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2015年2月の「気になる」官能書籍

2015年2月発売予定の官能書籍から「気になる」作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!


●フランス書院文庫


◆力ずくの蜜辱-彼女の母・彼女の妹(著:相馬哲生)
2015/2/23 発売
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「だめよ、あの娘が降りてきたら……あっ」
ワンピースを捲り、下着に無理やり手指をねじこむと、
貞淑な淫裂は湿り気を帯び、瞳の奥には欲情の炎が……
二階には勉強中の娘がいるのに青狼の甘言に翻弄され、
キッチンでの蜜辱まで受け入れていく瑶子42歳。
そんな姦係が、沙也香と優美に知られてしまい……




◆僕が管理人のアパートに美熟女が四人も住んでいます(著:山口陽)
2015/2/23 発売
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「ゆうべ、隣の部屋でセックスしてたの知ってるのよ」
潤む眼で総司の股間を撫で回し硬直にしゃぶりつく貴美江。
まぶしい太もも、濡れそぼった陰部を惜しげもなく晒し、
独り身の寂しさを埋めるように淫牝へと変わる103号室の未亡人。
102号室の看護師、201号室のシングルマザー、202号室の熟処女。
新米管理人の僕を待っていた素敵な「日替わり熟女」たち!




◆兄嫁贈与-雪国の未亡人兄嫁(著:梶怜紀)
2015/2/23 発売
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「義姉さんの躯は僕が兄貴から譲り受けたんだよ」
未亡人の双臀を持ち上げ、背後から貫く少年。
雪肌に食い込む縄、イラマチオ特訓、三穴開発……
眠る間もない凄絶な調教でM性を開発される30歳。
若さに任せた荒々しい責め、押し寄せるアクメ。
兄嫁を絶対服従の牝に作りかえる「奴隷初夜」!




◆淫獣の運命-女教師→隣人妻→秘書→兄嫁【調教連鎖】(著:天海佑人)
2015/2/23 発売
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その小説に名前を置き換えられた女は筋書通りに操られる!?
授業中、教え子に貫かれる清楚な女教師・由香里。
自宅キッチンで四つん這いで肉交に溺れる若妻・陽菜。
会社のトイレでフェラ奉仕する美人秘書・恵梨香。
亡夫の位牌の前で義弟に裏孔を捧げる兄嫁・亜沙美。
男たちの妄想が現実になる!世にも奇妙な官能奇譚。




◆人妻くずし-淫らなマッサージ(著:本城山羊)
2015/2/23 発売
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(体が熱くなってきたわ……私もう我慢できない)
尻肉を揉まれるうちに秘所をヌルつかせる紗千。
34歳の女体に潜む欲求不満を呼び起こす”神の手”。
女教師が、美人課長が、清純派女優が、女アスリートが、
貞淑の仮面を脱ぎ捨て、自ら肉茎に手を這わす。
女が淫らになる!? マッサージ師・貴久の施術!




◆僕の新生活-おばさまと二人の美娘と(著:小日向諒)
2015/2/23 発売
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(すごい、薫君の××、信じられないくらい気持ち良い)
未亡人の空閨にみっちりと埋められていく張り詰めた亀頭。
突き込まれ引き抜かれるごとに38歳の躯は悦楽の頂点へ。
女子大生の菜央美には甘美で危険な「お仕置き」を命じられ、
生徒会長の結花からは獣の体位での処女喪失をお願いされ……
久瀬家の美母娘に溺れ狂わされる、最高の新〝性〟活!



●マドンナメイト文庫


◆ご近所妻-みだらなサークル(著:豊田満雄)
2015/2/12 発売
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魅力的な人妻たちが集うお菓子作りのサークルは、危うい誘惑に満ちていて……パティシエとして大成功した事業家の瀬戸口は、転居先のマンションで人妻たちが主催するお菓子作りのサークルにボランティアで参加することにした。そこで出会った魅力的な人妻・優美に惹かれ、自分でも思いもよらぬ行動に出たことで……。

マドンナメイト文庫からの新人さん(?)は久し振りでしょうか。


◆美少女たちのハーレムな3日間(著:諸積直人)
2015/2/12 発売
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別荘に閉じ込められた僕は、美少女たちへの欲望を抑えきれなくなり……しなやかな肢体でアイドル顔負けの美少女・紗莉奈。エキゾチックな顔立ちで、淑やかな性格の菜々美。幼い顔立ちとは逆に突き出た巨乳が悩ましい夏帆。美少女3人のお目付け役としてバカンスに同行した達郎は、アクシデントから別荘に閉じ込められることになるが……。

こちらは2作目。今月のマドンナメイト文庫はフレッシュな布陣ですね。
しかし、この表紙カバーイラストは反則だわ~w
そして、いたいけなヒロイン達の幼さにAmazonは怖気づいた模様。(ーー;)


●二見文庫


◆美尻人妻・亜弥(著:藤堂慎太郎)
2015/2/26 発売
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「嫌です──」 「嫌でも……します」人気宝飾店の限定会員になるために、言いなりになる貴婦人たち──デザイナーの貴彦が経営する宝飾店『ペルソナ』は、資格審査に通った者のみが購入できる、特に裕福な貴婦人たちに人気の店だった。弁護士を夫に、参議院議員を義父に持つ亜弥は、自信満々で『ペルソナ』を訪れ、会員になりたい旨を申し出るが、待っていたのは──。斯界の奇才によるめくるめく官能の傑作!

故・藤堂慎太郎先生の作品が再販されるようです。
……まさか、遺稿とかではないですよね?(^^;)


●竹書房ラブロマン文庫


◆初恋リターン(著:庵乃音人)
2015/2/12 発売
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10年前、交通事故で初恋の少女・優子を失ってしまった亮次。優子への思いを残しながらも、新たに恋仲になった彩花と結ばれようとしていた矢先、亮次は奇妙な嵐に巻き込まれ、別な世界へ迷い込んでしまう。その世界では事故で死んだのは亮次のほうで、優子が生き残っていた。戸惑いながらも歓喜する亮次だったが、優子は別な男との結婚を控えていて、さらにこちらの世界の彩花とも出会ってしまい…!? 失われた初恋を取り戻すべきか、異邦人として去るべきか。鬼才が描くパラレル・ラブストーリー。

昨年(2014年)までは寝取られ成分たっぷりの淫靡な作品が続いた竹書房ラブロマン文庫の庵乃作品ですが、今回はまた凝った趣のようで。(^^)


◆古民家で戯れて(著:霧原一輝)
2015/2/19 発売
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田舎暮らしを始めた男が溺れる禁断の蜜戯!回春ロマンの旗手が放つ、淫靡ワールド全開の注目作!会社を早期退職した黒木廉太郎は、田舎の古民家を買ってスローライフを送るという夢を実行に移した。しかし、妻の冴子は田舎暮らしが性に合わず、夫婦関係がしっくりいかなくなる。その一方で、地元の若い竹細工職人、井口野枝と知り合った廉太郎は、純朴で淑やかな彼女に惹かれていく。そんなある日、妻の冴子が村の男を納屋に引っ張り込み、浮気している現場を、野枝と発見してしまった廉太郎は…?若い愛人と淫蕩な妻との間で揺れ動く中年男、のどかな農村で繰り広げられる禁断の性宴を描いた、書き下ろし濃密回春エロス!

意味深と言いますか、何かジワッとくるタイトルですよねww
そして、覗き寝取られの霧原ワールドが炸裂しそうですよ!(^^)


●双葉文庫


◆極嬢レストラン(著:草凪優)
2015/2/10 発売
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天野宗太郎は、一緒にいると心がホッとする「身近キャラ」の女と付き合うため、食べ歩きサイトの覆面調査員になった。できたばかりのラーメン屋で石本聡美を好きになるのだが。B級グルメと極上の女との出逢いははたして!? オリジナル長編性春エロス。

週刊大衆で連載されていた『覆面捜査員がイク!極嬢レストラン』が早くも文庫化!とのこと。
表紙カバーイラストのモデルはこの人ですかね?


◆籠絡-欲望の裏階段(著:葉月奏太)
2015/2/10 発売
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結婚まで夢見た恋人が突然消えた。金持ち男と街を出て行ったと聞かされた三沢亮二は必死で後を追うが、屈強な用心棒に叩きのめされ、なけなしの全財産を奪われる。意識を取り戻した亮二の前に謎の美女・彩子が現れる。「あなたを五百万で買ったの」――彩子に性技を仕込まれた亮二は、憎き仇に復讐し恋人を取り戻すため、色と欲の裏階段を駆け上り始める。日刊ゲンダイで話題を呼んだ超人気ハードエロス、待望の単行本化!

このタイトルやあらすじからして今回は作風を大きく変えてきそうな気配ですねぇ。
そして、表紙がこれまでの初音みのり嬢から、あの大ベテランにチェンジですか?


●廣済堂文庫


◆甘くとけあう(著:川奈まり子)
2015/2/20 発売
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コンクール入賞直後、さまざまなトラブルに見舞われ窮地に陥った菓子職人の佐藤直樹。そこを救ったのが 姉で、新しい店の副店長兼パティシエになって欲しいという。久々に戻った地元で、店の客、憂いのあるバ イト店員、初恋の人や元同級生の人妻など、さまざまな女性たちと関係を重ねることに。

久し振りの川奈「官能」作品な気がしますが、廣済堂文庫では『甘く匂う』に続く「甘い」タイトルの2作目になりますね。


◆滝壺の秘めあそび(著:橘真児)
2015/2/20 発売
Amazonはコチラから。
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壺倉町は北関東の小さな田舎町。そこへ旅行会社の縦川砂雄が、役場から観光ツアーの企画相談を受けてやって来たが、担当の職員が大学時代の同級生で、今は未亡人だという坪山未紗子だった……。縦川のパワースポット企画と、めくるめく官能女性パワー体験!人気作家によるカントリー官能ロマン。

何気に廣済堂文庫の橘作品も(全作ではありませんが)「秘めあそび」タイトルがほぼシリーズ化されてますよねw


●祥伝社文庫


◆俺の女課長(著:草凪優)
2015/2/10 発売
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これほど美しい年上の女を抱いてしまっていいのかどうか・・・丸山麗子、三十三歳。長い黒髪に白い小顔。目鼻立ちは端整かつ涼やか。掛け値なしの美人だった――担当編集、異動希望!? 「これこそ男の夢の職場だ!」ダウンスイングとともに腰が回転し、ミニスカートが翻る。白い尻が、見えた――。過激な接待ゴルフに挑む課長丸山麗子、三十三歳。知的で美しい彼女が、なぜ。理由は超高級マッサージ機を三ヶ月以内に百台売らないと左遷だからだった!セクハラに異常に弱い「泣き虫」が目的のためにとった最終手段とは!? 三人のセクシーで美しい営業部員の活躍を描く、企業官能誕生。

タイトルがなんかイイですね。そして、こういったノリの草凪作品も是非継続していただきたく。m(_ _;)m


●ベストセラーズ文庫


◆課外授業〈下〉(著:千草忠夫)
2015/2/21 発売
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千草忠夫禁断の書。毒牙にかかった美少女の肉地獄!美貌の新進ピアニスト・小泉瑤子は、パトロンである御主人様の友永の命令でレッスンに通ってくる美少女を貢物として捧げていた。友永が目をつけたのは高3のゆう子。誇り高く妖艶な教師が男根に屈服し悶絶する様を見せつけてから処女を籠絡した。二人のペットとして鞭やアヌスまで悶え陶酔するようになったゆう子は、ボーイフレンドの稔との性交を命じられる。さらに友永は、レッスンに通う稔の妹の中学生のいずみにも毒矢を放つ……。未成年の性奴隷三人を操る友永の意図とは?匠が奏でる美少女たちの恍惚の協奏曲!アクメ満載の完結編!

通算第21弾です。


●リアルドリーム文庫


◆なまめく美人三姉妹-レオタードの誘惑(著:早瀬真人)
2015/2/28 発売
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旅先で出会った三姉妹から悦楽体験を受けた少年卓郎は、
進学した学園でその三姉妹と再会する。
「これからもっと気持ちいいことが待っているわよ」
艶やかな女教師の長女杏奈からはパイズリ奉仕を受け、
勝ち気な次女友梨香とはフェラ&初挿入を果たす卓郎。
しかし、可憐な三女澪に惹かれ猛アタックをするが……。


早瀬作品で時折登場する(ような気がする)レオタード作品でしょうかねw


◆誘惑温泉旅館-冬休みのアバンチュール(著:天草白)
2015/2/28 発売
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湯の滴り落ちる美女たちのしっとりとした艶肌!
冬休みに叔母の経営する温泉旅館へ遊びに来た恵一は、
若女将を務める初恋の相手・従姉の杏子や
女子大生、人妻、OLらの宿泊客と肉体を重ねることに。
「旅先のアバンチュールね。たっぷりサービスしてあげる」
その中、杏子への思いを再燃させた恵一は告白をするが……


リアルドリーム文庫でちょくちょく出てくる舞台設定かと……これが良いんですよww


●エンジェルコミックス


◆ひるがお4(著:艶々)
2015/2/17 発売
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写真家である陽の父・清春が長期間旅に出ることになった。残された母、あやめ、マチコは、それぞれ心に空洞を抱えることに……。その隙間を埋めるかのように、女たちにそっと寄り添う陽。関係が続いているあやめだけではなく、父の現在の女、マチコともただならぬ雰囲気となり……。そしてついに――老舗旅館を舞台に繰り広げられる愛と性の物語は佳境に向けて一気に加速する!!

徐々に相姦の禁断指数が上がっていくと思われる展開に期待度も高まります。


●ニチブンコミックス


◆あの夜のささやきが。(著:艶々)
2015/2/28 発売
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Kindle版はコチラから。
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【honto】の電子コミックはコチラ。
官能劇画というよりも、叙情派漫画家としての地位を確立した艶々の新作『あの夜のささやきが。』は、大ヒットし、映画化もされた『はだかのくすりゆび』の後日譚とも言える作品。妻であり、母である主人公・翠が、性に目醒め、家庭を崩壊させたのちのストーリーで、翠は、とある島に移り住み、激しい禁欲の生活をしていた。しかし…。

今月は艶々作品が2冊発売される予定で嬉しいことこのうえないですが、こちらはとりわけ気になりますねぇ。





※作品のあらすじは各出版社の公式サイトおよび Amazon、honto、DMM.R18 より引用
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僕の下宿生活-美母娘vs.女教師(著:七海優、フランス書院文庫)

2014/8/25 発売
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「お・は・よ・う。朝ですよー、信幸くん」
目覚めた僕の前にはエプロンからこぼれる胸が!
同級生の家での下宿生活は三食賄い「初体験」付き!?
自慰を目撃し、家主の真理子さん(38)と結んだ姦係。
蒼さの残る躰で挑発する美娘(18)は純潔を捧げ、
僕の生活を心配した先生(25)まで家庭訪問に来て……
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 新人のデビュー作としてはまずまず, 2015/2/11
フランス書院文庫の官能大賞に応募し、新人賞を受賞したうえでのデビューならば、その応募作であるならば、ひとまず上々の出来映えと言えるのではなかろうか。3人ヒロインながらそれぞれにちょっとずつフックを効かせるために紙面を細々と費やした結果、終盤以降ではやや取り纏めた感じが出ていたり、ヒロインの立ち位置とクライマックスの描写にズレを感じたり、何より意気込みが空回りして不要な描写や記述が所々にあったりする荒削りな面は散見されるのだが、それらは総じてテクニックや経験から自ずと修正されていく点ばかりでもあり、内容のあるドラマをきちんと構築しようと試みた結果と見たい。むしろ今後の伸びしろを感じたことの方が好材料とも言えよう。

【千春】 25歳の女教師
学校で千春が主人公の悩みを聞くところから物語は始まる。官能的な場面も最初に訪れるが、千春は最もサブなヒロインと言えよう。主人公の境遇に自身の過去をダブらせて同情とも憐憫とも言える感情が愛情に昇華したような好意を主人公には向けるのだが、その後の展開にはあまり絡まず、最後に生娘を卒業する(させられる?)くらいである。

【詩織】 18歳の幼馴染みで同級生
母娘ヒロインの娘の方だが、快活で勝気なツンデレ風味のキャラは最近ではややステレオタイプ化してきたところか。幼馴染みらしく主人公への想いが伝わらない不憫な一面もありながら、健気に頑張っているところもあって悪くない。

【真理子】 38歳の淑やかな未亡人は詩織の母
主人公の想い人は真理子である。訳あって真理子&詩織の母娘宅に同居することとなった主人公の、その秘めたる想いで悩むことが千春の、そして詩織との接近の要因となり、それは未亡人の空閨が満たされない真理子の悩みでもあったことが話の本線となっていく。本格的な登場は中盤からだが、真理子との場面が最も多く、官能成分も高い。

母娘に女教師を加えたことで学校内でも戯れの場面を設けることには寄与したものの、正直なところ千春の役割は詩織1人で賄うことも可能との印象が残る。千春に加えて詩織も実は生娘なのだが、破瓜の演出が劇的に異なるならばともかく、そうでもなければ生娘は2人も要らないであろう。何より千春との最初で最後の合体が巻き込まれるような4Pで、それが結末というのはクライマックスよりも蛇足感の方が強い印象でもあった。

ただし、キャラ立ちや官能描写の良さは感じたし、相応に淫猥度も高かったので、次作以降への期待は充分に持てる内容ではあったと思う。
『僕の下宿生活-美母娘vs.女教師』のレビュー掲載元


第12回 フランス書院文庫官能大賞 新人賞受賞作品

「黒本」では、ほぼ毎月と言っていいペースで新人さんが出てきます。

……ここでは名義変更された方も一括りに「新人さん」としておきます。(^^;)

ゼロの月もありますから、年間で大体10名前後といったところでしょうか。



そんな中で原稿を応募して、賞を獲って、そして1冊の本として出てきたのが本作ということですね。



出版社に原稿を持ち込むというよりも各レーベルが主催する「○○文庫大賞」という名の新人発掘から作家が誕生するケースが主流となった昨今ですが、応募する側としては渾身の一作だと思うのです。

小説家に成れるかどうかの瀬戸際な訳ですからね。

ですから、考え得ることを盛り込む、可能な限り詰め込む……どうしたってそうなると思いますよ。

で、「あれも入れておこう、これもいいかも」と思いながら執筆していると推察するのですが、冷静になって傍から見ると思ったほど重要でもないし、よくよく見れば余分かも、という部分も散見されてしまう……仕方ない面もあると思います。



自分のレビューだって本来ならもっと短くても充分に済むと思いますし。(汗)



ブラッシュアップというのは加えることだけではなく削ることでもありますが、自分の思いが詰まった応募作ならばなかなか削れませんよ。削るのが怖いですよ。そして、小説はたぶん加えるよりも削る方が難しいのだと思います。

そのため、程々に改良したら(受賞作なら早く出版したいでしょうから)作品として出てくるのでしょう。



にゃらさんのブログで紹介されている本作の投稿記事です。
七海優「僕の下宿生活 美母娘vs.女教師」(フランス書院文庫、2014年8月、表紙イラスト:川島健太郎)ネタバレ有り。御注意下さい。【あらすじ】両親を亡くし両親の友人である真理子に引き取られた信幸は、女性に囲まれた生活につい魔が差して彼女の下着でオナニーしてしまう。彼の態度の異変に気付いた担任の千春は彼を呼び出すと、性欲の処理をしてあげる事になるが…。【登場人物】佐伯信幸18歳。高校3年生。1年前に両親を事故...
七海優「僕の下宿生活 美母娘vs.女教師」





そんな新人さんらしさを感じさせるデビュー作でしたが、次への期待感はしっかりありますから、これからも作を重ねていってほしいですね。(^^)





七海優 フランス書院文庫
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 七海優

桃色団地の日情(著:はらざきたくま、バンブーコミックス)

2010/6 発売
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人妻×台所、背徳×畳、秘密×ベランダ、情事×踊り場--。大学生を連れ込む色香漂う人妻…。部屋でオナニーをする美女を目撃してしまったエロ漫画家…。人目を避けて不倫を繰り返す女性編集者など、欲情をもてあました男女が団地を舞台に繰り広げる官能群像劇。今日も誰かが、桃色団地のどこかで情痴の限りを尽くす--。(引用元:Amazon)


★★★★☆ 団地の住人みんなが“家族”の淫猥ストーリー, 2010/7/2
全9編の短編集だが、このうち7編は『桃色団地』シリーズと称すべき連載モノ(2009年からちょうど1年かけて描かれたようである)。これに2編の短編が加わる体裁である。

大学生らしき青年が上階の人妻と関係するところから始まるが、ここにちょこっと出てきた人物が次話で主人公やヒロインとなって繋がっていく形式である。『そして恋をする。』(著:九部玖凛、芳文社コミックス)でも見られた手法だが、こうした「連動型連作短編」と言うべき繋がりがダイナミックに描かれている。最初はほんのすれ違っただけの人物、モブキャラとして完全に見落とす人物が次にメインを張っていたりするので思わず前話を読み返してしまうこともある。最終的には出てきた住人達がみんなどこかで繋がっているのだが、物語としては第6話で終わっているので最終話には後付け感がある。淫らに歪んだ人間模様を浮き彫りにしており、団地というやや閉鎖的な舞台に淫蕩な雰囲気がマッチしている。多数の男女が出てくる関係で複数人プレイもあるのだが、男2対女1の3Pがあるのは漫画としては意外な気がした(AVではキホンだが)。脚が長過ぎるようにも思うが、スリムな美女が悩ましげに乱れる痴態が存分に表現されており、はらざき作品ではお約束の汁々描写もしっかりあってヒロイン達はヌトヌトである。

ただし、これは他の2編の短編にも言えることであり、もしかしたらはらざき作品の決定的な弱点かもしれないのだが、男女の交わりに愛が感じられないために背徳感が希薄に思えてしまうところがある。青年と交わる人妻にしても肉欲に溺れるのみであり、夫への愛情が薄れているでも青年に懸想しているでもない。他のヒロイン達も同様である。せっかくの上質で秀逸な淫猥描写なのに何かが足りない気がして実に勿体無いのである。
『桃色団地の日情』のレビュー掲載元


独特の世界観を表現するはらざきたくま先生の連作短編形式な1冊です。

団地……団地妻……昭和な響きではありますが、この淫靡な香りは何でしょうね。(^^;)

今はアパートやマンションというノリになってしまい、集合住宅の醍醐味がある団地(団地妻)のテイストは出しにくいのが残念です。



団地 - Wikipedia
生活または産業などに必要とされる各種インフラおよび物流の効率化を図るために、住宅もしくは目的・用途が近似する産業などを集中させた一団の区画もしくは地域、またはそこに立地している建物および建造物を指す。団地の語源は、「一団の土地」または「一団の地域」。(中略)また、「工業団地」のように製造業等の事業所画地の集合体を指す場合もある。





目下の最新作ではラジオや「ラジカセ」といったノスタルジーのある作品を上梓されているご様子。

◆リスナー(芳文社コミックス)
2014/11/15 発売
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とあるラジオ番組をテーマにした4組のカップルをめぐる、甘く官能的な物語“デンパ"シリーズのほか、ノスタルジックな雰囲気で恋心を魅了する4つの短編を加えた、はらざきたくま極上の作品集。………ラジオの向こうには、まだあなたの知らない恋が待っている。(引用元:Amazon)



長~い美脚のスレンダー女性を描く手腕は冴えるばかりですね!(^^)





はらざきたくま
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テーマ : エロマンガ・同人誌
ジャンル : アダルト

tag : はらざきたくま

特集:草凪優×角川文庫の三部作<第2弾>

1作目:2014/3/25 発売
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美貌の熟女・麗子と出会ったことで遼一の運命は狂いだした。屋外で強制された自慰行為、白覆面に全裸という屈辱的な拘束体位…。結婚直前の身にもかかわらず、彼は麗子に命ぜられるがままに恥辱プレイに溺れていく。しかし彼女は交わることを許さず、生殺しの快楽に悶え泣く遼一は、やがてやり場のない性欲を爆発させる…。官能小説のニューウェーブ・草凪優が渾身の筆で描いた究極のMプレイ3部作第1弾!(引用元:Amazon)


2作目:2014/5/24 発売
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美貌の熟女・麗子との羞恥プレイの果てに、仕事も婚約者もすべて失ってしまった遼一。しかし、それでもなお麗子に執着する彼は、彼女とのプレイを続け、ついにはもっとも恥ずかしい性感帯まで開発されてしまう。そしてさらなる快感を求め、麗子の所属する妖しげなセックス教団の乱交パーティに参加するのだが…。性欲のなすがまま、どこまでも堕ちていく男の軌跡を描く、究極のMプレイ3部作の第2弾!(引用元:Amazon)


3作目:2014/7/25 発売
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3年間の刑務所暮らしを終え、今は場末のソープランドの店長を務める遼一。自分を陥れた美貌の熟女・麗子を陵辱すること、そのことだけを胸に秘め味気ない日々を過ごしてきた。やがて刑務所で知りあった野中の協力で、麗子の部下だった真奈美を拉致。野中が彼女を密室でさんざんに弄ぶ。さらに麗子をおびき出すことに成功するのだが…。どこまでも堕ちていく男と女を描いた大河エロス3部作、堂々の完結!(引用元:Amazon)





草凪優先生が角川文庫とタッグを組んだ三部作というのは、2012年7月・8月・9月の3ヶ月連続刊行で第1弾がありました。

特集:草凪優×角川文庫の三部作<第1弾>
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-626.html




そして、今回ご紹介するのは2014年3月・5月・7月の隔月で刊行された第2弾であります。

官能小説で「堕ちて」いくのは大概においてヒロインなのですが、逆に妖艶なヒロインに絡め取られた男(主人公)が「堕ちて」いく、墜落していく物語のようです。



究極のMプレイ3部作と銘打っているくらいですから、表紙カバーも女性の美脚にフォーカスして、こぅ、足蹴にされるような(^^;)、そんなイメージを抱かせますよね。

そして、最終巻では脚が上を向いている、宙を舞っているかのうように見える……ここにストーリー展開の妙と言いますか、逆転劇を忍ばせるような示唆でもあるのでしょうか?(深読みし過ぎ?)

しかも、性の奴隷になるのが「二人」ですから、それは一体ダレと誰なのか?



いろいろと妄想は尽きませんが、続き物は向かないとされている官能小説で果敢にも三部作を2シリーズも出した角川文庫と草凪先生のチャレンジ精神には喝采を送りたいと思っています。

現在(2015/2/26)の、Amazonのレビューでの反応は正直まださほど、と言った状態ではありますが、それでも、いわゆる官能方面をメインにしたレビュアーではないと思われる方が見られますから、あぁ、草凪先生は戦ってる、角川文庫も戦ってる、官能ジャンルという小さな小さな入り江から広くて波も高い大海原へ漕ぎ出している……そんな気はしております。

フツーに考えて、あの角川文庫から官能小説を、しかも三部作で、時を空けて2度も出すなんてのは相当な挑戦だと思うのです(それか良い意味であまり考えずにやってるか-笑)。そもそも官能小説としても今回は普遍性のあるテーマでもありませんしね。

続き物と知らずに「何コレ?」的なレビューも出てきますよ。



でも、後からそうと知って評価が変わる人も出てくる。

そうやって少しずつ居場所を作っていく……開拓者の矜持を見る思いであります。

草凪先生のチャレンジ、その行方に期待したいですネ!(^^)





角川文庫 草凪優
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : 角川文庫 草凪優

罪つくりなからだ(著:庵乃音人、角川文庫)

2015/1/24 発売

罪つくりなからだ

著:庵乃音人角川文庫


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交通事故で心が親友・健介の身体に入ってしまった俺。そうとは知らない健介の妻・静香は、童貞の俺に迫ってくる。いいのか、俺?揺れ動く男女の姿を描いた青春官能ファンタジー小説第2弾。(引用元:Amazon)


★★★★☆ ファンタジーな設定にリアルな心情が弾ける, 2015/2/22
作者が角川文庫とタッグを組んだ「青春官能ファンタジー」シリーズの第2弾。ゴーストになってしまった幼馴染みとの甘酸っぱい愛情を、コミカルな中にも描いた第1弾にして前作『ずっと、触ってほしかった』にも通づるファンタジーな設定を踏襲しながら、それでいて前作とは異なる心情が弾けるシリアスさを今回は醸した仕上がりとなっている。

そのファンタジーな設定だが、今回は友人と魂が入れ替わるというもの。主人公の肉体は交通事故で失われてしまったので、無事だった友人のカラダに主人公のココロが宿った男が1人取り残されることとなる。そして、友人には妻【静香】がいて、主人公には恋人【早希】がいる。

入れ替わって労せず美しい妻をゲットしてウハウハな官能パラダイス~!……といったテイストではない。事故の原因は自分にもあると思い悩み、友人のフリをして静香との生活を続けることに苦悩する主人公を始め、全体には何とも言えない重さの空気が漂う。それなりの年月を共にした妻(静香)ならばスグにバレるだろうとの憶測も働き、静香の台詞からもそれは滲み出ているのだが、その読み手の憶測は半分当たり、半分外れる……予想以上だったという意味で。清楚で麗しい佇まいだった静香が次第に豹変していくのと、その過程の全てが心情として大決壊する終盤で描かれた女の内面(情念とも言えるか)はかなり壮絶。それだけの不幸も味わった静香だけに、その溢れ出る想いは男の想像を遥かに超えて重いのである。

主人公には健気で一途だっただけに、その存在そのものを喪った早希にはまた別の悲しみがある。しかし、もしかしたら……という感覚が次第に芽生えてくるという意味で静香とはベクトルが逆となる。主人公に内在するカラダとココロの「ズレ」が、そのまま静香と早希の心情のズレとなり、先輩でもある静香を思いやる早希の優しい気持ちが遠慮という足枷にもなるという様々な悩ましさが存分に描かれている。

三者三様に抱えるズレとすれ違いの切なさは、後戻りできない悔恨への抗いのようでもあり、もしかしたらという「if」のようでもあり、また、これを優柔不断な男の二面性に置き換えれば絶妙な三角関係でもあったりと、ファンタジーな設定に反したリアル過ぎるほどリアルな心情には見方によっても表情を変える深みがあって、こうした人物の内面を抉るように描いた小説という意味では見事であり、その水準はすこぶる高いと断言する。結末もまた「良かったね」と感じるか、あるいは切なさ倍増か……ヒロインのどちらに肩入れするかで印象が大きく変わると言えよう。まさに一筋縄でいかない物語である。

官能面については「寸止めのエロス」が追求されていて、正直なところ肩透かしと言わねばなるまい。場面こそ前作よりは多いものの、官能小説においても(リアルと同様に)前戯は下準備でしかないことを痛感してしまい、何だかんだ言っても結ばれてナンボなのだな~と下世話なことも思ってしまう。友人に付された官能面での設定も機能しておらず、最後の最後にピュアな結びつきが描かれるのみと考えれば、今回もまた官能要素が盛り込まれた、それでいて前作とは趣の異なるオトナのドロッとした部分も見せる切ない恋愛小説と捉えるべき作品であろう。
『罪つくりなからだ』のレビュー掲載元


主人公とヒロイン達がすれ違い過ぎて切な過ぎるわぁ~!

……読後の心の第一声ですw

まさに 罪つくりなからだ だよ~!



庵乃音人先生が角川文庫とタッグを組んで放った青春官能シリーズ

第1弾の『ずっと、触ってほしかった』は、ゴーストになっちゃった幼馴染みちゃんが頑張って、自分の気持ちを最後まで隠して、大好きな主人公に相応しい相手を自分の代わりに見つけて、その行く末を見届けつつ、成仏していくという哀しくもどこかコミカルで感涙も禁じ得ず、そして爽やかに幕を閉じる感動作でしたが、第2弾は違います。

随分違います。

レビューでは最後に軽く「ドロッ」という程度に収めましたが、実際はかなりドロドロですw

お昼のドラマ並にドロドロしている場面がありますw

……クライマックスで明かされる真実はある意味衝撃的です。



予想を裏切るオトナの恋愛小説として楽しめます。

表に出さないオンナの裏の素顔を垣間見る怖いもの見たさが味わえます。

その代わり、青春官能シリーズとはちょっぴり言い難いところもあるかな?(^^;)



しかし、前作もそうでしたけれども、設定を思いっ切りファンタジーにしてますから、そこで描かれる心情を思いっ切りリアルにしているのは上手いなぁ~と思いました。心情まで浮世離れしてしまうと、それこそ単なる薄っぺらいファンタジー小説になってしまいますものね。



庵乃先生ご自身のブログで紹介されている自著解説です。
角川文庫さんから、“青春官能ファンタジー”の第2弾が発売になりました。先月発売された『ずっと、触ってほしかった』に続いて、人気イラストレーターのいしいのりえさんが表紙イラストを手がけてくださった新作は、『罪つくりなからだ』。一歩間違えば命を落としかねないような事故に遭った主人公は、それが元で親友の身体に魂が転移してしまいます。しかも元々の自分の身体はその事故で失われてしまったため、行き場を亡くした親...
青春官能ファンタジー第2弾『罪つくりなからだ』発売



第1弾とはまた違った世界を堪能できますから、両方買って楽しめますよね。



そして、竹書房ラブロマン文庫に場所を変えて第3弾(と称していいのかな?)が出版されています。



◆初恋リターン(竹書房ラブロマン文庫)
2015/2/12 発売
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。
10年前、交通事故で初恋の少女・優子を失ってしまった亮次。優子への思いを残しながらも、新たに恋仲になった彩花と結ばれようとしていた矢先、亮次は奇妙な嵐に巻き込まれ、別な世界へ迷い込んでしまう。その世界では事故で死んだのは亮次のほうで、優子が生き残っていた。戸惑いながらも歓喜する亮次だったが、優子は別な男との結婚を控えていて、さらにこちらの世界の彩花とも出会ってしまい…!? 失われた初恋を取り戻すべきか、異邦人として去るべきか。鬼才が描くパラレル・ラブストーリー。





ゴースト(第1弾)、入れ替わり(第2弾)ときて第3弾は何とパラレルワールド。

どんな世界が、どんな恋愛が、そして、どんな官能が描かれているのでしょうか。

楽しみですね。(^^)





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秘書と少年(著:尾崎嶺、フランス書院文庫)

2002/8/23 発売

秘書と少年

著:尾崎嶺フランス書院文庫


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少年の憧れは、偶然出会った女秘書・伊藤香奈。
下着に欲望を発散させた痴態を知られたことで、
脚線美も眩しいオフィスの華が、僕の願いをかなえ……
いや、香奈は、自らへの絶対的忠誠を誓わせたのだ。
一心不乱に愛蜜の泉に舌を浸し、秘唇を味わう春樹。
夢にまで見た、美人秘書に童貞を捧げる瞬間が!
(引用元:公式サイト)


★★☆☆☆ 相性が悪かった, 2008/9/22
最初に結論を言おう。下着と粗相とMの趣味が自分には合わなかった。ゆえに本作はどうしても理解しかねる。好きな人には堪らないのかもしれないが自分は違った。

下着への執着は他作品でも多く見られるが、これだけ頁を割かれるとちょっと引く。

主人公に○○○○を飲ませる、というか主人公の性癖を知って、会えない間のプレゼントと称してペットボドルに入れて渡すなんてかなり引く。

最後にもっと排泄趣味的なことが示唆されるが、それさえも嬉々として受け入れようとする主人公にはついにドン引きである。

結末も何だか曖昧なところがある。

ヒロインは大変魅力的だし、特に前半は良かったので「これは」と思いながら読んでいたが、途中から雲行きが怪しくなっていき、最後は「もーダメだ」となってしまった。
『秘書と少年』のレビュー掲載元


Amazonその他書籍サイトのレビュアーとしてデビュー間もない頃の様子について以前の投稿記事でご紹介しましたが、この作品もちょうどその頃にあたりまして、今から思えば本当に知識不足というか勉強不足というか……ほぼタイトルとあらすじだけで買い漁っていた頃の「やっちまった」作品と言わねばなりません……内容の良し悪し以前に自分の好みと全く以て異なるという意味で。orz

そして、公式サイトで確認してみますと、2001年のデビューから2006年までの活動期間で単独長編が8作、アンソロジーは4作(多いですね)ありました。

そして、単独の方は全作品にほうにょう(実際は漢字)とフェチのタグが……。(^^;)



……そういう作品です。



黄 金 聖 水

下 着 フ ェ チ




この2つに彩られた作品であり、これこそが尾崎作品ということなのでしょう。



……お好きな方々の世界へ勝手に舞い込んでしまい、大変失礼致しました。m(_ _;)m




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義母風呂(著:天崎僚介、フランス書院文庫)

2015/1/23 発売

義母風呂

著:天崎僚介フランス書院文庫


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「タオルじゃなくて、私が直接洗ってあげるわ」
泡まみれの手指を限界まで膨らむ息子の硬直に伸ばし、
亀頭から雁首、幹から根元へ丹念に滑らせる若義母。
期間限定ではじまった義母と息子の〝混浴〟体験。
濃厚フェラ、裏穴舐め……エスカレートする34歳の性戯。
柔乳や濡壺で施す献身的な奉仕は禁断の一線を越えて……
(引用元:Amazon)


★★★★★ メインヒロインとしての義母が可憐かつ妖艶に際立つ, 2015/2/8
デビューから2作目となるが、今回もタイトルに違わず風呂場を効果的に活用しつつ、基本的にはシンプルな作風で上手く纏めた内容だったと思う。むしろ前作にしてデビュー作『音楽室の女教師-放課後の甘く危険な旋律』よりもヒロインが1人減ったことで官能シーンは増加し、ともすればサブヒロインの方が出番が多かった印象の前半と、メインも揃ってがっつりな後半以降とで変化もあったと思う。とりわけメインヒロインの義母については、その背景的な面も描くことで淫猥度の向上も見られた。

その義母である真利子(34歳)はなかなか魅力的。義息(主人公)を溺愛する包容力に加え、再婚前の夫(亡夫)によって開発されながら淡白な今の夫(主人公の父)では満たされない体を持て余す艶かしさがあり、ひとたび火が点くとその妖艶さが否応にも増し、大胆にもなっていくのだが、それでいて貪婪が過ぎることもない可憐さや恥じらいも維持している絶妙なキャラと言える。その美貌が描写される場面も多々あり、セクシーな下着姿と合わせて際立った存在である。また、隣に住むサブヒロインの奈津美(20歳)と主人公との関係を知っても鷹揚としており、むしろ義息との恋仲の進展を内心では望むくらい。終盤のくんずほぐれつな3P三昧においては情交の指南役にも似た優位を見せながら、時には辛抱堪らずおねだりしてしまう可愛らしさもあり、お尻を責められた時には格段の感応を見せるいやらしさもまた存分に表現されていた。

主人公の幼馴染みでもある奈津美もまたイイ味を出しているヒロインと言える。年上お姉さんの立場を維持しようと情交においても騎乗位しか許さない気の強さを見せたり、義母ラヴな主人公への嫉妬から真利子にはちょっぴりイジワルな面を覗かせたりもするのだが、頼りなかった主人公の「男」を見てからは体位にも変化が起き、それまでとは違ったいやらしさも出ていた。このアイデアは悪くない。

義母の矜持から逡巡や困惑する真利子が序盤で相応に描かれるために合体へと至るまでには紙面を費やした印象もあり、前作と同様の「物影ながら人前での羞恥プレイ」が盛り込まれた中盤では嗜める真利子に迫る主人公が多少ながら調子に乗っているようにも写るのだが、それらが逆に終盤以降への導火線にもなっていて全体としての淫猥度は高く、ストーリーよりもむしろヒロイン達のキャラ立ちの良さで興奮を誘う作品と言えるのではなかろうか。
『義母風呂』のレビュー掲載元


2015年最初のレビュー投稿作品はコレでした!

前作の紹介投稿記事で「その御名前、しかと覚えましたゾ!」と記した天崎僚介先生の2作目ですが、確かに御名前を覚えておいて良かった内容でした。(^^)



もぅね、義母の真利子さん、いやらし過ぎww



息子を溺愛する可愛らしさに加えて、その息子から迫られて最初は拒んでいたのに火が点けば途端に妖艶な振る舞いを見せ始めるギャップが堪りませんでしたわ~。

奈津美もイイ味を出していましたけど、あくまでメインは真利子さん。

しかも、さほど「お尻」好きでもないDSKなのに最後の最後に出てきたお尻責めでは真利子さんのさらに高まった感応に興奮を覚えましたー。(*^^*)



官能描写も冴えている天崎作品の今後に期待は高まるばかりです。



にゃらさんのブログで紹介されている本作の投稿記事です。
天崎僚介「義母風呂」(フランス書院文庫、2015年1月、表紙イラスト:新井田孝)ネタバレ有り。御注意下さい。【あらすじ】右手を怪我した義母の真利子の為に入浴の手伝いをしてあげる事になった和真だが、自分を子供と見なしているのか何故か裸体を惜しげもなく見せるのに不審を抱き、隣家のお姉さん的な存在である奈津美に相談すると意外な返答が返って来る。【登場人物】海原和真今春高校生になったばかりの少年。身長は真利子...
天崎僚介「義母風呂」

愛好家Sさんのブログでも本作が紹介されています。
4054『義母風呂』天崎僚介、フランス書院/フランス書院文庫、2015/01 発売●あらすじ年上の幼馴染みと関係を持ちながらも、四カ月前に嫁いできた義母に惹かれている少年が、右手を突き指した義母に頼まれて背中を流した事で、義母に対する性的な感情が膨らんでいき、義母と深い仲になっていく。●登場人物【海原和真】高校一年。幸一の息子。真利子の義息。奈津美の隣家の幼馴染み。小柄で甘えん坊で頼りない素直な少年。実母は四年...
4054『義母風呂』







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二人の義姉-新妻と女子大生(著:管野響、フランス書院文庫)

2005/4/22 発売

二人の義姉-新妻と女子大生

著:管野響フランス書院文庫


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「ごめんなさい。裕美、恥をかきそうなの……」
犯されながら少年の首にしがみつく人妻姉・裕美。
無理やり抱かれた夜から始まった義弟との関係。
女子大生の妹も同じベッドで抱かれていると知りながら、
27歳の新妻は声を押し殺したまま禁断の絶頂へ。
(もうだめ……私も麻衣も、修司の女になるのね)
(引用元:Amazon)


★★★☆☆ 好みの問題とは思うが……, 2008/9/22
冒頭から話の本線ではなくて恐縮だが、結婚相手が処女じゃなかったからって結婚早々から仲が冷えるってどうよ。しかも夫の親族までが、なんてことしてくれたんだ、みたいな態度ってイマドキ時代錯誤なのでは。

これはヒロインの1人である新妻義姉と夫との関係を示す部分なのだが、このような価値観が作品の全体に漂っている。ヒロインは抵抗しながらも翻弄され堕ちていき、奴隷となることを受け入れ悦びを得る。征服され服従する女、同時に、征服し服従させる男でもあり、作品によっては実に官能的な世界を見せてくれるテーマとは思うのだが、本作ではなんか違うなぁ、と思ってしまった。相性が悪いのだろうか。表紙カバーイラストがカワイイ系で良いだけに余計残念。
『二人の義姉-新妻と女子大生』のレビュー掲載元


管野響先生といえば、一時期は熱烈な信者がいたように感じています……違いましたっけ?

でも、フランス書院文庫の公式サイトで確認すると、1998年のデビューから2006年までの活動期間は6年と5ヶ月で、数えても8作品しかないんですね……もっとあると思ってました。



Amazonでは別の方がDSKよりも早く本作をレビューされていますが、その中にある『男は“絶対的な支配者” 女は“男に支配されるしか能のない生き物” と、いうスタンス』というのは言い得て妙だなと。(^^;)

DSKの『征服され服従する女、同時に、征服し服従させる男』だって、ま、負けてないんだからぁ~!(笑)



ただ、『なんか違うなぁ、と思ってしまった』ですけど、これは都合の良い逃げ口上でもありまして、きちんと説明できないんだけど……というのを手っ取り早く済ませてしまう使い方も出来てしまうのと、なんか違うって言ってしまうこと自体が手前勝手でよろしくないチートな手段になってしまうこともあるので、このレビューをきっかけに反省して今は用いないよう努めることにした記憶があります。




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特集:藤堂慎太郎作品の表紙に見る「お尻」の境界線

藤堂作品と言えばお尻、お尻と言えば藤堂作品でお馴染みの、結城彩雨先生とはまた違ったテイストでお尻を探求し続けた故・藤堂慎太郎先生。時にはモーレツに笑えるやり取りも交えたコミカルな雰囲気を楽しく読ませていただいたものです。熟女の魅せ方にも光るものがありました。



そんな藤堂作品をつらつらと眺めておりましたら面白いことに気づいてしまいました。



電子書籍では表紙カラーイラストのお尻をカモフラージュしている作品がある!



……ということで検証してみたいと思いますw



画像は、左側が文庫(紙媒体)、右側が電子書籍です。
※画像をクリックすると、それぞれAmazonの文庫(紙媒体)とKindle版へジャンプします。




完熟尻の誘惑(2011年3月)

黒い蝶々が舞って、さり気なくお尻を隠しておりますw




美尻母-僕の肛虐ペット(2003年11月)

右下隅に三角形を入れてカモフラージュ。




◆未亡人は肛姦(アナル)奴隷-倒錯の美尻調教 (2001年5月)

こちらも三角形で隠していますが……隠し過ぎというか、これはちょっとヒドいな~。
浜田和絵師の筆によるものと思いますが、電子書籍版(右側)の胸の見事なたゆんたゆん具合や肌の質感から予測でき得るお尻の素敵過ぎる丸みを想像するしかないなんて……是非ともデジタルな画像で見てみたかった……。orz





こうしたカモフラージュがされていない作品もあります。

例えばコレ。




熟れ美尻(2010年5月)

なんちゅうポーズしてんの!とツッコミたくなりますし(^^;)、お尻付近のうねりみたいな描写も凄いのですが、これはカモフラージュがありません。




奥様の熟尻(2007年7月)

こちらはたぶん偶然にもお尻に黄色の……なんでしょ?(笑)
何かがあるためにOKとしたのではなかろうかと……ひとまず勝手に推測w





他の作品も見渡して予想した、カモフラージュするかしないかの境界線。

それは……とりあえず見えないかパンツ履いてればOK!(笑)

だと思いましたが、どうでしょ?



であるならば、コレがなぜOKなのか分かんないんだよな~。




ママの美尻(2005年8月)

これセーフなの?ギリギリアウトじゃないの?
完熟尻の誘惑』(一番上)は蝶々が舞ってるのにこっちは舞ってなくていいの?w
だとしたらポージング?ポージングのせい?



とまぁ、少しばかり曖昧な基準でもありそうですし、そもそもの基準が分かりませんので何とも言えませんが、どちらにしても藤堂作品をこれまで飾ってきた絵師さん達の、並々ならぬお尻への意欲(笑)がひしひしと伝わってくる、その情熱と検閲との狭間を見た気がしたのでございます。m(_ _;)m

※ここまでの紹介作品は全てマドンナメイト文庫



【新作情報】
◆美尻人妻・亜弥(二見文庫
2015/2/26 発売
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「嫌です──」 「嫌でも……します」人気宝飾店の限定会員になるために、言いなりになる貴婦人たち──デザイナーの貴彦が経営する宝飾店『ペルソナ』は、資格審査に通った者のみが購入できる、特に裕福な貴婦人たちに人気の店だった。弁護士を夫に、参議院議員を義父に持つ亜弥は、自信満々で『ペルソナ』を訪れ、会員になりたい旨を申し出るが、待っていたのは──。斯界の奇才によるめくるめく官能の傑作!



こちらの表紙は写真のようですが、カモフラージュはありません。(笑)





藤堂慎太郎 マドンナメイト文庫 二見文庫
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美姉妹と高校生-課外授業(著:岡部誓、フランス書院文庫)

2001/10/24 発売

美姉妹と高校生-課外授業

著:岡部誓フランス書院文庫


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「智史くん、お姉さんに大好物を見せて舐めさせて」
麻有子の言葉に、高校生はたぎる青い性を露出させた。
妹の見ている前で、女教師の私が生徒のものを含むなんて。
唇を寄せる今日子に湧きあがる屈辱と被虐の快感。
牡臭に耐え、青筋に舌を這わせ、唇が今、捧げられた!
次に姉から奪われるのは、聖職の誇り?それとも……
(引用元:Amazon)


★★☆☆☆ 何かが足りない, 2008/9/22
教師の姉、そして同じ高校に通う妹、主人公は姉の生徒で妹の後輩という関係。若干M気質の姉や、正反対にSな妹との間を学内外で行き交う。といっても弱み(と言えるかは少々疑問)を握られて翻弄される姉と、その姉への仕返しのために主人公を利用し、その見返りで体を許す妹という流れで進む。途中から姉の婚約者も巻き込んでエスカレートしていく。登場人物や相関関係など、設定は申し分ないと思うのだが何か足りない気がして引き込まれない。結末もなんだか変な気がする。姉の被虐性が開花するのだが、もう少し違った結末も考えられたような気もする。
『美姉妹と高校生-課外授業』のレビュー掲載元


2001年の作品を2008年にレビューしてますから、そして、この間(2006年頃)に「黒本」の特に誘惑系では革命的な変化も起こってますから、そういった違いが読み方にも影響を与えている部分は多少ありますよね。

設定などは現在に通ずるところもありますが、イジワルな妹が主人公を利用して仕返し的に姉を辱めるってのはむしろマドンナメイト文庫っぽいのかも。

現在よりも凌辱・誘惑の境目がはっきりしていなかった頃の「黒本」としても過渡期にあったような、そんな世紀末前後の作品ではあります。



……この頃の「黒本」、嫌いじゃないけどな。(^^;)

露出とか羞恥のテイストを盛り込む岡部作品自体への好みもありますからぁ~。



愛好家Sさんのブログでは本作がより詳しく紹介されています。
1065『美姉妹と高校生・課外授業』岡部誓、フランス書院/フランス書院文庫、2001/10 発売●あらすじ婚約者がいる清楚な女教師が、男子生徒に脅されて性的な関係になり、女教師の妹の知るところとなった。子供の頃から姉に劣等感を抱いていた妹は、男子生徒と姉の婚約者を利用して姉を辱め、充足感を得る事になる。●登場人物【久保田今日子(きょうこ)】25歳。バストは八十五センチはある。高校の英語教師。麻有子の姉。大学時代か...
1065『美姉妹と高校生・課外授業』





1995年~2008年の「黒本」での活動期間で計11作品を上梓されていますが、本作は8作目にあたります。





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若妻【人質】-密室レイプ生活(著:御堂乱、フランス書院文庫)

2007/10/23 発売

若妻【人質】-密室レイプ生活

著:御堂乱フランス書院文庫


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(死んだってもうさせない……でも、またやられる)
日も射さない地下室にもれる、静江の絶望のつぶやき。
囚われの社長夫人を襲う、昼夜を問わぬレイプの嵐!
屈辱の体位をとらされ、淫虐の限りを尽くされても、
夫への貞節を守ろうとする人妻に、やがて甘い嗚咽が……
美しき人質と淫獣、息を呑む密室の凌辱ドラマ!
(引用元:公式サイト)


★★☆☆☆ 濃厚な内容ではある, 2008/9/21
密室の状況で翻弄される人妻3人の話。この3人(3話)に共通項はない。どれもこれも濃密で官能的な描写が続くのだが、単に無理強いを重ねているだけで今一つ乗り切れないところがある。物語としても、どれも不幸な結末に終始し、救いのないところがどーも好きになれなかった。設定などは悪くないだけに残念な気がする。


息の長い人気を持続されている御堂乱先生ですが、公式サイトによるとデビューは2004年4月なのですね。

……もっと以前から活動されていると思ってました。(^^;)

しかし、アンソロジーにも多数参加されてますし、フランス書院R文庫にも時代艶文庫にも作品を出していますから、フランス書院との繋がりは強いですよね。



本作は、単独名義の長編としては6作目にあたる2007年の作品です。



Junpei F. さんのブログでも本作が紹介されています。
若妻「人質」―密室レイプ生活 (フランス書院文庫)(2007/10)御堂 乱商品詳細を見るおすすめ度:★★★★(紹介文)(死んだってもうさせない・・・でも、またやられる)日も射さない地下室にもれる、静江の絶望のつぶやき。囚われの社長夫人を襲う、昼夜を問わぬレイプの嵐!屈辱の体位をとらされ、淫虐の限りを尽くされても、夫への貞節を守ろうとする人妻に、やがて甘い嗚咽が・・・美しき人質と淫獣、息を呑む密室の凌辱ドラマ!タイトル通...
女性収容所の看守になりたいという夢、叶えます。 「若妻「人質」―密室レイプ生活」(御堂 乱)



本作は珍しくも中編ばかり3編を集めた作品集でもあるんですよね。





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特集:角川文庫のアンソロジー『官能小説傑作選』

昨年(2014年)は草凪優先生とタッグを組んで三部作2度も刊行したり、昨年末から今年を跨いでは庵乃音人先生とのタッグで「青春官能ファンタジー」シリーズが第1弾第2弾と出たりして何かと官能方面にも進出している角川文庫から2015年の2月と3月の2ヶ月連続でアンソロジーが出版されます。



題して官能小説傑作選





第1弾:2015/2/25 発売
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

ちょっと変態ぽいお話し、好きですか?相原晋小玉二三鷹澤フブキ睦月影郎草凪優庵乃音人ら、手練れの官能作家たちが、腕によりをかけてHな物語を作り上げました。傑作官能アンソロジー第一弾。(引用元:Amazon)



第1弾のメインタイトルはMふたり

再録と書き下ろしが混在するようですが、Mっ娘2人組なのか、M野郎2人組なのか、Mな男女なのか……このタイトルだけでもイメージできるものがありますよねぇ。



……まぁ、M野郎2人組はないと思いますが。(^^;)ドウカナー?

……M熟女2人組はあるかも?



恥の性ですから、変態風味の羞恥プレイが満載なアンソロジーかもしれませんし、他にも妄想は尽きませんが、あとは読んでのお楽しみということで。(^^)



しかし、なかなか豪華な執筆陣ですけれども、このレベルの顔触れを揃えることができるのも角川のKADOKAWAなるが所以なのでしょうか。

それはともかく、7名のうち3名が女流作家というのも興味深いところでして、男の側、女の側、双方から見たMの競演としても楽しめそうです。



提督業に勤しんでいる人には睦月型駆逐艦の1番艦2番艦が一緒にいるー!みたいな、どーでもいいことも思ってみたり。(^^;)



庵乃音人先生もご自身のブログで本作を紹介されています。
角川文庫さんから、2月、3月と2か月連続で官能作家競演の豪華アンソロジーが発売になります。今月25日に発売になるのは第一弾――『恥の性 Mふたり』。今回はフェティッシュでやや変態がかったエピソードを集めたいということで、僕も書き下ろし作品で参戦させてもらいました。書影の通りの豪華な顔ぶれですが、僕が書かせてもらった短編のタイトルは「母狂い」。これはもう騙されたと思ってぜひ読んでください! というしかな...
角川文庫『官能小説傑作選 恥の性 Mふたり』2月25日、発売です

草凪優先生はご自身のサイトで紹介されています。
僕は「B専エレジー」という作品を書き下ろしてます。体重……
『Mふたり 官能小説傑作選 恥の性 』(角川文庫)



庵乃先生曰く、「これはもう騙されたと思ってぜひ読んでください!というしかない、説明不可能な変態小説です。『ずっと、触ってほしかった』や『罪つくりなからだ』で僕を知ってくださった読者のみなさんは、多分驚かれるかと」とのこと。

……変態小説の方がホントの自分ということですね、わかります。(^^;)★\(ーー;) コラー!





第2弾:2015/3/25 発売
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ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

売れないマジシャンとピンサロ嬢(「バカみたい」)、初めて体を許した同級生と人妻(「みだら鏡」)、吉原の大店の娘と若い衆の恋(「ねず鳴き」)…。哀しい恋だけど、体はあなたを求めている切ない6編。(引用元:Amazon)



第2弾は妻の犯罪……おぉ。

しかも、哀の性ということですから、哀しくも抗えない人妻の不貞な性、みたいな線を突く感じなのでしょうかね。



庵乃音人先生の紹介ブログ記事です。
角川文庫さんから2か月連続での発売となる、官能小説傑作選。第2弾となる今回のタイトルは、妻の犯罪 官能小説傑作選 哀の性変態チックな性愛ドラマをセレクトした第1弾『Mふたり』に続き、今回はせつない恋物語に焦点を当てたアンソロジーとなっているようです。わたくし庵乃は、以前「小説野性時代読切官能文庫」(角川書店)に掲載された「妻の犯罪」という短編で参戦させてもらっています。ぜひお試し下さい。 ...
角川文庫官能小説傑作選第2弾『妻の犯罪』3月25日発売!





執筆陣は以下の通り……今回は6名なので……

鷹澤フブキ先生、如月あずさ先生、睦月影郎先生 OUT
文月芯先生、葉月奏太先生 IN



睦月型駆逐艦は揃って「入渠」のようです。(笑)

小玉二三 如月あづさ 相原晋 鷹澤フブキ 睦月影郎 庵乃音人 草凪優 文月芯 葉月奏太 角川文庫
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エスプリは艶色(著:新藤朝陽、双葉文庫)

2014/7/8 発売
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新聞配達のお姉さんに片想い中の受験生・森口健太は、猛勉強の末東京の大学に合格し、自らも新聞配達をしながら大学に通うことに。引っ越し早々、販売店のバツイチ美熟女と危ういコトが……。期待の新人デビュー作(引用元:Amazon)


★★★★☆ 悩めるヒロインを救済する癒しのデビュー作, 2015/2/4
勝手な推測だが、これが既出作家の別名義ではなく本当に新人ならば原稿を持ち込むか双葉文庫主催のコンテストなどに応募したことであろう。そのために知恵を絞ったかのアイデアが練り込まれたデビュー作にも感じた内容である。ヒロインの心の奥底に潜む悩みやコンプレックスに気づいた主人公が、それを癒そうとの思いで接する救済の物語が綴られていた。余談だがタイトルは「艶色(つやいろ)」と読む。

官能面はやや淡白ながら面白味のあるストーリーが進んでいく。その中でひとつの出会いが主人公の行く末を決める契機となり、その後の様々な出会いもまた糧となっていく。想い人を救いたい気持ちが、他にも同様の悩みや苦労を抱えた人がいることを知ってより深まっていくのは良かったと思う。

多彩な顔触れでバラエティ豊かなヒロイン達もまたそれぞれの魅力を放っている。主人公よりは年上ながら割と近い年齢層が幅を利かせる中で四十路真っ只中の熟女を1人加えているのも悪くないアクセント。これらヒロイン達がそれぞれに抱える問題を心理学的アプローチから接点を設けていく流れは切なさもありながら新鮮なアプローチでもあった。

ただし、主人公の大本命たる想い人はあくまで物語上のメインヒロインであって直接的な登場場面はとても少なく、官能的にはメインはおろか活躍の場すら与えられていないのは余りに勿体ない。主人公が本命を想うがためにサブヒロイン達との情交に負い目を感じたり奥手になったりするのは致し方ないにしても、だからこそ最後に本気の愛情をぶつける場面がほしかったようにも感じた。

描かれている内容や表紙のデザインなどから感じられるソフトなイメージもあって、ともすれば男性のみならず、むしろ女性に読んでもらいたいような、そんな心優しい作品である。
『エスプリは艶色』のレビュー掲載元


昨年7月発売の作品が早くも電子書籍化されているのはフットワークが軽くて良いと思いますが、Amazonでは初版の取り扱い分が売り切れたら追加する気がないのか、新品を再入荷させる意識が乏しいような気がしないでもなく……hontoならば現在も「24時間」で届くみたいですけどね(2015/2/18現在)。



先の投稿記事でブログと公式サイトをご紹介した新藤朝陽先生のデビュー作がコチラ。

当初は『26時の天使たち』という仮タイトルが付いていました。



レビューでは触れていませんが、本作の舞台は主に新聞の配達所です。

26時は配達業務の開始時刻なのでしょうかね。



現時点で3作品を上梓されていますが、公式サイトの情報では2015年4月に4作目の発売が予定されているとか。

これからも柔らかで優しい作品をよろしくお願い致します!(^^)





双葉文庫 新藤朝陽
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人妻-裏肉奴隷(著:鳴瀬夏巳、フランス書院文庫)

2007/8/23 発売

人妻-裏肉奴隷

著:鳴瀬夏巳フランス書院文庫


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白昼のスポーツクラブは、濃厚なフェロモンに満ちていた。
コスチュームから溢れるヒップが眩しい人妻たち。
熟れすぎた美臀が命取りになるとは、知る由もない。
初めて、屈辱的な体位で嬲られる比佐子、珠実、理香……。
哀れなはずなのに、快楽に溺れてしまう身体が呪わしい。
五人の妻に隠された、「裏の顔」を露わにする悦び!
(引用元:公式サイト)


★★☆☆☆ なんだかちょっと可哀そう, 2008/9/21
スポーツクラブのインストラクターが、訪れる人妻を次々に我が手にかける話で、結構壮大というか、かなりエスカレートした展開になっていくのだが、一方的に無理強いを重ね続けていく様子があまり共感できない。最後には、なんだかヒロイン達がちょっと可哀そうに思えてしまった。後味のあまり良くない結末も、そう思えた原因かも。
『人妻-裏肉奴隷』のレビュー掲載元


2008年9月よりAmazonその他の書籍サイトにレビューを投稿するようになったDSKですが、実は若気の至りと申しますか、レビュアーとしてのデビュー直後は勢いに任せて何でもかんでも、良くも悪くも投稿していた頃がありまして……。(汗)

内容も稚拙ですし、何より独り善がり。orz

当時は「良くないなら良くないとハッキリ物申す!」などと意気がってまして……いや、お恥ずかしい。



ならば書き直せ、という話ではありますし、執筆された先生方には申し訳ないことこのうえなしとも思っているのですが、当時の感想として間違っている訳でもないという自負もありますので、マイルールとして書き直しはしないと決めております。m(_ _;)m

いやぁ、レビューも売上に多少なりとも影響を与えることがあるんだな~、とか後で知りましたもの。orz

いや、自分のレビューがそこまで説得力があると勘違いしているのではなく、レビューというもの自体が与える影響力という意味でございますデス。



まぁ、後からいろいろと知ったり気づいたりしますと、当時の無垢な気持ちにも変化が起こりますから言葉や表現も選んでしまいますし、それはそれで歯痒い思いが無いこともないんですけどね。

でも、他のレビューを読んで「何もそんな書き方しなくても……」と感じた時に「自分のレビューはどうなんだ?」と考えますと、読む人の心地というのも無視できるものではないと思いまして。

どう見立てても星3つだな、と思えば投稿するのはしばらく経ってからにしようとか、これはアカン!と思ったらレビューしないでおこうとか……お好み作家さんがある程度絞られてきた今でも年に1~2冊くらいはそんなことを考えながら投稿したりしなかったりしております。

…………これはアカン!と思ってもレビューした方がいいのかなぁ?とも考えてしまうキリの無さ。(^^;)



Junpei F. さんのブログでは本作が好意的に紹介されているので、DSKの見立てはけしからん!という方はコチラをご参考にされてはいかがでしょう。
人妻 裏肉奴隷 (フランス書院文庫)(2007/08)鳴瀬 夏巳商品詳細を見るおすすめ度:★★★★私には、スポーツジムのインストラクターになって、日中のフィットネスクラブで、熟れた有閑マダムたちに囲まれて、彼女たちを手とり足とり教えたい、という妄想があります。そんな妄想を叶えてくれるのが本作品です。本作品のテーマは、コスチュームで彩られた、五人の人妻の尻を、見て、触って、嬲って、味わいつくすことです。私は元々肛虐は...
五感で味わう人妻の尻描写! 「人妻 裏肉奴隷」(鳴瀬 夏巳)





2002年にデビューされた鳴瀬夏巳先生ですが、年に1~2作品のペースながら昨年(2014年)までコンスタントに作を重ねられていまして、今現在では計20作品を数えるベテランさんの域に入ってきましたね。

本作はサブタイトルが示すように「裏肉」ですから、つまりは『お尻』……肛虐ですね。



ハードで無慈悲な凌辱世界を一貫して描いていますが、最新作とか、もし読む機会があれば、また違った感想になるのかも……。





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六つのとろける初体験(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

2014/12/22 発売
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キャンディーを舐めしゃぶるような濃厚フェラ。
熟したメロンのような乳房に挟まれる絶品パイズリ。
紅いイチジクのごとき襞に酔いしれる密着セックス。
女社長、人妻上司、憧れの先輩、熟女係長……
年上女性から”二人きり”で教わる女体の奥深さ。
熱くて甘くて蕩ける初体験フルコースを召し上がれ!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 全編これ神瀬印と言える粒揃いな短編集, 2015/2/1
フランス書院文庫の作家陣では少数派かと思うが、この作者は雑誌『特選小説』(綜合図書)へ割とコンスタントに短編を上梓しており、そんな既出の5編を加筆・改題したうえで書き下ろしを1編加えてタイトルのような「六つの」話が揃い、概ね25歳前後の年下主人公が揃いも揃ってチェリーなので、アラサーヒロインとの「とろける」ような「初体験」となる趣向の短編集である。

ただし、アンソロジー『投稿生小説:やさしい熟女-10の秘密』(フランス書院編集部編)に「真壁京一」名義で上梓した30頁ちょっとの短編も同時収録されているため全7編となる。過去に別名義での活動があったのは少し驚きだが、確かにこの短編のみ複数の男女が登場する上流階級の退廃的なパーティが舞台となっていて趣を異にする内容である。

こんな官能小説が読みたかった!2014年版』にも選ばれた第一話を筆頭に各話の水準はすこぶる高い。コンパクトに纏められつつも愛情たっぷりなストーリーは面白く、冴えたオチが効いたものばかり。40~60頁程度のボリュームながら独特の官能描写がしっかりと場面も多く描かれている。果ててもなお屹立を保つ主人公(のムスコ)による続けざまの2回戦突入などは作者らしくもありながら、同時に短編では効果的な官能成分の増量にも繋がっていると思う。

オフィスを舞台にした先輩OL(ヒロイン)と後輩社員(主人公)という構成が大半を占める中で書き下ろしでは未亡人にしたり主人公を大学への進学を控えたアルバイト店員にしたりといった変化もあるのだが、全体に漂うテイストが実に作者らしく似通っているがために、例えるなら、しょうゆラーメン、塩ラーメン、味噌ラーメン、しょうゆとんこつ……といったように、味付けこそ変われど同じ料理を続けて食しているような気分になるのは、元より1冊に纏められる想定ではなかった作品群ならば致し方なく、何より贅沢な重箱の隅突きなのかもしれない。
『六つのとろける初体験』のレビュー掲載元


基本的にはスルーする短編集ですが、昨年(2014年)については随分と手にした気がします。



8月には『七人のおいしい人妻』(著:青橋由高、フランス書院文庫)を、また本作と同じ12月には『六人のいけない人妻』(著:常盤準、マドンナメイト文庫)を読み、短編集もイケるじゃないか!という感触を得ることもできました。

それぞれに趣向を凝らした短編集もあるんですね。

しかも、枕元にはまだ数冊の短編集が眠ってます。(^^;)



本作はむしろ全編神瀬印の内容でしたけれども、さすがの神瀬印だったので、これはこれでよし。

物語にオチがしっかりついてて面白くもありましたし、何よりいやらしい。

これ大事w



にゃらさんのブログで紹介されている本作の投稿記事です。
神瀬知巳「六つのとろける初体験」(フランス書院文庫、2014年12月、表紙イラスト:新井田孝、白表紙版:ゴトウヒロシ)ネタバレ有り。御注意下さい。本作も短編集の為、形式を変えてご紹介します。【レビュー&あらすじ】これまで長編を手掛けてきた作者だが、本作では「特選小説」誌で発表した5作品に書き下ろし1作品、デビュー前に別名義で書かれた1作品を纏めて構成された短編集となっている。第1話:26歳の冴えない部下に発破...
神瀬知巳「六つのとろける初体験」

愛好家Sさんのブログでも本作が紹介されています。
4046『六つのとろける初体験』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2014/12 発売●あらすじ営業成績一位のご褒美に…、忘年会の夜におかしな空気になり…、海外赴任決定で落ち込む部下と…、嫉妬から賭けテニスを…、休んだ部下を見舞い…、少年の恋心を知り…、年上女との初体験6作と特別編1作の短編集。●登場人物《ご褒美【貧しくてかわいい年下の彼】》【古川泰宏】26歳。童貞。食品専門商社の営業部門の社員。香奈恵の部下。...
4046『六つのとろける初体験』





そして、「真壁京一」名義の短編が収録されている作品はコレ。

◆投稿生小説:やさしい熟女-10の秘密
2004/8/23 発売
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Kindle版はコチラから。
「女のひとにオチン×ンを見せるのは初めて?」
雪絵は布団に寝そべる少年のトランクスを下ろす。
「じっとしてて……おばさんが舐めてあげるから」
肉茎に絡まる白い指先、深々と呑み込んでいく唇。
やさしい熟女が見せる夜の顔は、妖しくいやらしい。
一千通を越す投稿生原稿から選ばれた、珠玉の十編!
(引用元:Amazon)



言うまでもなく「神瀬知巳」としてのデビュー前ですけれども、こんなところで活動があったのは驚きですね。

しかし、10編も収録してますから各編が30ページ前後なのは致し方ないにしても、そもそも生原稿って何ですかね?(^^;)





神瀬知巳 フランス書院文庫
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玲子先生と麻貴先生-顧問女教師を調教したあの日(著:但馬庸太、フランス書院文庫)

2013/7/23 発売
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(先生を絶対逆らえないようにしてやる!)
水泳部顧問・玲子の熱心な指導を逆手に、
居残りレッスンで垂涎ボディを貪り尽くす。
書道部顧問・麻貴を無防備な背後から襲い、
獣の格好に拘束して熟肉を奪う超絶クンニ地獄。
25歳と34歳を僕専用に躾ける、最狂の学園調教!
(引用元:公式サイト)


★★★★☆ 責めに抗う教職の矜持と覚えた愉悦との狭間, 2015/1/25
但馬作品を幾つか既読の諸兄には伝えることが無いくらい普段通りの但馬作品である。ただし、普段ならば学生主人公が大半なことで学校が舞台となることも多いのだが、今回は2人のヒロインも共に女教師としたことで普段以上に学校を意識した内容とも言えるだろう。官能場面は全て校内および関連施設という徹底したシチュエーションである。教師と生徒という許されざる関係へ引き摺り込まれることに抗う矜持と、それでも次々と植えつけらていく愉悦との狭間で懊悩するヒロインの悩ましさがしっかり描かれた作品である。

【玲子先生】 保健体育の教師にして水泳部の顧問は25歳
普段から生徒を苗字で呼び捨てにする勝気さがある若手教師は水泳であと一歩のところまで登り詰めた経歴のアスリートでもあり、それだけに真面目で謹厳実直でもある。クールな美貌は憧れの的であり、全体の半分を超える4章を用いてじっくり責め立てられるメインヒロインと言える。部活動だけでなく体育(水泳)の授業でも生徒達のすぐ傍というシチュエーションで羞恥プレイを絡めた責めを浴び、声も出せずに悶絶させられている。しかし、カラダは肉欲に堕ちてもそれを自覚しようとはせず、教職の矜持を保ってなかなか堕ちない玲子先生。これが諦念にも似た心持ちで我慢の限界を超え、ココロのタガを外す(というか手放す)のはもう1人の女教師が登場してからである。

【麻貴先生】 国語教師にして書道部顧問の34歳
恋人になってほしいとの想いが歪に強過ぎたことから悪魔少年に変貌してしまう主人公だが、それでも無垢な気持ちもあって、恋愛についても自分なりに考えたりしている。それがまた独善的な屁理屈なのでますます凌辱の色が強まるのだが、そんな主人公が狙いを定めた2人目のターゲットが麻貴先生。玲子先生と学園を二分するマドンナであり、玲子先生とは対照的に温和で可愛げのある先生として描かれている。また、玲子先生の半分(2章)で纏められていることや、クライマックスでの立ち位置などからも麻貴先生は明確にサブヒロインであろう。籠絡の手口は玲子先生の時とほぼ同じながら、シチェーションの違いと麻貴先生に付された隠れ属性によって変化がつけられているのは巧みと言える。

最終的には2人の先生が鉢合わせてお互いの状況を知るところとなり、観念するかのように隷属していくのだが、この直前の僅かな時間経過によって、いつの間にか麻貴先生の方が先に出来上がっていたのは面白味のある演出だった。ついついおねだりしてしまう麻貴先生の羞恥が可笑しくもありつつ、そのギャップが玲子先生にも驚きを伴って伝播していくことで矜持という羞恥の根源からの解放という本作のテーマを最後まで破綻なく描くことができたように思う。
『玲子先生と麻貴先生-顧問女教師を調教したあの日』のレビュー掲載元


表紙を見る限り、というか、どう見ても『顧問女教師を調教したあの日』がメインタイトルで、「玲子先生と麻貴先生」はサブタイトルだと思うのですが、そして実際にAmazonやhontoでは「メインサブ」の順で表記されているのですが、おそらく「先に書いていある方から順番に記載」といったルールでもあるものと思われる出版元のフランス書院文庫では「サブメイン」の順になっても構わないのでしょうね。

ということで、フランス書院公式サイトの表記に準じてみました。

……正直、あまりしっくりきませんけどね。(^^;)



さて、但馬作品ですが、相変わらずの安定振りですw

それでも舞台や設定には忠実で、今回も女教師という属性に徹したシチュエーションでガチンコな凌辱描写がてんこ盛りであります。

安定した作風をベースにしながら作品毎に味付けをちょっぴり変えているところが但馬作品の魅力と言えそうです。



愛好家Sさんのブログで紹介されている本作の投稿記事です。
1946『玲子先生と麻貴先生 顧問女教師を調教したあの日』但馬庸太、フランス書院/フランス書院文庫、2013/07 発売●あらすじ水泳部顧問の女教師に憧れを抱く少年が、勢いで迫って手コキをしてもらい、厳しく強い印象だった女教師の被虐的な様に昂ぶりを覚え、想いが歪んで凌辱するに至り、書道部顧問の人気女教師にも欲望を向ける事になる。●登場人物【唐沢浩介】童貞。黒城高校二年。水泳部のキャプテン。【柴崎玲子(れいこ)】2...
1946『玲子先生と麻貴先生 顧問女教師を調教したあの日』







但馬庸太 フランス書院文庫
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嶋悦史作品が気になる~!

フランス書院文庫のサイトで往年の名作を「連載ウェブ小説」コーナーで紹介していく創刊30周年 スペシャル ウェブ小説シリーズの第3弾で嶋悦史先生のデビュー作『兄嫁』(1986年8月発売)が出ていたのでチェックしました。

連載ウェブ小説
http://www.france.jp/c/novels/novel/top.html




  1986/8/23 発売
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若々しい隆志の剛棒が激しく兄嫁の肉層をえぐり、
27歳の女の官能を呼び覚ます。
「ああ……兄貴よりもずっと愛してる」
18歳の少年の一途さが、貴美子を背徳の
肉地獄へと引きずりこむ。貴美子は、
貞操をかなぐり捨て、牝猫に!……
(引用元:公式サイト)





そして、他の作品を眺めているうちに、嶋悦史作品自体がちょっと気になってきちゃいましたぁ~!(^^;)

作品一覧
http://www.france.jp/c/search/result.html?type=s&author=00032001




草創期の作家さんらしく、凌辱あり誘惑あり相姦あり……そして、そのそれぞれがバラエティに富んでいるようでもあり、全15作品という手頃感もあって、ちょっぴりコレクションしたくなりましたw



鳳春紀作品があと1冊でコンプリートなので、次は嶋悦史作品……かな?





嶋悦史 フランス書院文庫
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人妻と三匹の青獣(著:上杉要、フランス書院文庫)

2005/8/23 発売

人妻と三匹の青獣

著:上杉要フランス書院文庫


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青獣たちが目をつけたのは人妻・真由美、かつての女教師。
触りたい、姦りたい……叶わなかった想いは狂愛へ昇華する!
妖艶さを湛えた朱唇、弾力を増した乳房、張りつめた尻肉。
匂いたつ女体を襲う六つの魔手、そして三本の剛直!
乱れた黒髪が悩ましい、桜色に染まった白肌が艶めかしい……。
めくるめく恥辱の果て、25歳の人妻が歩みだす第二の人生!
(引用元:公式サイト)


★★☆☆☆ 同じことの繰り返し, 2008/9/18
かつての女教師が結婚してスイミングスクールのインストラクターとなっていたところに、当時の教え子が清掃係のアルバイトとして現れ、悪友達とともに恨み混じりの想いをこれでもかとぶちまける話なのだが、何だかちっともおもしろくない。ヒロインをあっちこっちに連れまわして無理矢理想いを遂げることに終始しているだけ。時折ソフトなやり方でヒロインを弄ぶ描写もあるのだが、基本的には凌辱を繰り返して終わる。設定というか、場所はいろいろ変わり、ヒロインの心の変化もあるにはあるのだが、男達の欲情を解放することに主眼が置かれ、そのための描写が続くのみである。奥行きのない作品。
『人妻と三匹の青獣』のレビュー掲載元


2004年11月のデビューから、ほぼ年1ペースで「黒本」から6作品を上梓されましたが、2011年9月以降は活動が途絶えている様子の上杉要先生。

その2作目であります。

凌辱一筋といった作風のようですが、内容的にはちょっと惜しい気がしますデスねぇ。(^^;)



凌辱系ですからストーリー展開よりもむしろシチュエーション重視で凌辱シーンの連続というのはオーソドックスで悪くないとは思いますが、それでも何か1つは読ませるモノが欲しいような……。





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官能小説家新藤朝陽のオフィシャルブログ

双葉文庫より2014年7月に『エスプリは艶色』でデビューされ、その後も『淫内パラダイス』(2014年10月)、『オフィスで淫して』(2015年1月)と順調に作を重ねておられる新藤朝陽先生よりご快諾をいただき、拙ブログよりリンクさせていただくこととなりました。



新藤朝陽Blog
官能小説家新藤朝陽のオフィシャルブログ
http://asahishindo.blog.fc2.com/





新藤朝陽オフィシャルサイト』もありまして、新刊情報などもゲットできます。

2015年4月に発売予定という4作目の情報もありますよ~。



新藤先生、ありがとうございました!

今後ともよろしくお願い申し上げます。m(_ _;)m





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ももいろ女教師-真夜中の抜き打ちレッスン(著:葉月奏太、実業之日本社文庫)

2014/12/5 発売
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中年教師に訪れた、恋と官能の日々……。座右の銘は事なかれ主義。うだつの上がらない中年教師・小倉は、クールビューティな新人教師・笹谷美穂に淡い想いを抱えながらも、代わり映えのない日常を淡々と過ごしていた。ところがある日の放課後に若手男性教師・桐生と妖艶な養護教諭・佐久間沙織とのオーラルセックスを覗き見してしまって以来、愛欲の渦に飲み込まれていく。さらには生徒の母・三浦由希子が相談にやってきたことをきっかけに、堅物な学年主任・石山にも変化が……。重なり合う肉体、交錯する恋心の行方は――。私立高校を舞台に、大人たちの心と身体の交流を優しく、激しく、あたたかく描く。注目の新鋭が放つ究極の癒し系官能!(引用元:Amazon)


★★★★☆ 回春的作風ながら教師達の群像も織り交ぜた異色作, 2015/1/19
42歳の教師を以って回春路線と言うには若過ぎる気もするが、27歳の後輩女教師との恋のロマンスが静かに描かれたところに若干それらしいテイストも感じる作品である。しかし、見どころは他にもあって、全5章立てのうち第二章では主人公が完全な脇役に回り、第四章の後半もサブヒロインが軸となっている。そもそも男女が3人ずつ出てくる意外さが教師達の群像劇のごとき趣であり、グランドホテル形式と言うのだろうか、所々でサブの登場人物が一時的に主役となる面白さが加味された作品でもあった。

若き日の情熱を失った社会科教師(主人公)が、事なかれ主義で今は過ごしながらも教職の矜持は残しているところに展開の妙があり、先行きの不安から次第に自暴自棄となっていく生徒の姿に過去の己の失敗を照らし合わせ、それを糧に最後でイイところを見せるのは物語として良かった。これが後輩の女英語教師(メインヒロイン)との淡い恋が始まるきっかけにもなっているのは巧みである。

また、この英語教師が普段は冷徹というか、いわゆる無表情キャラなのだが、ふとした瞬間では主人公を気遣うような台詞を所々で発しており、周りや読み手もとっくに気づいているのに知らぬは鈍感な主人公ばかりという要素もあった。これに性には奔放ながらファザコンから真剣交際には年上願望がある29歳の養護教諭が絡むのだが、とりわけ官能面で出色なのは先述の生徒の母である。

憂いを帯びた薄幸美人にして未亡人でもある36歳の母が第二章から第三章にかけて抜群の存在なのだが、この母と第二章で情を結ぶのは主人公ではない。過去に因縁(?)のある堅物ながら嫌味もたっぷりな51歳の学年主任にして数学教師が、妻子ある身として悩みに悩みながらもこの母との情事に耽るのは官能的に不思議な流れながらも何故か自然な受け止め方ができ、なおかつ超絶にいやらしいのが逆に不思議である。貞淑な恥じらいを見せながらも「女」を思い出してからは妖艶な貪婪さで振る舞い始める母の誘いに乗ってしまうのは致し方なしと思えてくるからだろうか。しかし、この主任教師にも矜持があって第三章では「お相手」が主人公へとバトンタッチされ、さらに淫猥度が増すオマケ付きである。他にチャラ男ながら実はチキンな25歳の国語教師も出てきて所々でイイ思いをしたりと、登場人物の誰もが然るべきところに落ち着くハッピーな側面もある物語とも言える。

それだけに本来はメインな英語教師との情交シーンが最後だけなのは勿体ない。全体の構成として多くの人物が関わることから割を喰っている印象でもあり、何より作中のあるアイテムを活用するために出てきた緊縛願望や、その辺りからの振る舞いに見られる手慣れた(誰かに仕込まれたかのような)Mっ気の持ち主に写ってしまうのは普段とのギャップを描きたかったのかもしれないが違和感も残った。
『ももいろ女教師-真夜中の抜き打ちレッスン』のレビュー掲載元


27歳の女教師モノですから、主人公は当然ながら生徒……と思うでしょ?

それが違うんですよ~。

主人公は42歳の先輩教師なんですよ~。



本作に出てくる生徒は物語方面でしか役割がありません。

官能面は全て先生方が受け持っています。

官能面を担任する教師達ですw



つまり、生徒達には知られることのない先生同士の色恋沙汰。



妙にリアルと言いますか、何とも言えない空気を感じる設定ですよねぇ。

しかも、意外に破廉恥だったりチャラかったりしたかと思えば、なかなか言い出せなくて進展しない初心な恋もあったりで、悲喜こもごもの人間模様が描かれている奥深さもあります。



しかも、出てくる先生達の視点を変えてそれらを描いているところに本作の醍醐味があるんですよ。

サブの先生同士で情交に及ぶ場面も多々あり、それはそれで1つの結末を迎えるサブストーリーにもなっていたり。

そして、唯一出てくる生徒の母がモーレツにいやらしいw



このお母さん、素敵な魅力を放ち過ぎwww

葉月奏太先生ご自身のブログにある自著解説はコチラ。
『ももいろ女教師 真夜中の抜き打ちレッスン』(実業之日本社文庫)が発売になりました。ももいろ女教師 真夜中の抜き打ちレッスン (実業之日本社文庫)(2014/12/05)葉月 奏太商品詳細を見る【内容紹介】「中年教師に訪れた、恋と官能の日々。座右の銘は事なかれ主義。うだつの上がらない中年教師・小倉は、クールビューティな新人教師・笹谷美穂に淡い想いを抱えながらも、代わり映えのない日常を淡々と過ごしていた。ところがあ...
『ももいろ女教師 真夜中の抜き打ちレッスン』





あと、サイゾーウーマンで連載されている「官能小説レビュー」のコーナーでは、二見文庫などの表紙カバーイラストでお馴染みのいしいのりえ女史による本作のレビューが掲載されています。女性ならでは視点で、作品の紹介だけに留まらない文章を簡潔に記していくスタイルはさすがだな~と毎回思ってしまいます。

サイゾーウーマン「官能小説レビュー」
かつての先生への淡い恋心が“タブー”を生む!高校教師の愛欲を知る『ももいろ女教師』
http://www.cyzowoman.com/2015/01/post_14783.html





要するに、本作は『ももいろ女教師-真夜中の抜き打ちレッスン』というタイトルからイメージされる内容とはちょっぴり違うんですよね。良い意味で騙されるとも言えますが……いや、それでも一考の余地があるタイトルと言わざるを得んナー。





葉月奏太 実業之日本社文庫
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人妻スペシャル(TSUKASA COMICS)

1999/7/23 発売

人妻スペシャル

TSUKASA COMICS


Amazonはコチラから。

★★★☆☆ 今読むとさすがに経年劣化の感は否めず, 2010/11/18
ノストラダムスの予言がどうのこうのという時期に発売されたオムニバス作品なので、今となってはレビューそのものが難しいのだが、人妻をテーマにした、今もって活躍中からそうでない作者までの全10編が収録されている。

・シュミ悪ィよ兄キ/ドリルムラタ:話はシリアスだが画風はライトな兄嫁モノ
・DEBUT/広川浩一郎:奥様方の体を張ったクラブ活動。シリアスだがアニメタッチ
・濡れ色の囁き/みやびつづる:初期の秀作。耽美な世界観が既に際立っている
・シャボン奥さま/よこやまちちゃ:猛烈にコミカルな展開と画風
・恋心/山岡鋼鉄郎:艶のある切ない話。画風は好みが分かれるか
・夏休みの研究体験/MG・ジョー:幼い義弟の幼い交わり。美麗な画風
・MADAMやん/瑞東航:少ない頁をフルに活かした玄関先の連続情事
・若奥様ご用心!!/深田拓士:満たされない若妻のアブないアバンチュール?
・慢性破綻/世棄犬:やや説明不足な展開だが、設定や官能描写が抜きん出た退廃の美
・シリガルママVS問題セールスマン/草津てるにょ:コミカルな昼下がりの情事

さすがに画風には経年劣化の感が漂うものの、設定やストーリー展開などに今との大きな変化は無いんだなーと思った。本作では浮いているほど異質感のあるシリアスで退廃的で耽美な作風として、みやびつづる作品と世棄犬作品に共通項を感じながら、好みという贔屓目を含んだとしても何ていやらしい世界を描くのかと、その突出した出来映えに感嘆した。
『人妻スペシャル』のレビュー掲載元


官能コミックのアンソロジーなんて普段は全くと言っていいほど手に取る機会の無いものですが、みやびつづる先生の1編が読みたくて手にしたんだったかな~。

そうしたら世棄犬先生の世界に魅了されたというオチでござるw



元は同人誌に掲載されていたのでしょうかね?

そして、知る人ぞ知る名作なのでしょうかね?

慢性破綻 世棄犬」で検索すると結構ヒットします。



無料エロ同人 ヒメブック』が比較的読みやすいです。
劇画調がたまらん!ダメ絵師のめちゃくちゃな生活を描いたエロだけじゃない漫画!【世棄犬 同人誌・エロ漫画】
http://hime-book.net/15473





最終的には処女短編集『DOG MAN』(1996年、つかさコミックス)と再編集版の『DOGMAN SCRAP』(2005年、メガストアコミックス)に収録されたようです。



また、みやびつづる先生の1編「濡れ色の囁き」は、あの『艶母』と初期短編集『艶美(ゑんび)』に収録されていますね。





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索引 - 官能コミック 【その他】

「その他」 ※アンソロジー等

◆アクションピザッツ
ピザッツこれくしょん(電子コミック版無料お試しオムニバス)

◆カゲキヤコミック
淫妻-嫁がこんなにもイヤらしい顔をすることを、夫は知らない(2014年12月)

◆TSUKASA COMICS
人妻スペシャル(1999年7月、「司書房スペシャル・アンソロジーA級コレクション」シリーズ)



誤植や抜け、順序違いやリンク先の間違いなどがありましたら、コメントでお知らせいただけると助かります。m(_ _;)m
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はかない!(著:えむあ、ヤングコミックコミックス)

2010/11/10 発売
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物書きを志しながらも極貧生活を送る男・小笠原。煮え切らない毎日を送る小笠原の前に「はかない」女の子・風摩が現れた。姉を捜してという風摩だが、その存在は謎めいて……淫らで儚い毎日が始まる。(引用元:Amazon)


★★★★☆ ちょっと変わったラブコメ?, 2011/2/25
何とも言えない雰囲気が漂う作品である。一応ラブコメの範疇になるかと思うが、うだつの上がらないシナリオライターと謎の美少女という組合せ。突然現れ、唐突に同居が始まる感じ。世を常に儚む虚無的な主人公。何故かパンツを履いていないヒロイン。「儚い」と「履かない」でタイトルがダブルミーニングとなっている。その属性(設定)から、目前の事象を妄想気味に回顧するかのような主人公の独白が紙面を結構占めており、これにより官能描写を若干阻害しているところがある。急にタヌキを連れて来るかと思えばメイドに変身するヒロインの行動もやや不明瞭。ついでに言えば、本巻の前半と後半には隣の人妻への覗き的寝取られ感を醸す話が入り込む。総体として少しとっちらかった印象と言える。しかし、これらが全て相応にストーリーを支える要素を担っており、全く無駄ではないところに得も言われぬ不思議さを感じるのである。

実は最後(第8話)の最後にヒロインの存在理由となっている事柄への急展開を示唆する引きが見られることと、その直前に主人公とヒロインとの過去の経緯が描かれることで急に本作の世界観が繋がりを見せるため、見方によっては本巻そのものが全容を示すための前段階のようにも見えてくる。要するに、ストーリーとしての面白味は次巻でのお楽しみなのである。

やや湿り気を帯びた官能描写は悪くない。少しずつ距離を縮めていく2人の関係を盛り込みながら、やけに“汁だく”なヒロインの体質と、その「妹」属性に煽られた萌え要素込みな主人公の迫りが随所で描かれている。のほほんとした隣の人妻の爛れた生活にも過去の背景があって淫猥さを高めている。欲を言えば、この人妻と主人公の情交も見たいところだが、これはヒロインの健気さが壁の役目を果たしているため叶えられそうもない。ちょっと残念。

話としてはこれから感を残すものの、逆に今後の展開如何によっては随分面白いものになりそうな予感は漂わせている。
『はかない!1』のレビュー掲載元


単行本で2008年8月から2014年4月まで、全8巻という青年コミックとしては大長編と言える『おふらいんげーむ』(アクションコミックス)の執筆中にヤングコミックコミックスから出た作品が本作です。

ちなみに『歓迎!未亡人横丁』、『大歓迎!未亡人横丁』(ヤングコミックコミックス)もこの期間に出ていまして、この次のシリーズとも言えますね。





えむあ
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セレブ妻-汚された美肉(著:小野寺慧、マドンナメイト文庫)

2006/2/17 発売

セレブ妻-汚された美肉

著:小野寺慧マドンナメイト文庫


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IT企業の社長夫人・彩香に蘇る忌まわしい記憶。過去を知る者たちが仕掛ける淫らな脅迫に怯えながらも27歳の美しい躰はいつしか背徳の欲望に疼いていた。ついに監禁拘束され、耐え難い辱めが続くなか次第に痺れのような快感が湧き上がり……(引用元:公式サイト)


★★☆☆☆ 官能小説に徹していない, 2008/9/17
カバーのあらすじを読んで期待したが外れだった。美貌のセレブ妻が過去の陰惨な体験を知る人物から脅迫されて……という内容なのだが、妹の復讐とそれに至る経緯など、官能小説としてさほど大事な事柄でもないところで以外に多くの頁が割かれており、肝心のシーンは後半に集中するものの物足りなさは否めない。夫が登場して解決かと思いきや、諦めきれない妹の行いによりバッドエンドに向かってしまう。ストーリーに官能の部分が上手く乗っていればいいのだがそうでもなく、なんとなく中途半端で終わってしまう印象。テーマが王道で良いだけに残念。
『セレブ妻-汚された美肉』のレビュー掲載元


浜田和絵師の筆による表紙カバーイラストと思われますが、このリアル過ぎるタッチがKindle版(電子書籍)ではさらに増幅されて……もぅ写真みたいですよね。

こんな表紙なら思わず手に取ってしまいますよ……何度も言いますけど、やっぱり表紙は大事w

しかし、「小野寺慧」名義の作品は今のところ本作ただ1冊のみ……です。





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蜜(ハニー)な毎日(著:藤坂空樹、バンブーコミックス)

2006/9/27 発売
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DMM.R18はコチラ。<電子コミック>

憧れの兄嫁・由実との同居生活に、日々悶々とする男・山梨文貴。そこへ突然、由実の妹・舞衣が転がり込んできて…!?心に沁みるオトナの恋模様を描いた待望の1stコミックス、ついに誕生!!!!(引用元:DMM.R18)


★★★★☆ 登場人物の扱いに若干の拙さを残しながらも甘い愛情が溢れたデビュー作, 2009/12/14
【蜜(ハニー)な毎日】(全3話)
【恋愛教室】(全3話)
この中編2作に共通しているのは、メインヒロインの対抗馬的存在でもう1人の女性が出てくるのだが、主人公とメインヒロインとの純愛に固執したのか肉体的な交わりがないことである。ストーリー展開として重要なので出さない訳にはいかないんだけど、かといって関係を持たせて主人公を不貞な存在にはしたくない、といったところかと思うのだが、「せっかく2人いるのに勿体ないなぁ」という気がした。その代わり、主人公とメインヒロインとが交わす胸キュンの愛情は実に甘い。しっとりとした雰囲気を醸す兄嫁や、おっとりした天然気味の英会話教室の先生といったお姉さん系のキャラが何だかとっても魅力的。

【近距離恋愛チュウ!】 安アパートの上の階に住む若き未亡人
【ウワサのカンケイ】 会社の健気な後輩
【恋のスペシャルブレンド】 メイド風の制服が似合う喫茶店のバイト娘
【魅惑のナイトライフ】 同棲?夫婦?同居してるっぽい女性

作者初の単行本だが、全体的に落ち着きがあって奥ゆかしく健気な女性を上手に描いている。ストーリーは悪者の出ないハッピーなラヴ展開ばかりで甘々。ピュアな男女が惹かれあって結ばれる純情路線が心地よい。スレンダーな肢体に対して巨乳がまだ少しアンバランスな印象だが、髪色やロングにセミロングといった変化をつけたお姉さんや妹っぽい女性達を綺麗に描いている。ソフトな印象も受けるが愛情に裏打ちされた艶っぽい情交シーンも悪くない。後ろから胸を包み込んだり交わったりする藤坂作品お得意の描写は本作からしっかりある。
『蜜(ハニー)な毎日』のレビュー掲載元


藤坂空樹先生の初単行本、要はデビュー作ということですね。

2006年の作品ですから流通は電子コミックになっているようでして、紙媒体での入手は中古でないと難しいようで……。



しかし、レビューを読み返しても藤坂先生らしさと言いますか、そのテイストってのはデビューした頃から変わらないものなのですねぇ。

もっとも、甘い路線から激烈な凌辱テイストへでも様変わりすれば話は別ですが、藤坂作品でそれは想像もつきませんから(^^;)、やっぱりこのテイストは大事にしてもらいたいものです。





藤坂空樹
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美しすぎる大家さん-もてなし母娘下宿(著:巽飛呂彦、フランス書院文庫)

2014/12/22 発売
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(あの割烹着の下にこんな淫らな躯があったなんて)
ずっしりした乳房、くびれた腰、下腹部の黒い翳り……
昼は清楚で優しい大家さんが夜はどん欲な美獣に!
泡まみれの手コキ、深すぎるフェラ、激しい騎乗位……
仕事で疲れた僕を励ます38歳の「おもてなし」床技。
母親への対抗心から美娘まで大胆な行動を……
(引用元:公式サイト)


★★★★☆ ヒロインを母娘の2人に絞ったことで生じた官能要素の増大, 2015/1/18
ここ最近の過去作品と比べて構成をシンプルにしたことで官能描写に費やす割合が増した内容と言えるのではなかろうか。天然気味なおっとり母に勝気でツンデレ風味な娘というキャラ設定は元より「また母娘かよ」といった指摘もしたくなるところだが、一時期より俄然良くなったとの印象を得た作品だった。

最近の「黒本」では割と区切っている方と思われる全8章+エピローグの章立て。包容力があって慈悲深さと慎み深さのある大家さん(母)との関係が先に始まるのだが、続く第二章では早くも想いが溢れ、箍も外れてしまったかのような爛れた密戯に突入していたのは良かった。娘に隠れて逢瀬を繰り返しているいやらしさがあり、そのために自室以外で交わるシチュエーションにも社会人(外回りの営業)という主人公の設定が活かされていた。

しかし、それでも出歯亀的に気づかれるのが「黒本」のお約束であり、第三章からは娘のターンとなる。あれだけお淑やかだった母が乱れ溺れたことに反発含みの疑問と興味を抱くのは良かったが、続く第四章への流れについては安直な構成と揶揄することもできつつ個人的には母娘揃って同じ穴のムジナのようで微笑ましかった。

そして、これまでの巽作品ではクライマックスに相当する場面が第五章で早くも登場してくる。今回は各章がコンパクトでサクサク進むこともあって展開が早い印象なのだが、ここでこうなると、むしろその後がどうなるかとの期待が沸いた。しかし、その後は母娘2人しての主人公(とそのムスコ)の奪い合いがずっと続いただけだった。しかもダブルでのお口奉仕やパイズリばかりで実に勿体ない感じ。騎乗位の「おしくら饅頭」も楽しくはあったが、これも繰り返されては少々萎える。

この第六章からエピローグに至るところで物語または官能のどちらかでもいいから何かしらの捻りがあればと思えてならない、そんな読後感となったのが残念である。
『美しすぎる大家さん-もてなし母娘下宿』のレビュー掲載元


巽マンネリズムからの脱却は多少できていたと思います。

特に前半までの官能描写はイイ感じにいやらしかったです。

しかし、ベテランならではの構成の手際のよさが良くも悪くも作用しているところがありまして、つまり、どういうことかと言いますと……

第一章、第二章 母との関係構築
第三章、第四章 上記2章をアレンジして娘との関係構築
第五章     母娘鉢合わせからの和解
第六章、第七章 母娘丼の3P(その1・その2)
第八章     母娘丼の3P(その3)



要するに、最初の2章で知恵を絞った後は、そのアレンジで第四章まで進んじゃって、第五章で話としてひとまず完結させた後は延々と主人公(とそのムスコ)の奪い合い3Pが続く印象なんですよねぇ。(^^;)

もちろん、素人の安易な発想ですから根本的に間違っている推測かもしれないのですが、読んでいるとそう感じる、感じてしまう訳ですよ。

う~ん、まだまだ捻りが足りんぞぉ~、という感じ。



これだけ作を重ねている大御所ですから、知恵の引き出しにも限りと陰りがあるのも致し方ないとは思いつつ、もうちょっと頑張ってほしいなぁ~という、ファンだからこその希望も生じてしまう今日この頃であります。



あ、毎回のように注釈してますが、巽作品が初見なら印象は全然違ったものになると思いますよ~。



にゃらさんのブログに投稿されている本作の紹介記事です。
巽飛呂彦「美しすぎる大家さん もてなし母娘下宿」(フランス書院文庫、2014年12月、表紙イラスト:川島健太郎)ネタバレ有り。御注意下さい。【あらすじ】地方都市に赴任となった裕樹は会社の手違いで半ば休眠中の古びた下宿に住む事になるが、そこで出会った江莉子とゆきみの母娘と次々に親しい仲になる。互いの関係が露呈した母娘は一時は裕樹を取り合うものの和解し、2人妻として奉仕する事に。【登場人物】森裕樹(ゆうき)2...
巽飛呂彦「美しすぎる大家さん もてなし母娘下宿」





そして、美少女文庫から新作が出るようです。



◆ドレカノ-生徒会長は脅迫されて……(美少女文庫)
2015/2/20 発売
Amazonはコチラから。
Kindle版はコチラから。
「挿入ったぞ、生徒会長さまの処女喪失だ!俺が、美菜子の、最初の男だ!」
正樹による勝利の凱歌を聞きながら、美菜子は泣き崩れていた。
大切に護ってきた純潔を汚された。もう二度と戻れない。
「どうした、感じはじめているのか!」
美菜子の身体はFカップの巨乳を揺らして脅迫者をますます喜ばせてしまう。
「イキ狂っちまえ!ビデオカメラの前で、中射精しされて、絶頂しちまえ!」
M字開脚させられた身体をのけぞらし、美菜子は望まぬ絶頂を極めていく。
(今日から私、この人には逆らえないの?)
(引用元:Amazon)



今回は美少女文庫でがっつりな凌辱を描いているようですけど、巽センセはホントFカップがお好きですナァ~w





巽飛呂彦 フランス書院文庫
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tag : フランス書院文庫 巽飛呂彦

六人のいけない人妻(著:常盤準、マドンナメイト文庫)

2014/12/11 発売
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昼下がり、電話が鳴った――。一本の電話をきっかけに、平凡な人妻が淫らに堕ちていく。専業主婦、セレブ妻、女教師たちが隠している、夫には見せない本当の顔とは!?おいしい人妻たちのエロスを描いた極上の傑作短篇集!(引用元:Amazon)


★★★★★ 不意の訪れから始まる昼下がりの情事な短編集, 2015/1/18
読んでいる途中から気づいたのだが、各話が全て『昼下がり、電話が鳴ったー。』で始まっている。巻末に初出掲載の記述が無いために書き下ろしと勝手に判断しているが、こうした「縛り」を課して執筆するアイデアは面白いと思う。この書き出しからも推測できるように、人妻の昼下がりの情事をテーマにした全6編の短編集である。

セールスマンや宅配業者、あるいは通っている診療所の医者といった、専業主婦と接点のできやすいタイプから職場の元上司に教え子のような仕事で接点のある(あった)タイプ、そして同窓会で再会したかつてのクラスメイトという過去の繋がりまで、人妻の周辺を取り巻く「夫以外の男」がほぼ網羅されている悩ましい設定。

その中で、電話を受けることから始まる、つまり、少なくとも序盤のヒロインは総じて受け身で自らは不倫など望んでもいないのに、ふとした出会いからときめくものを覚え、押され気味ながら関係を持つに至り、逆に終盤ではヒロインの方が積極的にのめり込んでしまう展開をメインとしている。そんな文字通りな昼下がりの情事にして、タイトル通りにいけない人妻達の末路は滑稽ながらシニカルでウィットを感じさせるものが多く、読物としての面白さもあった。電話を受ける際のちょっとした違いで人妻のキャラを描き分けているのも巧みであり、各話の冒頭で読み手を「掴む」機能も果たしていたように思う。

そんな情事の始まりから終わりまでを描いているだけに、各話30頁強から50頁弱という少ない紙面に反して官能要素は高い印象。夫の帰宅を気にする場面がほぼ毎回出てくることからも窺えるような物語との相乗効果のある、官能小説ならではの描写だったのがその理由かもしれない。
『六人のいけない人妻』のレビュー掲載元


どの話も『昼下がり、電話が鳴ったー。』で始まることが分かれば、表紙カバーイラスト(ええイラストやのぅ)が受話器を握っているのも納得ですよね。

中身ときちんとリンクしているカバーイラストは良いです。

絵師さん(あるいは担当編集者)がきちんとお仕事されているように感じます。



さて、収録されている6編ですが、これが粒揃いでなかなか良いです。(^^)

不倫なんて気にも留めていなかった人妻がふとしたきっかけからトキメキを覚え、漠然とした日常の、何となく感じていたようないなかったような潜在的な不満から溺れていき、そしてノメリ込んでいく感じがどの短編にも滲み出ていました。

そんな怠惰なひとときが瞬時に崩れ去るような結末に至るまでをコンパクトに纏めたストーリー展開も冴えていましたし、何より官能描写が良かったですわ。(^^)





常盤準 マドンナメイト文庫
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蔵の中の相姦-三匹の義姉(著:森一太朗、フランス書院文庫)

2009/11/24 発売

蔵の中の相姦-三匹の義姉

著:森一太朗フランス書院文庫


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「義姉さん、オマ×コをもっと締めなよ」
抵抗する力を奪われ、獣の格好で犯される千夏。
女肉の芯を貫く男根、噴きこぼれる淫らな恥汁。
蔵の中、肉交で姉弟の絆を深めようとする少年。
最後まで拒否していた裏穴まで奪われ……
32歳、27歳、20歳、三匹の牝が啼く奴隷蔵!


★★★★★ 前作で培った手法をさらに発展・昇華させた秀作, 2009/12/13
前作『蔵の中-三匹の未亡人』が上手くいったことに気を良くしたのか二匹目のドジョウを狙ったのか不明だが内容が伴っているので何だっていい。むしろ、前作で掴んだ「蔵」という舞台と秘め事的な淫猥さや執拗で濃厚な責めを延々と続ける展開を、義姉という設定でさらに発展させた作品である。

【直樹】
高校生の主人公。住み込み家政婦の息子だが、その母が当主と再婚したことでヒロイン達の義弟となる。

【次姉-千夏】 27歳の養護教諭。「直樹」
勝気な性格のスレンダー美人で直樹には下僕としてきつくあたるが、これは恋情の照れ隠し。偶然のハプニングから直樹より責めに責められることになる。めくるめく快楽の果てに自覚すらしていなかった特殊な性向に気付かされ、ある誓いを蔵の中と風呂場限定でさせられる。この誓いに風呂場が含まれることが後の展開でちょっとしたスパイスとなる。

【末姉-春菜】 20歳の大学生。生娘。爆乳。「直くん」
春菜も最初こそ蔵の中で襲われて「初めて」を奪われるが、もとより直樹が大好きなので、その後はむしろ積極的かつ自由に振る舞い始める。物静かな優等生が直樹との情交を経て奔放に開花していき、最後はかなり面白い娘になっている。

【長姉-冬美】 32歳の未亡人。「直樹くん」
清楚な和装美人の冬美も蔵の中で迫られるが、空閨に耐え切れずの連続自尉(2度目は直樹を思い浮べて)の直後だったのと、亡夫の手により開発済みだったことで割とあっさり陥落する。実は独占欲が一番強い。

『明け方まで』とか『何度も何度も』といった表現でヤりまくり感を出していて物凄くいやらしい。全員が揃った終盤では春菜を先導役に随分と予想外な流れになり、各々のキャラに沿った相姦禁忌からの解放が描かれている。最後には悪ノリした春菜発案の可笑しなコスプレまである。
『蔵の中の相姦-三匹の義姉』のレビュー掲載元


甘くて笑える誘惑路線のデビュー作『蔵の中-三匹の未亡人』を経て、その2作目のテイストを発展させた感のあるのが3作目となる本作と言えるでしょう。

監禁(あるいは監禁的状況に)してから責めに責め立てて屈服させ、最後は主従にも似た隷属関係をヒロイン達が受け入れる(受け入れさせられる)流れというのは前作からある程度確立されて現在に至るのですが、それでも前作や本作ではまだ若干の迷い……ということでもないのでしょうけれども……随分と明るい感じの幕引きだったりするんですよね。

本作もまたヒロイン達が嬉々として楽しんでいる様子が描かれた結末を迎えています。

作を重ねるにつれ言いなり系的な凌辱の色合いが出てきますが、状況を受け入れた後のヒロイン達の振る舞いというか変化した姿というのも森作品の魅力なのかもしれません。



◆目下の最新作
2015/1/23 発売

調教三重奏-兄嫁&女教師&秘書


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「優斗くん、もうお尻は許して!いやなのっ」
兄嫁の裏孔に埋まる剛直、抜き差しでもれる悲鳴。
亡夫の三回忌から始まった義弟による凄絶な調教。
三つの穴に白濁液を注がれ、魔悦に溺れる33歳。
新任女教師(23)、秘書(26)までが毒牙に。
玲子、美咲、仁美……終わりなき肛姦三重奏!



2015年も早々に新作が出ていますが、かなりお尻に寄っているようでもありますね。





※各作品のあらすじはAmazonより引用。
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秘書課ドロップミックス1(著:春輝、バンブーコミックス)

2009/11/27 発売
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『秘書課ドロップ』が読者の熱い声援に応えて再び登場!!秘書課を取り巻く美女達の現在・過去を描いたラブストーリー!!!(引用元:Amazon)


★★★★☆ 過去話から後日談までのちょっとした小話いろいろ, 2009/11/30
本編最終巻から約2年経っての番外編で書き下ろし短編集のようである。なので『放課後ドロップ』収録の外伝(2編)は掲載されていない。一度終わったシリーズの設定を再確認したり、登場人物の性格や全体のテイストを思い出したりで作者もなかなか骨の折れる作業をしているものと推察するが、読む方も同じく思い出すのにちょっと頭を働かせる場面に遭遇したりする。時系列に並んでいる訳でもないので余計にそう思うのかもしれないし、中には本編と全く絡まない話もあるので、これはこれとして楽しむべきであろう。

全体としては、意外にもコミカルなオチで纏めた話が多くてちょっと驚いた。そして、第3話に出てくる美沙子ちゃん。主人公の後台大輔が関わった鈴宮印刷の娘だが、これがまた超絶にカワイイ。P.55やP.67なんてかなりヤバイ。しかも、何この結末!この爽やかさ!カワイ過ぎて萌える!このシリーズってもっと妖艶ないやらしさがウリじゃなかったの?しかも妄想で何か意味深な呼びかけしてるし!とまぁ、外伝中の外伝な第3話だけにちょっと色合いの異なる作風で作者も楽しんでいるように思う。しかし美沙子ちゃん、自慰だけで昇天し過ぎでは?妄想逞し過ぎてビックリだよ。

ただし、特に前半でのあっさり描写な情交が少し気になる。せっかくの好シチュエーションなのに数頁でさらっと終わってしまって淡白なのだが、沙織の父にして創業者である宗光の過去話から桃川との因縁話にかけてからいやらしさがぐっと増してくる。ワルい奴に狙われたり囲まれたりして貞操の危機を迎えたり、罠に嵌めるためとはいえ被虐的に責められたりするドキドキシーンが続く。作画がかなり洗練されているので直結こそしないが、以前の春輝作品を思い出す展開でいいなと思った。どこまで続くのか不明だが、こういう番外編も悪くない。
『秘書課ドロップミックス1』のレビュー掲載元


どこまで続くのか不明だが』……続きませんでしたね。(^^;)

いや、いつしか第2巻が出るのかも、し、しれませんが(汗)……やっぱ出そうにないなぁ~。

でも、第2巻以降の想定があったから「1」と入れたのだろうし……違うのかな?



もちろん、『秘書課ドロップ』シリーズ(全3巻)を読み終えていることを前提とした番外編ですから本編と併せてお楽しみになってみてはいかが?





春輝
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人妻強奪-夫の目の前で…(著:佐伯秋彦、フランス書院文庫)

2009/8/24 発売

人妻強奪-夫の目の前で…

著:佐伯秋彦フランス書院文庫


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(あなた許して。こんな姿にされてしまって)
背後からの突きに合わせて自ら尻を揺らす妻。
抜き差しされる結合部からは淫らな恥音が……
貞淑な人妻を淫獣に変える男の狡猾な手管。
痴態を見つめる夫は不可思議な興奮に囚われていた。
菜穂子、真梨子……暴かれる人妻の本性!


★★★★★ ストレートなタイトルに偽りなしの短編集, 2015/1/12
これだけ直球ど真ん中なタイトルを冠した自信が窺える短編集。巷のNTRスキーな御仁ならば既に読了済みかもしれない2009年の作品だが、それでも敢えておすすめしたい寝取られ物語、全5編である。1編で60~70頁のボリュームがあって思いのほか読み応えがあり、官能場面も相当な興奮を誘うものだった。

第1章 菜穂子 三十四歳の秘密「夫を助けたかっただけなのに……」
失踪した妻を探す夫。その行方は理不尽で無慈悲な場所だったが、単に攫われただけでない見せ場もあって悪くない。夫からの視点で描かれるために寝取られ感はたっぷりながら話の経緯や理由などが分からず最初は「何だかなぁ」といった心持ちにもなる。しかし、それは次の話で晴れる。

第2章 清美 二十八歳の変心「見ないで、犯されて感じる私を」
全く別の話ながらその関連性が後半から透けて見え、クライマックスに至って第1章とは対の関係になっていることが分かる構成が秀逸。清美の視点で描かれることで第1章の妻(菜穂子)も同様に堕ちてしまったのかと思えば腑に落ちる趣向である。

第3章 真梨子 三十八歳の不貞「ごめんなさい、今夜は帰れないわ」
章題のように真梨子が呟く場面はないが、序盤の電車痴漢から中盤の雲行きが怪しくなる流れを経て結末に至る、つまり全編に渡って軽くミスリードされているような意外性の連続に唸ってしまう個人的本作白眉の一編。破滅的ながら被虐の美が咲き乱れる官能描写も興奮度の高いもの。

第4章 美佐子 二十五歳の痴態「嫌なのに……私は逃げられない」
この一編のみヒロインが兄嫁。正体不明の男に嬲られ、抗いつつも悶え始めてしまう姿に劣情を覚えるのはこれまでとさほど変わらないが、その凌辱者が判明し、挑発されてからの、これまでとは異なる主人公の行動が違いを生み出している。ヒロインを兄嫁にしたのも納得。

第5章 香苗 三十二歳の過去「私の恥ずかしい姿を見てほしいの」
出てくる男共の下衆っぷりで言えば本編が随一であろう。最後を飾るに相応しい外道な話だが、これはたぶん寝取られと言うより「寝取らせ」要素を軸にした『寝取らせられ』と呼ぶべきテイストではなかろうかと。

短編集なのに「章」で区切られているのは違和感もあるが、寝取られという共通のテーマによる統一性を持たせたかったものと推測する。仄暗く救いも無い話ばかりだが、それだけに路地裏でひっそり佇む徒花のごとき被虐の官能美が儚く写し出されているような、そんな気にもなった作品集だった。
『人妻強奪-夫の目の前で…』のレビュー掲載元


DSKの中で佐伯秋彦先生と言えば短編作家。

実際はそうでもないのかもしれませんが、そんな印象です。

そして、以前に読んだ『狼の放課後-女教師レイプ名簿』が正直イマイチだったので今回はどうかな~?と思いながら読みましたが……



今回は良かったです。

すんげー良かったと言っておきたいw



NTRスキーな皆さん全員集合~!とお声掛けしたくなる内容でした。

こうなると目下の最新作も気になってくる始末ですわ。(^^;)



◆目下の最新作
2013/6/26 発売

七匹の人妻-つけ狙われて


Amazonはコチラから。
Kindle版はコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。
(誰かが私を見ている……ずっと見張られている……)
マンションの窓外に亜矢子が感じる不吉な視線。
夫が出張でいない夜、人妻の前に姿を現わした凌辱者。
リビングに押し倒され、下着を引き剥がされる35歳。
抉り込まれる肉茎、悲鳴はいつしか嗚咽に変わり……
澪香、由貴、ゆり子……飢狼に狩られる七匹の美妻!





ただ、こちらだと7編収録でしょうから各編のボリューム的にどうかな?などと読む前から思ってみたり。(汗)

寝取られってやっぱシチュエーションの盛り込みが少ないと薄っぺらくなっちゃうと思うんです~。

でも、Junpei F. さんのブログ記事を拝読すると何だかよさげ……あれ、ますます気になってきちゃったよ!w



Junpei F. さんのブログ記事
あなたの彼女は巨乳ではないし、あなたは巨根ではない件。 「七匹の人妻【つけ狙われて】」(佐伯 秋彦) - 人妻官能小説の紹介・感想・レビュー!



……これは Kindle Unlimited の出番かww





※各作品のあらすじはAmazonより引用。
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 佐伯秋彦

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