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2014年5月の「気になる」官能書籍

2014年5月発売予定の官能書籍から「気になる」作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!


●フランス書院文庫



三人のママ-甘やかされて、惑わされて、しぼられて(2014/5/23)秋月耕太
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優しい手しごきと艶めく唇で硬直を甘やかす潤子ママ。
耳元で際どい囁きを注いで僕の股間を惑わせる亜衣ママ。
潤んだ蜜壺で牡汁の最後の一滴までしぼりとる実登里ママ。
27歳30歳35歳――歳も身体つきも違う三人の美女が魅せる、
登校前の濃厚フェラ、ご奉仕バスルーム、煽情エプロン姿……
朝から晩まで僕を狂わせ昂ぶらせる、淫らすぎるママたち!


昨年(2013年)12月に続いての新作もまた甘~い薫りがプンプンしそうですね。(^^)



ホームステイ-青い目の留学生(2014/5/23)鷹羽真
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バスタオルで隠しきれない豊乳と美尻の煽情ボディ。
日本人には刺激が強い、唇をついばむ濃厚なキッス。
僕の日常を狂わせる、無邪気な妖精の大胆な誘惑。
強烈なスキンシップの先には、最高の初体験が……。
(こんな生活がこれから三週間もつづくなんて)
心と身体を深く淫らに通わせるスウィート・デイズ!


お馴染みの単独ヒロインではなさそうですが、とうとう留学生の登場ですよ。
「黒本」黎明期の洋書原作とはまた違った趣きで楽しめるかも?



義母 vs. 同級生の母娘(2014/5/23)星悠輝
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「おばさんの身体、あなたのママより魅力がない?」
バスローブからのぞく同級生の母親の豊かな乳房。
太ももの付け根には漆黒の翳りと大人への肉扉が!
熟女の魅力に抗えず、美母娘の躯に溺れていく少年。
若義母・裕美子は最後の一線を越える決意をするが……
35歳vs.29歳vs.女子高生……三つ巴の女の競い合い!


試金石となる2作目でしょうか。



姦禁ビル-そして全員奴隷になった(2014/5/23)九鬼響介
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「お願い、もうお尻はゆるしてッ……」
熟尻を高く掲げたまま、泣きながら訴える裕子。
オフィスビルで働く「上級の女」だけを選別し、
地下二階で続けられる肛虐調教のカリキュラム。
女課長、若妻、新婚OLが次々に犠牲に……
姦禁ビル――そこは女を牝に変える悪魔の館!


大量監禁凌辱のデビュー作ですかね……肛虐路線でしょうか。



言いなり温泉-熟女将と若妻仲居と令夫人(2014/5/23)但馬庸太
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「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」
下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。
屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。
乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。
布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……
秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!


そろそろ「言いなり」シリーズと呼んでもよろしいでしょうか?w



息子の友達に調教されつづけて(2014/5/23)天海佑人
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「おばさん、大きな声を出すと直樹に聞こえるよ」
自宅リビング、黒い肉茎に熟尻を貫かれる人妻・由紀。
二階の愛息に気づかれまいと必死に声を抑える34歳。
イジメから救うため、息子の友人に調教される日々。
イラマチオ、浴室のアナル解剖、三穴開発……
ついには直樹の目の前で痴態をさらすことに!


こちらも「調教されつづけて」シリーズと化してきましたが、遂に息子の友達が登場ですね。


●マドンナメイト(二見)文庫



小説家-若い後妻と息子の嫁(2014/5/23)霧原一輝
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年齢差のある妻と暮らす熟年官能作家に、息子の嫁が「私の書いた作品を読んで欲しい」と……。官能小説家の藤吾は、歳の離れた女性編集者・志麻子と再婚、前妻との子供・修治も結婚し、あとは作品に精力を注ぐのみ、という恵まれた日常を送っていた。しかし、藤吾には打ち明けられない悩みがあった。志麻子相手では燃えなくなったのだ。書き下ろし。

再び回春路線の作品が楽しめそうじゃないですか!(^^)


●竹書房ラブロマン文庫



秘め尻なぶり(2014/5/14)庵乃音人
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「いやらしい娘だ。恋人を連れてきておきながらほったらかしにして、義理の兄のチ×ポでこんなに感じてるのか」最愛の恋人が、そんな恥辱的な言葉に興奮し、目の前で醜い男に抱かれている―。石津晶太は恋人の朝倉結希が義兄の森村に抱かれて激しく乱れる、背徳的な光景を目撃してしまう。結希は姉の詩帆ともども森村に調教され、彼の肉奴隷に堕ちていたのだ。激しい嫉妬と異様な興奮を知ってしまった晶太は、森村から詩帆を奪おうとするが、それは四人の業深き男女たちの肉宴の始まりに過ぎなかった。寝取る征服感と、寝取られる興奮。鬼才が描く背徳の媚熱ロマンチカ!

竹書房ラブロマン文庫での前作『おためし艶妻』から続く寝取られ・寝取らせ路線がさらにパワーアップしてそうですね。



みだら畑で抱きしめて<新装版>(2014/5/21)橘真児
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篠崎貴志は東京の大学を中退して田舎に戻り、実家の農業を継ぐことになった。だが、都会生活への未練があり、おまけに彼女もいない童貞の身で悶々とした日々を送っていた。そんなある日、農業ブームで東京から引っ越してきた夫婦が畑で困っているのに遭遇し、貴志は彼らを助ける。翌日、妻の世李子からお礼を言われ、都会的な美熟の人妻に心惹かれていく。一方の世李子もしだいに妖しい雰囲気になり、貴志の筆下ろしをしてくれるのだった。そして、その後も貴志の前に、魅惑の年上美女が東京からやって来て…!? 田舎町を舞台にして開放感溢れるエロスが弾ける傑作青春ロマン、待望の新装版で登場!

2009年の同タイトルが装いも新たに登場!


●双葉文庫



平成夜這い日誌(2014/5/15)葉月奏太
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「おまえは今日から七代目の夜這い屋だ」。郷里に帰省した大河内和夫は、父親から唐突に告げられる。村の平和は女たちの身体を鎮めることからという考えのもと、庄屋の末裔である大河内家の当主は代々「夜這い屋」という裏稼業を担っているというのだ。否応なしに跡を継いだ和夫だったが、実は未だに女を知らぬ身で…!? 日刊ゲンダイで圧倒的支持を得た人気連載、待望の書籍化。

面白味のあるテーマで楽しめそうですね。(^^)
わざわざ「平成」と付けるくらいですから、昔ながらの風習にイマドキの感覚で挑む主人公といった感じでしょうか。


●徳間文庫



私の前に、最後の女(2014/5/2)草凪優
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「ふたりきりになれるところへ行きます?」清楚な女将の言葉に、蒲生は耳を疑った。……サラリーマン人生の先が見えた五十八歳蒲生は、ひょんなことから妻と離れ離れで沖縄に住むことになってしまった。ある夜、暖簾をくぐった小料理屋で、彼を迎えたのは涼やかな四十路の女将雪江。枯れはてたと自認していた蒲生に夢のときが訪れつつあった。しかし、その夢の先には……。回春官能書下し。

ほぅ、草凪先生も回春路線ですか……しかも、アラ還とオーバーフォーの組合せみたいですよ。


●リアルドリーム文庫



穢された媚花-カクテルに滴る女子大生妻の恥蜜(2014/5/29)御前零士
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中年ヤクザ・染田に膣奥を白濁液で何度も汚されたうえ
無理やり妻にされた女子大生・祐理は、
夫の経営する高級クラブでチーママとして働くことに。
そこは客に酒とホステスの柔肌を提供する肉園だった!
(いや、こんな不潔なことで……感じたくないっ)
年少の美琴の処女を守るべく、おぞましい凌辱を受け入れる!


2008年のリアルドリーム文庫創刊時の映えある第1号「001」を出版された御前零士先生は、「黒本」の鬼頭龍一先生のような存在かと。(^^;)チガウ?



誘惑カフェ-叔母・人妻・女子高生たちと蜜色バイト(2014/5/29)大泉りか
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憧れの叔母・奈央がオープンさせたロコモコ屋を手伝う真治は、
彼女の悩みを聞くうちに成り行きで筆下ろししてもらうことに。
「真ちゃんは相変わらず、甘え上手なんだから」
さらに一緒に働く可憐な女子高生・莉乃や優艶な主婦・美沙子、
常連客で理知的なOL・宏美らも交えて、
小さな店を舞台に甘酸っぱい恋愛模様が繰り広げられる──!


昨年(2013年)12月発売の『幼馴染みの美姉妹と誘惑温泉郷』(著:早瀬真人)で目にして一発で気に入った絵師さんが早くも登場ですナ。(^^)


●青年コミック【非18禁】



ひるがお3(2014/5/17)艶々、エンジェルコミックス
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陽(はる)が子供の頃、父・清春は、旅館の女将である母・雅美の暗黙の合意の上で、女中頭のあやめを愛人にしていたが、青年になった陽の目には以前とは異なる人間模様が映し出されていた。女将となったあやめは、愛人の座を陽の同級生・マチコに奪われ、諦念のうちに耐え忍んでいたのだ。陽に慰められ感情を吐露するあやめ。それをきっかけに二人は男女として急接近していく……。人気作、激動の第三巻!!

温泉旅館を舞台にした男女の世代を越えた性と業が渦巻く耽美な世界がどう進展しているでしょうか。


※作品のあらすじは各出版社の公式サイトおよび Amazon、honto、DMM.R18 より引用
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テーマ : 18禁・官能小説
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少年と未亡人ママ-ふともも授業(著:牧村僚、フランス書院文庫)

1996/8/23 発売

少年と未亡人ママ-ふともも授業

著:牧村僚フランス書院文庫


Amazonはコチラから。
Kindle版はコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉

ママのふとももで、ぼくの××を挾みつけて!
ずっと憧れていた未亡人ママにしてもらう、
初めてのフェラチオ、素股プレイ…。
淫らに、そして艶やかに息子を挑発する
未亡人・政美のむっちりしたふとももが、
少年の理性を妖しく狂わせていく…。


★★★☆☆ あっけらかんとし過ぎなほど明朗快活な実母相姦, 2014/5/6
ハイブリッド車も世に出ておらず、サッカー日本代表も未だワールドカップ出場経験ナシという20世紀の暮れにこれほどあっけらかんとオープンな実母相姦が描かれていたことに少し驚いた。むしろ、今に繋がる「明るく前向きな誘惑相姦路線」の開祖といっても過言ではなかろう作者の底力を今になって改めて知らしめられた気分である。それだけ予想以上に開放的かつ肯定的で前向きな内容だった。と言うのも、本作は冒頭から18歳の主人公が母への想いを吐露するのだが、それを受け入れる素地が母にも既に出来ているからである。

まるで出オチと言わんばかりに行方がほぼ定められてから始まるものの、実際には母の親友やその娘(15歳)、同じマンションに住む主婦といったサブヒロイン達を巡ってから晴れて本命たる母と結ばれる典型的な流れである。これは、母から「他の女性とも関係を持ち、それでもなお想いが揺るがないのなら……」と条件を提示されるからである。母も一応は相姦が禁忌であることは把握していて、親友に相談もしているのだが、その親友とのやり取りがまた明け透けというか、超がつくほどの前向きというか、憂いや懊悩といった類いの感情とは無縁過ぎて呆れ笑いがこみ上げるほど。読み手に「ここまでアリなのか」と思わせる作者の大胆な感覚には却って畏敬の念を抱きそうである。ただし、娘を除くママヒロインは全て未亡人ながら、あまり効果的ではない。

そんなサブヒロイン達との逢瀬は、なかなかタイミングが掴めずに先を越されてしまったり、意外なほどおマセで導いてくれたり、同様の悩みがあって寛容的だったりとバラエティには富んでいる。肢体描写に代名詞の「ふともも」を存分に盛り込んでくるのはお馴染みなのに加え、ランジェリー姿がフィーチャーされる中に下着フェチもしっかりある。さらには最後の母との情交には予想外の大胆なシチュエーションも用意されているのだが、直接的な官能描写は総じて淡白。全256頁を6章に分けていることもあって、これから!という時に達してしまうのは割と肩透かしと言うしかない。
『少年と未亡人ママ-ふともも授業』のレビュー掲載元


勝手に命名するQ作を読めば、これまで何故か1996年や1997年の作品に偏りがちなDSK。

今回も1996年作品をご紹介と相成りましたww



で、1996年に何があったかをお馴染み(?)のWikipediaてんてーに教えて貰ったところ、あと数十年もすればきっと文豪と呼ばれるであろう司馬遼太郎先生や遠藤周作先生がお亡くなりになった年だったんですね。

あと、レビュー冒頭でチラッと触れたサッカーFIFAワールドカップですが、2002年の日韓共同開催が決まったのもこの年だったようです。

そして、我々のフィールドに近い話題だと、あの『失楽園()』(著:渡辺淳一、講談社)がベストセラーだったみたいですね。

不倫というものが良くも悪くも市民権を得ちゃった頃とも言えるでしょうかね。



さて本作ですが、さすがは(こちらも勝手に命名した)肯定的相姦路線の開祖と思わせるヒロイン達の旺盛な前向きさに呆れるほど驚いてしまいましたw

いや、元よりそうしたテイストの作品が多いのは承知の上で感じた旺盛さだったもので……。(^^;)

ただ、この頃ならば致し方なしかもしれませんが、官能面の直接的な描写が決定的に淡泊なんですよねぇ。

これだけが残念です。




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テーマ : 18禁・官能小説
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tag : フランス書院文庫 牧村僚

あじわい美母娘(著:小鳥遊葵、フランス書院文庫)

2014/4/23 発売
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(美和子さんのアソコは娘より濃厚な味がする……)
太ももを広げた美熟女の秘所に舌を這わせる大和。
住み込み先の女主人から教わる美食と女の肉体。
厨房のフェラ、寝室の69、浴室のアナル体験……
熟女の躯に溺れる青年は嫉妬の視線に気づけず……
37歳と18歳、美母娘の味くらべをする同居生活!


★★★★☆ とろとろに蕩けて溺れていく熟女感, 2014/5/5
2012年2月の『義母と民宿の母娘-美熟女たちの甘い誘い』(リアルドリーム文庫)より2年2ヶ月振り、「黒本」では2011年10月の『美臀の隣人-熟母娘 vs. 女教師』以来となる新作である。匂い立つほど濃厚に漂う熟女の薫りを楽しみに読み始めたが、奔放で無防備な18歳の娘が見せる主人公(20歳)へのアプローチを危惧する38歳の未亡人母が、その矛先を変えるべく取った行動によってメロメロのトロトロに蕩けて溺れてしまう内容で期待以上の官能描写を堪能することができた。

だがしかし、タイトルこそ『母娘』なものの、その比率は圧倒的に母であり、娘はほぼサブとも言える。娘を心配する母という構図にはなっているが、母の営むレストランに住み込みで働く主人公の想いは当初から母に向いており、娘の想いはほとんど一方通行である。関係を結ぶ直接的なきっかけにも娘は関わっておらず、言うなれば母が主人公と関係するための言い訳として、結果的の無自覚ながら娘がダシに使われている感じもしてくる。

その娘にしても後半から本格登場するものの、この時点では母と主人公との関係が既に出来上がっているために出遅れは否めず、娘自身もそのことは自覚しているので焦りも募るのだが、昼下がりの情事的な母と主人公の睦言を出歯亀しては興奮して濡らすことを冗長に繰り返している印象が強く、むしろ乱れる母のいやらしさを底上げする結果となっているようでもある。熟女好みな諸兄には歓迎要素なれど、全体を眺めた時には母娘丼への道筋を意識し過ぎた結果なのか、娘は取って付けたような存在になってしまっているように写るのである。

実は主人公には秘めた過去があり、そこで未亡人または年上女性への憧憬や経験を積んだことによる熟女キラーなテクを得ていて、タイトルにもあらすじにも出てこない隠しヒロイン(これがまたイイ感じの熟女)の登場と情交もあるのだが、このヒロインを主人公の過去と現在を結ぶ役回りだけに留めるのは勿体なく、作者の得意とする描写をより活かすならば、いっそのこと母娘には拘らずに熟女オンリーで濃いぃ路線を突き進んだ方が内容的な魅力はさらに増したのでは?と思ってしまった。

熟女感たっぷりのしっとりした描写が素敵で官能的には文句無しの星5つだが、作品全体に感じたバランスの違和感によって1つ減じざるを得ないのは残念至極である。
『あじわい美母娘』のレビュー掲載元


久々に小鳥遊作品が「黒本」から登場しました。(^^)

何とも言えない艶っぽさを醸す熟女の薫りを今回も堪能しましたw



にゃらさんのブログでも紹介されています。
小鳥遊葵「あじわい美母娘」 - 誘惑官能小説レビュー





ただ、小鳥遊作品は大体において終盤からクライマックスにかけての繋ぎに何となくぎこちない流れを感じてしまい、なかなか満点の星5つ!とならないのが歯痒いのです。(^^;)

今回は、というか今回も官能描写はナイスでしたから尚更なんですよねぇ~。



フランス書院文庫 小鳥遊葵
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 小鳥遊葵

未亡人バスガイド(著:葉月奏太、竹書房ラブロマン文庫)

2013/6/24 発売

未亡人バスガイド

著:葉月奏太、竹書房ラブロマン文庫


Amazonはコチラから。

二十二歳の国仲浩介は観光バスの新人運転手。奥手のため彼女も出来ず童貞だが、好きな女性はいる。それは、同じ会社でバスガイドをしている水樹恭子だ。彼女は二年前に夫を病気で亡くした三十歳の未亡人だった。ひと目見たときから、淑やかで美しい恭子に憧れ続けている浩介だが、年齢差もあり、とても告白することは出来なかった。そんなある日、ツアーで宿泊していたホテルで、男性客に言い寄られ甘い声を出す恭子の姿を目撃してしまう。想いを寄せる未亡人が寂しさから情欲に溺れていくさまを見た浩介は…!? 魅惑の熟蜜エロス登場!(引用元:Amazon)


★★★☆☆ 切ない結末はほろ苦い思い出か敗北か, 2014/4/30
作者がデビュー作『蜜会-濡れる未亡人』や3作目『蜜情の宿-ふしだら若女将』で見せた独特の「迫られ系」と言える路線に捻りを加えつつ踏襲した作品と言える。複数の男からヒロインが迫られる官能が特色だが、本作ではその一角を主人公が担うこととなる。淫猥度はすこぶる高い。

しかし、受け取る印象は随分異なる。ヒロインが作中世界の中心にいたデビュー作や3作目とは違って本作は観光バスの新人運転手たる主人公が中心にいる構成のため、憧れの未亡人バスガイドであるヒロインを巡る恋敵との争奪戦の様相を呈しているからである。しかも、その恋敵はヒロインの学生時代の先輩でもあるために主人公の知らないヒロインの過去を知っており、主人公より先にヒロインへ迫り、主人公より先にヒロインとの情交を果たしている。さらには、迫られた当初は困惑し、軽い抵抗をも見せたヒロインも感じ始めてからは次第に満更でもないような態度に変わっていく。つまり、主人公は常に劣勢を強いられる印象なのである。序盤や中盤での恋敵の振る舞いなどは「ぐぬぬ」と指を咥えて見ているしかない程の寝取られっぷりでもある。

後輩バスガイドがサブヒロインとして登場するものの、これもまた存在意義がやや希薄で結果的には事態を掻き回しているだけのようにも写るし、この後輩がきっかけでバス内での3Pという素敵な場面が出てくることにもなるのだが、劣勢の主人公が何とか挽回しようとの焦りからくる我田引水のような雰囲気もあるために若干の痛々しさも内包している。

最終的に恋敵との鞘当てには相応の決着が見られるものの、その先の結末の解釈によっては恋敵も主人公も敗者のように受け止めることもできて何とも切ない。ヒロインに希望を与えたと見ればほろ苦い思い出にもなろうが、その門出を祝うような晴れやかさはさほど無いために、最初から最後まで良いところ無しの主人公だったように思えてならない。これが本作全体の印象に繋がっているものと思われる。
『未亡人バスガイド』のレビュー掲載元


DSKの勝手な感想になりますけど、この作品では基本的に主人公が終始劣勢なんですよね。

恋敵な男が別に出てくるのですが、メインヒロインへの告白や合体で常に先を越されてるんです。

まぁ、先を越されてるから寝取られ的にもなり、元よりそこに官能ベクトルを向けている訳ですが、読み手としては何ともオモシロクない。(^^;)



Junpei F. さんのブログでは別作品の紹介記事末尾に「気になる作品」としてピックアップされています。
蜜情の宿-ふしだら若女将- (竹書房ラブロマン文庫)(2012/01/23)葉月 奏太商品詳細を見る(紹介文)藤島紗和は信州の老舗温泉旅館「藤島屋」で、清楚で美人の若女将として宿を切り盛りしていた。しかし、夫の孝志が突然失踪してしまう。夫が帰ってくるのを待ちながら、若女将として気丈に働く紗和だが、失踪から二年が経過し、心も体も淋しさが募っていた。そんな時、紗和は地元企業の社長である倉澤敦夫から口説かれ、淋しさから...
男の愛の言葉をちゃんと受け止めることのできる女性は素敵だ。 「蜜情の宿-ふしだら若女将-」(葉月 奏太)

葉月先生のブログに自著解説記事があります。
『未亡人バスガイド』





後半で遅れを取り戻そうと焦るあまりに割と無理強いなアタックにもなってしまい、やや痛々しくも写ります。

で、結末もほろ苦く……ですから、傍から見れば『泣きっ面に蜂』っぽいんですよねぇ。

ありきたりだからと回避したのかもしれませんが、最後の最後でスカッとする結末だったら良かったのに、と思えてなりませんでした。



◆新装版
2019/3/25 発売
未亡人バスガイド〈新装版〉

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eBookJapanを始めて利用する場合はコチラ。
FANZAはコチラ。
◎憧れ美女の淫らな裏の顔!
◎貞淑未亡人が肉の悦びに溺れて…
二十二歳の国仲浩介は観光バスの新人運転手。オクテのため彼女も出来ず童貞だが、好きな女性はいる。それは、同じ会社でバスガイドをしている水樹恭子だ。彼女は二年前に夫を病気で亡くした三十歳の未亡人だった。ひと目見たときから、淑やかで美しい恭子に憧れ続けている浩介だが、年齢差もあり、とても告白することは出来なかった。そんなある日、ツアーで宿泊していたホテルで、男性客に言い寄られ、甘い声を出す恭子の姿を目撃してしまう。想いを寄せる未亡人が寂しさから情欲に溺れていくさまを見た浩介は…!? 熟蜜エロスの傑作が新装版で登場!
(引用元:Amazon)



底本が廃版ですから、本作を入手する際は今度からコッチね!という意味合いの〈新装版〉と言えます。

中には底本が電子書籍で現役なのに〈新装版〉が出て、さらに、その底本は Kindle Unlimited の対象になっていながら〈新装版〉の電子書籍は定価販売という、文庫にしか妙味のない〈新装版〉も少なくないのですが、本作は本来的な形の、つまり、入手手段の新たな提供という形の〈新装版〉ではないかと。



〈新装版〉の自著解説記事はコチラから。
『未亡人バスガイド<新装版>』





DSKが勝手に思うに、この後の作品にも恋敵的な男が登場することは多いのですが、本作を通じて匙加減が分かったと言いますか、対抗馬の存在感をどこまでにしておけば良いのかを掴み始めた作品になったのではないのかな~?と推測するところであります。





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tag : 竹書房ラブロマン文庫 竹書房文庫 葉月奏太 未亡人 バスガイド 寝取られ

六人の隣人-白昼の背徳(著:星野聖、フランス書院文庫)

2006/8/23 発売

六人の隣人-白昼の背徳

著:星野聖フランス書院文庫


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白昼、隣家をのぞいた男が目にした驚くべき光景!
黒下着の奥に指を這わせ、蠢かす、27歳の若妻。
(清楚に見える奥さんがあんなにも大胆に…)
美しい嫁の秘密を探るうち、思わぬ僥倖が…
若妻、令夫人、女子高生、お姉さん、熟妻…
毎朝、挨拶を交わす隣人は裏の貌を隠している。
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 隣人オンリーテーマの短編集, 2008/12/20
1.【隣の若妻】
主人公が逃げた暴漢に代わって隣の若妻を凌辱するのだが、その後も暴漢のフリをして淫らな命令をメールで与え続けて若妻を間接調教する展開はさすがに出来過ぎだろう。若妻のメアドなぜ知ってるの?という根本的な疑問も湧く。隣家の主人(つまり主人公)を誘惑する命令は良かったが、情交時の感覚で凌辱者がバレるくらいの逆転のオチがあっても良かった。

2.【隣の夫】
ヘタレな主人公と、聖母のような隣の未亡人という典型的な誘惑系の流れが心地よい。決して淫らでなく、むしろ恥じらいながら気持ちを高めていく未亡人が可愛らしくも麗しい。

3.【隣の嫁】
介護にかこつけて隣の若嫁をその気にさせる老人の話。夫がEDで欲求不満なところに便乗して上手く誘うのだが、清楚な若嫁が淫らに変貌する様がいやらしい。

4.【隣の娘】
美少女からの誘惑に有頂天になった主人公が、その後に遊ばれたと判りリベンジする話。女王様気取りの少女を巧みに翻弄する逆襲に溜飲が下がるが、前半のお嬢様風恥じらいエッチも悪くない。

5.【隣のお姉さん】
都会で裏切られて帰省してきた元AV女優が、地元高校生の純情に触れて昔の自分を思い出す愛情路線の小話。テクニックを駆使したプレイだがソフトである。

6.【隣の熟妻】
隣家の熟妻の浮気を見つけ、その男の方を脅して浮気現場を覗くだけでは飽き足らずに入れ替わる話。熟妻を横取りして優越感を得たいのだが、男も悪ノリして楽しみ始めるため上手くいかない悲哀を感じさせる。
『六人の隣人-白昼の背徳』のレビュー掲載元


リアルドリーム文庫のアンソロジー『穢された女教師』や『堕ちた人妻-抗えぬ未亡人』のレビューでも同様なんですけども、短編集を丁寧にレビューしようとすると各話毎に一筆啓上する形になりますよねぇ。

で、6話もあれば、まぁ、内容的な良し悪しがそれなりにあるのは致し方なしとしてもトータル的にはなかなかでしたよ。(^^)





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若妻保母さん-いけないご奉仕(著:月里友洋、フランス書院文庫パラダイス)

2006/1/23 発売

若妻保母さん-いけないご奉仕

著:月里友洋フランス書院文庫パラダイス


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「今夜だけは子供みたいに甘えていいのよ」
人妻保母のエプロンからこぼれる、柔らか巨乳。
顔を埋めて、女香を嗅いで、揉みしだいて……
優しく淫らすぎる保母たちにぶつける男の欲望。
フェラチオ、お仕置き、アナル体験、3P奉仕。
夜の園内は男と女のいけない遊戯場!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ まさにパラダイスなウハウハ物語, 2008/12/18
『フランス書院パラダイス』というレーベルである。ここ最近は刊行が無いようだが、このレーベルが目指すものは何なのだろうか。官能小説のライトノベル版?美少女文庫のアダルト版?いわゆる「黒本」が多様化したためにその役割を終えたのだろうか。同じく刊行が途絶えている『マドンナメイト文庫-R』と似たポジションにあるのだろうか、そして似た境遇に陥っているのだろうか。

本作は保育園というシチュエーションで保母さんや園長先生、そして保育園に通う娘の母と情交を繰り返す展開で、ストーリーもしっかりしているし悪くないのだが、なぜか、なんとなく、物足りない印象を受ける。

かつての恋人だったという若妻保母さんのあけすけなところや、新人保母さんのウブながら妙に積極的なところなどは魅力的だし、年若ながら妖艶な雰囲気を醸す母や、一見人を寄せ付けない雰囲気ながら甘えたくもなる美人の年上園長先生なども魅惑の存在である。

しかし何かが足りない気がする。タイトルこそ『いけないご奉仕』だが、それほどいけないことをしているように感じないからだろうか。現実の世界であれば主人公は四股だし情交のほとんどは理事長室のソファーなため、確かにいけないことであろうが、官能小説の世界ではこの程度のことは日常茶飯事なので物足りないのかもしれない。若妻保母さんや園長先生などは、主人公の状況を感づいているのに嫉妬もしないし。

確かに主人公にとってパラダイスな結末で読後感も良好だが、パラダイスだからといって良いというものでもないということか。
『若妻保母さん-いけないご奉仕』のレビュー掲載元


本作のような「フランス書院文庫パラダイス」とか「フランス書院マスターズ文庫」とか、あるいは古いところだと「ハードXノベルス」とか、逆に最近だと「R文庫」や「時代艶文庫」といった新レーベルが「黒本」傘下として創刊されては消えていく訳ですが(^^;)、これ自体は売れ行き次第のことでもありますから止むを得ないと言いますか、多少は致し方なしと言いますか、どちらにせよ最終的には「黒本」そのものの今後の路線への糧として吸収される面もあるでしょうし、成功/失敗のどちらであっても編集側には何かしら得るものもあるとは思います……編集側は。



にゃらさんのブログで本作が紹介されています。
月里友洋「若妻保母さん いけないご奉仕」(フランス書院文庫パラダイス、2006年1月)ネタバレ有り。御注意下さい。【あらすじ】父から受け継ぎ保育園の理事長になった逸朗。かつて恋人だった人妻保母や仕事熱心な若保母、クールな園長に囲まれ、夜の保育園は淫靡な場所に。【登場人物】鷲尾逸朗27歳。早くに母を亡くし、昨年亡くなった父親から保育園の運営を任され、理事長に就いている。同じく父から受け継いだレストランを経...
月里友洋「若妻保母さん いけないご奉仕」





しかし、作家さんの立場だと「増刷される可能性が完全に潰えるの?」といった心境に陥るのかな~?と思ったりします。

レーベル自体が無くなっちゃう訳ですからね。

「黒本」で改題でも新装版でもいいから再販される可能性でもあれば別ですが、次から次へと新しい作品や新しい作家さんが出てくる「黒本」ではその必要性が希薄という決定的な要因があると思われ……。(^^;)タラッ





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ママの美尻(著:藤堂慎太郎、マドンナメイト文庫)

2005/8/19 発売

ママの美尻

著:藤堂慎太郎マドンナメイト文庫


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豊満な身体をもつ未亡人・亜希とひとり息子の達也。ふたりの前に現われた青年・雅人の導きで、優秀な女医であり、貞淑な未亡人であった母が女としての痴態を晒していく。そんな母の姿に欲情した達也は、母のアナルを責めはじめ……(引用元:Amazon)


★★★★☆ お浣腸されるのね、今日も, 2008/12/14
お尻とお浣腸が今日も活躍する藤堂作品である。

本作の特徴は、未亡人女医のヒロインに対して息子とその先輩、男が2人出てくることである。しかも前半は息子より先輩の登場シーンが多く、見方によっては寝取られである。息子が嫉妬しないので強烈な破壊力こそ無いが、先輩に迫られ翻弄される母は何とも艶めかしい。

そして、その後は矛先がお尻へ向かう藤堂作品定番の流れだが、先輩が以前から関係していた別の女性から指南を受けた息子が母のお尻開発と調教を行なう展開が特徴的である。

当初は拒絶しながらも次第にお尻を開発された母はその後変貌を遂げていく。特に別の女性とお尻で交わったことを知って一気に変わる。息子のためにとお尻に化粧まで施すに至っては、最初の頃の面影がほとんど見られず「お母さん、どうしちゃったの?」という変わり振りである。

自信を深めた息子も次第に魔少年化していき、旅行先の海にボートで繰り出して母達に浣腸、その直後に入水させて何だかとんでもないことをさせている。お魚さんに餌やりって……。大爆笑ではあるが局地的な環境破壊では?との懸念も湧く変なシーンである。

最後は全員揃っての乱交じみた情交を迎えるのだが、できれば息子も母も想いの方向性をもう少しはっきりさせてくれた方が良かったかなという気がした。息子のご執心はなんだか母ではないように思えるし、別の女性と交わる息子を見ても嫉妬しなくなった母も、かといって先輩の方が良いのかというと必ずしもそう言い切れない曖昧さが残るのである。こうした要素により読後感がいまいちすっきりしないのが少し残念である。やはり男が2人出てきてこういう展開になるのは、読み手としてはあまり好きではないということか。
『ママの美尻』のレビュー掲載元


作中の台詞を用いたレビュータイトルの「今日も」に掛けてレビュー本文の書き出しに同じく「今日も」を入れているのですが…………ええ、自己満足です。(^^;)タラッ

しかし、お魚さんに餌やりって……もぅね、アンタ達、海中で一体何やってんの!(笑)と叫ばずにいられませんねwww

8月に出た作品で海ですからタイムリーですけどね。(^^;)

レビューではお固く「局地的な環境破壊」とか婉曲的に記しましたけど、もぅ、ホントとんだ浣腸脱糞男女ですよ!www

こんな素敵に大爆笑なシチュエーションが飛び出してくるから藤堂作品はクセになりますw





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美獣四姉妹-邪淫の血族(著:月里友洋、フランス書院文庫)

2007/1/24 発売

美獣四姉妹-邪淫の血族

著:月里友洋フランス書院文庫


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「今夜は私の身体でたっぷり酔わせてあげる」
四姉妹の家に足を踏み入れた瞬間、危険な誘惑が待っていた。
甘美なフェロモンに満ちあふれた、四つの禁断寝室----。
午前0時、青年の股間に朱唇を這わせる26歳と19歳。
昨夜は長女と......今夜は三女の寝室へ忍ぶ約束なのに。
愛しすぎる、淫らすぎる、美姉妹との誘惑パラダイス!


★★★★☆ 酒造りに打ち込む若者の青春物語, 2008/12/8
タイトルもサブタイトルも大いに間違っている。邪淫とあるが、決して邪ではない(ちょっと淫らかもしれないが)。そして美しくはあるが全くもって獣などではない。幼馴染み同様に過ごしてきた主人公と酒蔵の四姉妹、特に三女と交わした幼い頃の約束を10年越しに果たす甘酸っぱい青春物語である。

まず驚くのは日本酒の製法に関する、あまりにも詳細な記述。いつの間に日本酒の造り方ガイドを読み始めたのだろう、と勘違いするくらい事細かな記述と専門用語の氾濫。作者がよほどのマニアか清酒業界関係者で無ければ書けないレベルの内容である。このテに関心がある諸兄には、これはこれでおすすめできる。この酒造りの工程に沿った形で物語が進行する。

四姉妹はそれぞれ33歳、26歳、24歳、19歳で青い果実から熟れ頃まで幅広い(主人公は23歳)。ただ、四女はなかなかのオマセさんなので早熟と言った方が良いかも。

冒頭より主人公が次女の風呂の世話(いわゆる三助)をしているところから始まる。この四姉妹は奔放で開放的な次女と四女、お淑やかで奥ゆかしい長女と三女に別れるが、前半は次女や四女との交わりがメイン。幼馴染みの気安さからか主人公の前でも素っ裸で全然平気というあっけらかんとしたシーンが多い。

後半に長女とのしっとりとした情交を挟んで、ようやく三女との愛を育む展開へと繋がる。これまでにいろいろと小さな伏線が張られ、主人公と三女の気持ちのすれ違いなどもあり、それらが気になってどんどん読み進めてしまうのだが、ここへきてきっちり回収され、大団円的な5P(実際は主人公&三女と残り三姉妹の百合っぽい絡み)で幕を閉じる。

その間にも酒造りでトラブルがあったり主人公に大役が巡ってきたりとドラマは多い。組織のリーダー論のような記述もある。まさに2時間ドラマのような展開で、明るい未来への希望をもって終わる心地よい話である。
『美獣四姉妹-邪淫の血族』のレビュー掲載元


前年にあたる2006年に「フランス書院文庫パラダイス」というレーベルから出た『若妻保母さん-いけないご奉仕』と本作の他に「月里友洋」名義の作品が見当たらないのは少し勿体ない気がします。

それだけ本作は良かったのですが……。

酒蔵を舞台にした作品は割とあったりしますが、本作は例えば2011年に出た『酔わせてあげる』(著:橘真児、竹書房ラブロマン文庫)に似てるところもあるかな~と思います……って、こちらの方が後から出てるのですが。そして橘作品らしいコミカルさも満載でしたが。(^^;)



◆引用作品
2006/1/23 発売

若妻保母さん-いけないご奉仕(フランス書院文庫パラダイス)


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「今夜だけは子供みたいに甘えていいのよ」
人妻保母のエプロンからこぼれる、柔らか巨乳。
顔を埋めて、女香を嗅いで、揉みしだいて……
優しく淫らすぎる保母たちにぶつける男の欲望。
フェラチオ、お仕置き、アナル体験、3P奉仕。
夜の園内は男と女のいけない遊戯場!



2011/1/25 発売

酔わせてあげる(著:橘真児、竹書房ラブロマン文庫)


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下倉和樹は東京にある平林教材社の新入社員。休暇中、会社の先輩で美人の鬼本香澄美に誘われて、彼女の故郷に行くことに。香澄美の実家は越後の山間にあり、由緒正しき「造り酒屋」だった。ところが鬼本家に着くなり、見合いをさせられたくないから、家族の前で婚約者のふりをしてほしいと香澄美に頼まれて驚嘆する。しかたなく、婚約者のふりをする和樹であったが…。一方、香澄美は三姉妹の次女であり、未亡人で長女の詩乃、三女の真理奈とみな美人だった。北国の造り酒屋を舞台にして、酔いと快感に白肌を火照らせる三姉妹との桃色体験が始まる。







※各作品のあらすじはAmazonより引用。
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私は兄嫁…貴和子・二十四歳の独白(著:鳴海英介、フランス書院文庫)

2000/06/23 発売

私は兄嫁…貴和子・二十四歳の独白

著:鳴海英介フランス書院文庫


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隆くんが見ている……夫の下で悶える私の痴態を!
夫婦の寝室に侵入した少年の視線が貴和子を変えた。
欲深な本性が目覚め、淫らな罠がはりめぐらされる。
扉を開けて入浴、スリップ姿で昼寝、見せつける自慰。
思惑通り獣と化した義弟で、肉欲を満たす淫らな兄嫁。
エスカレートしていく行為は、もう過ちとは呼べない。
(引用元:Amazon)


★★★★★ 背徳に溺れる愚かな2人, 2008/12/8
淫らな欲望にスイッチが入った兄嫁と高校生の義弟の愚かな顛末である。

きっかけはどちらか。最初に兄夫婦の営みを覗いたのは義弟だが、これにより姦計を案じるに至ったのは兄嫁である。どっちもどっちだろう。ただ、自分から挑発しておきながら表面的にはあくまで義弟に迫られて止むを得ず、という態度と立場を最後まで維持する兄嫁の方がタチが悪い。全編に渡って兄嫁の視点で綴られ、自分が感じたこと、思ったこと、して欲しいこと、そのためにすること、その結果どうなったかなどが赤裸々なため、兄嫁の思うままに翻弄されていく義弟という構図になるからである。

前半は義弟に襲わせるための下準備。風呂を覗かせ、下着を盗ませ、スリップ姿の居間でわざと居眠りして身体を触らせる。仕上げとばかりに黒下着で自慰の最中に思惑が成功、関係を持つに至る。

ここまでならただの悪女だが、最後の一線を越えた義弟が思いの外暴走する後半で様相が変わってくる。夫が出張すると学校を休んでまで、それこそ一日中貪り続ける姿にその兆候は現れていたが、どんどんエスカレートする行いに兄嫁も戸惑いながら応じていく。なんかヤバいな、と感じつつも止められない状態である。

夫に悟られない振る舞いが不可欠な兄嫁、ストレートに想いをぶつけるだけの義弟、この違いが次第に表面化していく。狂い始める義弟、夫婦の営みを拒み始める兄嫁、これにより妻を緊縛してまで事を果たし始める夫。次第におかしくなる関係は、暴走を極めた義弟が無理矢理剃毛したことで決定的になる。

その後の結末を予測出来なくなるまで追い詰めたものは何か。兄嫁に溺れた義弟、その義弟を御しきれなくなるまで愉悦に溺れた兄嫁、やはりどちらも愚かだったと言うしか無い。ただ、結末を読む限りでは、さんざん楽しんで男を弄んでいたのに何だか女は得だなぁ、との感想にもなり、少々複雑な気分で読了する作品とも言える。
『私は兄嫁…貴和子・二十四歳の独白』のレビュー掲載元


鳴海作品としては一応の最終作ですが、前作『私は罪深な看護婦-義母二十八歳』からさらに昇華した 集大成 的な内容の充実が見られます。



全編これ兄嫁の一人称。

常に受け身で描かれる淫猥この上ない官能描写。



義弟を誘い込む前半と、次第に常軌を逸していく義弟に困惑していく後半といった構成の妙。

そして、エスカレートが極まった果ての破滅。

独白という特徴的で特異な体裁ながら実に官能小説らしい官能小説だと思います。

恋に盲信し、独占欲に暴走する……男と女に生まれる普遍的な感情を官能方面へぐんと拡大解釈して出来た作品のようにも思えてきます。




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叔母と三人の熟夫人-いたずらな午後(著:楠木悠、フランス書院文庫)

2003/9/25 発売

叔母と三人の熟夫人-いたずらな午後

著:楠木悠フランス書院文庫


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「買いたいのは宝石じゃない。あなたよ……」
かすれ声で囁く人妻が、男のチャックをさげる。
剛直をしごく手つきは、優しく、そして激しい。
芳美、和代、美弥子……青年は誘われるまま、
熟夫人たちの濡壺を舐め、裏穴へ肉茎を埋める。
だが彼の想う女性はただ一人、叔母だった……。
(引用元:Amazon)


★★★★★ 官能と愛情のバランスに優れた作品, 2008/12/4
実に上手い。読了後の第一印象である。官能小説はファンタジーだと、非現実な煩悩世界を表現するファンタジーだと時折言われるが、ある意味本作こそ官能とドラマのファンタジーを実現しているのではなかろうか。

タイトルから判断すると叔母と併せて4人のヒロインに見えるが実は5人、考えようには6人にもなる。叔母の存在が本作の根幹を示しており、主人公の思慕の源である。

そして官能部分の多くは意欲旺盛な熟夫人達が務める。3人とも大変に貪欲で、変わった性癖の持ち主も2人いる。やや残念なのは、この2人の嗜好が程度の差こそ随分あるが同じ方向性にあること。被虐性である。

1人は主人公との営みにより見られる快感を得ていく。痴漢プレイを所望し、他の男にも触られてしまうが本人は記憶が飛ぶほどの愉悦を覚える。普段が凛としたクール美女なだけにそのギャップは凄まじい。もう1人は完全なM熟女。思いっきり引っ叩かれて悦んでしまう。この2人との情交は少々やり過ぎに思えた。

後半ではこの熟夫人3人入り乱れての盛大な4Pに突入するのだが、これで終わらないのが本作の贅沢なところ。そもそもこの熟夫人達に主人公をけしかけたのが叔母であり、主人公が想いを寄せていた人の妹だからである。

叔父の後妻に入ったのがその実妹という複雑な関係なのだが、容姿の似た妹叔母に主人公は姉叔母の姿を見て淡い思いを募らせ、妹叔母も熟夫人達の相手をする主人公に嫉妬の炎を燃やし始める。ここで姉の気持ちを理解して自分も同じ道を歩むことを決意するのだが、主人公と妹叔母との情交中に双方があるものを見て間違いに気付き諭されるという、実にファンタジーな展開がクライマックスに用意されているのである。

最後に気持ちを整理した主人公が下した決断は、少々寂しく切ないながらも正しい選択だと思う。絡まるドラマと濃密な官能がバランス良く配された見事な作品である。ちなみに本作は2003年のフランス書院文庫年間No.1ヒット作とのこと。
『叔母と三人の熟夫人-いたずらな午後』のレビュー掲載元


年間 No.1 ヒット……「黒本」2003年のベストセラーってことですね。

長編としては3作目ですしデビュー2年目ですから快挙というか偉業というか、なかなか凄い実績ですよね。



本作は叔母が顛末の仕掛人でもあるのですが、最後の最後で自分の首を絞めることになるんです……この嫉妬が堪らん!でしたわwww

しかも、この叔母には姉がいまして、これが主人公の真の想い人でもあるのですが、この扱いが実にファンタジー。

緻密に練られた作品だったな~と感じました。





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