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隣罠(わな)-成宮家の三姉妹と狼(著:宗像倫、フランス書院文庫)

2013/12/24 発売

隣罠(わな)-成宮家の三姉妹と狼

著:宗像倫フランス書院文庫


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(あの高嶺の花だった隣りの三姉妹を…狂わせてやる!)
若妻らしい濃厚なフェロモンをふりまく美里。
女子大生の瑞々しさがあふれんばかりの理穂。
交際経験もない清楚な制服姿が愛らしい歩実。
超絶フェラ、強制騎乗位、アナル姦、トリプル飼育!
獣の格好で貫かれるうち、三人の美声は甘い喘ぎに…。
(引用元:Amazon)


★★★★★ 前作に続く「強引な和姦」を推し進めた2作目, 2015/10/12
前作にしてデビュー作『年下の兄嫁-強引な和姦』で非誘惑ながら粗暴な凌辱でもない独自の路線を開拓した作者の2作目。今回も基本的な路線は踏襲されているので「隣罠(わな)」や「狼」といったタイトルが内容をきちんと表しているとは言い難い。普段から仲良くしている隣の3姉妹とじわじわ関係していく32歳の男を主人公とする、妻不在時の不貞ストーリーである。

地元の大地主の家系で豪邸暮らしという3姉妹は、実質的な惣領で入婿を迎えた人妻の長女(28歳)を主人公の妻と同年齢にして親近感を持たせつつ大学生(19歳)の次女を清楚ながら実は性にオープンな小悪魔とし、高校2年生(17歳?)の三女は溌剌な部活少女とするバラエティ豊かな構成。そして、あくまでもお隣の旦那さんという認識の長女に対して主人公に関心がある次女とファザコン気味な好意を寄せる三女という絶妙な距離感をそれぞれに持たせてストーリー展開の礎にしている。

冒頭のヒロイン紹介文では最も地味というか、長女と三女の陰に隠れていたような次女からエピソードが始まる意外性で読み手を掴みながら、その後は三女を経て長女でまずは一巡。彼氏がいる次女や初心な生娘の三女とはまず戯れのみとする「下準備」をしっかり確保している。特に突然のことに驚き、強い抵抗を見せる三女には強引さも控え、時間をかけて優しく籠絡しようと振る舞う主人公だが、代わりに以前から内心では色眼鏡で見ていた長女には次女・三女との関係を引き合いに出し、やや強引に迫ることでほぼ唯一の凌辱っぽさを担わせている。

再び次女→三女→長女の順で進む2巡目では相変わらずドライな態度をとり続けるも辛抱堪らず遂に主人公と交わってしまう次女や、そんな次女との関係を知って覚悟を決めるも破瓜の痛みを存分に味わってしまう三女といった「次の段階」をしっかり盛り込みつつ、さらに関係を深めた長女へは連続絶頂に至らせるほど淫らに乱れさせている。淫猥度のある官能描写で徐々に堕ちていく3姉妹の過程を描いている良さがここにはある。

主人公の趣味である写真撮影のモデルになってほしいというシンプルなアプローチから3姉妹のキャラに見合った関係へと分派していく良好な流れは最後の撮影旅行で全員揃ってのクライマックスを迎える(その直前には三女との睦言に次女が手助けするように加わる3Pもある)。ここでもまた次女から三女を経て長女と交わっていく4Pがいやらしく描かれるが、その際に経験不足から負い目を感じた三女の思いつきな企みが後の突然な幕引きを示唆する。偶然なのか、それとも三女の企みが奏功したのか……そんな余韻をも醸す結末をたったの4行でさらっと見せてスパッと幕を落とすのはお見事。
『隣罠(わな)-成宮家の三姉妹と狼』のレビュー掲載元


タイトルやあらすじは凌辱方面へ相当に煽ってますよ、コレww

確かに誘惑路線ではありません。
ヒロインからのアプローチはありません。
しかし、無理強いもほぼありません。

ですから、非誘惑

この表現がピッタリきます。



にゃらさんのブログで本作が紹介されています。
誘惑官能小説レビュー 宗像倫「隣罠(わな) 成宮家の三姉妹と狼」





単に狙った女に襲いかかるのではありませんから、しかも前作と同様に「強引な和姦」のテイストを醸さなくてはなりませんから、自ずとヒロインが身内か親しい間柄になるのですね。

前作は兄嫁姉妹でした。

年下の兄嫁-強引な和姦
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-925.html




そして、今回は隣の3姉妹。

作風は把握しましたから、今後は主人公とヒロインの間柄にも注目していきたいと思いました。





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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 宗像倫

性感ヨガレッスン-柔肌美女に囲まれて(著:大泉りか、リアルドリーム文庫)

2013/3/25 発売

性感ヨガレッスン-柔肌美女に囲まれて

著:大泉りかリアルドリーム文庫


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「初めてでも大丈夫。わたしが教えてあげるから」
ヨガ教室に通うことになった大学生・浩一郎は、
美女たちとの接触を通して肉体美の虜になってゆく!
快活インストラクターのしなやかなDカップボディ、
グラビアアイドルの爆乳に上品な人妻の柔肌――。
憧れの従姉も交えてヨガ旅行に行くことになり……。
(引用元:Amazon)


★★★☆☆ 可もなく不可もなく……, 2015/9/13
この作者の書籍における活動をざっと見てみると、2011年からリアルドリーム文庫で官能小説を執筆しているが、それ以前はライトノベルを出している。また、2013年までは半年前後に1冊(年2冊)のペースでコンスタントに官能小説を続けていたが、2014年5月より今のところは音沙汰がなく、代わりに2013年から単行本や文庫で女性に向けた性に関する本が出始めている。

つまり、女流の官能小説家がライトノベルの分野に進出した頃や、官能分野を扱っていた女流作家や女性ライターがセックスに対する女性からのアプローチ本の類へと移行した頃に歩調を合わせているようにも写る……あるいはそれらの先駆者か。

いや、そうした動きを揶揄するものではなく、「女性の、女性による、女性のための性指南」は官能分野への(例えば一方的かつ暴力的な凌辱といった)一元的なイメージを払拭する意味においても重要だと思うし、何よりセックスへの渇望は男だけではないという認識の普及においても意味があろう。また、作者自身にとっても、いろいろな分野を渡り歩いた結果として辿り着いた境地が今なのであれば、過去にどんな作品を出していようとも本人の自由につき、その点をとやかく言うつもりはない。

ただ、自分の望む境地に辿り着いたからこその文章と、必ずしもそうでない頃の文章とではやはりどうしても温度差が生じることもあると思われ、振り返って見ればの話になってしまうが、官能小説をメインに据えていた2013年の通算5作目とはいえ本作は、もしかしたら5作目だからなのか、官能小説への当初の熱も多少は下がり始めた頃だったのかも?と思えてしまう内容にも見えてしまうのである。

見当違いな推測だったらお詫び申し上げるところだが、本作は編集側が示したアイデアに基づいた、つまりはレーベルのテンプレートを4人ヒロインで構成し、相応に展開させて最後は皆で仲良くエンディングのような、ソツなく纏まっている代わりに特段の印象も得られない「可もなく不可もない」作品のように感じてならない。

官能小説においては最初からこういった路線だったとは思うが、それでも何らかの形で作者らしさみたいなものをもう少しは感じたかったところである。表紙のカラーイラストを含む挿絵がキャラの魅力を引き出していただけにちょっと残念だったかな?という気が起きるのも登場人物は総じて悪くないからである。
『性感ヨガレッスン-柔肌美女に囲まれて』のレビュー掲載元


まぁ、高い確率で大泉りか先生が官能小説を執筆されることは今後おそらくないだろうなぁ~。今は違う分野の御人だもんなぁ~という、ただそれだけのレビューです。(^^;)

いや、別に全然良いんです!

女流作家さんが、より女性へ向けた官能(指南)書籍を上梓され、官能方面における女性読者が増加することは大変重要であります。

で、一部はクロスするものの、男性向けの既存官能書籍とはフィールドが異なる女性向けの官能書籍のジャンルがどんどん発達すること、そのために貢献していただくこと。これ大事。



みきりっちさんのブログで本作が紹介されています。
リアルドリーム文庫 性感ヨガレッスン 柔肌美女に囲まれて性感ヨガレッスン~柔肌美女に囲まれて~ (リアルドリーム文庫 106)posted with amazlet at 13.03.27大泉りか キルタイムコミュニケーション 売り上げランキング: 2,150Amazon.co.jpで詳細を見る3月発売のリアルドリーム文庫の新刊です。読み終わったので、レビューです。主人公は、ごく普通の大学生です。そんな彼は、従姉の勧めでヨガ教室を教えられる事になります。しか...
リアルドリーム文庫 性感ヨガレッスン 柔肌美女に囲まれて レビュー





女性ドライバーが増えたことで自動車と交通ルールに関する知識と理解が増え、その結果として交通事故が減るという構図と同様に……ちょっと違うかもしれませんけど(汗)……官能分野もまた男の園と女の園が並び立ってですね、それでお互いが理解し合うことで男は女の性感と欲求を知り、女もまた男のそれを知ることが円満なセックスライフに繋がると考えたいですね。



【大泉先生のお仕事(書籍編)】

◆女流官能作家が教える-愛が深まるライトSM(スコラマガジン)
2013/4/25 発売
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ライトSMを学べば、カップルの愛がもっと深くなる!SMを知り尽くした女流官能作家による、愛あるSMのススメ。
本書はいわゆる緊縛などに代表されるハードなSMプレイは紹介していません。目隠しプレイ&ネクタイ等での縛り&言葉責め&スパンキング…といった実際に行うにあたって、専門的な知識や危険を伴うものではなく、一般的なカップルが気軽に行えるプレイを、イラストを使って紹介していきます。男性のみならず、少しでもSMに興味がある女性にも読んでいただけるような内容となっています。
(引用元:Amazon)


◆もっとモテたいあなたに-女はこんな男に惚れる(文庫ぎんが堂)
2013/12/8 発売
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女の子は口説かれるより優しくされたい!彼女がほしいと思いながらも、「出会いがない」「いまさら無理」「めんどくさい」なんていつの間にか縁遠くなっていませんか?そんなのもったいない!実はいま、恋愛は男性が有利なんです。だから彼女をつくるのはすごくチャンス。女の「好き」はいろいろだから、モテない男はいないんですよ。あなたがモテるためにできることと無理をしなくてもいいこと、女たちは男のどこを見ているのかを、女の視点で書きました。(引用元:Amazon)


◆もっとセックスしたいあなたに(文庫ぎんが堂)
2014/11/9 発売
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各メディアで話題!『もっとモテたいあなたに』第2弾。今度は「セックス」編!
女の子だってセックスしたい!もっと気持ちよくなりたい!ただ性欲のかたちが男の人とは少し違うのです……。「挿入」が目的の男性と異なり、女性にとってのセックスは、裸になって抱き合うこと全般です。優しく体を触られたいのです。そこでぜひ、彼女の体に本書の中のテクニックを這わせてみてください。そうすれば彼女の心と体はだんだん<開いて>いくはず。「この人となら、したい!」「もっとしたい!!」そう思わせる秘訣を人気官能小説家がお教えします。
(引用元:Amazon)



まず女性が買って、読んで、その後で彼氏またはセフレwに読ませるのがミソですw





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tag : リアルドリーム文庫 大泉りか

年下の兄嫁-強引な和姦(著:宗像倫、フランス書院文庫)

2013/2/22 発売
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(兄貴がいないところで、彼女を俺の女にしてやる)
いつも飾り気なく、親しげな態度で接してくれる美香。
24歳、可憐ながらも気品に満ちた兄嫁の裸身を目にした瞬間、
牡の欲望は目覚め、憧れの操を奪いにかかった!
抗う心とは裏腹に、美香の隠された性が徐々に露わに……。
「感じてるんでしょ、我慢しないで声を上げてもいいんだよ」
(引用元:Amazon)


★★★★★ 2人に絞ったヒロインの堕ちるまでをしっかり描いた良作, 2015/7/9
2013年のデビュー作だが、タイトルの「年下の兄嫁」はともかく『強引な和姦』の矛盾にどうしても違和感が拭えず当時は触手が伸びなかった。しかし、読んでみて確かに『強引な和姦』であったことが分かり、何よりヒロインを2人の姉妹に絞ったことで、その関係性を主人公に絡めつつじっくり描いた官能絵巻に唸ってしまった次第。良く出来たデビュー作と感服するところである。

<年下の兄嫁【美香】24歳>
別に弟嫁でも不都合はないのだが、おそらく夫にして兄から奪う兄嫁だけれど年下に拘ったものと推察する。純真で可憐な魅力を放つも経験はあまり豊富ではない真面目さが長女らしいところ。美香との関わりを描く第三章まではPCを修理する名目で兄嫁宅へ幾度となく訪れ、その度に迫られるという軸足のしっかりした展開で描かれていく。美香から見れば義弟ながら年上の主人公に迫られるのは困惑するも抵抗し切れないところもあって、次第に追い詰められるように体を開いていく被虐の美があった。序盤は凌辱の色が優勢なのだが、美香の心情も並行して描くことで必ずしも一方的なものではないことが判るのは秀逸。諦念含みながら覚悟を決める瞬間は淫靡でもあり、その後はどんどんオンナを開発され、後に登場する妹には嫉妬もしながら最後は同じ女性かと思うほどの変貌を遂げる美香である。過去を挟みながら現在とその行方に至るまで美香をしっかり描き切ったという達成感が作者にはあるのでは?と思うほどメインヒロインとしての存在感があった。

<好奇心旺盛な妹【穂佳】18歳>
第四章から第六章に至るまでは妹の出番。元より主人公を悪くは思っていない初心で無垢な穂佳なので多少の強引さはあれど、むしろいたいけな少女を未知の世界へ連れていくような始まり方である。生娘ながら好奇心は旺盛というお年頃らしさを醸しつつ、姉よりはいろいろと寛容で積極的な面もあるところは次女らしい。「みか」に対して「ほのか」という名前も含めて本作はなかなかのリアリティがあったりする。主人公への想いが膨らみながらも(諸事情あって)恋仲になることはないかも、といった乙女心も滲ませながら体はしっかり開発されていくいやらしさがあった。そもそも生娘キャラをあまり好まない自分が破瓜から開花までをしっかり読んだのは、それだけ丁寧な描写で綴られていたからだと思う。姉妹がそれぞれに秘密として主人公との関係を続ける中で(先に関係を持った)姉よりも早くに心を通わせ始める妹としてナイスなサブヒロインでもあったと言えよう。

最終的に2人は鉢合わせとなり、くんずほぐれつの爛れた関係にもなっていくのだが、ここに至っても官能描写の淫猥度が高く保たれているのは素晴らしい。終盤にも美香単独の出番を挟み込む良さを見せつつクライマックスではおねだり合戦の様相を呈するいやらしさである。それに加えて兄(美香の夫)がその場面を目撃してしまう寝取られ要素まで盛り込んでいるのだが、これが「あるのはモアベターだけど無くても良かったかな?」との印象で留まるのは「その後」を曖昧にしたからでもあろう。

曖昧と言えば、実は結末もやや曖昧である。姉妹の両方に愛情を向けるに至った主人公の二心に対して美香にも穂佳にも二心があるように纏めたのはリアリティこそあれど果たして読み手たる男が求める結果だろうか?となればまた別の感覚と言える。しかし、どっちつかずなリスクもある凌辱と誘惑のクロスオーバーを狙った作風は今後も支持したい。
『年下の兄嫁-強引な和姦』のレビュー掲載元


クロスオーバーとかフュージョンとか言いますけれども、イマドキならハイブリッドといったところでしょうか。

「強引な和姦」という矛盾に引っ掛かりを覚えて敬遠して損した!と言わざるを得ないハイブリットな雰囲気が良かった作品でした。

普段から近しい存在のヒロインへ力ずくでもなくやや強引に迫っていく軽い凌辱テイストを序盤から中盤で見せておきながら実は甘美を感じ始めていたヒロインの心情を挟み込みながら遂には陥落、その後は誘惑的な甘さを醸す流れで進んでいくテイストにある種の新しさを感じました。

以前からある構成ではありますが、それらともちょっと一線を画したような独特の新味でしたね。

何しろ程良く挟み込まれるリアリティが絶妙でして、クライマックスの姉妹丼はさておき、こうした不倫って実際にあるんじゃないのかな~?と思ってしまうところもありました。



Junpei F. さんのブログで紹介されている本作の投稿記事
無邪気な年下の兄嫁に男心をくすぐられた。 「年下の兄嫁【強引な和姦】」(宗像 倫) - 人妻官能小説の紹介・感想・レビュー!

にゃらさんのブログでも本作が紹介されています。
誘惑官能小説レビュー 宗像倫「年下の兄嫁【強引な和姦】」





いつしかはっきり分かれてしまった凌辱系と誘惑系にあって、その垣根の上に置かれたような作風とも言えるのが本作だと思いますが、かつての誘惑作品には下衆な別の男(時に複数)からちょっかい出されたりして割と凌辱エッセンスがあったものです。

そんなエッセンスを(例えば一竿は維持しているとかで)イマドキアレンジしたようにも感じさせる作風に今後の新しい潮流の一端になるか?といった期待も寄せたくなる作品でした。(^^)





宗像倫 フランス書院文庫

テーマ : 18禁・官能小説
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魔虐の診察室-人妻女医の長い夜(著:阿澄慎司、マドンナメイト文庫)

2013/4/11 発売
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心療内科医の玲奈は、外科医である夫の雄介に頼まれ、彼の従兄弟・秀彦の相談に乗ることにした。秀彦は会社をリストラされたあげく、妻とも離婚し、最近では鬱気味になってしまったという。だが、秀彦が夫の目を盗んで突然襲いかかってきて…。(引用元:Amazon)


★★★☆☆ 小説として良く練られているが官能要素は少し古臭いか, 2015/4/13
新人作家のデビュー作といった位置づけだが、発売より間もなく2年を迎える現時点(2015年)まで次作が出ていないこともあり、おそらく既出作家の別名義ではなかろうかと勝手ながら推測するところである。それだけデビュー作らしからぬ小説としての構成の妙を感じるからだが、適度な分かりやすさで読み手を誘う伏線とその回収にはそつがなく、心情面もしっかり盛り込んだ展開やオチとしての結末もパンチが効いている。必要な要素がほぼ網羅された凌辱作品としてもオーソドックスな良さは感じるところである。

ただ、初期設定にイマドキらしさがあまり感じられない。ヒロインの人妻女医を辱めるのは夫の従兄弟にあたる中年男だが、ブルジョアなセレブへの妬みと自らの境遇への卑屈な下等意識が綯い交ぜになったドス黒い感情を吐き出すような責め方を古き善き凌辱っぽさを漂わせていると感じるか、何だか一昔前の古臭い凌辱のように感じるかで印象も変わるであろう。

女医にしても育ちの良さから従兄弟の振る舞いを嫌悪するものの、恫喝にも似た態度に出られると弱いエリートらしさがあり、そこにつけ込まれてズルズルと従属させられる展開になっているのだが、そのエリートらしい自分もまた深層では嫌悪していたような、そんな自分を否定することが描かれており、それが官能的に堕ちることの骨子ではありながら逆にそこまで自分を卑下しなくとも、という気にもなってくるところである。

そんなネガティヴな心理が交互に描かれていくことで官能場面にすんなり入り込めなかった部分があったことは否めず、何よりエリートを貶めるために罵倒の浴びせ倒しを繰り返す責め方が個人的には馴染めなかった。

また、全4章という構成は各章のボリュームに特徴があって、始まりの第一章が34頁、ナースのサブヒロインも出てくる姦計の第ニ章は26頁なのに対して本格的な凌辱シーンが描かれる第三章は90頁もあり、さらに陥れて諦観含みの完堕ちへと至る第四章も93頁ある。前半の2章でお膳立てして後半の2章でがっつり描くという構成ではあるのだが、実質的には最初の凌辱となる第三章と堕としのクライマックスと言える第四章との間にある1ヶ月という期間に施された責めがさらっと触れられるのみでは堕ちていくというスムーズさが欠けてしまい、あまりバランスが良いとは言えない。このペース配分にも一考の余地があったように思えてならないところである。
『魔虐の診察室-人妻女医の長い夜』のレビュー掲載元


2013年の作品ですが、今のところ電子化の予定はないのか電子書籍版はみかけませんでした。

……電子化する目安というか基準って何でしょうね?



サブタイトルで示された「長い夜」は確かにあって、延々と続けられる恫喝的凌辱が描かれていましたが、何と言うか、ブルジョアやエリートといった上流な人々への嫌悪のような意識がモーレツに弾けているような、そんな感覚が盛り込まれた作品でもあったように感じました。

罵倒の言葉責め込みで堕ちていく女医のヒロインなのですが、確かに小さい頃から最も言われてこなかった言葉を連発されたら凹みますわね。

そんなショックが次第に刷り込まれていくような描写もあって、逆に最近あまり目にしないタイプかも、とは思いました。

夫の目の前で痴態を見せつける(見せつけられる)結末は良かったですよ。





阿澄慎司 マドンナメイト文庫

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女神の太腿(著:安藤仁、廣済堂文庫)

2013/1/19 発売
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後輩社員の身代り解雇を買ってでた愚直なサラリーマン尾藤誠示は、それが原因で離婚し、軽自動車で流浪の旅に出る。その途上、人里離れた山間の農家に暮らす美しい未亡人、坂口織枝と出会い、居候をさせてもらうことになった。その夜、未亡人の手ほどきで人生初めてのエクスタシーを体験、眠っていた欲望に火がついてしまった。織枝が北海道へ出かけた留守の間に、尾藤は美人女医から後輩社員の若妻まで、さまざまな女神たちとのエロスの宴を満喫することに…。(引用元:Amazon)


★★★★☆ 飄々とした主人公の淡々とした日常に描かれる艶っぽい官能, 2015/3/30
この作者と廣済堂文庫は『花びら~』のタイトルで長くタッグを(表紙カバーイラストも同じく)組んできたが、それらとはまた違ったテイストを狙ったのだろうか、少なくとも表紙から感じる印象は異なる作品だと思う。

流浪の旅に出た34歳の主人公が訪れた山間の農村を舞台にした物語は淡々と進む印象。実は物語というほどドラマチックでもなく、お人好しな主人公がお手伝いがてらに村のあっちに行ったりこっちに行ったりしながら女性達と出会い、触れ合い、カラダをも通わすエピソードが連なっているような構成と言える。メイン格のヒロインは2人いてサブヒロインもいる全8章は時間経過も割と感じる流れ。確かに善人ではある主人公はやや優柔不断なところがあって言動や態度に時折判然としないところもあるのだが、その流されているような、漂っているような主人公の飄々とした振る舞いには憎めないところもあって悪くない。

女性達は魅力的で官能描写も概ね良好。とりわけメイン格のヒロイン2人はそれぞれ主人公に惹かれ(そもそも1人は主人公と既知の間柄)、カラダだけでなくココロも通わせるようになっていくのだが、終盤でお互いの存在を知り、二股をかけられていたことを知って愛想を尽かされるのか?といったところが一応のクライマックスにはなっている。ただ、これもまた淡々に描かれているため、結末も含めてやけにあっさりしている印象である。

ドロっとした後ろ暗さや湿り気もあまりなく、ライトなタッチを手軽に読む作品と言えそうである。
『女神の太腿』のレビュー掲載元


ふとももという漢字は太腿太股のどちらがより官能的でしょうかねぇ~?



それはともかく、安藤仁×廣済堂文庫のコンビは長らく『花びら』シリーズで有名だったかと思います。

数えてみたら15作品ありました(太田新書からの1冊を足すと16作品)w

御大・佐藤与志朗絵師とのトリオと言った方がいいかもしれません。

麗しい表紙カバーイラストがずらっと並ぶのは壮観ですよ。(^^)



そんな、安藤仁先生の本作ですが、タイトルで示すほど太腿の描写はなく、むしろ第八章の「とめどない快楽の日々」という章題がピッタリな作風だと思いました。

全体を通して良くも悪くも「とめどない」感じ。

主人公の人の善さみたいなものも関係していると思いますが、ストーリー展開としての起伏はあまりなく、淡々と進む感じなんですよね。

これはこれで味があるとも言えます。






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若妻痴漢電車(著:瀬井隆、マドンナメイト文庫)

2013/2/12 発売
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突如、執拗な魔の手に襲われた貞淑な未亡人は、屈辱に抗いながらも快楽に身をゆだねはじめ……青年実業家の夫を事故で亡くした若妻・彩華は、電車内で遭遇した大胆な痴漢に羞恥と屈辱を味わっていた。だが、その巧みな刺激が頭ばかりか身体まで痺れさせ、肉体を持てあました女の性感を高めていく。義姉とその愛人の策略により、ますます深みに嵌るが……。(引用元:Amazon)


★★★☆☆ むしろ調教モノだが展開がストレート過ぎるか, 2015/3/30
ヒロインは確かに28歳の若妻だが未亡人でもある。そして電車痴漢はあくまで舞台設定であり、ヒロインに潜むM性が見抜かれ、開発されていく展開はむしろ調教の色合いが濃い作品と言える。

亡夫の生前の言葉を発端としながら、その遺志を継いだかのようにヒロインの属性を見抜いて奈落への片道切符を用意するのは34歳の義姉(亡夫の実姉)。頼みもしないのに積極的なのは義姉にも秘密があるからだが、ここからは思いのほかストレートに話が進む。義姉と繋がりのある人物の手引きで清楚かつ貞淑なセレブ妻たるヒロインが調教される展開が続き、エスカレートし、最後は複数の男に囲まれて代わる代わる弄ばれるに至って自らの性癖を知らしめられたヒロインは嬉々として受け入れる……のだが、ここまでがほぼ一本調子の印象である。

亡夫に加えて義姉からも示唆されたM性についてヒロインは割と早い段階から薄々感づいているようなフシがあり、理不尽な調教に対して困惑・懊悩はするし相応に抵抗もするのだが、そうした葛藤に揺れるというよりも漠然と「そうかもしれない」と感じている属性(性癖)について「本当に?」と確認を繰り返しているような心情描写に終始しているからかもしれない。

痴漢モノかと思ったらそうでもないところでタイトルとの違和感があり、調教モノとしては如何にも今から始めますよ的なオープンさが却って興を削ぐ面もある予定調和の繰り返しに感じられたことがイマイチ感に拍車をかけた気がした。
『若妻痴漢電車』のレビュー掲載元


タイトルと表紙カバーイラスト(大柴宗平絵師の仕事振りは相変わらず素晴らしいですナ~)からすると電車痴漢モノと思ってしまいますが、調教モノです。調教の舞台に電車が、そして痴漢が用いられている内容ですね。

DSKは電車痴漢と思って買っちまいました。(^^;)

なので最初から調教メインと思って入手される分には良いのかもしれません。



ヒロインを始めとする女性陣にはM属性というバックボーンがあって、それを開花させる方面の調教ってことですね。



【無料Kindle版情報】 ※2015/4/2時点

◆修学旅行・夜の特別レッスン(著:瀬井隆
2013/4/15 発売
Kindle版はコチラから。
気弱で大人しい○校生の圭介は、修学旅行で訪れた長崎市内で、体育系少年の武彦、がり勉の雅之と一緒の部屋になる。何気なく点けたテレビに、三人の少年たちは度肝を抜かれた。映るはずのないAV映像。しかもあられもない痴態を晒しているのは、若い健康美人の梨田留美先生ではないか。事情を知った留美先生は「内緒にしておいて。気持ちいいことしてあげるから」と彼らを懐柔しにかかる。旅館の暗い倉庫部屋でのフェラ抜き、男子生徒憧れのバスガイド、静香さんとのレズプレイの鑑賞、はては他の生徒がいる中での遠隔バイブローター調教……。すっかり骨抜きになる友人二人をよそに、秘かに若い女教師に憧れていた圭介は、どこか苦々しい思いを拭えなかった。──どうしてそんなに虐められたがるのさ、先生?やがて本番寸前でアクシデントに見舞われたのを機に、留美先生は三人の童貞少年たちに提案をする。「武彦君と雅之君は、憧れの静香さんとエッチさせてあげる。私はこの子を筆おろしするわ」そう言って留美先生は、圭介を無人の布団部屋に導くのだった。若い女教師はなぜこうも積極的なのか?旅館の細部を知り尽くしている理由は?彼女の本当の目的とは、はたして何なのか……。(引用元:Amazon)



いつまで継続されるのか分かりませんが、無料で読めるKindle版の瀬井作品を見つけてしまったので思わずポチッとしてしまいました。(汗)

Kindle版オリジナルの限定作品なのでしょうかね。





瀬井隆 マドンナメイト文庫

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

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玲子先生と麻貴先生-顧問女教師を調教したあの日(著:但馬庸太、フランス書院文庫)

2013/7/23 発売
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(先生を絶対逆らえないようにしてやる!)
水泳部顧問・玲子の熱心な指導を逆手に、
居残りレッスンで垂涎ボディを貪り尽くす。
書道部顧問・麻貴を無防備な背後から襲い、
獣の格好に拘束して熟肉を奪う超絶クンニ地獄。
25歳と34歳を僕専用に躾ける、最狂の学園調教!
(引用元:公式サイト)


★★★★☆ 責めに抗う教職の矜持と覚えた愉悦との狭間, 2015/1/25
但馬作品を幾つか既読の諸兄には伝えることが無いくらい普段通りの但馬作品である。ただし、普段ならば学生主人公が大半なことで学校が舞台となることも多いのだが、今回は2人のヒロインも共に女教師としたことで普段以上に学校を意識した内容とも言えるだろう。官能場面は全て校内および関連施設という徹底したシチュエーションである。教師と生徒という許されざる関係へ引き摺り込まれることに抗う矜持と、それでも次々と植えつけらていく愉悦との狭間で懊悩するヒロインの悩ましさがしっかり描かれた作品である。

【玲子先生】 保健体育の教師にして水泳部の顧問は25歳
普段から生徒を苗字で呼び捨てにする勝気さがある若手教師は水泳であと一歩のところまで登り詰めた経歴のアスリートでもあり、それだけに真面目で謹厳実直でもある。クールな美貌は憧れの的であり、全体の半分を超える4章を用いてじっくり責め立てられるメインヒロインと言える。部活動だけでなく体育(水泳)の授業でも生徒達のすぐ傍というシチュエーションで羞恥プレイを絡めた責めを浴び、声も出せずに悶絶させられている。しかし、カラダは肉欲に堕ちてもそれを自覚しようとはせず、教職の矜持を保ってなかなか堕ちない玲子先生。これが諦念にも似た心持ちで我慢の限界を超え、ココロのタガを外す(というか手放す)のはもう1人の女教師が登場してからである。

【麻貴先生】 国語教師にして書道部顧問の34歳
恋人になってほしいとの想いが歪に強過ぎたことから悪魔少年に変貌してしまう主人公だが、それでも無垢な気持ちもあって、恋愛についても自分なりに考えたりしている。それがまた独善的な屁理屈なのでますます凌辱の色が強まるのだが、そんな主人公が狙いを定めた2人目のターゲットが麻貴先生。玲子先生と学園を二分するマドンナであり、玲子先生とは対照的に温和で可愛げのある先生として描かれている。また、玲子先生の半分(2章)で纏められていることや、クライマックスでの立ち位置などからも麻貴先生は明確にサブヒロインであろう。籠絡の手口は玲子先生の時とほぼ同じながら、シチェーションの違いと麻貴先生に付された隠れ属性によって変化がつけられているのは巧みと言える。

最終的には2人の先生が鉢合わせてお互いの状況を知るところとなり、観念するかのように隷属していくのだが、この直前の僅かな時間経過によって、いつの間にか麻貴先生の方が先に出来上がっていたのは面白味のある演出だった。ついついおねだりしてしまう麻貴先生の羞恥が可笑しくもありつつ、そのギャップが玲子先生にも驚きを伴って伝播していくことで矜持という羞恥の根源からの解放という本作のテーマを最後まで破綻なく描くことができたように思う。
『玲子先生と麻貴先生-顧問女教師を調教したあの日』のレビュー掲載元


表紙を見る限り、というか、どう見ても『顧問女教師を調教したあの日』がメインタイトルで、「玲子先生と麻貴先生」はサブタイトルだと思うのですが、そして実際にAmazonやhontoでは「メインサブ」の順で表記されているのですが、おそらく「先に書いていある方から順番に記載」といったルールでもあるものと思われる出版元のフランス書院文庫では「サブメイン」の順になっても構わないのでしょうね。

ということで、フランス書院公式サイトの表記に準じてみました。

……正直、あまりしっくりきませんけどね。(^^;)



さて、但馬作品ですが、相変わらずの安定振りですw

それでも舞台や設定には忠実で、今回も女教師という属性に徹したシチュエーションでガチンコな凌辱描写がてんこ盛りであります。

安定した作風をベースにしながら作品毎に味付けをちょっぴり変えているところが但馬作品の魅力と言えそうです。



愛好家Sさんのブログで紹介されている本作の投稿記事です。
1946『玲子先生と麻貴先生 顧問女教師を調教したあの日』但馬庸太、フランス書院/フランス書院文庫、2013/07 発売●あらすじ水泳部顧問の女教師に憧れを抱く少年が、勢いで迫って手コキをしてもらい、厳しく強い印象だった女教師の被虐的な様に昂ぶりを覚え、想いが歪んで凌辱するに至り、書道部顧問の人気女教師にも欲望を向ける事になる。●登場人物【唐沢浩介】童貞。黒城高校二年。水泳部のキャプテン。【柴崎玲子(れいこ)】2...
1946『玲子先生と麻貴先生 顧問女教師を調教したあの日』







但馬庸太 フランス書院文庫

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 但馬庸太

女体質屋(著:霧原一輝、廣済堂文庫)

2013/6/18 発売
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質屋の「福家」は女を質草にして金を貸すという裏の顔を持っていた。主人の福家正臣は女体鑑定の審美眼のある中年男で、愛人で家政婦でもある安川阿佐美と、サド的傾向のある宇川嘉彦を部下にして、日々女体を鑑定し、その質流れになった女たちの調教に励んでいた。そんなある日、伊東辰雄という男が妻の聡子を連れて、三百万を貸して欲しいと駆け込んできたのだが…。気鋭が描く、柔肌をじっくり鑑定し、ねっとり玩弄する、めくるめく調教プレイの真髄とは!? (引用元:Amazon)


★★★★☆ 着眼点の面白さと退廃的な雰囲気は良かった, 2014/9/21
タイトルおよび第一章の章題「女体を質草に取る質屋」で内容的にはほぼ説明済みな作品である。実に面白いところへ目をつけたものであり、このオリジナリティ溢れる着眼点は秀逸と言わねばなるまい。質屋だから質流れもある。本作の「質流れ品」は言うまでもなく預けられた女性自身となる。この時点で女性の地位に関して多少なりとも向上心のある人は苦虫を噛む思いを抱くかもしれないが、最初から男の古臭くて独善的な価値観が横たわっているようであり、むしろそのような価値観を前面に出して挑発的に挑戦しているかのような作品とも言えそうなのである。

金策に困り果てて駆け込んでくる男達に連れられてやって来る女達の、いつか金を工面して来てくれる、自分を取り戻しに来てくれると信じているところには古風な「じっと耐えて待つ女」のニュアンスも感じられたが、そもそも相手が自分を質屋に連れて行くような甲斐性無しにつき金を工面できるハズもなく、大体はあえなく質流れとなり、別の男へ買われていく。その際に買い付け希望者の趣味や性癖に見合うような調教が施されるところに本作の官能的な見どころがある。

様々な境遇の女達が出てきては様々な反応で抗うものの最後は堕ちてしまう淫猥さは出ていたし、何より表紙のカバーイラストよりもずっと古めかしくて重厚な雰囲気にも意外性があって良かったのだが、どうしてもエピソードを繋いでいく形となってしまい、エスカレートこそしていくものの、物語としてはやや一本調子となってしまったところが惜しまれる。
『女体質屋』のレビュー掲載元


アイデアがいいなぁ~と思って手に取った作品です。

まぁ、女性にはちょっぴり失礼かな?と思わないでもないですが、女性を質草にするってアイデア凄くないですか?

なんか、めっちゃ官能的w



で、漂う雰囲気が重厚なんですよ。

基本が質流れで、それを買い付ける別の男がいて、その男に合わせて調教してから流すという展開は凄いなぁ~と思いました。

【関連情報?】

表紙カバーイラストをよ~く見たら、コレ、たぶんAVの川上ゆう嬢じゃないのかな~?と思いましたのでコチラをご紹介。(笑)

◆S級熟女コンプリートファイル
 川上ゆう 4時間 其之弐 VENUS [DVD]

2014/11/01 発売
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DMM.R18はコチラから。
絹のような美肌に絶品美乳、その神々しさはまさに熟女界に舞い降りた天女。川上ゆうのVENUS主演作待望の豪華ベスト第2弾。コキ技を駆使してイカセまくる「近親相姦 エロ尻母」淫語たっぷりで大昇天「川上ゆうの鬼コキ! ! 」酒池肉林の大乱交「禁断母子スワップスペシャル」美しき女の絡み合い「親族レズビアン わたしの叔母さん」など傑作を存分にお楽しみください!(引用元:Amazon)


霧原一輝 廣済堂文庫

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : 廣済堂文庫 霧原一輝

罪母【つみはは】(著:星悠輝、フランス書院文庫)

2013/5/23 発売
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ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

「私の奥まで入ってきて。あなたをずっと感じたいの」
13年間一緒に暮らした弘樹の証を、体内で受けとめる和恵。
「あなたを捨てたママを許して。好きなようにしていいわ」
再会した息子への償いを込め、股間を開いて迎える慶子。
母性愛を競い合うように蜜戯に溺れる罪深き33歳と31歳。
禁忌と喜悦の狭間で二人の母が織りなす相姦ドラマの行方!
(引用元:フランス書院公式サイト)


★★★★☆ 古典的設定を彩る今のテイスト, 2014/9/13
作者のデビュー作だが、仲睦まじく暮らしていた義母と主人公の元に長らく離れていた実母が現れるという切なさの王道的古典設定の母子相姦を土台にしながら、それにイマドキなテイストを刷り込んでいくかの作風には一種の安心感と新鮮味が同梱された内容だったと言える。

可愛らしさ全開で奥ゆかしくもある義母(33歳)に対し勝気でやや高飛車な実母(31歳)というのも2人ヒロインとしては王道的なキャラ設定でありながら、年齢が若干若く設定されているのは主人公を中学生にしているからでもあるが、これにより熟女一歩手前のヒロイン2人が少年主人公を可愛い可愛いとショタコン気味に愛でる官能面での効果も狙っているものと思われる。そして、その効果はしっかり出ている。

また、物語を彩る背景やサイドストーリーもいろいろと充実している。控えめに振る舞う義母に対して後からやって来た実母が尊大に振る舞うのも理由があり、そんな実母が主人公を軽い緊縛で責めた後の終盤では逆に主人公から同様な手法で責められるといった逆転の妙味も醸されている。ただ、これはデビュー作によく見られる詰め込み過ぎな面も否めず、話の流れ方にも時に不要な寄り道や淀みを感じる箇所があったりする。タイトルが的を射ていた背徳の罪深さは描かれていたが、程良い簡潔さも同時に求められよう。

義母と実母が主人公を奪い合う中でもお互いの立場や心情を汲み取り、慮っていくうちに和解へと至る流れもまた基本に忠実ながら、それが割と早い段階で訪れたのは意外でもあり、その後の展開を楽しみなものにもさせたのだが、その中盤以降が時と場所を変えた3Pの連続のように写ってしまったのは官能描写の多さに反して今少しの捻りもほしかったところである。

義母と実母の性格に見合った違いを出しながらもそれぞれに感度の高い反応と昂ぶってからの淫蕩な乱れを存分に描いた官能面は総じて興奮度が高く、今後の活躍を期待できるものであった。
『罪母【つみはは】』のレビュー掲載元


DSKは2作目の『義母vs.同級生の母娘』から先に読んだのですが、このデビュー作たる本作も含めて古典的な設定を今風に読ませるところに星悠輝先生の特徴を感じています。

2冊だけで決めつけることもできませんし、今後の作品では大きな変化があるかもしれませんが、個人的にはこの路線で突き進んでいただきたいものです。

なんか、イイ感じの温故知新でもあるんじゃないのかな?とか思ってみたりw



で、このデビュー作から官能描写は素敵に濃厚デス。(^^)

にゃらさんのブログでも本作が紹介されています。
星悠輝「罪母【つみはは】」 (フランス書院文庫、2013年5月、表紙イラスト:新井田孝)ネタバレ有り。御注意下さい。【あらすじ】中学校に入学し性に目覚めた弘樹は養母の和恵に筆下ろしをしてもらう。翌日出奔した和恵に代わり自分がママだと話し、異常な情愛を迫る実母の慶子が現れる。【登場人物】弘樹中学生になったばかり。和恵と2人暮らしだが生活は裕福とは言えず、成績優秀だが進学を諦めようとしている。まだオナニーす...
星悠輝「罪母【つみはは】」


星悠輝 フランス書院文庫

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 星悠輝

未亡人バスガイド(著:葉月奏太、竹書房ラブロマン文庫)

2013/6/24 発売
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

二十二歳の国仲浩介は観光バスの新人運転手。奥手のため彼女も出来ず童貞だが、好きな女性はいる。それは、同じ会社でバスガイドをしている水樹恭子だ。彼女は二年前に夫を病気で亡くした三十歳の未亡人だった。ひと目見たときから、淑やかで美しい恭子に憧れ続けている浩介だが、年齢差もあり、とても告白することは出来なかった。そんなある日、ツアーで宿泊していたホテルで、男性客に言い寄られ甘い声を出す恭子の姿を目撃してしまう。想いを寄せる未亡人が寂しさから情欲に溺れていくさまを見た浩介は…!?魅惑の熟蜜エロス登場!


★★★☆☆ 切ない結末はほろ苦い思い出か敗北か, 2014/4/30
作者がデビュー作『蜜会-濡れる未亡人』や3作目『蜜情の宿-ふしだら若女将』で見せた独特の「迫られ系」と言える路線に捻りを加えつつ踏襲した作品と言える。複数の男からヒロインが迫られる官能が特色だが、本作ではその一角を主人公が担うこととなる。淫猥度はすこぶる高い。

しかし、受け取る印象は随分異なる。ヒロインが作中世界の中心にいたデビュー作や3作目とは違って本作は観光バスの新人運転手たる主人公が中心にいる構成のため、憧れの未亡人バスガイドであるヒロインを巡る恋敵との争奪戦の様相を呈しているからである。しかも、その恋敵はヒロインの学生時代の先輩でもあるために主人公の知らないヒロインの過去を知っており、主人公より先にヒロインへ迫り、主人公より先にヒロインとの情交を果たしている。さらには、迫られた当初は困惑し、軽い抵抗をも見せたヒロインも感じ始めてからは次第に満更でもないような態度に変わっていく。つまり、主人公は常に劣勢を強いられる印象なのである。序盤や中盤での恋敵の振る舞いなどは「ぐぬぬ」と指を咥えて見ているしかない程の寝取られっぷりでもある。

後輩バスガイドがサブヒロインとして登場するものの、これもまた存在意義がやや希薄で結果的には事態を掻き回しているだけのようにも写るし、この後輩がきっかけでバス内での3Pという素敵な場面が出てくることにもなるのだが、劣勢の主人公が何とか挽回しようとの焦りからくる我田引水のような雰囲気もあるために若干の痛々しさも内包している。

最終的に恋敵との鞘当てには相応の決着が見られるものの、その先の結末の解釈によっては恋敵も主人公も敗者のように受け止めることもできて何とも切ない。ヒロインに希望を与えたと見ればほろ苦い思い出にもなろうが、その門出を祝うような晴れやかさはさほど無いために、最初から最後まで良いところ無しの主人公だったように思えてならない。これが本作全体の印象に繋がっているものと思われる。
『未亡人バスガイド』のレビュー掲載元


DSKの勝手な感想になりますけど、この作品では基本的に主人公が終始劣勢なんですよね。

恋敵な男が別に出てくるのですが、メインヒロインへの告白や合体で常に先を越されてるんです。

まぁ、先を越されてるから寝取られ的にもなり、元よりそこに官能ベクトルを向けている訳ですが、読み手としては何ともオモシロクない。(^^;)

後半で遅れを取り戻そうと焦るあまりに割と無理強いなアタックにもなってしまい、やや痛々しくも写ります。

で、結末もほろ苦く……ですから、傍から見れば『泣きっ面に蜂』っぽいんですよねぇ。

ありきたりだからと回避したのかもしれませんが、最後の最後でスカッとする結末だったら良かったのに、と思えてなりませんでした。

Junpei F. さんのブログでは別作品の紹介記事末尾に「気になる作品」としてピックアップされています。
蜜情の宿-ふしだら若女将- (竹書房ラブロマン文庫)(2012/01/23)葉月 奏太商品詳細を見る(紹介文)藤島紗和は信州の老舗温泉旅館「藤島屋」で、清楚で美人の若女将として宿を切り盛りしていた。しかし、夫の孝志が突然失踪してしまう。夫が帰ってくるのを待ちながら、若女将として気丈に働く紗和だが、失踪から二年が経過し、心も体も淋しさが募っていた。そんな時、紗和は地元企業の社長である倉澤敦夫から口説かれ、淋しさから...
男の愛の言葉をちゃんと受け止めることのできる女性は素敵だ。 「蜜情の宿-ふしだら若女将-」(葉月 奏太)


竹書房ラブロマン文庫 葉月奏太

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