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2015年8月の「気になる」官能書籍

2015年8月発売予定の官能書籍から「気になる」作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!

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●フランス書院文庫X


◆英語教師・景子(著:杉村春也)
2015/8/12 発売
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学園のマゾ奴隷に堕とされた英語教師・景子。
全裸授業、成績上位者への肉奉仕、菊肉解剖……
同僚教師、警備員にまで媚肉を貸し出され、
調教の魔味と牝の悦びに目覚めていく24歳。
淫獣たちの毒牙は生徒の熟母・佳代へ!


1994年に上下巻で出た作品を纏めた再販ですね。



◆人妻肛虐授業参観(著:御堂乱)
2015/8/12 発売
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教室の壁際に並ぶ熟母たちの美尻、麗尻、雪尻……
形も肉づきも違う双臀を品評していく野獣の群れ。
テロ集団に占拠された教室は阿鼻叫喚の肉地獄に!
我が子や他の保護者の前で穢されていく令夫人たち。
暴挙を阻止しようとした女教師まで肛姦の餌食に……


こちらは2007年作品の再販のようです。



●フランス書院文庫


◆僕のひとり暮らし-隣の未亡人VS.義母(著:弓月誠)
2015/8/24 発売
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「ねえ教えて、おせっかいな熟女はお嫌い?」
耳元に囁き圭一のいきり立った硬直に指を這わせ、
我慢汁をまぶし優しくしごきあげる未亡人・友美。
熟れきった隣人の魅力にどっぷり溺れるひとり暮らしに、
上京した息子を心配する過保護な義母・真知子が訪れ……
狭いワンルームがおいしい修羅場に――最高のハーレム!


溺愛熟女の修羅場!



◆二十八歳の義姉-初夜(著:小日向諒)
2015/8/24 発売
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(駿君が私を女として見ていること、知ってたのよ)
寝たふりをして最愛の弟の到来を待つ義姉・由香菜。
Iカップの美乳、豊かに実った腰回り、愛汁の香り……
28歳のフェロモンを独占し貪る禁断の時がついに!
(お願い早く、カチカチになってる××で私を貫いて)
許されない関係だから激しく燃えあがる、淫獣の初夜!


1人ヒロインっぽく見えますが2人いるようです。



◆別荘の未亡人兄嫁-濃密な七日間(著:鷹羽真)
2015/8/24 発売
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「涼音さんの肌から漂う甘い匂いがたまらないんだ」
未亡人兄嫁の女体を背後から強く抱きしめ、
柔らかい豊乳を揉み、臀部に硬直を押しつける。
抑えこんでいた男と女の感情を爆発させる兄嫁と義弟。
避暑地の別荘、二人きりで過ごす濃密すぎる一週間が、
早太を昂ぶる青獣に、涼音を淫らな熟牝に変えた!


こちらは32歳の兄嫁1人ヒロイン!



◆母娘奴隷-絶対支配の蜜度(著:綺羅光)
2015/8/24 発売
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艶めく黒髪、透き通る肌が美しい名門女子大生・木原理南。
清純で可憐な女体に悪魔の性調教を施されつづけ、
育まれた妖しい魅力がケダモノをおびき寄せ狂わせる。
恥辱の身体測定、青獣への強制奉仕、露出プレイの果て、
気品あふれる母・美樹とともに歩まされていく奴隷娼婦の道。
美母娘を支配しつくす、綺羅光にしか描けない〈絶対調教〉!


先月は30周年の復刊でデビュー作を再販された御大が
今月は現役として新作を出される……さすがですよね。



◆熟女のやさしい筆おろし(著:小鳥遊葵)
2015/8/24 発売
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「じっとしてて……これは大人になる儀式だから」
少年のズボンからたくましい肉茎を引き出す美熟女。
絡まる指先、深々と呑み込む唇、顎を伝う雫……
祭りの夜、年上の女が若者の筆おろしをする島の風習。
教え導くはずが、性の愉悦に溺れていく35歳。
留美子、咲枝、由美……海の女は淫らで美しい。


小鳥遊先生もこの路線ですっかり定着された感がありますね。



◆調教旅行中-新人女教師、熟女教師、兄嫁教師と(著:香坂燈也)
2015/8/24 発売
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千佳(23)、早苗(33)、利恵(28)……同じ高校に勤める
三人の女教師に仕掛けられた三泊四日の奴隷旅行!
新幹線で、真夜中の大浴場で、畳敷きの大広間で
眠る間もなく犯されつづけ絶頂に追い込まれていく。
言いなり姦淫、恥辱の緊縛散歩、秘肛嬲りで、
聖職者は美牝教師に――悪夢の「襲」学旅行は終わらない!


前作(デビュー作)から180度路線変更された2作目となるのか?
それとも硬軟併せ持つ「両刀使い」を目指すのか?



◆女秘書二十六歳-魔の痴姦体験(著:雨宮慶)
2015/8/24 発売
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帰宅途中の美人秘書を襲った悪魔の指先!
満員電車の中、タイトスカートをずり下ろし、
ストッキングを裂いて忍び入る淫らな蠢動。
恥辱に震えながら、妖しい性熱に戸惑う冴子。
気品ある26歳は被虐の悦びに目覚めはじめ……
痴姦小説史に燦然と輝く不朽の名作!


30周年の復刊第5弾は雨宮慶先生。
表紙は西村春海絵師でしょうか。



●マドンナメイト文庫


◆おさない疼き-美少女たちの秘密基地(著:浦路直彦)
2015/8/11 発売
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好奇心旺盛な二人の少女たち。あるとき、「秘密基地」でお兄ちゃんと三人で過ごすことになり……。
デイトレーダーの前島は、ひょんなことからかつての恩師の娘とその親友の家庭教師をすることになる。明るく積極的でスタイルのいい美少女・遥香、清楚なお嬢様を思わせる上品な正統派美少女・奈緒。好奇心旺盛な美少女たちは性にも興味津々で……。


今回も大柴宗平絵師のイイ仕事っぷりが眩しいですナ~w



◆奴隷姉弟-[女体化]マゾ調教(著:小金井響)
2015/8/11 発売
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不幸な姉弟を狙うサディストの母子。残忍な調教はエスカレートし、ついに弟に悪魔の「改造」が施されることに……。
不幸な姉弟に救いの手を差し伸べたのは姉の学友だった。だが、それには使用人として働くという条件があった。仕方なくそれを受け入れた二人だが、学友とその母親が生まれながらのサディストであることまでは知らなかった。ついに二人への残忍な調教が始まり、さらに弟は……。


デビュー作のようですけれども、高村マルス先生や柚木郁人先生を継承する逸材の登場か?



●二見文庫


◆濡れた花びらたち(著:日下忠)
2015/8/26 発売
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彼には捨てておきたいものがあった!美人女教師、同級生、従姉の若妻、教育実習の女子大生、同級生の母親と……新人作家による怒涛のデビュー作登場!
藤夫には、アメリカに駐在している両親の留守を利用して、やっておきたいことがあった。まずは、童貞を捨てること。その相手とは時間をかけて詳細な「観察メモ」を作っていた高校時代の美人女教師。ついに性の快感を知ってしまった彼はエスカレートし、同級生、従姉の若妻、教育実習の女子大生、同級生の母親──に迫っていく。


こちらもデビュー作のようで。
仮タイトル『野獣は夜目覚める〈仮〉』からもなかなかの凌辱テイストが期待できそうな予感。



◆桃色選挙戦(著:沢里裕二)
2015/8/26 発売
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「潮村春奈を、何とぞいやらしく(じゃない)、よろしくお願いいたしますっっ」右手にマイク、左手は○○に。エッチな選挙戦の行方は?
声優プロダクションから派遣されて球場のウグイス嬢をやっていた春奈は、地元の参議院議員の依頼で、突如市議会議員に立候補することになってしまった。選挙運動中、演説カーの上で選挙参謀と卑猥なことをし、顔見知りの野球選手二人からも迫られて──。果たして春奈は当選できるのか?奇才による書下しセクシャル・ライトノベル!!


沢里先生は先月?先々月?辺りから新作ラッシュで飛ばしてますネー。



●竹書房ラブロマン文庫


◆くノ一OL(著:八神淳一)
2015/8/5 発売
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派遣社員として新崎製薬に勤める立花香澄は、セクハラに悩まされるごく平凡なOL。彼女はふとしたことから、ご先祖様のくノ一・霞の力を得て、夜だけ超人的なパワーと淫技を使えるようになってしまう。色艶あふれる肉体と技を使って、セクハラ部長を快楽で懲らしめた香澄だったが、やがて会社を乗っ取ろうとする副社長、そしてそのバックにいる悪の海軍大佐とも淫らな戦いを繰り広げることになり…!? 時には敵を色責めを仕掛け、時には捕らわれて快楽に悶えるくノ一を鬼才が描く。痛快エロティカル巨編!

時代モノのエッセンスを現代に活かした八神流ハイブリッド?



◆兄嫁の秘めごと(著:庵乃音人)
2015/8/12 発売
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大学生の寺澤守は、同居している兄嫁の花絵が暴漢に犯されているところを、偶然目撃してしまう。清楚な兄嫁が野卑な男に蹂躪されて悶える姿は、ひどく淫らで美しく、守はひそかに心を奪われて彼女を助けられなかった。花絵への罪悪感と欲情の板ばさみになって苦しむ守。だが、筆下ろしをしてくれた女社長の由理に背中を押され、自身の欲望と花絵の傷心を癒すために、ついに兄嫁と一線を越えて…!? 可憐な義姉の花絵と、頼もしくて純情な由理。二人の美熟女に慕われ肉悦に溺れる青年を描く、誘惑ラブロマン長編!

久し振りな気がする庵乃作品は兄嫁ヒロインで楽しみ増幅!
仮タイトルが『犯して救って』でしたから、兄嫁の秘めごとが何なのか気になりますね。



◆嫁の手ほどき(著:霧原一輝)
2015/8/19 発売
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◎淑やかな嫁が義父に性のレクチャーを…
◎名手がおくる斬新なる禁断エロス登場!
五年前に妻を亡くした五十二歳の安西寛之は、会社を早期退職し、枯れた生活を送っていたが、友人たちと呑んだ際、恋人を作ると約束してしまう。そして、恋人づくりの活動を始めるが、精力も減退し、男としての自信も喪失している寛之には荷が重かった。そんな姿を見た嫁の遥香が、恋人づくりの手助けを買って出る。最初は服装や会話の指摘だったが、義父の精力を甦らせるために、自慰行為を見せたり、フェラチオをしたりと、嫁のレクチャーは淫らなものへとエスカレートしていくのだった…!書き下ろし禁断回春ロマン。


ここ数作は再び嫁ヒロインの回春路線が続きますね。



●双葉文庫


◆姉の中指、妹の濡れ指(著:舘淳一)
2015/8/6 発売
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猪俣尚紀は資産家の大叔父・真之介に秘密の高級娼館「バルバロス館」へ誘われる。戦後、進駐軍の手で華族の邸から倒錯の牢獄へと変貌を遂げた館には、夏美と冬香という美しき令嬢奴隷が待ち受けていた。姉妹の淫戯に翻弄される尚紀。やがて初めて持たされた鞭によって、己に流れるサディストの血に目覚めていく。プレイは電流責め、蝋燭責めとエスカレートして――!性愛の巨匠・館淳一による渾身のエロス大作。

今回も独自の調教絵巻が描かれるのでしょうか。



●光文社文庫


◆肉感(著:小玉二三)
2015/8/6 発売
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勤めていた東京の会社が倒産した戸叶は、妻の実家である地方都市の漬物店で働くことに。だが家庭でも職場でも肩身の狭い日々が続き、スナックで働く離婚歴のある女・陽奈子と関係を結んでしまう。陽奈子の豊満な肉体に溺れ、安らぎを感じる戸叶。そのころから二人の身辺で異常な出来事が相次いで起こり始める…。期待の女性官能作家が新境地を開く官能サスペンス!

どんな官能サスペンスなのでしょうか。



●ベストセラーズ文庫


◆教師玩弄-新・美肉の冥府1(著:千草忠夫)
2015/8/21 発売
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高校の英語教師・円地槇子は懸親会の夜、PTA会長の佐原周造に処女を奪われ写真まで撮られた。息子で担任の雄一が下級生・眉子を輪姦したことの口封じのためだった。傷ついた槇子は以前から求愛されていた国語教師の工藤丈士に体を与えてしまう。だが弱みを握られた槇子の煮え切らない態度に、丈士は友人のヨガ教師・唐沢竜也に助けを求めるが、彼の嗜虐的な女体篭絡ぶりを見て征服欲を滾らすのだった。一方、周造の秘密部屋「阿房宮」に連れ込まれ様々な弄辱を受けた槇子はマゾ体質に目覚めていく…。SM小説の新時代を拓く悪魔的ヒーロー登場!

さらにさらに続く第26弾。
底本は1999年の『聖囚の檻-新美肉の冥府〈上巻〉』(エクセルノベルズ)
あるいは1985年の『女教師・槙子(新美肉の冥府シリーズ1)』(日本出版社)でしょうか。



●リアルドリーム文庫


◆ハーレムな夏休み-田舎の美少女従妹と淫らな叔母たち(著:早瀬真人)
2015/8/28 発売
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未亡人の叔母・有希恵が住む田舎を訪ねた少年・慎也は、
逆夜這いの慣習が残る村で甘美な艶体験をすることに。
「明日あたり、寝床に忍んでくる女の人がいるかもよ」
有希恵の妹・沙紀子によるパイズリからの騎乗位責め、
色っぽい叔母による口唇奉仕からの後背位交合。
肉悦に浸りながらも従妹の留美に惹かれてゆくが――。


リアルドリーム文庫はすっかり月1冊のペースになっちゃいましたねぇ。( ̄▽ ̄;)



●WANI MAGAZINE COMICS


◆初恋危険日(著:終焉)
2015/9/1 発売
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超絶作画に漫画としての面白さが加味されたDSK的名作『プライベートワイフ』に続く作品として期待度大です!



●富士見コミックス


◆ねっとり嫁母(よめはは)-疼き発情(ざか)り(著:西川康)
2015/8/10 発売
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今回の新作はちょっと気になります。



●MUJIN COMICS


◆…そして母は牝になる(著:成島ゴドー)
2015/8/7 発売
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元アイドルで多忙な毎日を送っていた千恵。しかし、今はゆっくりと流れる時間を人間らしく生きていた。そんなある日、所属していた事務所の社長がやってきて、凌辱されまくる。そんな千恵を見ていた息子は、母親に性的な興味を抱いて、母の下着でオナニーしてしまう。犯されれば犯されるほど、元アイドルの妖しい輝きは増し、息子では抗いがたいものとなっていく…。そして、千恵はホテルのスウィートルームで最高のパフォーマンスを魅せるのだった!!

なかなかエグい凌辱絵巻が描かれていそうな気配。



●ヤングチャンピオンコミックス


◆落日のパトス1(著:艶々)
2015/8/20 発売
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艶々先生の新作、楽しみです!
パトス【pathos】:欲情・怒り・恐怖・喜び・憎しみ・哀 しみなどの快楽や苦痛を伴う一時的な感情状態。 - goo辞書



※作品のあらすじは各出版社の公式サイトおよび Amazon、honto、DMM.R18 より引用
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

兄嫁(著:嶋悦史、フランス書院文庫)

2015/7/24 発売

兄嫁

著:嶋悦史フランス書院文庫


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「兄貴よりも僕のほうが貴美子さんを愛してる!」
27歳の肉層を激しくえぐりこむ、若々しい隆志の剛棒。
少年の一途さが兄嫁を背徳の肉地獄へ引きずりこんだ!
夫のいない昼下がり、肉器を貪り求め合う兄嫁と義弟。
白い樹液が胎内で弾けた時、貴美子は貞操を捨て牝猫に!
麻実克人絶賛!狂った愛が炸裂する伝説の名作!
(引用元:Amazon)


★★★★★ 当時としては淫猥度がすこぶる高かった「黒本」30周年復刊第4弾, 2015/8/20
フランス書院文庫(以下「黒本」)の30周年を記念した旧作の復刊第4弾。底本は創刊翌年の1986年に出ている。その前身にあたるフランス書院オリジナルより1984年に『義母・汚された寝室』(後に「黒本」より1986年1996年に再販)と『女銀行員・美樹』(1988年に同じく再販)が出ており、「黒本」からのデビュー作は1985年の『スチュワーデス・恵理子』(1995年に再販)なので、作者としては「黒本」からの2作目、通算で4作目となる。27歳の兄嫁【貴美子】と19歳の大学生主人公とのめくるめく家庭内官能不倫絵巻である。

官能小説自体の黎明期と言える頃にしては官能場面が多く、12章立てと細かく刻むのは当時らしいものの、その全部に情交描写があったのには少し驚いた。予想以上に淫猥度が高い。さすがにイマドキほど台詞を多用して直接的に描くことはないが、ヤリ捲り三昧ないやらしさは充分にある。復刊されなければ接することもなかったであろう、こうした古き名作で内容の良さに触れつつ意外な発見もできたのは僥倖だったと言える。

主人公が勢い余って実兄の妻である貴美子に無理やり迫ってしまうところから話は始まる。暴発的な凌辱にショックと悲しみを隠せない貴美子だが立ち直りは意外と早く、以前ほど構ってくれなくなった夫に対する当てつけ含みな義弟との関係をむしろ優位に進めようと思い立つ。都合の良い男として義弟を従属させようと考える貴美子は、その美貌に比例して気位も高いのである。しかし、その後は主人公への想いが芽生え、その求めには何でも応じるようになり、遂には自らおねだりしてしまうほど豹変していく。それでいて妻の座は維持しようとするしたたかさもあって、つまりは生活としての夫と愛情としての主人公というダブルスタンダードが傍から見れば都合の良い二股生活にも写る貴美子である。

当初こそ猛省しつつも関係を許されると若さに任せた交わり三昧な生活が訪れて有頂天にもなる主人公。だが兄への負い目と背徳な現状への憂いから同じ大学の女子生徒とも関係するのだが貴美子に感づかれ、その時に生じた嫉妬が後の豹変へと繋がっていくのは良い展開だった。夫婦の夜の営みを覗き見たことが兄嫁を奪おうと考える一因になっていたりと様々な事柄が2人に影響を与えているのは物語としての巧みさも窺い知れるところである。

エスカレートするばかりの関係は遂に夫(兄)の知るところとなり、そこからさらに一悶着あって結末へと至るのだが、やや強引ながらも当時の感覚として悲劇的で衝撃的なクライマックスを用意したのは、未成年では持て余してしまうほど淫らに乱れ切った大人の女の色香を鎮めるにはこのくらいでないとそぐわないのかもしれず、その割に最後の最後が平穏だったのには違和感も残るのだが、元より行方知れずな2人の官能逃避行だったと考えれば他に落とし所がなかったのかもしれない。
『兄嫁』のレビュー掲載元


今年(2015年)の4月発売分から始まっているフランス書院文庫の創刊30年記念復刊シリーズですが、本作が第4弾として出されました。

「黒本」の黎明期というのは、前身の「フランス書院オリジナル」から出た作品を再販する形で始まっている部分もありますので、本作のように「黒本」からは2作目ですけど嶋作品としては4作目になるとか、何かと複雑な状況があります。

そんな過去の作品を調べてみますと、公式サイトでは除外扱いになっているものの、(古本がありますから)Amazonではページが残っていて、しかも一部では書影もありましたので、せっかくの機会ですから書影のあった作品を以下に列挙しておきたいと思います。

まぁ、旧作表紙ライブラリーということで。(^^;)



◆義母・汚された寝室〈1986年版〉0101


◆義母・汚された寝室〈1996年版〉0672


◆女銀行員・美樹〈1988年版〉0219


◆スチュワーデス・恵理子〈1985年版〉0030




タイトル末尾にある4桁の数字は発売時の通し番号です。

『スチュワーデス・恵理子』など、公式サイトでは除外されている1985年版がAmazonでは書影があって、存在している1995年版の書影はAmazonに無いという矛盾(?)が生じています。

以前は誰でも自由に画像をフィードバックできたのですが、今は官能方面に限ってできなくなっておりますので(--メ)、願わくば編集サイドで書影の登録(もしくは登録依頼)をきちんと行っていただきたいなぁ~と思うところであります。



フランス書院文庫創刊30年復刊シリーズは特集記事が別にあります。

特集:30周年記念復刊シリーズ
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-884.html






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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 嶋悦史

ジョギング奥さん-艶尻(著:葉川慎司、フランス書院文庫)

2015/7/24 発売

ジョギング奥さん-艶尻

著:葉川慎司フランス書院文庫


Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

むっちり張り詰めたふともも、弾むEカップのおっぱい、
ランニング中の男たちを釘付けにする「誘い尻」……
悩ましすぎるフェロモンを漂わせる熟妻・まどか。
彼女は蒼太が高校生の時から憧れていた「先生の奥さん」。
成熟した美肉のすべてを手に入れたい、独占したい!
清楚で優しい奥さんは、豊満女体が刺激的な最高の人妻!
(引用元:Amazon)


★★★★★ 恩師の妻との許されぬ関係, 2015/8/17 発売
表紙カバーイラストやタイトルで示すほどジョギングの場面は多くなく、艶尻とするほどお尻にフォーカスしている訳でもないが、陸上を志している大学生の主人公(21歳)が高校時代にお世話になった恩師の妻【まどか】(42歳)に恋しているところから始まる話。主人公を憎からず想っている娘【紗奈美】(19歳)が途中から出てきて三角関係(というか主人公の二股)っぽくなり、最終的には嫉妬心から娘には負けない態度を見せ始めて2人仲良く母娘丼の流れである。本来なら娘こそ主人公には相応しいと考えてはいる母と理解のある娘によって修羅場的な奪い合いもない、終始一貫した優しいテイストも含めて全体的には2009年の『人妻初体験−先生の奥さん』(著:星野聖)と良く似た印象を受ける作品である。

冒頭から想いを告げられているだけあって、情交の割と早い段階から母性のような愛情のような好意を主人公に向けるまどかだが、それにしては一度きりとつれなかったりもして一見するとブレているようにも見える。以前より母同然のように接して世話も焼いてきた主人公に向ける「母」の慈悲と、夫ある身という「妻」の矜持。それらが再び覚えた愉悦によって揺らぐ「女」の性。こうした3つの立場を巧みに活かした感情表現によってブレているように見えるのだとすれば作者はしてやったりかもしれない。揺れながらも妻の立ち位置を貫こうとするまどかと、それを何とかして翻したい主人公の執拗な求愛とが優しくせめぎ合う。そんな良さが淫猥度たっぷりな官能描写とともに描かれている。

元より主人公へは淡い想いを抱いていたフシのある紗奈美は積極的(挑発的?)な一面を見せるも主人公が押しに転じると恥じらいを見せ始めるような感じ。次第に恋仲へと発展していく中ではまどかの存在もあって負い目を感じ始める主人公だが、そもそもまどかという恩師の妻を寝取っている負い目もあるため、ここで二重の背徳を得てしまう深みが物語としてあったように思う。ただし、終盤で紗奈美が主人公とまどかに対して寛容なのは最初から主人公の想いを知っていたからだが、それによって展開としてはやや起伏に欠ける印象となるかもしれない。

そんな流れであっても紗奈美と主人公の関係を知ってからは変化も起こるまどかであり、嫉妬心から不意を突いて逆夜這いをかけるような可愛らしい積極さも見せたりする。最後は2人仲良く主人公を愛していくことを決意するに至るのだが、3Pの最後が紗奈美で終わるのは、まどかをメインヒロインに見ているとちょっぴり違和感が残るため、作者はダブルヒロインとしているのかもしれない。

優しいテイストに溢れた愛情と官能の物語とすればイイ感じに興奮しながら癒されもする作品と捉えることができる良作と言えるであろう。
『ジョギング奥さん-艶尻』のレビュー掲載元


家政婦生保レディ と続きましたが、今回ヒロインの職種は関係ない3作目ですね。

そして、ここまで10~11ヶ月のペースで上梓されてますから兼業作家さんか筆名兼任作家さんなのかな?といったところなのでしょうねぇ。



筆名兼任作家……う~む、本作はどうにも下記にご紹介している作品との類似性を感じますから、もしかしたらもしかして、なのかもしれませんねぇ。(^^;)ドウカナー?



にゃらさんのブログに投稿されている本作の紹介記事はコチラ。
誘惑官能小説レビュー 葉川慎司「ジョギング奥さん」

愛好家Sさんのブログに投稿されている本作の紹介記事はコチラ。
4095『ジョギング奥さん【艶尻】』葉川慎司、フランス書院/フランス書院文庫、2015/07 発売●あらすじ高校時代から恩師の妻に恋心を抱いていた青年が、三年ぶりに再会した恩師の妻に想いを打ち明け情を通ずるも、その後の逢瀬には応じてもらえない中で、妹のように可愛がってきた恩師の娘とも深い仲になってしまう。●登場人物【加賀美蒼太】21歳。かつての駅伝の名門校、S工業大学四年? 大学駅伝の予選が三カ月後に控えている。...
4095『ジョギング奥さん【艶尻】』





どちらにせよ本作のように愛情を前面に出してくる作品は好きなんですよ。

まぁ、恩師の妻を寝取ることの是非はさておき、やっぱね、好きになった女をゲットするためには本作の主人公くらいアタックしないとダメですよね。(^^)

そんな必死さの伝わる良さがありました。



【関連作品】
◆人妻初体験−先生の奥さん(著:星野聖)
2009/1/23 発売
Amazonはコチラから。
Kindle版はコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。
【honto】の電子書籍はコチラ。
(こんなに綺麗な奥さん、先生にはもったいないよ)
こぼれ落ちそうなバスト、くびれた細いウエスト。
39歳の人妻に注がれる、高校生の熱いまなざし。
映画のような初体験を夢見る16歳に奇跡の夜が!
経験豊富な熟女に女体のすべてを教わった少年は、
ついには寝ている先生の傍で彼女を抱こうと…。
(引用元:Amazon)

人妻初体験-先生の奥さん
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-557.html



本作を読んでる最中から思い浮かんでいた作品ですね。

なぁ~んか雰囲気が似てるんですよぉw





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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 葉川慎司

隔月刊誌 『新鮮小説』 創刊!

コスミック出版より隔月刊ながら新しい官能雑誌が創刊されました!

その名は……新 鮮 小 説

以前より不定期で刊行されてはいましたが、それとは別に隔月で発売されるようであります。

官能小説への入口が1つ増えるという意味でも誠にめでたいことであります。(^^)



2015/8/21 発売
新鮮小説 2015年 10月号(コスミック出版)
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。



当初は偶数月の隔月刊なのでしょうけれども、いずれ毎月発行の月刊誌になってほしいものですねぇ。



創刊号に新作短編を上梓された庵乃音人先生のブログ投稿記事です。
新鮮小説さん(コスミック出版)、いよいよ満を持しての独立創刊だそうです。栄えある創刊号に、私も書き下ろしの新作短編『鍵』で参戦させてもらいました。弟の嫁に手を出した男が体験する、思いもよらない出来事をネチネチしたエロシーンとともに描いています。 ...
新鮮小説“創刊号”に最新短編『鍵』掲載

同じくコチラは葉月奏太先生のブログから。
『濡れせんべい』





敢えて注意するとすれば、パッと見が『特選小説』(綜合図書)にそっくりな装丁ですからお間違えのないように、といったところでしょうか。(^^;)



2015/8/21 発売
特選小説 2015年 10月号(綜合図書)
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。



その『特選小説』同年同月号はこんな表紙。

発売日も同じですw

そして、細かく見ればちょこちょこと違うところもある表紙ですけど、おっさんから見れば、まぁ、ほぼ同じですわww



本屋さんで並んだ時とか、書籍サイトで「おすすめ」で表示される時とか、いろいろな場面で間違えて買っちゃうことを狙ってる対抗しようといったところでしょうかねぇw

いいんです。

独り勃ち、いや独り立ちするまではたとえコバンザメだろうと何だろういいんです。

売れないことにはその先がありませんから。

それに官能雑誌の表紙としては鉄板のレイアウトですしね。



是非とも切磋琢磨していただいて、全体としての売上が伸びて(読者が増えて)ほしいものであります。(^^)



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8/22(土)発売の『Tokyo graffiti』に場違いな……?

毎月23日に発売の Tokyo graffiti(東京グラフィティ)というカルチャー雑誌(全国誌)があります。

8/22(土)に発売される9月号(#132)をチェックしてみてください。



……正直なところ眩しいくらいに若者向けで、官能小説の世界とは余りにも毛色の異なる雑誌だと思います。(汗)

……官能小説や成年コミックとは違った意味でレジに持っていくのはちょっぴり恥ずかしいかも?(大汗)



tokyo_graffiti_131_front_b.jpg
先月号の表紙……拙ブログに載せていいのかな?(^^;)




その道に詳しい人に聞く - まずは、この読め!! というコーナーがありまして、今回のカテゴリーが「官能小説マニアに聞く、文学的官能小説」なんです。



はい、DSKがおすすめする3作品が紹介されており、簡潔なレビューも掲載されているのでありまする~。(*^^*)



……サブカルチャーを扱うとはいえ官能小説をセレクトするとは何と大胆不敵なw

……いや、むしろ官能小説をよくぞ取り扱ってくださったと感謝すべきかww

……しかし、読者の方々がどんな反応をされるのか全く見当もつかずwww



Tokyo graffiti(東京グラフィティ)
http://grfft.com/magazines/tg.html


今回の機会をくださった Graffiti inc.(株式会社グラフィティ)さんに感謝申し上げます。m(_ _;)m

ありがとうございました!



2015/8/22 発売
Tokyo graffiti (東京グラフィティ) 2015年 09月号
Amazonはコチラから。
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9月号(#132)はコチラです。
月刊誌につき、お求めはお早めに~。(^^)



どの3作品をチョイスしたかは……お手に取ってお確かめくださいネ。(^^)



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隣りの人妻-蜜戯の園(著:霧原一輝、イースト・プレス悦文庫)

2015/7/10 発売

隣りの人妻-蜜戯の園

著:霧原一輝イースト・プレス悦文庫


Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

家電メーカーに勤める48歳の菊地陽介は、妻と大学生の娘の三人家族。隣家の白井家とも仲は良好だ。白井家は、36歳・恒平と32歳の・智美の夫婦と、恒平の父親である喜一とが同居する三人住まい。何気ない交流のたびに、隣家の人妻を意識するようになった陽介だったが、ある日、ただならぬ様子で智美が訪ねてくる。妻と娘は旅行中で不在、よく見ると智美のブラウスはボタンが引きちぎれ、ひどく怯えていて……。幸せな二つの家族を取り巻く、欲望と淫気を赤裸々に描いた衝撃作!(引用元:Amazon)


★★★★★ 隣合う2家族の入り乱れた関係が艶っぽく描かれた力作, 2015/8/5
2013年9月〜2014年8月に全6回のシリーズとして電子書籍で発売された作品を文庫化したもので、白井家と菊池家という隣合う2家族が入り乱れる醍醐味と、それぞれの視点で描かれていく展開の妙が実に面白い作品である。

【菊池家の夫×白井家の妻】
熟年夫婦の上手くいかない夜の営みから始まり、お隣さんである白井家の妻【智美】との不意に訪れた関係に至るまでが菊池家の夫【陽介】の視点で描かれる。普段の貞淑さと昂ぶってからの淫蕩さという智美のギャップがいやらしさを後押ししているが、多くを語らない智美の態度が以降への引きを強くする効果をもたらしている。

【オンナが解放される菊池家の妻】
上司の不倫現場目撃に端を発しながら上手くいかない夫婦の営みの中でも遊び気分で行った軽い緊縛プレイが背景となって、さらには夫の浮気への疑惑もあって、自分に興奮してくれた夫以外の男の意外なほど巧みな責めに翻弄されてしまった菊池家の妻【佐知子】の視点によるオンナとしての再発見が淫猥に描かれる。また、これが契機となって、同様に自分を女として見ていた「第2の男」への取引含みの誘惑が次の伏線となるであろう気配を漂わせているのはさすがの構成と言える。

【板挟みの苦悩を抱える白井家の夫】
流れが菊池家から白井家に移っていく中で視点は夫【恒平】に変わるが、職場の部下とも浮気中な様子。しかし、その理由は菊池家と同様に白井家も夫婦の営みが上手くいっていないからであり、同居している父親がその元凶のようである。頭の上がらない父の処遇に苦慮している半ば自業自得な板挟みでもあるのだが、そんな閉塞感を打ち破ろうともがく恒平が智美を責め立て、智美も諸々の負い目という枷を外して乱れるいやらしさがある。

【お年頃(?)の悩みを抱えた菊池家の娘】
引き続き恒平の内面に迫りながらも、それを菊池家の娘【優佳】の視点で、優佳の悩みも盛り込んで展開する巧みさに唸ってしまう。20歳の娘さんらしさが全開な清らかさを感じさせる情交に仕上がったのは作者の慈しみだろうか。一見して清楚な娘さんにも年相応の、そして人には言えない悩みがあることを描きながら、同時に恒平もまた時には人間味を垣間見せる1人の素敵な男であることを描くことができたのは、自暴自棄に陥った恒平でも決して落ちぶれてはいなかったことも一役買っているようである。

【エスカレートする不倫と義父との関係が変わる白井家の嫁】
陽介とのめくるめく情交で全てを忘れてしまいたいほどに溺れながらも、それを他人に知られてしまったことから考えを改めようと思った矢先に今度は義父の秘めていた劣情が現れるという連鎖が白井家の嫁【智美】の視点でかなりいやらしく描かれる。庇護欲を抱かせる佇まいが無自覚な魔性にも連なる魅力と、どうしても抗い切れない肉欲への憂いがコンパクトに纏められている。

【抑えられぬ欲望が家庭内不倫にまで至る白井家の嫁】
智美のどうしようもなく抑えの効かない肉欲への渇望を描くにあたり、とうとう義父の【喜一】の視点で退廃的な情交がじっくりねっとり描かれるに至った。恥じらいながらも破廉恥な庭仕事中のアプローチから2人きりな昼下がりの情事が淫猥度たっぷりに続く。

そして、変わらぬ日常という仮面を被り続けるような両家の関係が逆襲を企てる男の一撃で……?という結末には破滅的悲劇のテイストを感じさせるものがあった。昨今の甘い着地に馴れた読み手には意外と感じるオチかもしれないが、この2家族がこのまま生活を続けることがあってもよいのか?という作者なりのメッセージと受け取ることもできよう。
『隣りの人妻-蜜戯の園』のレビュー掲載元


元は『特選小説』(綜合図書)で連載されたのを2013年9月~2014年8月に電子書籍で全6回のシリーズ短編として発売された『隣家の園』を紙の書籍で改めて発売した作品のようですね。

電子書籍シリーズ:隣家の園〈全6回〉(愛COCO!)
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-160.html




霧原作品には過去(2010年10月~2011年12月)にも同様のパターンがあります。

電子書籍シリーズ:蜜のしたたる宿〈全8回〉(愛COCO!)
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-938.html




連載を担当される先生ならではの発売方法なのかな~?と思いますけれども、文庫が出てから電子化されるのとはちょっと異なる、分割のシリーズ短編として出ていたのが後にひと纏めされて文庫化されるというのは試みとしてちょっと面白い気がしますデスね……連載漫画が単行本化されるのと似ているような。

漫画に比べて普及が進んでいないと言われる小説(書籍)の、電子化への1つの方策として悪くないと思いますよ。



【新作情報】
◆嫁の手ほどき(竹書房ラブロマン文庫)
2015/8/19 発売
Amazonはコチラから。
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◎淑やかな嫁が義父に性のレクチャーを…
◎名手がおくる斬新なる禁断エロス登場!
五年前に妻を亡くした五十二歳の安西寛之は、会社を早期退職し、枯れた生活を送っていたが、友人たちと呑んだ際、恋人を作ると約束してしまう。そして、恋人づくりの活動を始めるが、精力も減退し、男としての自信も喪失している寛之には荷が重かった。そんな姿を見た嫁の遥香が、恋人づくりの手助けを買って出る。最初は服装や会話の指摘だったが、義父の精力を甦らせるために、自慰行為を見せたり、フェラチオをしたりと、嫁のレクチャーは淫らなものへとエスカレートしていくのだった…!書き下ろし禁断回春ロマン。
(引用元:Amazon)



ここ数作は再び嫁ヒロインの回春路線が続く霧原作品ですが、今回はいつにも増して激甘な予感がしますねぇ。(^^)





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母娘づくし-女系家族(著:巽飛呂彦、フランス書院文庫)

2015/7/23 発売

母娘づくし-女系家族

著:巽飛呂彦フランス書院文庫


Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

「母娘で同じ男に溺れてしまうなんて……」
腰から薄布を下ろし、白い裸身をさらす美熟女。
こぼれ落ちそうな乳房、太腿の付け根を覆う翳り。
若い娘には負けたくない。母の矜持もかなぐり捨て、
36歳は娘と似た喘ぎ声で女の本性を晒していく……
志乃、佐和子、ゆきみ……引き継がれる淫の血統。
(引用元:Amazon)


★★☆☆☆ 祖母のキャラ設定に耐えられなかった, 2015/8/13
物語としては、まぁ、普段通りの巽テイスト。コミカルなテイストも情交の場面も程良く設けられて悪くない構成である。「美魔女」や「セカンドバージン」といったイマドキな要素も散りばめられている。ただし、本作を決定づけるのはそうした事柄ではない。30余年を数える官能小説の歴史でもおそらく初めて本格登場したであろう、ヒロインとしての祖母【志乃】55歳である。

……正直なところ「怖いもの見たさ」な面があったことは否めない。
……もしかしたら魅力に溢れた55歳が描かれているかもしれない。

しかし、その期待は少し……いや、かなり外されたと言うしかない。

志乃の他に出てくるヒロインは、祖母から見た娘にあたる母【佐和子】36歳と、同じく孫にあたる娘【ゆきみ】19歳の2人。祖母−母−娘の母娘三代という実にチャレンジングな設定である。これでタイトルやあらすじにある「母娘」を見て佐和子とゆきみをメインに据えつつ志乃がサブ的なポジションなのであろうと予想するところだが、本作の実質的なメインヒロインは志乃である。これだけならまだイケるかもしれない。しかし、志乃のキャラが個人的には台無しなのである。

……あの話し方はさすがにちょっとキツかった。

コメディな小説ならばアリとは思うが、あの口調で喋られては全く以ていやらしくない。ついでに言えば年齢的に「もぅ妊娠する心配は不要」というのも淫猥度をスポイルさせている。そして、こうした志乃の醸す雰囲気が影響して他の2人を含む情交場面の悉くがいやらしくない結果となっているように思えてならない。

志乃の口調は昂ぶった時など瞬間的ながら素に戻ることもあり、こうしたギャップがもっとあればまた違った印象になったのかもしれないが、残念ながら本作に官能的な魅力はほとんど感じなかったと言わねばならないことが口惜しい。
『母娘づくし-女系家族』のレビュー掲載元


ほぼメインヒロインに55歳の祖母を据える……巽先生だからこそ実現可能だった設定と言えるのではないでしょうか。

女性の年齢についてどうこう申し上げるのは失礼とは思いながら、官能小説のヒロインですから、ここはやはり男の空想的妄想的理想の女性像というものの、せめてストライクゾーン(個人差あり)には入っていてほしいもの。

その意味では実に大胆不敵過ぎる設定だと感服しております。

しかし、やっぱりさすがに祖母なないですわぁ~。(^^;)



いや、熟女AVにも五十路、六十路、それ以上の女優さんが存在することは承知してますし(偉大なりセンタービレッジ)、今や伝説と言っても良いでしょうAV男優・徳田重男氏に至っては御年80(2015年現在)ですから……七十路でモーレツ年の差夫婦で赤ちゃん産ませちゃうようなお盛んな男性もいますしね……そりゃあ、自分だって死ぬまで現役でいたいものですよwww



その意味では官能小説読者の高齢化という現実を如実に突いた作品と言えるのかもしれません。

海外からも注目される80歳のAV男優・徳田重男さんがスゴい - NAVERまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2139152091024901401




しかし、DSKの守備範囲はひとまず四十路までだったことが本作で改めて分かってしまったのでした。(^^;)

……10年後とかは分かりませんけどねw

……孫ができる年齢になったら分かりませんけどねww



にゃらさんのブログで投稿されている本作の紹介記事。
誘惑官能小説レビュー 巽飛呂彦「母娘づくし【女系家族】」





ただ、今回については祖母のキャラ設定にも合わないところがあったです……せめてフツーの話し方をしてほしかった。

単に美魔女なら普段は何だか鼻についた感じがしていけすかないですけど(笑)官能的にはイケると思いますしwww



……言葉が持つイメージって怖いですね。(汗)

年上女性をオバタリアンと言っていた世代が今は自分達を美魔女とか40代女子とか言ってる - 鬼女と喪女
http://kijomojo.blog.fc2.com/blog-entry-3174.html




【新作情報】
◆没落お嬢様は言いなりメイド!?(美少女文庫)
2015/8/20 発売
Amazonはコチラから。
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「璃々果に、なんて格好させるの!?」学園のアイドルお嬢様からFカップ丸出しメイドへエロエロ転落!全裸土下座、触手責めまでされる最低の日々。だけど彼はなぜか一線を越えてこない。――おバカで純粋な想いを知ったとき、璃々果は自ら処女を捧げ……「アナタの言いなりメイドになりたいの!」(引用元:公式サイト)



ピエ~ル☆よしお絵師の表紙カバーイラストが素敵な次作は美少女文庫作品のようです。

55歳祖母の次は美少女とは振り幅がハンパないッスね!(笑)





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電子書籍シリーズ:蜜のしたたる宿〈全8回〉(著:霧原一輝、愛COCO!)

電子書籍から後に書籍化という流れが霧原一輝先生の作品にはありまして、2010年10月~2011年12月で短編として全8回に渡って出された『蜜のしたたる宿』という作品も電子書籍のシリーズから1冊の本に纏められています。





2010/10/4 発売
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第1回:花びらの味
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59歳の官能小説家である里見正親は、北関東の寂れた旅館で執筆に励んでいた。作家として一時代を築いた時期もあったが、今現在はスランプ状態に陥っていた。東京に居ると借金取りに追われることもあって、この安宿に長逗留しているのだ。締切間際の原稿を書き上げた正親は、気分転換に近くの温泉街をブラブラしていたところ、馴染みの芸者・小菊とバッタリ会う。これは良い機会だと、自分の泊まっている部屋に小菊を招く正親。すると小菊は、「先生、抱いて」と言って着物を脱ぎ始め……。



2010/11/15 発売
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第2回:祭りの後で
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スランプ状態から脱出するために北関東の旅館「はづき」を訪れていた、59歳の官能小説家・里見正親。だが筆が進まずに、悶々としながら夜中に岩風呂へ行く。すると、旅館の女将・葉月幸枝も入浴してきた。ここは12時を過ぎると混浴になるのだ。四十路を迎えた熟れた裸身につい見とれてしまう正親。そんな彼の目線を気にせずに、幸枝は“湯かけ祭り”という地元のイベントに正親を誘う。女将の夫は現在、出張で東京にいるらしかった。一緒に出かけた二人だったが、祭りの名前通り、お湯を浴びてズブ濡れになってしまい……。



2011/2/7 発売
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第3回:二輪の蕾
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執筆のため、温泉街に逗留している59歳の官能小説家・里見正親。小料理屋で編集者との打ち合わせを済ませると、店内にいた浴衣姿の女子大生・千佳と香苗が声をかけてきた。昨日から、正親と同じ旅館に泊まっているという二人は、文学部に在籍しており、作家の彼に対し興味を抱いていた。場所を変え、宿で飲み続ける三人。先に香苗が酔いつぶれてしまうと、千佳は「セックス指導をしてください」と正親に迫り、体を預けるのであった。さらには、寝ていたはずの香苗も加わり……。



2011/3/29 発売
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第4回:愛人の掟
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執筆のため、北関東の旅館に逗留している官能作家の里見。最近別れた、容子という女との私小説を書き始めるが気持ちは晴れず、近くの小料理屋で酒に溺れる毎日であった。ある日、店の美人女将・志摩子と話し多少気が紛れた里見は、店に10回通ったら抱かれてもいいと志摩子が言っていたことを思い出し、その話をしてみる。すると彼女もまんざらではない様子。店の2階に上がり志摩子の服を脱がせ、シックスナインの体勢で楽しむ二人だったが、行為の最中に彼女のパトロンがやって来てしまい……。



2011/05/30 発売
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第5回:私小説
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北関東の寂れた旅館で執筆に励む、官能小説家の里見正親。彼には忘れようにも忘れられない女性がいた。名前は高階容子。鼻筋が通り美形に円熟された肉体を持つ、28歳の人妻であった。容子は夫と3年近くも性交渉をしておらず、正親に抱かれるとまるでバージンのような反応を見せるのだった。それから月に二度ほど、ホテルで密会する日々が続く。容子のアナルバージンを奪うこともでき、このまま幸せな関係が続くと思われた矢先に……。



2011/8/1 発売
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第6回:姉と妹
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自らの悲しい不倫の過去を綴った私小説を書き上げた官能小説家の里見正親。隣にいた28歳の女性編集者・神山莉奈は、正親と相手の高階容子との赤裸々な性愛話を熱心に読みふけ、神妙な顔つきでこう言うのだった。「ずっと迷っていました。先生に話すべきかどうか……高階容子は私の姉です」莉奈の話によると、姉の容子は正親との関係が夫にバレ、海外に移住しているのだという。思いもよらない事実を知り、ショックを受ける正親。すると莉奈は「先生、私では姉の代わりになりませんか?」と、おもむろに洋服を脱ぎ始め……。



2011/10/17 発売
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第7回:旅立ちの夜
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北関東の旅館「はづき」で執筆活動に励んでいた官能小説家の里見正親。担当編集者の莉奈と一緒に暮らすことが決まり、ついに慣れ親しんだこの場所を離れることになった。「はづき」で過ごす最後の夜、女将の幸枝が里見の部屋を訪れた。「寂しくなりますわね……」そう言うと幸枝は里見の肩にもたれてきた。美人女将の豊満な肉体を前にし、里見の肉棒は勢いよく屹立した。「欲しい。幸枝をメチャクチャにして」と叫ぶ女将の秘壷は、すでに蜜がトロトロと滴っており……。



2011/12/5 発売
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第8回(最終回):追憶の彼方に
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官能小説家の里見正親は、担当編集者の莉奈と付き合い始めた。莉奈は、正親が忘れられない昔の恋人・高階容子の妹であったが、それを承知で二人は関係を持つことにしたのだ。ところがある日、ホテルのレストランで偶然にも容子と会ってしまう。予想もしなかった再会に動揺した正親と莉奈は、セックスで気持ちを静めるしかなかった。「入れてください。その硬く大きいものを、莉奈のアソコに入れてください」しかし、先ほど見た容子の姿が頭から離れない正親は、男性器を漲らせることが出来ずに……。






たぶん初出は雑誌連載じゃないのかな~?と思いますけど、それを電子書籍で分割販売してから最後に文庫化という流れのようでして、これはこれで一種のメディアミックス(?)なのでしょうかね。

その最終形態の文庫作品はこちらです。

◆蜜のしたたる宿(コスミック文庫)
2011/11/5 発売
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恋人と別れたことでスランプに陥り、気分転換に北関東の温泉宿に長逗留を決めた官能作家の里見。彼は悶々としつつも、温泉街の若い芸者や小料理屋の女将、宿の女将と関係を持ち、自らを取り戻そうとしていた。だが、そんな里見の元へ現れた新たな担当者・神山莉奈によって、別れた恋人との運命の糸が…。オリジナル長編。



電子書籍の第8回(最終回)よりも文庫作品の方が1ヶ月も先に出ているのがちょっと不思議なんですよねぇ。(^^;)

あと、ついでに言えば電子書籍は各回100円+税なのでトータルで800円+税なのに対して文庫作品だと679円という……。(汗)



※あらすじは【honto】より引用。

霧原一輝 愛COCO!
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熟女の沼-未亡人義母と兄嫁と独身伯母(著:花邑薫、フランス書院文庫)

2015/7/23 発売

熟女の沼-未亡人義母と兄嫁と独身伯母

著:花邑薫フランス書院文庫


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(引きずり込まれていく……底なしのどろ沼に)
夫が亡くなり、浪人生の息子と二人だけの暮らし。
欲望を暴走させた少年は熟母の肉体を求めた!
互いの秘所を舐め合い、昼夜を問わず繋がる日々。
禁忌を犯す爛れた関係に義母は別離を決意するが、
それは兄嫁や伯母を巻き込む悲劇の始まりだった……
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 台詞に頼らない官能描写の重厚さが今後に期待を抱かせるデビュー作, 2015/8/4
第14回フランス書院文庫官能大賞新人賞受賞作にしてデビュー作。独善的な発想が凌辱作品の主人公らしく、屁理屈を並べ立てて義母に義姉、果ては義母の姉(伯母)まで毒牙にかけていく魔少年の道程である。歪みに歪みながらもそれは義母への大いなる愛情の発露であることや、主人公の迫りを受け止めるだけに留まらず、むしろノリノリで主人公に絡んでいく義姉によって凌辱一辺倒でもないテイストを醸しているなど、イマドキチックな一面も持ち合わせている。

9章立ての全373頁というデビュー作らしからぬボリュームながらエピソードの地ならし的な状況説明などで相応に費やすといった詰め込み過多なところはデビュー作らしくもある。ただ、序盤の3章(義母)、中盤の3章(義姉)、終盤の2章(伯母)と続いてから最後の1章で義母&伯母の姉妹丼で纏める構成は整然としており、ストーリー展開としては義母から伯母へと向かう途中に義姉が挟み込まれる形になっていることで思いのほかすっきりした印象となっている。

・楚々とした雰囲気が庇護欲を抱かせる36歳の義母
・開放的な性格と派手な印象で若さ漲る29歳の兄嫁
・貞淑な慎ましさで無垢な印象すら沸く38歳の伯母

各ヒロインの違いに加え、ともすれば画一的な凌辱描写になりがちなところを状況やシチュエーションの違いで趣を変えているのはなかなかのもの。何より義姉との官能描写が前後の2人とは異なることで適度なクッションの役目も果たしている。伯母については肉欲的に堕ちるのがやや唐突にも感じられたので描写そのものが不足していたかもしれない。

理不尽な要求に応えさせられているうちに覚えた愉悦を戸惑いながらも繰り返し責め立てられてはオンナが開花してしまう。しかし、とりわけ義母と伯母には望まぬ関係への懊悩も残る……でも嫉妬もしてしまう、といった複雑な感情や心境を綯い交ぜにした形で描こうとしたようにも感じられたのだが、だとすれば、それによってヒロインがどこを向いているのか今少し判りにくい面もあったので、全体の贅肉を削ぎ落としながらヒロインの堕ちどころと物語の落としどころを明確にすることで次作以降の期待はさらに高まる内容だったと思う。
『熟女の沼-未亡人義母と兄嫁と独身伯母』のレビュー掲載元


はい、れっきとした新人さんとしてデビューされた花邑薫先生の作品ですねw

熟女の沼……いわゆる泥沼状態を指す意味で付けられたタイトルだと思いますし、確か応募作品の段階から「沼」の文字は使われていたように記憶しいます。

確かに泥沼感ありましたよ。



 ← コンビニ向け表紙はこんな感じ。



キホンは身勝手な屁理屈で女達を絡め取っていく凌辱展開を柱にしていますが、そうでもないテイスト、つまり誘惑っぽい雰囲気も盛り込んでくるハイブリットなスタイルでしたね。

今年(2015年)の「黒本」凌辱系はハイブリット化が進んでいるようにも感じますが……気のせいでしょうか。

仮にそうだとしたら、その鏑矢は宗像倫先生かな?



にゃらさんのブログで紹介されている本作の投稿記事はコチラ。
誘惑官能小説レビュー 花邑薫「熟女の沼 未亡人義母と兄嫁と独身伯母」





つまり、強引な和姦テイスト。ハードな凌辱を好む方々には生ぬるいかもしれませんけど、このテイストがあると誘惑系愛好者でも読めますから結果的に読者層の裾野が広がる可能性はあると思うんですよね。



【関連作品】
◆年下の兄嫁-強引な和姦(著:宗像倫)
2013/2/22 発売
Amazonはコチラから。
Kindle版はコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。
(兄貴がいないところで、彼女を俺の女にしてやる)
いつも飾り気なく、親しげな態度で接してくれる美香。
24歳、可憐ながらも気品に満ちた兄嫁の裸身を目にした瞬間、
牡の欲望は目覚め、憧れの操を奪いにかかった!
抗う心とは裏腹に、美香の隠された性が徐々に露わに……。
「感じてるんでしょ、我慢しないで声を上げてもいいんだよ」
(引用元:Amazon)



投稿記事はコチラです。

年下の兄嫁-強引な和姦 2013/2/22 発売
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-925.html




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特集:沢里裕二 ~官能小説のラノベ化という新潮流?~

2015年に入ってから急速に勢いを増している作家先生がおられます。

沢里裕二先生

独自の「笑える」作風で今や飛ぶ鳥を落とす勢いかと。



まぁ、それなりに紆余曲折はあったものと推察致しますが、今では「金脈を見つけた」と申し上げてもよろしいでしょう。

官能小説の世界に抱腹絶倒という新機軸を生み出しつつある作品を幾つかご紹介したいと思います。



●満願シリーズ
双葉文庫から出ている沢里作品には今のところタイトルに「満願」の統一性があります。繋がりのある作品ではありませんが、面白テイストの共通性からしばらく続くネーミングではなかろうかと思われます。


2013/12/12 発売

第1弾:満願商店街
Amazonはコチラから。
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デビュー二年目の官能小説家・森田哲平は、執筆に詰まった末に現実逃避をもくろんで東京下町の商店街に下宿することになった。向かう車内で見かけた女性に一目惚れをした哲平だったが、商店街に待っていたのは下宿先の饅頭屋未亡人、一見紳士ふうのラブホの主など、エロい人物ばかり。団鬼六賞優秀作受賞作家の新境地。書き下ろし長編郷愁エロス。

2013年12月の作品ですが、商店街で織り成す人間模様の面白さと熟女感満載の明け透けないやらしさが笑えます。

『満願商店街』のレビュー記事
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-444.html




2014/8/7 発売

第2弾:満願荘-鍵開いてます
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吉本鉛筆の営業マン村上隆平は、担当地域の営業の途中で見つけた「満願荘」という名の古びたアパートに住むことに。小柄なOLとスナックのホステス、さらに売れなさそうなホストまでが住むアパートは、隆平の運命を大きく変える。書き下ろし長編エロス。



2015/6/10 発売

第3弾:満願ホテルズ-濡れるおもてなし
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東京の郊外にあるホテル「多仲屋」のオーナー岸部幸太郎は、経営難に悩まされていた。じつは裏手にあるラブホテルの収入で何とか維持しているのだ。売却を考える幸太郎の前に、ファンドの社員・内田美紀が現れる。ホテルで一晩に巻き起こるエロスの嵐。書き下ろし長編ユーモア・エロス。




2013年~2015年では年1ペースで上梓されている満願シリーズの特徴としては、表紙からも伝わってくるように女性をある程度意識していると言いますか、女性にも読んでもらいたい意図が感じられることですね。実際に女性読者にも喜ばれる内容になっています。



●「淫」の作品群
作者のイメージを浸透させる意味合いからタイトルに固有の文字を用いる手法では上記の「満願」の他に「淫」が使われることも沢里作品では少なくありません。


2013/3/26 発売

お嬢様は乱でございます二見文庫
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「お嬢様は、こんなものではないのでございますよ......」(北山家執事 三宅智子・談)

「第二回 団鬼六賞」優秀作受賞作家による、最新書き下ろし! !
受賞作「淫府再興」をはるかに凌ぐ、見たことのない壮大な官能ショー! !

北急コンツェルン創業家の一人娘という身分を隠し、広告会社に勤める北山麻里子には、しかし、もう一つ大きな秘密が。それは......「エッチ体質」! ! 電車の中で、会社の会合スペースで、様々な体験を重ねていく彼女だったが、そのBF・純平も人気モデル、北山家の女執事らに幻惑されて――。


思えばこの作品のスマッシュヒットが始まりだったのかもしれません。



2014/3/11 発売

具屋半兵衛-万擦時雨学研M文庫
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浅草寺裏手で仏壇・仏具を商う浅深屋半兵衛は、裏稼業として張形などの淫具を扱っている。秘伝の淫道を口授する集いに加わった半兵衛は、名門松村家の綾姫より密命を受ける。綾姫の義妹、観月院を還俗させてほしいというのだ。半兵衛は特製の淫具をあつらえて、観月院を性技で昇天させ還俗を決意させたが、この依頼の裏にはある大名家の秘事が隠されていた…。第二回団鬼六賞優秀作受賞作家が描き出す、時代官能の傑作!



2015/7/15 発売

果応報講談社文庫
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時は昭和二十年。ダグラス・マッカーサーは、次期アメリカ大統領就任の野望を胸に日本上陸を果たした。狙うは三つ。日本軍が隠匿した通称「М資金」、千年の歴史を持つ桃園淫道司家が計画する「謎の事業」の特許権、そして桃園家伝承の「東洋の秘儀」だ。占領下の日本で世界を股にかけた淫戦が幕を開ける!

桃園淫道司家奇談 M資金ロワイヤル篇
「官能界のスピルバーグ」沢里裕二が放つ驚異のセクシャル・ファンタジー
「桃園淫道司家vs.マッカーサー」歴史に埋もれた日米代理戦争


講談社文庫からは沢里先生が名を広めることになった第二回 団鬼六賞 優秀作受賞『淫府再興』(2013年)という作品がありますが、これに続く作品としてタイトルや表紙のイメージなどに関連性を持たせてはいるものの、素敵にバカバカしいあらすじが示すように本作は随分笑える作風になっているようです。官能界のスピルバーグは言い得て妙!w

 ← この表紙を見ると『淫府再興』もセットで買いたくなりますが、こちらはかなり重厚な作風のようです。






こうした一連の作品群にほぼ共通しているのが以下に挙げる3点。

1.虚実諸々のぶっ飛んだ超設定
2.スピーディで軽快なストーリー
3.抱腹絶倒テイスト



……まさにライトノベル。

官能界のラノベ作品と称して差し支えないと思います。

4.官能要素も抜かりなし



それでいて官能面も申し分ないですから、異色の官能小説として脚光を浴びるのも自然の流れかと。

実際に上記の各作品には(官能小説にしては)多くのレビューがAmazonなどに投稿されていますし、沢里作品オンリーのファンも現れています。



2010年前後のライトノベルは学園ラヴコメの全盛期でした。

それまでは超絶な鬱展開のダーク&シリアスな作品が主流でもあったのですが、学園を舞台にした日常に人外(じんがい)が平然と紛れ込むような設定でボケ&ツッコミを繰り広げるオモシロ世界が「ツンデレ」ヒロインとともにやって来ました。

そして、古くは『おばけのQ太郎』に始まり『うる星やつら』などを経て人と人以外のヒトとが共存する世界を既に体験していた日本の老若男女はこうした世界を余裕で受け入れることができました。

つまり、漫画とアニメで培われた日本の土壌はかくも寛容だと言うこともできるでしょう。



それまで鬱な作品を出していたラノベの先生方もこぞって学園ラヴコメを書くようになりました。

最初から学園ラヴコメでデビューされる新人さんもたくさんいました。

ライトノベルというジャンルそのものの認知度向上にも大きく貢献しました。

つまり、この時期はライトノベルの読者が大幅に増えました。



そうした世界観が官能小説の世界にも沢里裕二というパイオニアによる新しい潮流として生まれるのではなかろうか?



もしかしたら、もしかして……という期待感は割とあったりするDSKです。(^^)



●番外編
こちらも相当に面白いみたいですよ!(^^)


2015/1/31 発売

処女刑事-歌舞伎町実業之日本社文庫
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巨悪の影に淫脈あり。処女喪失の危機!

東京五輪を控え、都庁と警視庁は「日本の恥」である新宿歌舞伎町の性風俗浄化を計画。新宿七分署に「性活安全課」を新設した。美人キャリアの真木洋子を筆頭に、マル暴出身のベテラン刑事、万引き担当で身体検査を得意とする女性警官、IT専門担当官、本庁公安部外事課出身のスーパーエリート、道路案内に詳しく交番勤務が長かった体育会系、丸の内のOLっぽい庶務課の女子など、7人の精鋭(!?)が集結。女性刑事たちは「業務挿入」もいとわずピンサロ潜入捜査に乗り出すが、裏風俗を取り仕切る巨悪の影には……。

団鬼六賞作家が贈るハードボイルド・エロスの決定版。エンターテインメント警察官能小説が誕生!






※あらすじはAmazonより引用。

沢里裕二 双葉文庫 二見文庫 学研M文庫 講談社文庫 実業之日本社文庫
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淫授業-黒い下着の叔母(著:露樹満、フランス書院文庫)

1993/11/23 発売

淫授業-黒い下着の叔母

著:露樹満フランス書院文庫


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叔母・沙也子のスキャンティは濡れそぼっていた
甥の一物で貫かれ、蹂躙されたいと願って……。
身をすり寄せて勉強を教える叔母から牝香が漂う。
露わになる乳房、太腿、そして黒い下着……
受験の特別授業が淫授業へと変わる時、
二人は恥も外聞も理性も捨て去り性獣になった。
(引用元:公式サイト


★★★★★ 美しくも哀しい禁忌の相姦物語, 2015/8/2
デビュー作『妻は実母』が1985年10月なので「黒本」黎明期の1人と称してもよかろう。その後は1年に1作前後のペースで上梓が続いた通算7作目が本作である。28歳の人妻高校教師にして叔母であるヒロイン【沙也子】と、教え子でもある主人公との美しくも哀しい相姦禁忌の官能物語はまさに哀歌・挽歌(エレジー)と言える趣だった。

中盤辺りから同級生の女子生徒が一時的に登場するが、これは沙也子と主人公の想いを再確認させるための役割の方が強く、官能面も含めて明確にヒロインと呼べるのは沙也子であろう。叔母と甥、教師と生徒……海外出張中の夫がいる身でもあることから許されない関係だと憂うものの、肌身に感じる安心感や次第に募っていく愛情のような想いに揺れ動く沙也子の心情がずっと描かれていく。長らく夫が側にいない空閨も後押しする。主人公もまた叔母と甥という関係を超えて沙也子への恋情を募らせていく。しかし、冒頭で描かれるのは好色な体育教師からの理不尽な凌辱である。この体育教師は所々に出てきては下衆な振る舞いを繰り返しており、最後は物語の結末をも担っている。

最後の方でようやく結ばれておしまい、という展開が当時の主な作風なのだが、本作ではその後にお互い(特に沙也子)の心が解放された形で貪り合うような情交が描かれている。この作者の特徴で台詞を多用するような直接的な情交描写ではないものの、お互いの心が遂に真正面から向き合い、絡み合うクライマックスは切なさも湛えた2人の実質的な行く末ということもあって美しく淫猥に爛れている。そして、急転直下の悲劇によってドラマはさらに哀しい高みへと上っていくのである。

なお、沙也子の夫に実の母との親子以上の関係があるのは後の作品『二人の美母・魔性の血淫』にも同様なシチュエーションで見ることができる。
『淫授業-黒い下着の叔母』のレビュー掲載元


公式サイトを確認しても2015/8/6現在で電子書籍化されていませんから、現時点では古本を探す以外に入手の方法がない1993年の作品であります。Amazonの画像がちっちゃいのしかないものですから無理矢理引き伸ばしましたww

先日、拙ブログで初めて紹介した1994年作品がありましたけど、本作もまた初めて紹介する1993年作品となりました(通算608冊目)。

……まぁ、新作の合間合間に時間を見つけてはせっせと旧作も読んでるDSKなのでありますw



まだ7作目の露樹作品ですからセリフ控えめの状況説明主体な情交描写で正直物足りないのは事実なのですが、下衆な同僚教師に凌辱される冒頭になかなかのインパクトがありまして、ストーリー的にも実によろしかったことから突然の悲劇となる結末にもドラマ性を感じました。

読み返すほどにじわっと良さが滲み出る旧作、といったところでしょうかねw




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若叔母と家庭教師-美肉に狂う甥・恥交に溺れる萌子(著:鬼頭龍一、フランス書院文庫)

1997/10/23 発売

若叔母と家庭教師-美肉に狂う甥・恥交に溺れる萌子

著:鬼頭龍一フランス書院文庫


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乳リングス、濃密フェラチオ、強制クンニリングス、
家庭教師の御褒美は魔性の叔母・萌子の美肉奉仕。
そして遂に若叔母が特別な御馳走をくれる夜が!
緊縛された純也の前、萌子は挑発的な下着を脱ぎ、
濡れた恥肉を顔に胸に擦りつけ、猛る勃起を、
咥え絞り込む……叔母と甥、究極の変愛が始まった!
(引用元:公式サイト)


★★★★☆ 作者のエッセンスがコンパクトに凝縮, 2015/7/26
全237頁に11章立ての構成で主人公の初合体は第八章、メインの叔母と交わるのが第九章というのは1997年に出た作品ならば致し方のないところか。それまではボディタッチからキスにお口奉仕といった前戯をじっくり描きつつ、禁忌の一線を越えぬよう逡巡する展開が続く作風である。

母が45歳ということで大学生かと思われる主人公。これに対して32歳ならば確かに若叔母であろう。しかし、この叔母には11歳になる息子がいて(夫は長期出張中)、主人公が家庭教師を引き受けていることを本線に叔母の代役で赴いた授業参観でサブヒロインの女教師と出会うといった流れをつくっており、官能的には息子の成績アップに応じて甥っ子たる主人公へ「ご褒美」があるという巧みな構図となっている。また、甘えん坊な息子を溺愛する母(叔母)という別の構図もあって、実は息子が全ての面で蝶番のように絡むことで周辺の大人達に繋がりができていく構成になっているのはさすがベテラン、というか御大の為せる技といったところでもあろう。最後の一線までは年上の優位で挑発めいた誘惑を見せる叔母である。

息子の言から女教師の存在と主人公との親密さを知ると嫉妬の念を焦がして一気に畳み掛ける(畳み掛けられる)のだが、ここからは緊縛プレイ(縛られるのは主人公だが)ありの黄金聖水(見られるのは主人公だが後に自らも)ありの、最後にはお尻まで責められたりの、そのうえ息子にまで過剰なご奉仕をしてしまうなど、叔母が見せる一連の行動には鬼頭作品に見られる様々な要素がコンパクトながら一気に流れ込む印象である。

官能面で若干の物足りなさはありながら美貌の叔母が醸す妖艶な色気が補っており、思いのほか悪くない読後感ではあった。
『若叔母と家庭教師-美肉に狂う甥・恥交に溺れる萌子』のレビュー掲載元


こんな言い方したら巨匠に叱られそうですが、この作品はアタリでしたねw

いや、1997年の作品ですから合体まではなかなかのお預けを喰らう展開ですよ。

でも、女教師と出会うことで中盤辺りからイイ感じになりますし、終盤ではメインヒロインの叔母が堰を切ったように積極的になる変貌がいやらしかったですわw



それに何よりDSKは「家庭教師と生徒の母」の組合せが結構好きでしてね。(笑)

家庭教師と生徒(女子)よりもその母ってのが桃色煩悩琴線の触れるところでありまするw



〈家庭教師と生徒の母〉で思い浮かんだ作品

家庭教師-美蜜(著:西門京、フランス書院文庫) 2004/1/23 発売
この作品の記事でも『家庭教師と教え子(娘)もいいですけど、やっぱ教え子の母とが良いですよね!www』と同じこと書いてますわwww

熟母と家庭教師(著:新堂麗太、フランス書院文庫) 2003/03/23 発売
DSK的新堂麗太作品最高傑作です。





あと、厳密には新作と言えませんが、フランス書院文庫の30周年を記念する復刊シリーズの第1弾としてデビュー作が再販されています。

【フランス書院文庫30周年記念復刊シリーズ第1弾】
◆叔母・二十五歳
2015/4/23 発売
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「真之くんに初めてを教えるのは私だから……」
薄着で体をすり寄せる奈緒子から漂う甘い媚臭。
上品な美貌、深い胸の谷間、白い太もも……
受験の特別授業が淫らなレッスンへ変わるとき
叔母と少年は理性を捨てて美獣になった……
ひと夏の青い体験を描いた禁断小説の傑作!
(引用元:Amazon)



この復刊シリーズについてはコチラの特集記事で詳しく。

特集:フランス書院文庫30周年記念復刊シリーズ
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-884.html






鬼頭龍一 フランス書院文庫
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試着室(著:吉沢華、幻冬舎アウトロー文庫)

2008/4/7 発売

試着室

著:吉沢華幻冬舎アウトロー文庫


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銀座の高級仕立屋を初めて訪れた菊地俊の接客をしたのは、体にはりつくようなスーツの似合う音大生のアルバイト、亜弓。菊地は探寸のため足元に跪く亜弓の胸元を思わずつま先でまさぐり、勃起してしまう。それを知ったオーナーは試着室で淫らな接客をしたと亜弓の白い手を連打して叱責し、窓際に押し付けて足を開かせるのだった…。(引用元:Amazon)


★★★★☆ 仕立て屋の淫靡な秘密を知ってしまう男, 2015/7/26
2008年から2011年の間に幻冬社アウトロー文庫より6作品を上梓した作者のデビュー作。筆名から女流作家かな〜?と推測しつつ、少なくとも本作では男性登場人物の描き込みがあまり見られない(女性視点っぽい描写が目立つ)ことから女流作家なのであろうな〜、と断言してみたいところである。

菊池 :デパートに勤める三十路前の独身男
西園寺:禿げ上がりで恰幅のよい還暦らしき男

西園寺が営む「テーラー西園寺」へ菊池が訪れるところから物語は始まる。

亜弓:「テーラー西園寺」で勤務1週間の大学生22歳
琴音:「テーラー西園寺」で勤務3ヶ月の人妻34歳は亜弓の姉

試着室で採寸しているうちに亜弓と菊池が2人っきりでちょっぴりヘンな気分になるのだが、それを一方的かつ理不尽に咎めた西園寺が(亜弓の前では初めて)豹変し、恫喝的に迫りながら無残にも亜弓の生娘を散らしてしまうのが第一章。続く第ニ章では先んじて勤務している分、仕込まれるのも先だった琴音によって西園寺の本性が描かれ、スーツの受け取りにやって来た菊池と出会うことで(西園寺が不在なのをいいことに)ちょっぴり摘み喰い的に「ご奉仕」する流れになっている。

猜疑心の強い西園寺の凄みに屈しながら、それから逃れたい気持ちもありながら、それでも逃れられない愉悦も覚えてしまっているような、つまりは抗えない存在に支配されてしまっている姉妹という構図が中盤辺りから見えてくる。主人公らしい登場の仕方だった菊池はこの淫靡な関係の傍観者であり、終盤では亜弓へちょっかいを出したり最終的には交わったりしているのだが、逆に琴音からは誘惑を仕掛けられたりもしており、それらを以ってしても総じて西園寺には敵わない存在である。

途中ではオンナを咲かせた琴音に欲情した夫が珍しく迫っていたり、菊池の勤務するデパートの試着室でも戯れがあったり、クライマックスでは4人でくんずほぐれつといったうねりはあって亜弓も牝の貌を見せるのだが、話の筋道が変わることもなく、時を経て琴音のように振る舞い始める亜弓の変化は悪くない結末だったものの物語としてはやや一本調子だったかな、という印象が残った。全体に漂う雰囲気は良かっただけに惜しまれるところだが、デビュー作ならば次への伸びしろとして期待もできよう。
『試着室』のレビュー掲載元


2人ヒロイン(今回は姉妹)に対して男も2人出てくる場合は最後が大抵くんずほぐれつの4Pになるものですが、本作でもそれは変わりません。ただ、お相手が入れ替わるような交姦と言うより、あくまでもご主人様な1人の男に傅く女2人の世界にもう1人の男が紛れ込んだ形を最後まで維持するのが本作ですね。

しかし、そのご主人様な男の視点で描かれることはなく、あくまでも対象として登場するに過ぎません。

この世界の中心に君臨しながら主人公ではない……そんな男が築いた闇の小帝国を描く作品と言えます。



2011年以来、作品が途絶えているようですが、ちょっと気になる作家さんとしてチェックしていきたいところであります……が、2016年8月の段階で気づいたところでは吉沢作品の電子書籍が販売終了しているようです……紙媒体(文庫)の在庫が僅かばかりあるようですが……後は古本頼みってことでしょうか。





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