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ビーナスラプソディ(著:春城秋介、MUJIN COMICS)

2009/1/5 発売

ビーナスラプソディ

著:春城秋介、MUJIN COMICS


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少女のような微笑みと一途な想いが詰まった、その豊かな身体にもう夢中!大きな胸でボクらを優しく抱きとめてくれる、そんな女性たちとのエロラブライフを満載した待望のセカンドコミック。子供の頃から恋い焦がれていた、隣家に住む幼馴染みの母親であるオバさんとのヒミツの関係を描く人気作「密戯」「二人の密戯」を含む6作品を収録。年上のヒロインたちとの、あったか包まれエッチに癒されちゃって下さい!(引用元:Amazon)


★★★★★ 相変わらずの作風だがそれが良い, 2010/6/14
前作にしてデビュー作『一途なトリコ』と、良くも悪くも変わらない作風(全7編)。しかし、それが良い。24~32頁のボリュームでフックの利いたストーリーを紡ぎ、いけない関係に困惑するヒロイン、主人公の押しに屈して体を開くヒロインが描かれている。

こうした世界観を象徴的に描いたのが冒頭の【密戯】と【二人の密戯】の2編。前後編とも言える連作で、隣りに住む娘の同級生と関係する背徳感に加え、最初は同級生からの告白と迫りに動揺しつつも受け入れるのが、後半ではヒロインの方から求める関係に変わっている。オバサンという呼び方をあえて、しかも効果的に用いて耽美な艶っぽさを演出している。

年上お姉さんと年下主人公の関係が多いが、中には同級生同士や実妹といった関係もある。ヒロインの独白を巧みに盛り込んだ心情描写によって淫猥さが抜群に引き出されている。いやらしい。

家庭教師との関係が続く女子高生の話【ホームレッスン】では、徐々に開発されていく過程を背景にさり気なく散りばめながら、拒んでも結局は交わってしまう悩ましい関係が描かれており、【おまけマンガ】と題した末尾の4コマ漫画で後日談を描きつつ、本体の表紙部分(裏表)まで使って「さらにその後」が続く遊び心も加えている。

作画については、正直さほど進歩したようには見えないが、相変わらずの味のある画風で、時折見せるヒロインの表情にぐっとくるものがある。お口奉仕が多い。
『ビーナスラプソディ』のレビュー掲載元


当時の記憶ではデビュー作『一途なトリコ』がなかなかの話題作だったんですよ。

2013年末時点でレビューが8件あって平均が星4.5ですから成年コミックとしてはかなりの注目度だったかと。

それを受けての2作目となる本作……正常進化で実に良いです。(^^)







◆目下の最新作
2013/4/12 発売

ただ恋しくて、会いたくて…


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幼なじみの体は、僕の知らない間に、こんなにも変わった…。久しぶりの帰省で再会した幼なじみの千夏は、大人の体へと変わっていた…田舎と都会で交錯するそれぞれのキモチ…人気連載作「センチメント」他3編収録!!! 幼なじみ、後輩、生徒、大家さん、先生…魅力あふれるヒロイン達のムッチリボディと濃厚フェラ&SEX!! (引用元:DMM.R18)



Amazonのページには他にも5点ほど画像が載っていますが、デビューから6年弱の間に作画力の大幅な向上が見られませんか?

ボディのむっちり感とか相当に磨かれているように見えますよね!





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テーマ : エロマンガ・同人誌
ジャンル : アダルト

tag : 春城秋介

巨乳教師と熟女教師(著:宝生マナブ、マドンナメイト文庫)

2010/4/10 発売
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控えめだが隠れ巨乳の英語教師・優理子。
積極的でカウンセラーでもある数学教師・亜弥。
二人のオトナの魅力に少年の陰茎はいきり立ち……

優等生の智宏は、担任の英語教師・優理子に憧れていた。だが、ある事件をきっかけに登校拒否になってしまう。一方、優理子もまた人に言えない悩みを抱えていた。数学教師でありカウンセラーでもある亜矢は一計を案じ、二人に過激な「治療」を始めるが……。


★★★★☆ 主人公への溢れ過ぎる愛情に既視感あり?, 2010/6/16
タイトルがいろいろと少し間違っている。2人の先生に加えて高校生ヒロインが1人いる(主人公は15歳の中学生)。そして3人とも巨乳である。また、熟女教師といっても三十路を迎えたばかり、24~25歳に見える容姿らしいので、熟女というよりは、妖艶な美貌を振り撒く積極的なお姉さん先生と一見地味だが楚々とした美人先生である。前作『ママと女教師と』と部分的に似通った設定もありながら、少し趣を異にする展開を盛り込んで、それでもやっぱりこっ恥ずかしくなるほど溢れ過ぎる想いが主人公へ向けられた作品となっている。

さて、実は本作を読んでいる途中から妙な既視感めいたものを感じた。本藤悠(フランス書院文庫)作品と酷似する気がしたのである。展開があからさまに似ているとか、一部の文章表現を“拝借”したとか、そういった類いのものではない。検証した訳でもなく、全く以て根拠のない感覚的なものだが、要するに作風が似ているのである。主人公ラヴの方向へ振れるだけ振り切ったヒロイン達の心情描写に比して戯れに頁を費やしてしまう構成(主人公の筆下ろしが全253頁中221頁目にしてようやくという遅さ)や、絶叫しながらの潮吹き&お漏らしをヒロイン全員が繰り返してビタビタのズブズブになる描写に「く・り・そ・つ」という感じがして仕方がない。調べてみると、これまでの宝生作品と本藤作品の発行時期も被っていない。

これは作者を非難しようというのではなく、もしかしたらもしかして「宝生マナブと本藤悠は同一人物か?」という素朴な疑問が湧いた、ということである。「だから何?」という話ではあるし、本作は本作で悪くなかったし、ヒロイン達の暴走に笑わせてもくれたので全然良いのだが、何となくそんなことも思った作品である。はっきりしているのは、本藤作品の愛読者が本作を受け入れられない理由は1つも無いことである。
『巨乳教師と熟女教師』のレビュー掲載元


レビューの約1/3が作者についてとなってしまっていますが、重ねて申しますと盗作疑惑の話をしているのではありません。

もしかしたら同一作者の別名義なの?という疑問ですね。

まぁ、その後も含めて誰も騒いでいないみたいですし、今となってはどーでもいいことですかね?(^^;)

真相をご存知の方はご一報をばwww

マドンナメイト文庫 宝生マナブ
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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : マドンナメイト文庫 宝生マナブ

陽だまりの情事(著:ゆうきともか、富士美コミックス)

2003/11/10 発売

陽だまりの情事

著:ゆうきともか、富士美コミックス


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ハミ乳、ハミ尻の大胆な水着が似合いすぎる極上ボディだけど、ハートはピュアな美奈ちゃんとの超感じるエッチを描いた巻頭作「ビキニはNG」の他、リアルな触感がビンビン伝わってくるような8作品を収録。(引用元:DMM.R18)


★★★★☆ 静かに流れるほんのり甘い愛情, 2010/6/20
作者の6作目にして平仮名名義での初作品との事。名義変更による作風の変化はなく、物静かな雰囲気の中で交わされるほんのりとした愛情が甘い短編が11編収録されている。何と言うか、目立たないんだけどちょっと気になる美少女みたいな、多くの人にはなかなか気付いてもらえないが波長が合うと俄然存在感が増すような、そんなポジションにいる作風に思う。なので、こうした「知る人ぞ知る」ところが魅力でもあるし欠点でもあるのかもしれない。ハッピーエンドばかりで良好な展開だが、ぐっと突き抜けたものがないのも事実。この小粒感の払拭が今後の課題の1つかもしれないが、何しろ遅筆っぽい作者だし、このテイストは作者そのものから滲み出る優しさだと思うし、第一ファンが(どれだけいるのか不明だが)この作風というかポジションを是としている中で大きな変化を本気で目指すのであれば、既存の読者層をないがしろにするくらいの大胆な路線変更が必要であろう。この特徴的かつ独創的な美麗描写をもっと多くの人に知ってほしいと切に希望しつつ、メジャーにはなってほしくないような、失礼な例えだがB級アイドルを愛でるような感覚を抱かせる作風だと思う。このテイストに見合った、極めてソフトな情交描写でもある。
『陽だまりの情事』のレビュー掲載元


Amazonの表紙カバーイラストが余りに小さいのでDMM.R18より拝借しました……2003年の作品なんですね。

我ながら「B級アイドル」とか失礼なレビュー書いてますし。(汗)



しかし、メジャー街道を歩み始めるブレイク直前のB級アイドルが醸し出す、こぅ、なんと言うか、自分だけに向けられているような(錯覚率100%)まばゆいばかりの神々しさって素敵ですよねww

俺だけが知っているアノ娘の魅力!(錯覚率、以下略)みたいな、みたいな!

そして、ブレイクして皆のモノ(主観率100%)へと旅立ってしまうと途端に熱が冷める天の邪鬼なDSKです。(笑)





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テーマ : エロマンガ・同人誌
ジャンル : アダルト

tag : ゆうきともか 友紀知佳

押しかけ同居人-2LDKのハーレム生活(著:新堂麗太、フランス書院文庫)

2010/5/24 発売

押しかけ同居人-2LDKのハーレム生活

著:新堂麗太フランス書院文庫


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「奥さんはこういうエッチなことはしてくれないの?」
豊かな胸を背中に押しあて、胯間をまさぐる妻の妹。
耳元にかかる甘い息、張りつめた肉茎をしごく指先。
姦係に気づいた妻の姉、妻の親友までが僕を誘い……
妻の留守中、家に押しかけてきた三人の女神たち。
狭いリビングに渦巻く、小悪魔同士の淫らな思惑!
(引用元:Amazon)


★★★☆☆ 設定だけ変えてほとんど同じようなストーリーを連発されてもなぁ, 2010/6/22
一言で記せば前作『妻の妹・妻の親友』に「妻の姉」を加えた作品。妻が出産のために帰省した間、押し掛けてきた義姉と義妹、そして近所に住む妻の親友の3人の間を、困惑しつつも結局は流されて行き来してしまう主人公である。嫉妬の応酬は本作に限らず新堂作品の定番要素。「他の2人とはもう会わないで」と言われて承諾するパターンを3回繰り返す不甲斐無さもいつも通り。修羅場も迎えつつ最後は丸く収まる。確かに作者が紆余曲折しながらもじっくり積み上げてきた黄金パターンなことは重々承知している。初見であればかなりポイントの高いハイレベルな内容であろう。しかし、新堂作品を読み続けるとさすがにマンネリと思わずにはいられない。ヒロインが1人増えたものの、結果的に前作とほとんど同じような印象を受けてしまうと特にそう思ってしまう。「今回もまた展開や結末は同じなんだろうなぁ」と思いながらも結局買ってしまう不思議な魅力はあるし、読んでいる最中、特に女性描写が秀逸な前半では結構楽しんでもいるのだが、後半からクライマックスにかけて、つまり作品の纏め方のところで「やっぱりこうなるのか」と落胆してしまうのである。要するに、初めて読むには良作だが慣れ親しんだファンには +α に乏しい作品と言わねばなるまい。ヒロイン達の設定や言動、情交描写は相変わらず愛情深くていやらしくて良好なのに残念である。女性達の独占欲が強いがために主人公から言質を取ってしまうのが、後々それを覆す主人公のヘタレと裏切りをより強調させてしまい、結果として物凄くダメな主人公に見えてしまうのも最近の新堂作品で気になるところ。ちょっとした違いとは思うが読後感を大きく左右するように思う。
『押しかけ同居人-2LDKのハーレム生活』のレビュー掲載元


……マンネリと王道の差ってなんでしょうね。(^^;)

いや、少なくとも官能小説においてマンネリズムは否定しない方ではあるんです。キャラに魅力があって、話が面白くて、情交描写が濃厚ならば展開的には多少似通っていてもさほど気にはしません。

要するに、読んでて面白くていやらしければイイ派www



しかし、過去作品との共通性があまりに多いというか、類似の印象が支配的になるとさすがに……という感じにはなりますよね。何かしら新しいエッセンスはほしいと言いますか……。

1つの黄金律を生み出したがために次への変化が……といったところなのでしょうか。それとも「アバタもエクボ」から「エクボさえもアバタ」に変わる瞬間があるということでしょうか。

読み手の勝手な印象ですから恐縮するところもあるのですが、読者を惹きつけ続けるというのは並大抵のことではありませんよね。



あ、言うまでもなく 初見なら強烈にイイ作品 ですよ!




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テーマ : 18禁・官能小説
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tag : フランス書院文庫 新堂麗太

僕の兄嫁さん(著:川奈まり子、双葉文庫)

2013/12/12 発売
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大学生の中村和也は、兄の家に下宿して学生生活を謳歌する気楽な身。だが、兄の海外赴任で状況は一変する。二十六歳の美しい義姉・恵と二人きりの暮らしが始まったのだ。ひとつ屋根の下に満ち溢れる、女盛りの兄嫁の甘い匂い。貞淑な笑顔に隠された禁断色香に惑わされ、和也の疼きはやがて限界に達して――。オリジナル長編美熟エロス。


★★★★☆ デビュー作を彷彿とさせる悶々とした相姦恋愛物語, 2013/12/26
作者の本格長編官能小説デビュー作『義母の艶香』は義母と義息の双方に漂う悶々とした感情を描いた作品だったが、本作もまた同様の空気感を漂わせる内容だった。ただし、本作のメインヒロインは26歳の兄嫁である。余談だがタイトルは『ぼくのねえさん』と読む。

夫の長期不在時に居候することになった甥っ子(夫の実弟にあたる大学生)を主人公に据える定番的設定で兄嫁への溢れる想いが独白的に綴られていくが、前半は兄嫁や主人公に縁のある他の女性達との逢瀬が中心となる。これもまた定番的展開と言えよう。

第一章【真由子】
最初の情交は兄嫁の友人でもある近所の主婦(30歳)からである。主人公をチェリーボーイと勘違いし、将来のために筆おろししてあげると提案するのはやや安易にも感じたが、出会ってから割と早い段階で主人公のことを気に入った風の態度もとっているため、主婦が昼下がりの情事的に年下の青年を「摘み喰い」する感じは出ていたと思う。第二章や第三章後半への布石も打たれており、物語の序盤としてはまずまずではなかろうか。

第二章【未有希】
車の免許を取りに行くこととなった主人公が教習所で知り合った女教官(25歳)。この未有希との逢瀬により兄嫁への想いが募り過ぎた挙句に女性からすれば失礼千万なことまでしでかしてしまう主人公だが、免許を取得するまでの期間を恋人のように過ごすこと自体に後への意味を持たせている流れでもある。しかし、その出会いとアプローチはやや唐突にも感じた。

第三章【瑠香】
兄嫁の実妹(24歳)。物語の本線はここから本格的に始まると言ってよい。兄嫁と良く似た容姿ながら溌剌とした立ち居振る舞いが魅力の妹だが、ここでも兄嫁に重ねて見てしまい、悶絶度がさらに増してしまう主人公である。ただ、免許を取得したことから温泉旅行に出かける流れとなり、そこで軽い奪い合い的要素を盛り込みながら官能的なクライマックスへと至る前哨戦を挟み込んだ展開は良かった。豹変する兄嫁の始まりが見られる。

第四章【恵】
兄嫁が満を持して(?)官能的に登場するのは最終章である。実はここに至るまでに各章の所々で兄嫁の思わせ振りな態度が散りばめられており、主人公にも「もしや……まさか……」といった感覚は芽生えている。「あり得ねー」とも思っているために関係が遅々として進まなかった訳だが、これは兄嫁の心情描写が排されているからでもある。あくまでも主人公が目にした態度と台詞から察するところに醍醐味があるのだが、ともすれば見落としがちでもあるため、場合によっては読み返すことで気付きが増えるかもしれない。

主人公への想いが醸成される経緯が曖昧ではあるのだが、最後の最後で素直になった兄嫁の、普段の清楚な佇まいからは想像し難い淫らな美しさが全開となる第四章は、そのほとんどが官能描写であり、ここでの継続的ないやらし破壊力はなかなかのものである。

欲を言えば、最後に後日談的エピローグとして夫が帰ってきた後も関係が続いているような、つまり、昼間に主人公としっぽり戯れているような、そうでなくとも夫の出社を見送った後に主人公へ連絡を入れるような件をさらりとでも入れると兄嫁の妖艶さにさらなる磨きがかかったとも思ったが蛇足だろうか。
『僕の兄嫁さん』のレビュー掲載元


長編デビュー作『義母の艶香』のヒロインを義母から兄嫁に変え、サブヒロインを多彩にし、官能描写を大幅にブラッシュアップすることで、まるでデビュー作をリメイクしたような印象にもなった作品でした。

いや、ストーリー展開とかヒロイン達と主人公の関係とかは全然違うんですよ?

まるで別の作品ではありますが、漂うテイストに少しだけ似た感じを覚えたので、もしかして「デビュー作をもう一度リファインしたらこうなったのかも?」といった感覚が川奈先生にあったのかな~?などと邪推した次第であります。

どちらにせよ、デビュー作を含めた川奈作品をお気に入りとしている方が本作を気に入らないハズがありません!というくらいに川奈作品ですw


ヒロインの心情を敢えて独白させず、その立ち居振る舞いと台詞を通して「察してね」という実に女性らしい見せ方が今回も随所に出てきます。傍観者である読み手からすれば「ほら、主人公、早く気づきなよ」とツッコミたくなり、『まさか、あり得ねー』と思って逡巡している主人公にはもどかしさも感じる訳ですが、同時に「うん、そうだよね。ちゃんと言ってくれないと分からないよね」といった共感も得るテイストであります。

こうした女性の、何とも言えない可愛らしさってイイですよね。(^^)

……現実の「察してね」攻撃はメンドクセーことこの上ないですけどねwww



双葉文庫 川奈まり子
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tag : 双葉文庫 川奈まり子

姉さんにあまい口づけを(著:絹田青児、竹書房ラブロマン文庫)

2010/6/5 発売

姉さんにあまい口づけを

著:絹田青児竹書房ラブロマン文庫


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倉島悠樹は、バーテンを目指して修行中の青年。ある夜、憧れの姉である智葉を暴力夫から守って負傷するが、介抱してくれる姉の姿に思わず欲情を覚えてしまう。それに気づいた智葉は、ためらいつつも悠樹の秘情に応え、ふたりは禁忌の一線を越えるのだった。智葉を自分のものにする、という長年の夢をかなえ、幸せの絶頂にある悠樹。そんな彼に、智葉はもう一人の姉の淳菜と会うように勧めた。ずっと不仲だった次姉とどうして会わなくてはならないのか。不可解な申し出に戸惑う悠樹だったが、淳菜と彼の間には、重大な秘密があったのだった…!青年と二人の姉の間に生まれる欲望、愛情、そして肉悦!誰もが夢見る快楽の極致を描く、大型新人の鮮烈デビュー作。(引用元:Amazon)


★★★★★ 姉弟の確執を晴らすストーリーと数多くの淫猥な情交描写, 2010/6/30
デビュー作にしては上々過ぎる出来映えかと思う。タイトルからも連想できるように、結構がっつりな姉弟相姦の物語だが、主人公を25歳に設定しているので、2人の姉(34歳の異母姉と27歳の実姉)とのバランスが程良く取れている。全10章立てと細かく刻んでいるが、憧れの長姉と関係を結ぶ序盤、過去に確執があって毛嫌いする次姉との間に隠された真実のあったことが判明する中盤、そして新しい姉弟関係が出来上がる終盤とに大別できる。

ここで本作が秀逸なのは、物語の部分を、その核心も含めて中盤に集中させることで前後を簡略化し、その分情交描写に頁をしっかり割いていることである。姉弟の禁忌に戸惑い、困惑し、抵抗しつつも、弟の溢れる愛情に押される形で次第に受け入れていく長姉の心理描写を絡めた序盤の情交シーンだけでもじっくり描いているのに、次姉との“造られた”関係が晴れた後、第7章の後半から最後までなどは、精神的に解放された次姉の想いが相姦の背徳を越えた情交に滲み出ており、これに一線を越えたことで開き直ったかのように豹変した長姉が加わる交わりっ放し三昧となっている。

楚々とした佇まいで包容力のある長姉や、凛としていながら想いは深かった次姉が昂って“スイッチが入る”ギャップが表現されており、存分に交わり、果ててもまた求める淫らな“別の顔”が何ともいやらしい。ふんだんに用意された情交場面と愛情深くも艶っぽい描写が作品の淫猥さを底上げしている。

ただし、物語の肝である主人公と次姉の確執とその真相については、どんでん返しな展開ではあったが少々出来過ぎのような現実味に欠けるような超展開に違和感が無きにしも非ずだった。ストーリーに重きを置かなければ大したこと無いとは思うが、「あり得ねー」と萎える人がいるかもしれない。
『姉さんにあまい口づけを』のレビュー掲載元


大型新人の鮮烈デビュー作……まぁ、要するに煽り文句ではありますが、絹田青児先生については 嘘偽りなかった ですね!

いいオトナなのに過度なピュアさでファンタジー要素を底上げする手法ではなく、ほんの少しだけですが、相応に年を重ねたからこそ拭い切れない「汚れ」のようなものをきちんと盛り込み、主人公とともに歩むことでその浄化を果たす、あるいは、今は果たせなくとも目指すような作風に独特なものを感じます。

年1~2作と寡作ながら最近はまた違ったテイストを醸しつつ充実した作品を出し続けておられますから、これから期待値はさらに上がるばかりです!(^^)



愛好家Sさんのブログに投稿されている本作の紹介記事です。
き4-1『姉さんにあまい口づけを』絹田青児、竹書房/竹書房ラブロマン文庫、2010/06 発売●あらすじバーテンダーを目指している青年が、暴力夫から長姉を守ろうとして返り討ちに遭うも、介抱してくれた長姉と念願かなって深い仲になる。そして、長姉に頼まれて不仲の次姉と再会し、秘められた真実を知る事になる。●登場人物【倉島悠樹】25歳。智葉の異母弟。淳菜の実弟。大学二年で中退し、三年近くのホスト稼業を経て、ショットバ...
き4-1『姉さんにあまい口づけを』

にゃらさんのブログに投稿されている本作の紹介記事です。
絹田青児「姉さんにあまい口づけを」(竹書房ラブロマン文庫、2010年6月、表紙イラスト:大柴宗平)ネタバレ有り。御注意下さい。【あらすじ】バーテンダーの悠樹は長姉の智葉を庇おうとDV夫から暴力を受ける。翌朝智葉の介護を受ける内に欲情した悠樹は関係を求めるが、彼女も躊躇しつつも禁断の肉交に溺れていく。そんな中毛嫌いする次姉の淳菜が帰国すると智葉から聞かされ…?【登場人物】倉島悠樹25歳。身長178㎝で痩せ型の体...
絹田青児「姉さんにあまい口づけを」





あと、余談ですが、本作を手にした最初のきっかけはやはり表紙カバーイラストだったんですよね。(^^;)

元より良い仕事をされまくる大柴宗平絵師が絹田作品ではさらに冴えまくっているのですが、それはこのデビュー作から既に破壊力満点だったと思うんです。

何度も書いてますが、やっぱり表紙も大事ww





〈追記〉2016/11/25

もはや周知の事実ですから記しますが……この「絹田青児」先生こそ、あの綺羅光御大だった訳でして。(^^;)

いやぁ~、これを知った時はビックリでしたねぇ~。



ってか、改めて本作のあらすじを読むと、いけしゃあしゃあ堂々と「新人」と記すんですねぇ~。

確かに名義が違って、その最初の作品はデビュー作なんでしょうけどねぇ~。



そして、真名が判明したことで「絹田青児」名義の作品は重版されないことになったのか、Kindle版も消えてしまい、既に出回っている本だけの存在となった模様……こりゃ、中古で高値がついちまうゼ。(ーー;)





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つゆだく義姉さん(著:美野晶、竹書房ラブロマン文庫)

2010/6/25 発売

つゆだく義姉さん

著:美野晶竹書房ラブロマン文庫


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就職に失敗し、恋人にも見放され、失意のうちに帰郷した城倉浩二は、義姉の英里子が経営する弁当店で、住み込みのアルバイトを始めることになった。英里子はかつて浩二が密かに憧れ、諦めざるをえなかった兄の妻。兄は二年前に他界し、今は未亡人だが、浩二の思いは複雑だった。それでも、好色な喫茶店のママやボーイッシュな魅力の同僚に誘惑され、めくるめく肉悦で浩二の傷心は少しづつ癒される。やがて本命の英里子に想いを伝えようとするが、英里子には浩二を受け入れられない禁断の秘密があったのだった…!誘惑官能小説の新たな旗手が描く禁断愛と欲情の傑作長編。(引用元:Amazon)


★★★★☆ 義姉の秘密を乗り越えて想いを固める主人公, 2010/7/1
全体に漂う雰囲気こそ前2作とほぼ同様ながら、本命たる義姉の秘密によって主人公に若干の焦燥感を与える変化球を盛り込んだ作品。週末になると派手な装いで出かけていく義姉(未亡人)を不審に思う主人公。全体としては明るい雰囲気の中に挿み込まれる一点の曇りみたいなものだし、これを中和する義姉の心情描写もあるのだが、この秘密が気になって読み手も一緒に少し煽られる構成には一連の深草潤一作品でよく見られるものを感じた。実際、義姉の秘密というのは結構好き嫌いの分かれるものだったりする。

また、今回はいわゆる火遊びではなくマジに恋するサブヒロインが出てくるため、これにどう対処するかという主人公の決意が試される場面もある。これまでにも似た展開はあったが、今回は主人公の想いを固めるためにやや強調されており、結果として終盤の現実的な展開が弓月誠作品っぽくなっているように感じた。切なくも美しい心と体の交流ながら、ちょっとやるせない色合いも滲み出ている。

他にも妖艶なマダムっぽい熟女や、逆に少々幼さの残る大学教授といった女性陣が出てくるのだが、正直ちょっと多い気もした。何しろ今回は物語としての終着点に至るのが遅いため、例えば前作『叔母とぼく-甘美な同棲』にあったような、本命ヒロインとのめくるめく交わり三昧な日々が少なく、この点において非常に残念なのである。その代わり、義姉の秘密を逆手に取った情交がクライマックス的に描かれて興奮度も増すのだが、これもまた読み手によっては複雑な思いに駆られる演出なので、2人の繋がりこそ強いものの何とも言えない読後感にもなったりする。要するに、ある性癖を元にした演出が、誘惑系、とりわけ生粋の純愛甘々系愛読者にとってはちょっと気になるんじゃないかなーという感じがしたのである。
『つゆだく義姉さん』のレビュー掲載元


美野作品としては3作目にあたりますから、レビューにある『前2作』とは、レビュー中にある前作に加えて前々作はすなわちデビュー作『人妻恋慕-誘惑のフルコース』を指します。

しかし、美野作品の中核を成す要素はこの時点でしっかりブレずにあるんだなーと改めて思いました。



それでいて作を重ねてもあまりマンネリっぽく感じないのは設定の多彩さに加えて展開にも作品毎に工夫を凝らしているからと推察致します。

まず小説として話が面白いのは官能小説でも大事な要素ですよね。(^^)



◆新装版
2018/10/1 発売
つゆだく義姉さん〈新装版〉

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総合電子書籍ストア【BookLive!】はコチラ。
eBookJapanはコチラ。
FANZA(旧DMM.R18)はコチラ。
好きになった人は、亡くなった兄の嫁だった女性−。
就職に失敗したのをキッカケに彼女にもフラれてしまい、全てを失ってしまった青年の城倉浩二。失意の生活をおくる彼を、義姉の英里子は優しく受け入れ、自分の経営する弁当店の住み込みバイトにしてくれる。浩二の兄である夫が早世して以来、独りを通している英里子と同居することで、かつて彼女に抱いていた恋慕の情が再び燃え上がらせる浩二。妖艶な喫茶店のママやボーイッシュな魅力の同僚からの誘惑を受け、女体の快楽にまみれた日々を送る中、ついに英里子に想いを伝えるが、彼女は淫らな秘密を抱えていて…!? 背徳に彩られた快感を誘惑ロマンの名手が描いた傑作、新装版で登場!
(引用元:Amazon)
〈新装版〉のレビューはコチラから。





底本は事実上の廃版になっているので、今から本作を読もうという場合には〈新装版〉をどうぞ。




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かんにんして-京母娘と家庭教師(著:宇治薫、フランス書院文庫)

2010/6/23 発売

かんにんして-京母娘と家庭教師

著:宇治薫フランス書院文庫


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「もうかんにんして。奥まで突かれたら……」
羞じらいながらもねっとりと締めつける肉の構造。
裸になった36歳は昼間の貌とは別人だった!
母から「女」の匂いを嗅ぎとった制服の美少女は
「お母さんとはせんといて。由香やと嫌やの?」
覚えたての性技で僕の肉茎にけなげな奉仕を……。
(引用元:Amazon)


★★★☆☆ 読み方によって表情を変える作品, 2010/7/16
36歳の義母と16歳の娘(夫の実娘)が主に暮らす家が舞台。娘の家庭教師として訪れる主人公と義母は最初からデキており、娘の帰宅前に戯れる関係。娘は主人公に恋心を抱いている。義母の夫は健在だが関係は冷えており、作中に登場するのも名前だけ……全体の設定から記したのは、この作品が読み方というか誰に肩入れするかで評価を大きく分けると思ったからである。

最初は義母との艶っぽい描写で始まるのだが、途中から訳あって娘とも関係を持つようになる。当然ながら義母は気が気でない。娘も元より憎からず想っていたので主人公にメロメロとなっていく。要するに典型的な三角関係である。

特に義母の「静かな嫉妬」が前面に描かれているが、義母と娘のシーンがほぼ同等(娘とは戯れが多い)に描かれているため、どちらかに肩入れすれば他方が邪魔に思えてくるものの、高みの見物と決め込めば違った面白味が出てくる作風である。年上の人妻と年下の娘、艶のある交わりと生娘のウブな交わり。こうした好対照な情交描写が随所に出てくる。ただ、義母が妖艶に主人公を誘うのではなく、娘に取られる思いから必死に懇願するような形に変わっていくために、誘惑系としては若干重たい雰囲気を纏っているのと、キス(本作では「接吻」という表現を多用)の描写が多くて時に物足りなく、これらもまた好き嫌いの分かれることに繋がるかもしれない。娘にも想いを傾けたかのように振る舞い始める主人公の言動もこれを助長する。

そして、最後はなかなか意味深な結末へと向かっていくのだが、後の顛末については読者に委ねつつ「これって、10年くらい前までだったら包丁持ってたよね」と思えなくもないダークさも併せ持っているように思う。明るく乱入する可能性も否定できないが、作品のテイストがそれを強く思わせないところもあって何とも悩ましい。
『かんにんして-京母娘と家庭教師』のレビュー掲載元


典型的な誘惑路線でもないところに新人さんの気概があるのかもしれない3作目と言えるのかも。

京都を舞台にした作品を続けながら3作で途絶えてしまっているのが残念でもありますが、例えば本作でも「黒本」の古き善き時代を彷彿とさせるドロドロ感や、決してハッピーとは言えないダークさを湛えた結末などを見るにつけ、あと数年の後、すなわち今頃だったらもう少し異なる評価が受けられたかもしれないなーという気がしないでもありません。

デビュー作のしっとりした誘惑路線から2作目では寝取り・寝取られの凌辱に踏み込んだのですが3作目(本作)で再び誘惑系の三角関係を描いたりと、方向性がなかなか決まらないところもありましたし……。

ほんの少しだけ登場が早かったかな?






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若奥様たちの淫らなお買い物-柔尻営業日誌(著:庵乃音人、リアルドリーム文庫)

2010/6/30 発売

若奥様たちの淫らなお買い物-柔尻営業日誌

著:庵乃音人リアルドリーム文庫


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薬剤会社営業の青年を蕩かす、奔放な人妻たちの柔尻。
「ねえねえ、逸樹くん…媚薬とかってないのぉ?」
火照る巨乳弄りをおねだりするロリータ顔の幼妻、
ビキニ姿でマッサージを命ずる女豹のような社長夫人、
そして、夫との不仲に心悩ませる清楚な令嬢妻―。
青年と美女たちが綴る、早春のめくるめく営業日誌。


★★★★★ 誘惑展開に盛り込まれた“堕とし”の要素がショタコンで邂逅する, 2010/7/19
以下の諸兄に本作はうってつけである。

・前作『若妻柔肌レッスン』を気に入った人
・主人公を「可愛い、可愛い」と愛でまくるショタコン的激甘展開が好きな人
・官能小説にも「萌え」的胸キュンの愛情を求める人
・淫語が乱れ飛ぶ言葉責めの情交が好きな人
・真面目な人妻を堕とす展開が好きな人

王道の誘惑路線に、前作から顕著なショタコン的愛情をてんこ盛りにした明るい甘々テイストが心地良いのだが、3人のセレブ妻(全員夫あり)の1人を真面目で堅物に設定し、この人妻に一目惚れした主人公が猛烈なアタックを見せる展開を並列しているのが本作の白眉。積極的な誘惑とお姉さん的交わりに押されっ放しなサブヒロイン達とは別ルートで描かれるメインヒロインの困惑と抵抗、これを何とかモノにしたい主人公の言葉責め含みの交わりが好対照で何ともいやらしい。特に、夫が在宅中のトイレに連れ込んで強引に交わる場面には、寝取りと同時に凌辱のエッセンスも散りばめられており、人妻の抵抗が背徳感をさらに助長している。しかし、浮気がちなダメ夫に対してもなお妻としての使命感にも似た頑迷な矜持だけで操を立てていた人妻の心の奥底に眠る“本性”が次第に露呈するプロセスと、その決壊の時がギャップの破壊力で迫ってくるのである。「いやよ、ダメよ」と抗いつつも押しの弱さと主人公可愛さが相まって蕩けていくのが実にいやらしい。そして、一見別ルートに思えたメインヒロインとサブヒロイン達の展開が邂逅する。人妻の過去の秘密を少しだけ絡めつつ、この3人にはどのような繋がりがあるのかを、めくるめく言葉責めで堕ちていくセレブ妻達の痴態と共に楽しめる作品である。なお、結末については若干の心残りを感じるところもあるが、今の生活を維持しつつ楽しむセレブ妻達のしたたかな処世術と見れなくもない。
『若奥様たちの淫らなお買い物-柔尻営業日誌』のレビュー掲載元


リアルドリーム文庫の中ではおそらく最も好きな庵乃作品ですね。(^^)

レビューを読み返すと、最近の作風に通ずるテイストが本作辺りから芽生えているようでもあります。

つまり、いやらし指数が大幅に上昇 しているということw



◆新作情報
2013/12/26 発売
とろ蜜シャッターチャンス-女教師&制服少女と秘密の撮影会

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文化祭の展示会成功を目標に被写体を探す文哉は、
憧れの美人教師、学園のアイドル的美少女、
愛くるしい後輩ら、魅力的な女性をカメラに収めていく。
「私……撮られるうちに……あぁ、文哉くんっ!」
ファインダー越しの交流は、徐々にエッチな撮影会や
スキンシップへと発展していき……。



庵乃音人先生ご自身の解説によると「今回は実に珍しい学園もの。しかも、コメディです」とのこと。

期待値が上がりますね!(^^)





※各作品のあらすじはAmazonより引用。
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久枝背徳日記:完全版(著:艶々、エンジェルコミックス)

2010/5/17 発売

久枝背徳日記:完全版〈上〉


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DMM.R18はコチラから。

同人で発表され大反響を呼んだ禁断の名作が、いま蘇る!
母さんの日記には信じられない変態行為が記されていた…。カラーイラストギャラリー16P収録の豪華完全版!
(引用元:DMM.R18)


★★★★☆ 初期の復刻にして『たとえば母が』の原典, 2010/5/20
作者の成年コミックとしてのデビュー作にあたる『久枝さんの背徳日記』と、これを本格執筆した『主婦久枝の日記』を上・下巻に纏めたうちの上巻。冒頭16頁のカラーイラストギャラリー以外に書き下ろしは無いので、既読の諸兄が改めて買うにはどうかとなるが、これを機に作者の原点に触れてみようというには有意義となろう。後の長編シリーズであり代表作となる『たとえば母が』の原典にして原点でもある。

芥川久枝:清楚な「母」にして妖艶な「女」でもある34歳の女教師ヒロイン
芥川修司:母の情事を目撃し、日記を目にすることで母に「女」を見る息子
滝岡:高校在学時より久枝との爛れた関係が続く、かつての教え子

夫の長期海外出張中に教え子の滝岡から熱烈告白されるのが物語の始まり。最初はライトな雰囲気だが、話が進むに連れて背徳感たっぷりのシリアス展開に変わっていく。前半たる本巻では、久枝の日記を読む修司を仲介した過去回想をメインにしており、校内や滝岡の自室で乱れに乱れまくる久枝の官能描写がずっと続くことになる。別の男との関係を主人公が指を咥えて見るしかない状況に読み手も一緒に晒され、悶々としながらも興奮させられる、物語前半の演出がこの頃から発揮されている。息子に内緒の関係に溺れる母が、別の男の前では淫蕩かつ貪婪に化ける秘密の本性を覗き見るいやらしさに溢れており、これにサイドストーリーやオプションを加え、さらに練り直して『たとえば母が』のベースへと繋がっていくことが再認識できる。

作画はさすがに初期と思わせるものだが、その線描の細さや粗いタッチに反して、思いの外違和感が少なくて不思議。コミカルな番外編(2編)は『久枝さんの背徳日記』に収録の短編で、本編から5~6年前の一コマ。画家志望の甥まで食べちゃう久枝さんのはっちゃけぶりが『ミツコさん』を彷彿とさせる。
『久枝背徳日記:完全版〈上〉』のレビュー掲載元









2010/5/17 発売

久枝背徳日記:完全版〈下〉


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DMM.R18はコチラから。

神様ごめんなさい
今だけ…愛しい我が子とつながりたいの…っ。狂おしいほど激しく、そして切ない究極の愛の物語!カラー絵物語16P、特別編「修司と香奈子」収録の完全版!
(引用元:DMM.R18)


★★★★★ 壮絶なまでの「牝」を見せる母への情愛と決意, 2010/5/21
芥川久枝:今も続く滝岡との関係で「女」から「牝」に
芥川修司:日記に続きビデオまで目にして母の美しき痴態への葛藤が鮮明に
滝岡:ビデオ内や終盤で久枝との壮絶な交わりを見せる

後半のクライマックスは息子修司との心と体の交流となろうが、その前に展開される、ビデオ内で滝岡の責めを受け止める久枝の乱れっぷりが凄まじい。主に付き合い始めの頃だった上巻では、一時「母」を忘れてもまだ「女」に留まっていたが、現在を撮影したビデオでは最早「牝」である。お尻もがっつんがっつん責められて昇天しまくりの痴態を目にする修司が痛ましい。また、この時の修司の姿を目撃して驚嘆する久枝もまた苦悩するのだが、こうした母子それぞれの葛藤の果てに想いが交錯する場面がやってくる。しかし、これで終わらないのが本作であり、後の青年コミック長編シリーズ『たとえば母が』との決定的な違いである。

本作の結末は、まだ母子相姦の禁忌がダークだった頃の空気を感じるもので、これを鑑みて、あるいは「本当はこうしたかった」との思いから改めて仕切り直したのが『たとえば母が』のようにも思われる。最後まで「母と子」だった久枝と修司、やはり淫猥な「男と女」だった滝岡と久枝。この違いを痛感し、未練を残しつつも母のために決意した修司によって結ぶことで、より一層の切なさと重厚な余韻を残すことに繋がったと思う。

また、こんな修司のために用意されたかのような後日談【修司と香奈子】では溜飲を下げるのだが、男が求める母性の矛先の同位性には思わず同情的苦笑もしてしまう。久枝さんの学生時代(20歳)にして「牝」の素地ともなった特別短編【若かりし久枝さん】や、修司の心情がフラッシュバックする16頁のカラーイラストギャラリー【久枝背徳日記 絵物語】も同時収録。
『久枝背徳日記:完全版〈下〉』のレビュー掲載元












艶々作品初期の傑作と言えるでしょう。(^^)

こういう形で纏められ、再販されるのは嬉しい限りですね。





【元になった作品1】
2000/12/25 発売(TOEN COMICS)
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芥川久枝34歳、古典の非常勤講師をしている。生徒の滝岡から告白され、抱き寄せられ強引に奪われた唇。無理やりに触らされた滝岡のあそこはみるみる大きくなって…。(引用元:DMM.R18)


★★★★☆ 作者らしさはしっかり出ているデビュー作, 2009/5/31
作者のデビュー作である。表題作【久枝さんの背徳日記】(全4編)+短編3編という内容だが、なぜか最後の【眠りの森】だけは濡れ場の全く無い、本作の方向性とはかけ離れた切ないお話である。あと、表題作は一応4話構成となっているものの続きモノではないようである。第2話以降にはそれぞれ【-秘密-】、【暴走久枝さん】、【センセイのセンセイ】とタイトルがある。

また、夫が海外赴任しているヒロインの久枝さん(学校の先生)には息子の修司がいるのだが、この修司が第2話では中学か高校の生徒なのに対して第3話ではランドセルを背負っており、第4話では冒頭で10歳と明記されている。夫の海外赴任も第1話では1年前なのが第2話では7年前、第3話では2年前である。それでも久枝さんの年齢は(おそらく全話)34歳なので、これは久枝さんというヒロインと家族構成のみを用いた別個の話ということであろう。

生徒に告白されて、夫に操を立てながらも拒めない第1話、息子の目を忍んで、かつて家庭教師で教えた生徒宅に通って密戯におよぶ第2話、画家志望の甥を食べちゃう第3話、修司の担任として家庭訪問に訪れた久枝さんのかつての教え子に迫られる第4話と各話はバラエティ豊か。第2話は修司視点のシリアスな寝取られに対して第3話は思いっきりコメディである。

他にも、弟大好きな義姉(教師)と姉に密かな想いを寄せる義弟(生徒)の【~義姉~sister-in-law】や、水泳部員を指導する先生の【AQUA PARADISE】もコメディと恋愛の楽しい話である(女教師の話ばかりだな)。画風はさすがにデビュー作という感じだが基本的な部分はさほど変わっていない。背徳感ありまくりのストーリーも同じ。この作者は昔から一貫した方向性で作品づくりをしていることが解る作品である。
『久枝さんの背徳日記』のレビュー掲載元


【元になった作品2】
2004/05/03 発売(TOEN COMICS)
Amazonはコチラから。

久枝さんシリーズ2作目登場!第一話~第六話+SP.1.5話(第6話とSP.1.5話は描き下ろし!)と「久枝キャンパス日記」の全8話を収録。

(引用元:DMM.R18)

★★★★☆ 『完全版』が出た今となってはコレクターズアイテム, 2010/8/4
久枝さんと息子の修司を取り巻く背徳相姦絵巻については、ストーリーを網羅した『完全版』()が出ているため、今となってはコレクター以外に入手する必要が無くなっており、実際に本作を見ると、いかにも話の途中という尻切れトンボな終わり方になっている。

久枝さんの背徳日記』の第1話を再度収録して物語の始まりとし、ここに『完全版』では第2話とした話を「1.5話」(当時の書き下ろし)として挿み込んでいる。ここまでは良いのだが、この後は久枝さんの日記を読み、滝岡と淫蕩に交わって蕩ける久枝さんの痴態が収められたビデオを観ては寝取られ男の苦悶を真っ向から味わいつつ自分も母と……と思い始める修司と、それを目撃してしまった久枝さんが苦悩するうちに風呂場で湯あたりしてしまう第6話(これも当時の書き下ろし)まで、ここまでで終わってしまうのである。あとがきに「この後は久枝と修司が接近して……」みたいなことが書かれているので、この時点ではこの物語が全く以て完結していなかったことが窺える。

まぁ、それでも『完全版』と同じとはいえ、久枝さんと滝岡が結ばれ、情欲を交わし、乱れに乱れて堕ちていくいやらしさはさすがの一言。優しい「母」が妖艶で淫靡な「女」に化けていく、修司の知らない「牝」になっていくのを目にして何もできない修司の悶々とした心情が赤裸々に描かれていることに変わりない。
『主婦久枝の日記』のレビュー掲載元





マニアおよびコレクターの方はコチラも併せてどうぞ。(^^)




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