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2015年12月の「気になる」官能書籍

2015年12月発売予定の官能書籍から「気になる」作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!



●フランス書院文庫X


2015/12/12 発売

助教授・沙織【完全版】(著:綺羅光)


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知性と教養あふれるキャンパスのマドンナが
娼婦に堕とされ、完膚なきまでに辱しめを受ける!
緊縛、講義中の調教、裏ビデオ、SMショウ……
汚辱の泥沼を彷徨う沙織の行く末には
さらなる悲劇の運命が待ち受けていた!


また出たか!と思ってしまうところですが(汗)、そんなことを思うのはマニアだけかもしれませんし、何より名作ですから何度も再販されるのは良いことですよね……コレクターを除いては。(^^;)



2015/12/12 発売

【暗黒版】性獣家庭教師(著:田沼淳一)


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そこは異常な寝室だった!
妻は眠る夫を逆向きに跨いで肉棒を舐めしゃぶり、
青獣と化した我が子がバックから美肉を貫く。
父の眼前で母を抱く息子の顔には狂気の笑みが!
全てを仕組んだのは大学生の悪魔家庭教師……


1998年の記念すべきデビュー作が「X」で再販されるようで……久し振りに田沼先生のアバンギャルドな官能世界に身を投じてみたくなりますw



●フランス書院文庫


2015/12/22 発売

初めてづくしの家-ふたりのママと妹(著:神瀬知巳)


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「溜まってるんでしょ?ママが優しくイカせてあげる」
とろりと唾液を垂らし、白い指で肉茎をしごく義母。
「私、もう我慢できない……挿入(い)れていい?」
目を欲情に潤ませ、耳元に吐息を吹きかける美母。
淫らなスキンシップで「母の座」を守ろうとする二人の美熟女。
可愛らしい義妹までが僕のベッドに忍び込んできて……


どうやら前作『幼なじみの母娘vs.熟母-新しい家族』の続編みたいですね。



2015/12/22 発売

銀竜の黎明-女剣士&女戦隊長、完堕る(著:御堂乱、向正義)


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「我々は武警団の一員……何があっても誇りを……」
強化皮膜(パワードスーツ)を剥ぎ取られ、敵の兵士に穢される女剣士。
人身売買組織を追う女性だけの部隊・銀竜師団。
美しき師団長(セレス)の指揮の下、次々に悪は滅ぼされるが、
罠に堕ち、ついにはセレス自身も囚われの身に……
向正義の伝説のコミックを御堂乱が完全ノベライズ!


以前よりこのタイトルで検索して当ブログへ来られる方が後を絶たない話題作……ここで初めて記した文字なんですけどね。(^^;)
そして、ノベライズなので表紙もこうなると。確かに異色の作品ですよね。



2015/12/22 発売

てほどき先生-予備校講師、クラスメイト、隣人、そして従姉と…(著:宗像倫)


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「てほどき」は、こんな「先生」にしてもらいたい!
バツイチ隣人・彩乃の女体で教わる「大人のABC」
クラスメイト・夏実に施された「初めての女性上位」
優しい従姉・陽菜で味わった「相姦フェラ」を経て、
ついに憧れの講師・詩織に「青い欲望」をぶつける瞬間が!
19歳22歳28歳33歳……学校では教えてくれないレッスン!


すっかり誘惑路線のようですね。



※右側の書影はコンビニ向け。
2015/12/22 発売

故郷の若未亡人vs.幼なじみの姉妹(著:香坂燈也)


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「おかしくなっちゃう。埋めて。私をいっぱいにして」
潤んだ瞳で囁き、蜜穴に逞しい肉棒をねだる若未亡人。
突き込むごとに敏感すぎる女体が快楽に染まっていく。
良樹が故郷で味わった彩花との「淫らな再会」は、
幼なじみの美姉妹・雪菜&藍の女心も刺激して……
32歳vs..27歳vs.23歳――悩ましすぎる楽園生活!


こちらも誘惑路線へ戻られたのでしょうか。



2015/12/22 発売

人妻温泉ホテル-ふたりきり(著:絢瀬簾)


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浴衣の帯で手首を縛られ、はだけた裾のまま組み伏され、
荒々しく乳房を揉まれ肉裂に押しこまれてくる熱い剛直。
(許してあなた……今夜だけ私はこの人のものに……)
湯船での秘姦、ソフトSM、真夜中のアナル調教。
貞淑な心とは裏腹に反応してしまう30歳の敏感な女体。
結婚二年目の人妻が溺れ狂った、二人きりの獣夜!


何年振りの新作でしょうか!(^^)
今度はポエム(笑)を必要としない荒々しさがあるようで。



2015/12/22 発売

四姉妹-奴隷相続(著:冬木弦堂)


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「もう許して」「許して?イカせての間違いだろ」
緊縛された裸身を弄ばれ、アクメに追い込まれる冬美。
背後から犯されながら姉の痴態を見せつけられる夏月。
負債を残して倒産した名門旅館の四姉妹を襲う悲劇。
薄暗い和室で朝から晩まで男のドス黒い欲望の餌食に。
32歳、28歳、25歳、19歳……淫獄の調教四重奏!


第15回 フランス書院文庫官能大賞新人賞 受賞作品
がっつり凌辱な新人さんが登場します。しかし、イイ表紙カバーイラストですナァ~。



●マドンメイト文庫


2015/12/11 発売

ハーレム学園演劇部-放課後の禁断レッスン(著:イズミエゴタ)


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いつのまにか女子だらけの演劇部に入っていた太一は、美少女部員たちからエッチな演技指導を受けることに……高校に入学した太一は、同じクラスの美少女につられてひょんなことから演劇部に入ってしまった。だが、そこは女子だらけのクラブで男子は太一ひとり。しかも、部員はなぜか美少女ばかり……。先輩や同級生との夢のような学園生活が始まるが……。

新人さんのようです…………と思ったら、なんと常盤準先生でした。(^^;)



2015/12/11 発売

絶対奴隷-倒錯の闇オークション(著:手嶋怜)


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セレブが集う秘密クラブでは夜なよな奴隷オークションが行われていた。知人から招待された山根は、甘美で倒錯した世界に衝撃を受け……経営コンサルの山根は懇意にしている社長に招待され、セレブ限定の秘密クラブに参加することにした。そこで異様で甘美な奴隷たちの世界に魅せられ、かつてない強烈な快楽を味わうことになる。そして昔の恋人を奴隷とすべく画策するが……。

こちらもデビュー作みたいですね……別名義なのかな?(^^;)



●二見文庫


2015/12/21 発売

儀式-真夜中の肉宴(著:睦月影郎)


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「ああっ、上手ね。もっと──」 少年を待ち受ける女性たちの「儀式」の数々!「21世紀最強の官能小説大賞」を受賞した『夜の研究棟』に続く「館」三部作の第二作!両親を事故で亡くした恭太を、父の実家・蒲地家の使いの女医が迎えにきた。村で過ごすうち、蒲地家の抱える秘密が次第にわかってくる一方で、女医に淫らな検査をされたり、美しい叔母が忍んできたりと性体験を積んでいく恭太。そんな彼を女たちとの「儀式」が待ち受けていて……。

淫の館-深夜の童貞実験』(1999年6月、マドンナメイト文庫)の修正、改題版『夜の研究棟』(2011年10月、二見文庫)に続く3部作〈第2弾〉のようです。そして、現代官能小説界を牽引する御大の1人、睦月先生の作品を1冊も読んだことがない恥知らずなDSKをどうかお許しください。orz



●竹書房ラブロマン文庫


2015/12/12 発売

言いなりスマホ(著:杜山のずく)


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このスマホで女性を自由に操れる…!冴えない童貞ニート青年の純二は、街で出会った奇妙な娘から「カメラに写した女を言いなりに出来るスマホ」を譲り受ける。当初は半信半疑の純二だったが、電車で乗り合わせたOLを写すと、彼女はたちまち欲情を湛えた目で純二を見つめ始め、そのままホテルで筆下ろしをしてくれたのだ…!不思議なスマホの力でいけ好かない親類の人妻を嬲りヨガらせ、かつてのクラスのアイドルを淫乱に変え、好き放題に女体を楽しむ純二。だがある日、スマホのカメラを向けても何ともない女と出会って…!? 新鋭が描くヤリたい放題官能ロマン!

こちらも新人さんのデビュー作のようです。



●竹書房文庫


2015/12/2 発売

義母の誘惑(著:美野晶)


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若いのにEDに悩む山中雅範は、同世代の恋人相手にはどうしても勃たせることができない。その原因は義母の静香。才媛で匂い立つような色気を放つ彼女に雅範は密かな慕情を抱き、義母と同世代の女性にしか身体が反応しなくなっていた。そんななか、美女店長の玲子、クラブママの百合、人妻ナースの千沙といった美熟女たちに誘惑され、情交を重ねる雅範の静香への肉欲は、臨界を迎えてしまう――。俊英が描く、熟女誘惑ロマン!

シンプルなタイトルが却って興味を惹きます。



●双葉文庫


2015/12/10 発売

やわらかな枕(著:橘真児)


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枕の企画開発を手掛ける河内清志は、29歳にして彼女なし。憂さ晴らしに飲み歩いていたとき、歓楽街で「膝枕屋」なる妖しげな店を発見。こわごわ入ってみたところ、店長のしほりからかつてないほどの癒しと快楽を与えられる。しおりの熟れた女体をなんとか枕に再現できないかと悩む清志に、美人上司や新人OLらが体を張って“淫らなヒント”を授ける。日刊ゲンダイ大人気連載、待望の単行本化。

枕営業ならぬ膝枕のようですねw



2015/12/10 発売

人妻の契り(著:牧村僚)


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販売成績トップの営業マンである笹木祐一は、独身ながら社内に肉体関係を結ぶ人妻もいて、充実した日々を送っている。高校のテニス部の同窓会に出席した祐一は、初体験の相手である先輩をはじめ、魅惑的な人妻となった同級生や後輩の女たちと再会し、次々に彼女たちと一戦を交える。しかし脳裏にはいつも入部したときから忘れられない女性がいた。長編癒し系エロス。

オーソドックスな同窓会モノでしょうか。



●実業之日本社文庫


2015/12/3 発売

昼下がりの人妻喫茶(著:葉月奏太)


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寒さ厳しい北の大地。ぽつんと存在する喫茶店で珈琲の香りに包まれながら美しき女店主や常連客たちに癒される――いまもっとも注目を集める作家が描く、ほっこり癒し系官能の傑作!

東京の乳業メーカーに勤務していたが、とある事情で寒さ厳しい北海道の田舎町にとばされてしまった青年・勇太。事実上の左遷を受け、失意のまま慣れない雪道を歩き転んでしまった彼を助けてくれたのは、喫茶店の美しき女性店主だった。彼女が切り盛りする店は、古めかしくも温かみがあり、そこに集まる常連客たちの人柄も魅力的だ。いつしか、優しく美しい店主・留華に熱い恋心を抱くようになった勇太だったが、常連客であるクールビューティーな人妻や、傷ついて喫茶店に辿り着いた元ソープ嬢と関係を持つ。しだいに留華との距離も縮めていき、彼女が抱える哀しい秘密を知ることとなる。あらゆる選択を迫られたとき、勇太が選ぶ道とは――?

人情味あふれる田舎町を舞台に描かれる胸と体が熱くなる、ほっこり癒し系官能。


今回もハートウォーミングなテイストが楽しめそうですけど、タイトルがなんかイイですねぇ。
表紙カバーイラストもいいわぁw



●コスミック文庫


2015/12/18 発売

黒髪のしずく(著:霧原一輝)


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年の離れた若い恋人と結ばれたい。柿崎潤一郎はその夢をかなえるため、男性機能回復に効くと評判の湯治場を訪れた。一週間がたち、ひょんなことから宿の女将を相手に効果のほどを確かめることになった潤一郎。だが、彼の男性を復活させたのは、意外なきっかけだった。表題作ほか全六編を収録した、鮮烈オリジナル!

今年もたくさんの新作を届けてくださった霧原先生ですが、今年(2015年)の最後を飾るのは短編集でした。



●リアルドリーム文庫


2015/12/24 発売

女子大生の先輩-四泊五日の淫惑旅行(著:伊吹泰郎、画:猫丸)


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美人で快活な先輩・琴美に誘われて訪れた先は、
彼女の実家である西日本の長閑な山村。
純朴な大学生の一也は憧れの先輩の相談を受け、
トラウマを克服させるために心の距離を縮めてゆく。
「もっと気持ち良くなって……全部してあげるから!」
琴美からの対価はパイズリ、フェラチオ、肛交までも!


安定の伊吹作品が久々に登場!



にゃらさんのブログにある12月の新刊情報はコチラから。
誘惑官能小説レビュー 2015年12月刊情報



※作品のあらすじは各出版社の公式サイトおよび Amazon、honto、DMM.R18 より引用
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

特集:官能小説におけるメディアミックスの可能性

ライトノベルからメディアミックス……完全に定着した手法であります。

ライトノベル作品を「原作」という核としてコミカライズ(マンガ化)からアニメ化、果てはグッズ販売へと発展していきます。



DSKがレビューを投稿し始めた2008年から数年はライトノベル全盛期でした。そして、ライトノベルはヒットしたらメディアミックスが今も続く鉄板の流れになっています。

昔からマンガで行われていた手法がライトノベルにも波及したとも言えます。



対して官能小説はどうでしょうか。



ここ最近は官能ジャンルにおいてもメディアミックス的な動きが見られるようになってきました。

昔は官能小説を原作にしたロマンポルノ(映画化)もありましたが、今はゲームやコミックを原作としたOVAが出るようになりました。また、成年コミックはAVの原作にもなり始めました。

あくまで官能ジャンルという枠内での話ではありますが、以前に比べれば「原作者」という地位を得る可能性は高まったと言えるでしょう……官能小説を除いては。



これらの動きに対して官能小説は最近までほぼ蚊帳の外だったのであります。



ですから、官能コミックがノベライズ(官能小説化)されるとか、官能小説がAVの原作になるのはとても良いことだと思うのです。

正直なところ、まだコラボの域を出ていませんが、それでも官能小説が絡むメディアミックスの萌芽がようやく現れたか、といった心持ちなのであります。




2015/12/22 発売
銀竜の黎明-女剣士&女戦隊長、完堕る
著:御堂乱、向正義、フランス書院文庫
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。
「我々は武警団の一員……何があっても誇りを……」
強化皮膜(パワードスーツ)を剥ぎ取られ、敵の兵士に穢される女剣士。
人身売買組織を追う女性だけの部隊・銀竜師団。
美しき師団長(セレス)の指揮の下、次々に悪は滅ぼされるが、
罠に堕ち、ついにはセレス自身も囚われの身に……
向正義の伝説のコミックを御堂乱が完全ノベライズ!



御堂乱先生が鏑矢となってくださることをちょっぴり期待しているんです。(^^)


 ← 原作小説
2016/01/07 発売
女教師-テニス部・奴隷合宿
原作:御堂乱、主演:石原莉奈、アタッカーズ
Amazonはコチラから。
DMM.R18はコチラ。
DMM.R18はコチラ。〈動画〉
今年も始まったテニスの名門校・白薔薇女学院の夏合宿。翌月の全国大会を前に行われるこの合宿に、今年は西山理沙(石原)も付き添うことになった。学生時代、インカレの女王として雑誌にも掲載された実力の彼女。しかし、彼女はある疑惑の真相を確かめるべくこの合宿に参加していたのだ。田宮コーチによる、セクハラ疑惑。歪んだ慣習が渦巻くこの夏合宿に、理沙の柔肌が淫らに堕ちる。





官能小説を原作としたAVが多発されるのが好ましい&望ましいと思うのですが、制作側が脚本を起こすために読み込む原作としてはマンガよりも情報量が多いことと、それ故にAVよりも官能描写が多い原作からどの場面を採用して映像化するのか?それによって脚本が原作に比べてどれだけ変化するのか?といった問題も生ずると思います。

……カラミがせいぜい2回までで、後は自慰などの戯れでお茶を濁す間を繋ぐ廉価盤のAVレーベルが短編の官能小説を原作にする作戦も案外アリかと思ってみたり。(^^;)



それでも、官能コミック → AV の流れができたように、官能小説 → AV の流れもできることで、官能小説に携わる先生方へ原稿料・印税に加わる「原作者」としての地位と収入、その道が開かれても良いと思うのであります。

もしも出版社がAVメーカーからのオファーを待つ受け身の現状であるならば、むしろ積極的に営業活動してほしいと思うのであります。

出演したAV女優さんバージョンのラベル貼り替えでもいいので(笑)、原作ヒロインの名を冠したTENGA完全名器が登場したって良いと思うのでありますwww






名器の品格 上つき                名器の品格 下つき




最後の紹介がなぜコレになった!?

しかも、物凄いレビュー数!www



※あらすじはAmazonより引用。
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : 御堂乱

特集:官能小説にオーディオブックのダウンロードは浸透するか?

巷ではオーディオブックが改めて注目を浴び、AmazonではAudible(オーディブル)なるサービスが始まったようで……。

要するに、昔はカセットテープだったり、あるいは朗読CD、もしくはCDブックなどと呼ばれたりしていたのが音声ファイルをダウンロード販売する形に進化した訳ですナ。

「黒本」公式サイトにある『朗読』の1冊まるごとバージョンってことですナww



「Audible(オーディブル)」は、Amazonの関連会社であるAudibleが提供する、オーディオブックサービスだ。文学やビジネス書など、書籍で刊行されているタイトルのほかに、落語などのコンテンツも用意されており、これらを耳で聴くことができる。1コンテンツごとに課金されるのではなく、月額1,500円の定額制で、最初の1カ月は無料で利用できることが特徴だ。

国内サービスインしたオーディオブックサービス「Audible」を試す - 山口真弘の電子書籍タッチアンドトライ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ebook/20150723_713016.html





で、官能小説からも既にAudible化された作品があるようです。

主だった作品を以下に列挙します。





2014/5/23 配信 (再生時間:1時間 13分)

憧れの未亡人叔母

著:弓月誠、ナレーション:Sayuri.E

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叔母・響子は光一にとって単なる親戚の叔母さんではない。初恋の女性であり、今も慕いつづける憧れの女性だ。 そんな叔母・響子と二人だけでいく夏の夜祭。浴衣に包まれているのは小柄な身体に不釣り合いな大きな胸、引き締まった腰、張り出した尻。「叔母さんを独りにしないでね」少し汗ばんだ響子の指が、はぐれそうになる二人をつなぐ。大人の色香をまとった彼女と夏の甘い夜がはじまった。 出版:フランス書院



2014/5/23 配信 (再生時間:58分)

女教師・弓香-愛獣教室

著:綺羅光、ナレーション:Sayuri.A

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清楚で美しい23歳の女教師・弓香。教師というよりも優しいお姉さんの彼女は、大好きな英語を教え、生徒たちとともに笑ったり喜んだりすることが生き甲斐の日々だった。悪夢の始まりは放課後。更衣室で成熟した肢体を襲われかけた女教師。抱きしめた時の柔らかな感触、汗の匂いがまじったとろけそうな甘い香りが忘れられない教え子。過ちを許した女教師の優しさが、更なる淫行を招く…。 出版:フランス書院

◆レビュー記事
女教師・弓香-愛獣教室(著:綺羅光、フランス書院文庫)
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-464.html




2014/5/23 配信 (再生時間:1時間11分)

濡肉母-禁断のしとねに蠢いて

著:鬼頭龍一、ナレーション:Sayuri.A

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中学3年生の息子を温泉旅行へ連れ出した母。近づいた二人の布団で、浴衣のなかへ息子の手を導く真理子。布団を敷いて寝ようと誘った時から、いや、二人きりで旅行に出ようと決めた時から、密かに期待していたのかもしれない。 乳房にあてがわれたてのひらから、息子の悦びが熱く伝わってくる。抑えられない欲望。母は息子へ手を伸ばし、ゆっくりとさすりあげていく。 出版:フランス書院



2014/7/1 配信 (再生時間:41分)

人妻真理子・蜜猟記

著:雨宮慶、ナレーション:Sayuri.Y

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デパートの婦人服売場で働く32歳人妻の真理子。肩まで届いた艶のある髪、ふっくらとした唇、均整のとれたプロポーション。 真理子は同じ職場で働くアルバイトの大学生の家を訪れた。熟れたカラダは若い男を求めて疼きだす。後ろから抱きつかれ、胸を揉まれた。ただそれだけで、息は乱れてしまう。「ふふふ……いいわ、教えてあげる」 人妻の昂りは、もう抑えることはできなかった。 出版:フランス書院




2014/6/26 配信 (再生時間:上下とも56分)

主任看護婦-特別病室の罠〈上・下〉

著:藤崎玲、ナレーション:Sayuri.E

Amazonはコチラから。〈上〉
Amazonはコチラから。〈下〉
理知的で彫刻のように整った顔立ちの梓は、1ヶ月前、活躍の場を求めて別の病院からこの鷺宮病院に移ってきた優秀なナース。新たに担当に命じられた特別病室の患者は、以前勤めていた病院の院長であった。 「梓の身体、もう、おかしくなるッ!」白衣の下に眠る美しい身体を嬲りあげる男たち。プライドも理性もなくした27歳のナースは、絶頂に追い上げられていく。〈上〉

美人主任ナース・梓は今日も特別病室の患者へ奉仕を行う。口移しの食事、花芯を弄ぶ指先、溢れる恥蜜。梓はもう、何を言われても逆らえない女になっていた。 「じゃあ、いつものように体温を測ってくれ」唇で行う検温に、以前は激しく嫌がっていた梓も、素直に唇を開くようになった。ねっとり動きまわる舌先の蠢きとけぶらせた表情、その全てが男をそそらせる。今日も恥辱の病棟に卑猥な音色が響く。 〈下〉 出版:フランス書院







2014年には既には出てたのね。(汗)

あと、どうでもいい余談ですが、ここで紹介した作品のナレーション…… Sayuri.E, A, Y さんは同一人物なのでしょうか?(^^;)



それはともかく、作品毎に購入するのではなく月額1500円……果たして浸透するのでしょうか?



元より官能分野が音声だと困ることの方が多いですし(苦笑)、再生時間が1時間前後もありますからねぇ。

そもそも読書というのは自ら読むことに面白味を感じているのであって、受動的に聞かされるのはどうか、とも思いますねぇ(耳の不自由な方は除く)。

受動的ならば視覚に訴えるテレビの方がまだマシにも思ってしまいますしねぇ(目の不自由な方は除く)。

実際のところ、どうなんでしょうねぇ。



そして、今後のAmazonは「文庫」「Kindle版」「Audible版」といった3本立てになっていくのでしょうか。

1つの作品に3つもページがあるってのも紛らわしいうえに制作する側もなかなか大変でしょうなぁ。

あと、ファイルサイズの記述が今のところはありませんけれども、音声ファイルは気にするほどの容量じゃないのかな?



でも、ナレーションアイドルみたいな人気者が出現する可能性はあると思いますよwww

それで広く認知されるとか、売上が伸びるといった効果が出るならばありがたいことですしね。






※各作品のあらすじはAmazonより引用。
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

不貞妻・詩織-視線を感じて、私……(著:空蝉、画:ここのき奈緒、リアルドリーム文庫)

2015/12/2 発売

不貞妻・詩織-視線を感じて、私……

著:空蝉、画:ここのき奈緒、リアルドリーム文庫


Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

あなた、ごめんなさい……でもこんなに気持ちよくされたら、おかしくなる!
十年越しの情念を柔肉の奥深くに打ち込まれる清楚妻!
温和な人妻・詩織は高校の同窓会に参加したところ、
再会した小太りで陰湿な元同級生に酔わされ、
半強制的に肉体関係を結ばされてしまう。
(ちがうっ。これ……幸太郎さんのと擦れる場所が全然!)
欲求を内に押し込めてきた人妻の理性のタガが外れてゆく。
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 不貞の境界線を汲み取る, 2015/12/20
タイトルやあらすじから王道的な人妻の寝取り(もしくは寝取られ)凌辱を予想したが、そればかりでもない側面が加味されていたように感じた。サブタイトルの「視線を感じて」に示される露出願望の要素もしっかりあるが、これも淫らな欲求を単に表しただけではない。一概に不貞と言っても夫婦の片方に一方的な責があるのではなく、その根底にある夫婦相互理解の欠如がチクリと示唆されているような、そんな感慨深さを覚えるものだった。

ヒロインは28歳の人妻【詩織】ただ1人。おっとりした性格で押しに弱く、地味で自分を表現できなかった高校時代にコンプレックスを抱いていることが今回の顛末における土台となっている。

一見すると非の打ち所のない夫【幸太郎】30歳
高学歴で一流企業勤めで、体格も良くて健康的で、細かなところにも気配りできる優しい夫。一般的にはイケメンの夫なのだが、詩織の清楚で従順な表向きしか見ておらず、ともすれば自分好みの妻でいてほしいといった願望が潜在しているようでもある。生真面目な故か、夜の営みには淡白という一面も。そんな幸太郎に応えるべく振る舞う詩織だが、本来の自分とは異なる面を期待されている「ズレ」にも気づき始めており、それを抑え込もうとしているかの冒頭は健気なだけにやや痛々しくもある。

対照的な容姿と言動で翻弄する凌辱者【ユウゴ】28歳
高校の同窓会で詩織と再会したユウゴだが、用意周到かと思えば突発的でもあったりと、当初の動きには曖昧さが否めない。容姿も好ましいものではなく、本性を現してからは身勝手な一面ばかり。つまりブサメン。しかし、高校時代の詩織を粘着質に注視し、歪な愛情を傾けていたとして詩織に潜む本性を見抜いていることが本作の肝となる。序盤で強引に関係を結んでからはその後も脅迫紛いに呼び出し、様々な露出(羞恥)プレイを繰り返して詩織の心を徐々に折っていく。幸太郎に感じていた「ズレ」と不満。嫌悪すべきユウゴからもたらされる愉悦と快感。本来の自分が求めていた興奮。交錯していた感情が一気呵成に変化する第五章『あの頃に戻って』はクライマックスと言えよう。当時の制服姿で激しく交わる2人にとっては同時に「あの頃に戻って(出来なかったことをやり直す)」行為に他ならず、お互いに読書好きという唯一の共通項から妄想プレイへと発展する演出が巧みな冴えを見せる。

ここからの詩織は幸太郎が不憫に思えるほどの豹変でユウゴにイレ込み、さらなる視線願望を満たすべく露出と羞恥の世界へと没入していく。ユウゴの導きで初心なカップルに痴態を見せつける夜の公園(第六章)はともかく、露出サークルのようなコミュニティまで出現する結末(第七章)は蛇足にも感じたが、これを「満たされない夫と満たされる他の男」と捉えた時、世に跋扈する浮気や不倫にも相応の理由があること、何より自分を正しく見てくれる人の存在が大切であることを改めて認識させてくれるような、そんな心持ちを抱く幕の引き方だったように思う。

蟻地獄のごとく堕とされていったように見える詩織は、諸々の仮面を最後は自ら外し、自己実現のために望んで堕ちていったのである。

余談ながら表紙のカバーイラストよりも中の挿絵の方が出来映え良く並んでいるのは少し勿体なかったか。
『不貞妻・詩織-視線を感じて、私……』のレビュー掲載元


これまでに1800以上ものレビューを投稿してきまして、その中程でヒロイン毎に段落を分けて記していく形も多く用いましたけど、出てくる男を分けて書いたのは初めてでした!(^^;)

と言いますのも、この作品を読んでいくうちに、詩織を取り巻く2人の男……夫(幸太郎)と掠奪者(ユウゴ)ですね……の対比がクローズアップされてきまして、この違いがストーリーの根底にあると感じたからです。

……妙なリアリティがありました。



イケメンだけど唯我独尊の夫。
ブサメンだけど女性を慮る男。



男は顔じゃないよ、中身だよ……と昔から言われますけれども、それを官能的にデフォルメして提示されたように感じましたね。



みきりっちさんのブログに投稿されている本作の紹介記事です。
不貞妻 詩織 視線を感じて、私…… (リアルドリーム文庫)posted with amazlet at 15.12.05空蝉 キルタイムコミュニケーション (2015-12-02)売り上げランキング: 2,380Amazon.co.jpで詳細を見る12月発売のリアルドリーム文庫の新刊です。読み終わったので、レビューです。主人公兼ヒロインの「詩織」(しおり)は、専業主婦です。優しい夫と一緒に幸せを感じていた彼女の元に届いた一通の葉書…。それは、高校の同窓会のお知らせでした..
リアルドリーム文庫 不貞妻 詩織 視線を感じて、私… レビュー





その意味からすると、確かに背徳に憂いながらも最終的には不貞を働いた妻かもしれませんが、どちらかと言えば潜んでいた自我の解放といった面が強かったようにも感じましたから、こちらを印象づけるようなタイトルにした方が「買ってみたけど予想と何だか違った」といった感想にはなりにくいかもしれませんね。





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昼下がりの人妻喫茶(著:葉月奏太、実業之日本社文庫)

2015/12/3 発売

昼下がりの人妻喫茶

著:葉月奏太実業之日本社文庫


Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

寒さ厳しい北の大地。ぽつんと存在する喫茶店で珈琲の香りに包まれながら美しき女店主や常連客たちに癒される――いまもっとも注目を集める作家が描く、ほっこり癒し系官能の傑作!

東京の乳業メーカーに勤務していたが、とある事情で寒さ厳しい北海道の田舎町にとばされてしまった青年・勇太。事実上の左遷を受け、失意のまま慣れない雪道を歩き転んでしまった彼を助けてくれたのは、喫茶店の美しき女性店主だった。彼女が切り盛りする店は、古めかしくも温かみがあり、そこに集まる常連客たちの人柄も魅力的だ。いつしか、優しく美しい店主・留華に熱い恋心を抱くようになった勇太だったが、常連客であるクールビューティーな人妻や、傷ついて喫茶店に辿り着いた元ソープ嬢と関係を持つ。しだいに留華との距離も縮めていき、彼女が抱える哀しい秘密を知ることとなる。あらゆる選択を迫られたとき、勇太が選ぶ道とは――?

人情味あふれる田舎町を舞台に描かれる胸と体が熱くなる、ほっこり癒し系官能。


★★★★★ 舞台を北の大地に移したハートウォーミングストーリー, 2015/12/15
これまで下町の商店街を舞台にした心温まるストーリーを幾つか紡ぎ、勝手ながら「葉月下町人情路線」と名付けていた作風を凍てつく北の大地に移して描かれた1冊と言える。その大地が春の訪れとともに雪解けを迎えるがごとく、素敵な明るい未来を照らす素晴らしい物語である。タイトルには「人妻」とあるが、確かにメインヒロインは人妻の【留華】34歳である。しかし、ちょっと訳ありな婚姻があらすじに記された「秘密」であり、これまた訳ありで左遷同様の転勤を命ぜられた主人公(27歳)との2人が乗り越えるべき「凍てつく大地」といった見方もできるであろう。

交通量も乏しく、人影もまばらな国道沿いで留華が営む喫茶店という、常連客が集まる楽しげな空間を舞台としている点では従前の下町商店街とほぼ同様のシチュエーション。様々な人物が立ち寄る中に一見勝気でクールな人妻【由里子】36歳もいれば、当てもなく彷徨っていた【果穂】24歳といったサブヒロインが配される。留華に一目惚れした主人公としては彼女達からのお誘いが悩ましくもあり、かと言って止められない情動でもあるのだが、サブヒロイン達にもそれぞれ悩みがあり、狭い町では打ち明けられない事情もあるといった背景がきちんと盛り込まれている。オホーツク海に面した最北に近い地域の冬の様子も含め、ともすれば閉鎖的になりがちな生活感にあって「余所者」としての主人公が上手く活用された官能描写になっている。

そして、孤独な由里子や行き場のない果穂の境遇はかつての主人公でもある。急な人事に落胆し、見失いそうになっていた自分を留華が救ってくれたように、今度は自分が彼女達を救うのだという互助の精神が発露されており、これはそのまま厳しい環境で生きる人達の、そして流れ者が辿り着くと言われる町の共通認識でもあることが暗に示されている。

その意味では留華も流れ者である。自分を悪い女、汚れた女と称する留華。対して自分を卑怯な男とする主人公。清いだけでは生きていけない情念を盛り込みつつ、清濁併せ飲みながらもそれを自覚し、向き合うことの清廉さが描かれている。故に本作は官能小説らしくないとさえ言えるピュアな良心に満ちているのである。

序盤から主人公とは親しげな距離感で振る舞う留華を挿みつつ冒頭はやや唐突な印象もあった官能面だが、実は大胆にも2人きりの店内が多い。鍵も閉めずに大丈夫か?といったところだが、静かに想いを交わし合う情交が大勢を占める中では淫靡さがあり、それまで女神か聖母のように留華を見てきた主人公の想いが成就する瞬間の興奮を伝える良さがあった。普段の清楚な趣が昂ぶっては淫らに豹変する留華のギャップもこれを後押しする。

皆がみな過去を整理し、決別し、心の安寧を得て新たに歩んでいく。留華と主人公は共に歩んでいく。それを常連客が温かく見守っている。現実的な世界を描いて現実に起こったら素敵なメッセージが込められた作品だった。
『昼下がりの人妻喫茶』のレビュー掲載元


これまで名付けていた「葉月下町人情路線」は、今後葉月人情路線とシンプルに改称ですかねw

それとも葉月下町人情路線葉月北国人情路線の2本立て?



そうなっても全然良いくらい素敵な作品でした~!

下町の商店街とはまた違った人情を感じましたから、今後も北国を舞台にしたほっこり路線の作品をどうぞよろしくお願い致します~!(^^)



葉月先生のブログに投稿されている自著解説はコチラ。
『昼下がりの人妻喫茶』
「真・絶対領域と名付けたい!」に賛同致しますw





年明けの2016年も葉月作品は相変わらずハイペースな順調振りのようでして。

◆新作情報

未亡人は夜に泣く(イースト・プレス悦文庫) 2015/1/10 発売
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47歳の池澤健吾は、2年前の事故で妻・佳香を亡くした。当時、佳香は健吾に噓をついての不倫旅行中で、その不倫相手も一緒に逝ったので責める事も出来ない。仕事ばかりにかまけていた自分にも原因があると思うと複雑な心境だった。そんな日々の中で、職場のマドンナ・あずさからアプローチされ、半ばヤケになって身体の関係を持つも、本気になれない。もう二度と恋愛ごととは縁がないのかと腐っていたある日、運命の女と出会ってしまう。その女は佳香の不倫相手の妻で……。


夜這い村(竹書房文庫) 2016/1/20 発売
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『未亡人は夜に泣く』は癒しっぽさもありそうな気がしますけど、『夜這い村』には淫靡な感じがしてきますよね。夜這いする寝取りなのか、夜這いされる寝取られなのか……ってねww





※あらすじはAmazonより引用。
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義母の誘惑(著:美野晶、竹書房文庫)

2015/12/2 発売

義母の誘惑

著:美野晶竹書房文庫


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ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

若いのにEDに悩む山中雅範は、同世代の恋人相手にはどうしても勃たせることができない。その原因は義母の静香。才媛で匂い立つような色気を放つ彼女に雅範は密かな慕情を抱き、義母と同世代の女性にしか身体が反応しなくなっていた。そんななか、美女店長の玲子、クラブママの百合、人妻ナースの千沙といった美熟女たちに誘惑され、情交を重ねる雅範の静香への肉欲は、臨界を迎えてしまう――。俊英が描く、熟女誘惑ロマン!(引用元:Amazon)


★★★★★ シンプルな構成に加えた捻りがドラマを醸成, 2015/12/13
シンプルなタイトルに見合ったシンプルな、普段通りの美野作品らしさがありながら、所々でちょっとずつ加えた捻りがドラマ性に繋がっている作品だと思う。サブヒロイン達それぞれに役目を持たせて各エピソードに面白みと淫猥さを加えている。ただし、主人公が通う大学の教授でもある厳格な義母が自ら積極的に誘惑することは一切ないのでタイトルには違和感アリ。

33歳の義母より年上のサブヒロインばかりという布陣に本作で主人公が抱える悩みも浮き彫りとなる。要は「若い娘には反応しない=熟女好き」がデフォルメされたものだが、青年の悩みとしては重大でもあるし、人を愛するのに歳の差など気にすべきでないといったメッセージになる良さがあった。主人公の他にも男が2人ほど出てくるが、若き青年に影響を与え、サポートもしてくれる大人の一面も描かれていた。無類の女好きだったり、変わった性癖があったりと少々変わった大人でもあるが、官能的な要素を多分に含んだドラマ性は相変わらず秀逸である。

また、義母の他に3人並んだサブヒロインから対抗となる1人を立たせているのも今回の良さであり、高嶺の花とも言える絶世の美女との蜜月で官能面が補強されつつ、主人公との接近が義母の心情に影響を及ぼす流れにもなっていた。横並びのサブヒロインと一度きりの関係で終わる薄っぺらさを回避しつつ、メインと対抗の他にもヒロインを必要とする構成を導き出した結果と推測するが、それでも1人目が主人公の筆下ろし要員に見えてしまうのは致し方ないところか。

向こうから据え膳が次々とやって来るような都合の良さは否めないものの、好かれ捲る主人公を眺めるのはやはり心地良く、押しに弱いヒロイン達の官能描写が心地良く、最後は想い人とも結ばれる心地良さは王道路線とはいえ、凝らした趣向によってマンネリでもない面白さと魅力を放つ作品だったと思う。
『義母の誘惑』のレビュー掲載元


美野作品としてはオーソドックスに纏められた印象ですが、竹書房文庫から出ていることも関係しているかもしれませんね。

ファンの感覚だと竹書房ラブロマン文庫から出ているものと思ってしまいそうですが、本作は竹書房文庫から出ているので、官能小説ファンというよりも、一般小説(官能寄り)の読者を意識している面が充分にあると思われます。



官能小説の側にいると「なんで竹書房文庫から出してんのかな?竹書房ラブロマン文庫からでいいんじゃね?」と思いがちですが、そこはやはり違いがあるのでしょう。書店によっては置かれる場所も変わりますしね。

ですから、竹書房文庫で一般小説(官能寄り)読者の手に取ってもらい、「美野晶」の筆名から竹書房ラブロマン文庫にも触手を伸ばしてもらうことを企図しているものと推測するのであります。



二見文庫 → マドンナメイト文庫 も同じ流れかと……こちらはレーベル間の毛色が少々代わってきましたけどw

逆に、ジュブナイルポルノから官能小説への橋渡しを担っているのが 二次元ドリーム文庫 → リアルドリーム文庫 であり、美少女文庫 → フランス書院文庫 と思われ、そして最初から垣根なく行っているのが双葉文庫かと推測するのであります。



幻冬舎文庫に対する幻冬舎アウトロー文庫……こちらは風前の灯になっているようで。(汗)

良い意味でひとクセある作品が多くて通好みだったんだけどな……幻冬舎アウトロー文庫。





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未亡人寮母・かおり(著:巽飛呂彦、フランス書院文庫)

2015/11/26 発売

未亡人寮母・かおり

著:巽飛呂彦フランス書院文庫


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「溜まっているんでしょ?これも私の務めだから……」
たわわに熟れた乳房で肉茎を挟み、上下にしごく寮母。
親元を離れ、さみしがり屋の寮生に捧げる「特別奉仕」。
夕食後にお風呂でフェラ、人目を忍んで肉交サービス……
勉強に恋愛に悩める学生を熟れた身体で癒していく。
母親代わりの美熟女が今夜も笑顔と柔肌でお世話します!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 安定感あっての巽誘惑作品, 2015/12/12
1人に特化した内容を示唆するようなタイトルだが、実際はそうでもなく、普段通りの巽作品である。19歳の大学1年生主人公に対し、おっとり天然で包容力に溢れる39歳の母を訳あり男子寮の未亡人寮母とし、その娘19歳はいつもの勝気なツンデレ。この母娘ヒロインをメインに据えるのは前々作『美しすぎる大家さん-もてなし母娘下宿』に近く、これに生真面目ドジっ娘風の女講師27歳が後半から加わる構成である。そのためか女講師の登場以降は、それ自体が若干ながら蛇足感のある流れに見えなくもない……悪くはないのだが。

寮母から始まり、情を結んでから(昼間は事務員として主人公と同じ大学に勤務するため)学内で人目を忍んで密議に耽る「その後」を描く淫猥さがあり、これを出歯亀していた娘と一悶着あってから和解を経てツンがデレへと豹変し、続いては娘と情を結んで「その後」……という繰り返し自体は悪くない。ただ、これも前々作から続けられているので、今後いつまでも使えるものでもなかろう。それに何より、ここまでの説明は何度もしているような気がする。例えば夫ある身として背徳感と寝取りの風味を加えるとか、あるいは若気の至りとばかりに勢い余った主人公がヒロインに思わず襲いかかってしまうような、据え膳ありきではない変化がほしい。

ただ、それでもお互いに名前を何度も呼び合って愛情を重ねていく官能描写は心地良く、以前より勝手ながら「巽マンネリズム」と称しているお馴染みテイストも『継続は力なり』ではないが、続けることによって突き抜けた別の印象に変わることがあるかもしれないし、少なくとも初めて巽作品を読む御仁ならば素敵な印象を得るだろうし、官能小説読者獲得の一役を担っているのかもしれないし、本作を読むに連れて「基本として、これはこれでいいのでは?」という気もしてくるから不思議である。
『未亡人寮母・かおり』のレビュー掲載元


多少の変化はあるのかな?と思いましたが……いつもの巽誘惑作品でした。(^^;)

そろそろ根負けしてきましたね……。

ああ、偉大なり巽マンネリズムw



にゃらさんのブログにある本作の紹介記事
誘惑官能小説レビュー 巽飛呂彦「未亡人寮母・かおり」





ただ、本作は以前とはちょっとした違いもありまして、何より愛情路線ですから読んでて悪くはないんですよ。

初見の読者なら喜ばれると思います。

何冊も読んできた我々みたいなのが「他のテイストないのぉ~?」と言ってるだけなんです。(笑)



11年前と比べるのは酷かもしれませんけど、同じ未亡人でも印象の異なる作品を出してるんですよ。

処女未亡人(2004年1月、フランス書院 文庫)
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-563.html






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みだら催眠術(著:庵乃音人、竹書房ラブロマン文庫)

2015/11/28 発売

みだら催眠術

著:庵乃音人竹書房ラブロマン文庫


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『徹くん、もう分かったろう? 俺、最強の催眠術ソフトを開発しちゃったんだ――』
義兄が開発した、瞬く間に人を操り、しかも記憶を残さない特殊な催眠ソフト。それを預かった加納徹は、妻とその三人の姉妹の淫らな本性を引き出し、淫獄へ誘う。職場のド真ん中で公開子作り!学生の前で実演セックス指導!銭湯の男湯を未亡人との淫らな混浴風呂に!そして清純派アイドルの媚肉を味わう特殊すぎるファンの集い…。周囲も巻き込んで欲情を開放し尽くす、万能ハーレムエロス!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 催眠中の衆人環視なシチュエーションプレイ, 2015/12/6
直前に未来への時間旅行を繰り返すファンタジックな『桃色無限ループ』(悦文庫)を上梓したばかりの作者が、今度は催眠術を題材にした変化球を投じてきた。一風変わった作品を時折出してくる意気込みには敬服するばかりである。ただ、本作は催眠術を仕組みというか仕込みとして活用し、実際に描かれるのは衆人環視の官能である。その相手には自分の妻も含まれるのだが、これには催眠のシステムを発明した義兄の余りにもあんまりな懇願と、妻に対して主人公が秘めていた疑念を晴らす意味合いがあるため不自然ではない。何よりコミカルでライトに進む気安さがある。

第一章 義兄が勤める専門学校の生徒19歳と「喫茶店で…」
第二章 勝気な三女にして主人公の妻24歳と「会社で…」
第三章 真面目な次女にして義兄の妻29歳と「学校で…」
第四章 おっとり清楚な未亡人の長女34歳と「銭湯で…」
第五章 初心で健気なアイドルの四女19歳と「ファンとの集いの場で…」

推測もある年齢だが(主人公は26歳)、要は妻を含む義姉と義妹の四姉妹を催眠術でどうにかする流れであり、第一章の生徒は催眠術の仕組みを説明するための要員である。美貌の姉妹だけに義理の関係以上の「女」を主人公も義兄も意識しており、それが企ての真意でもあるのだが、籠絡してどうこうと言うよりも、ちょっとした悪戯のようなノリになっている。故に衆人環視のシチュエーションプレイが前面に出てくる官能描写と言えよう。その衆人とは即ち喫茶店の客であり、主人公と妻の三女が勤める会社の社員であり、義兄とその妻の二女が勤める専門学校の生徒であり、男湯のおじさま達であり、そして大勢のファンである。

それぞれの状況を見れば相当なピンチに陥るヒロイン達にも見えるが、そこは催眠術の巧みな安全システムによって読み手を過剰にモヤッとさせることはない。しかし、章を追う毎に少しずつ際どくなっており、中にはゼロ距離、お口に至ってはマイナス距離まで近づく姉妹もいる。徐々にエスカレートして興奮度を高める狙いとは思うし、それは当たってもいるのだが、読み手によっては超えてほしくなかった一線だったかもしれない。

主人公への憧憬と密かな恋心を抱く四女とのクライマックスは、ファンの集いという規模の大きさと姉妹も全員勢揃いで術中ならではのメロメロ淫猥絵巻となっているが、顛末の最後に主人公の良心が働いたことで健全な潔さを醸しながらも卑猥な面はややスポイルされた印象があった。ただ、今回はチャレンジの思惑もあったものと推測されるため、作者には今後も引き続き作者にしか描けない世界の継続を期待したいところである。
『みだら催眠術』のレビュー掲載元


まさか同月発売の新作が連続でファンタジック路線とは思いませんでしたねぇw

過去へ時間旅行するのも驚きましたけど、催眠術を薬とかでなくシステムとして開発しちゃうというのも驚きでした。

直前作 桃色無限ループ 2015年11月08日
本作  みだら催眠術  2015年11月28日



桃色無限ループ(イースト・プレス悦文庫)
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-996.html




庵乃先生曰く「へんてこりんな作品」ということですが、こういった独自性はハズすと寒いことになり兼ねないものの(^^;)、ハマると作者自身に対するイメージづくりに貢献すると思うのです。

また、こういったチャレンジができる……編集担当に提案して許される、あるいは編集側から提案される……のは、それだけの実績があることの証でもあると思いますので、機会があればどんどん読ませてほしいと思うのです。



……官能小説は基本的に「型」がありますからね。

……時には変わった作風も面白いと思うんですよね。



ジュブナイルポルノの方が自由度が高いですし、アダルトゲームの脚本なども手掛けている先生方でしたら官能小説の「様式美≒縛りに囚われる」部分に窮屈さを感じることもあるんじゃないのかな~?と思ったりもしますから、時にはそんな「縛り」から解放された作品があっても良いと思うのです。



庵乃先生がご自身のブログに投稿されている自著紹介の記事はコチラ。
庵乃音人うずまき日記 - 竹書房ラブロマン文庫より『みだら催眠術』発売





庵乃先生、これからもどうぞ「へんてこりんな作品」をよろしくお願い致します!(^^)





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高慢令嬢姉妹、堕ちる(著:鬼龍凱、フランス書院文庫)

2015/11/26 発売

高慢令嬢姉妹、堕ちる

著:鬼龍凱フランス書院文庫


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(悔しいっ。野蛮な貧乏人に、このわたくしが……)
見下していた男に穢される屈辱が令嬢をさらなる絶望へ。
女になったばかりの花芯に抜き差しされる野太い剛直。
何度も白濁液を注がれて蠢きはじめる女の悦び。
「いい声で啼くじゃないか。妹にも聞かせてやろうか」
驚愕に顔を歪ませる麗佳。「あなた、まさか綾香まで……」
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 勧善懲悪痛快娯楽官能小説の趣, 2015/12/6
部下でもない1人の社員(主人公)を見下す社長令嬢の姉妹、そんな育て方しかできない不遜な父親、だからこそ半ば強引に奪った形の後妻には意趣返しの気持ちが潜み、妹を侮辱された主人公の反撃が単なる復讐劇に留まらない色合いを見せていく……時代小説では鉄板ネタの勧善懲悪な痛快さを現代に置き換えた官能小説で再現したかのようである。だから読んでいて面白い。凌辱行為を正当化する訳では決してないし、その前にたとえ愛する妹が辱めを受けたからといって何もそこまで、という気もするが、己の欲望のみで女性を貶める一連の凌辱作品とは明らかに一線を画した1冊として今後も記憶に残りそうである。実に味わいのあるデビュー作と言える。

何より令嬢姉妹をタイプの異なる一卵性双生児にしているのが良い。まさにステレオタイプな高慢さを見せる姉と、インドア派で思慮深いからこそ粘着質な執拗さもある妹。前半のメインヒロインと言える姉を正攻法な凌辱で堕としながら、狙いを妹に定めた後半では異なる展開を見せている。そして、双子が最後に意味あるものとなっている。

気位の高い姉だからこそ堕ちた後はツンデレと化して可愛げを出しつつ妹の強情を諭し、最後は主人公を愛情の対象と見て援護するようにもなる。この変わり身に価値観の変化という少女の成長を盛り込み、姉を単なる悪者にしていない作者の優しさを感じる。

対して妹には高い依存性を付加したことで絶望から生じる新たな依存先、つまり新たな「ご主人様」を主人公に求める驚きの変身が盛り込まれていた。その変わりっぷりには唐突さも感じられたが、アイデアとしてはとても面白かった。

また、これには中盤で陥落した後妻が欠かせない存在として活きており、当初は脅迫に従う形だったものの、次第に娘達を守る母として、何より1人の女として後半は主人公のサポート役も果たすという実に面白い役回りを楽しそうに演じている。

普段は下僕のごとく振る舞うも妹が関わると別人になり、押しには弱い一面を見せる姉妹だと知ると加虐的な興奮も得るという多面性を局面に応じて出す主人公には性根の優しさと衝動的な力強さを同時に感じさせる良さがあったと思う。妹のために鬼と化す姿に「単なるシスコンだろ」といった趣もないではないが、それでも義士の風情があった。

ある意味では厚顔無恥の根源だった父親への成敗もあり、官能的にも心地良い「おしおき」の完了を告げる結末は上手い纏め方だったと思う。デビュー作と思えば官能描写も及第点と言えよう。むしろ展開が面白くて官能描写の淫猥さが少々割を喰ったところもあるだろうか。
『高慢令嬢姉妹、堕ちる』のレビュー掲載元


読んでいる途中から勧善懲悪という言葉が浮かびましてね、この痛快な面白さは何だろう?と思いながら、勧善懲悪痛快ときたら次は娯楽で、最後は時代劇だろう…… あ、これは時代小説(時代劇)のパターンだ! に至りまして(笑)、なるほど~!と腑に落ちた次第ですw

いや、鬼龍先生が実際にどんなイメージで執筆されたかは分かりませんけれども、DSKとしては時代小説(時代劇)のフォーマットを現代にスライドさせて官能小説とした作品という認識でいます。



つまり、姉妹の父親が越後屋か悪代官ですね。(笑)

主人公は越後屋に丁稚奉公しているか、悪代官に仕え始めたばかりの若き同心。

その主人公が公私混同でこき使われているのを見ているから姉妹も同様に見下している感じ。

また、それを申し訳なく思いつつも、やっぱり越後屋か悪代官の側にいるんだな~という価値観もある後妻。



……丁稚奉公している商人だと復讐劇が絵にならないからやっぱ同心か。

……辱められた妹に代わって成敗致す!って感じかなwww



ですからレビューの最後の方も本来なら「制裁」とすべき表現が思わず「成敗」になってます。(^^;)



にゃらさんのブログに本作の紹介記事があります。
誘惑官能小説レビュー 鬼龍凱「高慢令嬢姉妹、堕ちる」





義憤に駆られた主人公による復讐の凌辱劇という面白さに加え、後半になるに連れてヒロインが味方になっていく面白さがありました。夫に思うところのある後妻の変わり身が笑えるほどで、かつ妖艶という……これも痛快でしたねぇw

主人公が悪い人ではないと最初から認識していることが後妻の動きに出ていました。

「もぅ、気持ちいいんだからアナタ達(姉妹)もそんな抵抗するのはやめて早くラクになりなさい(にんまり)」みたいでしたね。(^^)



勧善懲悪痛快娯楽官能小説……我ながら悪くない命名ですよwww



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人妻・奈津子-他人の指で…(著:霧原一輝、二見文庫)

2015/11/26 発売

人妻・奈津子-他人の指で…

著:霧原一輝二見文庫


Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

「ふふっ、感じやすいんだな……」 冷えた肉体に、見知らぬ男が火をつける──
奈津子は、IT会社の社長の夫と一人息子との三人家族の主婦として暮らしていた。夫は、一年前から帰宅も減り、奈津子には冷たい態度だ。そんな中、警察に追われている男が侵入。無実を訴える男の姿とその野性味あふれるたたずまいに、日頃満たされていないこともあり、奈津子の心と体は揺らぐが──。書下し官能エンターテインメント!
(引用元:Amazon)


★★★★★ 一期一会の熱い出会い, 2015/12/4
「他人の指で…」のサブタイトルでチカンもの?と思ってしまうが、であればミスリードとなろう。また、あらすじを目にした時には無実の罪とはいえ突然の侵入者に無理やり……といったベタな展開も想像したが、「イマドキそんな薄っぺらな小説なんぞ書きませんよ」と作者に諭されてしまった思いである。偶然なのか必然だったのか、運命的にも思える一期一会の出会いが男と女を強く強く結びつける刹那の愛情物語だったと評したい。見事なストーリーと見事な官能描写が内包された、実に素晴らしい作品である。

愛人の影もちらついて不在がちな夫へのやりきれない思いから自慰に耽ってしまう冒頭は、結婚して8年、33歳の熟れた躰を持て余す人妻【奈津子】の現状にして官能面への下準備である。そんな時に現れる主人公を、家宅侵入といった犯罪的なゴリ押しではなく、思わぬ形で奈津子と出会わせる演出が主人公の人柄と本作の色合いを示している。愛する妻とも会えずに逃亡を続ける主人公と、経済的には恵まれながらも心と体にぽっかり穴が開いている奈津子。どちらも孤独と言える。

そんな隙間を埋めるように惹かれ合っていく2人の様子がじんわりしっとり描かれていく。なかなかドラマチックであり、情交へと至るのがドラマチックとも言える。奈津子の秘められた本意に気づき、それらしいことを口にしても否定する姿にいじらしさと恥じらいを見て安らぎ含みの愛情を覚える主人公。夫では得られない心の安寧と肉欲を満たしてくれる主人公。ストックホルム症状群も微かに含むような、やるせない同情と憐憫がいつしか本当に無実なのか?という疑念から失いたくない人へと昇華していく、そんな奇妙な2日間の物語とも言える。最後だからと朝から睦み、行かないでと囁く奈津子の愛らしさは相当な魅力で迫ってくる。しかし、元より行く末の定かでない2人の関係は突然に終わりを告げる。

ラスト4頁で描かれるのは1ヶ月後の主人公。無実の罪を着せられた、その真相と真犯人の登場は本作に最後の哀しみを一滴落としながらもどこか晴々とした心地の良さを感じさせるものだった。

霧原作品ではお馴染みの寝取られ風味(実際は夫婦の夜の営みだが)を途中では醸しつつ、凌辱でも誘惑でもなく心と体が触れ合う魅惑の情交がこってり描かれる。その興奮度の高さも含めて2015年のベストに数えたい大人の官能ドラマを堪能した気分である。
『人妻・奈津子-他人の指で…』のレビュー掲載元


この作品ですが、読了直後に珍しくも感想をTwitterにつぶやいてるんですよね……。






いやぁ~、この作品がもぅ1ヶ月でも早く出ていれば!と思えてなりません。

と言いますのも、寸評を毎年寄稿させていただいている特選小説増刊『こんな官能小説が読みたかった!2016年版』でセレクトできるのは(原稿〆切りの関係で)頑張っても10月発売の作品までなんですよ~!(^^;)

こんな官能小説が読みたかった!2016年版 発売されました!
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-1007.html




ですから、タイミング的に選外となりましたけど、間に合っていたら確実に仲間入りしていた秀作と断言します!

官能小説は「黒本」ばかり、という方に『他のレーベルだとこんなストーリーの作品もあるんだよ』とオススメしたい1冊ですね。

フリー素材の写真に文字を入れただけと思われる、電子書籍にカラーの毛が生えたような簡素な表紙なのが勿体ない逸品なのでありますw



DSKのレビューをご覧になられた霧原先生がご自身のサイトで感想を寄せてくださいまして、恐れ入るばかりでございます。(汗)

KIRIHARA KAZUKI OFFICIAL SITE
日記 - 12月
http://www.kiriharakazuki.com/nikki/nicky201512.html




12月6日の記事です。

こちらこそ素敵な作品を堪能させていただきありがとうございました!



DSKaiukiannou……思いもよりませんでしたが(笑)、由来を聞かれることがあったこう答えることにしたいと思います。(^^)





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