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2015年6月の「気になる」官能書籍

2015年6月発売予定の官能書籍から「気になる」作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!

今月はフランス書院文庫から新レーベルが創刊されるようです……過去作品を加筆・修正した再販本もあれば新作もあるようで……。長続きするといいですね。(^^;)タラッ



●フランス書院文庫X


◆闘う熟女ヒロイン、堕ちる(著:御堂乱)
2015/6/12 発売
Amazonはコチラから。
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「強化スーツを脱がされれば戦隊員もただの女か」
汗まみれの裸身を前後から貫かれる菜々子。
理性で抗っても、口からもれる濡れたあえぎ声。
政府転覆計画を探るうちに囚われの身となり、
部下や仲間の前で痴態をさらし、屈辱の絶頂へ。
闘う女は穢されても気高く美しい……


なんでもAV作品向けに執筆された脚本を基にしているとか。



◆人妻-肛虐旅行(著:結城彩雨)
2015/6/12 発売
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若妻・祥子は肉魔と二人きりの「肛虐旅行」へ!
その美貌ゆえに友人の夫に狙われ、拉致される。
列車内で、ホテルで、大浴場で続く調教。
眠る間もなく裏門を襲う執拗な責め。
人妻の誇りは奪い去られ、理性の限界とともに
29歳は忍び寄る悦楽の予兆におびえていた……


加筆・修正版とは思いますが、元の作品は何でしょうかね。



◆奴隷秘書室(著:夢野乱月)
2015/6/12 発売
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名門銀行秘書室――その実態は性奉仕の勤務!
知性と品格を備えた美女たちを待ち受ける罠。
女体検分、美唇の実習、裏門での接待……
成熟した体を調教され、屈辱のオークションの末、
政財界の成功者のもとへ牝秘書として派遣されていく。


デビュー作の加筆・修正版のようですね。



●フランス書院文庫


◆邪眼-狙われた女教師母娘(著:藤崎玲)
2015/6/23 発売
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熟女教師の肢体に襲いかかる進路指導室の魔罠。
新人教師の貞操を母の眼前で強奪し侵犯する姦罠。
志穂里と結奈――美貌の女教師母娘を狙う狂った眼。
アクメ授業、放課後イラマチオ、バイブ調教の果て、
身も心も支配され肉茎をねだる母娘性隷が誕生する。
牝の素顔を暴きつくす、甘く危険な女体ハーレム!


女教師で母娘……イイ設定ですw



◆夜這いずくめ-妻の母、妻の姉に…(著:森一太朗)
2015/6/23 発売
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(今夜で最後にしないと。私は澄香の母親なのだから)
首筋を這う舌、胸を揉む手、股間をまさぐる指……
夜ごと寝室へ忍び込み、肌を重ねる相手は娘婿!
罪悪感と、女としての欲望に悩む奈都子は知らない。
襖の隙間から覗く、もう一つの熱い視線を……
妻の母が、妻の姉が、夜這い&夜這われる背徳の家!


ここ最近とは少し作風を変えてきているような気がしますが……。



◆四姉妹風呂-ひとりじめ(著:高杉圭)
2015/6/23 発売
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「亮太様、お背中、お流しいたしますわ……」
凄艶な色気を漂わせ、乳房を押しつける24歳。
火照るうなじに張り付く髪、肉づきのいい双臀……
湯の中で僕の××に絡みつく複雑な肉の襞。
令嬢四姉妹から受ける浴室の「特別接待」。
彩乃、絵理、ひかる、梢……今夜の相手は誰?


これはまた甘そうな雰囲気が漂ってますョ~。



◆新しい母・新しい姉・新しい隣人(著:村崎忍)
2015/6/23 発売
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「今夜だけ私をお母さんだと思っていいから……」
ブラジャーを外し、熟れた乳房をさらす里親の母。
くびれた腰、白い太ももの下に煙る漆黒の翳り。
罪の意識に怯えながらも少年に体を与えてしまう。
志津子は知らない。愛娘や隣家の未亡人までが
雅也に妖しい色目を使っていることを……


久方振りの村崎作品に胸が躍りますが、6行あらすじの4行目または5行目の定番フレーズ「○○は知らない」がここにも登場ですねw



◆熟女ハーレム水泳クラブ(著:早瀬真人)
2015/6/23 発売
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今日から僕が、美熟女たちの水泳コーチに!?
妖艶な未亡人、友だちの美母、有閑マダム……
フェロモンありあまる水着姿の熟女と経験する、
濃厚クンニ、フェラチオ体験、童貞喪失。
ついには艶尻を並べて興じる複数プレイまで!?
とことん淫らに教え合う最高すぎるパラダイス!


早瀬先生の「黒本」デビューではないでしょうか。
しかし、平積み向きの目立つ表紙ですナ~w



◆ひとつ屋根の下の青獣-義母と兄嫁と義妹(著:柊諒馬)
2015/6/23 発売
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ハイブリッド書店【honto】はコチラ。
義理の母としてやり過ごすには生々しすぎるFカップの麗乳。
兄の妻だからこそ絶対に触れられないストッキング美脚。
義妹が大人の女になりつつあることを気付かされた太腿。
42歳、30歳、19歳――美女三人の放つフェロモンが
同居する青獣の本能を覚醒させ、暴走させ、かき乱していく。
恥蜜をむさぼり柔肌を絡ませる、ここは「全員淫獣」の家!


今月も新人さんの登場です。



◆女教師-裕美の放課後(著:綺羅光)
2015/6/23 発売
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。
女の色香をいっぱいにつめこんだ、
美人教師のパンティが無惨に引きむしられる!
薄布の下から現われた淡い柔草、鮮紅色の果実……
24年間、清楚な生活を送ってきた女教師・裕美を、
信じがたき恥辱の試練が待ち受けていた!
フランス書院最強作家・綺羅光のデビュー作、復活!


30周年記念の復刻版第3弾は御大のデビュー作のようで。
当初は『兄嫁』(著:嶋悦史)だったのですが、どうしたのでしょう?
しかし、この表紙が今でも出せるなら……って思いません?(^^;)



●マドンナメイト文庫


◆美尻女教師-放課後の誘惑個人レッスン(著:早瀬真人)
2015/6/11 発売
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。
真面目でお嬢様育ちの女教師・友梨。密かに熟れた身体を慰めていたが、あるとき、差出人不明の少年からの卑猥な手紙が届いたことから……生真面目で独身の美人女教師・友梨のもとに、差出人不明の卑猥な内容の手紙が届いた。それを機に犯人と思しき美少年との妄想が暴走し、ついに欲望を実行に移すことになるが……。魔少年の姦計も絡み、女教師は肉欲の世界に堕ちていく。

早瀬作品は今月2作同時発売のようです。



◆人妻ハンター-女を堕とす禁断のテクニック(著:瀬井隆)
2015/6/11 発売
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。
暇を持て余した熟れた人妻――特殊なテクニックを身につけた訪問販売員は、次々と女たちの欲望を目覚めさせ……。理不尽な会社に嫌気が差し、訪問販売員に転身した真一は、仕事が行き詰まり、うだつのあがらぬ日々を過ごしていた。そんなあるとき、心理セミナーの講師と出会い、特殊な心理テクニックを伝授されることになる。それは女性の潜在的な性的欲望を解放するもので……。

こういった特殊能力系は何でもアリになりがちですから匙加減の妙に期待したいですね。

しかし、今月のマドンナメイト文庫作品がAmazonで発売前日にようやく掲載というのはあまりよろしくありませんナァ。



●二見文庫


◆お色気PTA-ママたちは肉食系(著:霧原一輝)
2015/6/26 発売
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美人人妻(PTA会長)派 VS 社長夫人(アンチ会長)派
──赴任二年目の男性教師が巻き込まれた夜の誘惑肉弾戦!人気作家による書き下ろし官能エンターテインメント!
赴任二年目の新任教師・崇士は、小学校のPTAを二分する派閥争いに巻き込まれることに。清楚な美人妻・慶子派とワイルドな社長夫人・珠実派──各陣営のお色気たっぷりな母親たちからさまざまな形で誘惑され、PTA行事の議決に圧力をかけられるが……。豊満な肉体が行間で躍りまくる書き下ろし官能エンターテインメント!


霧原先生の描く「強烈な熟女たち」に期待が高まります。
愉快な展開も望めそうですね。(^^)



●竹書房ラブロマン文庫


◆人妻山脈(著:小玉二三)
2015/6/3 発売
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新婚夫婦の横舘幸次と千波美は、ご近所の面々に誘われ親睦のキャンプに出る。同行するのは押しの強い黒塚と奔放な妻の絵美子、年配で温厚な寺内と、その若妻の良子。六人は和気あいあいとキャンプを楽しむが、夜が訪れるや、幸次の目の前で彼らは淫行に耽りはじめてしまい――!?絵美子は夫に突かれながら幸次の股間をしゃぶり、良子はおののきながらも快楽に悶える。そして幸次の最愛の妻の千波美までが、寺内と黒塚に見られながら熟れた肉体を喜悦に震わせていた。「今回のキャンプにはね、実は隠された目的があったんだ…」そう耳打ちされた幸次は、妻とともに淫らな饗宴へ踏み込み、さらに思わぬ人物も加わり、キャンプの夜は淫蕩さを増して!?人里離れた山々に人妻の淫声がこだまする。気鋭が描く群像人妻ロマン!

山々にこだまする人妻の淫声を想像して(良い意味で)笑ってしまいましたw
しかし、この作品にも寝取られ風味がありそうですねぇ。



●竹書房文庫


◆色神の一族(著:葉月奏太)
2015/6/25 発売
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◎ここでは何が起きても不思議ではない…妖惑の村で淫らすぎる宴!
◎今旬の作家が放つ、かつてない伝奇官能ロマン!
二十七歳の山代祐也は、関係が途絶えていた亡き父の故郷「色神村」から、莫大な財産を相続する権利があるとの連絡を受け、山深い現地に赴いた。亡父の生家は有数の資産家だったが、当主が謎の失踪を遂げ、祐也が後継者として呼ばれたのだった。そして、当主を継ぐには、もう一方の名家である川守家の三姉妹のうち、誰かを娶らなければいけないと告げられる。困惑する祐也だったが、三姉妹の長女・冬子から夜這いをかけられ、さらに妹たちからも誘惑される。淫靡な体験に溺れていく祐也だが、やがて、この村の驚くべき秘密を知ることに…!書き下ろし傑作秘境エロス。


二階堂家のこと?それとも藤堂家?とか思ってしまいましたが、また別の集落が存在したようでw



●双葉文庫


◆満願ホテルズ-濡れるおもてなし(著:沢里裕二)
2015/6/10 発売
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東京の郊外にあるホテル「多仲屋」のオーナー岸部幸太郎は、経営難に悩まされていた。じつは裏手にあるラブホテルの収入で何とか維持しているのだ。売却を考える幸太郎の前に、ファンドの社員・内田美紀が現れる。ホテルで一晩に巻き起こるエロスの嵐。書き下ろし長編ユーモア・エロス。

「満願」シリーズが続きますねw



◆おんな、金沢-待ち濡れて(著:橘真児)
2015/6/10 発売
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縁起グッズの企画に携わる室井照道は金箔を使った新商品開発のため、北陸新幹線で金沢に出張。華やかな古都に魅せられた照道は風情ある店で一杯やろうと足を延ばすが、一見は入りづらい雰囲気にためらう。そんな彼を見かけ、優しく誘う小料理屋の女将、今日子。割烹着も眩しい今日子は、地酒を傾けつつ身の上を打ち明ける。彼女は未亡人だった。加賀百万石を舞台に男女の機微をしっとりと描く、書き下ろし旅愁エロス。

北陸新幹線開業……旬を取り込む抜け目のなさセンスはさすがですww



●廣済堂文庫


◆息子の嫁は元ナース(著:霧原一輝)
2015/6/22 発売
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自宅で税理士の仕事をしている竹本は妻と死別し、去年結婚した息子夫婦と同居している。嫁の沙保里は元ナースで人柄もよくしかも美人だが、ある夜リビングのソファで寝乱れた姿を見て愕然とする。ノーパンだったのだ。そしてテーブルのノートパソコンの画面には……。人気官能作家による最新書下ろし!

霧原先生も今月2作品ですが、コチラでは往年の「嫁」シリーズを彷彿とさせるタイトルに期待が膨らみます。



●徳間文庫


◆魔窟(著:草凪優)
2015/6/5 発売
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悪質ぼったくりバーの雇われ店長又吉は、借金に縛られ、オーナー亀森のタガの外れた暴力に支配されている。腐った魚のような眼に狂気を宿す虚ろな日々を過ごしていた。ある日、面接にきた千鶴と出会う。暴力や犯罪の刻印から逃れるように、ふたりは淫らで激しいセックスに没頭する。今とは別の未来を夢見るが、千鶴は亀森に心も体も組み敷かれてしまう……。性と暴力、草凪官能の新境地!

草凪流のバイオレンス官能ですね。



●幻冬舎アウトロー文庫


◆姉のスカートはいつも短すぎる(著:館淳一)
2015/6/10 発売
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清楚で可憐な良家の令嬢エリカは、夜になると、秘密クラブのオーナー・田ノ倉好みの小さな下着で男たちの前に立たされ、終業後にはしゃぶりつくされる。これを弟の春樹は許せなかった。ある晩、エリカに目隠しをして縛り上げる。いいぞ姉さん、もっと濡らすんだ。弟は姉の足首を強く摑むと、左右に思い切り広げた。悪魔の嬲り責めが始まる――。

ますます深淵へと向かうかのごとき御大の新作かと。
出版が不定期になりつつある幻冬舎アウトロー文庫としても久し振りの新刊では?



●ベストセラーズ文庫


◆令嬢狩り-処刑人〈上〉(著:千草忠夫)
2015/6/20 発売
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中学時代、心身ともに傷つけられた男・石井が復讐鬼となって帰ってきた。 美貌の女医・貴子と愛娘・ひとみを突然襲う凌辱の牙。暗い地下室で果てしない責めに抗いながらも倒錯の悦びに目覚めていく母娘……。極彩色のピカレスク・ポルノ全2巻。バイオレンス色の濃厚な問題作です。

まだまだ続く第24弾。
元は『令嬢狩り-処刑人X(1)』(2004年、アップル・ノベルズ)でしょうか。



●MUJIN COMICS


◆実母と女教師(著:タカスギコウ)
2015/6/5 発売
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ママから教わったコト…礼儀作法に勉強、運動…そして、フェラチオ、クンニ、挿入、膣内射精!! お願い…ママの本当の姿…見ないで…。人妻・熟女絵師・タカスギコウが贈る、今回の熟女たちは…久美子(実母)、百合子(女教師)、鈴子(都会から田舎にやってきた喫茶店の美人マスター)、コガネとシロガネ(読んでのお楽しみ…)
【収録作品】・いとしのムスコは誰のモノ?<全4話>・まぼろしの道草<前後編>・グリッタードールズ・あとがき


4話の中編や前後編といった読み応えのありそうな作品が並んでますね。



●マグナムコミック


◆母が白衣を脱ぐとき6(著:横山ミチル)
2015/6/26 発売
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女として完全に覚醒した朝美に、母の本当の姿を知った息子・陽平が、その激情と獣欲をぶつける。息子の前で絶頂を迎えることに最初は躊躇していた朝美だったが、二人の行為が恋人同士のような激しくも甘いものになっていくにつれ、そんな最後の一線も……成年コミック界希代の長期連載!母と息子、それをとりまく人々の愛欲のドラマが5年の時を経てついにフィナーレへ!大幅加筆修正に加え、番外編『3X話』『AfterEden』も収録した完結巻!

足かけ5年ですか……長い間の連載お疲れ様でした!



※作品のあらすじは各出版社の公式サイトおよび Amazon、honto、DMM.R18 より引用
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叔母の肉体は僕のモノ(著:美野晶、竹書房ラブロマン文庫)

2015/5/7 発売

叔母の肉体は僕のモノ

著:美野晶竹書房ラブロマン文庫


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叔母の涼香の家に居候している大学生の江川拓巳は、艶やかな涼香の魅力に戸惑ってしまう平凡な青年。ただ一つ拓巳が常人と違うのは、マゾの女性を責める天性のテクニックを持っていることだった。SMから足を洗いたい拓巳だったが、バイト先で、大学内で、マゾっ気を持つ美人たちと惹かれあい、欲望を抑えきれずに淫靡なプレイに耽ってしまう。そんな拓巳に、姉のように慕ってきた涼香もまた、縛られ責められたいという欲情を抱いて…!? 拓巳と涼香はSMと近親相姦、ふたつの背徳を受け入れて結ばれることが出来るのか。鬼才が描く艶やかSMハーレムロマン!(引用元:Amazon)


★★★★☆ 既存の安定路線に組み込まれた新味, 2015/6/24
メインヒロインに恋い焦がれながらも遠回り的に様々な女性との逢瀬を繰り返し、最後にはメインへと向かうラヴ成分の濃いぃ美野作品の基本路線はそのままに、官能要素もしくは官能的な属性に新たな切り口を盛り込んだ作品と言えるであろう。

それはつまりS&Mの世界である。
サブヒロインは全員M属性持ちと初期設定されている。

また、物語の初期段階でSとして磨かれた主人公にすることで作品世界の背景を下準備しつつ、本当は真っ当な恋がしたいと抵抗する主人公の面白味に繋がっている。その本意に反してズルズル巻き込まれていく展開ということである。

タイトルからしてメインヒロインは叔母と予想できるが、この32歳の叔母(独身)は相当に可愛らしい。甥っ子である主人公への過剰な溺愛っぷりが魅力なのだが、それが次第に主人公への恋心だったと気づいていく、その移ろいをしっかり描いている。ただ、終盤に至るまではサブヒロイン達とのエピソードなために叔母の出番が少ないことと、それまでは必然的に脇役っぽい立ち位置になってしまう勿体なさがあった。

また、叔母という親族である必要は強く感じないのだが、これはお隣さん夫婦にあるもっと濃いぃ相姦と対比させることで乗り越えるべき一線の切り口を示唆する意味合いが醸されているようである。ただ、それにしてもメイン+サブの総勢5人に加えて隣の夫婦となれば登場人物の多さは否めないところか。サブを減らして叔母とのちょっとした絡みをさらに散りばめれば存在感がぐっと増すようにも感じた。

ただし、SとMの世界を盛り込みながらも単に縛ったり縛られたりではなく、もっと言えばS側の身勝手な趣向ではなく、日常では様々に装わなければならない女性が羞恥という形で自分を解放するためのM性を充足するお手伝いがSの役割とした優しさは作者らしいところであり、さらには「縄酔い」を始めとする諸々の緊縛知識を織り込むことで相応の深みも感じられて良かったと思う。
『叔母の肉体は僕のモノ』のレビュー掲載元


当初はなんでまた「肉体」といった言葉をわざわざタイトルに入れているのか?と思ったのですが、なるほどねぇ~、SMねぇ~、といった感じで何となく言いたいことは分かった気がしましたデス、はい。

ごっついハードな責めはありませんけれどもちゃんとSMしてますよ。大半が緊縛で、最後の方でちょっぴり羞恥プレイですかね。と言っても最後の羞恥プレイはヒロインに際どい格好をさせて衆目に触れさせるという過去の美野作品でも時折見られたパターンですわ。

ですから、ずーっとSMなのに最後がいつもの美野作品っぽいので読後感がこれまでとさほど変わらないという……。(^^;)



あと、サブヒロインは1人減らしてメインの叔母を今少し早く本格登場させてほしかったかな?

登場人物が多過ぎてメインが割を喰うのも美野作品で時々見られますわ。

ここ数作はヒロインを絞ってイイ感じだったのにな……。





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tag : 竹書房ラブロマン文庫 美野晶

熟蜜-義姉のしずく(著:川奈まり子、竹書房文庫)

2015/4/17 発売

熟蜜-義姉のしずく

著:川奈まり子竹書房文庫


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◎憧れの義姉さんをボクのものにしたい…!
◎伝説の美熟女優・川奈まり子が描く禁断官能ワールド
二十五歳の神田拓海は義姉・彩の艶めかしい喪服姿を見つめずにはいられなかった。長兄の直樹の婚約者として出会って以来、ずっと憧れ続けていた義姉は、兄が交通事故で突然亡くなり、三十路で未亡人となってしまった。四十九日の法要でも、いまだに憔悴しきった彩を見て心配する拓海だったが、その一方で彼女に対する禁断の想いは高まるばかりだった。そんな時、彩が次兄の竜也に襲われ、抗いながらも快美に悶える姿を目撃してしまった拓海は…!未亡人の義姉に対する狂おしい情欲を描く禁断の美熟エロス!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 未亡人の避けられぬ現実, 2015/6/14
サブヒロイン達との逢瀬の果てに想い人たるメインヒロインと遂に結ばれるのか?といった流れはここ数作の路線を踏襲した構成であり、作者としては竹書房文庫から初の出版ながらも気負いなく普段通りなロジックで纏めている様子。竹書房ラブロマン文庫から出ていても遜色のない官能場面も描写もある。しかし、未亡人という設定を単に属性のみとして扱わず、未亡人だからこそのしがらみをきちんと織り込んだことで滲み出る憂いを帯びた切なさが本作を独特に彩っている。

仏前で喪服を着ていれば未亡人なのではなく、亡夫への想いを整理して、物理的にも時間経過的にもいろいろと順序立ててからでないと次に進めない未亡人のしがらみ。それを有り体に言えば作中の言葉でもある「世間体」であり、つまりは亡夫への操の立て方である。

苦悩や葛藤はあるだろうけど、後は自分(主人公)が穴埋めするからさっさとこっちにおいでよ、といった男の身勝手な思考では片付けられない女(未亡人)の側面が暗に示されており、その相手が義弟であればなおさら世間一般に加えて家族や親族の目もあることを窺わせる抵抗……拒絶ではなく時間がほしい意味合いの抵抗……が見て取れる。

しかも、それが表立っては示されないことで(気づかない、察しない)男との感覚的なズレが生み出され、そのズレが主人公とサブヒロイン達との接点を設ける要因となり、それでも増幅されていく未亡人への想いの要因にもなっている。手が届きそうで届かないもどかしさで男心を煽りつつ、そうは言っても、といった女心も盛り込むことで生じる男女のモヤッとした感じを巧みに描いているのはさすがと言える。

好みの分かれる形にもなったその行方は時間的な猶予が絶たれてしまった結果であり、めぐり巡った遠回りな結末は本来必要とした自他共に認められる区切りの年月だったのかもしれない。「喪が明けた」2人のその後を読んでみたくなる余韻が残る幕の引き方であろう。

そうした現実性にあって、美しい女性が未亡人として憂いていたら他の男も放っておかないであろうという官能的なモヤッと感も親族から狙われる形で興奮度の向上に寄与しているのはニクいところである。
『熟蜜-義姉のしずく』のレビュー掲載元


タイトルは「うれみつ」ではなく『じゅくみつ』と読みます。

以前、竹書房ラブロマン文庫から『禁蜜(きんみつ)』という作品が出ていますから、何かしら多少は意識したネーミングかもしれませんねぇ。



さて、本作で感じたのは、メインヒロインの義姉がどうこうよりもむしろ未亡人の現実感みたいなものでした。



最近の葬儀は本葬の後、火葬場から葬祭場へ戻ってくるとスグに初七日法要を行うことが多いと思います。

本来なら1週間後に行うものでしょうけれども、家族や親族といった遺族が再度集まるよりは一気に行っておこうという簡略化の1つなのでしょう。実際に経験がありますが、確かにラクではあります。(^^;)

また、お坊さんも本葬の時よりは幾分リラックスした雰囲気で初七日法要を執り行ってくれることもあったりして、また火葬場から戻ってくるまでには割と時間もかかることもあって、何となく気分的には1週間たったような……とは言い過ぎですが、次の段階として行うことをしているような感覚にはなります。現実としてアリな簡略化だと思います。

これにより遺族が再度集まるのは四十九日法要が最初となることが多いでしょう。

この四十九日法要が物語の始まりとなります。



で、作中では一周忌法要も訪れ、最終的には三回忌の頃まで話が進んでいきます。

中では様々なことが起こりますし(官能小説ですからねw)、義姉も基本的には真摯に対応していくのですが、やはりどうしても越えられない壁というものが存在して、それが亡夫への想いなのであろうと。世間の目も意識した時に未亡人が亡夫への操を立てつつも次の段階へ進むには最低でも3年の年月が必要なのだろうと。

そんな、折り目正しい「女の礼節」みたいなものを感じさせてくれた作品でした。



しかし、もしかしたら3年よりも早くにその機会は訪れたかもしれなかったのですが、それを逸してしまったのは周りの(こういう時は大体において親族の)やや尚早な反応でした。そして、そのことを察した義姉の取った行動もまた現実味のあるものでした。



そりゃあ、世間の目と言っても現実的に一番気になるのは親族ですよね。

一番近しい関係である家族の方がまだ理解を得られやすい。

多少のことなら世間の目は黙って見過ごすこともできる。



ある意味では一番やっかいな距離感で、本来なら外野のくせに何かあるとしゃしゃり出てきてちょっと見当違いな文句を言ったりすのは決まって親族ですよwww



そのせいで本作は切ない結果を迎えます。

こういった形で幕を閉じる作品も過去にはありました。

しかし、最後の最後にほっとできる結末をさりげなく用意しているのが川奈作品の良いところであります。(^^)



欲を言えば、この結末をエピローグでさらっと見せるだけでは正直物足りないので、その後に2人だけの世界でしっぽり睦んでほしかったところですね。(笑)



【関連作品】
「こういった形で幕を閉じる作品も過去にはありました」を受けて、切ない結末だった作品を思い浮かべたので列挙しておきます。


2005/2/23 発売

水着美姉妹-二人は危険な誘惑者(著:伏見一輝、フランス書院文庫)


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姉さんの水着姿に、見とれていたんでしょ?
こんな立派な××を持っているのに、童貞なんて……
心配しなくていいの、私が一人前の男にしてあげるから。
もっと優しく、焦らないで、女の身体はデリケートなのよ……
水着からこぼれる豊乳が魅力の素子、眩しい美脚のまどか。
美姉妹が競い合いながら僕に教えてくれる“大人の世界”
(引用元:Amazon)



2003/12/2 発売

継母〈ままはは〉(著:黒沢美貴、幻冬舎アウトロー文庫)


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予備校生の直人はある日突然、父親に美夜を紹介された。真っ赤な口紅、胸元から覗く谷間、露わになった太股―家中に撤き散らされる継母のフェロモンに直人は息が詰まりそうだった。「こんなエロい身体の女を母親だなんて思えるわけないじゃないか」父親の帰りが遅い夜、直人は身を捩って嫌がる美夜の下着の中へと強引に指を滑り込ませた―。(引用元:Amazon)



ブログの投稿記事
継母〈ままはは〉(著:黒沢美貴、幻冬舎アウトロー文庫)
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-978.html




どちらも最後が手紙で終わります。置き手紙というやつですね。

個人的には苦手な幕の引き方です。(^^;)

これらとほぼ同様な顛末となりながら、最後に素敵などんでん返しをもってくるのが本作の良さでしょう。





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テーマ : 18禁・官能小説
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tag : 竹書房文庫 川奈まり子

天草白先生のブログ

2010年1月に発売された『放課後の蜜肌教室-人妻女教師と優等生』以来、リアルドリーム文庫の作品を拝読している天草白先生のブログと相互リンクになりました!



天草白のブログ
http://amashiro7.blog.fc2.com/




天草先生、リンクのお願いをご快諾いただきありがとうございました!



優しくソフトな誘惑路線をメインとしながら時には凌辱色に溢れた作品も上梓される天草先生。

他にもジュブナイルポルノを二次元ドリーム文庫やぷちぱら文庫で出されていますが、実は非官能なライトノベル作品も執筆される多才っぷり!



今後ともよろしくお願い申し上げます。m(_ _;)m



◆官能小説の目下最新作
2015/2/28 発売(リアルドリーム文庫)
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Kindle版はコチラから。
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湯の滴り落ちる美女たちのしっとりとした艶肌!
冬休みに叔母の経営する温泉旅館へ遊びに来た恵一は、
若女将を務める初恋の相手・従姉の杏子や
女子大生、人妻、OLらの宿泊客と肉体を重ねることに。
「旅先のアバンチュールね。たっぷりサービスしてあげる」
その中、杏子への思いを再燃させた恵一は告白をするが……




◆ライトノベルの目下最新作
2014/7/18 発売(一迅社文庫)
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真崎雪人が中学時代に好意を寄せながらも疎遠になってしまった可愛い後輩・夏瀬真由と、彼の通う高校でまさかの再会!しかも会ったそばから真由は「わたしと先輩はこれから夫婦になります」と大胆宣言!? 転校生の那和坂桃花や、美人な先輩・青蓮院柚子までが彼の妻になると言い出し――。嫁候補3人による『妻ロワ』のゴングが、いま高らかに鳴リ響く―― !?







あらすじはAmazonより引用
天草白
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リアルドリーム文庫【2015年リアルドリーム文庫編集長が選ぶ夏の傑作選】

リアルドリーム文庫【2015年リアルドリーム文庫編集長が選ぶ夏の傑作選】というフェアが開催中!

過去の作品から、プール、夏祭り、旅情・山、旅情・海、水着ハーレム、水着陵辱 の6テーマに沿って1作品ずつおすすめ作品が紹介されています。

……どーでもいい余談ですが、リアルドリーム文庫では凌辱ではなく「陵辱」の文字が以前より使われています。







これら6作品の中から拙ブログで以前ご紹介した作品は次の2つ!





「夏祭り」部門
2011/9/22 発売
恋人は友達の母と姉-ひと夏の秘密体験(著:芳川葵)
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-184.html


田舎に住む友達の家へ数年ぶりに遊びに行く少年は
憧れの友母と初恋相手の友姉と再会することに。
「お姉さんのFカップのオッパイは、気持ちいいかな?」
「おばさんが斗真くんの初めて、もらってあげるから」
友達もいる一つ屋根の下で艶めかしい背徳感が交錯する中、
少年と母姉とのひと夏の甘い体験が始まる──。




「水着ハーレム」部門
2011/7/22 発売
魅惑のW水着-豊尻母と巨乳娘(著:天草白)
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-188.html


宏樹は水泳部に所属する生真面目な少年。
近所のスポーツクラブで妖艶な指導員・美帆子と出会い、
競泳で惜敗したことから次第に彼女に惹かれてゆく。
「ふふ……年下の男の子は可愛いな。もうたまらない」
初心な少年を誘惑し合う揃って負けず嫌いな水着母娘。
豊満な肢体で若竿を挟んでの甘い誘惑劇が幕を上げる!







偶然かもしれませんが、この2作品とも夏から秋にかけて出てますから、やはり当時から相応に季節感のある出版を意識しているところはあるみたいですね。(^^)



芳川葵先生のブログでもこのフェアが紹介されています。
フェアのお知らせ

庵乃音人先生のブログでも!
リアルドリーム文庫さん(キルタイムコミュニケーション)で夏のフェアが開催されます。リアルドリーム文庫編集長が選ぶ夏の傑作選と題された今回のフェアは、夏に関するさまざまなキーワード(プール、海、山、水着など)をテーマに、暑い夏をますますホットにする作品がラインナップされた好企画。わたくし庵乃の2012年作品『魅惑の桃尻温泉郷』も、その栄えある一本としてチョイスしていただけました。それにしても、これを書い...
リアルドリーム文庫編集長が選ぶ夏の傑作選!

早瀬真人先生のブログでも!!
リアルドリーム文庫・夏のフェア開催

天草白先生のブログでも!!!
リアルドリーム文庫 【2015年リアルドリーム文庫編集長が選ぶ夏の傑作選】







あらすじはAmazonより引用
リアルドリーム文庫
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兄嫁の家に下宿中-姪や叔母さんまでが…(著:七海優、フランス書院文庫)

2015/5/22 発売

兄嫁の家に下宿中-姪や叔母さんまでが…

著:七海優フランス書院文庫


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「可愛い秀一君にエッチなお仕置きしちゃおうかな」
ネグリジェを押し上げる豊乳、肉茎を弄ぶ白い指。
大学受験のため、兄嫁の家で居候をはじめた青年。
勉強の合間のフェラ休憩、食事中の恋人ごっこ……
小悪魔な姪や若叔母まで挑発を繰りかえす裏には、
家族会議で決められた「淫らな懐妊計画」が!?
(引用元:Amazon)


★★★★☆  主人公を誘惑する理由が明確, 2015/6/7
誘惑系とされる官能小説では大体においてヒロインが主人公を誘惑することで官能描写が始まるものだが、同時に「その理由」においてはこれまで曖昧なことも少なくなかった。「好きだから」「好きになっちゃった」といったシンプルな恋心もあれば、若いツバメよろしく摘み喰いするような挑発的なアプローチがあったり、女体指南のように導きながら筆下ろしみたいなこともあったりと、コトの始まり方はキャラに見合った形で様々に表現されるものの、一般的な感覚からすると「だからと言って、出会ってスグにそこまでする?」といったギモンを感じる時もあり、むしろ官能小説を読み始めた頃ほど顕著に感じるものと推測する。

また、まるで免罪符のような「安全日だから」の一言で中出しを繰り返すのも興奮度は確かに上がるものの、フツーなら「だからと言って、そんなに中出ししてたらイカンでしょ」と思うこともある。

表現の方法や筆致によって印象も変わるし、何より読み重ねると暗黙の了解のような「それが当たり前」といった慣れも出てくるのだが、そんな根本的な疑問を一気に解決する設定を生み出したのが本作最大の特徴と言えるであろう。

・ヒロインからの誘惑OK(むしろ積極的に)
・中出しOK(というか中出しオンリー)

それはもぅ正々堂々と誘惑できる環境が出来ている作品世界となっている。何度も使える設定でもないために今後の潮流が変わることはたぶんないとは思うが、こういう切り口もあったかと思わせる盲点を見た気がした。また、何も知らされていない主人公にすることで出来レースのようなお約束な感じにはせず、さらには奥手のヒロインによる葛藤や恥じらいなども盛り込むことができたと思う。オーソドックスな展開に捻りを加えた設定が奏功した部分は確かにあった。

ただ、重箱の隅突きかもしれないがヒロインの構成には「?」があって、浪人生の主人公(19歳)に対して3人いるヒロインは以下の通りである。

・兄嫁(38歳)
・兄嫁の娘〈姪〉(18歳)
・叔母(32歳)

これに加えて主人公の兄(兄嫁の夫)が不惑を越えており、この兄弟の母が還暦越えで出てくるのだが、この流れで(母の妹であろう)叔母の32歳はいかにも不自然ではなかろうか。主人公の兄弟以上に歳の離れた姉妹なのだろうか。それとも「叔父の妻」なのだろうか。

元より叔母ありきで設定されたようにも感じられ、そもそも深く考えるところでもないのであろうが、ここはシンプルに兄嫁の妹ならばフィットするし、クライマックスが母娘丼&姉妹丼のダブルになったのにな、と思った次第である。
『兄嫁の家に下宿中-姪や叔母さんまでが…』のレビュー掲載元


まぁ、言ってしまえば出オチみたいな設定によって小骨のように刺さっていた誘惑系官能小説の「?」が解消されている作品ですねw

いや、どうしても思う時があるのですよ……いくらショタコン風味とはいえ経験豊富な絶世の美熟女がナゼに青二才な少年の虜になっちゃうのかな~?とか、ちょっとムスコがおっきくなっただけでナゼに「私のせい?だったら責任取らなくちゃ」みたいな流れになるのかな~?とか。(^^;)

ついでに言えばGカップやHカップの爆乳なのに蜂腰のくびれってある?少々くびれてるかもしれないけどフツーはぽっちゃりさんでしょ?とかね。

スレンダーなプロポーションでイメージできる巨乳はDSK的にFカップまでですwww



そんなこんなを逆手に取って肯定的に活用できる『灯台もと暗し』な設定がナイスでした。



にゃらさんのブログで紹介されている本作の記事です。
七海優「兄嫁の家に下宿中 姪や叔母さんまでが…」(フランス書院文庫、2015年5月、表紙イラスト:川島健太郎、白表紙版:新井田孝)ネタバレ有り。御注意下さい。内容紹介(公式ホームページ)【あらすじ】大学受験に失敗し上京して兄の家に居候する事になった秀一だが、兄の海外赴任の最中なのにやけに挑発的な服装の兄嫁・貴美子の振る舞いに疑問を抱くも、叔母の悠里や姪の茜まで積極的なのを見て流れに身を委ねるのだった。【...
七海優「兄嫁の家に下宿中 姪や叔母さんまでが…」





コンビニ対応と思われる別表紙はこんな感じ。→





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官能アンテナサイトの試運転

まだ実験の域を出ていませんが、官能ジャンルのアンテナサイトを試運転しております。



官能ブログ新着アンテナ
http://dsk18.a-antenam.info/





とあるアンテナサイトを眺めていた時に「これは便利でいいなぁ」と感じまして、つまりは重宝するサイトだと思った訳です。

で、閃いた。(笑)



自分が普段巡っている官能ブログを登録すれば、訪れてから更新ナシとなる前に一目瞭然になるのではないかとw

場合によっては官能ジャンルの布教ツールが1つ増えるのではないかとww




まぁ、官能ジャンルのアンテナサイトやまとめサイトって結構ありますけどね。(汗)



ということで、拙サイトからのリンクを承諾してくださっているブログや相互リンクしてくださっているブログを誠に勝手ながら登録させていただきました。m(_ _;)m



◆登録されているブログはコチラで確認できます。
登録ブログ



それは困る、というブログ主様は恐れ入りますが本投稿にコメントいただければ削除致します。「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れていただければよろしいかと……。





◆逆に、これは使えそうだからあのブログも登録してほしいといったリクエストがあればコチラで原則お応え致します。
ブログ登録依頼

  • 自薦大歓迎です!
  • 他薦も結構ですが、ブログ主からクレームが入るのは勘弁なので(苦笑)その辺りは事前に解決してからお願い致します。
  • 内容によっては登録をご遠慮願う場合があります。





また、別に登録したままでいいよー!というありがたいブログ主様におかれましては、ついでの僭越ながらアンテナサイトにリンクしていただき、ご活用いただければ幸いなことこのうえなしでございますデス。m(_ _;)m

なお、アンテナサイトの中段にある「逆アクセスランキング」の部分は自動生成されるようでして、ご自分のブログに用意したリンクからアクセスするとカウントされ、次第に反映されていくみたいです。





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特集:霧原一輝×二見文庫の「嫁」シリーズ

今では多彩な作風で新作をほぼ毎月、時には月2冊のハイペースで刊行される霧原一輝先生ですが、以前は「義父と嫁」による回春路線の第一人者といった存在でした。

回春と言えば霧原先生、というくらいのイメージ戦略が成功した結果の売れっ子作家な現状かと推測致しますが、その輝かしき回春路線を代表する作品群として、二見文庫とのタッグで作を重ねた「嫁」シリーズをご紹介したいと思います。



※どこかで公式に「嫁」シリーズと呼ばれている訳ではありませんので。(汗)



思えば官能小説読者の高齢化もあって、例えば「黒本」でも一時期『マスターズ文庫』なる回春専門(?)レーベルが創刊されたりもしていましたが、やはり良質な作品を続けたからこそのイメージの確立だったのかな?と思えますよね。

まさしく、継続は力なり……だったのではなかろうかと。



「嫁」シリーズ
◆ここではシリーズと呼んでも良さそうな統一性としてタイトルが「○○○○の嫁」の作品群としました。


第1弾 - 2008/5/25 発売
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定年退職後、妻に先立たれ一人暮らしとなってしまった亮介の元に、息子夫婦が引っ越してきた。27歳の魅惑的な息子の嫁に、かいがいしく世話を焼かれる毎日に年甲斐もなくドキドキしながら過ごす亮介は、彼女の熟れた肢体に自然と目がいってしまう。ある日、その視線に応えるような動きをする嫁に気づいて……。「いけませんか? お義父さま……」匂い立つような色香を漂わせ、夜の寝室に現れたのは――初登場の俊英による書下ろし官能ノベル!



第1弾となる本作より「嫁」シリーズ、すなわち霧原先生の回春路線が始まったと言っても間違いではないでしょう。

後に双葉文庫から次々と出てくる霧原作品は「長編回春エロス」と記されることが圧倒的ですが、それもこれも「嫁」シリーズによる回春路線の定着が寄与しているものと思われます。

……二見文庫で生まれて双葉文庫で育ったという表現もできそうですが。



27歳の嫁が醸すアンニュイな存在感が独特でして、清楚でいながら実は淫蕩な側面もあるというしたたかさは第1弾から描かれています……お得意の「覗き&寝取られ」とともにw

『息子の嫁』の投稿記事
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-73.html






第2弾 - 2008/11/25 発売
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未亡人となった弟の妻を呼び寄せたのには理由がある。彼女は、かつて自分が密かに恋焦がれた女――予備校講師として静かにくらしていた男やもめの俊夫の生活は、急逝した弟の妻・真知子とその娘・美里を引き取ったことで一変する。真知子はかつて自分が横恋慕していた女である。なんとか理性を保とうとする俊夫だったが……。初老に差し掛かった男が体験する久方ぶりの艶めいた日々を描く。俊英による書き下ろし回春エロス!



兄嫁ならぬ「弟の嫁」なのが回春路線らしい訳ですが、第2弾では亡くなった弟の嫁=未亡人という属性を付加してきた訳ですね。

しかも、過去に恋していた女という強烈なフックを効かせながら娘までいるという盛りだくさん振りですよw





第3弾 - 2009/5/25 発売
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男所帯に紅一点。夫は長期出張で、受験勉強に身が入らない三男、未だに「男」を捨てきれない舅……夜の竹内家に何かが起きる!? 家長とその息子たち、という男ばかりの家の長男・伸也の妻として嫁いできた和美。そのうえ、夫である伸也は、出張で留守にしていることが多かった。若い女性の同居で受験勉強に身が入らない三男、未だに「男」を捨てきれず、 若い夫婦の寝室を覗く舅……危険がいっぱいの竹内家で、果たして貞操は守られるのか!? 大人の男性が元気になる、俊英による書き下ろし官能エンターテインメント!



第3弾ともなるとさらにエスカレートしていまして、嫁を狙うのはもはや義父だけではありませんw

長男の嫁に対して次男も三男も狙います……もぅ、家族全員から狙われる嫁です。(^^;)

ここまでくると長男の鈍感振りと言いますか、お人好しも過ぎるだろうといったおマヌケ感も滲んでしまいますが、そんなことはどーでもよくて(笑)、三男には誘惑を仕掛けて虜にし、義父の手管には翻弄されておねだりしてしまい、次男には襲われて(襲わせて?)貫かれるといったシチュエーションと描写の違いが素敵に素晴らしくてですね、それはもぅいやらしい作品になっているのです!

それでもって最後はやっぱりしたたかな嫁というオチです。(^^)

『うちの嫁』の投稿記事
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-722.html






第4弾 - 2010/11/26 発売
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定年を控えた食品会社の部長・陽一は、妻を亡くした後、5年前に当時23歳の美保と再婚した。若さと瑞々しさを残す女体を前にして、しかし、陽一の下半身は言うことを聞かない。ある日、会社の飲み会の帰りに部下を泊めてやることに。美保を前にどぎまぎする部下の様子を見て、 陽一の頭にある計画が……。人気作家による、熟年におくる書き下ろし回春官能。



厳密には「○○○○嫁」というタイトルではありませんが、まぁ固いこと言わずに第4弾ということでw

どうやら寝取らせ(寝取られの状況に敢えて仕向ける形)の方面にまで触手が伸びたようで……。

こういった設定が次から次へと出てくるだけでもホントに素晴らしいことですよね。



いや、イメージが沸くまでは唸るようなご苦労もあるのでしょうけれども、新刊のペースから言えばポンポン出てくるような印象にもなりますよねぇ。





第5弾 - 2012/11/26 発売
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秋元家の長男・真一が美人の景子と再婚、同居する次男の亮二は兄嫁を意識し、落ち着かない日々を送っていた。ある日、寝たきりのはずの父・辰雄が兄夫婦の閨を覗いていたことを知り衝撃を受ける。さらに父の景子への淫らな行為はエスカレート。それを見て欲情した亮二は―。大人が元気になる、書き下ろし官能エンターテインメント!



テイストとしては第3弾『うちの嫁』に似ていますが、本作では義弟の視点で描くことで義父が主人公ではなくライバルとして出てくるという違いがあります。

……むしろ、第3弾の方が「みんなの嫁」と言えるのですが、「うちの嫁」で既に出ちゃってますから(^^;)、タイトルの付け方にはちょっぴり苦労の跡も窺えますw



義弟から、そして義父から、次第にエスカレートしていく責めがかなりいやらしいです。

『みんなの嫁』の投稿記事
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-61.html




ほぼスピンオフ
◆タイトル的な統一性からは外れますが、嫁と付くタイトルの作品群として纏めました。


第3弾『うちの嫁』から第4弾『かわいい嫁』の間にまずは3作品あります。

◆嫁は未亡人
2009/12/18 発売
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息子の法事の後、一人で淫らな行為に及んでいた嫁が、風呂に入っている最中の義父を誘惑して―息子を亡くした父親と未亡人となった嫁の背徳の関係を綴った表題作、若い後妻と先妻の息子との行為を覗いて快感に耽る男を描いた「若妻への妄執」他、熟年世代の性を描く、俊英による回春官能ノベルが詰まった待望の傑作短編集。



◆若い後妻と息子の嫁と
2010/4/30 発売
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[ 父 × 後 妻 ] + [ 息 子 × 嫁 ] = ?

同じ屋根の下で暮らし始めた二組の夫婦。
妻に飽きた父とマザコンの息子は──
読み始めたら止まらない書き下ろし回春エロス !

不動産会社の役員を引退した男と、若い後妻、さらに男の前妻の息子とその嫁が加わって──西岡家の二世帯の生活が始まった。再婚当初こそ若い後妻に惹かれていた男だが、だんだんと息子の妻の若さと初々しさに魅入られていく。それを知ってか知らずか、後妻も自分の欲求をもてあまし、義理の息子に接近していく……。俊英による書き下ろし回春官能ノベル!



家庭内スワッピングの様相を呈していますww

『若い後妻と息子の嫁と』の投稿記事
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-281.html



◆嫁の寝姿
2010/7/22 発売
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夫が急逝し、若くして未亡人になってしまった祐美には、彼女の初々しさに目をつけ、執念深く接近のチャンスをうかがっている隆男という叔父がいた。一周忌の日、彼の自宅に誘い込まれ、関係を迫られるが……。若い未亡人の淡い色香と、その奥に潜むしたたかさを描いた表題作の他、さまざまな作風の作品で構成した、回春官能の傑作短編集。






第4弾『かわいい嫁』と第5弾『みんなの嫁』の間に出ているのが1作品。

◆満員電車
2012/5/28 発売
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修吾は定年退職から一年後、再就職の面接を受けた。その帰りの電車で息子の嫁・千香が痴漢されているのを目撃し、これまでにない興奮を覚える。無事就職も決まり、通勤途中の満員電車で股間が女の尻に触れてしまう。揺れに任せて感触を味わっていたそのとき、女に手首をつかまれ――。人気作家の書下し回春官能!



もはやタイトルに「嫁」のよの字もありませんが(汗)、この作品も電車痴漢に端を発した義父と嫁のめくるめく情交三昧が描かれてますので……まぁ固いこと言わずにwww

『満員電車』の投稿記事
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-55.html






第5弾『みんなの嫁』の後に出た作品は、表紙の装丁からしてこれまでとは違うテイストを感じさせています。

◆小説家-若い後妻と息子の嫁
2014/5/23 発売
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肉体に衰えを感じ始めていた小説家が、やがて自信を取り戻す――人気作家による、比類なき回春エロスの大傑作!!
27歳年下の編集者・志麻子と再婚した官能小説家の藤吾だったが、志麻子相手では燃えなくなっており、担当作家と彼女との浮気まで疑うほど特に肉体面で自信を失いつつあった。そんなある日、息子の妻・恵子が藤吾の作品のファンだったことを打ち明けてきたのだが……。熟年世代におくる書き下ろし「回春」エロス大傑作!!



メインタイトルも『小説家』ですから、ちょっと違う感じはしますよね。

作風も少しばかり捻りを加えているようです。

あらすじにある「担当作家と彼女との浮気まで疑うほど」……これは浮気してそうだなwww



あと、サブタイトルが既出作品と被っているのはスルーの方向でwww





2008年から「嫁」シリーズの歴史は始まっていますけれども、最近でも回春作品は上梓されていますから、一時期というよりもこれはもはやライフワークと申し上げた方が良さそうです。

これからも様々なテイストの作品の中で時には回春路線も描いてくださいネ!(^^)



【新作情報】
◆息子の嫁は元ナース(廣済堂文庫)
2015/6/22 発売
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自宅で税理士の仕事をしている竹本は妻と死別し、去年結婚した息子夫婦と同居している。嫁の沙保里は元ナースで人柄もよくしかも美人だが、ある夜リビングのソファで寝乱れた姿を見て愕然とする。ノーパンだったのだ。そしてテーブルのノートパソコンの画面には……。人気官能作家による最新書下ろし!



実は今年(2015年)もしっかり回春作品が出ていたり。(^^;)

廣済堂文庫からですけど、ここまできたらレーベルは問いませんw





※あらすじはAmazonより引用。
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喪服奴隷-三匹の未亡人(著:但馬庸太、フランス書院文庫)

2015/5/22 発売

喪服奴隷-三匹の未亡人

著:但馬庸太フランス書院文庫


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「父さんがいなくなって欲求不満だったんだね」
対面座位で抱かれながら少年の首にしがみつく義母。
夫の葬儀の夜、義理の息子が剥き出しにした邪欲。
「やめて!私はあなたの母親なのよ」拒絶も空しく、
寝室で、浴室で、遺影の前で、気の向くまま穢される。
悪魔の毒牙は隣家の未亡人、そして実母にまで!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 作者の新たなチャレンジを感じさせる実母相姦&母子交姦, 2015/6/5
タイトルに示すほど喪服の場面は多くない。奴隷というよりも望んだ関係と言った方が近く、「三匹」と呼ばれるような扱いも受けていない。何より凌辱の路線からは外れて誘惑系の領域に片足どころか胸くらいまで浸かった変化に対し、これまでの但馬作品を読み込んできた諸兄であればあるほど困惑するかもしれない。このテイストが今後も続くのかどうかは知る由もないが、少なくとも本作においては2組の母子が織り成す相姦絵巻へのチャレンジという意味で歓迎したい。

【実母×主人公】
【主人公×義母】
34歳にして未亡人となってしまった義母【綾乃】に秘めた想いを抱いている高校生の主人公【祐】だが、綾乃も母の矜持は保ちつつ少し溺愛している感じ。しかし、これに割って入ろうとするのが39歳の実母【香苗】という構図で話は始まる。香苗も今は未亡人となっており、祐の将来を見越して、そして置き去りにした後悔もあって祐を自分の元へ置こうと企てるのが半ば強引な官能的アプローチである。序盤から実母相姦が母の誘惑で始まるのは驚きであり、これまでとは一味違うことが汲み取れる。ただし、これがきっかけとなって義母への想いをさらに強めた祐が後に綾乃へ挑みかかる流れは作者らしいところ。それでも7章立ての第三章で綾乃は早くも堕ちてしまい、続く第四章では主従逆転の形で香苗も祐の虜になってしまう。もう1組の母子が後半より登場するからである。

<主人公×実母>
お隣さん家族の痴態を図らずも覗き見てしまうのは「黒本」のお約束だが、これによって隣人の<早紀>が秘めていた儚い想い、その蕾が戸惑いながらも次第に開花していく過程がしっかり描写されているのも作者らしいところであり、実は息子の<健人>も想いを抱いていたことから2人は結ばれる。これもまた早紀からの誘惑的アプローチが発端である。そして、第五章と第六章の主人公は健人であり、メインヒロインは早紀である。箍が外れた2人の爛れた情交場面は淫猥なことこの上なく、先の3人とはまた違った母子の姿が見られる。

この2家族が最終的には乱行的母子交姦へと発展していくために、いわゆる一竿至上主義な御仁にはおすすめできなくなってくるが、ここでもメインは早紀であり、どちらかと言うと健人の嫉妬心を煽る形になっている。祐の側には母が2人いるが片方との絡みは極力控えているようでもあり、この辺りは母子交姦の「ぐぬぬ……」な側面を多少はソフトに表現しようとの意識も感じられた。ただ、裏を返せば正面切って始めた交姦故の物足りなさもあり、綾乃や香苗がサブヒロインのように見えてしまう「あれれ?」な印象もあったと言わねばならず、クライマックスにしては(早紀に寄り過ぎたせいか)やや失速したようにも感じた。

凌辱作家だからとこれまで敬遠してきたとしても本作は充分に誘惑路線の範疇だと思うので、この機会に触れてみるのも一興ではなかろうかと。
『喪服奴隷-三匹の未亡人』のレビュー掲載元


レビューを補足しますと……

【実母×主人公】 → 冒頭は実母からの誘惑と主導だからこの順番。
【主人公×義母】 → 次は主人公が半ば強引に迫るからこの書き方。

<主人公×実母> → 上とは別の母子だから違う括弧書きで。



まぁ、我ながら細かいことやってますわ。(苦笑)

もっとも、2組目の始まり方は <実母×主人公> なんですけどね。



それだけ誘惑要素が予想以上に多かったこともあって個人的な感想だと本作は但馬作品にして凌辱作品にあらず、でしたね。



そして、いいわぁ~、このテイストw



バリバリの凌辱も良いんですけど、これくらいのバランスで誘惑テイストがぐっと入ってきて、それでいて官能描写がスポイルされることなくヒロインの心情などもしっかり描く但馬作品らしさも残っている……良いトライをされたと思いましたよ。(^^)



にゃらさんのブログで本作が紹介されています。
但馬庸太「喪服奴隷 三匹の未亡人」(フランス書院文庫、2015年5月、表紙イラスト:日田慶治)ネタバレ有り。御注意下さい。内容紹介(公式ホームページ)【あらすじ】父親の四十九日を終えて義母の綾乃に思いの丈を打ち明ける祐だが、一方で別れた実母の香苗から情交をダシに綾乃と離れて一緒に暮らして欲しいと迫られ童貞を奪われる。綾乃から別離を告げられた祐は、思い余って彼女と力付くで関係を結んでしまう。【登場人物】...
但馬庸太「喪服奴隷 三匹の未亡人」

愛好家Sさんのブログでも紹介されていますよ。
4077『喪服奴隷 三匹の未亡人』但馬庸太、フランス書院/フランス書院文庫、2015/05 発売●あらすじ義母に恋心を抱く少年が、実母に相姦で籠絡されて一緒に暮らすよう説得されるも、焦燥感から至った強引な肉交で想いが伝わり義母と恋人関係になる。そして、隣家の相姦3Pを覗き見た未亡人も触発され、両家は…。●登場人物【北川祐】童貞。高校生(健人が「祐兄ちゃん」と呼んでいる事や大学進学の話がある事から、高校三年かもしれ...
4077『喪服奴隷 三匹の未亡人』





敢えて重箱の隅を突けば、終盤の母子交姦の入り方がいかにも「さぁ、今からスワッピングしましょう」みたいな感じで真っ正面過ぎたことと、その場面でも2組目の母視点だったことで、必然的に嫉妬を煽られるのはその息子になりますから、序盤から中盤で1組目の方をメインと捉えちゃうとクライマックスでサブ組が(メインを押し退けて)前面に出ているような印象になってしまったことでしょうかねぇ。

母子交姦で全員集合した際には双方の心情を盛り込むのが紙面的に厳しいこともあるでしょうから難しいのかもしれませんね。



◆関連記事

母子交姦-恋人は幼馴染みの母(著:屋形宗慶、リアルドリーム文庫)
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-133.html

2組の母子による寝取り・寝取られをほぼイーブンに描いていることで、憧れだった幼馴染みの母を奪った喜びと、慕っている自分の母を奪われた嫉妬が混然一体となって迫ってくる内容になっていました。〈2009/12/30 発売〉

友だちのママ・美乳交姦(著:名鳥悠)
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-802.html

母子交姦を前半と後半できっちり分けて、迫る前半と迫られる後半という違いも出しつつ最後は妙味のある鉢合わせで程良くまとめた、母子交姦を代表する作品だと思います。〈1999/7/23 発売〉





タイトルには「喪服」だの「奴隷」だの「三匹」だのと書いてありますけど(^^;)、DSK的に本作は上記の系譜に加えたい逸品だと思っています~。





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電子書籍から紙媒体の書籍となるパターンもあるようで……

7月の「気になる書籍」で改めてご紹介しますが、電子書籍で分割発売された作品がひとまとめにされ、新作として紙媒体の書籍になるようです。

こういうパターンもあるのですね。





隣りの人妻-蜜戯の園 2015/7/10 発売
著:霧原一輝イースト・プレス悦文庫
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家電メーカーに勤める48歳の菊地陽介は、妻と大学生の娘の三人家族。隣家の白井家とも仲は良好だ。白井家は、36歳・恒平と32歳の・智美の夫婦と、恒平の父親である喜一とが同居する三人住まい。何気ない交流のたびに、隣家の人妻を意識するようになった陽介だったが、ある日、ただならぬ様子で智美が訪ねてくる。妻と娘は旅行中で不在、よく見ると智美のブラウスはボタンが引きちぎれ、ひどく怯えていて……。幸せな二つの家族を取り巻く、欲望と淫気を赤裸々に描いた衝撃作!(引用元:Amazon)



これは2013年9月から2014年8月にかけて電子書籍で全6回に渡って発売された『隣家の園』という作品であります。

※2015/6/12時点でKindle版は出ていません。



◆関連記事
連載:隣家の園(全6回)
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-160.html




菊池家と白井家というお隣さん同士の2家族が入り乱れて、外部の男も交えて繰り広げる官能絵巻に面白味を感じたDSKが電子書籍の購入デビューを果たした作品として(笑)印象深いのですが、こうした形で既に電子書籍で、しかも分割で発売されていた作品が紙媒体で書籍化というのはちょっと見ないなぁ~?と思いました。

他にこういったパターンの作品ってありましたっけ?



ただ、ちょっと気になるのは……電子書籍は1回あたり108円の全6回、つまり完結まで648円だった訳ですが、紙媒体は756円で発売される様子。



……この差額はどうなってるのかなぁ~?

……加筆・修正で補うのかなぁ~?



電子書籍の全6回では繋がりでちょっぴり「?」に感じるところも少しばかりあったので、その辺りを加筆で埋めてくるような気もしますねぇ。



……となると、紙の書籍も買った方が良いのかなぁ~?

……となると、電子書籍の存在意義はどうなるのかなぁ~?(^^;)アレ?





霧原一輝 イースト・プレス悦文庫
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色だめしの峠(著:小玉二三、竹書房ラブロマン文庫)

2015/1/8 発売

色だめしの峠

著:小玉二三竹書房ラブロマン文庫


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生田誠一の弟・賢二は美しい娘に誘惑され、女神が住むと言い伝えられる山へと向かったきり行方不明になってしまった。弟を追って山へと入った誠一がそこで見たものは、美女だらけの不思議な隠れ里。やがて誠一は里の娘の聖香と恋に落ちるものの、特異体質な聖香の処女を貫くには、里に伝わる性の秘儀を受けなくてはならない。夜ごとに三人の美熟女による淫靡な秘儀を受ける誠一は、弟の手がかりを見つけ出し、聖香を女として開花させられるのか。気鋭が描く伝奇と情欲の官能ロマン!(引用元:Amazon)


★★★★☆ 人里を離れた集落でひっそり行われる官能ファンタジーな儀式, 2015/5/31
古来の伝説や伝承などに基づくかの雰囲気を湛えたミステリアスな官能ファンタジー小説は他の作者からもこれまで幾つか上梓されてきたが、それらの中でもとりわけ設定の凝った作品だったように思われる。その設定を説明するために頁を少し割いてしまい、理解しようと努めれば努めるほど肝心の官能要素がスポイルされてしまいそうだったが、全体としては相応の完成度を感じるストーリーだったと思う。

失踪した弟を探しにやって来た主人公が見初めた娘との心と体の合体を果たせるか否か?というのが話の骨子だが、その心はともかく体の方に伝承的な特異体質があって、これを打ち破るために3段階の官能的な修行を積むと言うか伝来の逸品を獲得するといった流れが本線にあり、その地図にも載っていない集落の諸々が脇に流れている構成。この本線と支線の双方に官能要素が散りばめられているところに、冒頭では「何でこんな女の願いを聞かなくてはならんのか」と感じた「?」が判明したり、途中で出会った男(苗字の「江洲=えす=S」でお察し)からはその苗字に違わぬ色責め巧者っぷりを見せつけられたりする後の伏線回収は相変わらず巧みである。何より支線の方で描かれる官能描写にはどれも寝取られ風味があって淫猥なことこの上ない。

本線の3段階ではそれぞれ狐や般若のお面を被った女達が出てきて痴態を繰り広げるところに雰囲気は出ており、それが知人の女なのか、あるいはメインヒロインの母では?といった含みもあるのだが、お面で顔が分からないことから主人公が女達を適当な渾名で示すが故の距離感みたいなものを感じて今少しのめり込み切れない部分があった。品良くおバカなことをやっているような、上品さとお下劣さが同居する作者らしさはあっただけにやはりここでいろいろと若干詰め込み過ぎだったかな?といったところはあったか。
『色だめしの峠』のレビュー掲載元


『上品さとお下劣さが同居する』ってのは、もちろん褒め言葉ですよ。(^^;)

小説としての構成の妙を見せたかと思えば「何ヤッってんだか(苦笑)」と感じさせる官能描写が飛び出してくる小玉作品の魅力ですよ。(汗)

……『むつごと秘宝館』という作品では映画『北斎漫画(樋口可南子さん綺麗だったなぁ)へのオマージュたっぷりなタコさんとのお戯れを描写したりしてますからネ。




有名なタコさんのシーンは 1:28:26 辺りから




さて、本作ではお狐様に扮した美熟女達とのめくるめく官能が描かれていますが、それは同時に我慢比べでもあります。

そして、この本線とは別のところで密やかに行われる男女の営みがSMチックかつ寝取られ風味ないやらしさを醸しています。




お狐様と言えば最近はコレですね……随分と強引ではありますが。(汗)




【新作情報】
◆人妻山脈(竹書房ラブロマン文庫
2015/6/3 発売
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新婚夫婦の横舘幸次と千波美は、ご近所の面々に誘われ親睦のキャンプに出る。同行するのは押しの強い黒塚と奔放な妻の絵美子、年配で温厚な寺内と、その若妻の良子。六人は和気あいあいとキャンプを楽しむが、夜が訪れるや、幸次の目の前で彼らは淫行に耽りはじめてしまい――!?絵美子は夫に突かれながら幸次の股間をしゃぶり、良子はおののきながらも快楽に悶える。そして幸次の最愛の妻の千波美までが、寺内と黒塚に見られながら熟れた肉体を喜悦に震わせていた。「今回のキャンプにはね、実は隠された目的があったんだ…」そう耳打ちされた幸次は、妻とともに淫らな饗宴へ踏み込み、さらに思わぬ人物も加わり、キャンプの夜は淫蕩さを増して!?人里離れた山々に人妻の淫声がこだまする。気鋭が描く群像人妻ロマン!



6/3に出たばかりの新作もまた寝取られ感がありそうですねぇ。

愛妻の痴態を見せつけられるシチュエーションは一番キツくてNGな方も少なくないとは思いますが、だからこそ高まる興奮もありますからねぇ。(^^;)





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人妻の別荘(著:霧原一輝、二見文庫)

2014/11/26 発売
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散期の別荘に忍び込んだ男が目にした人妻の恥ずかしい姿──読み出したら止まらない、書き下ろしノンストップ官能!会社を辞め、無一文状態で秋の別荘地にたどり着いた吉崎はあることを思いつく。「シーズンオフ期の空き別荘に泊まればいい」。忍び込んだ別荘で、女性の下着や持ち主の映っているセックスビデオを堪能する彼だったが、ある日、物音がし、入ってきたのは、持ち主の妻らしく──。人気作家による、書き下ろし官能エンターテインメント! (引用元:Amazon)


★★★★★ 作者の得意とする2つの官能要素が折り重なる, 2015/5/31
これまでも作者の得意とする「覗きからの寝取られ」を取り入れた作品は過去にもあったが、この要素に特化して丸々1冊を上梓したのが本作と言えよう。主人公(27歳)の所業は空き巣紛いではあるが、盗んだのは物品ではなく愛を求めた人妻の心である。

何人かの女性は出てくるが、ヒロインと呼べるのは34歳の人妻【美枝子】ただ1人と言っても良かろう。行くあてのない主人公が忍び込んだ、今は使われていない別荘へ(その持ち主である)美枝子がやって来て鉢合わせするのが話の発端だが、その直前には屋根裏に潜んでいた主人公が自慰に耽る美枝子を覗き見たり、それ以前にも夫の趣味の悪さを示しながら後の伏線にもなるような事柄があったりと、これから話を進めていくための下準備に抜かりはない。序盤から程良いいやらしさも盛り込んで美枝子との当初は半ば強引な、次第に新婚さんのような甘い関係が描かれていく。しかし、その蜜月は束の間であり、夫の登場が後半を毛色の異なるものへと変えていく。

美枝子の夫が登場してからの主人公はまるで敗残兵のごときであり、後には別荘を転々とするのだが、その悉くで屋根裏に上ることになる奇妙な事態にも陥る。しかし、後半の白眉は夫から美枝子へ施される調教じみた色責めであり、それに対して指を咥えて見ているしかない主人公の「ぐぬぬ……」な寝取られ感である。それは(冒頭でちょっとだけ知ることにはなったが)美枝子の知られざる姿であり、肉欲に屈した牝の本性でもある。

しかし、この夫婦には決定的な何かが欠けており、その満たされない美枝子の思いを汲み取ることができた主人公は最後の最後に割と強引な力技で幕を引く。軽率とも感じるが、それまでの鬱憤を晴らすにはこれくらいの行動もありだろうか。その良し悪しはともかく、何だか古き善き映画のラストシーンにも似た結末には不測と不安だらけにもかかわらずの何とも言えない高揚感があって、個人的には好ましかった。
『人妻の別荘』のレビュー掲載元


昨年(2014年)の11月に発売されてますから、別荘としては避暑に訪れるでもない、年末・年始で集まるでもない、イイ感じのタイムリーさで出た作品とも言えますね。

そして、後半だけを見れば本作はガチの寝取られとも言えるでしょう。(^^;)

まぁ、夫のある身なヒロインですから寝取っているのは主人公の方ではありますが、こういったところが官能小説の醍醐味と言いますか、寝取った相手が寝取られる返し技のいやらしさ、みたいな。



で、肉欲には堕ちに堕ちてしまうヒロインながら心は堕ちない、屈しないところが本作の見どころでして、あくまでも主人公視点ですからヒロインの心情は測り兼ねるのですが、それが主人公と一緒に読者も「ぐぬぬ……」となるところなのですが、その後の行動で分かるのが小説としての上手さかな、と思いました。



【新作情報】

◆お色気PTA-ママたちは肉食系(二見文庫) 2015/6/26 発売
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新任男性教師が、PTAの強烈な熟女たちに翻弄されて……。人気作家による最新書き下ろし!

◆息子の嫁は元ナース(廣済堂文庫) 2015/6/22 発売
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自宅で税理士の仕事をしている竹本は妻と死別し、去年結婚した息子夫婦と同居している。嫁の沙保里は元ナースで人柄もよくしかも美人だが、ある夜リビングのソファで寝乱れた姿を見て愕然とする。ノーパンだったのだ。そしてテーブルのノートパソコンの画面には……。人気官能作家による最新書下ろし!



現時点(2015/6/5)では書影もあらすじもまだですが、今月もコンスタントに霧原先生の新作が出ますよ~!

しかも、2作品!





霧原一輝 二見文庫
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籠絡-欲望の裏階段(著:葉月奏太、双葉文庫)

2015/2/10 発売

籠絡-欲望の裏階段

著:葉月奏太双葉文庫


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結婚まで夢見た恋人が突然消えた。金持ち男と街を出て行ったと聞かされた三沢亮二は必死で後を追うが、屈強な用心棒に叩きのめされ、なけなしの全財産を奪われる。意識を取り戻した亮二の前に謎の美女・彩子が現れる。「あなたを五百万で買ったの」――彩子に性技を仕込まれた亮二は、憎き仇に復讐し恋人を取り戻すため、色と欲の裏階段を駆け上り始める。日刊ゲンダイで話題を呼んだ超人気ハードエロス、待望の単行本化!(引用元:Amazon)


★★★★☆ 官能的には申し分ないが虚しさが残る復讐劇か, 2015/5/24
・片田舎で少々燻っている感じの青年主人公。
・そんな主人公の彼女が突然の失踪、どうやら男と一緒らしい。
・彼女を奪い返すべく上京するも返り討ちに遭う。
・気がついたら妙齢の美女がいて「契約」を結ぶことに。
・思惑の一致した主人公が再び開始する復讐劇。

彼女の失踪を「男に口車に乗って騙され、連れ去られた」と解釈している主人公の行動が物語の骨子である。将来を誓ったハズなのに何故?という真意を確かめたい一心の主人公なのだが、そこには23歳らしい若気の至りも込められているようで、彼女にぞっこん一直線だから見えないこともあると暗に示しているようにも写る。つまり、傍から見れば「そこまで追いかけていく程の女だろうか?」という素朴な疑問である。

また、実際は【彩子】という謎の美女(34歳)と出会うことで復讐のスケールが裏社会的闇の方面へスケールアップして、フツーの感覚なら分不相応に与えられたミッションへの及び腰な一面も時には覗かせて然るべきと感じるのだが、あくまでも彼女を奪い返そうと奮起する主人公の良く言えば一途な、悪く言えば一点張りな印象となる心理描写への違和感がある。

今少しダークでハードボイルドな展開と結末を予想したが、正直に言えばオチがやや肩透かし。何も持っていなかった主人公が破格の富を得て、富に目が眩んだ女が落ちぶれることで描かれた対比は虚しく、そして哀れである。狡猾で猜疑心に満ちていた割には迂闊だった「敵」の末路も含めた復讐劇は用意周到に広げた風呂敷だったものの畳み方はちょっぴりショボかったかな~?と言わねばなるまい。まぁ、闇のドンも親バカだったと言えばそれまでだが。

ただ、物語の結末は別のところにある。金でも欲でもなく、復讐に汚れた心を浄化するかのピュアな精神世界を同時に見せつつ主人公の幸せを最後に用意したところには作者の考える愛の形が1つ示されたようでもある。

『籠絡』とのタイトルに見合う官能要素は申し分ない。1人目で外堀を埋めた後の2人目でいきなり中枢に割って入る性急さは感じたが、最大の弱点とも言えそうな搦め手の3人目をすっかり虜にしてから止めを刺すのはまずまず理に適った流れ。それぞれとの情交にも和装の人妻からキャリアウーマンな秘書、そして勝気で我儘なお嬢様とバラエティに富み、シチュエーションも良好な描写が続いたと思う。
『籠絡-欲望の裏階段』のレビュー掲載元


これまで双葉文庫の葉月作品ではナゼか初音みのり嬢が表を飾ることが多く、(個人的な趣味を兼ねてw)特集記事まで組んだほどですが、本作は風間ゆみ嬢……AV熟女優界の重鎮ですね……が登場と相成りました。



◆特集記事
葉月作品表紙の初音みのりピックアップ
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-892.html




タイトルの『籠絡』ですが、主人公が籠絡しているのがサブヒロインなのはお察しかと思います。

ただ、本来なら(この場合だと言葉が悪くなりますが)最も籠絡しておかなくてはならない恋人がさっぱり籠絡できていなかったことから生じた虚しい悲劇と言ってもいいかもしませんねぇ。

というか、女を見る目が無さ過ぎだゾ主人公と言いたい。(^^;)



まぁ、それによってイイ女と巡り会えた訳ですからイイ経験になったとも言えますか……にしてはやってることがダークでスケールが大き過ぎますがww



葉月先生ご自身のブログにある自著解説もご覧ください。
『籠絡 欲望の裏階段』(双葉文庫)が発売になります。籠絡 欲望の裏階段 (双葉文庫)(2015/02/12)葉月 奏太商品詳細を見る【内容紹介】「結婚まで夢見た恋人が突然消えた。金持ち男と街を出て行ったと聞かされた三沢亮二は必死で後を追うが、屈強な用心棒に叩きのめされ、なけなしの全財産を奪われる。意識を取り戻した亮二の前に謎の美女・彩子が現れる。「あなたを五百万で買ったの」――彩子に性技を仕込まれた亮二は、憎き仇に...
『籠絡 欲望の裏階段』





そして、今月も新作が出ます!



【新作情報】
◆色神の一族(竹書房文庫) 2015/6/25 発売
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現時点(2015/6/3)では書影やあらすじがまだですが、葉月先生もすっかり月刊ペースとなりまして、新作が毎月コンスタントに出るようになりましたねぇ。いや、めでたいw





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リアルドリーム文庫アンソロジー『艶母たちの誘い』

2011/8/23 発売
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「ママの身体で洗ってあげる。気持ちいいでしょ?」
父の不在時に、継母の熟れた色気に惑わされる少年。
上京してきた義子に性教育をする勝ち気な都会の元・義母。
肉悦に抗えぬ身体を義息に知られ関係を迫られる義母。
実の息子の恋愛に嫉妬し、熟れ肉を捧げる母―。
満たされぬ艶母たちが、禁断の関係に媚肉を蕩かしていく。
(引用元:Amazon)


★★★☆☆ 異色の作家(?)も登場する艶母アンソロジー, 2015/5/14
【誘惑ママの太腿】 著:高村マルス/挿絵:辰波要徳
32歳の義母×高校生の義息-マドンナメイト文庫でのキャリアからすれば余りに異色な登場と言わねばなるまい。コアなファンも多いだけに戸惑い含みの驚きもあったものと推察するが、変な甘さを感じさせずにSやMの風味を盛り込むのは作者ならではといったところか。淡々と進んでいく中で静かに燃える劣情が蠢いているような印象が残った。

【都会の義母と僕】 著:草飼晃/挿絵:ズンダレぽん
33歳の義母×中学生の義息リアルドリーム文庫では何気に珍しい中学生主人公だが、快活で健康的な色気を振り撒く「元」義母の甘さは本作随一と言える(甲斐性のない父親によって既に離婚している)。「性教育は母の務め」とのアプローチで母性愛たっぷりに女体指南よろしくチェリーな義息に性体験を手解きしつつ、それでいて自身の空閨もちゃっかり潤すところに妖艶さもある官能描写は悪くない。ただ、リアリティには欠けるのと、何より官能場面の少なさが如何ともし難い。

【家では賢母、外では淫母】 著:羽沢向一/挿絵:旅人和弘
30歳の義母×学生の義息-実父と義母の秘密を知っての憤りから義母を責め立てようとするも訳あって義母は即堕ち。それには理由があって……という話。結末からすれば致し方ないのかもしれないが、凌辱的でも誘惑的でもないどっちつかずな印象だったのが少し残念。長編を端折りに端折って骨子だけを残したようなダイジェスト感と、それでも詰め込み感がしてしまうところも。前振りも少し長かったか。

【僕の恋人は実の母】 著:小鳥遊葵/挿絵:英田舞
37歳の未亡人実母×17歳の息子-本作のみ実母の職場の部下で主人公が姉のように慕う24歳のサブヒロインが出てくるものの、実母と交わるための条件をクリアするためにいるような存在で、基本は実母相姦である。実母も軽く嫉妬しているような素振りはあるのだが、元より牧村僚作品に出てくるようなオープンな母子なので背徳感は薄い。ただし、母性溢れる余りのショタコン気味な愛情には蕩ける甘さがある。

女教師」から「人妻(未亡人)」と続いたアンソロジーの第3弾。これまでとは異る誘惑路線の短編が並ぶ。今回は飛び抜けた作品が見られなかった点で少し残念。また、テーマが「母」なので母子相姦ばかりなのは致し方ないところか。限られた頁では難しいのかもしれないが、1編くらいは母子交姦のようなな変化球があるとさらに良かったと思う。
リアルドリーム文庫アンソロジー『艶母たちの誘い』のレビュー掲載元


2011年に出たリアルドリーム文庫のアンソロジー第3弾です。

これでひとまず終了なのか、本作以降は出ていません。(2015/6/1時点)

「黒本」も最近はめっきり出なくなりましたから……動向としてはどうなんでしょうねぇ?

他のレーベルでは今も割と出てますけどねぇ。



みきりっちさんのブログに投稿されている本作の紹介記事はコチラ。
リアルドリーム文庫アンソロジー 艶母たちの誘いリアルドリーム文庫アンソロジー 艶母たちの誘い (リアルドリーム文庫 69)posted with amazlet at 11.08.28草飼晃,羽沢向一,小鳥遊葵 高村マルス キルタイムコミュニケーション 売り上げランキング: 4231Amazon.co.jp で詳細を見る8月発売のリアルドリーム文庫の新刊です。読み終わったので、レビューです。今作は、リアルドリーム文庫のアンソロジー作品となっています。以前にも...
リアルドリーム文庫アンソロジー 艶母たちの誘い レビュー







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