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2014年5月の「気になる」官能書籍

2014年5月発売予定の官能書籍から「気になる」作品をDSKが独断と偏見でピックアップ!


●フランス書院文庫



三人のママ-甘やかされて、惑わされて、しぼられて(2014/5/23)秋月耕太
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優しい手しごきと艶めく唇で硬直を甘やかす潤子ママ。
耳元で際どい囁きを注いで僕の股間を惑わせる亜衣ママ。
潤んだ蜜壺で牡汁の最後の一滴までしぼりとる実登里ママ。
27歳30歳35歳――歳も身体つきも違う三人の美女が魅せる、
登校前の濃厚フェラ、ご奉仕バスルーム、煽情エプロン姿……
朝から晩まで僕を狂わせ昂ぶらせる、淫らすぎるママたち!


昨年(2013年)12月に続いての新作もまた甘~い薫りがプンプンしそうですね。(^^)



ホームステイ-青い目の留学生(2014/5/23)鷹羽真
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バスタオルで隠しきれない豊乳と美尻の煽情ボディ。
日本人には刺激が強い、唇をついばむ濃厚なキッス。
僕の日常を狂わせる、無邪気な妖精の大胆な誘惑。
強烈なスキンシップの先には、最高の初体験が……。
(こんな生活がこれから三週間もつづくなんて)
心と身体を深く淫らに通わせるスウィート・デイズ!


お馴染みの単独ヒロインではなさそうですが、とうとう留学生の登場ですよ。
「黒本」黎明期の洋書原作とはまた違った趣きで楽しめるかも?



義母 vs. 同級生の母娘(2014/5/23)星悠輝
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「おばさんの身体、あなたのママより魅力がない?」
バスローブからのぞく同級生の母親の豊かな乳房。
太ももの付け根には漆黒の翳りと大人への肉扉が!
熟女の魅力に抗えず、美母娘の躯に溺れていく少年。
若義母・裕美子は最後の一線を越える決意をするが……
35歳vs.29歳vs.女子高生……三つ巴の女の競い合い!


試金石となる2作目でしょうか。



姦禁ビル-そして全員奴隷になった(2014/5/23)九鬼響介
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「お願い、もうお尻はゆるしてッ……」
熟尻を高く掲げたまま、泣きながら訴える裕子。
オフィスビルで働く「上級の女」だけを選別し、
地下二階で続けられる肛虐調教のカリキュラム。
女課長、若妻、新婚OLが次々に犠牲に……
姦禁ビル――そこは女を牝に変える悪魔の館!


大量監禁凌辱のデビュー作ですかね……肛虐路線でしょうか。



言いなり温泉-熟女将と若妻仲居と令夫人(2014/5/23)但馬庸太
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「女将さん、この旅館、お酌は裸でするんですよね?」
下卑た眼差しで、和服の胸元に手を差しこむ中年男。
屈辱に顔を歪め、艶れた乳房をもてあそばれる裕恵。
乗っとられた旅館で奴隷勤務を強いられる女たち。
布団部屋でフェラ奉仕し、露天風呂でソープ接待……
秘密に気づいた客の令夫人までが悪魔の餌食に!


そろそろ「言いなり」シリーズと呼んでもよろしいでしょうか?w



息子の友達に調教されつづけて(2014/5/23)天海佑人
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「おばさん、大きな声を出すと直樹に聞こえるよ」
自宅リビング、黒い肉茎に熟尻を貫かれる人妻・由紀。
二階の愛息に気づかれまいと必死に声を抑える34歳。
イジメから救うため、息子の友人に調教される日々。
イラマチオ、浴室のアナル解剖、三穴開発……
ついには直樹の目の前で痴態をさらすことに!


こちらも「調教されつづけて」シリーズと化してきましたが、遂に息子の友達が登場ですね。


●マドンナメイト(二見)文庫



小説家-若い後妻と息子の嫁(2014/5/23)霧原一輝
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年齢差のある妻と暮らす熟年官能作家に、息子の嫁が「私の書いた作品を読んで欲しい」と……。官能小説家の藤吾は、歳の離れた女性編集者・志麻子と再婚、前妻との子供・修治も結婚し、あとは作品に精力を注ぐのみ、という恵まれた日常を送っていた。しかし、藤吾には打ち明けられない悩みがあった。志麻子相手では燃えなくなったのだ。書き下ろし。

再び回春路線の作品が楽しめそうじゃないですか!(^^)


●竹書房ラブロマン文庫



秘め尻なぶり(2014/5/14)庵乃音人
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「いやらしい娘だ。恋人を連れてきておきながらほったらかしにして、義理の兄のチ×ポでこんなに感じてるのか」最愛の恋人が、そんな恥辱的な言葉に興奮し、目の前で醜い男に抱かれている―。石津晶太は恋人の朝倉結希が義兄の森村に抱かれて激しく乱れる、背徳的な光景を目撃してしまう。結希は姉の詩帆ともども森村に調教され、彼の肉奴隷に堕ちていたのだ。激しい嫉妬と異様な興奮を知ってしまった晶太は、森村から詩帆を奪おうとするが、それは四人の業深き男女たちの肉宴の始まりに過ぎなかった。寝取る征服感と、寝取られる興奮。鬼才が描く背徳の媚熱ロマンチカ!

竹書房ラブロマン文庫での前作『おためし艶妻』から続く寝取られ・寝取らせ路線がさらにパワーアップしてそうですね。



みだら畑で抱きしめて<新装版>(2014/5/21)橘真児
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篠崎貴志は東京の大学を中退して田舎に戻り、実家の農業を継ぐことになった。だが、都会生活への未練があり、おまけに彼女もいない童貞の身で悶々とした日々を送っていた。そんなある日、農業ブームで東京から引っ越してきた夫婦が畑で困っているのに遭遇し、貴志は彼らを助ける。翌日、妻の世李子からお礼を言われ、都会的な美熟の人妻に心惹かれていく。一方の世李子もしだいに妖しい雰囲気になり、貴志の筆下ろしをしてくれるのだった。そして、その後も貴志の前に、魅惑の年上美女が東京からやって来て…!? 田舎町を舞台にして開放感溢れるエロスが弾ける傑作青春ロマン、待望の新装版で登場!

2009年の同タイトルが装いも新たに登場!


●双葉文庫



平成夜這い日誌(2014/5/15)葉月奏太
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「おまえは今日から七代目の夜這い屋だ」。郷里に帰省した大河内和夫は、父親から唐突に告げられる。村の平和は女たちの身体を鎮めることからという考えのもと、庄屋の末裔である大河内家の当主は代々「夜這い屋」という裏稼業を担っているというのだ。否応なしに跡を継いだ和夫だったが、実は未だに女を知らぬ身で…!? 日刊ゲンダイで圧倒的支持を得た人気連載、待望の書籍化。

面白味のあるテーマで楽しめそうですね。(^^)
わざわざ「平成」と付けるくらいですから、昔ながらの風習にイマドキの感覚で挑む主人公といった感じでしょうか。


●徳間文庫



私の前に、最後の女(2014/5/2)草凪優
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「ふたりきりになれるところへ行きます?」清楚な女将の言葉に、蒲生は耳を疑った。……サラリーマン人生の先が見えた五十八歳蒲生は、ひょんなことから妻と離れ離れで沖縄に住むことになってしまった。ある夜、暖簾をくぐった小料理屋で、彼を迎えたのは涼やかな四十路の女将雪江。枯れはてたと自認していた蒲生に夢のときが訪れつつあった。しかし、その夢の先には……。回春官能書下し。

ほぅ、草凪先生も回春路線ですか……しかも、アラ還とオーバーフォーの組合せみたいですよ。


●リアルドリーム文庫



穢された媚花-カクテルに滴る女子大生妻の恥蜜(2014/5/29)御前零士
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中年ヤクザ・染田に膣奥を白濁液で何度も汚されたうえ
無理やり妻にされた女子大生・祐理は、
夫の経営する高級クラブでチーママとして働くことに。
そこは客に酒とホステスの柔肌を提供する肉園だった!
(いや、こんな不潔なことで……感じたくないっ)
年少の美琴の処女を守るべく、おぞましい凌辱を受け入れる!


2008年のリアルドリーム文庫創刊時の映えある第1号「001」を出版された御前零士先生は、「黒本」の鬼頭龍一先生のような存在かと。(^^;)チガウ?



誘惑カフェ-叔母・人妻・女子高生たちと蜜色バイト(2014/5/29)大泉りか
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憧れの叔母・奈央がオープンさせたロコモコ屋を手伝う真治は、
彼女の悩みを聞くうちに成り行きで筆下ろししてもらうことに。
「真ちゃんは相変わらず、甘え上手なんだから」
さらに一緒に働く可憐な女子高生・莉乃や優艶な主婦・美沙子、
常連客で理知的なOL・宏美らも交えて、
小さな店を舞台に甘酸っぱい恋愛模様が繰り広げられる──!


昨年(2013年)12月発売の『幼馴染みの美姉妹と誘惑温泉郷』(著:早瀬真人)で目にして一発で気に入った絵師さんが早くも登場ですナ。(^^)


●青年コミック【非18禁】



ひるがお3(2014/5/17)艶々、エンジェルコミックス
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陽(はる)が子供の頃、父・清春は、旅館の女将である母・雅美の暗黙の合意の上で、女中頭のあやめを愛人にしていたが、青年になった陽の目には以前とは異なる人間模様が映し出されていた。女将となったあやめは、愛人の座を陽の同級生・マチコに奪われ、諦念のうちに耐え忍んでいたのだ。陽に慰められ感情を吐露するあやめ。それをきっかけに二人は男女として急接近していく……。人気作、激動の第三巻!!

温泉旅館を舞台にした男女の世代を越えた性と業が渦巻く耽美な世界がどう進展しているでしょうか。


※作品のあらすじは各出版社の公式サイトおよび Amazon、honto、DMM.R18 より引用
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テーマ : 18禁・官能小説
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少年と未亡人ママ-ふともも授業(著:牧村僚、フランス書院文庫)

1996/8/23 発売

少年と未亡人ママ-ふともも授業

著:牧村僚フランス書院文庫


Amazonはコチラから。
Kindle版はコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。〈電子書籍〉

ママのふとももで、ぼくの××を挾みつけて!
ずっと憧れていた未亡人ママにしてもらう、
初めてのフェラチオ、素股プレイ…。
淫らに、そして艶やかに息子を挑発する
未亡人・政美のむっちりしたふとももが、
少年の理性を妖しく狂わせていく…。


★★★☆☆ あっけらかんとし過ぎなほど明朗快活な実母相姦, 2014/5/6
ハイブリッド車も世に出ておらず、サッカー日本代表も未だワールドカップ出場経験ナシという20世紀の暮れにこれほどあっけらかんとオープンな実母相姦が描かれていたことに少し驚いた。むしろ、今に繋がる「明るく前向きな誘惑相姦路線」の開祖といっても過言ではなかろう作者の底力を今になって改めて知らしめられた気分である。それだけ予想以上に開放的かつ肯定的で前向きな内容だった。と言うのも、本作は冒頭から18歳の主人公が母への想いを吐露するのだが、それを受け入れる素地が母にも既に出来ているからである。

まるで出オチと言わんばかりに行方がほぼ定められてから始まるものの、実際には母の親友やその娘(15歳)、同じマンションに住む主婦といったサブヒロイン達を巡ってから晴れて本命たる母と結ばれる典型的な流れである。これは、母から「他の女性とも関係を持ち、それでもなお想いが揺るがないのなら……」と条件を提示されるからである。母も一応は相姦が禁忌であることは把握していて、親友に相談もしているのだが、その親友とのやり取りがまた明け透けというか、超がつくほどの前向きというか、憂いや懊悩といった類いの感情とは無縁過ぎて呆れ笑いがこみ上げるほど。読み手に「ここまでアリなのか」と思わせる作者の大胆な感覚には却って畏敬の念を抱きそうである。ただし、娘を除くママヒロインは全て未亡人ながら、あまり効果的ではない。

そんなサブヒロイン達との逢瀬は、なかなかタイミングが掴めずに先を越されてしまったり、意外なほどおマセで導いてくれたり、同様の悩みがあって寛容的だったりとバラエティには富んでいる。肢体描写に代名詞の「ふともも」を存分に盛り込んでくるのはお馴染みなのに加え、ランジェリー姿がフィーチャーされる中に下着フェチもしっかりある。さらには最後の母との情交には予想外の大胆なシチュエーションも用意されているのだが、直接的な官能描写は総じて淡白。全256頁を6章に分けていることもあって、これから!という時に達してしまうのは割と肩透かしと言うしかない。
『少年と未亡人ママ-ふともも授業』のレビュー掲載元


勝手に命名するQ作を読めば、これまで何故か1996年や1997年の作品に偏りがちなDSK。

今回も1996年作品をご紹介と相成りましたww



で、1996年に何があったかをお馴染み(?)のWikipediaてんてーに教えて貰ったところ、あと数十年もすればきっと文豪と呼ばれるであろう司馬遼太郎先生や遠藤周作先生がお亡くなりになった年だったんですね。

あと、レビュー冒頭でチラッと触れたサッカーFIFAワールドカップですが、2002年の日韓共同開催が決まったのもこの年だったようです。

そして、我々のフィールドに近い話題だと、あの『失楽園()』(著:渡辺淳一、講談社)がベストセラーだったみたいですね。

不倫というものが良くも悪くも市民権を得ちゃった頃とも言えるでしょうかね。



さて本作ですが、さすがは(こちらも勝手に命名した)肯定的相姦路線の開祖と思わせるヒロイン達の旺盛な前向きさに呆れるほど驚いてしまいましたw

いや、元よりそうしたテイストの作品が多いのは承知の上で感じた旺盛さだったもので……。(^^;)

ただ、この頃ならば致し方なしかもしれませんが、官能面の直接的な描写が決定的に淡泊なんですよねぇ。

これだけが残念です。




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テーマ : 18禁・官能小説
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tag : フランス書院文庫 牧村僚

あじわい美母娘(著:小鳥遊葵、フランス書院文庫)

2014/4/23 発売
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(美和子さんのアソコは娘より濃厚な味がする……)
太ももを広げた美熟女の秘所に舌を這わせる大和。
住み込み先の女主人から教わる美食と女の肉体。
厨房のフェラ、寝室の69、浴室のアナル体験……
熟女の躯に溺れる青年は嫉妬の視線に気づけず……
37歳と18歳、美母娘の味くらべをする同居生活!


★★★★☆ とろとろに蕩けて溺れていく熟女感, 2014/5/5
2012年2月の『義母と民宿の母娘-美熟女たちの甘い誘い』(リアルドリーム文庫)より2年2ヶ月振り、「黒本」では2011年10月の『美臀の隣人-熟母娘 vs. 女教師』以来となる新作である。匂い立つほど濃厚に漂う熟女の薫りを楽しみに読み始めたが、奔放で無防備な18歳の娘が見せる主人公(20歳)へのアプローチを危惧する38歳の未亡人母が、その矛先を変えるべく取った行動によってメロメロのトロトロに蕩けて溺れてしまう内容で期待以上の官能描写を堪能することができた。

だがしかし、タイトルこそ『母娘』なものの、その比率は圧倒的に母であり、娘はほぼサブとも言える。娘を心配する母という構図にはなっているが、母の営むレストランに住み込みで働く主人公の想いは当初から母に向いており、娘の想いはほとんど一方通行である。関係を結ぶ直接的なきっかけにも娘は関わっておらず、言うなれば母が主人公と関係するための言い訳として、結果的の無自覚ながら娘がダシに使われている感じもしてくる。

その娘にしても後半から本格登場するものの、この時点では母と主人公との関係が既に出来上がっているために出遅れは否めず、娘自身もそのことは自覚しているので焦りも募るのだが、昼下がりの情事的な母と主人公の睦言を出歯亀しては興奮して濡らすことを冗長に繰り返している印象が強く、むしろ乱れる母のいやらしさを底上げする結果となっているようでもある。熟女好みな諸兄には歓迎要素なれど、全体を眺めた時には母娘丼への道筋を意識し過ぎた結果なのか、娘は取って付けたような存在になってしまっているように写るのである。

実は主人公には秘めた過去があり、そこで未亡人または年上女性への憧憬や経験を積んだことによる熟女キラーなテクを得ていて、タイトルにもあらすじにも出てこない隠しヒロイン(これがまたイイ感じの熟女)の登場と情交もあるのだが、このヒロインを主人公の過去と現在を結ぶ役回りだけに留めるのは勿体なく、作者の得意とする描写をより活かすならば、いっそのこと母娘には拘らずに熟女オンリーで濃いぃ路線を突き進んだ方が内容的な魅力はさらに増したのでは?と思ってしまった。

熟女感たっぷりのしっとりした描写が素敵で官能的には文句無しの星5つだが、作品全体に感じたバランスの違和感によって1つ減じざるを得ないのは残念至極である。
『あじわい美母娘』のレビュー掲載元


久々に小鳥遊作品が「黒本」から登場しました。(^^)

何とも言えない艶っぽさを醸す熟女の薫りを今回も堪能しましたw



にゃらさんのブログでも紹介されています。
小鳥遊葵「あじわい美母娘」 - 誘惑官能小説レビュー





ただ、小鳥遊作品は大体において終盤からクライマックスにかけての繋ぎに何となくぎこちない流れを感じてしまい、なかなか満点の星5つ!とならないのが歯痒いのです。(^^;)

今回は、というか今回も官能描写はナイスでしたから尚更なんですよねぇ~。



フランス書院文庫 小鳥遊葵
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tag : フランス書院文庫 小鳥遊葵

未亡人バスガイド(著:葉月奏太、竹書房ラブロマン文庫)

2013/6/24 発売
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二十二歳の国仲浩介は観光バスの新人運転手。奥手のため彼女も出来ず童貞だが、好きな女性はいる。それは、同じ会社でバスガイドをしている水樹恭子だ。彼女は二年前に夫を病気で亡くした三十歳の未亡人だった。ひと目見たときから、淑やかで美しい恭子に憧れ続けている浩介だが、年齢差もあり、とても告白することは出来なかった。そんなある日、ツアーで宿泊していたホテルで、男性客に言い寄られ甘い声を出す恭子の姿を目撃してしまう。想いを寄せる未亡人が寂しさから情欲に溺れていくさまを見た浩介は…!?魅惑の熟蜜エロス登場!


★★★☆☆ 切ない結末はほろ苦い思い出か敗北か, 2014/4/30
作者がデビュー作『蜜会-濡れる未亡人』や3作目『蜜情の宿-ふしだら若女将』で見せた独特の「迫られ系」と言える路線に捻りを加えつつ踏襲した作品と言える。複数の男からヒロインが迫られる官能が特色だが、本作ではその一角を主人公が担うこととなる。淫猥度はすこぶる高い。

しかし、受け取る印象は随分異なる。ヒロインが作中世界の中心にいたデビュー作や3作目とは違って本作は観光バスの新人運転手たる主人公が中心にいる構成のため、憧れの未亡人バスガイドであるヒロインを巡る恋敵との争奪戦の様相を呈しているからである。しかも、その恋敵はヒロインの学生時代の先輩でもあるために主人公の知らないヒロインの過去を知っており、主人公より先にヒロインへ迫り、主人公より先にヒロインとの情交を果たしている。さらには、迫られた当初は困惑し、軽い抵抗をも見せたヒロインも感じ始めてからは次第に満更でもないような態度に変わっていく。つまり、主人公は常に劣勢を強いられる印象なのである。序盤や中盤での恋敵の振る舞いなどは「ぐぬぬ」と指を咥えて見ているしかない程の寝取られっぷりでもある。

後輩バスガイドがサブヒロインとして登場するものの、これもまた存在意義がやや希薄で結果的には事態を掻き回しているだけのようにも写るし、この後輩がきっかけでバス内での3Pという素敵な場面が出てくることにもなるのだが、劣勢の主人公が何とか挽回しようとの焦りからくる我田引水のような雰囲気もあるために若干の痛々しさも内包している。

最終的に恋敵との鞘当てには相応の決着が見られるものの、その先の結末の解釈によっては恋敵も主人公も敗者のように受け止めることもできて何とも切ない。ヒロインに希望を与えたと見ればほろ苦い思い出にもなろうが、その門出を祝うような晴れやかさはさほど無いために、最初から最後まで良いところ無しの主人公だったように思えてならない。これが本作全体の印象に繋がっているものと思われる。
『未亡人バスガイド』のレビュー掲載元


DSKの勝手な感想になりますけど、この作品では基本的に主人公が終始劣勢なんですよね。

恋敵な男が別に出てくるのですが、メインヒロインへの告白や合体で常に先を越されてるんです。

まぁ、先を越されてるから寝取られ的にもなり、元よりそこに官能ベクトルを向けている訳ですが、読み手としては何ともオモシロクない。(^^;)

後半で遅れを取り戻そうと焦るあまりに割と無理強いなアタックにもなってしまい、やや痛々しくも写ります。

で、結末もほろ苦く……ですから、傍から見れば『泣きっ面に蜂』っぽいんですよねぇ。

ありきたりだからと回避したのかもしれませんが、最後の最後でスカッとする結末だったら良かったのに、と思えてなりませんでした。

Junpei F. さんのブログでは別作品の紹介記事末尾に「気になる作品」としてピックアップされています。
蜜情の宿-ふしだら若女将- (竹書房ラブロマン文庫)(2012/01/23)葉月 奏太商品詳細を見る(紹介文)藤島紗和は信州の老舗温泉旅館「藤島屋」で、清楚で美人の若女将として宿を切り盛りしていた。しかし、夫の孝志が突然失踪してしまう。夫が帰ってくるのを待ちながら、若女将として気丈に働く紗和だが、失踪から二年が経過し、心も体も淋しさが募っていた。そんな時、紗和は地元企業の社長である倉澤敦夫から口説かれ、淋しさから...
男の愛の言葉をちゃんと受け止めることのできる女性は素敵だ。 「蜜情の宿-ふしだら若女将-」(葉月 奏太)


竹書房ラブロマン文庫 葉月奏太
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六人の隣人-白昼の背徳(著:星野聖、フランス書院文庫)

2006/8/23 発売

六人の隣人-白昼の背徳

著:星野聖フランス書院文庫


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白昼、隣家をのぞいた男が目にした驚くべき光景!
黒下着の奥に指を這わせ、蠢かす、27歳の若妻。
(清楚に見える奥さんがあんなにも大胆に…)
美しい嫁の秘密を探るうち、思わぬ僥倖が…
若妻、令夫人、女子高生、お姉さん、熟妻…
毎朝、挨拶を交わす隣人は裏の貌を隠している。
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 隣人オンリーテーマの短編集, 2008/12/20
1.【隣の若妻】
主人公が逃げた暴漢に代わって隣の若妻を凌辱するのだが、その後も暴漢のフリをして淫らな命令をメールで与え続けて若妻を間接調教する展開はさすがに出来過ぎだろう。若妻のメアドなぜ知ってるの?という根本的な疑問も湧く。隣家の主人(つまり主人公)を誘惑する命令は良かったが、情交時の感覚で凌辱者がバレるくらいの逆転のオチがあっても良かった。

2.【隣の夫】
ヘタレな主人公と、聖母のような隣の未亡人という典型的な誘惑系の流れが心地よい。決して淫らでなく、むしろ恥じらいながら気持ちを高めていく未亡人が可愛らしくも麗しい。

3.【隣の嫁】
介護にかこつけて隣の若嫁をその気にさせる老人の話。夫がEDで欲求不満なところに便乗して上手く誘うのだが、清楚な若嫁が淫らに変貌する様がいやらしい。

4.【隣の娘】
美少女からの誘惑に有頂天になった主人公が、その後に遊ばれたと判りリベンジする話。女王様気取りの少女を巧みに翻弄する逆襲に溜飲が下がるが、前半のお嬢様風恥じらいエッチも悪くない。

5.【隣のお姉さん】
都会で裏切られて帰省してきた元AV女優が、地元高校生の純情に触れて昔の自分を思い出す愛情路線の小話。テクニックを駆使したプレイだがソフトである。

6.【隣の熟妻】
隣家の熟妻の浮気を見つけ、その男の方を脅して浮気現場を覗くだけでは飽き足らずに入れ替わる話。熟妻を横取りして優越感を得たいのだが、男も悪ノリして楽しみ始めるため上手くいかない悲哀を感じさせる。
『六人の隣人-白昼の背徳』のレビュー掲載元


リアルドリーム文庫のアンソロジー『穢された女教師』や『堕ちた人妻-抗えぬ未亡人』のレビューでも同様なんですけども、短編集を丁寧にレビューしようとすると各話毎に一筆啓上する形になりますよねぇ。

で、6話もあれば、まぁ、内容的な良し悪しがそれなりにあるのは致し方なしとしてもトータル的にはなかなかでしたよ。(^^)





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若妻保母さん-いけないご奉仕(著:月里友洋、フランス書院文庫パラダイス)

2006/1/23 発売

若妻保母さん-いけないご奉仕

著:月里友洋フランス書院文庫パラダイス


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「今夜だけは子供みたいに甘えていいのよ」
人妻保母のエプロンからこぼれる、柔らか巨乳。
顔を埋めて、女香を嗅いで、揉みしだいて……
優しく淫らすぎる保母たちにぶつける男の欲望。
フェラチオ、お仕置き、アナル体験、3P奉仕。
夜の園内は男と女のいけない遊戯場!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ まさにパラダイスなウハウハ物語, 2008/12/18
『フランス書院パラダイス』というレーベルである。ここ最近は刊行が無いようだが、このレーベルが目指すものは何なのだろうか。官能小説のライトノベル版?美少女文庫のアダルト版?いわゆる「黒本」が多様化したためにその役割を終えたのだろうか。同じく刊行が途絶えている『マドンナメイト文庫-R』と似たポジションにあるのだろうか、そして似た境遇に陥っているのだろうか。

本作は保育園というシチュエーションで保母さんや園長先生、そして保育園に通う娘の母と情交を繰り返す展開で、ストーリーもしっかりしているし悪くないのだが、なぜか、なんとなく、物足りない印象を受ける。

かつての恋人だったという若妻保母さんのあけすけなところや、新人保母さんのウブながら妙に積極的なところなどは魅力的だし、年若ながら妖艶な雰囲気を醸す母や、一見人を寄せ付けない雰囲気ながら甘えたくもなる美人の年上園長先生なども魅惑の存在である。

しかし何かが足りない気がする。タイトルこそ『いけないご奉仕』だが、それほどいけないことをしているように感じないからだろうか。現実の世界であれば主人公は四股だし情交のほとんどは理事長室のソファーなため、確かにいけないことであろうが、官能小説の世界ではこの程度のことは日常茶飯事なので物足りないのかもしれない。若妻保母さんや園長先生などは、主人公の状況を感づいているのに嫉妬もしないし。

確かに主人公にとってパラダイスな結末で読後感も良好だが、パラダイスだからといって良いというものでもないということか。
『若妻保母さん-いけないご奉仕』のレビュー掲載元


本作のような「フランス書院文庫パラダイス」とか「フランス書院マスターズ文庫」とか、あるいは古いところだと「ハードXノベルス」とか、逆に最近だと「R文庫」や「時代艶文庫」といった新レーベルが「黒本」傘下として創刊されては消えていく訳ですが(^^;)、これ自体は売れ行き次第のことでもありますから止むを得ないと言いますか、多少は致し方なしと言いますか、どちらにせよ最終的には「黒本」そのものの今後の路線への糧として吸収される面もあるでしょうし、成功/失敗のどちらであっても編集側には何かしら得るものもあるとは思います……編集側は。



にゃらさんのブログで本作が紹介されています。
月里友洋「若妻保母さん いけないご奉仕」(フランス書院文庫パラダイス、2006年1月)ネタバレ有り。御注意下さい。【あらすじ】父から受け継ぎ保育園の理事長になった逸朗。かつて恋人だった人妻保母や仕事熱心な若保母、クールな園長に囲まれ、夜の保育園は淫靡な場所に。【登場人物】鷲尾逸朗27歳。早くに母を亡くし、昨年亡くなった父親から保育園の運営を任され、理事長に就いている。同じく父から受け継いだレストランを経...
月里友洋「若妻保母さん いけないご奉仕」





しかし、作家さんの立場だと「増刷される可能性が完全に潰えるの?」といった心境に陥るのかな~?と思ったりします。

レーベル自体が無くなっちゃう訳ですからね。

「黒本」で改題でも新装版でもいいから再販される可能性でもあれば別ですが、次から次へと新しい作品や新しい作家さんが出てくる「黒本」ではその必要性が希薄という決定的な要因があると思われ……。(^^;)タラッ





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テーマ : 18禁・官能小説
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ママの美尻(著:藤堂慎太郎、マドンナメイト文庫)

2005/8/19 発売

ママの美尻

著:藤堂慎太郎マドンナメイト文庫


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豊満な身体をもつ未亡人・亜希とひとり息子の達也。ふたりの前に現われた青年・雅人の導きで、優秀な女医であり、貞淑な未亡人であった母が女としての痴態を晒していく。そんな母の姿に欲情した達也は、母のアナルを責めはじめ……(引用元:Amazon)


★★★★☆ お浣腸されるのね、今日も, 2008/12/14
お尻とお浣腸が今日も活躍する藤堂作品である。

本作の特徴は、未亡人女医のヒロインに対して息子とその先輩、男が2人出てくることである。しかも前半は息子より先輩の登場シーンが多く、見方によっては寝取られである。息子が嫉妬しないので強烈な破壊力こそ無いが、先輩に迫られ翻弄される母は何とも艶めかしい。

そして、その後は矛先がお尻へ向かう藤堂作品定番の流れだが、先輩が以前から関係していた別の女性から指南を受けた息子が母のお尻開発と調教を行なう展開が特徴的である。

当初は拒絶しながらも次第にお尻を開発された母はその後変貌を遂げていく。特に別の女性とお尻で交わったことを知って一気に変わる。息子のためにとお尻に化粧まで施すに至っては、最初の頃の面影がほとんど見られず「お母さん、どうしちゃったの?」という変わり振りである。

自信を深めた息子も次第に魔少年化していき、旅行先の海にボートで繰り出して母達に浣腸、その直後に入水させて何だかとんでもないことをさせている。お魚さんに餌やりって……。大爆笑ではあるが局地的な環境破壊では?との懸念も湧く変なシーンである。

最後は全員揃っての乱交じみた情交を迎えるのだが、できれば息子も母も想いの方向性をもう少しはっきりさせてくれた方が良かったかなという気がした。息子のご執心はなんだか母ではないように思えるし、別の女性と交わる息子を見ても嫉妬しなくなった母も、かといって先輩の方が良いのかというと必ずしもそう言い切れない曖昧さが残るのである。こうした要素により読後感がいまいちすっきりしないのが少し残念である。やはり男が2人出てきてこういう展開になるのは、読み手としてはあまり好きではないということか。
『ママの美尻』のレビュー掲載元


作中の台詞を用いたレビュータイトルの「今日も」に掛けてレビュー本文の書き出しに同じく「今日も」を入れているのですが…………ええ、自己満足です。(^^;)タラッ

しかし、お魚さんに餌やりって……もぅね、アンタ達、海中で一体何やってんの!(笑)と叫ばずにいられませんねwww

8月に出た作品で海ですからタイムリーですけどね。(^^;)

レビューではお固く「局地的な環境破壊」とか婉曲的に記しましたけど、もぅ、ホントとんだ浣腸脱糞男女ですよ!www

こんな素敵に大爆笑なシチュエーションが飛び出してくるから藤堂作品はクセになりますw





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美獣四姉妹-邪淫の血族(著:月里友洋、フランス書院文庫)

2007/1/24 発売

美獣四姉妹-邪淫の血族

著:月里友洋フランス書院文庫


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「今夜は私の身体でたっぷり酔わせてあげる」
四姉妹の家に足を踏み入れた瞬間、危険な誘惑が待っていた。
甘美なフェロモンに満ちあふれた、四つの禁断寝室----。
午前0時、青年の股間に朱唇を這わせる26歳と19歳。
昨夜は長女と......今夜は三女の寝室へ忍ぶ約束なのに。
愛しすぎる、淫らすぎる、美姉妹との誘惑パラダイス!


★★★★☆ 酒造りに打ち込む若者の青春物語, 2008/12/8
タイトルもサブタイトルも大いに間違っている。邪淫とあるが、決して邪ではない(ちょっと淫らかもしれないが)。そして美しくはあるが全くもって獣などではない。幼馴染み同様に過ごしてきた主人公と酒蔵の四姉妹、特に三女と交わした幼い頃の約束を10年越しに果たす甘酸っぱい青春物語である。

まず驚くのは日本酒の製法に関する、あまりにも詳細な記述。いつの間に日本酒の造り方ガイドを読み始めたのだろう、と勘違いするくらい事細かな記述と専門用語の氾濫。作者がよほどのマニアか清酒業界関係者で無ければ書けないレベルの内容である。このテに関心がある諸兄には、これはこれでおすすめできる。この酒造りの工程に沿った形で物語が進行する。

四姉妹はそれぞれ33歳、26歳、24歳、19歳で青い果実から熟れ頃まで幅広い(主人公は23歳)。ただ、四女はなかなかのオマセさんなので早熟と言った方が良いかも。

冒頭より主人公が次女の風呂の世話(いわゆる三助)をしているところから始まる。この四姉妹は奔放で開放的な次女と四女、お淑やかで奥ゆかしい長女と三女に別れるが、前半は次女や四女との交わりがメイン。幼馴染みの気安さからか主人公の前でも素っ裸で全然平気というあっけらかんとしたシーンが多い。

後半に長女とのしっとりとした情交を挟んで、ようやく三女との愛を育む展開へと繋がる。これまでにいろいろと小さな伏線が張られ、主人公と三女の気持ちのすれ違いなどもあり、それらが気になってどんどん読み進めてしまうのだが、ここへきてきっちり回収され、大団円的な5P(実際は主人公&三女と残り三姉妹の百合っぽい絡み)で幕を閉じる。

その間にも酒造りでトラブルがあったり主人公に大役が巡ってきたりとドラマは多い。組織のリーダー論のような記述もある。まさに2時間ドラマのような展開で、明るい未来への希望をもって終わる心地よい話である。
『美獣四姉妹-邪淫の血族』のレビュー掲載元


前年にあたる2006年に「フランス書院文庫パラダイス」というレーベルから出た『若妻保母さん-いけないご奉仕』と本作の他に「月里友洋」名義の作品が見当たらないのは少し勿体ない気がします。

それだけ本作は良かったのですが……。

酒蔵を舞台にした作品は割とあったりしますが、本作は例えば2011年に出た『酔わせてあげる』(著:橘真児、竹書房ラブロマン文庫)に似てるところもあるかな~と思います……って、こちらの方が後から出てるのですが。そして橘作品らしいコミカルさも満載でしたが。(^^;)



◆引用作品
2006/1/23 発売

若妻保母さん-いけないご奉仕(フランス書院文庫パラダイス)


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「今夜だけは子供みたいに甘えていいのよ」
人妻保母のエプロンからこぼれる、柔らか巨乳。
顔を埋めて、女香を嗅いで、揉みしだいて……
優しく淫らすぎる保母たちにぶつける男の欲望。
フェラチオ、お仕置き、アナル体験、3P奉仕。
夜の園内は男と女のいけない遊戯場!



2011/1/25 発売

酔わせてあげる(著:橘真児、竹書房ラブロマン文庫)


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下倉和樹は東京にある平林教材社の新入社員。休暇中、会社の先輩で美人の鬼本香澄美に誘われて、彼女の故郷に行くことに。香澄美の実家は越後の山間にあり、由緒正しき「造り酒屋」だった。ところが鬼本家に着くなり、見合いをさせられたくないから、家族の前で婚約者のふりをしてほしいと香澄美に頼まれて驚嘆する。しかたなく、婚約者のふりをする和樹であったが…。一方、香澄美は三姉妹の次女であり、未亡人で長女の詩乃、三女の真理奈とみな美人だった。北国の造り酒屋を舞台にして、酔いと快感に白肌を火照らせる三姉妹との桃色体験が始まる。







※各作品のあらすじはAmazonより引用。
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私は兄嫁…-貴和子・二十四歳の独白(著:鳴海英介、フランス書院文庫)

2000/06/23 発売

私は兄嫁…-貴和子・二十四歳の独白

著:鳴海英介フランス書院文庫


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隆くんが見ている……夫の下で悶える私の痴態を!
夫婦の寝室に侵入した少年の視線が貴和子を変えた。
欲深な本性が目覚め、淫らな罠がはりめぐらされる。
扉を開けて入浴、スリップ姿で昼寝、見せつける自慰。
思惑通り獣と化した義弟で、肉欲を満たす淫らな兄嫁。
エスカレートしていく行為は、もう過ちとは呼べない。
(引用元:Amazon)


★★★★★ 背徳に溺れる愚かな2人, 2008/12/8
淫らな欲望にスイッチが入った兄嫁と高校生の義弟の愚かな顛末である。

きっかけはどちらか。最初に兄夫婦の営みを覗いたのは義弟だが、これにより姦計を案じるに至ったのは兄嫁である。どっちもどっちだろう。ただ、自分から挑発しておきながら表面的にはあくまで義弟に迫られて止むを得ず、という態度と立場を最後まで維持する兄嫁の方がタチが悪い。全編に渡って兄嫁の視点で綴られ、自分が感じたこと、思ったこと、して欲しいこと、そのためにすること、その結果どうなったかなどが赤裸々なため、兄嫁の思うままに翻弄されていく義弟という構図になるからである。

前半は義弟に襲わせるための下準備。風呂を覗かせ、下着を盗ませ、スリップ姿の居間でわざと居眠りして身体を触らせる。仕上げとばかりに黒下着で自慰の最中に思惑が成功、関係を持つに至る。

ここまでならただの悪女だが、最後の一線を越えた義弟が思いの外暴走する後半で様相が変わってくる。夫が出張すると学校を休んでまで、それこそ一日中貪り続ける姿にその兆候は現れていたが、どんどんエスカレートする行いに兄嫁も戸惑いながら応じていく。なんかヤバいな、と感じつつも止められない状態である。

夫に悟られない振る舞いが不可欠な兄嫁、ストレートに想いをぶつけるだけの義弟、この違いが次第に表面化していく。狂い始める義弟、夫婦の営みを拒み始める兄嫁、これにより妻を緊縛してまで事を果たし始める夫。次第におかしくなる関係は、暴走を極めた義弟が無理矢理剃毛したことで決定的になる。

その後の結末を予測出来なくなるまで追い詰めたものは何か。兄嫁に溺れた義弟、その義弟を御しきれなくなるまで愉悦に溺れた兄嫁、やはりどちらも愚かだったと言うしか無い。ただ、結末を読む限りでは、さんざん楽しんで男を弄んでいたのに何だか女は得だなぁ、との感想にもなり、少々複雑な気分で読了する作品とも言える。
『私は兄嫁…-貴和子・二十四歳の独白』のレビュー掲載元


鳴海作品としては一応の最終作ですが、前作『私は罪深な看護婦-義母二十八歳』からさらに昇華した集大成的な内容の充実が見られます。



全編これ兄嫁の一人称。

常に受け身で描かれる淫猥この上ない官能描写。



義弟を誘い込む前半と、次第に常軌を逸していく義弟に困惑していく後半といった構成の妙。

そして、エスカレートが極まった果ての破滅。

独白という特徴的で特異な体裁ながら実に官能小説らしい官能小説だと思います。

恋に盲信し、独占欲に暴走する……男と女に生まれる普遍的な感情を官能方面へぐんと拡大解釈して出来た作品のようにも思えてきます。





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叔母と三人の熟夫人-いたずらな午後(著:楠木悠、フランス書院文庫)

2003/9/25 発売

叔母と三人の熟夫人-いたずらな午後

著:楠木悠フランス書院文庫


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「買いたいのは宝石じゃない。あなたよ……」
かすれ声で囁く人妻が、男のチャックをさげる。
剛直をしごく手つきは、優しく、そして激しい。
芳美、和代、美弥子……青年は誘われるまま、
熟夫人たちの濡壺を舐め、裏穴へ肉茎を埋める。
だが彼の想う女性はただ一人、叔母だった……。
(引用元:Amazon)


★★★★★ 官能と愛情のバランスに優れた作品, 2008/12/4
実に上手い。読了後の第一印象である。官能小説はファンタジーだと、非現実な煩悩世界を表現するファンタジーだと時折言われるが、ある意味本作こそ官能とドラマのファンタジーを実現しているのではなかろうか。

タイトルから判断すると叔母と併せて4人のヒロインに見えるが実は5人、考えようには6人にもなる。叔母の存在が本作の根幹を示しており、主人公の思慕の源である。

そして官能部分の多くは意欲旺盛な熟夫人達が務める。3人とも大変に貪欲で、変わった性癖の持ち主も2人いる。やや残念なのは、この2人の嗜好が程度の差こそ随分あるが同じ方向性にあること。被虐性である。

1人は主人公との営みにより見られる快感を得ていく。痴漢プレイを所望し、他の男にも触られてしまうが本人は記憶が飛ぶほどの愉悦を覚える。普段が凛としたクール美女なだけにそのギャップは凄まじい。もう1人は完全なM熟女。思いっきり引っ叩かれて悦んでしまう。この2人との情交は少々やり過ぎに思えた。

後半ではこの熟夫人3人入り乱れての盛大な4Pに突入するのだが、これで終わらないのが本作の贅沢なところ。そもそもこの熟夫人達に主人公をけしかけたのが叔母であり、主人公が想いを寄せていた人の妹だからである。

叔父の後妻に入ったのがその実妹という複雑な関係なのだが、容姿の似た妹叔母に主人公は姉叔母の姿を見て淡い思いを募らせ、妹叔母も熟夫人達の相手をする主人公に嫉妬の炎を燃やし始める。ここで姉の気持ちを理解して自分も同じ道を歩むことを決意するのだが、主人公と妹叔母との情交中に双方があるものを見て間違いに気付き諭されるという、実にファンタジーな展開がクライマックスに用意されているのである。

最後に気持ちを整理した主人公が下した決断は、少々寂しく切ないながらも正しい選択だと思う。絡まるドラマと濃密な官能がバランス良く配された見事な作品である。ちなみに本作は2003年のフランス書院文庫年間No.1ヒット作とのこと。
『叔母と三人の熟夫人-いたずらな午後』のレビュー掲載元


年間 No.1 ヒット……「黒本」2003年のベストセラーってことですね。

長編としては3作目ですしデビュー2年目ですから快挙というか偉業というか、なかなか凄い実績ですよね。



本作は叔母が顛末の仕掛人でもあるのですが、最後の最後で自分の首を絞めることになるんです……この嫉妬が堪らん!でしたわwww

しかも、この叔母には姉がいまして、これが主人公の真の想い人でもあるのですが、この扱いが実にファンタジー。

緻密に練られた作品だったな~と感じました。





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ママと女教師と(著:宝生マナブ、マドンナメイト文庫)

2008/2/18 発売

ママと女教師と

著:宝生マナブマドンナメイト文庫


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才色兼備の大学講師・仁美は男から疎まれ悶々としていた。そんなある日、系列の中学校へ赴任することになるが、そこで生徒の洋と出会い、仁美の欲望は暴走しはじめる。ある事件をきっかけに洋の母・祐子も巻き込んで……。期待の新鋭によるノンストップエロス!(引用元:Amazon)


★★★★☆ エッチにならなきゃ、先生、留年させちゃうからね!, 2008/12/3
あまりに美人過ぎて男が近寄らず悶々としているエリート女教師が、息子の成績ダウンに悩む実母と結託して「勉強頑張ってテストで満点取ったらご褒美ね」作戦で中学生を籠絡する話。

そもそもこの中学生は先生と実母に想いを寄せているため、渡りに舟とばかりに勉強を頑張る。もとより優秀なので満点取るのは難なくクリア、先生と実母からいろんなご褒美を貰ってウハウハという展開なのだが、これは中盤以降から。

前半は男に縁が無いと嘆く先生の妄想ワールド全開な自慰シーンの連続である。

このエスカレート振りがまた激しく壊れ気味で、破廉恥な下着を身に着け、大人のオモチャを買い漁り、学校のトイレや研究室での激しい自慰にまで発展していく。実際の経験は少ないのに妄想でヤリまくりヤラレまくりな姿がちょっとイタい気もする。

そして、美貌の後妻である実母も同様な立場で過ごしてきたことが判り、同類相哀れむ的な親近感を得ていく流れが悪くない。その先生のアドバイスで息子を挑発する実母も可愛らしく、途中からは類は友を呼ぶ結託と連携で、学校での個人補習、帰宅後の自宅学習、それぞれのご褒美がどんどん与えられる。

最後は期末テストの全科目満点のご褒美と称して学校での盛大な3Pで幕を閉じる。実はここで初めて最後の一線を越える流れなのでセックスシーンはとても少ないが、その分「ご褒美」がいやらしいので不満はそれほど感じない。本編だけなら星3つだが、先生と実母の可愛らしさとスケベさが全開なところでプラス1である。
『ママと女教師と』のレビュー掲載元


主人公の扱われ方が、もぅほとんどオモチャですなw

ただね、ショタコン風味で少年を可愛い可愛いと愛でる熟女ヒロインって、DSKのツボなんですよww

で、若干妄想過多でイタいヒロインも嫌いじゃないwww

そんな、面白味と楽しさのある作品でしたね。





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処女高校教師・紀子(著:鳳春紀、フランス書院文庫)

1996/1/24 発売

処女高校教師・紀子

著:鳳春紀フランス書院文庫


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新任高校教師・一条紀子が処女だったとは!!……
清純な美貌以上に清らかで麗しき恥肉が晒された!
震撼する22歳の裸身、抗う紀子に襲いかかる、
教え子、同僚教師……欲望に狂った肉塊が今、
狭隘な体内へ強引に、蜜にまみれて入っていく。
そして紀子は初体験で肉悦に奮えはじめた……。


★★★★☆ 生娘の変貌, 2008/12/2
タイトルの通り22歳の美人生娘教師が教え子、同僚教師、学校警備員に狙われる話。学校という閉鎖的な場所ならではの出会いと行いがふんだんに描かれていてなかなか官能的である。

前半はあと一歩のところまで迫られながら何とか切り抜ける展開。しかし身体は愉悦を覚え恍惚とした反応を見せるためにむしろ好き者と誤解される。後退りして壁などが背中に当たりこれ以上逃げられないという演出が何度かあり、その切迫した感じにそそられる。

その後も、特に同僚教師のしつこく強引な誘惑があり、階段の下でまさぐられたりするのだが、表向きは拒否しながらも実はその中途半端さに物足りなさも感じたりしている。

未体験ながら外堀だけはしっかり埋められているのだが、この辺りまでは生娘らしい、あまりに無知な言動もある。

そして初めては教え子によって突然もたらされる。まさか初めてとは知らない教え子の激しい責めに悲鳴をあげ続ける先生が痛々しい。

その後は同僚教師の誘いに嫌悪しながらも従ってタクシー内で交わされて大いに感じて我を忘れ、運転手さんにも自らお口で奉仕したり、図書室では教え子からの求めに応じたりしてどんどん墜落していく。そして、この秘められた淫らで被虐的な魔性を見抜いた同僚教師が尊大に振る舞い始め、校長室での警備員を交えたクライマックスへと繋がる。ただ、これが最後のシーンなのにやや淡泊に纏めた感があって残念である。

あと本作の根幹に関わる疑問というか違和感なのだが、先生の乱れ方あるいは堕ち方の落差が激し過ぎるように感じる。そもそもの抵抗や拒絶も弱いため貞操観念に乏しい印象を受けるのである。清楚な先生の変貌を描く意図は汲み取れたが、その匙加減がちょっと違うなぁと感じて乗り切れなかったところもある。
『処女高校教師・紀子』のレビュー掲載元


全18作を数える鳳作品の7作目にあたるのが本作です。

基本的には凌辱作品と呼んで差し支えないと思いますが、迫られ、責められる中に潜む女の性というか業みたいなものを描こうとしているのでしょう。それを、全く以て無知な生娘の段階から次第に堕ちていく変わりっぷりで描こうとしているのでしょう。

そんな気がしますデス、ええ。

確かに「初めて」を過ぎてしまえば、それが2回目であれ12回目であれ経験の豊富さという違いはあるにせよ「経験者」に変わりありませんからね。

まぁ、あれだ。初めてのれんをくぐった飲食店なら2回目以降は常連気分なのと一緒だ。(^^;)チガウカ?





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家庭教師と二人の熟妻(著:楠木悠、フランス書院文庫)

2002/6/24 発売

家庭教師と二人の熟妻

著:楠木悠フランス書院文庫


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家庭教師先の母親が、昔憧れていた先生だったなんて!
ガードルに覆われたボディラインの誘惑的な曲線に!
記憶の中より確実に豊かになった乳房が今、露わになる。
「毎日家に来て、私を狂わせて。お願いだから」
叶わなかった夢が、倒錯した思いが現実になる至悦の時、
二人に忍び寄るもう一人の熟妻が甘く危険な罠を巡らす!
(引用元:Amazon)


★★★★★ あまりに貪欲でしたたかな変貌を遂げる熟女達, 2008/11/28
これが長編デビュー作だという。ならば驚くべき完成度である。早生の天才肌な作者とお見受けする。家庭教師の主人公、義母とその息子、後半より登場する実母、それぞれの登場人物にドラマがある。

主人公と義母はかつての生徒と先生である。義母と夫との仲は冷めている。息子は未だ義母を母と認めていないが女性として憧憬に似た淡い想いを抱いている。止むに止まれない事情で離婚した実母は復縁を望んでいる。これだけの要素を実に上手く絡み合わせながら破綻の無いストーリーを組み立てている。内容が濃い、分厚い印象を受ける。重厚とも言える一筋縄ではいかない作風である。

始まりはお互い軽い火遊び感覚ながら、主人公にとって義母は初恋の人だっただけに、また義母もかつて憎からず思っていた生徒だっただけに、次第に真剣な恋へと昇華していく様が丁寧に描かれている。また、復縁への取引で始まった実母との関係は、主人公が優位な立場にいるためか高飛車な振る舞いが目立ち、義母との違いを際立たせるのと同時に実母の被虐性を開花させることにもなっている。

その後エスカレートした主人公の欲望が過激さを増し、それに答える義母と実母との相乗効果で怒濤のエッチシーンへと向かう。義母には息子との相姦を強要し、実母には露出を強いる。それぞれに意味と思惑あっての行動なのだが、ちとやり過ぎではとも思えた。ただ、それら恥辱を越えてなお貪欲に主人公を求める義母や実母の姿にも呆気にとられるのだが。

しかもクライマックスでの3Pは熟女の欲望ここに極まる凄まじいまでの乱れぶりである。さらにエピローグでは息子をさらりと再登場させながら熟女達のしたたかな一面も秀逸に描かれている。巧みなストーリー展開の前半、濃厚に淫らな後半と2つ楽しめる作品である。
『家庭教師と二人の熟妻』のレビュー掲載元


オビに記された文言が利いてますね。



シティ派
熟女系
倒錯作家
衝撃のデビュー!




牧村僚先生も一言寄せてますし、当時の期待度が表れています。



少年を主人公に据えることの多い相姦誘惑路線で、例えば本作の家庭教師のような大人を主人公にするのは楠木作品の特色と言えます。

とりわけ本作では、顛末の中心にいて、万事に干渉・介入しながら同時に傍観者のようでもある主人公の立ち位置に妙味を見ることができると思います。





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熟女教師-三十二歳の魔性(著:新堂麗太、フランス書院文庫)

2002/8/23 発売

熟女教師-三十二歳の魔性

著:新堂麗太フランス書院文庫


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もっと先生の××を触って、もっと熱く勃起して。
漢を誘うように密着する美熟教師32歳の女体。
乳房を押しつけ、吐息を吹きかけ、火照る美貌には
教壇で見せる英語教師の清楚さはどこにもない。
満員の通学電車、奈々子が教えてくれる女の秘密。
魔性の罠とも知らず、甘く危険なレッスンに溺れる少年……
(引用元:Amazon)


★★★☆☆ ヒロインの姦計に堕ちる主人公, 2008/11/27
驚いた。これまで多くの新堂作品を読了し、既に解った気でいた。事実『女体授業-二人の家庭教師』では解った気になって新堂作品の総括じみたレビューまで記してしまった。解っていなかった。こんな異色の作品があったなんて。見逃していたと反省しきりである。メンゴ。

何に驚いたかと言うと本作はダークなのである。新堂作品(黒)である。不穏な噂に振り回され、疑心が生まれ、誤解が誤解を招く悪循環。読みながら「ああ、違うのに」と歯痒くなる展開が続く。

それも全て妹の担任教師の姦計である。そう、悪女の登場である。清楚な出で立ちに柔和な雰囲気を醸す学校一の美人教師に隠された淫らで我が儘な本性は、さながら糸に絡み付いた虫を手繰り寄せる蜘蛛のように(実際の蜘蛛は糸を手繰り寄せたりはしないがイメージ的にそんな感じで)じわりじわりと追い詰めていく。目的は兄妹の仲を引き裂いての兄の服従。しかも結構えげつない。

実はもう1つの驚きが、本作が新堂作品には極めて珍しい「痴漢」モノという点なのだが、これにより愉悦を開発された妹が他人に触られても平気になってしまい、さらにはその手を兄のものだと妄想して感じてしまいながらも奪われた兄を取り戻すべくさらに淫らになろうと、間違った決意を固める姿が痛々しく、バッドエンドと言っていい結末である。

2作目ということで意欲的に凝った展開に取り組み、ストーリーも良く出来てると思うが後味の悪い結果になってしまっている。作者も同様に感じたのか、その後の作品はデビュー作の路線に戻っている。あと、章立てを短く細かく切っているためか肝心のエッチシーンが物足りないまま次章にいってしまう。これは致命的。
『熟女教師-三十二歳の魔性』のレビュー掲載元


新堂作品としては異端とも言えるほどの異色作ですね。



黒新堂ですw



デビュー作から順番に読み進めた訳ではありませんでしたので、こんな作品があったことに気づくのが遅くなりました。

本当に、こんな作品があったんだ、といった印象です。



にゃらさんのブログでは本作が詳細に解説されています。
新堂麗太「熟女教師・三十二歳の魔性」 - 誘惑官能小説レビュー







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美熟女ツーリング(著:葉月奏太、廣済堂文庫)

2012/8/18 発売
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会社の上司に嫌気がさし、辞表を出した喜多野友彦は、かねてから憧れの北海道へツーリングへ行くことにした。カーフェリーで苫小牧港に到着、さあ上陸して自由を満喫しようと意気込んだがバイクのエンジンがかからない。困っていると黒革のライダースーツに身を包んだグラマーな美女が颯爽と現れた。胸元の谷間がチラリと見え、息を呑むほど色っぽい…。童貞の友彦が年上の美女たちと次々と出会い、痺れるような快楽を味わっていく、著者会心の官能ツーリング小説。


★★★★☆ 作風の「型」と作者の「思い」を埋め合わせる過渡期の作品, 2014/4/29
男達から迫られる女の悩ましさと艶めかしさが全開の、全3作のシリーズとなる『二階堂家の兄嫁』(双葉文庫)の第1作を本作の約7ヶ月後に上梓する作者の現況から見れば、その作風の違いに本作はいかにも過渡期の作品群の1つと言わねばなるまい。

バイクのツーリングを絡めつつも北海道の旅情を舞台とし、行く先々で知り合う女性との逢瀬を繰り返しながらも最後は本命と……というテンプレな構成を踏襲しながら何とか作者自身のカラーを出そうとする意図が作中に見え隠れしているように感じる。その意味では主人公の上司にあたる人物はとても良かったと思う。つまりは、作者が今の割と自由に執筆できるポジションを得るために必要な作品の1つだったのではなかろうか?と推測するのである。

それぞれに魅力があって主人公の遍歴を彩るサブヒロイン達も良く、後に本命となるヒロインにも謎めいた雰囲気が湛えられていて良い。ツーリングの行程がそのままヒロインを追いかける形になっているのも、憧れ、恋した女性を追う男の姿そのものと言える。その代わりに本命との情交は最後までお預けである。

官能面も概ね良好ではあるが、物語として最後の最後まで本命ヒロインに謎めいた部分を余韻として残したのは好みが分かれるかも。読み手たる男としては「察してね」というよりハッキリさせたいものである。
『美熟女ツーリング』のレビュー掲載元


廣済堂文庫から出された作品ですが、バイクのツーリングという、ある意味ではど真ん中ストレートなスタイルを盛り込みつつ北海道の旅情をベースにしている点では、例えば2作目の『誘惑天使-艶めく大草原』や4作目の『おねだり牧場娘』(ともに竹書房ラブロマン文庫)といったテイストに似ていると思います。

この2作品には共通して感じることがありまして、こぅ、何と言いますか、本来的に描きたいことを控えてテンプレ展開を採用して作品を上梓したんじゃないのかな~?そして本作もそんな流れで描き上げたんじゃないかな~?

……DSKの勝手な想像ですよ?(^^;)

出版社からオファーがあって執筆する訳で、それには当然ながら〆切りが存在しますから、その日までを逆算して執筆を開始するにあたっては「今回は熟考してアイデアを練る時間もなさそうだし、編集側から求められている要素もあるし……」とか判断して、プロット作成から執筆に入るまでを手際良く進めるためにも「型」から入る時があるのかな~?と思いましてね……仕方なしの消極的な選択という場合もあるでしょうけれど、そればかりでもないでしょうし、それはそれで最終的に良い作品になればいい訳ですから、表現者でありながら「売れてナンボ」といった尺度も求められる中で様々なチョイスをしていくんじゃなかろうか~?と。

……DSKの勝手な想像ですからね?(^^;)タラッ

それでこつこつと実績を積み上げていった先に作風よりも作者自身が優先される形のオファーが舞い込むような、そんな存在……要するに売れっ子作家ですよね……になっていくのかなぁ~?とか思ってみたり。(^^;)ダラダラ

【新作情報】


平成夜這い日誌(2014/5/15)双葉文庫
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「おまえは今日から七代目の夜這い屋だ」。郷里に帰省した大河内和夫は、父親から唐突に告げられる。村の平和は女たちの身体を鎮めることからという考えのもと、庄屋の末裔である大河内家の当主は代々「夜這い屋」という裏稼業を担っているというのだ。否応なしに跡を継いだ和夫だったが、実は未だに女を知らぬ身で…!? 日刊ゲンダイで圧倒的支持を得た人気連載、待望の書籍化。

面白味のある設定と展開が期待できそうです。
あらすじを読むだけでも独自性があると思いませんか?
もぅ一皮剥けた存在になっていませんかねぇ~?


廣済堂文庫 葉月奏太
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人妻26歳は現役女子校生(著:安達瑶、マドンナメイト文庫)

2005/02/18 発売

人妻26歳は現役女子校生

著:安達瑶マドンナメイト文庫


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体操着を盛り上げるEカップの膨らみ。ショートパンツからはみ出た豊満なヒップ。26歳人妻が現役女子校生になったために学園は大混乱!教師や義理の息子もその成熟した色香に惑わされてしまう。果ては不良グループや痴漢の餌食になり……


★★★★☆ 勧善懲悪を実現するヒロイン, 2008/11/26
本作の設定はタイトルですぐ判る。実にありえない設定だが登場人物はマトモである。漫画みたいな気軽さで読むと楽しめる。最初は、突然現れた人妻女子高生に校内は騒然、クラスメイトだけでなく教師からもPTAからも迫られてアレレ~みたいな予想をしていたが随分と違うストーリーだった。

そういう展開もあるにはあるが、このヒロインが意外に真面目で正義感に溢れているため、輪姦、痴漢、売春といった女子高生達の危機を、まさに身体を張って救う勧善懲悪物だったからである。

しかし当然ながら、そんな危機を簡単に撃退できるハズもなく返り打ちにあう展開が挟まれる。不良どもには凌辱され、痴漢のテクニックに翻弄され、ヤの付くアブナイ職業の人には未知の絶頂世界に連れて行かれそうになる。もぅ堕ちる、という一歩手前まで責め込まれながらもギリギリで踏張って解決に導くのである。

こうした事件の合間にヒロインが漏らす悪党どもへの憤り、性暴力への怒りの言葉が、全くの正論で天晴れ。

また、体育教師や義息のクラスメイトから迫られた時も、後腐れ無く一度限りと、その後を突っぱねているし、実は欲情した義息からも迫られているのだが、血縁が無くても親子だからと最後の一線は越えさせない。後をズルズル引きそうなところピシャリと拒絶する気っ風の持ち主なのである。

設定こそ非現実的だが、このしっかり芯の通ったヒロインのおかげでリアリティある快活な印象をもたらす内容になっている。ただ、エッチシーンがもう少し濃厚だとさらに良かったと思う。特に高校生が早く達し過ぎ。
『人妻26歳は現役女子校生』のレビュー掲載元


【安達 先生のお名前に関する注意事項】

この 瑶(ヨウ)の文字ですが、通常はIMEに登録されていないことが多いです。

ええ、ありそうで無い文字の代表みたいなのが 瑶(ヨウ)なんですw



ちなみに、訓読みは たま。(意外)



旧字体に がありまして、あの機動戦士でセイラさんを演じた「井上瑤(いのうえ・よう)」さんはコチラを使います。

で、似たような文字を探そうとしてついつい「はるか」で検索しちゃうと が出てくるんです。(^^;)タラッ



おぅ、これだ!と勘違いして「安達遥」としてしまうと……あるいは旧字体で「安達瑤」にしてしまうと……違いますからね。「安達 」ですからね。お間違えのないよう。m(_ _;)m



と言いますのも、安達先生ご自身もサイトで筆名について言及されていましてね。(^^;)

もっとも、安達先生方と申し上げるべきですが。





さて、ようやく本作についてですが(笑)、まずタイトル見て、あらすじ読んで……やっぱりフツーは色モノ的なノリを想像しちゃいますよねぇ~?ww

もぅ、この時点で安達先生方にはお詫び申し上げねばなりません。

もっとも、それを見越した敢えてのタイトル付けで内容とのギャップを狙った高等戦術だったのでしょうか?

26歳の人妻ヒロインが女子高生となって学校に赴き、いろいろと狙われながらも学校の内外に蔓延る 悪を退治する 意外さが痛快な作品でした!(^^)

見方によっては普段から実は危険に晒されてもいるんだよ、という女子高生の立場を奇想天外な設定のヒロインで象徴的に示したのかもしれませんねぇ~。



◆新作情報
2014/4/11 発売

生贄の羊-悪漢刑事(祥伝社文庫)


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地方都市・鳴海で悪徳刑事と恐れられていた佐脇。そんな彼に東京の警察庁への出向命令が。呼び出したのは因縁浅からぬキャリア官僚・入江。彼は知人の娘を捜し出すよう依頼した。探偵のような任務を何故佐脇が?やがて娘はアイドル候補として半グレ集団に囚われていて、背後に入江の出世争いのライバルがいることがわかるのだが…。悪徳刑事、首都で大暴れ!



『わるデカ』と読むシリーズが長く続いていますが、その最新作が出てます。(^^)





※各作品のあらすじはAmazonより引用。
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未亡人家庭教師と未亡人兄嫁(著:弓月誠、フランス書院文庫)

2007/05/23 発売

未亡人家庭教師と未亡人兄嫁

著:弓月誠フランス書院文庫


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喪服から垣間見える雪白の肌が眩しすぎる兄嫁・由衣。
豊乳をわざと密着させてくる隣家の家庭教師・優香。
慎ましくも麗しい、未亡人という禁断の果実がふたつ。
セクシーな下着の脱がし方も、乳房の優しい愛し方も、
キスもクンニも××も、すべて教えてもらいたい!
35歳と29歳、少年を惑わす最高の未亡人生活、開幕!
(引用元:Amazon)


★★★★★ シンプルに要点をしっかり押さえた良作, 2008/11/24
別の弓月作品に対してストーリー展開の唐突さやヒロインが誘惑に至る動機の弱さなどで苦言を呈したことがあるが、それへの回答のような抜群の内容である。脱帽です。

未亡人となった兄嫁への長年の想いと、いつしか主人公の義弟を男として意識していた兄嫁の想いが交錯、きちんと兄嫁からストレートに主人公を誘惑する基本に忠実な演出で始まる。当初は困惑と葛藤があったものの、主人公を想う気持ちに正直になる覚悟を決め、積極的に振る舞い始める兄嫁との蜜月の最中に隣の未亡人との関係も始まる。

これまた王道展開なのだが、かつて家庭教師として主人公の高校入学に貢献した隣の未亡人は、以前からの想いと結婚の真相を主人公に告白、これからは自分の意志で生きることを決意したと吐露するのである。この2人のヒロインの、立場と境遇こそ違えど、主人公を想う気持ちに嘘偽りなく、深い深い愛情で主人公に迫る姿に好感が持てる。

また、その想いが双方相譲らず、甲乙付け難い真摯なものだからこそ主人公も悩む。己の下半身はともかく気持ちだけは誠実であろうとする主人公もイイ奴なのである。

隣の未亡人との関係に気付いた兄嫁が嫉妬心を押し殺して主人公と交わる野外のシーンが印象的。大人の対応を心掛けながらもついつい隣の未亡人と自分とを比べ、自分を選んでくれたと素直に喜ぶ姿が可愛い。対抗意識からか大胆に振る舞ういやらしいシーンである。

そして主人公は最後にある決意を固めるのだが事態は思わぬ方向へ。弓月作品にしては比較的珍しい結末を迎えることとなる。むしろ、あれだけ頑張ったヒロイン達なのだからこうでないと可哀想だと思える納得の結末である。全編を通して、そして最後まで読後感も申し分無しの良い作品である。
『未亡人家庭教師と未亡人兄嫁』のレビュー掲載元


これは良い作品でしたナ~。(^^)

こぅ、ストーリー展開や登場人物達のやり取りが淀みなく進んでいましたし、これがまた胸キュンなんですよぉ~。(*^^*)

で、結末もこれまでとは異なり、遂に弓月先生も採用したか、といったものでした。

やっぱ報われないヒロインは可哀想ですものねぇ~w



設定よし
展開よし
結末よし


まさに三拍子の揃った作品だったと言えるでしょう……いや



にゃらさんのブログでも紹介されています。
弓月誠「未亡人家庭教師と未亡人兄嫁」 - 誘惑官能小説レビュー





官能よし

四拍子でしたwww





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奥様の熟尻(著:藤堂慎太郎、マドンナメイト文庫)

2007/7/19 発売

奥様の熟尻

著:藤堂慎太郎マドンナメイト文庫


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優等生の圭祐には、じつは熟女好きという性癖があった。隣に引っ越してきた人妻・千秋にも手を出してしまう。そんな時、二人の関係を知った元セフレの熟女・絵理は、千秋を監禁調教するという大胆な行動に出る。だが、それを機に禁断の三角関係が始まり……(引用元:Amazon)


★★★★★ そこは王子様だけのものよっ, 2008/11/20
藤堂作品である。お尻である。浣腸である。以上である。なのでヒロインのセリフであるレビュータイトルの「そこ」が「どこ」を指すかは明白である。

いつもならこれで藤堂作品の説明は終われるのだが、本作では浣腸がさほど目立たない。その代わりに目立つのがずばりヒロインである。隣に引っ越してきたところを高校生の主人公が見初めるのだが、最初は清楚で貞淑なのが欲情のスイッチが入ると淫らに豹変する。このギャップが激しい。

そして情事を重ねるうちに、実はお尻でも感じる、むしろお尻の方が激しく感じることを主人公に気付かれ、それ以来お尻一辺倒になる。この辺りは藤堂作品らしい流れ。さらにの鞭の悦びまで知ってしまい、主人公に隷属的になっていく展開は、これもまたヒロインの豹変であるのと同時に、あれほど淫らに豹変した勢いが後退して違和感を覚えた。

その後、主人公の同級生の母が出てくるが、これが主人公のセフレという設定である。この同級生ママが最近かまってくれないと憤り、大胆な行動に出る。これによりヒロインが主人公に加えて同級生ママからも責められる事態に発展するのは意外な流れだった。

というのも、同級生ママが悪役のポジションにいるので、いわゆる寝取られ感が思いの外あったからである。翻弄され恍惚の表情を同級生ママにも見せるヒロインに主人公も拗ねてるし、確かにちょっとヤだなと感じた。

しかし、最後でヒロインの逆襲という胸のスカッとするクライマックスが嬉しい驚きだった。しかも同級生ママとも和解しながら主導権まで奪う超展開。受けにまわった同級生ママが可愛らしくなるオマケ付きで、最初の豹変が復活して読み手の違和感も解消する高度な演出である。貪欲過ぎるヒロインがいろいろと頑張る姿が魅力の作品である。
『奥様の熟尻』のレビュー掲載元


レビュータイトルは作中でのヒロインの台詞なんですけど、レビュー内では伏せてあるものの「そこ」は言うまでもなく お尻 のことでして(笑)、それを 王子様だけのもの と例える辺りに藤堂作品の面白さがありますよねw

で、この作品の良いところは、後半から出てくる主人公の元セフレが(今のセフレである)メインの隣人妻に逆襲を仕掛ける件で妙にねちっこい色責めを施すんですよ。



これが実にいやらしい!



しかも、熟女同士の百合的なカラミなのに何故だか寝取られとほぼ同等の感覚になりましてね。

メインヒロインが感じれば感じるほど「ぐぬぬ」な気分になるという……。

それ故にクライマックスの再逆転劇が痛快に写るという効果がありましたね。





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ふたり暮らし-義母と甘えん坊な僕(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

2014/4/23 発売
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「ずっとママが好きだった。ママとしたいんだ!」
陽一に抱きつかれたとき、藍子の中で何かが壊れた。
抑えこんでいた男と女の感情を爆発させる母と息子。
互いの秘所を貪り、肌を擦り合わせ、肉を繋げる。
狭い部屋で「恋人」同士のように絡まり合う日々。
36歳の義母と少年、ふたりきりの青い世界!


★★★★☆ 作者初の単独ヒロインも変わらぬ激甘テイストで, 2014/4/27
1985年4月に『叔母・二十五歳』(著:鬼頭龍一、現在はフランス書院文庫-センチュリー・ルネッサンスより再販)で創刊した官能小説の草分けにして今も最大手の老舗が、29年ちょうどの時を経た2014年4月で通算2000タイトルを突破したことにまずはお祝い申し上げる。その記念すべき節目として選ばれたのが本作である(オビを見ると選ばれた理由も分かるというものである)。また、本作は神瀬作品として初の単独ヒロインであり、その新たな挑戦もまたレーベルの未来を重ねようとの思いがあるのかもしれない。

16歳の高校生主人公に相対する本作唯一のヒロインは36歳の母である。サブタイトルが盛大にネタばらししているのだが、実母だと思っていたら義母だったというドラマが実は冒頭にあり、これが日頃より想いを馳せていた主人公の行動のきっかけとなる始まり方である。

1人のヒロインを最初から最後まで描くために、母は当初あくまでも「母」として息子(主人公)に接しているのは定番であり、その意味では過去の単独ヒロイン相姦作品の例を踏襲しているとも言える。ただし、基本的には真面目でしっかりしているもののサブタイトル通りに甘えん坊でもある主人公が想いを成就すべく大胆に行動してくる中で、それに困惑しながらいなしつつ諌めようとする母の振る舞いには例えば『二人の先生は僕の危険な恋人』(著:秋月耕太)の前半に見られた関係と似たものも感じられるため、最近の「迫る男に困惑する女」の構図も上手に取り込みながら高い淫猥度が追求されているようでもある。実はアクシデント的ながら交わるのはとても早かったりする珍しさもあるが、これはノーカウントと見る向きもあろう。

しかし、息子への想いと焦らされ続けて燻り捲る発情と欲望が禁忌の懊悩を超え、度重なる迫りにとうとう観念するかのように体を許すのが中盤の終わり頃なため、裏を返せばそこまでは頑なに最後の一線は守り通す母だけに、官能面では僅かばかりの物足りなさもあると言わねばなるまい。代わりに想いを解放して以降の終盤はヤリ捲り三昧ではあるのだが、所々で説明的に端折られてしまうためにギャップの破壊力をもう少し望んでしまうかもしれない……もっとも、神瀬作品だからこその贅沢な話であり、一般的な尺度ならば相当に淫猥ではあるのだが。

あと、最後の最後まで存在感が無きに等しかった父親を絡めた結末は余りにも歪過ぎる「新たな家族」の姿ではあるが、同時に神瀬作品らしい妙味のある幕の引き方とも言えるものであり、そもそも最後の最後まで「母」でい続けようとすることで引き起こされる悲劇が常だった過去の相姦作品群に比べ、息子の恋人として「女」にメタモルフォーゼするのは最近のテイストでもあり、元よりその歪な愛情物語こそが神瀬作品の真骨頂だとすれば、本作は王道的な単独母子相姦の流れにありながら、同時に徹頭徹尾作者のカラーに染め上げられた、まさに神瀬印の作品でもあると言えるだろう。

個人的には、真摯な愛情を真っ直ぐに貫き通してきた息子が最後の段になって玩具を用いた軽い調教気味の責めを施したのは決して悪くはないのだがちょっと色が違うと言うか、スイーツバイキングで様々な甘さを堪能していたら最後に何故かニンニクからっきょうが置いてあって「?」みたいな違和感というか、つまりは蛇足だったかなと思わないでもなく。
『ふたり暮らし-義母と甘えん坊な僕』のレビュー掲載元


1985年4月に産声をあげたフランス書院文庫の記念すべき2000冊目の作品であります。

節目となった本作より、フランス書院文庫作品に「0001」から振られている4桁の通し番号は4000番台となりました。

本作が4001であります。

なぜ「2000」ではなく「4001」へ飛ぶのかは過去の記事をご覧ください。

本作発売の前月にあたる2014年3月できっかり29年が経過し、その時点での通し番号が「1995」まで振られましたから、単純計算してもこの29年間でコンスタントに作品が出ていたことが分かります。

1995冊÷29年(348ヶ月)=5.73275862068...



何があって計算結果が「6」に満たないのか分かりませんが(^^;)、それでも長きに渡って毎月6冊刊行を維持し続けている事実に驚愕と畏敬の念を禁じ得ません。

我々、桃色煩悩の人々(笑)に多大な恩恵をもたらしてくださったこと、これからももたらし続けるであろうことに改めて感謝致します。

ありがとうございます!

これからもよろしくお願い致します!





さて、本作は神瀬知巳先生初の単独ヒロイン作品でもあります。

親子の関係が少しずつ変化していく中で、16歳の息子から迫られて困惑し、抵抗しながらも同時に昂らされ、悶えさせられ、焦らされた果てに「女」へと昇華していく36歳母のしっとりした妖艶さが堪能できます。

2000冊の節目な作品ですが、イマドキテイストの、そして何より神瀬印の作品と言えるでしょう。

機会があったら是非ともまた単独ヒロインにチャレンジしていただきたいですね。(^^)



にゃらさんのブログで紹介されている本作の記事です。
神瀬知巳「ふたり暮らし【義母と甘えん坊な僕】」 - 誘惑官能小説レビュー

愛好家Sさんのブログで紹介されている記事はコチラ。
4001『ふたり暮らし【義母と甘えん坊な僕】』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2014/04 発売●あらすじ酒に酔って暴力をふるう父から離れ、母と二人暮らしする少年が、母と血縁関係がない事を知り、母への恋心を押さえきれなくなって、上司に酔わされて帰ってきて眠る母と関係を持ったのを機に、深い仲になっていく。●登場人物【浅倉陽一】16歳。童貞。高校一年。家計を助ける為にパン工場でアルバイトしている。鷹夫と清...
4001『ふたり暮らし【義母と甘えん坊な僕】』





そして、本編の「続き」と言いますか「その後」を知りたいアナタに朗報!

フランス書院の公式サイトより電子書籍が出ています。

ふたり暮らし-義母と甘えん坊な僕〈ダークサイド編〉
2014/9/5 配信
XMDF形式
フランス書院文庫換算 63ページ
「最高の二人暮らし」には、まだまだ続きがあった!甘すぎる禁忌すぎる快美な恍惚にとことん溺れていく母子――藍子と陽一。想いをぶつけ合い、お互いの身体をむさぼり絡み合う濃厚な日々の果てには、「縄」と「ローソク」に彩られた素敵な「ダークサイド世界」が待っていて……官能小説の「神の子」神瀬知巳が本当に描きたかった母子相姦の真髄がここに!(引用元:フランス書院公式サイト)



お父さん(夫)と同居したハズですが「縄」と「ローソク」って、どこでヤッてるんですかね。(^^;)タラッ





ここで、ちょっとしたお知らせ。(^^;)



2013年9月から始めてきました拙ブログですが、これまでは発売年別の作品数ばかり気にしながら進めておりました。で、ふと見てみますと本作で官能小説全体の通算ご紹介作品数がなんと400に達することとなっていました。(^^;)

日頃のご愛顧とともに感謝御礼申し上げます。

「黒本」節目の2000冊となる作品で拙ブログのご紹介400作品を迎えられたことは……ギリギリになって気づいたので多少は狙いましたが(笑)……このうえない喜びであります。

書籍サイトに投稿したレビューを改めて振り返るという構成はブログを開始してから思いついたものですが、自分でもことのほか気に入っておりますw

過去の作品に再度目を向けるだけでなく、新作にもブログならではの違った角度で内容をご紹介できる面白さを感じております。

ご紹介すべき作品はまだまだありますから、今後とも拙ブログとともに官能レビュアーDSKをどうぞよろしくお願い申し上げる次第です。m(_ _;)m

フランス書院文庫 神瀬知巳
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青い罪-継母と義姉妹と僕(著:宮園貴志、フランス書院文庫)

2007/03/23 発売

青い罪-継母と義姉妹と僕

著:宮園貴志フランス書院文庫


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「オナニーがしたくなったら、私の部屋でしていいわ」
「初めてだけど......私もお義兄ちゃんにご奉仕したい」
セーラー服姿の義姉と義妹が、両隣りの寝室から挑発。
美しい継母までが「性の防波堤」と称して僕の寝室へ。
「青い娘たちより、私が年上の魅力を教えてあげます」
18歳、16歳、38歳......少年を悩ます三人の危険な同居人!
(引用元:Amazon)


★★★★★ ふうん、みんなエッチだったんだ, 2008/11/19
本作を一言で表せる言葉が2つある。「ほぼ最高」あるいは「ほぼ完璧」。残念ながら「ほぼ」。所々で作者お得意の変態志向が炸裂するのだが、これだけがどーしても性に合わなかったからである。これがOKな誘惑系愛読者諸兄なら完全に最高完璧作となろう。

義母とその娘2人との生活。義姉と義妹である。この3人がみんな主人公に想いを寄せている。そして、この3人の想いの寄せ方が、それぞれの性格を表している。

あくまでも母としながら男としても意識し始める義母、従属的な愛を求める義姉、素直に想いをぶつける義妹。プロローグでは自慰で思わず主人公の名を呼んでしまう義母。それを主人公が知ってしまう演出がいかにも作者らしく、また秀逸なため、この先の展開が楽しみでワクワクしてくる。もぅ死語だが「つかみはOK」なのである。

まずは、義姉との秘密の関係が始まるのだが最後の一線は越えない。焦らしているのである。しかし、その焦らしが裏目に出て義母に主人公の初めてを奪われ、義妹にも先を越される。

主人公を母として女として、最初は拒みながらも最後には受け入れる義母。主人公に初めてを捧げる無知で無垢な義妹。双方のシーンが、その心情も踏まえ丁寧に描かれている。対して、主に前半でメインを占める義姉とのシーンは、M属性があればその変態性も含めて大いに楽しめるだろうが、そうでない場合は若干読み劣りするかもしれない。クライマックスでは覚悟を決めた義母が大奮起して暴走する。このクライマックスに義姉が参加していなくて大変残念である。

あと、本作では全編に渡ってヒロイン達の健気で一途な想いが無節操な方向に溢れるシーンが多く大変笑わせて貰った。例えば『拓哉さん』と『翔太君』。これは人の名前と同時にあるモノの名前でもある。名付け親は義母。これらの登場シーンでは「お母さん何やってんの」と呆れるのを通り越して心置きなく大爆笑していただきたい。
『青い罪-継母と義姉妹と僕』のレビュー掲載元


2作目にして宮園作品の爆笑要素が炸裂しましたねw

もぅね、プロローグから大爆笑させてくれるんですよぉーーー!ww

でもって、ヒロイン達が相姦の禁忌なんて何のそのとばかりに主人公へ愛情光線バリバリでしてねwww

ホント楽しくいやらしい作品を読ませていただきました。(^^)



にゃらさんのブログで紹介されている本作の記事です。
宮園貴志「青い罪 継母と義姉妹と僕」 - 誘惑官能小説レビュー





ただ、『拓哉さん』と『翔太君』が何だったか思い出せない。(滝汗)

腹抱えて大笑いしたんだけどなぁ~。(^^;)





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同級生はアイドル-ときめきの放課後(著:佐伯悠希、マドンナメイト文庫)

2006/10/18 発売

同級生はアイドル-ときめきの放課後

著:佐伯悠希マドンナメイト文庫


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美術部員の智也はタレント志望の学園一可愛い美咲をモデルに絵を描くことになり、そのお礼に念願の女体初挿入を体験する。童貞喪失の興奮そのままにその後も性体験を重ね、美咲との交接はよりエスカレートしていき……(引用元:Amazon)


★★★★☆ 快活な好青年の嬉し恥ずかしウハウハ物語, 2008/11/18
同級生2人と年上お姉さん2人(うち1人は若妻)とイイことしちゃう出来過ぎな話。姉妹丼もある。デビュー作らしくストーリー展開がまとまりに欠けるが、全体に漂う快活な雰囲気に好感が持てる。

タイトルや序盤の流れからしてアイドル候補の美少女クラスメイトと恋仲になるかと思ったが結末は違っていた。美術部所属の主人公に描いて貰った自分の絵に励まされ、勇気と幸運を貰う方向へいってしまうからである。事実、中盤からしばらくしてこのクラスメイトは転校してしまう。

代わりに主人公のお相手になるのが、隣の若妻と幼馴染みの同級生。まさに年上お姉さんという若妻には乳飲み子がいるため、主人公が「大きな赤ん坊」になるお約束展開がある。そして、なぜか拒絶も抵抗もせずにあっさり関係を結んでしまう。かなりの違和感があるがエッチシーンが艶めかしいので許せる。

同級生とは幼馴染みの気安さで主人公主導の展開。自慰や放尿まで見られて恥ずかし過ぎるのに被虐性が開花するのだが、ツンデレなため素直になれないところが可愛らしい。執拗な質問責めに屈した自慰の回数告白では笑わせてもらった。一日2回って……。最後に主人公の手管に陥落、自分のことを「エッチだもん!」と連呼しながら果てるシーンが微笑ましく可愛らしくいやらしかった。

終盤では転校した美少女クラスメイトの姉が登場するが、これがまた「世界の中心は私」という女王様。一足先に芸能界デビューをしているのだが、勇気と幸運を貰っている妹にあやかって自分も絵を描いて貰い関係を結ぶ。当然ながら一方的な姉主導である。いろんなシチュエーションと、様々なタイプで、それぞれに魅力的なヒロイン達が楽しめる作品である。
『同級生はアイドル-ときめきの放課後』のレビュー掲載元


フランス書院文庫が1985年創刊で、来年は30周年を迎える訳ですが、ではマドンナメイト文庫は……と調べたところ、どうやら同年創刊のようですね……ちょっと驚きw



二見書房 - Wikipedia
マドンナ社:官能小説「マドンナメイト」を主に発行する。この「マドンナメイト」シリーズは、1985年に創刊され、「読む文庫、マドンナメイト・ノベルズ」、「見る文庫、マドンナメイト写真集」、「聴く文庫、マドンナメイト・カセット」、「動く文庫、マドンナメイト・ビデオ」より構成されていた。





マドンナメイト・カセット(驚)

いや、当時はCD・DVD・Blu-rayのRAMメディアはありませんからね、カセットテープですよね。(^^;)



……昔、『ザ・ベストテン』とかの歌番組でテレビの前にカセットテープレコーダーを置いて、家族に「し~っ」って沈黙してもらいながら歌謡曲を録音していたのを思い出しました……最後にいっつも母親が何か一言喋って台無しになったりwww

しかし、マドンナメイト文庫も2015年で30周年なのか~。





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若妻と悪魔-執着(著:倉田稼頭鬼、フランス書院文庫)

2006/6/23 発売

若妻と悪魔-執着

著:倉田稼頭鬼フランス書院文庫


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見初めた女は上司の若妻……遥子の全てを知りたい!
一途な想いを昂らせた男は、香水の匂い、生下着に酔い、
豊潤な双臀を揺らしながら歩く、背後に取り憑く。
このチャンスを逃がしたくない、遥子から離れたくない。
通勤電車、会議室、夜の公園、そして夫婦の寝室……。
約一カ月、追い求め続けた若妻の素顔を暴く瞬間が!
(引用元:Amazon)


★★★☆☆ 心の中に潜む欲望という名の悪魔, 2008/11/16
タイトルが少々過剰かと思う。思わせ振りなタイトルで購買欲を刺激する手法に異を唱える気はないが、本作の場合さすがに悪魔と言うより心の中に誰もが持ち得る欲望を炙り出した作品と言えよう。

ただ、誰もが持っているからと言ってそれが全て表面化することもない。普通は単に妄想するのみであろう。相手あってのことなので、その相性というか組み合わせがマッチして初めて発露するものだと思う。

本作でも最初は妄想から始まる。この妄想がタイトルの【執着】という部分を強調するためかたくさん出て来る。前半のほとんどが妄想シーンなのだが、これが多過ぎて本作の出来がかなりスポイルされている。確かに憧れの若妻とあたかも本当に情交しているような描写ではあるが、所詮は中年男の妄想かと思うと白ける。

全然ノれない展開が続き、後半でようやく強引ながらも酔った若妻との関係に成功してから俄然良くなった。これならば早い段階で関係を持たせ、以降はじっくりねっとり情交を重ねて若妻が堕ちていく様、女の側にも牝の欲望が潜んでいる様もきちんと描いた方が良かったように思う。

というのも、最後にどんでん返しがあって意外な人物の本性が明かされる悪くない結末なのだが、やや唐突な印象も受けるからである。全体の構成に一考の余地があると思った。後半の流れが良かっただけに残念である。
『若妻と悪魔-執着』のレビュー掲載元


倉田先生の「黒本」のキャリアとしては後期に出された作品と言えます。

,/span>漢ばっかりでもないよ~!といった感じでしょうかw



上司の妻が若いとはいえ24歳なのは若干不自然な気もしますが(^^;)、このヒロイン1人を執拗に追いかける歪んだ主人公という路線は悪くないし、むしろ好きな展開であります。(^^)

それだけに冗長と感じた前半が勿体なかったですね……。





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私は女教師(著:夏島彩、フランス書院文庫)

2002/4/23 発売

私は女教師

著:夏島彩フランス書院文庫


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夏休みの保健室、凌辱で知った初めての絶頂。
抗うはずが快楽に牝の本能が目覚めてしまうとは……。
清純だった私が少年の性器に舌を這わせ、
淫裂をさらけだし剛棒を迎え入れて蜜戯に耽っていた。
いやらしいのに、恥ずかしいのに、いけないのに……。
戒めてもやまない疼き。欲望の新学期は始まったばかり。


★★★★★ 清純女教師の驚くべき墜落, 2008/11/14
これもまた女の性(さが)なのか。凌辱から始まった生徒との関係が途中から逆転、嫉妬の炎がこれを加速させ、狂おしいまでの変貌を遂げるのである。特に、ほとんど放置されてしまう中盤からの先生は異常である。

生徒の関心が他の女に向かったことを淋しがり自慰を繰り返す。繰り返しても繰り返しても満たされない想いに狂いまくる先生。これは愛なのか欲望なのか、おそらく両方なのだろう。

ついに生徒の心を再び自分に向けさせるべく、教師にあるまじき大胆な誘惑に及ぶ。誘惑と言っても、いわゆる誘惑系の明るいものではなく、プライドをかなぐり捨てた痛々しいものである。凌辱された男にそこまで媚びるのか、学園のマドンナなんだから他にイイ男も選べるだろうに、などと考えるゆとりさえ無くした先生の堕ちた姿が哀しみを誘う。

これまでとは別人のような淫らな姿に驚かれながらも生徒の気持ちを再びゲットしたかに見えた先生だが、同時に服従の約束もさせられてしまい、昼休みや放課後に理科室や学校のトイレで人目を憚る強制奉仕が始まる。実験器具で挟まれたり黄金聖水まで披露させられて安息の訪れない先生である。

最後はプライドをズタズタにされる仕打ちを、新婚気分さながらに迎え入れた自宅でされてしまい、完全にマヒした感覚で陶酔した中に、それさえも幸せと感じる自分を見つけるのである。

結構ヒドいこともされてるし軽く扱われてもいるのに、日が経つと生徒を想って心狂わす懲りない先生を、同じ女性として作者はどう捉えているのだろう。愚かと蔑むのだろうか。これこそ女の負の性が暴かれた姿と言うのだろうか。だとすれば赤裸々過ぎる。
『私は女教師』のレビュー掲載元


なんという赤裸々な女の墜落物語なのかと、これが2作目という事実とともに驚きます。

1人の男に夢中となり、周りが見えなくなった女はこうも媚びるのかとさえ思ってしまいます。



女流作家の作品ですから尚更です。



私は女教師!と高らかに宣言しているかのようなタイトルにはどんな意味が込められているのでしょう。

教師という聖職に就いても女は所詮こんなもの、なのでしょうか。

同姓のご同業の先生方にご意見を伺いたいくらいですねw



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三人の年上体験-若兄嫁と家庭教師と上級生と(著:鏡龍樹、フランス書院文庫)

2004/12/22 発売

三人の年上体験-若兄嫁と家庭教師と上級生と

著:鏡龍樹フランス書院文庫


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「祐吾君を男にするのは私……前から決めていたの」
優しく言いながら、兄嫁はそっと白い脚を開いた。
濡れた柔襞に肉茎が触れ、沈むように埋まっていく。
(ああ、温かい。これが菜穂子さんの中なんだ……)
年上女性たちが教えてくれた、大人たちの愛し合い方。
17歳、21歳、27歳……少年がたどる三つの青い体験。
(引用元:Amazon)


★★★☆☆ ストーリー展開は大変良く出来ている, 2008/11/12
高校一年生の主人公とその兄嫁、家庭教師、先輩、そして兄も、完全な脇役ながら本編に欠かせない恋敵的存在として登場する。この5人の相関関係を掻き回す、程よく軽薄な兄が適度なスパイスの役割を果たす緻密に折り重ねられたストーリー展開には、美術部という設定の活かし方も併せて良く練られた印象を受ける。

3人のヒロイン達は紆余曲折しながらも本心では主人公を想っている。この匙加減は絶妙である。ストレートな家庭教師、婉曲的な先輩、その中間に位置する兄嫁。それぞれの立場でそれぞれの想いが主人公に向けられる。ただ、いろいろな要素が複雑に絡んでいるためか、誘惑系の魅力のひとつである「何が何でも主人公をゲットする」みたいな力強さには若干欠ける気もする。

さらに、これは鏡作品の共通項でもあるのだが、主人公が曖昧というか優柔不断で何ともスカッとしないところがある。それは絶対の想いを寄せる相手が兄嫁だからであろう。夫のある身、それも兄嫁という、もとより報われない恋の壁があるため、家庭教師とも先輩とも完全な相思相愛になれず、やや流されながらお付き合いしている印象が勝ってしまうのである。そのため本作全体の印象が突き抜けたものにならないようである。
『三人の年上体験-若兄嫁と家庭教師と上級生と』のレビュー掲載元


兄嫁、家庭教師、上級生(先輩)……本作のヒロインですが、構成を練るにあたってはヒロインの設定から先に決めていくのでしょうか。それとも、物語を考えていく中で相応しいヒロインの設定が浮かび上がってくるのでしょうか。

例えば相姦にすると決めたら、まずは義母(実母)や叔母(伯母)、姉妹や従姉妹といったヒロイン設定がすぐに浮かびますから、ヒロインから先に決めていく可能性もありそうですねぇ。



にゃらさんのブログでも本作が紹介されています。
鏡龍樹「三人の年上体験 若兄嫁と家庭教師と上級生と」 - 誘惑官能小説レビュー





しかし、本作のように兄嫁はともかく家庭教師に先輩ですから、家庭教師がまずあって、それから主人公の周りを固めつつ、物語を想定しつつ、まずはプロットを……といった中で先輩とかも出てくる感じなのでしょうか。ただ、家庭教師が先に出てくるとフツーは母が出てきそうなものですが、そこで一捻りして母は亡くなったことにして、だったら叔母か……いや、敢えて兄嫁を絡ませるか……なぁ~んて考えていくのでしょうかねぇ。

こればっかりは作家の先生方のみぞ知る世界なんでしょうねぇ~。





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大人への階段-三人の個人教授(著:弓月誠、フランス書院文庫)

2007/1/24 発売

大人への階段-三人の個人教授

著:弓月誠フランス書院文庫


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「弘明くん、気持ちよかったら、我慢しないでいいのよ」
騎乗位で腰を揺らす30歳の女体に浮かぶ羞恥と恍惚。
担任教師が締めつける膣襞はあまりに甘く刺激的すぎた。
玲奈と麻紀、二人の年上が施す夜の特別授業を経て、
七年間憧れた真理子との熱い交合が、弘明を真の男に!
最高の先生が大人の世界に導いてくれる最高の青い体験!
(引用元:Amazon)


★★★★★ 貫き通した愛に感服, 2008/11/11
正直、こんな作品だとは予想していなかった。高校の時に見初めた美貌の担任教師と結ばれるまで7年である。この間、主人公は先生とのある約束を胸に秘めながら大学を卒業し、社会人になって再会を果たすのである。

もちろん先生も約束を忘れることは無く、晴れて結ばれるのだが、それまでに主人公は2人の先生と出会う。

大学時代に通った自動車教習所の先生からは半ば強引に誘惑される。主人公の秘めた想いを知ったうえでの励ましからなのだが、結果的に主人公にとって重要な転機を与えることに一役買っている。

教育実習でお世話になった先輩先生は、残念ながら存在理由があまり無い。いなくても話は成立する。主人公の優しさが示されたくらいである。

しかし、この3人のヒロイン達がその時々に見せる主人公への愛情は大変心地良い。主人公も、約束した先生への想いは大切にしながら、他の先生からの愛情も大事にしており、まぁ見方によれば浮気かもしれないが、主人公の誠実さがそれを許してしまうのである。流れる年月もきちんと感じられるため、先生との約束が成就した時には、物語冒頭の出会った頃が懐かしく思え、感慨もひとしおだった。惜しむらくは、教習所の先生と先輩先生との情事のその後に全く触れられず、放ったらかしの印象が残ることである。

叙事詩と言えば大袈裟過ぎるが、そんな気にもさせてくれ、ヒロイン達から滲み出る愛情に誘惑系のど真ん中ストレートを投げ込まれた気がした。後味のすこぶる良い作品である。
『大人への階段-三人の個人教授』のレビュー掲載元


官能大河ドラマと勝手に命名してますが(汗)、こういった長い年月を経て結ばれる作品って時々ありますよね。

でも最近は、どうでしょう、一年くらいの月日で描かれるのは割とありますけど、ここまでの年月を描く作品はお目にかかれなくなっているかもしれません。



にゃらさんのブログで紹介されている本作の記事です。
弓月誠「大人への階段 三人の個人教授」 - 誘惑官能小説レビュー





こうした官能大河ドラマの良いところは、主人公が最後まで愛を貫きますから大概において善い人になるんですよねw

その結果、作品全体にクリーンな空気が漂い、最後は信念が達成されると言いますか、念願が成就されることで読後感も良好になると。主人公と一緒に読み手もほんわか幸せになれるとw



昨今のゴリ押し的な荒振る主人公も悪くないですが、こうした作品も捨て難いものがありますよねぇ~。(^^)





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若義母沙織-痴漢相姦(著:倉田稼頭鬼、フランス書院文庫)

2002/4/23 発売

義母沙織-痴漢相姦

著:倉田稼頭鬼フランス書院文庫


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(駄目よ、誰かに気づかれたら、あなたは痴漢犯…)
スカートを這い、尻肉に食いこみ、下着のラインを探る指。
逃げ場のない電車内、沙織は息子の指技に耐えている。
いや、母親としての感情とは裏腹に、28歳の女体は、
封印されていた欲望に火を灯され、倒錯の快感に疼いていた。
美しき義母を魔性の虜にする、狂おしき痴漢相姦。
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 焦らしの極致, 2008/11/11
読みながら途中で何度かダメかもと思った。エッチなシーンは幾度も出てくる。いやらしい描写もなかなか秀逸。ただ、ちっとも合体しないのである。ようやく結ばれたのは全260頁の244頁目。しかも、そこからの約3頁と最後の約6頁、中学に通う息子とその義母、2人の情交描写はこの2箇所しかないのである。

では、それまで何をしていたか。漲りまくり、次第にエスカレートしていく息子の要求を必死に抑えつけ、手や口での奉仕で何とか逃れていたのである。

最初は母として抵抗する理性が勝るのだが、不能な夫に欲求不満を抱いていたこと、目にした息子のムスコが殊の外立派だったことから気持ちが揺らぐ、牝の本性が目覚め、傾いていく。その過程が義母の視点でじっくり描かれているのである。

それでも最後の一線だけは越えないために、それ以外の行為ならいつでもどこでも許すと約束してから俄然面白くなった。朝から晩まで所構わず奉仕を求めてくる息子の貪欲さと衰えを知らないムスコに困惑し怯える義母。とうとう電車内でのお触りまで始める始末。

2度目のお触りはさすがにやり過ぎと共感できなかったが、それくらい魔少年化していく息子に対し義母の心は揺れる。漫画によく出てくるような天使と悪魔が交互に囁き合う手法で、抗おうとする理性と受け入れようとする本性が交錯する描写が上手。

そんな形で最後まで抵抗する義母は、同時に焦らされてもいるのだが、実は読み手も焦らされていることに気づく。それだけに最後の一線を越えた瞬間の高揚感はかなりのものである。

そして、一線を越えてしまえば、それまで我慢を続けた地獄がウソみたいな天国だったと気づいた義母の、主従逆転したかのように息子に対し気分良く居丈高に振る舞う姿は痛快である。やきもきした前半に比べ、結ばれる直前の最後の抵抗を諦めたところから結末に至るまでの急激な心地よさが魅力の作品である。
『若義母沙織-痴漢相姦』のレビュー掲載元


倉田作品と言えば痴漢。

ということで、本作にもタイトルに使われていますが、その場面はあまり多くありません。迫る義息をかわし、いなしながらも昂り、悶え続ける28歳の義母が最後の最後まで描かれる作品です。

遂に陥落して合体!という場面が訪れるまでずっとお預けされますから、読み手も悶々とする展開ですよ。



で、こんなテイストの作品が他にもあったな~と思い出したのが田沼淳一先生の影の名作『初夜-実母と高校生』ですね。

この作品もホントに最後の最後まで焦らされる展開でしたが、発売年を見ると、これがまぁ、なんと本作の3ヶ月後。2002年7月ではありませんか。

こうしたテイストがちょっぴり軽い流れというか、ぷちトレンドとしてこの頃の編集側にはあったのかもしれませんね。





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義母と愛人-誘惑された僕(著:冴渡文人、マドンナメイト文庫)

2008/9/10 発売

義母と愛人-誘惑された僕

著:冴渡文人マドンナメイト文庫


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父の亡き後、義母と二人で暮らす遼は、あるとき、ひとりの女性と出会った……年上女性との蜜戯に少年の肉茎は大量の樹液を溢れさせ……父親が亡くなってから義母と二人暮らしの高校生の遼。向かいに住む美女を覗き見ては、思いを募らせていた。ある日、偶然その女性と知り合い、親密な関係になるが、実は彼女は遼の父親の愛人だった……。誘惑された遼は未知の快楽に溺れていくが……。(引用元:Amazon)


★★★☆☆ 不倫と死別の悲しみを乗り越えて, 2008/11/7
良くも悪くもデビュー作らしく、文章にぎこちなさや抑揚に欠けるところがある。情交シーンの描写も今一つ乗り切れないが新人らしい気概も感じられる。

交通事故で死別した父に瓜二つの主人公とその義母、父の元愛人、同級生の恋人が登場人物。この元愛人が不倫相手の突然の死に茫然自失していたところで主人公を見初める。同時に主人公も隣りのマンションに住む美しい女性として元愛人を見初めており、瞬く間に相思相愛となる。この時点で主人公は女性が父の元愛人だとは知らない。夢にまで見たかつての愛人の息子との蜜月が成就し、落涙するほど喜ぶ元愛人。

そして、元よりやや疎遠だった義母の、気丈に見えて実は脆く儚い姿を偶然見かける。泥酔して涙ながらに父への許しを乞う義母(この理由は後に判明する)。さらに、義母が主人公を(いるハズのない)父と間違えて迫ってしまい、主人公も義母の気持ちに応える。男女の仲になったことで主人公との距離が縮まり、それまで背負っていた諸々の責任からも解放される義母。

つまり、失った父の受け皿として主人公が2人の女性にとって不可欠な存在になるのである。

主人公と仲良くする元愛人の存在を知った義母が調査を依頼して、ここでようやく父の愛人だったことが判明する。元愛人宅へ乗り込んで主人公と今後は付き合わないよう諭すのだが頑として受け付けない元愛人。当然ながら義母は嫉妬の炎を燃やすが、それでも元愛人の毅然とした振る舞いには一目置いたりする。

そんなこんなで最後は主人公と元愛人が戯れる現場に義母が乱入、ここで全てが明かされ一触即発の危機かと思われるが主人公と元愛人の揺るがぬ愛情がこれを回避し、逆に義母も仲間入りする結末を迎える。双方を幸せに出来なかった父に代わって主人公が頑張るという決意を見せるのである。

全体的に落ち着いた雰囲気で、特に元愛人と義母の、主人公を想う気持ちがじわっと滲み出る作品である。
『義母と愛人-誘惑された僕』のレビュー掲載元


ほぼ年1作ペースですが、なかなかに味のある作品を上梓される冴渡先生のデビュー作。

石川悟朗絵師の筆による表紙カバーイラストも印象的ですよね。(^^)

正直なところ、この愛人は例えば実母なんかでそっくり代用可ではありますが、それでも愛人という設定に妙味があると言えますかね。





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私は罪深な看護婦-義母二十八歳(著:鳴海英介、フランス書院文庫)

1999/9/24 発売

私は罪深な看護婦-義母二十八歳

著:鳴海英介フランス書院文庫


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三年前、病院で出会った時から憧れていた青い性──。
義母の唇が、熱く漲った義子の肉塊を咥えこむ。
艶やかな太腿、美麗な乳房、豊潤な双臀をさらすと、
魅入られた少年の指が、蜜液に濡れる淫裂に触れる。
看護婦の聖職意識をも拭い去る罪深き倒錯痴戯は、
義母をさらなる淫の深淵へと堕としていった……。


★★★★☆ 女の魔性が漂う, 2008/11/4
ヒロインの看護師が見初めた主人公(当時12歳)の美男子をゲットするためだけにその父と結婚、義母となってから3年も待ちに待って15歳に成長した主人公を誘惑して自分好みの男に仕立てていく話。この義母は完全なる重度のショタコンと言える。

ほぼ全編にわたって義母の視点で描かれており、主人公を想い慕う描写が続く。そして、かねてより計画していた主人公を誘惑するくだりでは、自分が淫らではないか、主人公に嫌われはしないかと葛藤するのだが、主人公も義母を美しい女性と見ていたことが分かり心の中で狂喜乱舞するのである。

病院の手術室に始まり、関係を結んでからは自宅を中心に、昼夜なくまるでおサルさんのごとく交わるいやらしい描写が続く。初めはオドオドしていた主人公も次第に自信をつけ、義母が全てを受け止めることから要求もエスカレートしていく。野菜プレイもある。

そんな中で事件が発生、この母子の関係を知った主人公の友人(主人公をイジめていた)が、この関係をもとに義母を脅迫する。ここで、いわゆる寝取られ展開になるかと思いきや、さすがにここは義母。少年などに主導権は渡さないとばかりに友人を逆に翻弄し、自分のペット状態にしてしまう。まさに罪深な義母である。

主人公の要求を受け入れ被虐性を開花させながら、友人には女王様のごとく振舞い嗜虐性も開花させる二重生活を謳歌する義母。元より持っていた、主人公を誘惑する禁忌の魔性に加えて、偶然ながら手に入れた友人との関係で新たな背徳の魔性をも自覚していく。

しかし、この生活を主人公が知ってか知らずか自宅にこの友人を招き入れ、友人の前で義母のいやらしい本性を暴いてく。最後は友人も加わった盛大な3Pで幕を閉じるが、ここでもこの新たな関係を謳歌していこうとする前向き(?)な義母の心情が吐露されており、どこまで淫らな義母なのか、という結末である。主に男性向けの官能小説ながら女性の視点で描かれる異色の作品だが存分に楽しめる。
『私は罪深な看護婦-義母二十八歳』のレビュー掲載元


凌辱系から挑発系とも言うべき独自の世界を築いてきた鳴海作品がほぼ完成形と言える粋まで達したのが本作ではないでしょうか……次作にして一応の最終作たる『私は兄嫁…-貴和子・二十四歳の独白』が集大成だと思いますので、これに繋がる路線としての確立が見られたと思いますね。

だって、ヒロインの初期設定がどう見たって官能小説的でしょw

28歳にして義母で、まだ幼さの残る15歳の義息を溺愛して、自らのカラダで性を目覚めさせるなんて背徳この上ないじゃありませんかww

しかも、義息の友人に秘密を知られても籠絡して、今度は女王様然と振る舞う魔女っぷりwww

最後の3Pにしたって通常パターンの「男(主人公)1人+ヒロイン2人」ではありませんからね。

少年2人を従えて侍らせるような3Pですからね。

これら全てを義母の視点で描いていく世界にゾクゾクします。





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家庭教師-美蜜(著:西門京、フランス書院文庫)

2004/1/23 発売

家庭教師-美蜜

著:西門京フランス書院文庫


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週三回の家庭教師は、僕を狂喜させる最高の時間!
授業中に唇を奪われ、男の目に初めて乳房を晒す教え娘。
美肌を火照らせながら、秘唇を潤ませ快感を求める熟母。
僕しか知らない母娘の素顔が、獣の本能を呼び起こす!
「早紀子さんの匂い最高だ。亜美ちゃんのも忘れられない」
甘美な熟肉の果てに待っていた、初肉を貫くラストレッスン!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 我がままな主人公に翻弄される母, 2008/11/2
西門作品の中でもいやらしさは随一ではなかろうか。家庭教師の方が主人公というのも珍しい。冒頭より中学に通う教え子(娘)との部屋でのイチャイチャから始まる。さすがに幼さも残るのでいきなり挿入!なんてことはないが、先生を慕っている娘が積極的に迫る。序盤からいやらしいシーンがあるのは既刊『同級生の美母』と同じ流れである。

そして、そのことを知ってしまった母が主人公を諌めるべく呼び出すのだが、娘に手を出さない代わりに相手になって欲しいという主人公の要求を渋々ながら娘のために受けてしまう。

最初は手だけ、なんて言っておきながらお口で、おっぱい見てもいい?触っていい?下も見せて……と、主人公の要求がどんどんエスカレートしていく。西門作品らしい手法ではあるが、主人公が図々しいというか、ちょっと嫌なヤツである。

しかも、本当は貞淑なのだが仕事優先の夫があまりかまってくれない欲求不満が、母自身も無自覚ながら実は隠れており、嫌々ながら主人公の要求を受け入れていく過程で自らの被虐性を知ってしまい、どうにもならない愉悦を覚えてしまう。この母の我慢が決壊する瞬間、堕ちる瞬間が凄まじくいやらしいのである。主人公の言葉責めにも悶えながら最後は自ら求めてしまう母は最後の一線も越えてしまう。

しかし、約束通り娘には手を出さないと言いながら結局反故にしてしまう主人公。もっとも娘が積極的なので若干同情の余地もあるかな。母の手前、部屋での密会は避け、先生の部屋で戯れることになり、家庭教師のある日は母とも交わるためウハウハな主人公だが、ある日いつもより早く帰宅した娘に母との情交がバレてしまう。

これを母からの誘惑と誤解した娘が母に仕返しを思い立つ。突然先生の部屋に呼び出される母。いそいそと身仕度する母がなんとも悩ましい。そこで先生と結ばれると思いきや、いきなりの緊縛と目隠し。筆責めで翻弄されているところに娘が登場して狼狽極まる母だが、ここで娘の誤解が解ける。これも娘のためだったと理解した娘が母の姿に愛しみを感じ、その後3人で楽しむのがクライマックスである。むしろ母と娘が戯れる描写が多い。

最後に高校受験に成功し、かねてからの約束により娘が初めてを先生に捧げることが母のモノローグで語られるのだが、ここもきっちり綴って欲しかった。最後の最後まで母が貞淑さを維持しているのも西門作品らしいのではあるが、いっそのこと母のタガが外れて、娘の合格&生娘卒業祝いとばかりに3人で激しく盛り上がる結末でも、むしろ読み手は大歓迎である。
『家庭教師-美蜜』のレビュー掲載元


このレビューもストーリーばかり追ってしまって、ダメだなぁ~。(汗)

気を取り直して投稿しますが(^^;)、この作品はいいですよ。

何と言っても官能面が随分と増強されています。



にゃらさんのブログに投稿されている本作の紹介記事です。
西門京「家庭教師・美蜜」(フランス書院文庫、2004年1月、表紙イラスト:新井田孝)ネタバレ有り。御注意下さい。【あらすじ】家庭教師の教え子である亜美と親密な仲である事が発覚した裕一は、その母の早紀子に性欲処理を迫り関係を持ってしまう。その事が今度は亜美に知られてしまい…。【登場人物】倉本裕一大学生。亜美の家庭教師に就いており、彼女になつかれてペッティングをする仲に発展した。流石に相手が...
西門京「家庭教師・美蜜」





家庭教師と教え子(娘)もいいですけど、やっぱ教え子の母とが良いですよね!www

同級生の美母』(2000年)もそうでしたし、『熟母と家庭教師』(著:新堂麗太、2003年)もそう……この関係、好きですわ~www





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三十路奥様とボク(著:佐伯悠希、マドンナメイト文庫)

2008/8/8 発売

三十路奥様とボク

著:佐伯悠希マドンナメイト文庫


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可愛い彼女の母親は、超魅力的な熟女だった!熟れたカラダにメロメロになって……。直樹が、偶然知り合った美貌の熟女・美和子は、妹の同級生の希美の母親だった!ブラウスから覗く豊満な乳房、突き出したヒップ……。 直樹は自分を慕う希美と付き合うことになりながらも、美和子の成熟した肉体の魅力にハマッていき……。(引用元:Amazon)


★★★★☆ ソフトで明るく楽しい作品, 2008/10/29
高校2年生の主人公に1つ年下の妹とその友人、そしてその母とさらにその友人という構成。つまり主人公はこの4人のヒロインと楽しいことになっちゃう話である。

妹よりいろいろ聞かされている友人は以前より主人公に想いを寄せている。ひょんなことから友人の母が主人公にピンチを救われ、そこで娘の友人の兄だと判明、自宅に招き、主人公のムスコが元気なのを目にして誘惑する。この流れは誘惑系官能小説の王道なのだが、なぜ熟女ヒロインは元気なムスコを目にすると手を伸ばしてくるのだろうか。毎回思う不思議である。まぁ、ここをスルーされると話が続かないのだが。

それと前後して妹の友人(母の娘)が意を決して主人公宅に押し掛け、その想いを告げようするのだが、そこでなぜか勢い余って初体験まで進んでしまう。これで晴れて恋人関係となるが、ウブで自分に自信の無い友人は、私でいいのか、と訊ねながらデートしたりする。

こんな娘なので母も心配しており、また恋人として男として主人公が娘に相応しい相手なのかも同時に心配している。ところどころで主人公の男が試されている。

そして母の友人が登場するのだが、これがまた相当に尊大な性格で少々嫌気もさすのだが、この母の友人が何もかも知っているポジションにいるため主人公はされるがままに関係を結ぶ。ここで母とこの友人の百合関係も判明する。この熟女2人との関係が今後も続くかは曖昧なままにしてある。

そして最後の最後で妹が、実は兄を慕って慕って仕方が無い状態だったことも判明。兄妹相姦の禁忌にずっと悩んでいたのだが、偶然そのことを兄が知るに至りタガが外れ、積極的に迫る妹につられる形で盛り上がってクライマックスとなる。熟女に処女に相姦と盛りだくさんではあるが、それゆえに若干まとまりに欠ける気もする。それでも真面目で明るい好青年な主人公が全体を良い雰囲気にさせているおかげで心地よい読後感を与えてくれる。
『三十路奥様とボク』のレビュー掲載元


レビューでは『なぜ熟女ヒロインは元気なムスコを目にすると手を伸ばしてくるのだろうか』などと、こちらこそ初心なギモンで己の未熟さを露呈しておりますが(汗)、それが官能小説だからに決まってますよね!www

まぁ、免疫のない頃の素朴なギモンということで……。(^^;)

でも、作品内では当たり前となっていることが傍から見ると「?」ってことも往々にしてありますから、時にはこんなギモンを示してもよろしいんじゃありませんかねぇ~?(言い訳)

もっとも、リアル過ぎてもファンタジー性が失われて面白くないこともあり……要は匙加減なんですよねぇ~。





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多岐に渡るジャンルに対してDSKの好みに偏ったセレクトかもしれません。(汗)

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