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2015年11月の「気になる」官能書籍

2015年11月発売予定の官能書籍から「気になる」作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!



●フランス書院文庫


2015/11/26 発売

三人の美熟妻-艶愛(著:綺羅光)


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熟妻・由璃子との再会が梅本瑛介の人生を変えた!
深い母性をたたえる柔乳、窮屈に締めつける蜜部……
交合を重ねるごとに三十路女の淫蕩な美肉に狂わされる。
欲望の矛先は女社長・杏奈、上司の妻・美沙季にまで向かい、
複雑に絡んでいく〈姦係〉がさらなる激悦を生んでいく。
綺羅光にしか描けない、人妻が「貞淑の仮面」を脱ぐ瞬間!


これまでとはちょっと趣が異なるのかな?



2015/11/26 発売

未亡人寮母・かおり(著:巽飛呂彦)


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「溜まっているんでしょ?これも私の務めだから……」
たわわに熟れた乳房で肉茎を挟み、上下にしごく寮母。
親元を離れ、さみしがり屋の寮生に捧げる「特別奉仕」。
夕食後にお風呂でフェラ、人目を忍んで肉交サービス……
勉強に恋愛に悩める学生を熟れた身体で癒していく。
母親代わりの美熟女が今夜も笑顔と柔肌でお世話します!


買いたくなるタイトル……どうしよう?



2015/11/26 発売

力ずくの秘書室-三匹の専属奴隷(著:相馬哲生)


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両手首をネクタイで縛られ冒される新人秘書・弥生。
屈辱の体位で絶頂に追いこまれる社長秘書・紗英。
デスクの上でM字開脚を強制される熟妻秘書・千里。
「激しく突いてやるよ、奥の奥までたっぷりな」
21歳、31歳、42歳――高嶺の華を屈服させ美牝に堕とし、
オフィスの禁忌がすべて現実に――ここは楽園秘書室!


「力ずく」シリーズですね。



2015/11/26 発売

熟女は最高!-隣の淫らなおばさまvs.ママ(著:高杉圭)


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「これからおばさんがすること、ママには内緒よ……」
見せつけるようにスカートをたくしあげる美熟女(39)。
熟れた太もも、ベージュのパンティ、薄布に透ける翳り……
両親が旅行に行き、隣家の人妻に預けられた少年。
二人きりの家で教えてもらった女の身体と淫らな性技。
帰ってきたママ(34)は大人になった息子の変化に……


ここ数作の美少女路線は封印でしょうか。



2015/11/26 発売

ハーレム・キャンパス-新入生と人妻女子大生と美人准教授と(著:早瀬真人)


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「あなたの××。鉄の棒みたいにずっとキンキン」
指腹で棹を支え亀頭を包みこむ准教授・紗貴子の朱唇。
助手として忍びこんだ潤平を迎えてくれた「初体験授業」は、
淫らすぎるキャンパス・ライフの序章にすぎなかった!
三人の女子大生、恵里菜(18)美保(22)愛子(26)と向かった
四泊五日のゼミ合宿で、信じられないハーレム体験が!


こちらはお得意のキャンパス路線なようで。



2015/11/26 発売

高慢令嬢姉妹、堕ちる(著:鬼龍凱)


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(悔しいっ。野蛮な貧乏人に、このわたくしが……)
見下していた男に穢される屈辱が令嬢をさらなる絶望へ。
女になったばかりの花芯に抜き差しされる野太い剛直。
何度も白濁液を注がれて蠢きはじめる女の悦び。
「いい声で啼くじゃないか。妹にも聞かせてやろうか」
驚愕に顔を歪ませる麗佳。「あなた、まさか綾香まで……」


新人さんでしょうか……にしては覚えにくい筆名ですが。(^^;)



●マドンメイト文庫


2015/11/11 発売

処女調教365日(著:柚木郁人)


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古風で奥手な少女・未穂。学園一の美少女で優等生の沙也香。二人の処女の運命が交錯するとき、禁断の物語が始まる――。
大学推薦と引き換えに鬼畜教師と奴隷契約を結んだ未穂。だが、その後、調教後に身売りされることを知るに及び、絶望の淵へと落とされるのであった。そのとき、そもそも自分を不幸に追いやった男の娘、沙也香へのどす黒い復讐心が燃え上がり……。


調教奴隷休みナシ……ですかw



●二見文庫


2015/11/26 発売

人妻・奈津子-他人の指で…(著:霧原一輝)


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「ふふっ、感じやすいんだな……」 冷えた肉体に、見知らぬ男が火をつける──
奈津子は、IT会社の社長の夫と一人息子との三人家族の主婦として暮らしていた。夫は、一年前から帰宅も減り、奈津子には冷たい態度だ。そんな中、警察に追われている男が侵入。無実を訴える男の姿とその野性味あふれるたたずまいに、日頃満たされていないこともあり、奈津子の心と体は揺らぐが──。書下し官能エンターテインメント!


2014年の『人妻の別荘』に近いノリなのかなぁ~?どうなんでしょ~?



2015/11/26 発売 ←  2001/10/18 発売

派遣看護婦(著:浅見馨)


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「いけません。私はそんなことのためにために来たんじゃ……」自宅の派遣看護婦を父と息子が──
孝志の義父・秀行は自らの立場を使って、本来一カ月入院すべきところを自宅での療養で許されることになった。それだけでなく、つきっきりの世話をさせるための専任の看護師・加那子を派遣させたのだった。彼女を一目見たときから好きになってしまった孝志だが、秀行も治療にかこつけて加那子に迫り──。それを目撃してしまった孝志は……。傑作官能エンターテインメント!


マドンナメイト文庫から2001年に出た『僕の派遣看護婦〈ナース〉-特別診療』の再販本ではなかろうかと……。



●竹書房ラブロマン文庫


2015/11/9 発売

ふしだらタクシー(著:由布木皓人)


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脱サラしてタクシー運転手に転身した武内慎吾は現在四十二歳。仕事は楽ではないが、楽しみがないわけではない。慎吾は、見た目は平凡な中年男だが、なぜか女運に恵まれており、彼の車には欲望を抱えた様々な女たちが乗車してくる。そして、彼女らを乗せてタクシーを走らせるうちに、車内は淫靡な空気が流れ、ふしだらな遊戯が始まるのだった…。客の美女たちと淫らな情事に耽るドライバーを描いた、快楽全開の斬新官能ロマン!

約6年半振りの新作!



2015/11/24 発売

寝盗られ妻(著:川奈まり子)


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◎快楽遊戯に堕ちていく人妻…背徳の淫惑ワールド!
裕福な矢崎家のお抱え運転手となった佐藤宏は、ある日、主人である矢崎永治の妻・美玖の痴態をのぞき見る機会に出くわす。以後も度々、彼女の淫らな姿を見る場面に遭遇し、真面目に働いていた宏だったが、美しいセレブ妻を寝盗りたいという願望が高まっていく。そして遂に、宏は美玖に迫り、彼女の身体を奪う。だが、それはすべて美玖の夫・永治の策略であった!永治はその行為をネタに、宏の妻である七恵へと接近していく…。注目の女流が放つ、寝盗り、寝盗られが交錯する享楽エロス!


寝取りと寝取られの妻交姦のようですね……う~ん、これはヤバい!



2015/11/28 発売

みだら催眠術(著:庵乃音人)


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『徹くん、もう分かったろう? 俺、最強の催眠術ソフトを開発しちゃったんだ――』
義兄が開発した、瞬く間に人を操り、しかも記憶を残さない特殊な催眠ソフト。それを預かった加納徹は、妻とその三人の姉妹の淫らな本性を引き出し、淫獄へ誘う。職場のド真ん中で公開子作り!学生の前で実演セックス指導!銭湯の男湯を未亡人との淫らな混浴風呂に!そして清純派アイドルの媚肉を味わう特殊すぎるファンの集い…。周囲も巻き込んで欲情を開放し尽くす、万能ハーレムエロス!


今回は随分と毛色の違うテイストで攻めてきたようですねぇ。



●双葉文庫


2015/11/12 発売

人妻流ラジオ体操(著:葉月奏太)


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リストラ離婚を経て男やもめの田所直樹はある朝、公園から流れてきた懐かしのメロディに足を止める。ふと覗くと奥さまたちが肉感ボディをくねらせ、ラジオ体操で艶汗を振りまいていた。「ご一緒にいかが」。甘い誘いに舞い上がり、輪に加わった直樹は美貌の人妻、香山智実に手作りの出席カードを渡される。そして、スタンプが貯まるごとに恍惚の"ご褒美"が――!? 鮮度抜群、書き下ろし誘惑エロス。

ラジオ体操とは……。(^^;)
そして、スタンプが貯まるごとにご褒美ww



2015/11/12 発売

快艶クックレシピ(著:草凪優)


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家事いっさい不得手だった主人公が、離婚の末に一念発起して料理にチャレンジ!そんな状況の中で、サポートをしてくれる女性は現れるのか?絶好調の超人気官能作家による書き下ろし。

ここ最近の草凪先生にしては軽妙な作品ですかね。



●徳間文庫


2015/11/6 発売

彼女の毒は蜜夜のまどろみ(著:草凪優)


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地井邦夫は浮気調査専門の私立探偵。つかんだ証拠で浮気夫から金を強請る。そのうえ依頼主である妻には気晴らしの浮気を焚きつけ、風俗に沈めて上前をはねる…。依頼者たちをとことん食い物にし、破滅の淵に突き落とすのだ。阿漕に稼ぐ悪徳探偵の金の行き先は、二十も年の離れた女子大生仲村美園だった。昼間は天使、夜のベッドでは高級娼婦のような美園に、地井は魅入られていた…。草凪エロス&ノワールの到達点。

なるほど……レーベルで作風を大きく変える草凪作品なのですね。



●イースト・プレス悦文庫


2015/11/8 発売

桃色無限ループ(著:庵乃音人)


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27歳の豊は、冴えないサラリーマン。営業成績は一向に上がらず、同期の吉川とはどんどん差が広がるばかりだった。そんな時、後輩である静江に密かな想いを抱く。隣室に暮らす美しい未亡人、小夜子に邪な気持ちを抱くことはあっても、静江に認めてもらいたい一心で仕事に打ち込んでいた。そんな時、ひょんなことから吉川と静江が交際していることを知ってしまい、やけになった豊は同窓会で酩酊。気付いた時にはかつてクラスのマドンナだった人妻、美紀と二人きりでバーにいて……。

あらすじだけでは結末がちょっと見えないですね……気になりますねw
ちなみに仮タイトルは『ほんとは君と、したいこと』……寝取り?



●ベストセラーズ文庫


2015/11/21 発売

美獣(著:千草忠夫)


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菅田なをは一流銀行の重役夫人だ。抜きん出た美貌と気品に恵まれているが、欲求不満の解消法が老舗デパートでの万引きだった。瞬間、体が燃え、濡れた股間をエクスタシーが貫く。だが元刑事である警備員の岩村伍一に捕まって、特別な取調室という一軒家に拉致監禁されてしまう。そこは岩村の自宅で、先に補導された高校生のさゆりが同居し、夜ともなると不良少年たちの溜まり場になっていた。なをは縛られ、辱められ、初めて知る被虐の快楽にあらがいつつも汚辱に酔い、溺れていく。さらに連れ込まれた美少女・幸子と岩村との宿命の出会いが…。鬼才渾身のハードロマン!!

さらにさらに続く第29弾。
あらすじだけでぐっとくるものがありますねw



●リアルドリーム文庫


2015/12/2 発売

不貞妻・詩織-視線を感じて、私……(著:空蝉)


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あなた、ごめんなさい……でもこんなに気持ちよくされたら、おかしくなる!
十年越しの情念を柔肉の奥深くに打ち込まれる清楚妻!
温和な人妻・詩織は高校の同窓会に参加したところ、
再会した小太りで陰湿な元同級生に酔わされ、
半強制的に肉体関係を結ばされてしまう。
(ちがうっ。これ……幸太郎さんのと擦れる場所が全然!)
欲求を内に押し込めてきた人妻の理性のタガが外れてゆく。


もしかしたらリアルドリーム文庫の2作目『美尻若女将・真弓』に似た展開かな?



●二次元ドリームコミックス


2015/11/4 発売

散らされた純潔-女子校生・淫夢の放課後:コミック版〈小冊子付限定版〉(原作:御前零士、著:猫丸)


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清純可憐な女子校生が暴力と肉欲に縛られる!
電子書籍で好評を博したリアルドリーム文庫原作のコミックが単行本化!
幼馴染みの大学生・和樹とプラトニックに関係を育む女子校生・祐理は、チンピラに因縁を付けられ、彼らのボスであり、暴力団「山城組」の若頭である染田の前へ連れて行かれる。そこで待ち受けるのは可憐な少女への苛烈な陵辱だった!リアルドリーム文庫の大ヒット作が原作挿絵を描く猫丸の手でコミック化!書き下ろし小説小冊子付の限定版です!


以前より電子コミックで分冊発売されていた作品の単行本化のようで。



●キャノプリCOMICS


2015/11/10 発売

犯された人妻(著:板場広し)


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清楚な妻ほど、激しく堕ちる——!!
義父に犯される名家の妻、浮浪者に輪姦される若妻、親族に狙われた喪服妻、旦那に躾けられるダメ妻、どん欲に種を求める愛妻…など、色とりどりの美妻・淫妻の痴態が咲き乱れ!淫美女絵の匠・板場広しが贈る人妻ぎっしり作品集!!


何も飾らない、直球ど真ん中なタイトルに自信が窺えます。



※作品のあらすじは各出版社の公式サイトおよび Amazon、honto、DMM.R18 より引用
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

濡母日記-レオタードとふともも(著:牧村僚、フランス書院文庫)

1996/5/24 発売

濡母日記-レオタードとふともも

著:牧村僚フランス書院文庫


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ママのふとももにさわりたい、セックスしたい!……
白いレオタードが映える、むっちりと艶めかしい
母の女体に、淫猥な憧憬を抱く少年たち。
夜ごと息子の肉体を求めてオナニーする実母たち。
淫らにきらめく黒いパンティが、ガーターベルトが、
実の母子を禁断の領域へ誘う、究極の相姦蜜戯!
(引用元:公式サイト


★★★☆☆ 思いのほかスピーディな展開が好材料, 2015/11/22
・副業でエアロビクススタジオを営む体育大学講師の実母【志乃】と中学2年生の息子【和也】。
・そのエアロビクススタジオに通う実母【佐和子】と高校1年生の息子【明彦】。
・志乃が通う体育大学の女子大生【洋子】とその弟【智昭】。

2組の母子と1組の姉弟、計3組の血縁率100%な相姦を描くストーリ展開は従前の牧村作品と概ね相違ない。内心では惹かれ合っているのに禁忌の背徳と憂いて行動には移せない。しかし、高まる想いは募るばかり。それを自慰で埋めようとするも埋まらず悶々としているところを知人に相談。その後押しを受けて最初の1組が結ばれてからは、それが引き金となり、後は芋ずる的に残りの2組も順番に結ばれていく。許されぬことと憂いながらも心の中で想っている分には自由とばかりに背徳感はあまりなく、むしろ明け透けな気持ちを吐露する独白が幅を利かすライトなテイストと言えよう。

ただ、思いのほかスピーディに話が進むことで戯れに終始することなく、割と早い段階で最初の1組が結ばれるのは良かったと思う。迷いに迷った挙句に明彦を誘惑して和也の代わりにしようとする志乃の行動が描かれた序盤にもイイ感じの艶っぽさがあったし、そのことを知って嫉妬に狂う和也という流れも良かった。この母子の経緯に紆余曲折を持たせてドラマ性を醸しつつ、先に佐和子と明彦を結ばせておいて、その事実を志乃と和也が最後の一線を越えるきっかけとし、後には自分達の行動を洋子と智昭への引導とする、つまり志乃&和也を中心として、その前後に佐和子&明彦と洋子&智昭が配置されることで全体が曖昧になることは避けられていたように感じた。洋子と智昭の姉弟にも相応のドラマが用意されたことで深みも出たように思う。

最後は6人が勢揃いしての交姦めいた乱交へと発展するのだが、この事象を示して幕が引かれてしまうのは勿体なく、ここは今少し濃厚な描写を盛り込んでほしかったところ。想いが通じ合って幸せな心持ちへと至る感情はしっかり描かれているものの、肝心の官能描写は全体としても薄味だったからとも言える。
『濡母日記-レオタードとふともも』のレビュー掲載元


極薄スケスケのレオタードを着ているものと思われる表紙カバーイラストですが、右手で掴んでいる黒いレース状のものは何でしょう?腰に巻いていたものでしょうか?であれば、手で伸ばした反対側がお股へと続くのがちょっとおかしな気もしますが……。(^^;)

それはさておき、牧村作品です。

しっかり安定の牧村作品ですw



要するに、冒頭で主人公とヒロイン(今回は実母)の心の内は示されるので、そこへ向かうまでの回り道展開であります。

途中から同様な境遇の別カップル(今回は同じく実母&息子に実姉&弟の2組)が出てきて、ちょびっとクロスオーバーしつつも最終的には結ばれ、それをきっかけにメインもまた結ばれると。クロスオーバーと言うのは、つまりメインの母が友人の息子をちょびっと摘み喰いすると。それで息子のことは忘れようとするんだけれどもやっぱり無理!却って余計に息子が気になっでゃう!というための摘み喰いですねw

とまぁ、あっちこっちに矛先は向くもののやっぱり息子が一番!ということで、結局は冒頭で示された想いを再確認して最後に結ばれるという、言ってみれば刑事コロンボと同様のストーリーかと。犯人という答えに辿り着くための謎解きなのと同様に、結ばれることが先に予想される状況で、そこへ辿り着くまでのストーリーなのだと。

やっぱり安定の牧村作品ですww



◆新作情報
2015/12/9 発売

美熟女の抱擁〈仮〉(双葉文庫)


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販売成績トップの営業マンである笹木祐一は、独身ながら社内に肉体関係を結ぶ人妻もいて、充実した日々を送っている。高校のテニス部の同窓会に出席した祐一は、初体験の相手である先輩をはじめ、魅惑的な人妻となった同級生や後輩の女たちと再会し、次々に彼女たちと一戦を交える。しかし脳裏にはいつも入部したときから忘れられない女性がいた。長編癒し系エロス。(引用元:honto)



新作のあらずじを読む限りはオーソドックスに纏められているようにも思いますが……最近の牧村作品はどんなテイストなのでしょうかね?

え、自分で読んで確かめろって?

……返す言葉もございませぬ。orz





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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 牧村僚

人妻流ラジオ体操(著:葉月奏太、双葉文庫)

2015/11/12 発売

人妻流ラジオ体操

著:葉月奏太双葉文庫


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リストラ離婚を経て男やもめの田所直樹はある朝、公園から流れてきた懐かしのメロディに足を止める。ふと覗くと奥さまたちが肉感ボディをくねらせ、ラジオ体操で艶汗を振りまいていた。「ご一緒にいかが」。甘い誘いに舞い上がり、輪に加わった直樹は美貌の人妻、香山智実に手作りの出席カードを渡される。そして、スタンプが貯まるごとに恍惚の"ご褒美"が――!? 鮮度抜群、書き下ろし誘惑エロス。


★★★★★ 男の共感を得てやまない主人公の心の声, 2015/11/19
本作を目にして第一にイメージされるのはラジオ体操であろう。誰もが少年少女時代の夏休みに朝早くから通ってはハンコを貰ったアレである。しかし、三十路の人妻達が何でまた朝一番から、しかも作中では夏も終わって秋も深まる頃まで薄着のままラジオ体操に勤しむのか?となる。それは次第にじんわり見えてくる人妻達の思惑によって察せられよう。清楚な風情に隠された人妻達の本性は共通の悩みに端を発しているのである。

それはそれとして、この人妻ラジオ体操サークルにふとしたきっかけで45歳の主人公が参加するハメになる。この面白さが本作の肝となっている。渋々ながら参加したラジオ体操には、それはそれは男ゴコロをくすぐる別の魅力があったのである。

そんな主人公だから、それはもぅ読み手たる自分を含めた男子諸君とはほぼ同類と言うべき素敵な桃色煩悩琴線に触れる感想が脳内で吐露されている。官能的に邪な参加理由、邪な目の配り方、そして奇跡的に生じた邪な瞬間をこっそり堪能する主人公……同志と呼びたくなる共感を覚えてならない。

うんうん。
そうそう。
そうだよね!
分かる、分かる!

思いのほか多く綴られる毎朝のラジオ体操シーンで繰り返される主人公の素晴らしく邪な風景描写は、もしかしたらその時点で人妻達の思うツボだったのかもしれず、その集大成が最後に描かれる。久し振りに呆れ大笑いを随所で発しながら誘惑据え膳満載の快活な作品を読んだ心地である。主人公には共感と同意と同類の賛辞として「アホやで、コイツ(笑)」と申し上げたい。

そうした素敵紳士な主人公が世界の中心にいる作品である。

がっつり恋物語を盛り込むでもなく、人妻との背徳の憂いを描くでもなく、一線を引いているからこそ没入できる官能、刹那のストレスを発散するための官能に留めることでコミカルなテイストを滲み出させた作者の割り切りとメリハリの良さには最敬礼するしかない。

それは、ラジオ体操だけでは補い切れない幅の広さを持たせるために主人公には人生を一度失敗した「枯れ」の要素を盛り込みつつ、新たな就職先で出会った職場の紅一点な若きOLや、取引先のクール美女な社長秘書を加えることで別の面を見せていることからも裏付けられる。彼女達もまた表に出すのは憚られる悩みや秘密を抱えており、それを癒すかのように、あるいはその秘密から解放してあげるように主人公が心と体で関わっていく面が描かれているからである。

一人では解決できない問題を抱えたヒロイン達を主人公が発散させてあげるお話だと思えば微笑ましくもあり、割り切っているからこそ大胆に振る舞うヒロインも登場して官能成分が高まる好循環をも生んでいるような、そんな面白さもあったように感じた。

敢えて重箱の隅を突けば、スタンプ10個獲得の際は思わずニヤッとしてしまう「ご褒美」があったものの、20個獲得時は「いいことがある」としながら特に何もなく皆勤賞へと流れていったように見えた。「これがそうなのか?」と主人公が思う場面はあったのだが……。
『人妻流ラジオ体操』のレビュー掲載元




大    爆    笑

共 感 の 大 爆 笑




同類と思えてならない素敵紳士が誕生しました!(笑)

いや、フツーなんですよ。主人公は全く以てフツーの男です。

しかし、心の中で感じていること、思っていること、考えていることのことごとくが同じ!一緒!瓜二つ!この主人公は自分なのか?と思えてならない主人公でした。(^^)



葉月先生曰く「これまで書いてきたなかで、一番おバカな作品」とのこと。



以前はそんな作品もいろいろとあったのですが最近はちと見かけませんでしたし、笑わせてくれるのは大体において無節操な暴走を始めたヒロインだったりすることが多かったところへ主人公の心の感想が共感を呼ぶという新しいスタイルでしたから、これにはやられましたわー!



葉月先生ご自身のブログに投稿されている自著解説はコチラから。
『人妻流ラジオ体操』





じわじわと包囲網を形成していく人妻達の思惑も面白くてですね、読んでる方はスグに分かるのですが、それにちっとも気づかない主人公にはラノベなどによく出てくる鈍感主人公に近い感じもありました。

主人公の勤め先方面のエピソードも良いのですが、できれば人妻ラジオ体操方面に特化した続編を希望したいくらいですw



レビューもまた久し振りですが、ちょっと調子に乗った感じで書かせていただきました。

こういうレビューを書けることもレビュアーの楽しみの1つでありまして、そんな作品を提供してくださって感謝するばかりであります。

ありがとうございました!(^^)



◆新作情報
2015/12/2 発売

昼下がりの人妻喫茶(実業之日本社文庫)


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寒さ厳しい北の大地。ぽつんと存在する喫茶店で珈琲の香りに包まれながら美しき女店主や常連客たちに癒される――いまもっとも注目を集める作家が描く、ほっこり癒し系官能の傑作!

東京の乳業メーカーに勤務していたが、とある事情で寒さ厳しい北海道の田舎町にとばされてしまった青年・勇太。事実上の左遷を受け、失意のまま慣れない雪道を歩き転んでしまった彼を助けてくれたのは、喫茶店の美しき女性店主だった。彼女が切り盛りする店は、古めかしくも温かみがあり、そこに集まる常連客たちの人柄も魅力的だ。いつしか、優しく美しい店主・留華に熱い恋心を抱くようになった勇太だったが、常連客であるクールビューティーな人妻や、傷ついて喫茶店に辿り着いた元ソープ嬢と関係を持つ。しだいに留華との距離も縮めていき、彼女が抱える哀しい秘密を知ることとなる。あらゆる選択を迫られたとき、勇太が選ぶ道とは――?

人情味あふれる田舎町を舞台に描かれる胸と体が熱くなる、ほっこり癒し系官能。



12月に入ってスグに早くも新作が……!

ノリにノッてるハイペースなのですけれども今度はほっこり癒し系のようで。

「哀しい秘密」がちと気になりますが、素敵な読み心地になっているんじゃないでしょうかぁ~!





※あらすじはAmazonより引用。
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : 双葉文庫 葉月奏太

デビュー作が総合チャートで2位

ここ最近は新刊のお知らせばかりだったフランス書院のブログがちょっと珍しい投稿をしまして……。

amazon 本の総合ランキング2位!
http://www.france.jp/blog/?p=9373




つまり、今月発売の新人さんデビュー作が(アダルトではなく)総合ランキングの2位になった!というものでして、確かに瞬間的ではあるのでしょうけれども快挙と言えば快挙ですよね。



実はDSKも「ひとことレビューその6」を読んだ時にぐっとくる一文があったんですよ。

ひとことレビューその6~『高慢令嬢姉妹、堕ちる』鬼龍凱
http://www.france.jp/blog/?p=9369




ちょっと引用してみます。

愛する妹を侮辱されたとき



この中で「侮辱」を最初は凌辱と読み間違えましてね。(汗)

「おぉ、これは……」と勘違いしたものです、ええ。(^^;)

ちょっと似た文字を見るとスグ官能方面に変換してしまう悪いクセですww



ただ、この次のはちょっと良いかも、という気になりましたね。

淫獣の次なる標的は
すべてを金でもみ消そうとする
美姉妹の継母(令夫人)へ!



高慢令嬢姉妹の次には母にも矛先が向かうのかぁ、なんかいいなぁw

鼻持ちならない人種を懲らしめるヒーローっぽさがあるような気もしてきましたww



元より(名義変更を含む)新人さんには相応の注目が集まるものですが、たとえ瞬間的でも官能小説が上位に名を連ねたのはなんかちょっといいですよね。(^^)





2015/11/26 発売

高慢令嬢姉妹、堕ちる

著:鬼龍凱フランス書院文庫


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(悔しいっ。野蛮な貧乏人に、このわたくしが……)
見下していた男に穢される屈辱が令嬢をさらなる絶望へ。
女になったばかりの花芯に抜き差しされる野太い剛直。
何度も白濁液を注がれて蠢きはじめる女の悦び。
「いい声で啼くじゃないか。妹にも聞かせてやろうか」
驚愕に顔を歪ませる麗佳。「あなた、まさか綾香まで……」







なお、この総合2位というのは11/25(水)12:48時点のことだそうですが、同日22:00では「312位」でした。

文庫で56位、ライトアダルト小説では未だ1位……大健闘ですよ。



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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 鬼龍凱

桃色無限ループ(著:庵乃音人、イースト・プレス悦文庫)

2015/11/8 発売

桃色無限ループ

著:庵乃音人イースト・プレス悦文庫


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27歳の豊は、冴えないサラリーマン。営業成績は一向に上がらず、同期の吉川とはどんどん差が広がるばかりだった。そんな時、後輩である静江に密かな想いを抱く。隣室に暮らす美しい未亡人、小夜子に邪な気持ちを抱くことはあっても、静江に認めてもらいたい一心で仕事に打ち込んでいた。そんな時、ひょんなことから吉川と静江が交際していることを知ってしまい、やけになった豊は同窓会で酩酊。気付いた時にはかつてクラスのマドンナだった人妻、美紀と二人きりでバーにいて……。


★★★★★ ループは抽象的な意味にあらず, 2015/11/19
タイトルの「ループ」はどういった意味合いなのか?と思いながら読み始めた……そのままの意味だった。角川文庫でゴースト系ファンタジーを、竹書房ラブロマン文庫ではパラレルワールドを題材にした作者が今回もまたファンタジーな要素を大胆に盛り込んだ作品だった。主人公が時間旅行を繰り返す3年間は、自らの人生を顧みながら、自らの人生を決める重要な期間である。

パッとしない主人公が密かに想いを寄せるのは職場の後輩OL。しかし、想いを伝える間もなく、それ以前に想いを伝える度胸もないまま他の男に言い寄られるピンチが訪れる。ここが時間旅行の起点となる。その原因も理由も分からぬまま未来へ飛ばされる訳だが、それらを考察するのはSF小説に譲るかの潔さで話は進む。3年後に訪れるのは、要するに「そのままだったら」という未来の姿であり、これが3度繰り返される。ただし、戻った時に同じ轍を踏まぬよう努める主人公にはその後も新たな選択肢が訪れることで3度とも異なる未来を迎えている。ここに展開の面白さがあるのだが、思いもしない小さな事柄が後の人生を大きく変えることもあるという含蓄が込められているようで興味深い。また、どの未来も選択を自覚することなしに、ある意味では流されるままに選んでいる、選ばされている点も見逃せないポイントと言える。ここまでの主人公は基本的に受け身である。

だがしかし、3度目ともなると多少の予兆らしきものは感じるようで、それによって急に未来のことを喋り出す人になったり、無軌道故の堕落した生活に陥ったりもしている。まるでゲームのバッドエンドからのリプレイを強制的に続けさせられているからでもあるが、自らの強い意志が伴っていないからとの見方もできる。運命はやって来るものではなく自ら掴み取るものといったメッセージとも汲み取れるが、最後は心優しきサブヒロイン達の計らいがそれを自覚させる。庵乃作品ではお馴染みの展開ではあるが、メインと心結ばれるためにサブヒロイン達(本作ではかつての同級生な人妻に隣の未亡人とその娘が登場する)が礎となってくれるのである。

だからと言ってメインの後輩OLとすんなり結ばれることはなく、ここからは庵乃メロドラマ路線の真骨頂とも称したいすれ違いで読み手をやきもきさせるのだが、最後はもぅ反則でしょ!と言いたくなるほど純真かつ真っ正直なOLの健気さと一途さが都合の良い展開とも感じる部分を消し去る素敵なラヴストーリーで締め括られるのである。

今回もまた「がに股」や「剛毛」に「大きな乳輪」といったキーワードが出てくる官能面はやや控えめながら全体としては悪くない。何より前半は寝取られ風味な描写もあって興奮も高まる。ただ、内心とは裏腹に強引な迫りを見せる中盤は最近の庵乃作品によく見られる官能描写ではあるものの、本作においては今少しマイルドな方が向いていたかな?という気もした。もっとも、その直後には本作で最も淫靡な母娘丼が用意されてはいるのだが。
『桃色無限ループ』のレビュー掲載元


こういった類いのファンタジーをいろいろと思いつかれては官能小説にできるものだなぁ~と思いましたが、よくよく考えてみればゲームのシナリオなどもされている庵乃先生ならではの世界観なのでしょうね。

そして、それを編集側に通せる実績もある。あるいは、編集側からのリクエストもあったりする。

そんな形で原案ができていくのかな~などと思ってしまう、庵乃ワールド炸裂の作品でした。



庵乃先生ご自身のブログにある本作の投稿記事はコチラから。
庵乃音人うずまき日記 - イースト・プレス悦文庫より『桃色無限ループ』発売!





もしかしたら限りなく官能小説なジュブナイルポルノといったアプローチなのかもしれませんが、それもまた美少女文庫や二次元ドリーム文庫といったレーベルから作品を出されていたからこそ可能な訳でして、でなければ思いついても自分から躊躇してしまう可能性高いと思うんですよ。

その意味では官能専門レーベルではないから柔軟にイケる部分もあるかもしれませんね。

そのおかげで我々も稀有な官能小説を堪能できる機会に恵まれると。(^^)アリガトウゴザイマース!



◆新作情報
2015/11/28 発売

みだら催眠術(著:庵乃音人


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『徹くん、もう分かったろう? 俺、最強の催眠術ソフトを開発しちゃったんだ――』
義兄が開発した、瞬く間に人を操り、しかも記憶を残さない特殊な催眠ソフト。それを預かった加納徹は、妻とその三人の姉妹の淫らな本性を引き出し、淫獄へ誘う。職場のド真ん中で公開子作り!学生の前で実演セックス指導!銭湯の男湯を未亡人との淫らな混浴風呂に!そして清純派アイドルの媚肉を味わう特殊すぎるファンの集い…。周囲も巻き込んで欲情を開放し尽くす、万能ハーレムエロス!



今月(2015年11月)はもう1作品ありまして、ここでも「催眠」を用いたチャレンジングな取り組みをされているようであります。

衆人環視の描写も多分に出てきそうですから、どんな挑戦になっているのか、楽しみですネ!(^^)



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tag : イースト・プレス悦文庫 庵乃音人

デリママ-淫らな俺の義母さん(著:舞六まいむ、MUJIN COMICS)

2015/2/6 発売

デリママ-淫らな俺の義母さん

著:舞六まいむ、MUJIN COMICS


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母さん!俺専用のデリヘル嬢になってよ!!!
大好きな義母が、自分の学費のためにデリヘル嬢をしている事を知ってしまった主人公。催眠薬を使い、息子だとバレないように憧れの義母と初セックスをしてしまう。義母の体の虜になってしまった主人公は、その後も義母を騙し続け催眠セックスをしまくるが、ついに正体がバレてしまう!! さらに副作用で性欲が抑えられなくなった義母は…♡ 淫らで可愛すぎる義母・綾香さんとの濃厚セックスライフ♡
(引用元:Amazon)


★★★★☆ とにかく孕むまでイク思い切りの良さ, 2015/11/17
各話オール30頁の前中後編1つと前後編2つによる3作品(計7編)という構成につきストーリーには幅と奥行きがあり、何より官能シーンが多い。だからなのか作者の趣向なのかは不明だが、どの話も最後は孕む。あるいは途中で孕んで、産んで、また孕むといった勢いがある。

デリママ(全3話)
昼はキャリアウーマンにして夜はデリバリーヘルスという30歳の義母。始まりこそ淫らだが実は理由がある。そして、それが義息たる医学生の主人公に知られてから本題となっていくのだが、悪くないアイデア(アイテム)によって義母に知られず関係を結ぶことに成功する。それもまた意図するものがあっての誠実な主人公である。そこから真相の露見を挟みつつ進むのはラヴ成分の高い母子相姦。アイテムや医学生であることに最後まで意味を持たせたストーリーはコミカルに予想外なスケールを見せている。

義母〈マザー〉コンプレックス(前後編)
ちょっと頭が弱くて家事もダメでビッチ気味な義母(30歳)とヤり捲り三昧な義息。義母が簡単な誘導に引っかかったのが始まりだが、その裏には義母への歪んだ愛情があり、次第に父親と義母の夜の営みも許せなくなっていく。後編では級友を巻き込んだ魔少年的な振る舞いも見せて義母を奪い取ろうとする義息だが、最後は娘(?)も生まれる秘密を抱えたまま家族円満を形成するに至る。

雨宮家の子作り(前後編)
お家大事のために男装の麗人となる跡継ぎ(18歳)の前に現れた年下坊やの養子。当主は真っ当な男子の継承者を望んでいるらしく、その願いを成就する秘密が養子にはあるらしい。そのために34歳の麗しい母(養子から見れば義母)との合体を強要する当主……倒錯的な展開の前編に対して後編では男装へと至った跡継ぎの背景を盛り込みつつ、今度は男の娘となった養子との真相の判明と理解を通じた愛情物語の流れに。もっとも、前編で禁忌のショックを受けた母も慈しみ満載の愛を養子に注ぎつつ白濁液を存分に注がれている。

腹ボテ合体は当たり前に加え、どんな境遇であってもセックスには愛情が不可欠とする官能描写には弾けたいやらしさがあり、展開の起点となる理由付けが時にやや強引なるも理路整然としたストーリーは総じて良好。昂ぶってからの淫ら変貌が興奮を呼ぶ淫猥度の高さを感じる作風と言えよう。

ただ、アップ時では美麗な作画ながら、引いた時に顔全体と瞳とのバランスが変わるために覚える違和感の克服が現時点での課題だろうか。カラーの塗りも上手いが、表紙からは八分目ほどとして見た方がよかろう。
『デリママ-淫らな俺の義母さん』のレビュー掲載元


30ページで描かれていく前中後編や前後編はさすがの情報量と言いますか、官能描写もたくさんあってイヤラシイですなぁw

ストーリー展開の面白さと思い切りの良さで楽しめた作品でした。(^^)

愛ある腹ボテ合体がお好みの方にはなかなか素敵な作品ではなかろうかと。




「デリママ」より


「義母〈マザー〉コンプレックス」より



表紙買いでしたけどハズレではありませんでした。

むしろ、次作も気になるくらいですネェ。





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下町とろみつ通り(著:葉月奏太、竹書房文庫)

2015/10/26 発売

下町とろみつ通り

著:葉月奏太竹書房文庫


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◎参道の看板娘に恋する青年を美熟女たちが艶肌で応援!
◎今旬な作家が贈る甘美な下町官能ロマン!
大学生の川島晃太郎は、神社の参道にある甘味処でアルバイトを始めた。そのわけは店の看板娘である喜多川弘美に一目ぼれしてしまったからだ。弘美への想いは高まるが、奥手で童貞の晃太郎は告白出来ずにいた。そんな時、うなぎ屋の女将に恋心を見抜かれ、さらに誘惑されて筆下ろしをしてもらう。以来、せんべい屋の新妻や小料理屋の未亡人ら、参道の年上美女たちから甘い誘いをかけられることになって…!人情味溢れる下町を舞台にとろけるような快感が弾ける、書き下ろし傑作青春エロス!


★★★★☆ 官能面はやや控えめのハートウォーミングな下町人情路線, 2015/11/15
下町の商店街を舞台にした葉月作品としては自分の知る限り『初めては、おじさまがいい』(廣済堂文庫)から『ほっこり若後家さん』(双葉文庫)を経た3作目と思われるが、その中で最も人情味を前面かつ全面に出したのが本作ではなかろうか。商店街に暮らす人々の優しさに包まれるハートウォーミングなテイストを今後は既出の2作品も含めて葉月下町人情路線と勝手ながら称したいような、そんな素敵な作品である。

一途な主人公と一途になれないヒロイン。

一途になれないのは悲しい秘密があるからであり、その秘密をそれとなく知りながらも克服するのは自分自身だからと温かく見守る周りの人々。日常のどこにでもありそうな風景を如実に汲み取りながら官能面を満たすために商店街の様々な女性陣がサブヒロインとして色気を振り撒きつつ登場する構図である。

・鰻屋のしっとり人妻女将32歳
・煎餅屋のふっくら新妻27歳
・小料理屋のほっこり未亡人36歳

ただし、これらサブヒロイン達との関わりは束の間の欲求不満だったり、女としての不安を払拭するものだったり、あるいは空閨だったりといった理由がそれぞれにあり、何より誰もが真面目で優しい大学生の主人公と気立ての良い25歳のヒロインの雰囲気を知っているか女の勘で気づいているかにつき心の一線まで越えることはない。そんなこともあって誘惑アプローチと情交にはやや唐突な都合の良さと背徳な淫靡さに欠ける面はあるのだが、元よりそれらは本作で求めるものでもなく、むしろ本作のテイストに合わせた官能描写に徹していることが作品数も多くて実績のある作者ならではの余裕ある割り切りと見るべきだろうか。

起承転結に忠実な、ちょっとしたピンチ(?)もまた周りの優しい心配りで解決へと至る愛情物語の行方は推して知るべしな温もりに満ち溢れている。
『下町とろみつ通り』のレビュー掲載元


舞台は下町の商店街
賑々しく暮らす人々
優しさと思いやりに溢れた連帯感
そんな人々に最後は祝福される2人

名付けて葉月下町人情路線……勝手に命名したいと思いますww



1作目 - 初めては、おじさまがいい 廣済堂文庫 2014年11月
2作目 - ほっこり若後家さん    双葉文庫  2015年1月
3作目 - 本作           竹書房文庫 2015年10月



竹書房文庫だと『蜜夢ホテル』(2015年1月)も似た系統と言えるかな?



タイトルがヒロインから次第に場所へと推移していることが見て取れます。

しかし特徴的なのは、このシリーズ(?)が全て異なるレーベルから出ていることではなかろうかと。

こういうのは大体において編集側と打合せながら決まっていくようなところがあって、「ウチではしばらくこの路線でいきましょうか」みたいな形なのであろうと素人ながら推測するのですが、こうなってくると葉月先生独自の世界観が各レーベルで支持されているようにも写りますよね。



葉月先生のブログに自著解説の投稿記事があります。
『下町とろみつ通り』





がっつりヘヴィな路線も良いのですが、この下町人情路線を今後も時々織り込んでいただくと大変嬉しく思うのであります。

スケベおやじなDSKも時にはほっこり癒されたいのでありますwww



◆新作情報
2015/12/2 発売

昼下がりの人妻喫茶(実業之日本社文庫)


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寒さ厳しい北の大地。ぽつんと存在する喫茶店で珈琲の香りに包まれながら美しき女店主や常連客たちに癒される――いまもっとも注目を集める作家が描く、ほっこり癒し系官能の傑作!

東京の乳業メーカーに勤務していたが、とある事情で寒さ厳しい北海道の田舎町にとばされてしまった青年・勇太。事実上の左遷を受け、失意のまま慣れない雪道を歩き転んでしまった彼を助けてくれたのは、喫茶店の美しき女性店主だった。彼女が切り盛りする店は、古めかしくも温かみがあり、そこに集まる常連客たちの人柄も魅力的だ。いつしか、優しく美しい店主・留華に熱い恋心を抱くようになった勇太だったが、常連客であるクールビューティーな人妻や、傷ついて喫茶店に辿り着いた元ソープ嬢と関係を持つ。しだいに留華との距離も縮めていき、彼女が抱える哀しい秘密を知ることとなる。あらゆる選択を迫られたとき、勇太が選ぶ道とは――?

人情味あふれる田舎町を舞台に描かれる胸と体が熱くなる、ほっこり癒し系官能。



下町ではないですけど次作もほっこり癒し系!

しかも別のレーベルから!





※あらすじはAmazonより引用。
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tag : 竹書房文庫 葉月奏太

女教師・痴獄の黙示録(著:嶋悦史、フランス書院文庫)

1992/3/24 発売

女教師・痴獄の黙示録

著:嶋悦史フランス書院文庫


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美歌子先生を嬲って犯したい。
美歌子先生に甘えてセックスを教えてもらいたい。
思いこそ違え、媚肉に抱く生徒の欲望は激しい。
少年たちの熱い視線に惑わされ、
一度だけ肉体を開いてしまった美歌子…。
それは女教師にとって痴獄への招待状だった。


★★★★☆ 前半の誘惑と後半の凌辱, 2015/11/15
今ほどジャンルが確立されていなかった1992年の作品ならば、作中に誘惑的な要素が盛り込まれた凌辱作品も少なくない。本作も生徒との艶かしい関係が綴られる前半と、その秘密を知られて脅迫紛いの凌辱を蒙る後半とに分かれた展開と言える。

厳密に言えば顛末の始まりと終わりに絡む悪ガキ生徒達とのやり取りが冒頭と最後にある4パート構成とも言えるが、美しい女教師に憧れる別の生徒が思わず下着泥棒を働いたことから始まる前半は思いのほか甘い展開。普段は優しくてルックスも良くて可愛げもある生徒が自分を求めてくれることにちょっぴりキュンとしてしまう女教師が年上お姉さんの優位で生徒との背徳に憂いながらも秘密の関係を持つ。それは次第にエスカレートしていくこととなり、若さに任せて貪欲に迫ってくる生徒との蜜月のスリルを密かに楽しむようになってしまう女教師である。

しかし、その秘密を校内のとある人物に知られてしまうのが後半の始まり。何かと頼りにしていたのが裏切られた形の女教師からすれば何とも下衆な豹変となるのだが、そのギャップもあるのか、時と場所を変えて繰り返される凌辱は(発売当時としては)なかなかハードである。

前半に見られた甘いテイストは消え失せ、どこまで続くのかと思われた凌辱は校内のトイレに連れ込まれて受ける連続凌辱とその露呈によって悲劇の結末へと繋がる。前後半とも白昼の校内で行為に及ぶエスカレートが次の展開への決め手である。

襲われ続けることに怯え、苦悩しながら実は愉悦と快楽も味わい、それ以前に生徒との許されざる関係も持った女教師は羞恥極まる結果に晒され、凌辱者は哀れな末路を辿るものの生徒達にはそれらしい制裁が見当たらないのは嶋作品らしいところか、とも思ったが深読みのし過ぎだろうか。
『女教師・痴獄の黙示録』のレビュー掲載元


タイトルが映画『地獄の黙示録』から拝借されていることは明白な訳ですが……。(^^;)

「黒本」のサイトで検索したところ、「黙示録」と名のつく作品は本作のみでした……ちょっと意外。



◆言わずと知れたタイトル引用元

2015/6/24 発売

地獄の黙示録-劇場公開版/特別完全版 [Blu-ray]


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2011/9/2 発売

地獄の黙示録-3Disc コレクターズ・エディション(初回生産限定) [Blu-ray]


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「朝のナパーム弾の臭いは格別だ」-巨匠コッポラが心血を注ぎ、戦争の狂気を描いた傑作。劇場公開版と未公開シーンを追加した特別完全版を収録。大佐暗殺の命を受けたウィラード大尉は戦争の惨状と狂気を目にし…。“ユニバーサル・シネマ・コレクション”。お求めやすい単品Blu-rayで発売!



随分お得な廉価版が以前から出ていたようですが、今年(2015年)になってさらにお安くなって再販されています。



さて、複数の不良生徒が1人の女子生徒を囲んでいる冒頭の雰囲気に1992年の凌辱作品らしさを感じる本作ですが、そこで身代わりとなる美歌子先生が直前の逡巡する場面では見て見ぬふりをしようかとも一瞬ながら考えてしまうところにイマドキではちょっと見られない人間味がありました……聖職者でも瞬間的にはそんなこともよぎるよね。(^^;)

ピュアな登場人物ばかりでもない、打算的な考えをしてしまう瞬間もあるのが旧作の人間臭いところであります。



そこから場面が転じて別の生徒が美歌子先生の下着をコソドロww

用務員に相談して懲らしめようとしたら意外にもその生徒が美歌子先生ラヴだったことで思わずキュン!

秘密の関係ができてしまい、それがどんどんエスカレートしていくのが前半です。



しかし、その関係が後半でバレてしまいます。

様相が一転して脅迫による凌辱に次ぐ凌辱ですよ。

誰にバレたかはお察しw
※結末も含めてネタばれOKで具体的に知りたい方は ↓ の続きを読むをクリックしてみてください。



昨今の寝取られ風味全盛にあっては、コレにちょっとノリの近い作品もちらほらと出てきていますが、愛情の面で決定的に違いますよね。悪いヤツは徹底的に悪いのが当時の凌辱作品だったりしますデス、はい。

しかし、嶋作品の結末って……把握できるほど読み込んだ訳でもありませんが(汗)……どれも何かと留飲を下げる幕の引き方という印象なんですよねぇ。





※あらすじはAmazonより引用。

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俺の女社長(著:草凪優、祥伝社文庫)

2015/9/2 発売

俺の女社長

著:草凪優祥伝社文庫


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鶴谷愛子は急逝した父から建築会社を継いだ三十歳の三代目女社長。黒髪のベリィショートに白い小顔、きりりとした切れ長の眼と、筋の通った高い鼻、意志が強そうに引き結ばれた口許をした気品のある美人だ。そんな彼女を、経理部の三上は副社長派からスパイを命じられ尾行していた。彼が見た、普段とまるで違う可憐で愛らしいもう一つの貌とは!? 赤裸々な羞恥官能の傑作。


★★★★★ 全てを失ったからこそ得られる男女の本当に求めていたこと, 2015/11/11
会社の行く末を案じる副社長の一派から跡取りである美人女社長の秘密を探るスパイを命じられた主人公……これが結局は「ミイラ取りがミイラになる」がごとく情が移り、情を交わす話となるのであろうことはあらすじからも予想できることだが、その予想を覆すことなく、むしろ現実的な流れで逆の意外性を醸しながら最後は男女のピュアな心持ちに辿り着く大人の官能小説になっていた。自らの趣味趣向に純粋な愛着を示す可憐な女社長は、異性への愛情もまた純粋なのである。

順調な出世街道を歩んでいた主人公にとって、そして妻のある身にとって、どう見ても不利な側の女社長と一蓮托生な関係にまでなってしまったのは果たして良かったのだろうか?というテーマが潜んでいる。いわゆる派閥的な世界が存在する組織に属していれば多かれ少なかれ巻き込まれる可能性のあるテーマでもあろう。フツーに考えれば利のある側につきたいものだが、女社長との体験とその魅力が逡巡させる。これを一般的な人柄や人徳などに置き換えれば組織人にとって普遍のテーマであることが分かる。官能的な世界を通じて社会的なテーマを題材にしていることが分かる。

自ら進んでピュアな世界に身を移そうとしたかの女社長に比べると、とんだ社命に従ったばかりに蒙ったとばっちりだとさえ思えてしまう主人公には不憫な一面もあるのだが、全てを失ったことで逆に失ったモノは無かったのだと、本当に大事なモノを得ることができたのだとする結末には含蓄があった。そして、そこに至るまでの経緯の後に、まるで花嫁姿のような衣装に身を包み、これをアナタ(主人公)のために着たのと言わんばかりに喜ぶ女社長の姿にはとってもキュートな魅力があって、何だかじわーっとくるものがあった。

さらに言えば、女社長の秘密は何も1つだけではない。颯爽と振る舞いながら内実では跡取りならではの重圧と戦い、分不相応と自覚しながら奮闘していた「本来の姿」は被虐的である。そのストレスの発散も兼ねて行われるのは主従の関係であり、それを官能的に描写することで女社長の、もう1つの隠れた面が暴かれていくギャップは本作のもう1つの肝であろう。歪みのある情交の形ではあるが、その歪みを恥じらいながらも正直に伝える女社長はやはり純粋な人なのである。そして、それに何とかして応えようとする主人公の本質もまた然りと考えたい。
『俺の女社長』のレビュー掲載元


祥伝社文庫では前作に『俺の女課長』という作品がありまして、打算で動くヒロイン(課長)に共感できず、全く以てスッキリしないというか、そんなことしてたら当り前だよね、と感じてならなかった結末も面白くなくて、久し振りに残念な辛口評価とレビューになってしまいました。

俺の女課長(2015年2月、祥伝社 文庫)
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-864.html




草凪先生としても思うところがあって、敢えて用意したキャラ設定とストーリー展開に結末だったとは思うんです。

それを良しとする読者もいるとは思うんです。

元より万人向けな官能小説など本当は存在しないと考えれば様々なアプローチがあって当然だと思うんです。

そんな作品の1つが『俺の女課長』だったのだと思います。



そして、本作。

この作品のヒロイン(社長)には全く以て打算がありませんでした。

会社の跡継ぎという「枷」が本来の純粋ピュアな心を縛り、颯爽と振る舞うキャリアウーマン然とした仮初めの姿を強要する。

そんな自分を解き放ちたくて、その方法を見つけられなくて、それが主人公と接したことで、主人公から思わぬ責めを受けたことで自分の中に潜む本来の姿が暴き出され、遂には隠していた秘密までをも解放しようとするかのように「枷」を捨てるに至る。



その先にあったのは本来の自分が本当に生き生きとできる理想郷でした。

傍から見れば落ちぶれたように見えても自分にとっては理想郷でした。



こっちの方が全然良い!と感じる自分は、そんな純粋な世界に憧れながら打算に満ちた現実を過ごしているのかもしれません。



◆新着情報
2015/11/6 発売

彼女の毒は蜜夜のまどろみ(徳間文庫)


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地井邦夫は浮気調査専門の私立探偵。つかんだ証拠で浮気夫から金を強請る。そのうえ依頼主である妻には気晴らしの浮気を焚きつけ、風俗に沈めて上前をはねる…。依頼者たちをとことん食い物にし、破滅の淵に突き落とすのだ。阿漕に稼ぐ悪徳探偵の金の行き先は、二十も年の離れた女子大生仲村美園だった。昼間は天使、夜のベッドでは高級娼婦のような美園に、地井は魅入られていた…。草凪エロス&ノワールの到達点。



2015/11/12 発売

快艶クックレシピ(双葉文庫)


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家事いっさい不得手だった主人公が、離婚の末に一念発起して料理にチャレンジ!そんな状況の中で、サポートをしてくれる女性は現れるのか?絶好調の超人気官能作家による書き下ろし。



相変わらずハイな出版ペースですね。(^^)

しかも、レーベル毎に作風を大胆に変えてくる懐の深さはさすがです。





※あらすじはAmazonより引用。
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叔母vs.北欧から来た母娘(著:庵乃音人、フランス書院文庫)

2015/10/23 発売

叔母vs.北欧から来た母娘

著:庵乃音人フランス書院文庫


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フィンランドから帰国した、母の友人・高瀬佐織(35)
瑞々しい肢体が悩ましいハーフ美少女・高瀬瑠香(18)
Hカップの豊乳に魅せられ、金髪処女に大胆に迫られ、
刺激的で衝撃的な誘惑に、隆太の理性は崩壊寸前。
熟叔母・春子(39)を巻き込み事態はさらなる泥沼へ。
期間限定の「四角姦係」が生んだ甘い修羅場の結末は!?


★★★★☆ 基本はこれまで通りのすれ違い切なさ決壊テイスト, 2015/11/10
基本的には「黒本」の前作『未亡人兄嫁・三十四歳-蕩けざかり』を踏襲した内容と言える。3人ヒロインで3Pから4Pと畳み掛ける官能クライマックスながら主人公と身も心も真に結ばれるのは……という展開で、争奪戦的な様相を呈しながらもお互いを気遣う優しさと切なさがあり、何よりすれ違いを繰り返す主人公との不器用な、そして、いじらしい愛情の交錯が見られる庵乃官能メロドラマである。

タイトルにも冠された「北欧」はフィンランド人とのハーフな帰国子女【瑠香】が主にエッセンスとして纏っている。主人公と同年の18歳で幼馴染み。金髪碧眼の快活な美少女で幼少期より主人公に想いを寄せているが、主人公の想い人はその母【佐織】35歳である。しかし当然ながら娘のお友達としての慈しみこそあれ男とは意識していない佐織につき、主人公の行動には驚き、戸惑うばかり。届かない想いを抱えながら、後には自己嫌悪に陥りながらも迫ってしまう主人公の迂闊さもあって序盤はとかくほろ苦い。

厳格な態度で常に接してくる叔母(亡父の妹)の【春子】は、第3章の章題に「ツンデレ」とあるものの、どちらかと言うと生真面目過ぎて煙たがられる感じの39歳。不甲斐ない主人公の行く末を案じる余りにキツく当たってしまう関係だったのだが、佐織と瑠香の母娘が一時帰国したことで変わっていく。しかし、その頑強な矜持によって道程は平坦ではなく、これにより中盤もまたほろ苦い。裏腹な言葉を発しながら激しく交わる2人の心は哀しく揺れている。

日が暮れなければ明けないように、本作もまた終盤で光が差し込むまでが重苦しく、主人公の振る舞いにも共感を覚えない面がある。しかし、時間の経過もあって劇的に豹変した佐織をクッションにして描かれる「夜明け前」は春子の名場面と称しておきたい。佐織による小悪魔なお膳立てによるものながら、心の片隅にいつも置いていた主人公への愛が決壊する春子を見てしまっては誰もが太刀打ち不可能であろう。その想いがまた逆説的で、つまり自分が身を引こうとする形で吐露する春子もまた最後まで春子らしかったと言える。

「がに股」や「剛毛」といった作者らしい拘りの描写が盛り込まれた官能面に加え、健気で一途なのに態度が一向に表へ出てこない春子には『独身叔母と人妻と高校生』(著:神瀬知巳)の叔母を彷彿とさせる一面があったように思えた。
『叔母vs.北欧から来た母娘』のレビュー掲載元


少なくとも「黒本」ではこの路線がすっかり定着したと言ってもよさそうですねぇ。

ホントは内心想っているのに何かとしがらみがあって、何より自分を曝け出すのが照れくさくて、悶々と憂いている間に別の女がどんどん近づいてきて、最後は想いがどか~ん!と決壊するという流れ。



許されない関係なのですから憂うのは当然でしょう。

年上の自分が少年に告白するのも憚られることでしょう。

でも、他の女に持っていかれるのは許せない!



要するに、この路線で庵乃先生が描くヒロインは総じてツンデレなのですw

それが最も顕著だったのが本作とも言えそうですネ。



それでも最後は保護者的な大人の矜持を見せるところがドラマチックでした。



にゃらさんのブログにある本作の紹介記事はコチラ。
誘惑官能小説レビュー 庵乃音人「叔母vs.北欧から来た母娘」

庵乃先生がブログに投稿された自著解説はコチラ。
庵乃音人うずまき日記 - 10月23日『叔母vs.北欧から来た母娘』発売!





レビューにも記しましたけど、基本的な構成は『未亡人兄嫁・三十四歳-蕩けざかり』とほぼ同じです。この作品もクライマックスのドラマ性が高くてちょっとホロッときてしまいますよね。

未亡人兄嫁・三十四歳-蕩けざかり(フランス書院 文庫)
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-899.html




また、ツンデレ叔母の春子さんに似た人がいたなぁ~と思ってまして……誰だったっけ~?あ、あの作品のヒロインだ!あの作品のヒロインも叔母だった!と思い出したのが神瀬作品でした。

独身叔母と人妻と高校生(著:神瀬知巳、フランス書院 文庫)
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-389.html




確か、この作品の叔母もイイ感じなツンデレでしたわ~。(^^)



◆新作情報
2015/11/8 発売

桃色無限ループ(イースト・プレス悦文庫)


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27歳の豊は、冴えないサラリーマン。営業成績は一向に上がらず、同期の吉川とはどんどん差が広がるばかりだった。そんな時、後輩である静江に密かな想いを抱く。隣室に暮らす美しい未亡人、小夜子に邪な気持ちを抱くことはあっても、静江に認めてもらいたい一心で仕事に打ち込んでいた。そんな時、ひょんなことから吉川と静江が交際していることを知ってしまい、やけになった豊は同窓会で酩酊。気付いた時にはかつてクラスのマドンナだった人妻、美紀と二人きりでバーにいて……。


2015/11/28 発売

催眠〈仮〉(竹書房ラブロマン文庫)


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竹書房ラブロマン文庫の方は正式タイトルも書影もあらすじも現時点ではありませんが、先月発売の本作に続いて今月は2冊出ます!





※あらすじはAmazonより引用。
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ひかりTVブックの「フランス書院文庫通信」

ひかりTVの電子書籍サービス「ひかりTVブック」には幾つかの継続的な特集がありまして、毎月のリアルドリーム文庫特集もその1つですが、実はフランス書院文庫も定期的な特集コーナーがあります。

ってか、つい先日知りました。(^^;)ナハハ




フランス書院文庫通信

あなたの夜のお供に。フランス書院編集部が厳選!!





毎週水曜日に更新されているようで、11/11(水)が第57回と随分前……1年以上前?……から続けられていたようです。

第57回11月11日更新
http://book.hikaritv.net/book/static/francetuusin/data/151111.html


過去の回も残ってますよ。



新旧を取り混ぜた5作品が紹介されていますけれども、このコーナー向けのコメントもあったりして興味深いです。(^^)



2009/1/23 発売

独身の熟女・独身のお姉さん(著:弓月誠)


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「もっとしたい? 若いから毎日じゃないと物足りないのね」
羞恥に頬を赤らめつつ校内で38歳の熟肉を捧げる担任女教師。
禁忌の思いに身悶えながらも教え子とつづく淫らな課外授業。
少年の熱すぎる欲情に、独り身の渇いた身体が溺れていく。
25歳のスチュワーデス・絵梨の登場がさらなる嵐を……
二人の独身美女が高校生を奪い合う、危険な三角関係!


フランス書院文庫通信の紹介文〉
Web小説でも人気だった作品が、完全版で電子書籍に登場!アラサーのスチュワーデスと、アラフォーの担任女教師の間で悩み惑う高校生。本格派誘惑小説の旗手・弓月誠が贈る、安心印の誘惑小説。

◆当ブログの記事 → http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-558.html



1994/7/25 発売

人妻-梓(著:鳳春紀)


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ひかりTVブックはコチラ。<フランス書院文庫
ひかりTVブックはコチラ。<おとなの本屋・さん>
淫洞を這いまわる男の指が快楽の源を捉える瞬間、
括約筋が、秘唇が、下半身全体が収縮する。
信じがたい、夫とでは絶対に味わえない愉悦だった。
もっと抉って!舐めて!犯して!……
処女と見紛う女体に熟れた性感を宿す人妻梓が、
謎の男に魅せられ、理性を忘れて落ちていく淫罠。


〈フランス書院文庫通信での紹介文〉
端麗な文章でフランス書院文庫〝通〟にはおなじみの鳳春紀。本作で、第1回フランス書院文庫新人賞を受賞しております。「頭抜けた描写力、過激なシチュエーション」と絶賛された魔筆をどうぞご堪能ください!

◆当ブログの記事 → http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-931.html



今回の5作品のうち2つは読了していたようで、当ブログに投稿記事がありました。



毎週水曜日にチェックしたくなりましたねぇ。



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美姉-尻肉〈ヒップ〉嬲り(著:倉貫真佐夫、マドンナメイト文庫)

1994/12 発売

美姉-尻肉〈ヒップ〉嬲り

著:倉貫真佐夫マドンナメイト文庫


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秘めやかな谷間にもぐり込む義姉・佳世の指――満たされない女体の秘密を垣間見た時、体奥からこみ上げてきた少年の欲望はその絖光る尻朶を蹂躙するにとどまらず、想いを寄せる同級生、美人教師へと向かい……


★★★★☆ 美しい義姉にSMが目覚めた少年, 2015/11/8
初心で純朴なるも性には多感な中学生が憧れの美しい義姉(兄嫁)に秘められたM性に気づいたことで、後には担任の女教師や同級生の女子生徒達をも統べる「ご主人様」にまで駆け上る話。剃毛するのは当然とばかりに、タイトルで示されるお尻への執着もしっかりな全編これSMテイストである。

始まりは兄夫婦の夜の営みを覗き見たことから。清楚で淑やかな義姉が縛られていたことに驚きつつ興奮する主人公だが、それが義姉の要望だったと知って次は自分が義姉を喜ばせようと考えるに至る。緊縛を含めたSMにさしたる興味も無い夫では満足しない義姉だからである。かなりの被虐志向を持つ義姉だということが見えてきてから始まる主人公との情事は、義姉からの誘惑的アプローチから始まることでなかなかに甘い空気が流れる序盤となる。夜毎に密会しては「虐められるの?」と聞きながら内心の『虐めてもらいたい』願望を滲ませていく義姉の、しっとりとしていて淫らさも全開な魅力が存分に弾けている。

しかし、義姉のために様々な玩具を用意し、自作し、環境を整えていく、つまり、義姉に喜んで欲しい一心からSMへの追求を深めていく主人公は次第に義姉の予想を超えるエスカレートを見せていく。自宅敷地内の裏手にある蔵は最早SM小屋である。そんな主人公の底知れなさに翻弄され、昂りを極めていく義姉は被虐の海に溺れるばかり。

そんな義姉には主人公の担任である女教師との関わりが過去にある。つまりはドSな女王様が百合属性を携えて後半より登場してくる訳だが、過去の経緯もあって義姉の責め役がしばらく女教師に変わることをやや残念に感じながらも、今や魔少年に成長した主人公の手管に男嫌いをも屈服させられる女教師との逆転の官能は目新しいものとして迫ってくる。

これに主人公へ淡い想いを寄せる同級生や、その友人(どちらも女教師が顧問を務めるテニス部員)といった少女達も巻き込まれていく後半は情念と被虐の肉欲とが入り交じる修羅のSM絵巻といった様相を呈していくのだが、場面転換してからの、夫への気持ちが消え去っている義姉の最後の言動によって、主人公を頂点とする主従ピラミッドが完成しながらも主人公と義姉の2人だけは特別であることが示されており、この原点にきちんと帰ってくる幕の引き方で読後感がぐんと向上している。
『美姉-尻肉〈ヒップ〉嬲り』のレビュー掲載元


あらすじにある「絖光る」は『ぬめひかる』と読みます……調べました。(汗)



「美姉」はサブタイトルだからメインと分けて、「尻肉」には〈ヒップ〉とルビがあるから明記して……と、マイルールでタイトルを示していますが、本作のようなタイトルだとちょっと迷いが生じます。

と言いますのも、Amazonを始めとする書籍サイトがおそらく国立国会図書館のデータベースから情報を引っ張ってきていると思うのですが、その表記が『美姉尻肉嬲り』なものですから右倣えしちゃってるのだと思うのですよ。



美姉尻肉嬲り




いえ、まぁ、何を迷うのかと言いますと、こっちの方が収まりが良いというか様になってるというか……。(^^;)

何だか往年のにっかつロマンポルノのタイトルっぽくて良いじゃないですか!(笑)

こういう時はちょっと迷うんですよね~。



ついでに言えば、国立国会図書館は奥付に記載の出版年月日で統一しているようなので本作は「1995年1月」(実際は1995年1月25日)となっていて、これも多くの書籍サイトがそのまま使っているものと思われます。

最近の作品でもマドンナメイト文庫は1ヶ月くらい後の日付を出版年月日としているので、実際の発売日はたぶん「1994年12月」であろうと。

ただ、この頃の作品になると実際の発売年月まで分かっても、さすがに「日」の確定にまでは至らなくて……。orz



SMテイスト満載でしたけれども、タイトルおよび作中では「美姉」としている義姉(兄嫁)の佳世さんがとっても素敵な作品でした。(^^)



余談ですが、カバーの折り返しに書かれている同月発売作品の一覧を見ると、ヒロイン12歳ってのがありまして……さすがなり1994年のマドンナメイト文庫!w



1994/12 発売

十二歳-わいせつな粘膜(著:吉野純雄)


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検索したら表紙が予想以上にド直球だった。(^^;)





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ねっとり嫁母〈よめはは〉疼き発情〈ざか〉り(著:西川康、富士美コミックス)

2015/8/10 発売

ねっとり嫁母〈よめはは〉疼き発情〈ざか〉り

著:西川康、富士美コミックス


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朝までいっぱい孕ませて♡
仕方ないの女の本能なんだもの
描き下ろしカラーマンガ付きのイキまくり喘ぎ悶え276P!

全作品ナマ中出し♡
「一人でするのと全然違うぅっ!!!」
「子種が欲しくて堪らなくなったうってェーっ♡」

性に抗えない女たちがたっぷりアソコを濡らしてイキまくり♡欲しがる子宮にたくさん射(だ)して♡いっぱいかけて♡西川康が描く白濁汁まみれの淫宴、ここに開幕っ!
(引用元:公式サイト


★★★★☆ タイトルに由来する中編の出来が良過ぎて……, 2015/11/4
本作のタイトルや表紙の由来であろう冒頭の『娘の彼』(番外編+前後編)の出来が良過ぎて、後に収録されている他の短編や中編が全く以って霞む作品集である。個人的な好みかもしれないが、番外編を大幅に書き下ろして単独の1冊にしてほしかったくらい。

以前から通学電車内で生徒(主人公)との戯れを抵抗しながら(内心ではちょっと期待しながら)受け入れていた担任の女教師には娘(主人公とは同級生)がいて、その娘と主人公が卒業後に結婚したことで女教師から義母になるというストーリーの良さに加えて学校内や結婚式場、そして新しい家庭内といったシチュエーションで、その時々に嫁(娘)の目を盗んで迫れられては抵抗し、逡巡しつつも最後は受け入れ、自らも求めてしまういやらしさに満ちている。軽妙なテイストで読み心地も良い。

『黒妖精』は1話が22頁から24頁に26頁といった、やや変則的な全5話の中編だが中世異国ファンタジー的な世界観が本作ではかなりの異彩を放っている……違和感というくらいに。

と言うのも、あとがきによれば2年振りの単行本でジャンルも年齢も様々。古い作品も詰め込んだそうなので、収録作品の方向性に多少の不一致があっても致し方ないところか。ついでに言えば、16頁の作品もありつつ全体的には24頁が多いのでなかなかの厚みと重量感である。

他には学園モノを中心にした愛情物語から羞恥や相姦に凌辱といったバラエティのある短編が6作品並んでいる。華奢なボディラインに巨乳(一部にローリーあり)の特徴的な肢体が屈曲位で激しく交わる淫猥度は総じて高い。
『ねっとり嫁母〈よめはは〉疼き発情〈ざか〉り』のレビュー掲載元


もぅ、完全に表紙買いしちゃいましたね、ええ。(^^;)

いや、西川先生は初めてじゃないので中身は信頼してのことですけどね。

ひとの妻(2010年7月、富士美コミックス)
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-192.html




そして、『娘の彼』に出てくるヒロインのお母さんが素敵過ぎ!

「ち、ちょっと……やめなさい」とか言ってるうちに剥かれちゃって、貫かれちゃって、ガマンしているのも堪え切れずに感じちゃってメロメロのトロトロ……い、いやらしい。いやらし過ぎる。

そして、可愛い過ぎる。(^^)



レビューにも記しましたけど、『娘の彼』の拡大版、超希望!





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初体験四重奏-義母、義姉、新任女教師、隣人妻と(著:星悠輝、フランス書院文庫)

2015/10/23 発売

初体験四重奏-義母、義姉、新任女教師、隣人妻と

著:星悠輝フランス書院文庫


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「こんなに大きくして……溜まっていたのね」
息子のズボンを下ろし、肉茎を優しくしごく美佳子。
義母の自慰を覗いた日から始まった禁断の母子姦係。
舌を絡めるキス、柔らかなふともも、甘い手コキ……
性に溺れる僕に今度は兄嫁が「子作り」の申し出を……
四人の年上女性から順繰りに教わる筆おろしメドレー!
(引用元:Amazon)


★★★★★ じわじわ進む前半と弾ける後半, 2015/11/3
4人もヒロインがいれば出番の多い少ないに差が出るのは致し方ないところだが、むしろ主人公との関わり方によってメイン・準メイン・サブとしっかり分けることでメリハリがつき、ストーリーにも味わいが出てくる。大小様々な布石を打ちながらきっちり回収していくキメの細かさで練られたストーリーには、主人公の大学受験から進学といった時間経過の中でヒロインとの出会いと別れと再会が効果的に盛り込まれていた。

義姉【詩乃】29歳 - 主人公の兄の妻、つまり兄嫁な詩乃は出番の最も少ないサブヒロインだが、訳あって主人公とは公認で結ばれる必要に迫られる。淑やかなお嬢様気質で所作も丁寧ながら若干世間知らずな天然の素養もあって、何よりお家大事の危機感から素直に主人公の「お子種」を頂戴しようと頑張る。

新任女教師【留美子】23歳 - 新任と言うより代用教員の留美子は前半の準メイン格。主人公の悩みに禁忌の秘密があることを知り、その最後の一線を越えられるよう取り計らうキューピッドを担うことに。ただし、その方法は大胆な挑発であり、恋心も芽生えて積極的な留美子の姿には女教師にあるまじき淫さが際立っている。

隣人妻【麗奈】31歳 - モデル並みの美貌とプロポーションを誇る麗奈は後半のメイン格。プライドの高さを感じさせる言動で自身が楽しみながら主人公をともどもさらにエスカレートした世界へ導くことになる。出番はさほど多くないが、その中で今後の主人公達に必要だった官能要素が凝縮されている。

義母【美佳子】35歳 - 作品全体を通した盤石のメインヒロイン。主人公への母性的な好意が愛情めいたものへと変わり、最後は母の立場を残しながらも深く愛し合うまでになっていく。序盤のちょっとしたことに端を発しながら進展しなかった関係は、留美子と麗奈という2段階のトリガーによって徐々にだが劇的な変化を遂げることに。終盤の小悪魔チックに淫らな変貌はなかなかの破壊力である。

母の矜持を維持する美佳子の移ろいに合わせるかのように、チェリーで始まった主人公は最後まで「皮被り」だったり、そのせいか果てるのは割と早かったり、最後の最後まで生挿入が許されなかったりといった現実感が横たわる中で、展開もまた古風なテイストを残している。そのため、じわじわ進む前半は官能的に物足りないのだが、一線を越えてからの弾け方が素敵にいやらしいので読後感は実に良好。これもまたストーリー展開の良さならではと思うところだが、惜しむらくは美佳子と結ばれる場面をもう少し前倒しできたら淫猥度がさらに増したのでは?と感じるところか。
『初体験四重奏-義母、義姉、新任女教師、隣人妻と』のレビュー掲載元


正直に言っちゃいますと、序盤はイマイチ面白くありません。

相応に官能描写も出てきますけど、あまりいやらしくありません。



しかし、中盤から急激にいやらしくなります。

そして、終盤では猛烈にいやらしくなります。

最終的には素敵な読後感を得られます。



義母の美佳子さんが素敵です。(*^^*)



にゃらさんのブログに本作の詳細な投稿記事があります。
誘惑官能小説レビュー 星悠輝「初体験四重奏 義母、義姉、新任女教師、隣人妻と」





往年の誘惑路線を継承する堅実な作風はこれまで通り。

それでいて官能成分はしっかり濃厚。

今回もしっかり星先生の作品です。(^^)





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女子アナのSとM(著:常盤準、廣済堂文庫)

2015/5/22 発売

女子アナのSとM

著:常盤準廣済堂文庫


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食品メーカーの広報宣伝部カメラマン・江守慎二は超人気女子アナ・谷山詩織と高校の同級生でしかも同じ放送部に所属していた。インタビューの仕事を通して再会したふたりは、高校時代のエッチ体験を再現し、さらにエスカレートさせて……。美人女子アナたちとのとめどないセックスを赤裸々に描く官能ロマン!(引用元:Amazon)


★★★★★ SMプレイではなく普段のいやらしさ満点テイスト, 2015/11/1
タイトルからSM作品かと早合点してしまいそうだが、お遊び程度の軽い縛りがあるくらいで、プレイとしてのSM要素は皆無。つまりは属性の意味合いなのだが、これがいろいろと変化する。Sかと思っていたら実はMっ気たっぷりな女子アナだったり、夫を責め立てるS気質な人妻先輩女子アナだったり、この2人が時としてSになったりMになったりする。そして何より2人のイニシャルであり、シオリン、ミカリンの愛称で国民的人気の女子アナという設定である。

主人公とは高校時代の同級生だった27歳の女子アナがメインヒロインであり、ストーリー展開を含めて全体に漂うのはこれまで通りの安定した常盤作品テイスト。すなわちモーレツにいやらしい官能描写のオンパレードである。とりわけ全6章のうち第4章までを主人公と2人で過ごす淫靡な蜜月は相当ないやらし破壊力。高校時代から秘密の関係があった2人が再会し、当時の関係が復活するかと思えば予想外な主従関係になってエスカレートしていく。可愛らしい容姿とキャラで人気の女子アナが実は内に秘めていた淫らな本性を様々な羞恥で暴いていく主人公は、昔とは立場が逆転した驚きもあって次第に調子にも乗っていく。しかし、それは後の伏線だったりもする。この辺りの布石の打ち方はさすがと言える。

ただ、30歳の人妻先輩女子アナが登場して風向きが変わる第5章からは唐突さと性急さが感じられ始める。女子アナ2人の関係性や内心思うところといった細部にまで目配せしたドラマ性の向上は見られるものの、やはり終盤の2章では詰め込みの感が否めない。SとMが入り乱れる女子アナ2人の方が一枚上手だったという結末も悪くはないし、『休診日-人妻誘惑クリニック』(マドンナメイト文庫)でも見られた「タンデム3P」と言える特徴的なプレイもあって官能密度は高まるのだが、先輩女子アナの立ち位置を今少し控えめにすることで纏まりの良さと違った読後感を得られたかもしれない。
『女子アナのSとM』のレビュー掲載元


常盤作品を読むといつも感じること。

それは、最初に出てきたメインヒロイン1人だけで最後までいけばいいのに!

もうね、メインヒロインと戯れまくってヤりまくる前半がスンゲーいやらしいんですよ。

本作もそう!



イイ感じにラヴラヴイチャイチャしながら責められるのを待っている、期待しているヒロインの淫らさがホント堪らんのですけれども、後半から2人目が出てくると風向きが変わっちゃう。

いや、起承転結の「転」でもありますし、後半は後半で別のいやらしさはあるんですけど、前半の勢いがちょっと削がれるんですよねぇ。

ちょっと散漫な印象になるとでも言いましょうか。

いつか1人ヒロインの激甘淫らな常盤作品を読んでみたいなぁ~。



◇関連作品
2015/7/3 発売

女子アナが同級生(綜合図書)


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スポーツ新聞のカメラマン・阿部祐二は毎朝、テレビの情報番組を見るのが日課。26歳の女子アナ・春日智実の可愛さに癒されている。彼女はハツラツとしたミニスカート姿がドレートマーク。つぶらな瞳の端正な顔立ちから人なつっこさがにじみ出ていて、世代を超えた人気者だった。実は祐二と智実は高校の同級生。同じ新聞放送部に所属していた。ある日、インタビューに同行した祐二は8年ぶりに智実と再会する。取材後、2人きりに。すると彼女はいきなり祐二の手首を縛り上げて、強引にキスをしてきた。「興奮してるのね……ポチ」。高校時代、祐二は「ポチ」と呼ばれて、彼女のオモチャにされていたのだ。大好きだったツバ飲みをさせてもらい、快感に酔いしれる祐二。あの頃は目隠しされてしていたシックスナイン。でも、今なら彼女のオマ○コを見ることができて……。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】(引用元:BookLive!)



本作の後に出た電子書籍の短編ですが、どうやら主人公の設定をシンプルな形に変更してから本作の序盤部分を再構成したように思えます……推測の域を出ませんが、「ポチ」が決め手ww





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とある電子書籍サイトで人気第1位の作品

ひかりTVの電子書籍サービス『ひかりTVブックス』の官能コーナーをつらつら眺めておりましたら、ある時代官能小説のシリーズが現在人気1位だったものですから、ちょっと興味が沸きまして……。(^^;)



お浄根濡れ九郎シリーズ

著:天宮響一郎学研M文庫


天宮響一郎
新潟市生まれ。脚本家としてテレビ時代劇、アニメ、ビデオなど作品多数。ノベライズに『妖獣教室』『妖獣学園』シリーズなど、筆名で多数執筆。



2002年から始まったシリーズのようですが、母と姉を凌辱して惨殺した一味を追いかける主人公が各地で活躍(?)する展開は時代官能の凌辱路線でよくあるパターンではありますよね。





2002/9/10 発売

お浄根濡れ九郎-蒼刃


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母と姉に凌辱の限りを尽くし、そして無惨にも命を奪って闇の中に消えていった男たち。その陰惨な記憶の中に浮かぶただ一つの手がかり――観音彫りの鼈甲玉を埋め込んだ魔羅。復讐の鬼と化した香取古神道流の必殺剣が、淫欲地獄に蔓延る悪を斬る!書き下ろし長編!



2003/3/11 発売

お浄根濡れ九郎-紅刃


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観音彫りの鼈甲玉を埋め込んだ魔羅を持つ、七人の男たちを仇と狙う濡れ九郎。邪教・立川流の流れを汲む淫教団のなかに、母と姉を凌辱の果てに無惨にも殺したその男たちの影を見た濡れ九郎は、淫風吹き荒ぶ魔窟へ単身、乗り込んでいく。しかし、そこには濡れ九郎をひそかに慕っていたお奈美が、淫教の生け贄となり、淫乱地獄の底で喘いでいた……。濡れ九郎の憤怒の刃が、深く暗い闇を斬り裂く!



2003/7/8 発売

お浄根濡れ九郎-烈刃


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嵐の夜、母と姉を凌辱し、その果てに無惨にも惨殺した七つの黒い影――十数年前の遠い記憶の中に浮かび上がる、観音彫りの鼈甲玉を魔羅に埋め込んだ男たちへの復讐を誓う濡れ九郎は、色欲のままに双子の女軽業師を拐かし、淫虐の限りを尽くしていた、凌辱団の首領・権蔵と千阿弥を追いつめるが……。香取古神道流奥義「兜引き」の必殺剣が讐鬼の刃となって、仇敵を地獄へ誘う!



2003/11 発売

お浄根濡れ九郎-情刃


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権力の座を狙う一橋治済の密命を帯びて大奥へ入りこんだくの一・お鈴は、淫技を駆使して将軍家治のお手のついた女たちを色地獄へと堕としていく。一方、母と姉を凌辱して惨殺した男たちに復讐を誓う濡れ九郎は、仇の一人・菊左が切羽詰まった挙げ句、大奥に逃げ込んでいることを突きとめ、その影を追い大奥深く潜入していく…。淫靡な風が渦巻く大奥に、香取古神道流の剛剣が煌めく。



2004/2 発売

お浄根濡れ九郎-白刃


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母と姉を惨殺した男たち七人に復讐を誓った濡れ九郎は、船宿の女将・お蓮とともに、六人までを怨讐の闇の中に葬ってきた。しかし最後の一人権蔵は、濡れ九郎を嘲笑うかのように小百合、千代里、お初と次々に無垢な女たちを凌辱していく。そして権蔵が、隠した砂金を取りに伊豆に向かったと知った濡れ九郎は、その影を追って東海道を西に踏み出した…。淫欲にまみれた悪に復讐の閃刃が煌めく。



シリーズとしては第5弾まであったようですが、電子書籍が完備されているのは今のところナゼか第3弾までみたいでして……。(^^;)

濡れ九郎の復讐は果たされたのでしょうかね。





〈続編〉

濡れ九郎お浄根控シリーズ


「穢れた体など、浄めればよいのだ……!」凌辱された女の心身を絶望の淵から蘇生させる、美剣士・お浄根濡れ九郎。その香取古神道流の必殺剣が、淫欲地獄に蔓延る悪を斬る!お浄根濡れ九郎シリーズに続く新シリーズ。



2004/7 発売

濡れ九郎お浄根控 -雪蓮花


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養父の上役である秦野重四郎の卑劣な罠によって色地獄に堕ち、無惨にも凌辱される千登勢―。両親を死に追いやった男に復讐を誓い、許せぬ仇に自らの肢体を賭けて「座敷鷹」の勝負を挑んでいくお染―。火付盗賊改の悪同心の毒牙にかかり、蹂躙される無垢な花巡礼おりん―。修行僧・巌界から「お浄根」の秘術を授けられた濡れ九郎の、香取古神道流兜引きの必殺剣が淫虐の限りを尽くす悪を斬る。



2004/11/14 発売

濡れ九郎お浄根控-花と龍


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流行り病で亡くなった無縁仏が集められている回向院で、背中に大蛇の刺青を彫られた若い女の死骸が見つかった。殺しだと直感した八丁堀同心の杉崎伊織は調べを始めるが、その矢先またもや刺青を入れられた女が惨殺された。懸命の探索で刺青師の彫辰が浮かぶが、すでに身を隠したあとだった。そして彫辰が白羽の矢を立てたのはお蓮だった。お蓮に忍び寄る危機に、香取古神道流の秘太刀が華麗に舞う。



タイトルに「控」とあるくらいですから、まぁ、サイドストーリーなのでしょうねぇ。

後日譚か、あるいは前日譚なのでしょうか。

しかし、どれも素敵な表紙カバーイラストですナ。(^^)



紙の書籍が発売されてから時を置いた2011年から2012年といったところで順次電子書籍化されたのが今になって人気を博している要因なのでしょうかねぇ……どうなんでしょ。





※あらすじはAmazonより引用。
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人妻玲子-調教の軌跡(著:小菅薫、フランス書院文庫)

1991/1/23 発売

人妻玲子-調教の軌跡

著:小菅薫フランス書院文庫


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「綺麗なオッパイを見せろ。パンティを脱げ……」
正体不明な男からの理不尽な電話、淫らな命令に、
人妻玲子の体内を被虐の血が駆けめぐる。
恥ずかしい姿を見られたい。恥ずかしいことをしたい。
もう一人の自分に操られ、玲子は背徳に溺れゆく。
(引用元:公式サイト


★★★★☆ 姿なき脅迫者に屈しながらオンナが花開く人妻, 2015/11/1
「人妻玲子」はサブタイトルで『調教の軌跡』がメインである。しかし調教と言ってもSMチックかつ直接的なものではない。邸宅の1階をアパートとして間借りさせ、その管理人でもあるが基本的には裕福な暮らしを送る、いわゆる有閑マダムな人妻玲子(28歳)に突然沸き起こったストーカーからの淫らな脅迫。この犯人探しと真相を突き止めようとする中で、常に一枚上手な相手に翻弄され、屈してしまい、その要求に嫌々ながら応じていくうちに心の変化が訪れるという展開である。

年老いた義父を介護する20歳のヘルパーが出てくるもののヒロインは玲子1人。その玲子の家庭環境に加え、いかにもな住人をアパートに住まわせて謎解き方面にも用いながら、官能面でしっかりと役割を与えることで様々な角度から1人ヒロインを描き出す手腕はさすがといったところ。

さらに言えば、当時の作風なのでストレートな官能描写は控えめかつ終盤からとなるが、次第に堕ちていく玲子の心情を、官能的な側面からだけでなく、悪夢のような、あるいは淫夢のようなアプローチからも描いている。脳内に映像としてイメージしやすい文章表現は、かつて数多の作品が映画化された作者の真骨頂でもあろうか。

一向に姿を現さない相手に業を煮やす玲子ではあるが、度重なる破廉恥な要求を渋々ながら受け入れていくと次第にこれこそ自分が本来求めていたことなのだろうか?と思い始める。大きな不満はないが刺激もない毎日に対して澱のように沈殿していた感覚が次第に目覚めていくような、そんな心持ちが沸点に達しそうな時に訪れたクライマックスさえも期待が裏切られた玲子に去来した境地は何だったのだろうか。

ある意味では割り切ったような、もしくは吹っ切れたような潔さをも感じさせる結末は曖昧ながらもどこか凛とした清々しさがある。最後まで人を喰った態度の相手にすれば、これが玲子というオンナを開花させた「調教」の結果であり成果だったのであろうか。
『人妻玲子-調教の軌跡』のレビュー掲載元


当ブログにもとうとう小菅薫先生の作品が並ぶようになりましたけれども、何だかんだ言ってもフランス書院文庫30周年の復刊シリーズは相応に効果をもたらしてますよね、DSKの中ではw

特集:フランス書院 30周年記念復刊シリーズ
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-884.html




嶋悦史先生の作品もこれで触発されなければ読んでいませんでしたもの。

イイ感じに温故知新させていただいています。(^^)



さて、本作は2015/11/3時点で未だ電子書籍化されておりませんので、書店へのリンクを一応は張っておきましたけれども現状の入手方法は古本しかなさそうですね……。

あらすじがまだ6行で確立される以前の1991年作品で「調教」とは如何に?と思いましたが、周辺を超絶に嗅ぎ回っているのか、気味が悪いほどにヒロインのことを何でも知っているストーカーによる脅迫……による焦らしの連続でした。

その標的となるヒロインが玲子さん1人ですから、その発端からじっくり描いているんです。

で、邸宅1階の部屋を貸している住人の男が犯人だと勘違いして接点ができちゃう。そして、その男との関わりが別のピンチを招くといった複線の構造になっているのが上手いなと。

さらには家庭環境にも悩ましい事態がある中で電話で度々呼び出されては破廉恥な要求を強いられて、それに従っているうちに何だか妙な感慨が芽生え始めて、やがて夫との夜の営みも空虚なものになっていくという流れでした。

遠隔コントロールされている羞恥によって焦らしに焦らされていくんですね。



これまで多数が映画化されてきた小菅作品ですが、本作も(相当に古くはありますが)成人映画のDVDが出ています。

2005/03/25 発売

人妻玲子-調教の軌跡1


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「フランス書院」で好評を博した小菅薫原作の官能小説を映像化した「人妻玲子」シリーズ第1弾。優しい夫と平穏に暮らす玲子の日常は、一通の手紙で崩壊する。失くした指輪を拾ったという男・本郷からの要求で、彼の部屋に行く玲子だが…。R-18作品。
DMM.R18はコチラ。
ここ数日、玲子は淫らな幻想に悩まされていた。夫との生活は何の不満もないはずだった。しかし、玲子は毎夜不吉な夢を見、胸騒ぎをおぼえていた。


2005/03/25 発売

人妻玲子-調教の軌跡2


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「フランス書院」で好評を博した小菅薫原作の官能小説を映像化した「人妻玲子」シリーズ第2弾。玲子は隣の主婦・早苗に誘われスイミングスクールに同行し、コーチの隆史に目を奪われる。彼の若く逞しい肉体の魅力に溺れていく玲子だが…。R-18作品。
DMM.R18はコチラ。
北条玲子。死んだ姉の夫と再婚し、表面上は優しい夫との幸せな生活を過ごしていた。しかし、夫との間にはSEXも殆どなく、ストレスと肉体の火照りは募るばかり。


2005/03/25 発売

人妻玲子-調教の軌跡3


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「フランス書院」で好評を博した小菅薫原作の官能小説を映像化した「人妻玲子」シリーズ第3弾。ある日、玲子は向かいのマンションの窓辺で痴態の限りを尽くす女を見てしまう。街でその女に出会った玲子は思わずその後をつけてしまう。R-18作品。



まぁ、案の定と言いますか、作品を重ねる毎に原作とは名ばかりの別内容になっていってるようですけどねww

何しろ女優さんが全部違うから、もはや別作品でしょ!みたいなwww





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tag : フランス書院文庫 小菅薫

揺れるスカート(著:みき姫、エンジェルコミックス)

2015/9/17 発売

揺れるスカート

著:みき姫、エンジェルコミックス


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ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

魔性の女神に恋焦がれ―――気だるさが漂う夏の終わり、自転車に乗ってスカートを揺らしながら、町に色っぽい美熟女が現れた。彼女の名はよしの。新しく出来た小さなスナックのママ。男たちは彼女の噂で持ち切りに。材木店で働く若者・瑛太も妖艶な魅力の虜となるが……(引用元:Amazon)


★★★★★ これまでの路線を踏襲しながら主人公の立ち位置が変化, 2015/10/25
夫や彼氏ある身のヒロインを最終的には寝取る形でこれまでストーリーを展開してきた作者が、初めてだろうか、今回は主人公の立ち位置を変えて違った結末を描いたことで新味が出た作品と言える。

21歳の主人公が大人の女性に一目惚れし、想いを募らせ、というか拗らせ、若さに任せて突っ走る、脇目も振らず暴走するといった、まさに若気の至りが描かれており、既に形成されている大人の関係に楔を打ち込もうにも動かず、その絆は揺るがず、最後は敗北を認めざるを得ない虚しさがそこにはある。しかし、敗北を知らしめられるまでは諦められず、何よりヒロインの気持ちをずっと計りかねている間は想いを爆発させ続ける主人公が、どうにかして自分に振り向かせたいと時と場所を変えて責めに責め立てており、これが官能面を引き立たせる構図となっている。

心を通わせている人がいるとはいえ、訳あって体は満たされていないヒロインが「求めに応じているだけ」と言いながら主人公との逢瀬を悦びに変えているのはズルいなぁと感じるところではあるが、それでもやはり扇情的で淫猥度の高い官能描写が次々と出てくるし、何より向上した作画力で描かれるヒロインの佇まいと作中の存在感がかなり魅力的だけに、読み手としてはこの複雑な三角関係を主人公の側に立って応援しつつも思わず傍観するような、そんな読み方もしてしまうところだろうか。それとも優しさと思いやりを見せる「心を通わせている人」が刺激を受けて発奮した姿にある種の共感らしき思いを馳せてしまうだろうか。

と言うのも、壮年以上の読み手ならば(本作のような体験ではなくとも)自身に「若気の至り」の1つや2つは身に覚えがあり、ほろ苦さは残りながらもそれは1つの思い出として後の主人公が振り返る姿に同調できるからであり、同時に、相方に不憫な思いをさせてはいないだろうかという気持ちにも同調できるからである。もっとも、実は彼氏に相手にされないというサブヒロインがいて、その彼女からも「代役」扱いとなっている主人公には同調したくないものである。

もしかしたら、人によって本作はちょっと触れたくない青春のノスタルジーが苦笑いとともに思い起こされるような、そんな作品でもあるのかもしれない。
『揺れるスカート』のレビュー掲載元


レビューにも記したように、これまでは若い主人公が熟女ヒロインに恋して最終的には寝取ってしまう展開を主軸にしてきたみき姫先生が、今回は逆パターンと言いますか、やっぱり大人の世界には太刀打ちできないなぁ~という顛末を描いたことに新味を感じた作品でしたね。

こういった展開だとフツーはがっかりな読後感になるものですけど……本作も基本的には同様な感覚になりますけど……それはそれとして、本作ではヒロインの奥底にある揺るぎない心情が込められていたようにも感じまして、むしろ自分の若かりし頃のほろ苦い体験を思い出すような、そんな感覚にもなりましたねぇ。(^^;)ナハハ



やっぱねぇ、最後に描かれているのは「若気の至り」だと思うんですよぉ。



つまり、思いのたけをぶちまけて真っ直ぐに向かってくる主人公の小さな世界観に気づいている大人の女性には最初から届かないというか別世界にいるというか……もう少し大人になってからネ、みたいな感じがしたんですよねぇ。



そう、言ってしまえば本気なように見えて実はあしらわれているような弄ばれているような……あぁ、これは小悪魔の魔性の罪なのですw





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