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2015年3月の「気になる」官能書籍

2015年3月発売予定の官能書籍から「気になる」作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!


●フランス書院文庫


◆町ぐるみの姦罠-上杉家の悲劇(著:榊原澪央)
2015/3/23 発売
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「何でもしますから、家族には手を出さないでっ」
町長の野太い肉茎をしごき、喉奥まで呑む真梨子。
獣たちが見守る中、順繰りに躰を穢される38歳。
哀願むなしく娘の純潔を奪われ、息子との強制相姦まで。
都会から田舎へ引っ越してきた上杉家を襲った淫罠。
教師、町長、医者、同級生……みんなグルだった!


以前より用いられる設定ではありますが、味の付け方次第で相当にいやらしくなりそうですよね。


◆人妻-示談の代償(著:早乙女京一)
2015/3/23 発売
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(あと少し、この男の慰みものにされれば……)
涙を流して夫ではない肉棒に舌を這わせる若妻。
事故の被害者から求められる期間限定の奴隷奉仕。
慣れない口技を駆使し、白濁を呑みくだす佳織。
恥辱に震える32歳の秘部はかすかに濡れていた……
家族の幸せを守るため、人妻が選んだ肉体の贖罪!


こちらも以前から用いられる設定ですが、イマドキの「言いなり系」的テイストが加えられるのでしょうか。


◆熟女の島-やさしい義母、いじわるな人妻、かわいい兄嫁(著:小鳥遊葵)
2015/3/23 発売
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「あなたの初めてを島中の女が狙っていたのよ」
ブラジャーを外し、日焼けした乳房を揺らす人妻。
波音に混ざるあえぎ声、潮の香りに混じる恥臭……
大人の性を教え導くはずが、若い身体に狂い、
涼子は底の見えない肉欲の海に溺れていく……
義母、兄嫁、隣人妻……少年に群がる美熟女たち。


熟女路線一本に絞って開花した前作『熟女の海-未亡人義母と未亡人女教師と未亡人海女』を受けての第2弾といったところでしょうか。楽しみです。


◆息子の担任女教師に耽溺れて(著:宗像倫)
2015/3/23 発売
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「先生の身体が、こんなにいやらしかったなんて」
「……いや……『先生』って呼ばないで……」
放課後の教室から始まった息子の女教師との蜜戯。
瑞々しくも淫らな28歳の素顔に理性は崩壊した!
ホテル密会、イラマチオ指導、カーセックス……
二匹の淫獣となり耽溺(おぼ)れていく禁愛と調教の日々!


大学生くらいの家庭教師と生徒の母という組合せは以前よく見た気がしますが、若い女教師と生徒の父というのは、これはまた面白そうな……。


◆四人の淫らな未亡人(著:辻堂楓)
2015/3/23 発売
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夫を亡くして十余年、熟した女体を持て余す叔母。
喪服を捲りあげ後ろからの交合をねだる兄嫁。
聖職者の顔の裏に哀しみと淫性を隠す女教師。
少年の親代わりになろうと母性を捧げる隣家の熟女。
危うい艶気で僕を夢中にさせる四人の美しき獣。
紗江子、里奈、美緒、遥香……極上の未亡人づくし。


熟女三昧に未亡人三昧の薫りがプンプン漂ってきそうですが、4人ヒロインをどれだけ上手く纏めるか、でしょうか。


◆隣りの独身美母〈シングルマザー〉(著:香坂燈也)
2015/3/23 発売
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「ああ、中に入ってきた、こんな感触ひさしぶりよ」
膣で膨らむ硬直を味わうように腰をくねらせる康子。
赤く色づく首筋、鎖骨の深い凹み、揺れる豊乳……
夫と別離し、愛娘のために生きてきた39歳が、
二人きりの寝室、僕の前でだけ淫らな牝に変わる。
初体験、そして裏穴までも教えてくれる最高の隣人!


独身だけど母……未婚の母……シングルマザー……イマドキチックな属性が盛り込まれたデビュー作ですね。


●マドンナメイト文庫


◆JC奴隷×禁虐病棟(著:柚木郁人)
2015/3/11 発売
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嗜虐者に囚われた美少女・螢子。愛しい母と弟、そして幼なじみとともに悪魔の調教を受けるうちに、徐々に性を開発され……。実業家の夫が急死し失意のどん底にあった百合子は、娘の螢子、息子の洸とともに、知人の勧めで富裕層向けの療養施設に赴くことにした。だが、それは悪辣なサディストの罠だった! 類稀な美少女の螢子は特に苛烈な調教の対象となり……。

マドンナメイト文庫の鬼才が今回もいたいけなJCを母ともども蹂躙しているようです。


●二見文庫


◆二人の叔母(著:葉月奏太)
2015/3/26 発売
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「見ててあげるわよ……」タイプの違う二人の叔母に翻弄されて……期待の実力派による書下し官能エンターテインメント!康介は高校時代のある晩、部屋に忍び込んできた女性に童貞を奪われた、これがきっかけで家を飛び出した。7年後、母親の葬儀で戻った実家では、母親の双子の妹で妖艶な魅力を放つ香澄と、下の妹で温厚な冬美──タイプのまったく異なる二人の叔母が、さまざまな誘惑を仕掛けてきて……。

2人の叔母……母の妹と叔父の妻でしょうか。であれば、相姦要素も程良く盛り込みつつイイ距離感の身内熟女を狙ってますね。

【追記】母の双子の妹と実の妹という「2人の叔母」でした。これはこれでアイデアを捻りましたね。


●竹書房文庫


◆おいしい人妻<新装版>(著:草凪優)
2015/3/24 発売
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真崎慶太は二十歳の童貞で、大学生活にも馴染めず鬱々とした日々を過ごしていた。気分を変えるため、近所の高級スーパーマーケットでバイトを始めるが、そこを選んだのは従業員が慶太の好きな年上美女揃いだったからだ。バイトに慣れてきた頃、美形の人妻店員・吉沢志帆とひょんなことから淫らなムードになり、筆下ろしをしてもらう。それをきっかけに、スーパーで働く魅惑の年上美女たちとの超刺激的な日々が始まって…。今旬の作家が放つ、どこまでもエロく、そしてちょっぴり切ない「性春官能ロマン」の傑作が登場!

『2010年 この官能文庫がすごい!』(宝島社)銀賞受賞作が<新装版>として再販されるようです。どんな内容かはコチラをご覧ください。


●双葉文庫


◆ヒミツのご近女さん(著:橘真児)
2015/3/12 発売
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書評家の戸倉秀一は身重の妻が里帰りしたため、目下やもめ暮らし。寂しさに耐えかね、住宅街の洒落たカフェ『春の猫』に立ち寄った秀一を、美人マダムの実千代は甘美な酒でもてなす。だが、不覚にも秀一は泥酔。実千代に介抱されるうちに、昼下がりの空気は淫靡な色に染まって――。恍惚の午後以来、秀一の元には濡れた瞳のご近女たちが次々と訪れるようになる。書き下ろし長編陶酔エロス。

ご近所さんにしてご近女さん……双葉文庫らしいネーミングセンスを感じますよねw


◆義姉(あね)に焦がれて(著:牧村僚)
2015/3/12 発売
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高校教師の杉本康介は兄・駿介の妻である美里に密かな憧れを抱いていた。兄が事故で亡くなって二年、康介の懊悩は増すばかりだったが、美里は独り身の康介を案じ「婚活」を勧めてくる。美里が勤める結婚相談所に入会し、そこで出会った魅惑的な女性たちと体を重ねていく康介だが、美里への思いは断ち切り難く……。長編癒やし系エロス。

いやぁ~、この表紙カバーにやられてピックアップしてしまいましたぁ~!(^^;)タラッ


●廣済堂文庫


◆美人課長が蕩けるとき(著:美野晶)
2015/3/20 発売
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広告代理店・営業部の直紀は次々と大型プロジェクトを成功させているグラマー美人課長・水樹莉咲子に毎日のようにしごかれていた。そんな莉咲子のしごきが効を奏し、直紀が大きな契約をとってきた夜、鬼課長はさびしがり屋の甘えん坊に豹変し……。直紀と莉咲子の性愛を描く力作官能ロマン!

普段はクールでデキる女上司が実は甘えん坊さんだなんて、何と素敵な属性なのでしょう!


●光文社文庫


◆妻ふたり(著:小玉二三)
2015/3/12 発売
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「妻を抱いてやってくれないか」。勃起不全に悩む親友から思わぬ依頼を受けた兼之助。さらに妻との情事を電話で中継してくれと頼まれ…(表題作)。義父の通夜で、義母の淫靡な姿を偶然覗き見した太一。二人きりになった休憩室で、彼は思い切って…(「通夜妻」)。若妻、熟女、未亡人、女子大生たちが、抑え切れない欲望を激しく濃密に燃え上がらせる傑作官能短編集!

小玉先生も毎月連続で作品が出るようになりましたね。「月刊小玉」となるでしょうか。そして『妻ふたり』……元の妻と今の妻ですかね……と思ったら短編集のようです。(汗)
ただ、これまでどこにも掲載されなかった未収録作品ばかりなようですよ。


●イースト・プレス悦文庫


◆堕ちる-秘色の女子アナ(著:桜井真琴)
2015/3/8 発売
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いや…こんな欲情した顔を全国に晒すなんて……入社三年目のローカル局の女子アナ、美久は可憐なルックスと初々しさが人気だ。いつかキー局・曙テレビのキャスターになりたいと夢見るそんな美久に、ある日、転機が訪れた。大手芸能事務所に強力なコネをもつ大スポンサーの社長の接待――いわゆる枕営業だ。生まれて初めて味わう屈辱と快楽に壊れていく美久の理性…。そうして、ついにフリーアナウンサーとしてキー局進出のチャンスをつかんだ美久だったが、そこには淫猥な陥穽が待ち受けていた…。

悦文庫から長編デビューされる作家さんのようです。

〈著者について〉
1972年新潟県生まれ。広告会社勤務を経て、特選小説(辰巳出版)2012年5月号『蜜指の記憶』で短編デビュー。新聞連載、小説誌での短編執筆に加え、電子書籍を好評配信中。2013年3月から衛星放送「エンタメ~テレ」の番組内にて短編官能小説を連載中。本作が長編官能デビュー。




◆生贄たちの宴(著:蘭光生)
2015/3/8 発売
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蘭氏の凌辱ワールドは、“永久に不滅"だな。――霧原一輝氏、激押し!
わたし、誘拐されたの。でも警察にも誰にも言わないで――。突然、姿を消した姉からの謎の電話。姉が何者かに監禁されている!犯人の目星をつけた妹は……。(『美獣を狩れ』) 穢れなき令嬢を、清楚な若妻を、知性的な美姉妹を…引き裂き、蹂躙してゆく、獣欲の悪魔たち。――1980年代、カルト的な人気を集め、“レイプの帝王"の名をほしいままにした孤高の官能作家・蘭光生。没後24年、ついにその禁悦の作品群が甦る。レジェンドシリーズ第一弾。


悦文庫から「レジェンドシリーズ」と銘打った過去の名作再販が展開されるようで要注目です。フランス書院文庫黎明期を代表する御大から始まる第一弾では霧原一輝先生が帯タタキを担当されているようです。

〈著者について〉
1933年、東京都生まれ。“レイプの帝王"の異名をもつSM官能御三家のひとり。官能作品のみならず、式貴士(『カンタン刑』『鉄輪の舞』)としてSF作家、間羊太郎(『ミステリ百科事典』)として推理小説・怪奇小説評論家、小早川博として風俗研究家、ウラヌス星風として占星術師など、多面的に活躍した。91年没。




●リアルドリーム文庫


◆恋情クラスメイト-誘・惑・勝・負(著:伊吹泰郎)
2015/3/30 発売
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勝気に見えて純情な紗彩、淑やかに見えて芯が強い唯。
親友同士の女子高生二人に好意を持たれた良馬は、
流されるまま互いの甘い誘惑を受け入れてしまう。
「どちらを選ぶか、良馬のここで判断して」
Hカップの豊乳奉仕、Wフェラ、締めつけ抜群の肛姦。
恋の鞘当てをする美少女たちに対し少年の決断は!?


リアルドリーム文庫らしい青春の官能世界が描かれるのでしょうか。


●エンジェルコミックス


◆人妻女教師まいんさん2(著:彩画堂)
2015/3/17 発売
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生徒・朋生(ともき)たちに犯され続ける、人妻女教師まいんさん!! まいん先生と朋生との衝撃的な出会いは、本当に偶然だったのか!? 朋生はまいん先生をだまし続けていたのか!? 謎がついに明かされる、感動的な完結篇!お見逃し無く!!

まいんさんの行方が気になる前巻の終わりだったので気になりますねぇ。


●ヤングキングコミックス


◆うしろのまなざし(著:艶々)
2015/3/9 発売
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。
美人で面倒見のよい“おかあさん”が切り盛りしている下宿。 様々な店子達が暮らすこの下宿にはいくつかの仕掛けが施されていた……押入れののぞき穴、備え付けテレビに映る秘密の情事……密やかに覗き覗かれる背徳系官能ストーリー!

先月(2月)から続く艶々作品の連続刊行に胸が高まります。


●SPコミックス


◆八月薫のたまらない話2(著:八月薫)
2015/3/9 発売
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「実は、やってるんです…」八月薫が贈る匿名体験談の極み、人気絶頂の第二弾。ほとばしるエロスを湛える12エピソードが、カラダの奥から興奮を呼び覚ます!いてもたってもいられない、本当にあった“たまらない話"を、八月薫が完全再現。人妻、再会、職場、旧友…日常に潜むあらゆる誘惑は、もう止められない…。

八月作品の新作も楽しみですよねぇ~。


●芳文社コミックス


◆甘い牙1(著:村上ミオ、画:優斗)
2015/3/16 発売
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暴漢に襲われた木暮家の三女・秋奈は、沢井龍次と名乗る男に助けられ結ばれる…。ところがそれは木暮家に復讐を誓う龍次の罠だった!! 秋奈だけでなくその美しき姉妹たちまでも狙う龍次は、さらに…!?

恥じらう肌』の強力タッグによる第2弾シリーズでしょうか。楽しみです。(^^)


◆甘い牙2(著:村上ミオ、画:優斗)
2015/3/16 発売
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ハイブリッド書店【honto】はコチラ。
娘たちに続いて、母の静江までも龍次の手に落ち性の虜となる…。さらに標的は、木暮耕造の秘書でもある長女・春美へ…!? 愛憎絡み合うセクシャルサスペンス、完結!

まさかの1・2巻同時発売?そして一気に完結?


●MDコミックスNEO


◆37歳-欲しがり妻(著:黒木秀彦)
2015/3/25 発売
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息使いを感じる人妻たちとの密接プレイ満載!

年齢が毎年上がっていくシリーズ(?)も37歳となりましたw


◆ヅマちち(著:葵ヒトリ)
2015/3/28 発売
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人妻堕ち、ここに極まる。ただひたすら人妻エロスを描き続けてきた著者が遂に辿り着いた、窮極無比のヅマワールド!! ほとばしるほど淫猥な、こぼれおちるほど管球句で、むせかえるほど濃密で、超弩級ヒトヅマ凌辱劇、開幕。

久し振りの葵作品、楽しみです!


●WANIMAGAZINE COMICS


◆いっしょにしよ(著:saitom)
2015/3/20 発売
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『COMIC快楽天ビースト』の立役者・saitomの初単行本!遊び盛りの娘猫ちゃんと日がな一日膣くり合う濃艶短編集です。うぶな幼なじみを飢えた淫獣に変える悪魔少女から騎乗位スティックを意のままに操るゲーヲタ彼女まで、愛されオーラむんむんの即ハボ娘がこれでもかと腰寄せる全編震姦196ページ。痴嬢の愛をひとり占めにする1冊です。

saitom先生、初の単行本おめでとうございます!





※作品のあらすじは各出版社の公式サイトおよび Amazon、honto、DMM.R18 より引用
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

うしろのまなざし(著:艶々、ヤングキングコミックス)

2015/3/9 発売
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美人で面倒見のよい“おかあさん”が切り盛りしている下宿。 様々な店子達が暮らすこの下宿にはいくつかの仕掛けが施されていた……押入れののぞき穴、備え付けテレビに映る秘密の情事……密やかに覗き覗かれる背徳系官能ストーリー!(引用元:Amazon)


★★★★☆ 6話で終わらせるのは勿体ない設定と展開, 2015/3/22
あとがきを読む限り当初より6話で完結だったそうで、序盤から中盤の4話では謎めいた形で話を進め、終盤の2話でヒロイン(管理人兼大屋さん)の過去を描いて真相とするのは良いながらもその設定が官能的に優れていたためにもっと話を膨らませ、さらに淫猥度を増すこともできたように思えて何とも勿体ない気がした。タイトルこそ的を射たものだったが、覗きと言うより覗かせという退廃的な淫靡さをプリーズモア!と渇望してしまうところである。官能要素の高い部分も結局はラストの2話に集約されていると見れば物足りなさも残る。

作画についてはちょっとしたチャレンジを試みたようで、髪をアップにしたエプロン姿と風呂場などで髪を下ろした全裸姿とでは大屋さんの年齢が随分違って見えるくらい、つまり、官能的なシーンでは急に若く見えるような描き分けを感じたが、住人の女性が「穴」の存在に困惑しつつも覗かれる喜びを感じて自慰に耽り出す場面ではこれまでの作者らしくない画風で大きな違いを出していた。

あと、『朱い花』という前後編(2話)の作品が収録されており、淡白な反応しかしない彼女が陰で実は……それがまた選りにも選って……という実に作者らしいテイストの寝取られ作品になっている。弟子にあたるみき姫作品でもよく見られる感じかな。

双方に共通するのは男によって女が開花するのは何も彼氏とは限らないということであり、男はやはり自信を持てないとイカンな~といった感慨深さもあったりする。
『うしろのまなざし』のレビュー掲載元


青年コミックではありますが、最近はヤングキングもなかなかやりますなぁ~、といった気もする艶々作品の掲載ですよ。

全6話のうち最初の4話でいろいろな部屋に存在する「穴」……つまりは「覗き穴」ですね……で「覗き」の官能を見せながら「穴」の謎についてクローズアップさせつつ、女性の住む部屋では逆に「覗かれ」の要素も盛り込みつつ、それでいて謎の真相は1つしかありませんから、それをラストの2話で過去回想を絡めてしっかり纏める……。



手堅いなと。

手堅く纏めてるなと。

手堅いが故に官能面はもう少しトンガッてほしかったかなと。(^^;)



いや、さすがの手腕だと感じてるんですよ。(汗)



前後編の同時収録『朱い花』も前編の終わりにフックを効かせた引きを見せておいてから後編で一気に真相へと雪崩れ込む背徳的ないやらしさがありますからホントさすがだなと。





艶々
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テーマ : エロマンガ・同人誌
ジャンル : アダルト

tag : 艶々

甘い牙(作:村生ミオ、画:優斗、芳文社コミックス)

第1巻


2015/3/16 発売
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暴漢に襲われた木暮家の三女・秋奈は、沢井龍次と名乗る男に助けられ結ばれる…。ところがそれは木暮家に復讐を誓う龍次の罠だった!! 秋奈だけでなくその美しき姉妹たちまでも狙う龍次は、さらに…!?(引用元:Amazon)


★★★★☆ 思いのほかスピーディで軽く進んでしまう, 2015/3/19
あの『恥じらう肌』(全5巻)のタッグが放った第2弾シリーズということで期待は高まるが、今回は全11話とコンパクト。本巻ではその前半6話が収録されているが、実は後半の5話を収録した第2巻も同時発売されているので一気に結末まで読める形になっている。となれば大体は第2巻も同時に入手するとは思うが、その際は結末となる最後の1コマを見るのは最後まで我慢した方がよかろう。復讐に燃える主人公の真の人柄が出ているので本巻などで描かれるキャラとは趣が異なるからである。

それにしても全11話でヒロインが四姉妹+母というのはいかにも多い。元の掲載誌『別冊週漫スペシャル』が休刊したので設定などが決まってから展開を急ぐ必要が生じたのだろうか。しかし、そうでもないフシもあって実情は分からない。どちらにせよ本巻では多少クロスするが大体2話くらいで三女、次女、四女の順に3人が主人公の手管で早々に堕ちている。どれもほぼ一目惚れからすぐに交わり、主人公の責めに即堕ちして翌日には彼女気取りという早さであり、この展開には安直と揶揄されても致し方ない軽さも感じた。

主人公の生い立ちから復讐へと傾く背景などは所々で効果的に盛り込まれており、ベタながら物語の骨子は悪くないだけに三姉妹、あるいは2人の姉妹くらいで堕としのアプローチや情交シーンに頁を割いた方が良かったように思えてならず、生娘などを盛り込んではいるが、そもそも四姉妹でなければならない理由は希薄と言える。

後の展開に期待するとしても本巻は正直なところ星3つ止まりだと思うのだが、モデルも真っ青な腰高プロポーションかつ肉惑的に描かれる女性像の良さがあるので1つプラスということで。タイトスカートの腰回りから伸びる美脚などは素晴らし過ぎる。まぁ、髪型と眼鏡といった小道具の違いで描き分けるタイプで目鼻立ちは基本的に同じ作画は相変わらずながら、その肢体の美しさで相殺される美貌のヒロインが次から次へと出てくる良さはあったと思う。
『甘い牙1』のレビュー掲載元







第2巻〈最終巻〉


2015/3/16 発売
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娘たちに続いて、母の静江までも龍次の手に落ち性の虜となる…。さらに標的は、木暮耕造の秘書でもある長女・春美へ…!? 愛憎絡み合うセクシャルサスペンス、完結!(引用元:Amazon)


★★★★☆ ヒロイン側の結末は疑問ながらも物語は完結, 2015/3/20
本巻の表紙カバーイラストを初めて見た時はてっきり長女かと思ったが母と知って少し驚く……若い、お母さん若いよ!と思わずにはいられないが43歳と判明する。娘達(四姉妹)で年齢が記されていたのは四女の18歳で三女は大学3年生(21歳?)……社会人である長女と次女は何歳なのか。結婚(出産)の最年少から数えても長女の27歳以上はあり得ず、次女も23~24歳といったところか。こんな試算でも妙に辻褄の合いそうな年齢にはなるし、官能作品では少なくない母娘の年齢差でもあるのだが、たとえ夫(父親)の悪行によるとはいえ財を成した家庭としては違和感のある設定とも思える。しかし、表紙が母なのは正しい。本巻の、ひいては本シリーズを通してもメインヒロインは母だと言いたくなる出番の多さが母にはあるからである。

娘達を想うあまりに主人公の駆け引きに屈して体を許すアプローチからオンナの喜びを植え付けられて困惑しつつもぞんざいな夫に失望しかけていることもあって次第に溺れ、堕ちていくまでがきちんと描かれており、主人公との関係だけが陥落の理由ではない奥深さもある。本来なら四姉妹でも相応に盛り込まれて然るべき要素かと思う。最後の砦として登場する長女もまた他の姉妹と同様に即堕ちの早技であっさりし過ぎているため、当初から母をメインに据えたのかもしれないが、それにしても姉妹の扱いが軽くて勿体ないと思った。

また、前巻から情交中にこれからもヒロイン達をずっと辱めてやる旨の主人公の独白があるものの、それも最後まで無いまま終盤を迎える尻すぼみもあって、今回の進行はどうにも寸詰まりの性急さがあると思えてならない。結末においても主人公はともかくヒロイン達の扱いは中途半端というか、あまりにお人好し過ぎるように思えてくる……心まで骨抜きにされたならばせめて母との関係くらいに姉妹も描かないとそれが見えてこない。

やはり、全11話でヒロインを5人も配したのは多過ぎと言わねばならず、むしろ5人でしっかり描く話数を得ることはできなかったのだろうか、との惜しい気持ちも沸いてくる。過去回想では主人公の母の官能的に濃い「その後」があっただけに(これも今少し見たかった)、いずれスピンオフ的な形で四姉妹や過去において描けなかった面にフォーカスした外伝などを希望したいところである。

故に後半となる本巻の方が物語的にも官能的にも良好ながら、全体としては良い原石を持ちながら磨く時間が足りずに終わってしまい、辛くも絵師に助けられた作品だったとの印象が残った。
『甘い牙2』のレビュー掲載元


村生ミオ+優斗×芳文社文庫のトリプルタッグですから期待するのは当然『恥じらう肌』の世界観ですよね。

で、その世界観自体は描かれていました。

テイストは充分にありました。



しかし、たった2巻(11話)で終われる話じゃないですよ!(^^;)



もぅ、無理矢理にでも終わらせるために端折ったり性急に纏めたりしてる感があって……う~ん、残念!

この内容はやっぱり『恥じらう肌』と同じ5巻くらい使ってじっくり読みたかったですね、ですね!(強調)

それだけが惜しくて悔やまれます。



第2巻の母は良かったからな~、他の姉妹もこれくらいあったらな~。





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テーマ : エロマンガ・同人誌
ジャンル : アダルト

tag : 村生ミオ 優斗 甘い牙 人妻 姉妹 凌辱 復讐

渇いた夜(著:亀山早苗、二見文庫)

2010/3/26 発売
Amazonはコチラから。
Kindle版はコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

再婚同士で智和と結婚して三カ月たった笙子。彼のおかげで、前夫相手ではありえなかったほど性の部分が少しずつ開花させられていく。そんな自分にとまどいを覚えつつも、一度入れられた“スイッチ”はもはや止めることができなかった。そんなある日、智和に誘われてあるパーティに出席するが―。人気女性ノンフィクション作家による、待望の書き下ろし官能ノベル。(引用元:Amazon)


★★★★★ 夫との間にあるズレを妻の視点で官能的に大幅増幅, 2015/3/19
価値観と共感によって結ばれ、素敵な関係を築いていく夫婦というのは同時に双方が多少なりとも妥協することがあって成り立つ面もあり、それはほんの些細なこともあれば決定的な亀裂を生んでしまうきっかけにもなり得る。その妥協の元は双方が思い描く事柄のそれぞれに潜む「ズレ」であり、そんな男女の感覚的なズレを妻の視点で描いた、その生音を官能というイコライザーで大幅に淫猥増幅させ、さらに寝取らせというエフェクターで猥雑に歪ませた結果、凄味さえ感じさせると表現された妖艶さを纏った「オンナ」の音色が響いた、そんな作品と言える。

これまで読んできた女流作家の官能小説で立ち位置が最も女の側に寄っている作品だったように感じたのは、男性作家ではまず描けそうにない心情と官能の描写に溢れていたからであろう。男としては時折「?」と感じるところも部分的にはあるのだがちょっとクセになりそうな魅力があり、そのためにはじっくり読むことをおすすめする。自分も最初はストーリーの表層を軽く流すように読んでしまい、その深さに気づけなかったのを再読して知るところとなり反省した次第である。

思いがけない迫りと押しに屈して夫以外の男に体を許してしまう前半と、夫が秘密にしていた寝取らせ癖が発露したハプニングパーティ的なプレイが繰り広げられる後半とに大別される構成において、夫婦ともに再婚でまだ間がないことから新婚さながらに昼夜を問わず励んでいたり、就職したばかりの義息(夫と前妻との子供で妻は義母でもある)からは意味深な行動を取られたりで実は冒頭から淫靡な雰囲気を湛えた官能場面がしっかりある。迫られる形を基本としながら台詞を極力控えた妻目線の受身的な状況描写は何ともいやらしく、そのシチュエーションも興奮度を高める。この抑えた官能描写が逆に読み手の想像力を全編に渡って掻き立てるのだが、この冒頭がオンナとして開発されていく前提となって話が流れていく。

姉妹の長女(対照的に奔放な妹も出てくる)ということもあって生真面目で貞淑だった妻が夫に開発され、他の男とも快楽を得るようになり、嫌悪しながら複数人プレイまでも受け入れていく。どんどん享楽的な体になってしまうことへの葛藤というか疑問のような心情が夫への愛情の揺らぎとともに綴られていく中で最後は秘めていた想いをぶつけてきた義息と夫との修羅場的な奪い合いとなる結末には、その行く末を曖昧にしておきながらちゃっかり逆ハーレムの構図で終わるところにも女流作家らしさを感じたところである。
『渇いた夜』のレビュー掲載元


あらすじにもあるように亀山早苗先生の主戦場はノンフィクションの方面かと思われますが、主に不倫を題材とし、数多くの取材から得られた女性の、そして男性の赤裸々な心情を官能小説という形で見せてくれた1冊と言えるかもしれません。

正直に告白しますと、レビューにも記したように最初は所々で官能的にぐっとくる場面はあったものの、さほど起伏もない展開や曖昧な結末にイマイチ馴染めませんで、一度読み終えた時点ではレビューの星の数で言うとせいぜい3つくらいかな?といった印象だったのです。(^^;)



しかし、きちんと読まずに印象だけではなぁと思い、じっくり二度目に挑んだのですが、そうしたらば冒頭からイイ感じにいやらしい。

セリフが控えめなので気づかなかったのですが、状況描写が実にいやらしい。

熟年とはいえ再婚したばかりなので、キッチンに立つ妻(笙子さん)に背後より迫って朝っぱらから交わり出す始末w

サブヒロインもいますが基本は笙子さんですし、文章が笙子さん視点なので「○○○○される」といった表現の官能成分が高い作風になっていました。

こうした奥深さに気づけず反省。orz



彼氏ができてデートを重ねていく時期の女性って、ウキウキでドキドキな体験の連続だと思うのです。

女性同士でしか行かない場所の知識や体験はあるのですが、男がエスコートして連れて行く場所は知らないところばかりで未知の体験ばかり。女性同士では何となく予想できる反応も男だと違っていたりでウキウキ体験。それまできちんと守っていた門限をちょっぴり破ってみるのもドキドキ体験。もぅ、一緒にいるだけでウキウキのドキドキって状態ですよ、たぶんw

しかし、そんなカップルも年数を重ねていくと次第にデートコースもネタ切れでマンネリ気味。それを安定化という見方で納得するもイマイチ満たされていなかったり……女性は基本的にドキドキ体験が大好きですからね。

これが夫婦だと倦怠期に突入と言えるのかもしれませんが、本作では倦怠期でもないのに他の男が目の前に現れ、夫とは別のドキドキ体験を知ってしまい、夫への感情が整理されぬままに今度は夫から突拍子もない提案をされ、それに巻き込まれていくうちに夫以上の体験も味わってしまう。すると「自分にとっての夫って何?」あるいは「自分がウキウキ・ドキドキできるのはどんな時?」みたいな気持ちが沸き上がってくるような、そんな心情が描かれているようにも感じました。

序盤からチラチラと出てくる義息の思わせ振りな態度がこれに拍車をかけていたようでもあって、最後に義息と夫が鉢合わせて結構な修羅場になると「2人ともやめて!私のために喧嘩しないで!」という、少女漫画から大人の女性向け小説に至るまですべからく出てくる「複数の男に囲まれるヒロイン」の構図となり……この段階で(他の作品は未読なので断定はできませんが)、たとえ本作のように二見文庫から出す官能小説であっても亀山先生は基本的に女性の立場で文章を書かれる作家さんなのだなぁ~と感じた次第です。



【新作情報】
◆夫の不倫がどうしても許せない女たち(朝日新聞出版)
2015/3/6 発売
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夫の不倫に直面したとき、そこから妻たちは、憎しみ、失望と戦う日々を送ることになる。そうした時に妄想にも近い感情によって、優しかった妻は"夜叉"になっていく。妻の気持ちがわからない男性、そして愛ゆえに苦しむすべての女性へ。(引用元:Amazon)
夫を監視し続ける女、手を挙げる女、自分も浮気をし返す女…裏切りは妄想を生み、やがて憎悪へと変わる―。夫婦が直面した破綻と再生を描く苦く生々しいノンフィクション。(引用元:「BOOK」データベース)







亀山早苗 二見文庫
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ジャンル : アダルト

tag : 二見文庫 亀山早苗

お姉さまたちの社員寮(著:堂本烈、二見文庫)

2009/7/24 発売

お姉さまたちの社員寮

著:堂本烈二見文庫


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ひかりTVブックはコチラ。〈電子書籍〉
総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。

高校時代の初体験の相手であり、優しき先輩でもあった神楽の紹介で、ホテルに就職した創太。資産家の彼女が住む豪華な屋敷は、本棟と離れがあり、ホテルの社員寮としても使われていた。離れに住むことになった彼に対して、同じく寮に住んでいる同僚の女性たちがさまざまな誘惑を仕掛けてくるが…。俊英による、ソフトタッチの官能ノベル。(引用元:Amazon)


★★★☆☆ 思いのほか開けっ広げなお姉様方が集まる館の恋物語, 2015/3/17
主人公を傅かせる訳ではないが、お姉様方の予想以上に開放的というか明け透けなオープンさが好みを分けそうな作品と感じた。あまりに開放的過ぎて逆に興が削がれる面もあり、もう少し恥じらいとか、あるいは淫靡な雰囲気があっても良かった気がする。ただ、主人公が高校時代に抱いたヒロインとの儚い記憶から続く恋の物語は悪くなかった。

また、予想以上に百合成分が高いので、これもまた好みが分かれるところであろう。他の男に手を出すような猥雑さは無いので作品世界の雰囲気は保たれているが、サブヒロインと閨を共にする主人公を目の前にしても平気なメインヒロインというのは異質な感じがした。5人ほど出てくる女性陣が様々なコンビを組んで次々と主人公に迫っていく中で後半から徐々にメインヒロインが存在感として頭ひとつ抜け出すような流れと解釈すべきか。
『お姉さまたちの社員寮』のレビュー掲載元


初めて読んだ堂本作品ですが、設定に惹かれたものの展開にはもう少し起伏がほしかったところですかね。

これまで女性ばかりで同居していたところに唯一の男として主人公が紛れ込む訳ですから、初期設定として百合百合なのも、そして「やっぱり男もいいよね」とばかりに女性陣が次々と主人公に迫るのも別に良いんですけど、ってか、それが展開の骨組みなのでしょうけれども、せっかく主人公には想い人がいて、その想い人も主人公のことを憎からず想っているのならば、その辺りの感情の機微をもう少し盛り込んだ方が面白味が増したのでは?と感じたのであります。

要するに、他の女性に迫られても断り切れない後ろめたさや、他の女性と交わっている主人公を目の当たりにした嫉妬心みたいな感情の浮き沈みがあまり描かれていないので終盤までずっと平坦な印象が拭えないんですよね。

ちょっと勿体ない気がしました。





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人妻女教師まいんさん(著:彩画堂、エンジェルコミックス)

2014/6/17 発売
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Kindle版<デジタルモザイク版>はコチラから。
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豊満ボディで、女教師で、人妻で……そんなオンナの美乳を前にアナタならどうする!? ココロもカラダも素直になって、真昼間から遊んじゃいましょ!! 許されない禁断のエッチが大反響の人気作、待望の第一集の発売です!!! (引用元:Amazon)


★★★★★ 二番煎じと呼ぶか間接的な続編と捉えるか, 2015/3/19
本作の前に人気を博した『人妻オードリーさんの秘密』の基本構成そのままに発展させた作品と言っても良いであろう。あまりに似通っているために二番煎じや二匹目のドジョウと揶揄される面も否定できないが、舞台設定や登場人物などを変えた続編的作品と捉えれば、そしてこの作者が描く官能世界が好みであれば存分に堪能できると思う。個人的には二匹目でも良いドジョウだと思った。

今回もヒロインは人妻ながら美術専門学校の講師でもある【小共野真音(おともの・まいん)】さんと夫との夜の営みから始まる第一話は『オードリーさん』とまるで同じ印象なためにここは少し捻ってほしかったところ。まいんさんもまた夫では満足できない体の持ち主なのだが、その秘密の背徳関係の始まりは第一話のタイトルにもあるように唐突なもの。安直な始まり方にも見えるが、後の第7話で相応に思惑のあることがチラッと判明する。何故だか同作者の過去作品『おたくのメガミさん』とのクロスオーバー(カメオ出演?)も見られて真相や如何に?である。

生徒である【桂朋生】に弱みを握られ、脅される形でズルズル関係を続けてしまう中に芽生える抗えない愉悦と快感。押し引きのある姦計の連続にまいんさんは翻弄されるばかりだが、そんな調教含みの関係は次第に隷属の色合いを増していく。この作者特有のライトさとコミカルさで紛れているが、展開は割と凌辱的であり、隣のクラスの優等生【杉野君】の筆下ろしまで強要され、それがまいんさんの肉欲の火に油を注ぐことに……。

ここから杉野君との心も移ろう不倫に溺れるまいんさんは朋生の姦計から逃げるようでもあり、それでいて朋生との距離を感じて落ち込んだりと心の整理もつかぬまま発情は止まない堕ちっぷりが加味されて淫猥度も増すばかりである。

相変わらずのテンポの良さ……と言えば聞こえは良いが実情は若干の性急さで次巻では学校が輪姦学校になってしまいそうな集団凌辱も示唆しながら朋生の真意が明かされるのか?という、おそらくの完結を楽しみにしたい。

体位を様々に変えながら正常位では感応極まるバンザイで快楽を受け入れてしまう官能描写は興奮度も高く、悩ましく思いながらも疼く体を弄られ、昂ぶっては求めてしまうまいんさんのいやらしさは高水準と言える。
『人妻女教師まいんさん1』のレビュー掲載元


第1巻の書影は、左が紙媒体のコミック、右が電子コミック<デジタルモザイク版>ですが、胸は隠れ、下着は無い代わりに隠れている面は広い……つまり、電子コミック版の方が控えめになっているという……ちょっと珍しい気がしますね。

なお、電子コミックは「アクションコミックス」からの出版となっています。





2015/3/17 発売
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生徒・朋生(ともき)たちに犯され続ける、人妻女教師まいんさん!! まいん先生と朋生との衝撃的な出会いは、本当に偶然だったのか!? 朋生はまいん先生をだまし続けていたのか!? 謎がついに明かされる、感動的な完結篇!お見逃し無く!! (引用元:Amazon)


★★★★☆ 堕ちるところまで堕ちながらほぼ何も失っていない完結, 2015/3/20
後半戦の開始となる第2巻だが、前巻の最終話にして全体の折り返しとなる第8話で朋生への服従を約束させられたまいんさん。しかし、これを受け入れるという感情を同時に忍ばせたために、そして杉野君との関係もまた受け入れたためにどんどん堕ちていく流れである。

元より各話(本シリーズではキホン20頁)における官能描写の比率が高いことを特徴とする作者にあって今回はまさにてんこ盛りといった印象を覚えるほどヤリ捲り状態のまいんさんは、朋生の求めには嫌がりながらも結局は従順となり、杉野君とは積極的に逢瀬を繰り返すこととなって迫られるような背徳感が減退気味。これを補うためか朋生にはその友人も加えた複数人との交わりを強要され、3Pに巻き込まれ、さらには3対3のスワッピングまでセッティングされて杉野君には見られたくない痴態をも晒してしまう。また、杉野君とは互いの想いを吐露したことからのめりにのめり込み、夫の存在はどこへ?というくらいに心をも通わす不倫振り。つまりは官能描写をエスカレートしていく、もしくはエスカレートしていくしかない展開になったようにも感じるところである。そして、そのエスカレートは宿直の夜にクライマックスを迎え、それは同時に朋生の真相が判明する時でもある。

言い訳のせいにして、言い訳していることを自覚して、最後はそれさえも受け入れて、この状況を「楽園」と考えるまでに至るまいんさんの発情回路はショート寸前の高電圧。心の中では夫に詫び続け、淫らな自分を卑下し続けながら、それでも知ってしまった「楽園」という快楽天国の享受を選ぶのは人妻にして女教師が生徒と堕ちに堕ちるという官能面ではとても良いとして、逆にここまで夫を蔑ろにして不倫を肯定されるとちょっとな、という気持ちも少し沸いてくる。

そのためか一見すると報われないというか罰が下ったかのような結末とはなっているのだが、良く見るとまいんさんとは関係ないところで起こった結果であり、なおかつ「小さな楽園」を与えられて失うモノもほぼ無い、何だか良いとこ取りで結局は最後まで懲りないまいんさんという見方もできてしまうところは、その纏め方の上手さに反して若干スカッとしない読後感を覚えてしまうところもあるかと。

ただ、ソフトな作画で時折コミカルな中に割とハードな官能がしっかり、という作者らしさは本作でも充分に表現されており、好みやテイストはともかく物語性も良好なので、次にはそろそろ24話以上の長編にも挑んでほしい期待感もある。
『人妻女教師まいんさん2』のレビュー掲載元


オードリーさんと同じじゃん!とか言ってはいけませんwww

今回のまいんさんの方が官能面も堕ちっぷりもちょっぴりハードでしたし、言いなり系のテイストも醸されていました。

その前提として、まいんさんの方がオードリーさんより欲求不満度がやや高かったようにも感じましたけどねw



まぁ、あれだけ堕とされ、オンナが花開いてしまったら元には戻れないということなのでしょうけれども、一生懸命だったのに今回の顛末を全く知ることなくだった夫がちょっぴり不憫にもなりますし、最後の最後まで関係維持を期待するような素振りのまいんさんには「もっとしっかりしなさい」とも言いたくなりますけどねぇ。(^^;)





彩画堂
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古民家で戯れて(著:霧原一輝、竹書房ラブロマン文庫)

2015/2/19 発売

古民家で戯れて

著:霧原一輝竹書房ラブロマン文庫


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田舎暮らしを始めた男が溺れる禁断の蜜戯!回春ロマンの旗手が放つ、淫靡ワールド全開の注目作!会社を早期退職した黒木廉太郎は、田舎の古民家を買ってスローライフを送るという夢を実行に移した。しかし、妻の冴子は田舎暮らしが性に合わず、夫婦関係がしっくりいかなくなる。その一方で、地元の若い竹細工職人、井口野枝と知り合った廉太郎は、純朴で淑やかな彼女に惹かれていく。そんなある日、妻の冴子が村の男を納屋に引っ張り込み、浮気している現場を、野枝と発見してしまった廉太郎は…?若い愛人と淫蕩な妻との間で揺れ動く中年男、のどかな農村で繰り広げられる禁断の性宴を描いた、書き下ろし濃密回春エロス!(引用元:Amazon)


★★★★★ スローライフに込めた理想に反して訪れた淫靡な現実, 2015/3/15
官能小説としてシンプルかつストレートに「何ともいやらしい作品」と評したい。しかも、大体において蔑ろにされがちな妻が一番いやらしくて出番も多いという珍しいストーリーを紡いだ結果である。

田舎のスローライフを夢見て引っ越した初老(52歳)の主人公が、お嬢様育ちの後妻(38歳)に振り回されながら地元の娘(22歳)と出会ったり、後妻の妹(33歳)がやって来たりする賑やかしさに翻弄され、竹細工や畑仕事などに取り組んで質素ながらも清らかな生活を送ろうとすればするほど何故か都会よりも淫らで淀んだ生活になっていく皮肉に加え、魔が差した結果ながら、それを招いた理由は自分自身にもあるところに何とも言えない滑稽さも感じた作品である。

しかしながら、やはり混乱(?)のきっかけをつくった悪女は後妻の【冴子】と言わねばなるまい。軽い気持ちでついてきた田舎暮らしに合わず、元より自己中で性的にも強欲なためにイマイチ元気のない主人公のムスコの代わりを早々に見つけ出す始末。実は全六章のうち前半3章が冴子の一人舞台であり、ねっとりした夫婦の営みを白昼から見せたかと思えば地元の武骨な男を挑発し始め、思わせ振りな営みを風呂場で見せつけた後は納屋に連れ込んで夫の居ぬ間に昼下りの情事へと耽るありさま。しかも後半では夫の竹細工工房にトラブルを招き、そこでも若い男と関係を持つというどうにもけしからん妻なのだが、それが欲求不満の捌け口だったとはいえ、じんわり滲む夫への嫉妬という真の背景を見れば憎めない一面もあったりする。そんな想いをはっきりと表に出さないところがプライドの高い熟女らしくもあり、それでいて最後に諦念含みで発露した、思いも寄らない言動で夫婦の決定的な亀裂を回避する離れ業をやってのけるところに本作のメインヒロインは妻であることをまざまざと見せつけた次第。感度の良さや貪婪に求める積極さで官能的にも妖艶な魅力を放つ冴子である。

そして、そんな納屋の情事を覗き見てしまうのは霧原作品のお約束ながら、それを竹細工の師匠でもある地元の娘【野枝】が一緒に目撃してしまうところが展開の肝である。回春ヒロインの王道のごとく主人公の求めには極めて従順な野枝とは冴子への当てつけもあって年の差の恋に落ちる主人公。この迷走が話を面白くしつつ、過去に経緯があって若いのに実は熟れている野枝の良好な感応が淫猥度を高めている。

また、工房の危機を救いにやって来た冴子の妹【佳菜子】はIT系のデキる女なのだが、主人公と野枝の秘密を知って、それをネタに義兄とのアバンチュールを楽しむ淫らさがあり、それでいて地元の青年とはイイ仲になって明るい未来をも築こうとしているのは、あの姉してこの妹とも言えそうな反面、最も都会的な人物が田舎に最もフィットしているような好対照の面白さも見られた。

「そうキタか」という結末へと導きつつ、何事も理想通りにはいかないことをスローライフと淫らな関係で描き出しながら、当初から野枝に潜む何かに気づいていたかの素振りを見せ、行く末にまで主導権を握ろうとするオンナ達に「あな恐ろしや」というしたたかささえも見たような作品だった。
『古民家で戯れて』のレビュー掲載元


タイトルでイメージされる山間のスローライフが舞台なんですけど、それが思うようにいかないばかりか、浮気に走った妻の昼下がりの情事を覗き見ることになるわ、それがきっかけで地元の娘さんとは秘密の仲になるわ、妻の妹には弱みを握られて跨りまくられるわで散々な色欲生活となる滑稽さが面白い作品でした。

自分の浮気(かなり本気モードでしたけど)は棚に上げて妻の浮気に愛想を尽かすところが実に霧原作品の主人公らしいダメっぷりでね。(^^;)

本来は生真面目で実直なんだけれども魔が差すと身近な女に手を出して、その関係が止められないという男の性を描くのが上手いですよねw



で、お得意の覗き寝取られが今回も淫猥度たっぷりに描かれる訳ですが、この悪妻は最後まで存在感があって、なおかつ最後に強烈なカウンターパンチを繰り出すところに意外性があって良かったです。

官能世界で妻を蔑ろにする主人公は割と多いのですが、こんな形で夫婦の絆はかろうじて維持されつつ実はにっちもさっちもいかない状況でもあるという天罰なのか僥倖なのか分からない、何とも言えない状況に置かれる主人公ってのも悪くないですね。(^^)

今少し詳しく記しときますので、ネタばれOKな方は ↓ の「続きを読む」をクリックしてみてくださいまし。



【新作情報】
◆古いのが好き!〈仮〉(著:霧原一輝) 2015/4/15 発売
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現時点だと書影はまだですが、4月も新作が出ます。

このタイトルもまた本作と何かしら共通項があるかも?ですよね。





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蜜夢ホテル(著:葉月奏太、竹書房文庫)

2015/1/28 発売

蜜夢ホテル

著:葉月奏太竹書房文庫


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財前和久は信州にあるホテル「ミミエデン」の支配人。山の上に立つ小さなホテルは密かな人気を呼んでおり、財前は有能な支配人として従業員の信頼も厚かったが、彼の過去は謎に包まれていた。ある日、「ミミエデン」に社長夫人が不倫相手のホストと宿泊するが、ホストの男が館内でトラブルを起こしてしまう。すると社長夫人は、調子に乗りがちな不倫相手を懲らしめるため、私を誘惑してほしいと財前にリクエストしてきて…!? 謎めいたホテルの支配人が、わけありの美女たちを心と身体で癒していく…今旬の作家が描く魅惑の官能ロマン、長編書き下ろし。(引用元:Amazon)


★★★★★ 山間の小さなホテルを舞台とした支配人の官能奮闘記, 2015/3/15
竹書房文庫からの2作目となるが、前の作品『蜜情ひとり旅』よりは官能密度が高く、「官能要素が多分にある小説」を超えて本来の官能小説と呼べる水準にあると思う。すなわち、官能面においては竹書房ラブロマン文庫に比肩すると言ってよかろう。これに品のある山間の小さなホテルに勤める品のある支配人(主人公)とそのスタッフ達、そして宿泊客とが織り成すドラマがある。これが竹書房文庫から出ている所以となる、そんな作品である。

財前  - 完璧かつスマートに仕事をこなす46歳の支配人は前職に秘密あり。
明日香 - 支配人ラヴを隠さないフロント係は何につけても前向きな22歳。
杉崎  - ベルマン兼ポーターは岩のような大男の32歳。
田所  - 財前支配人に恩義があって苦楽を共にする55歳のシェフ。

4人の正社員と数人のパートタイマーのみで切り盛りするホテルはアットホームな魅力と気品に満ちており、その仕事振りを読んでいるだけでも癒されそう。そして、明日香のアタックを受けてたじろぎながらもパートタイマーの薄幸そうな美女を気にかけ、淡い想いを抱いていく財前という構図が基本となっている。

貴子  - 財前が気にかけるパートタイマーの35歳は独身に理由あり。

ただし、そんなホテルにやって来る宿泊客は一癖ある面々ばかり。全五章のうち3章で客との話となるが、何らかの形で悩みや問題を抱えた客もいる。それらは解決できそうなこともあれば何ともし難いこともあるのだが、それでも翌朝には前向きになってチェックアウトできる物語の心地良さがあり、それには巻き込まれる形ながらも結果的に心のみならず体も解放して差し上げる財前の「夜の支配人」振りが寄与していることは言うまでもない。

杉崎や田所と財前といった過去の男臭い義理人情的なバックボーンに触れながらホテルの内部や宿泊客とのトラブル(?)といった多角的な読み切りエピソードがネタの尽きるまで続けられそうな、そんな構成が出来上がっているので続編としてもう1冊くらいは出せそうな気もするのだがいかがであろうか?
『蜜夢ホテル』のレビュー掲載元


この表紙カバーイラストは素敵過ぎますわ~!

めっちゃ自分好みww

欲を言えば作中に「赤い屋根が……」といった記述があったのでホテルの屋根が赤ければパーフェクトだったですけどね。(^^;)



この作品は雰囲気が良かったですね。

最初から最後まで主人公の財前支配人が話の中心にいて、その周辺に起こる諸々がエピソードとなって進んでいくところにTVドラマのような趣を感じることもできました。

ですからレビューにも記したように、このテの展開は話が尽きるまで続けられますから続編なども期待したくなるというものですよ。(^^)



葉月奏太先生がご自身のブログで自著解説されています。
『蜜夢ホテル』(竹書房文庫)が発売になります。蜜夢ホテル (竹書房文庫)(2015/01/28)葉月 奏太商品詳細を見る【内容紹介】「財前和久は信州にあるホテル「ミミエデン」の支配人。山の上に立つ小さなホテルは密かな人気を呼んでおり、財前は有能な支配人として従業員の信頼も厚かったが、彼の過去は謎に包まれていた。ある日、「ミミエデン」に社長夫人が不倫相手のホストと宿泊するが、ホストの男が館内でトラブルを起こしてしま...
『蜜夢ホテル』





ということでDSKが勝手ながら続編のエピソードを妄想してみたいと思います。(笑)

ホントにどーでもいい企画(?)ですが、場合によっては本巻の内容に触れてしまうので興味のある方だけ ↓ の「続きを読む」をクリックしてみておくんなまし。(^^;)



その前に新作情報。

◆二人の叔母(二見文庫)
2015/3/26 発売
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。
「見ててあげるわよ……」タイプの違う二人の叔母に翻弄されて……期待の実力派による書下し官能エンターテインメント!康介は高校時代のある晩、部屋に忍び込んできた女性に童貞を奪われた、これがきっかけで家を飛び出した。7年後、母親の葬儀で戻った実家では、母親の双子の妹で妖艶な魅力を放つ香澄と、下の妹で温厚な冬美──タイプのまったく異なる二人の叔母が、さまざまな誘惑を仕掛けてきて……。 (引用元:Amazon)


◆妻の犯罪:官能小説傑作選-哀の性(角川文庫)
2015/3/25 発売
Amazonはコチラから。
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売れないマジシャンとピンサロ嬢(「バカみたい」)、初めて体を許した同級生と人妻(「みだら鏡」)、吉原の大店の娘と若い衆の恋(「ねず鳴き」)…。哀しい恋だけど、体はあなたを求めている切ない6編。(引用元:Amazon)



叔母を2人登場させるアイデアに期待が高まる新作に加えて短編集にも上梓されています。





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tag : 竹書房文庫 葉月奏太

日本の官能小説-性表現はどう深化したか(著:永田守弘、朝日新書)

2015/3/13 発売
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日本の官能小説に焦点を当て、戦後の表現のなかで官能・エロスがどう描かれてきたかを歴史的・具体的に見ていく。エロスをめぐる官憲とのせめぎ合い、そのなかで時代風潮を背景にエロス表現がいかに深化していったかなど「性」から見た戦後史!(引用元:Amazon)



新藤朝陽先生のブログを拝見していましたら本書のご紹介をされてましたので、「これは、なかなか……」と思い、図々しく思いつつ拙ブログでもご紹介。(汗)



帯タタキの時代で変わる「アノ時」の声はナイスですね!

……まぁ、数年後には「懐かしいね」と感じてしまいそうな、今だから使えるギャグも添えられておりますが……。(^^;)

……いつまで保つかな……日本エレキテル連合



そして、官能小説研究の第一人者による肉棒文化の集大成も素晴らしい。

永田先生の功績に触れつつ肉棒とはいえ「文化」としているところが素晴らしい。

この帯タタキはなかなかイイ仕事してますですゾ。



目次は以下の通り(Amazonより)

第一章 焼け跡のエロス
歳二章 官能の目覚め
第三章 タブー視をふりはらう性描写
第四章 女性官能作家の登場
第五章 ソ連崩壊しても官能は深化
第六章 通信新時代──21世紀の官能
付・官能小説の略年表



まさに戦後から現在に至るまでの官能小説の変遷を考察されているようで、これはもはや官能文学における学術書の趣すら漂うほど。

官能小説家および関係各位、さらに官能小説ファンならば一家(の隠し戸棚w)に一冊のレベルではないでしょうか。



庵乃音人先生も本書について触れられていました。
ADULTサンスポの人気コラム、文芸評論家の永田守弘先生による「今週の官能小説とれたて本3発」のコーナーで、拙作『初恋リターン』を紹介していただいています。永田先生、いつもありがとうございます。初めて先生とお話しさせていただいたのは、たしか僕が『とらぶるハネムーン』(リアルドリーム文庫)を出した頃だったから、もう8年も前か…(遠い目)。相変わらずのご健筆。我々若い者も(もう若くないけど)がんばらないとい...
ADULTサンスポで『初恋リターン』が紹介されました







永田守弘 朝日新書
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俺の女課長(著:草凪優、祥伝社文庫)

2015/2/10 発売

俺の女課長

著:草凪優祥伝社文庫


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これほど美しい年上の女を抱いてしまっていいのかどうか・・・丸山麗子、三十三歳。長い黒髪に白い小顔。目鼻立ちは端整かつ涼やか。掛け値なしの美人だった――担当編集、異動希望!? 「これこそ男の夢の職場だ!」ダウンスイングとともに腰が回転し、ミニスカートが翻る。白い尻が、見えた――。過激な接待ゴルフに挑む課長丸山麗子、三十三歳。知的で美しい彼女が、なぜ。理由は超高級マッサージ機を三ヶ月以内に百台売らないと左遷だからだった!セクハラに異常に弱い「泣き虫」が目的のためにとった最終手段とは!? 三人のセクシーで美しい営業部員の活躍を描く、企業官能誕生。(引用元:Amazon)


★★☆☆☆ 不可解な意気込みが徒労と虚無を招く痛々しさ, 2015/3/8
以前から絶えないネタながら昨今賑やかしいゴシップもあるためか、本作の題材は枕営業である。それを企業の営業活動に転化したのは1つのアイデアとも言えるが、それにより実現不可能な目標を強いる嫌がらせの色合いが醸された結果、まるでドン・キホーテのように無理な突進を繰り返す痛々しさが目立っている。この肉弾接待を部下にも強いる女課長の、見返してやろうという意気込みの空回りが却って社畜にも見えてしまう皮肉な哀れが漂う作品と言わねばならない。最後の最後で我に帰ったかのように見えたのが唯一の救いなのだろうか。それにしても誰が主役なのか分からない虚しさが一貫して描かれた本作の読後感を何と説明すれば良いのだろう。

思うに本作を誘惑路線と同列に置いてはいけないのであろうと結論づけることにした。強要されたノルマのために悲愴感がMAXな女課長は卑屈になるばかり。最初から色仕掛けを念頭に置いた接待に活路を見出そうとするも、エスカレートしていく要求は次第に枕営業となり、遂には部下をも交えた乱交に発展していく。営業部隊唯一の男たる主人公は基本的に指をくわえて見ているしかない状況に置かれ、読み手も悶々とさせられる。

軽蔑されてもおかしくないほどに屈辱的なのは課長も自覚しており、それでも健気に頑張る姿を出したかったのであろうが、主人公が覚える深い感慨に反して読み手はあまり共感できないために、そして、せっかく付された「泣き虫」の設定も中途半端なために女課長の魅力へ繋がっているとは言い難い。

そんな課長を慰めるような情交が主人公とは結ばれるのだが、作中にも示されるように、それは恋とも愛とも言えない傷の舐め合いのようであり、そもそも傷の舐め合いなどリアルな日常では茶飯事なだけにそれを小説でトレースされてもスカッとしない。また、強いられる肉欲に溺れて心がついていかない空虚を描いているようでもあるのだが、これが何とも言えない雰囲気を湛えているために、むしろ一方的な凌辱描写の方が却って良かったのでは?という気さえした。つまり、明らかな凌辱展開でもないのである。

この作品を通じて作者は何を表現したかったのか?が最後まで解消されぬまま、タイトルから想起されるイメージともズレた内容は編集側の纏め方にもフィット感を欠いた作品と言うしかなく、そもそも寝取られのようでありながらそうでもなく、何とも難しいところを狙ったのではなかろうかと感じてしまうところである。
『俺の女課長』のレビュー掲載元


以前、『堕落男〈だらくもの〉』(実業之日本社)という作品の紹介ともども草凪優先生の官能メインストリーム宣言と題して、今後の決意表明のような、自らへの檄文のようなコメントをご紹介しましたが、その心意気を知ってから入手したのが本作であります。



……正直、こんな世界を表現したいのか?と思ってしまいました。



帯およびあらすじの冒頭にある『これほど美しい年上の女を抱いてしまっていいのかどうか・・・』ですが、残念ながらそれほどの女ではありません。

容姿は淡麗ですが、心がさもしい女でした。

少なくとも読んでてそう感じました。

ですから「美しい女」とは思いませんでした。



そんな女の哀れを描きたかったのでしょうか。

であれば、心の美しい女の哀れ、心が美しいからこそ生じる哀れを描いていただきたいと思いました。

出てくる(主人公以外の)男共の下劣ないやらしさは官能的ではあり、それに抗しながら屈してしまうのも官能的ではありますが、そこに営業という打算が入ったことで「いやらしさ」の意味合いが変わってしまった面もあったと感じました。

いくら「泣き虫」なヒロインが後悔しても打算的行動が相殺されることはないのですね。



また、橘真児先生とのタッグでは素敵な官能ファンタジーを連発した祥伝社文庫としてはタイトルの付け方に今回は難アリだったと思いましたよ。

このタイトルで読み始めるとちょっぴり面食らうわ。(^^;)



余談ですが、表紙の帯を外すと素敵なおみ足とハイヒールがw





【新作情報】
◆書き下ろし長編官能(双葉文庫) 2015/4/15 発売
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。



現時点では書影やあらすじがまだですが、それにも増してタイトルが……これが正式タイトル?(^^;)





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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : 祥伝社文庫 草凪優

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