く疑惑を余所に本当の理由を小出しにしつつ、それを読み手にじんわり判らせる文章の進め方はニクいところである。

しかし、最後に訪れた主人公と悠梨との交合の果てにはちょっとした肩透かしに近い感慨を覚えることになる。主人公に同調していると裏切られたかのようでもあるが、これをどう読み解けば良いのだろう。

ずっと主人公の視点で、その対象として描かれてきた悠梨が最後の1頁半に限って自身の独白に変わるのは、その若さと美貌と見えない感情から誤解されてきた自身の本性の吐露であり、時に持ち上げられるも身勝手に落とされ、梯子を外される自分の本当はこうなんだ、周りが思っているのとは全然違うのだ、という宣言のようにも思えてならない。なかなかに罪深い女の官能的な本性にして魔性が垣間見える幕の引き方である。

女の考えていることは本来シンプルで一途なのだけれども、その矛先が見えず、理解できないから男には複雑に見えてしまうのだ、ということだろうか。
『父の後妻』のレビュー掲載元


ここ最近の葉月作品で顕著な 物語として読ませる 作風であります。

今回は謎めいたヒロインの過去を紐解いていくストーリーに落ち着きのあるアラサー女子のしっとりした風情が加味された、艶のある仕上がりになっていました。

作品毎にテイストを絶妙に変えてくる幅広さと懐の深さはさすがといったところですよね。(^^)



葉月先生のブログに投稿されている自著解説記事です。
『彼女と人妻とオートバイ』『父の後妻』





それだけに肝心の官能描写がちょっぴり淡泊になりつつあるのは気掛かりかな。

せめて情交中に体位の変化くらいはほしいところですねぇ。(^^;)






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ふしだらマッサージ(著:美野晶、竹書房ラブロマン文庫)

2017/5/8 発売

ふしだらマッサージ

著:美野晶竹書房ラブロマン文庫


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青年のもとには、快楽を求めて美貌の女たちが訪れる-。
若手マッサージ師の裕真は独自の性感マッサージで女性をトロけさせ、リフレッシュさせる技術を持っている。筆下ろしをしてくれた叔母の麗香、しとやかな人妻の可南子、奔放な姫乃、巨乳女研究者の真実…。今日も裕真は美女たちに求められるまま、ローションでヌラつく豊満な肉体を絶頂マッサージで骨抜きにし、濡れそぼつ肉壺の中までもハードな肉棒摩擦で繰り返し絶頂へと導く。人気作家が描く、汗とオイルにてかる美女たちとのハーレム巨編!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ これまで通りの安定路線にちょっと捻った結末, 2017/6/18
美野晶×竹書房ラブロマン文庫のタッグでは以前にも「マッサージ」と名のつく作品が出ており、2014年3月の『たかぶりマッサージ』から2015年9月の『まさぐりマッサージ』を経た本作はマッサージ路線(?)の第3弾となる。マッサージの腕を持つ主人公が最終的には性感マッサージでヒロイン達を悦ばせるのはどれも同じであり、美野作品としては王道的な安定路線の1つと言える。ただ、本作は結末へと向かう話の筋道において従前とは少し異なる味付けがされている。

これまでは主人公の想い人たるメイヒロインが冒頭から登場するものの憧れ止まりで悶々としているところへ複数のサブヒロインと関係が結ばれ、特に鉢合わせたり修羅場に陥ることもなく、むしろサブヒロイン達に背中を押してもらってメインと晴れて恋仲となり、クライマックスではメインとのめくるめく交わり三昧が描かれて幕を引く流れが多かった。しかし、今回は27歳の主人公が開業した鍼灸整骨院が入るビルの管理人も同時に任されることで住人達との出会いがあり、順に関係を結んでいく中でヒロインの1人とイイ関係になっていくストーリーになっている。主人公の想いが割と終盤になってからはっきりするのが従前との相違点だが、それでも最後は同じなのかな~?といった印象も残っていた。しかし、そんな行く末をお流れにしようと努める人物が現れる。主人公の母の義妹という血縁のない叔母である。

冒頭から出てきて、当初から肉欲の関係になっている叔母は有能な経営者であり、ビルの所有者でもある。主人公の開業を手助け、ついでに自社の社員寮になっているビルの管理人も主人公に強要させ、整骨院をちょくちょく訪れては色欲を貪る。【麗香】という名の通りに麗しくも奔放な36歳としてほぼ全編に登場しているのだが、この麗香が、自分以外の誰かに主人公を独占されたくない下心を含みながら、住人達が傾ける想いもまた察していることから結婚願望の強い主人公の翻意を促すべく画策する。32歳に21歳、それに20代前半とされる3人の住人達もまた主人公が皆から愛されていることを察しているため、主人公の結婚願望は思わぬ転換を余儀なくされるのである。せっかくイイ仲になったヒロインもいることから主人公に同調すると肩透かしを喰らうことにもなるのだが、傍から見れば4人もの妻を事実婚的に娶ったも同然であり、何をか言わんやと微笑ましくツッコミたいところもある。その意味では麗香の思惑通りといったところであろう。

学生の子持ちだったり、空手の達人ながら男性恐怖症の生娘だったり、淫らな副業が判明して前の寮に居づらくなって引っ越してきたり、といった味付けもあって各ヒロインのエピソードには奥行きがあり、それらが交錯する面白さもある。他の住人との触れ合いを目にして静かに嫉妬するような可愛い気のある甘いテイストを盛り込みながら、相応にドラマもあるストーリーがシンプルながらも紡がれている。

押しに弱くて感度の良いヒロインが責められる官能描写は相変わらず作者らしいが、本作では昂ぶらされてばかりの麗香が反撃に出る場面があった。だが、それは弱々しいもので、結局はいつも通りな印象だったので、いずれは余裕を見せた熟女が一貫して優位に立つような交合を読んでみたいものである。
『ふしだらマッサージ』のレビュー掲載元


ここ最近の流れから申せば、本作もまた普段通りの安定した美野作品と言えるでしょう。イイ感じにキャラ立ちの良いヒロインがこぞって若き好青年の主人公を取り囲んでいますw

官能面もまずまず良好かつ安定していますが、さすがにこのところ少々マンネリの風味もじんわり滲み出てきた感がありますねぇ。(汗)



にゃらさんのブログに投稿されている本作の紹介記事はコチラから。
美野晶「ふしだらマッサージ」(竹書房ラブロマン文庫、2017年5月、表紙イラスト:大柴宗平)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)ふしだらマッサージ (竹書房ラブロマン文庫) [文庫]美野 晶竹書房2017-05-08【あらすじ】独立して整骨院を開いた裕真だったが援助をしてくれた叔母の麗香より、自分が経営するエステチェーンの女子寮の管理人もして欲しいと色仕掛けで迫られるも、シングルマザーやギャル系、理...
美野晶「ふしだらマッサージ」





そのせいかどうかは分かりませんが、今回は結末へと至る道筋に変化がありました。

こぞって主人公を取り囲むヒロイン達に変わりありませんが、最後の幕の引き方が普段とはちょっぴり異なります。

第一印象では「えー、これはちょっと肩透かしー」とか思いましたが(^^;)、振り返ってみればこれはこれで悪くない、時にはこんな結末があって良いかも、と思うようになりました。






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誘惑ショッピングモール(著:葉月奏太、竹書房文庫)

2017/6/12 発売

誘惑ショッピングモール

著:葉月奏太竹書房文庫


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◎奔放な人妻、淋しい未亡人…職場は誘惑美女がいっぱい!
◎今旬の作家が放つ、性春ハーレム・ロマン!
二十歳の童貞・吉成幸太は女性との出会いを求めて、近所にあるショッピングモールでバイトを始めた。そして、アパレルショップで働く清楚な年上美女の木谷麻衣に好意を寄せるが、奥手の幸太にはハードルが高かった。そんなある日、寝具売場の店員・垣内苑美と知り合い、誘惑される。苑美は童貞キラーと噂される人妻で、幸太は筆おろしをしてもらうことに。以来、苑美の繫がりで、モール内で働く奔放な女性たちと体験する機会に恵まれ、自信をつけた幸太は、いよいよ憧れの麻衣に告白するのだが、意外な展開が待っていた…!書き下ろし青春誘惑エロス。
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 一枚も二枚も上手な女たち, 2017/6/15
フードコートのたこ焼き屋でアルバイトする20歳の大学生主人公が向かいのアパレルショップに勤務する26歳の独身ヒロインに惚れるも機会を得ず悶々としているところへ同じくモール内で働く、同様に年上(30歳・34歳・23歳)の既婚ヒロイン3人と懇ろになっていく。タイトルからもイメージできる王道展開だと一見して思うだろう。ただ、夫が長期に不在だったり未亡人だったりの空閨で疼く体を持て余す3人なので誘惑と言えば誘惑なのだが若いツバメを見つけた「摘み喰い」のショッピングモールとも言えそうである。まぁ、それでも純朴で可愛げのある年下主人公を愛でつつ血気に逸った若気の至りを皆で慰めてあげたりもしているので関係は良好のようである。主人公の恋の行方という意味では王道展開らしくないところがある。

そして、ヒロイン達についてはもっと王道らしくない。人妻や未亡人を隠れ蓑に振る舞う巧妙にして相当な玉揃いであり、結局のところ王道なのは結末を除くストーリー展開だけであり、内実は一枚も二枚も上手なヒロインがショッピングモールのバックヤードを闊歩している作品なのである。

ここにあるのは人妻だろうと未亡人だろうと時には若い男子とアバンチュールを楽しむ大らかさであり、不貞と自覚しながらも一応の理由はあるという都合の良い理屈であろう。長らくの不在で家を任せている夫からすれば堪ったものではないが、だからと言って檻の中に閉じ込められているのは真っ平御免だと、そもそも私を放って置いているのは誰かと、そんな妻達の発奮のごとき意思、のようなものを感じなくもない。

さらに、ヒロインは最後まで王道らしくない。独身を快楽的に謳歌しようという想い人の本音が判明するに至り、最早全員が若者の手に負えるヒロイン達ではなくなり、ショックを受けながらもその身を委ねるように投じていくしかない主人公である。

しっとり風情の人妻に快活な若妻、憂いを醸す未亡人にまばゆいばかりの美貌を誇る独身とヒロインの描写は申し分なく、年の近い若妻との親し気な距離感が和みをもたらしている。意外にもモール内での官能場面は少なく、夫不在の人妻宅や未亡人宅に招かれて交合に及ぶことが多い。どうして招かれるのかに力点を置いたストーリーだからこそではあるが、終盤では3人に囲まれて次々に交わる(交わらされる?)場面があったり、独身ヒロインも交えたクライマックスでは百合っぽい要素も加えながらのくんずほぐれつな有様となっている。シンプルなストーリーだけに官能面は濃いぃと言えるが、3人の存在感によって本来ならメインとなるべき独身ヒロインが少々霞んでしまったようにも写る。
『誘惑ショッピングモール』のレビュー投稿元


レビューにも記したように王道らしいテイストながら王道らしくない結末を迎える作品です。

つまり、ハーレムエンドにはなりません。

一時的にはメロメロになるヒロイン達ですが、それは主人公とのアバンチュールという刹那の時だけでして、基本は良くも悪くも主人公よりずっと大人です。



にゃらさんのブログに投稿されている本作のレビュー記事はコチラから。
葉月奏太「誘惑ショッピングモール」(竹書房文庫、2017年5月、表紙イラスト:大柴宗平)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)誘惑ショッピングモール (竹書房文庫) [文庫]葉月 奏太竹書房2017-06-12【あらすじ】地方から上京した大学生の幸太は彼女が欲しいと一念発起し、出逢いを求めてショッピングモールのたこ焼き屋でバイトを始めたばかり。早くも向かいのアパレルショップの店員である麻衣に一目惚れす...
葉月奏太「誘惑ショッピングモール」

葉月先生のブログに投稿されている自著解説記事はコチラから。
『誘惑ショッピングモール』





予定調和っぽく進みながら最後で「あれっ?」と肩透かし気味になったり、あるいは「なんだよ~」と肩を落とし気味になったりする幕の引き方と言えるでしょう。

でも、今やいくらでもある葉月作品の1つと考えれば、時にはこんなこともあっていいという気がしてきました。

予定調和の作品は他にいっぱいありますからね。(^^;)



むしろ、この意外性を前向きに楽しんで、ロクでもない主婦達だと微笑ましく罵倒した方がオモシロい気がしてきましたw



いやぁ~、それにしても表紙がナイス過ぎるwww






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