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ふたりの嫁-禁断の癒し(著:霧原一輝、竹書房ラブロマン文庫)

2009/2/20 発売

ふたりの嫁-禁断の癒し

著:霧原一輝竹書房ラブロマン文庫


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三年前に妻に先立たれた五十三歳の中山将吾は、会社を退職して喫茶店を始め、新たな人生を歩もうとしていた。長男夫婦と同居しているが、長男・一樹は海外に長期出張中で、いまは嫁の佐和子と二人きりの生活だ。佐和子は女盛りの三十六歳で、将吾はいけないと思いつつも、熟れきった嫁の肢体に魅了されていく。そして、夫が不在で寂しい佐和子も義父を誘い、遂に二人は一線を越えてしまう。以後、将吾は佐和子と蜜月の日々を過ごし、男としての自信を取り戻していく。そんなある日、将吾は次男の嫁で二十五歳の若妻・由希から、ある相談を受ける…。俊英が放つ禁断の回春エロス!


★★★★☆ 王道の回春路線に加味される嫁の蠱惑的な淫靡さ, 2017/3/20
脱サラして念願の喫茶店を始めた53歳の主人公が2人の嫁とイイ仲になりつつ最後は新たな伴侶まで射止める回春サクセスストーリーと言えようか。出来過ぎた話と言えばそれまでだが、程良いフィクションで大人の色恋願望を満たす官能小説として心地良く、官能描写も申し分ないことから2016年11月に竹書房文庫から新装版が出ているのも頷ける作品と言えよう。

長男の嫁【佐和子】36歳
夫の長期海外出張により義父たる主人公とは長く同居生活を送っている。炬燵で居眠りしていた際に主人公の出来心から悪戯されるも動じず、後に風呂場で艶っぽい仕返しを企てる落ち着きがある。子供(孫)を産めない体である負い目がありつつ、それを逆手に取るしたたかさもあり、主人公にとっては幸せ過ぎるであろう佐和子の割り切りが積極さに繋がっている。しかし、だからと言って悪女ではなく、むしろ小悪魔といった風情で魅力を放つ事実上のメインヒロインと言えよう。また、その炬燵は後にも官能的に用いられ、傍から見れば随分おマヌケに見えそうな態勢になってまでも戯れようとする主人公の、佐和子に思わず引きつけられてしまうところは「解るよ、その気持ち解る」と申し上げたい。

次男の嫁【由希】25歳
まだ年若いこともあって遠慮気味な態度の由希だが、その実は夫の浮気が原因だったりする。そんな鬱積から酔いに任せて主人公に迫ってしまい、その大人びた性技に癒されたりもしているが、内に秘めていたM性を知られ、次第に隷属的な関係に悦びを見出している。佐和子とほぼ同量のボリュームで描かれる後半のヒロインながら好対照な謙虚さを見せるも、言葉責めを交えた主人公によって開花していくのはまた違った魅力を放っていると言えよう。

近所の未亡人【美也子】41歳
カフェの常連客である美也子は茶道教室を営む未亡人。主人公と同じく3年前に伴侶を喪っており、似た境遇と言える。そんな親近感もあって以前から惹かれていた主人公だが、それは美也子も同様だったようで、熟年カップルのような気恥ずかしさを湛えながらも親密になっていく。普段は落ち着きと慎みのある和装の麗人だが、一度火が灯ると積極的に燃えるギャップがあり、好きな男の前では包み隠さず曝け出してくれる魅力を湛えている。

他に喫茶店で働く20歳の【七海】も登場するのだが、物語の後半で主人公を助ける役割こそあるものの、どちらかと言えば高まる熟女成分を中和するかの若き情交要員のようである。官能方面は担当させなくても良い立ち位置だが、出てきた以上は出番ナシにもできないといったところか。

1章1ヒロインといった紋切り型ではなく序盤から人物紹介を兼ねてヒロイン達が登場し、佐和子と由希には2章ずつ充てて官能がじっくり描写され、その合間に美也子や七海が挟み込まれる構成の妙でスムーズかつ淫猥度の高い場面が続いている。大義名分(?)のある佐和子と控えめな由希による官能のコントラストも良く、もっと読みたい気分にもなるが、最後の最後に思わず漏らした佐和子の本音が肝だとすれば、このくらいが頃合いなのかもしれない。
『ふたりの嫁-禁断の癒し』のレビュー掲載元


Amazonは電子化しておらず、hontoでは書籍の販売が終了していて電子版だけ残っているというちょっと変わった状況にある作品ですが、〈新装版〉が出ているので本作(底本)はいずれ自然消滅かと思われます。

DSKが勝手に「嫁シリーズ」と銘打っている霧原回春路線の先駆けとなる『息子の嫁』(二見文庫)の発売が2008年5月ですから、霧原先生としては金脈を掘り当てたとばかりに回春路線を邁進し始めた頃にあたる作品ではないでしょうか。



▼関連記事
特集:霧原先生×二見文庫の「嫁」シリーズ
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-912.html




そんな回春路線としては割と初期の作品なので構成は至ってシンプル。そこに長男の嫁である佐和子さんによる喜ばしい殺し文句が飛び出して積極的な誘惑が合意形成される形になっています。

こんな言葉を投げかけられたら悶絶して撃沈必至ですよ、もうww

それがどんな殺し文句かと言えば……それを知っても構わない方は ↓ にある「続きを読む」をご覧になっておくんなまし。



◆新装版
2016/11/28 発売
ふたりの嫁〈新装版〉(竹書房文庫)

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◎長男の嫁、次男の嫁との淫らな三角関係!
妻に先立たれた五十三歳の中山将吾は、会社を退職して喫茶店を始め、新たな人生を歩もうとしていた。長男夫婦と同居しているが、息子は海外に長期出張中で、いまは嫁の佐和子と二人きりの生活だ。佐和子は女盛りの三十六歳で、将吾はいけないと思いつつも、熟れきった嫁の肢体に惹かれていく。そして、夫が不在で寂しい佐和子も義父を誘い、遂に二人は一線を越えてしまう。以来、将吾は佐和子と蜜月の日々を過ごし、男としての自信を取り戻していく。そんな時、次男の嫁・由希から将吾はある相談を受ける…。回春ロマンの名手が描く禁断エロスの傑作、待望の新装版化!



2016年に出た〈新装版〉ですが、匂い立つような色気を醸し出す表紙はむしろコチラの方が合ってますね。

佐和子さん、ホントいやらしいものww






※各作品のあらすじはAmazonより引用。

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tag : 竹書房ラブロマン文庫 霧原一輝

保健教師(著:橘真児、二見文庫)

2009/2/26 発売

保健教師

著:橘真児二見文庫


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「どうなってるのか、先生に見せなさい」カーテンを閉めた保健室のベッドでは、好奇心旺盛な女教師が──
高校三年生の則広は保健委員長。彼にとって、ひと回り年上ながらずっと憧れを抱いている養護教諭・すみれと保健室でふたりきりのときが一番の幸せな時間だった。ところが、すみれが不在の日、別の女教師二人から思わぬ行為を迫られてしまう。さらにその事実をすみれの妹が知ることになり…。保健室を舞台に繰り広げられる、学園官能の傑作書き下ろし!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 純朴な保健委員長と初心な養護教諭との純愛, 2017/1/24
メインヒロインと心が通じ合うまでにサブヒロインとイタしているというかイタされているので物語として真正面から描かれた純愛でもないが、29歳の養護教諭【すみれ】先生が醸し出すピュアな雰囲気が何とも心地良く、これなら確かに一目惚れする生徒が現れてもおかしくない雰囲気があったと思う。他にも清楚な装いに反して肉食系の片鱗を見せる24歳の担任教師【鮎美】先生や、体育会系らしいさっぱりした性格にダイマイトボディがギャップで年齢非公開ながら25~26歳らしき体育教師【唯】先生といった女教師にさまざな理由で言い寄られる主人公は保健委員長を全うする生徒として信頼はされているものの、ちょっぴり安全パイ的な扱いのようでもあり、ある意味では体よく処女喪失の相手をさせられているような感じでもある。そう、登場する女教師が揃って生娘という珍しい作品でもあったりするのである。教育現場という閉ざされた社会特有の現象を暗に示していると考えるのは深読みのし過ぎだろうか。

女子高生ヒロインは出てこないのかとなればさにあらず、主人公と一悶着ある勝気で高飛車な同級生【マリ子】が後半から出てくる。すみれ先生の妹である。しかし、マリ子は官能面よりも主人公とすみれ先生の愛のキューピッドとして存在感を放っており、唯先生との情事に鉢合わせたり、マリ子と共に行動したりの主人公にやきもきしている(主人公は嫌われたと勘違いしている)すみれ先生の真意を伝える役目を担っている。自らの内なる想いを封じて姉の幸せを願う姿はいじらしく、なかなかに破廉恥な場面が続きながら想いは果たせなかったマリ子にも機会を与えてほしかったと思えてくる。

話が進むに連れて恋愛要素が高まり、最後はピュアな愛情を交わし合うハッピーな結末ではあるのだが、前半は半ば押し切られる形で鮎美先生や唯先生のお相手を務めるハメに陥る主人公という構図である。交わる前に果ててしまうといった失態も演じているが、それもこれもすみれ先生と結ばれるための予行演習とばかりに励む主人公の姿があり、時には周辺リスクも考慮せずに教室内で交わるような大胆さも見せ、最後はその演習の成果が得られた形になっているとも言える。

匂い(臭い)に敏感だったり恥垢を舐め取ったりと作者らしいフェチ描写は健在。全体的にソフトな官能描写だが、生娘からの卒業にフォーカスした鮎美先生や保健体育授業のリハーサルから発展した唯先生と愛情面に特化したすみれ先生とを分けることで筋を一本通した印象になっている。
『保健教師』のレビュー掲載元


久し振りの橘作品でしたけれども、本当は相思相愛なのにちっとも気づかない鈍感な主人公へ相手の気持ちを伝えさせる演出が上手いと思いました。橘作品って、こんなに胸キュンの恋愛官能小説だったっけ?と思ってしまうくらいラヴリーな作品でしたねぇ。(*^^*)

そして、何気に ヒロインが全員処女 でして、その破瓜の過程がそれぞれ異なっていて……早く喪失したがっていたり、あっけらかんとしていたり、そして、恥じらったり……これがそのままキャラの違いにもなっていたなぁ、とか思ってみたり。

2009年の作品だからなのか、橘作品だからなのか、何だか久し振りに胸いっぱいの愛を感じた作品でした。



◆胸いっぱいの愛と言えば……
2014/6/4 発売
LED ZEPPELIN Ⅱ 2014 REMASTER/DELUXE EDITION

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ジミー・ペイジ監修の超最新デジタル・リマスター音源のオリジナルCDアルバム+未発表音源を収録した「コンパニオン・オーディオ」ディスクの2枚組デラックス・エディション!(引用元:honto)



「胸いっぱいの愛」と書いたら "Whole Lotta Love"(胸いっぱいの愛を)の旋律が頭をよぎりまして……スミマセン、それだけです。m(_ _;)m

LED ZEPPELIN の代表曲の1つと言うよりライヴではお約束の様式美としてラストを飾っていた名曲中の名曲ですが、元々は1969年に発売されたアルバム(2枚目)のオープニング・ナンバーでした。

このアルバムは最終的に BEATLES/"ABBEY ROAD" をビルボードチャートの1位から引き摺りおろした後、7週に渡って1位に居座り続けたというモンスター・アルバムでした。全米で7週連続1位って途轍もないことですけれど、こちらも BEATLES と同様にイギリスのバンドだったりします。



デデーーーデデーーーデッデデ デッデデ デッデデ デッデデ デッデデ デッデデ デッデデ デ
デデーーーデデーーーデッデデ デッデデ デッデデ デッデデ デッデデ デッデデ デッデデ デ
デデーーーデデーーーデッデデ デッデデ デ  デデーーーデデーーーデッデデ デッデデ デ



こっちの話題も書き出すと長くなるので(汗)この辺りで……。




DMM.make DISPLAY


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tag : 二見文庫 橘真児

上司の奥さん(著:深草潤一、二見文庫)

2009/11/25 発売

上司の奥さん

著:深草潤一二見文庫


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「主人が浮気をしているような気がするの。後を尾けてくれないかしら?」敏哉は、上司・成田の妻である祐里子に頼まれて、尾行することに。すると成田は、会社の若い女子社員とホテルに入っていく。驚く敏哉を前に祐里子は妖しく「私も浮気しようかしら……」。彼女に導かれるままに──。上司夫婦に翻弄される若い会社員を描いた誘惑官能書き下ろし。


★★★★★ 人妻熟女の恥じらいと秘めていた貪欲さ, 2016/10/19
主人公の上司は部下を自宅に招くような良い人で、その奥さんも良い人で、とっても綺麗で、でも、この仲の良い上司夫婦には1つだけ悩みがあって、そのお悩み解決の特効薬と期待された主人公が利用される……これが話の始まり。つまり、この状況によって上司による寝取らせと、それを了承した妻の寝取られらせが同時に発生する面白味が本作にはある。

その真相は人の良さもあって見透かされてしまうのだが、そんな裏工作に加担した1人の女子社員(主人公と同期)によって早くから主人公の耳に入ることで上司夫婦の企みをちょっぴり可愛げのあるものにして、重苦しい雰囲気ではないことを読み手にも伝えることになっていたと思う。

人の良い奥さんは魅力に溢れ、お人好しにも写る上司は奥さんからの愛情までは失っていないものの、主人公によって最後は肉欲的寝取られに近い形にもなっていた。その意味で奥さんは無自覚なれどしたたかなのかもしれない。疼く身体を持て余す奥さんは熟女らしい貪欲さを隠し持ちながら、夫への操や羞恥もあって常に恥じらうのである。

ホテルでは夫に覗かれ、上司宅では居眠り(狸寝入り?)している夫の傍でと、常に夫の存在を身近に感じながら主人公と情を交わす奥さん。妙齢の人妻という矜持と節度もあって元から恥じらいがちなところへ夫の目を気にする羞恥と遠慮が重なるのだが、昂ると我を忘れて思わず貪ってしまうのもまた熟女らしく、このコントラストが奥さんを際立たせている。再度ホテルで落ち合うクライマックスでは夫の目を気にしなくていい気軽さから恥じらいを忘れて挑みかかるいやらしさもあり、当初は上司夫婦のダシにされていたような肩透かしを感じていた主人公も弱点を責めたり焦らしたりと奥さんをしっかり愛でている。

しかし、女のツボを衝き切れていないと指摘するのが女子社員である。一見すると地味にも見えるほど清楚な印象だった女子社員には隠された秘密があって実はとても開放的かつ積極的。最後は奥さんを謀って3Pに持ち込むのだが、主人公が標的を奥さんのお尻に向け始め、割と頁を割いたお尻責めの描写が盛り込まれたことと併せて個人的にはちょっとばかし望まない方向で幕を引いた感じでもあった。

ただ、それを踏まえても良好なシチュエーションと淫猥度の高い官能描写が連続する良さがあったので全体的にはすこぶる好印象の作品である。
『上司の奥さん』のレビュー掲載元


この作品ではただ一言……上司の奥さんがカワイイ!

熟女の恥じらいが素敵に可愛かったです。(^^)



最初のラブホテルでの場面ではまだその理由が明かされないのですけど奥さんの祐里子さんがナゼかそわそわするんですよ。何かを気にしている感じ。でも、次第に感じ始め、昂ってくると我を忘れちゃう。そしてまた思い出して恥ずかしがるけどまた我を忘れて……を繰り返すのがいやらしくもありました。



熟女の恥じらいってのは、例えば若い娘が裸を晒して恥ずかしがるのとは違うんですよ。

若い頃とは肌艶も違う、胸の張りだって違うし腰の括れも……それは自覚している。

それが男の前に裸体を晒している。いい年して、との思いがあって、立場的な背徳感もある。



女としての最盛期を過ぎたワタシでいいのかしら?



いいえ、過ぎたと思っているのは自分だけですよ。誰もそんなこと思ってませんよ。

むしろ、だからいいんですよ と申し上げたいw



そんな熟女の恥じらい、その魅力を堪能することができた作品でした。



だからこそ我を忘れた時、箍が外れた時、人目を気にしなくなった時の 貪婪淫らギャップ が素敵に凄いんです。



◆新作情報
2016/11/28 発売
父の愛人の匂い

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書下し。父の遺品から見つかった見知らぬ女の画像。息子はその美しい女性を探し当て、会うことにするが……。



新作も気になるストーリー展開になっていそうです。

……楽しみ。(^^)





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tag : 二見文庫 深草潤一

お姉さまたちの社員寮(著:堂本烈、二見文庫)

2009/7/24 発売

お姉さまたちの社員寮

著:堂本烈二見文庫


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高校時代の初体験の相手であり、優しき先輩でもあった神楽の紹介で、ホテルに就職した創太。資産家の彼女が住む豪華な屋敷は、本棟と離れがあり、ホテルの社員寮としても使われていた。離れに住むことになった彼に対して、同じく寮に住んでいる同僚の女性たちがさまざまな誘惑を仕掛けてくるが…。俊英による、ソフトタッチの官能ノベル。(引用元:Amazon)


★★★☆☆ 思いのほか開けっ広げなお姉様方が集まる館の恋物語, 2015/3/17
主人公を傅かせる訳ではないが、お姉様方の予想以上に開放的というか明け透けなオープンさが好みを分けそうな作品と感じた。あまりに開放的過ぎて逆に興が削がれる面もあり、もう少し恥じらいとか、あるいは淫靡な雰囲気があっても良かった気がする。ただ、主人公が高校時代に抱いたヒロインとの儚い記憶から続く恋の物語は悪くなかった。

また、予想以上に百合成分が高いので、これもまた好みが分かれるところであろう。他の男に手を出すような猥雑さは無いので作品世界の雰囲気は保たれているが、サブヒロインと閨を共にする主人公を目の前にしても平気なメインヒロインというのは異質な感じがした。5人ほど出てくる女性陣が様々なコンビを組んで次々と主人公に迫っていく中で後半から徐々にメインヒロインが存在感として頭ひとつ抜け出すような流れと解釈すべきか。
『お姉さまたちの社員寮』のレビュー掲載元


初めて読んだ堂本作品ですが、設定に惹かれたものの展開にはもう少し起伏がほしかったところですかね。

これまで女性ばかりで同居していたところに唯一の男として主人公が紛れ込む訳ですから、初期設定として百合百合なのも、そして「やっぱり男もいいよね」とばかりに女性陣が次々と主人公に迫るのも別に良いんですけど、ってか、それが展開の骨組みなのでしょうけれども、せっかく主人公には想い人がいて、その想い人も主人公のことを憎からず想っているのならば、その辺りの感情の機微をもう少し盛り込んだ方が面白味が増したのでは?と感じたのであります。

要するに、他の女性に迫られても断り切れない後ろめたさや、他の女性と交わっている主人公を目の当たりにした嫉妬心みたいな感情の浮き沈みがあまり描かれていないので終盤までずっと平坦な印象が拭えないんですよね。

ちょっと勿体ない気がしました。





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tag : 二見文庫 堂本烈

蔵の中の相姦-三匹の義姉(著:森一太朗、フランス書院文庫)

2009/11/24 発売

蔵の中の相姦-三匹の義姉

著:森一太朗フランス書院文庫


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「義姉さん、オマ×コをもっと締めなよ」
抵抗する力を奪われ、獣の格好で犯される千夏。
女肉の芯を貫く男根、噴きこぼれる淫らな恥汁。
蔵の中、肉交で姉弟の絆を深めようとする少年。
最後まで拒否していた裏穴まで奪われ……
32歳、27歳、20歳、三匹の牝が啼く奴隷蔵!


★★★★★ 前作で培った手法をさらに発展・昇華させた秀作, 2009/12/13
前作『蔵の中-三匹の未亡人』が上手くいったことに気を良くしたのか二匹目のドジョウを狙ったのか不明だが内容が伴っているので何だっていい。むしろ、前作で掴んだ「蔵」という舞台と秘め事的な淫猥さや執拗で濃厚な責めを延々と続ける展開を、義姉という設定でさらに発展させた作品である。

【直樹】
高校生の主人公。住み込み家政婦の息子だが、その母が当主と再婚したことでヒロイン達の義弟となる。

【次姉-千夏】 27歳の養護教諭。「直樹」
勝気な性格のスレンダー美人で直樹には下僕としてきつくあたるが、これは恋情の照れ隠し。偶然のハプニングから直樹より責めに責められることになる。めくるめく快楽の果てに自覚すらしていなかった特殊な性向に気付かされ、ある誓いを蔵の中と風呂場限定でさせられる。この誓いに風呂場が含まれることが後の展開でちょっとしたスパイスとなる。

【末姉-春菜】 20歳の大学生。生娘。爆乳。「直くん」
春菜も最初こそ蔵の中で襲われて「初めて」を奪われるが、もとより直樹が大好きなので、その後はむしろ積極的かつ自由に振る舞い始める。物静かな優等生が直樹との情交を経て奔放に開花していき、最後はかなり面白い娘になっている。

【長姉-冬美】 32歳の未亡人。「直樹くん」
清楚な和装美人の冬美も蔵の中で迫られるが、空閨に耐え切れずの連続自尉(2度目は直樹を思い浮べて)の直後だったのと、亡夫の手により開発済みだったことで割とあっさり陥落する。実は独占欲が一番強い。

『明け方まで』とか『何度も何度も』といった表現でヤりまくり感を出していて物凄くいやらしい。全員が揃った終盤では春菜を先導役に随分と予想外な流れになり、各々のキャラに沿った相姦禁忌からの解放が描かれている。最後には悪ノリした春菜発案の可笑しなコスプレまである。
『蔵の中の相姦-三匹の義姉』のレビュー掲載元


甘くて笑える誘惑路線のデビュー作『蔵の中-三匹の未亡人』を経て、その2作目のテイストを発展させた感のあるのが3作目となる本作と言えるでしょう。

監禁(あるいは監禁的状況に)してから責めに責め立てて屈服させ、最後は主従にも似た隷属関係をヒロイン達が受け入れる(受け入れさせられる)流れというのは前作からある程度確立されて現在に至るのですが、それでも前作や本作ではまだ若干の迷い……ということでもないのでしょうけれども……随分と明るい感じの幕引きだったりするんですよね。

本作もまたヒロイン達が嬉々として楽しんでいる様子が描かれた結末を迎えています。

作を重ねるにつれ言いなり系的な凌辱の色合いが出てきますが、状況を受け入れた後のヒロイン達の振る舞いというか変化した姿というのも森作品の魅力なのかもしれません。



◆目下の最新作
2015/1/23 発売

調教三重奏-兄嫁&女教師&秘書


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「優斗くん、もうお尻は許して!いやなのっ」
兄嫁の裏孔に埋まる剛直、抜き差しでもれる悲鳴。
亡夫の三回忌から始まった義弟による凄絶な調教。
三つの穴に白濁液を注がれ、魔悦に溺れる33歳。
新任女教師(23)、秘書(26)までが毒牙に。
玲子、美咲、仁美……終わりなき肛姦三重奏!



2015年も早々に新作が出ていますが、かなりお尻に寄っているようでもありますね。





※各作品のあらすじはAmazonより引用。

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tag : フランス書院文庫 森一太朗

人妻強奪-夫の目の前で…(著:佐伯秋彦、フランス書院文庫)

2009/8/24 発売

人妻強奪-夫の目の前で…

著:佐伯秋彦フランス書院文庫


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(あなた許して。こんな姿にされてしまって)
背後からの突きに合わせて自ら尻を揺らす妻。
抜き差しされる結合部からは淫らな恥音が……
貞淑な人妻を淫獣に変える男の狡猾な手管。
痴態を見つめる夫は不可思議な興奮に囚われていた。
菜穂子、真梨子……暴かれる人妻の本性!


★★★★★ ストレートなタイトルに偽りなしの短編集, 2015/1/12
これだけ直球ど真ん中なタイトルを冠した自信が窺える短編集。巷のNTRスキーな御仁ならば既に読了済みかもしれない2009年の作品だが、それでも敢えておすすめしたい寝取られ物語、全5編である。1編で60~70頁のボリュームがあって思いのほか読み応えがあり、官能場面も相当な興奮を誘うものだった。

第1章 菜穂子 三十四歳の秘密「夫を助けたかっただけなのに……」
失踪した妻を探す夫。その行方は理不尽で無慈悲な場所だったが、単に攫われただけでない見せ場もあって悪くない。夫からの視点で描かれるために寝取られ感はたっぷりながら話の経緯や理由などが分からず最初は「何だかなぁ」といった心持ちにもなる。しかし、それは次の話で晴れる。

第2章 清美 二十八歳の変心「見ないで、犯されて感じる私を」
全く別の話ながらその関連性が後半から透けて見え、クライマックスに至って第1章とは対の関係になっていることが分かる構成が秀逸。清美の視点で描かれることで第1章の妻(菜穂子)も同様に堕ちてしまったのかと思えば腑に落ちる趣向である。

第3章 真梨子 三十八歳の不貞「ごめんなさい、今夜は帰れないわ」
章題のように真梨子が呟く場面はないが、序盤の電車痴漢から中盤の雲行きが怪しくなる流れを経て結末に至る、つまり全編に渡って軽くミスリードされているような意外性の連続に唸ってしまう個人的本作白眉の一編。破滅的ながら被虐の美が咲き乱れる官能描写も興奮度の高いもの。

第4章 美佐子 二十五歳の痴態「嫌なのに……私は逃げられない」
この一編のみヒロインが兄嫁。正体不明の男に嬲られ、抗いつつも悶え始めてしまう姿に劣情を覚えるのはこれまでとさほど変わらないが、その凌辱者が判明し、挑発されてからの、これまでとは異なる主人公の行動が違いを生み出している。ヒロインを兄嫁にしたのも納得。

第5章 香苗 三十二歳の過去「私の恥ずかしい姿を見てほしいの」
出てくる男共の下衆っぷりで言えば本編が随一であろう。最後を飾るに相応しい外道な話だが、これはたぶん寝取られと言うより「寝取らせ」要素を軸にした『寝取らせられ』と呼ぶべきテイストではなかろうかと。

短編集なのに「章」で区切られているのは違和感もあるが、寝取られという共通のテーマによる統一性を持たせたかったものと推測する。仄暗く救いも無い話ばかりだが、それだけに路地裏でひっそり佇む徒花のごとき被虐の官能美が儚く写し出されているような、そんな気にもなった作品集だった。
『人妻強奪-夫の目の前で…』のレビュー掲載元


DSKの中で佐伯秋彦先生と言えば短編作家。

実際はそうでもないのかもしれませんが、そんな印象です。

そして、以前に読んだ『狼の放課後-女教師レイプ名簿』が正直イマイチだったので今回はどうかな~?と思いながら読みましたが……



今回は良かったです。

すんげー良かったと言っておきたいw



NTRスキーな皆さん全員集合~!とお声掛けしたくなる内容でした。

こうなると目下の最新作も気になってくる始末ですわ。(^^;)



◆目下の最新作
2013/6/26 発売

七匹の人妻-つけ狙われて


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(誰かが私を見ている……ずっと見張られている……)
マンションの窓外に亜矢子が感じる不吉な視線。
夫が出張でいない夜、人妻の前に姿を現わした凌辱者。
リビングに押し倒され、下着を引き剥がされる35歳。
抉り込まれる肉茎、悲鳴はいつしか嗚咽に変わり……
澪香、由貴、ゆり子……飢狼に狩られる七匹の美妻!





ただ、こちらだと7編収録でしょうから各編のボリューム的にどうかな?などと読む前から思ってみたり。(汗)

寝取られってやっぱシチュエーションの盛り込みが少ないと薄っぺらくなっちゃうと思うんです~。

でも、Junpei F. さんのブログ記事を拝読すると何だかよさげ……あれ、ますます気になってきちゃったよ!w



Junpei F. さんのブログ記事
あなたの彼女は巨乳ではないし、あなたは巨根ではない件。 「七匹の人妻【つけ狙われて】」(佐伯 秋彦) - 人妻官能小説の紹介・感想・レビュー!



……これは Kindle Unlimited の出番かww





※各作品のあらすじはAmazonより引用。

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tag : フランス書院文庫 佐伯秋彦

僕の通学路には四人のお姉さんがいる(著:鏡龍樹、フランス書院文庫)

2009/9/24 発売

僕の通学路には四人のお姉さんがいる

著:鏡龍樹フランス書院文庫


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「知っていたわ。駅のホームで君が見ていたこと」
制服のズボンを下ろし、いななく勃起をあやす指先。
お嬢さま風の上品な顔を歪ませ、情熱的にからむ舌。
キス、69、クンニ、騎乗位、そしてアナルまで……
年上のお姉さんに教えてもらうセックスのABC。
19歳、23歳、26歳、27歳……甘く危険な通学路!
(引用元:Amazon)


★★★★ 前作に続くオムニバス形式だが結末に至る展開に一捻りアリ, 2009/11/30
4人のヒロインのうち2人は実姉と隣の大学生なので厳密にはタイトルのような通学路にいる人ではない。また、電車痴漢モノをイメージするかもしれないが、実際にはほとんどない。残り2人のヒロインは主人公(16歳)の通う高校の音楽の先生と実姉の親友で鉄道警備隊の捜査官である。なお、実姉の職業(看護師)は全く活用されていない。

基本的には前作『僕が溺れた女-五つのインモラル』および『僕と最高のお姉さん-六つの贈りもの』に見られるオムニバス形式である。隣の大学生 → 捜査官 → 先生 → 実姉の順で関係を結んでいく流れで、主人公の設定や最後が実姉という点から『僕と最高のお姉さん』に近いテイストと言えるかもしれない。実姉に内緒で隣の部屋に忍び込んだり、通学中の車内で戯れてから駅のトイレで交わったり、放課後の音楽教室だったり、自宅の風呂場からベッドだったりと、各ヒロインの生活(職場)環境に沿ったシチュエーションで情交を重ねる演出はさすがなのだが、せっかく実姉が看護師なのだから病院へ赴いての情交があればもっと良かったかも。

そして、本作ではストーリー展開において大きく異なるポイントがある。先述の2作ではヒロインが入れ替わるようにチェンジしていったのだが本作では積み重ねである。前のヒロインとの関係を残したまま次へと移っていくので、直接の描写こそないものの後半に進むに連れて主人公が大忙しな印象となるが、これにより結末が大きく変わることになる。あと、主人公の四股が一度にバレるのではなく徐々に発覚していく演出に妙味があって良かった。ただ、肝心の情交描写が頁数も少なくて淡泊なのが残念。直接の描写よりも、濃厚に貪り合うその後の関係を説明する地の文の方が想像を刺激されていやらしかったりする。
『僕の通学路には四人のお姉さんがいる』のレビュー掲載元


1995年のデビューから当初はしばらく凌辱作品も上梓されつつ後には誘惑路線で一時代を築いた鏡龍樹先生も本作を最後に今のところは「黒本」作品が出ていません。



にゃらさんのブログで紹介されている本作の投稿記事です。
鏡龍樹「僕の通学路には四人のお姉さんがいる」(フランス書院文庫、2009年9月)ネタバレ有り。御注意下さい。【あらすじ】高校進学に伴い、姉の沙恵が住むアパートへ引っ越して来た陽介。隣室のお姉さんに筆下ろしされたのをきっかけに、姉の友人や音楽教師、遂には姉とも結ばれるが…。【登場人物】藤井陽介16歳。今春より都内の高校へ進学する為、沙恵の住むアパートへ引っ越して来た。中学生の時はサッカー部に所属していたが、...
鏡龍樹「僕の通学路には四人のお姉さんがいる」





ですから、約3年半ものブランクを経た2013年3月に新作が、それもマドンナメイト文庫から出てきたことに驚いた訳ですが、それからまた途絶えてしまったのが残念ですね(2014年は作品ナシ)。

時々読んでみたいな~と思ったりします……特に旧作を。






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tag : フランス書院文庫 鏡龍樹

未亡人女将の宿-陶酔(著:河里一伸、フランス書院文庫)

2009/8/24 発売

未亡人女将の宿-陶酔

著:河里一伸フランス書院文庫


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「いきなりなんて、恥ずかしすぎます、あっ……」
着物と襦袢を捲りあげられ露わになった未亡人の美尻。
しとどに濡れた35歳の蜜壺へ後ろから一気に突きこむ。
甘薫ただよう白いうなじ、掌に吸いつく乳房がたまらない。
もれる吐息も艶めかしい、志津香は最高の若未亡人女将。
健人が迷いこんだ温泉宿は、この世の楽園だった!


★★★★☆ 風情ある舞台でのレトロなストーリー展開, 2009/11/27
ひなびた旅館を切り盛りする美人女将に義娘と実娘、しかし夫の死去から旅館は傾き、借金先の強欲男に狙われていたところに現れる主人公という何ともレトロな風情というか昭和チックなテイストを醸す作品である。訳ありな一人旅の途中に偶然立ち寄った主人公が、これまた偶然にも調理師だったことから「流れ板」よろしく旅館を立て直していくストーリーを軸に、女将とのロマンス的情交と義娘や実娘の「初めて」が描かれる。血縁の有無や先を越された嫉妬などで遠慮したりギクシャクしたりする内に女将のピンチが訪れたりもするので、読み物としてなかなか面白い。

基本的に愛情を育む大人の物語なので、メインの“お相手”は当然女将となる。お淑やかで上品な和装美人ながら7年の空閨に我慢できず自慰に耽ったりするギャップが魅力で、主人公を意識するあまり辛抱たまらずおねだりしてしまうのが最初の風呂場での情交である。亡夫への操から一度きりと思うも却って昂ぶりを覚えてその後も関係を続けて情が移っていくのが良い。調理場や客間といった「いけない場所」で、情交の度に体位に変化をつけるのがいやらしく、亡夫では得られなかった未知の愉悦に絶頂を重ねる女将が、旅館だからと声を我慢するもやっぱり大きく喘いでしまい、それに戸惑う主人公である。

勝気な割にウブな義娘や耳年増な実娘も悪くない。好対照には描かれていた「初めて」の描写だが、これがもっとはっきり描き分けられていたらさらに良かったと思う。女将+義娘や義娘+実娘といった3Pもあるが、淫らスイッチが入ってからの積極さや大人の色気も抜群の女将にはどうしても及ばないところがあるし、「生娘2人も要らないなぁ」という感じがしないでもない。この辺りは好みの分かれるところかと思うが、全体として優しい雰囲気に彩られた心地良い作品である。
『未亡人女将の宿-陶酔』のレビュー掲載元


元々の主戦場はジュブナイルポルノ(美少女文庫)ですが、「黒本」にも作品を出すようになってからの2作目ですね。

もっとも、ここ最近は言いなり系凌辱作品の執筆が続いてますから『誘惑路線の河里「黒本」作品』という限られた括りの中にある作品と言うこともできそうです。



にゃらさんのブログで紹介されている本作の投稿記事です。
河里一伸「未亡人女将の宿【陶酔】」(フランス書院文庫、2009年9月、表紙イラスト:村山潤一)ネタバレ有り。御注意下さい。【あらすじ】バイクで全国を放浪する健人はある日台風に遭い、ひなびた老舗旅館へ泊まる事に。そこの女将から激しく体を求められた彼は、その関係に気付いた彼女の娘2人からも抱いて欲しいと頼まれるが…。【登場人物】垣原健人(けんと)27歳。勤めていた会社から派遣切りに合い失職したばかり。かつて板...
河里一伸「未亡人女将の宿【陶酔】」





母娘を基本としつつ義理の娘と実の娘にした3人ヒロインというのは有りそうで無かった構成かも。

それでも娘達は明確にサブと位置付けて、熟女たる母にして女将をメインに据えたのは良かったと思いますね。



◆目下の最新作
2014/11/25 発売

弟嫁-言いなり


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奈都美は、弟の妻として見るには魅力的すぎた!
エプロン越しにもわかる麗乳、張り詰めた豊臀。
同居する晴雄が抱いていた禁断の破戒願望は、
弟の長期出張をきっかけに無軌道に暴走した!
「お願い、お義兄さん……これ以上狂わせないで」
26歳の清楚な躯を美牝に変える「言いなり調教」!



そんな河里一伸先生の目下の最新作は先述の通りに凌辱作品です。

ここからしばらく凌辱路線が続きますが、2016年には竹書房ラブロマン文庫から改めて甘い作品が出るみたいですよ。





※各作品のあらすじはAmazonより引用。

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tag : フランス書院文庫 河里一伸

隷嬢-人質(著:甲斐冬馬、フランス書院R文庫)

2009/5/11 発売

隷嬢-人質

著:甲斐冬馬フランス書院R文庫


Amazonはコチラから。

(早く終わって……お願い、家に帰して……)
唇を噛み締め、白い太腿を割りひろげられる紗英。
漆黒の翳りの下には淫らに喘ぐ20歳の花芯が!
誘拐犯と二人きりで過ごす、46日間の人質生活。
時計のない淫獄で繰り返される凄絶なレイプの嵐。
解放が訪れたとき、隷嬢が選んだ衝撃の未来とは?
(引用元:公式サイト)


★★★★★ 既存の類似作品ながら大逆転な結末の破壊力が一線を画す, 2009/11/25
次に挙げるフランス書院文庫作品をどれか1つでも既読な諸兄であれば、本作の内容は概ね分かると思う。

若妻・誘拐-恥辱の42日間』(著:鬼木鉄二)
若妻と誘拐犯-密室の43日間』(著:夏月燐)
新妻と誘拐犯-密室の48日間』(著:北都凛)

上記作品との違いは、ヒロインが20歳の未婚な大学生で生娘なこと、終盤で大きなドラマ要素があって、勝気な性格で最後まで抵抗を続ける気丈なヒロインがクライマックスでは破壊力絶大の“デレ”を見せること、これに先駆けて主従が逆転するプレイ、つまりヒロインの“ツン”の部分を活かした痴女的女王様プレイがあることなどが挙げられる。ちなみに本作は46日間の凌辱である。

乗馬倶楽部に通う令嬢と倶楽部の元厩務員、主人公の厩務員時代に因縁があって今回の暴挙に出る展開だが、元にあるのは怨恨ではなく歪んだ純愛である。自己中心的な妄想が爆発した傍迷惑な話だが、一見して正反対な境遇の2人に隠された「似た者同士」的感覚が、果てしない緊縛凌辱の合間に時折見られる主人公の優しい言動から感じられ、行き場を無くしたヒロインにとっての唯一の拠り所としてクローズアップされていくまでが上手く挿み込まれている。ただし、ヒロインの心境の変化には若干のストックホルム症候群的要素も感じられる。それでも主人公が賭けに出た窮余の一策によって状況が一変する最後の展開は、これまでの関係を大逆転させるもので、恥じらいながらも気付いた本当の気持ちを告げるヒロインに戸惑いまくる主人公という構図と愛に溢れた情交が読後感をも大きく良好に変えることに繋がっている。上記作品も結末は似たようなものだが、その破壊力には大きな違いがあり、これこそ既存の構成を上手く料理したものと言えよう。時には本文との乖離もある写実的な挿絵だが効果的な場面もあったことを付記しておく。
『隷嬢-人質』のレビュー掲載元


今は亡きフランス書院R文庫からの第2弾作品が甲斐冬馬先生のデビュー作でした。



しかし、「黒本」の新レーベルってのは長続きしませんよねぇ~~~。(^^;)

要するに、「黒本」本体とのコンセプトの明確な違いが出せなかったんだと思うのですよぉ。

わざわざ別にする必要なくね?ってやつw



時代官能の「時代艶文庫」についてはそもそも読者層が少しズレていたと思います。

そもそも官能小説と時代官能小説は読者が少しだけ違うと思うのです。

なので、これもまた「黒本」として需要にアプローチできなかったのであろうと。



それはともかく、本作は延々と続く監禁凌辱と最後の最後で飛び出すギャップ破壊力。

これに尽きます。

そんな本作が2015/1/26現在では電子書籍化もされず、入手は中古でのみというのはちょっぴり残念ですね。





テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 フランス書院R文庫 甲斐冬馬

美人OLたちの魅惑オフィス(著:巨道空二、リアルドリーム文庫)

2009/10/30 発売

美人OLたちの魅惑オフィス

著:巨道空二リアルドリーム文庫


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【honto】の電子書籍はコチラ。〈携帯版〉
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美人上司は幼馴染みのお姉さん、恋人は先輩OL―。
甘い花蜜の美女OLたちが織りなす誘惑オフィス。
(あたしの身体…ほら、さわってもいいんだよ)
深夜のオフィスでの艶めかしいストリップ、
通勤電車での情事が新入社員の心をかき乱す。
青年を迎える、オフィスレディたちとの秘めやかな日々。
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 主人公が愛され過ぎるほど愛される甘い誘惑作品, 2009/11/20
孝治 :新入社員の主人公。誘惑系作品の典型的な好青年
祥子 :孝治とは恋仲の先輩OL。孝治のセックス指南役でもある
さやか:幼馴染みであり憧れの才色兼備な敏腕課長代理。恋には奥手
佳奈美:取引先の妖艶な部長。強引で奔放、積極的に孝治を誘惑する

このレーベルにしては珍しい他人数ヒロインの誘惑系作品。3人のヒロイン達が真正面から孝治への想いを真摯に寄せる甘い甘い展開である。当初より恋仲である祥子からすれば、後から現れた2人に孝治を奪われかけるのでちょっと可哀想なところも。優柔不断な孝治にも責任の一端はあるのだが、幼い頃から憧れ続けたさやかを追うように同じ大学、同じ会社に進んできた経緯があり、実はさやかも孝治のことを以前から憎からず想っていたことが判明、さらには取引先の重要人物である佳奈美の積極的なアプローチも無碍にできないことから、全体としてはなかなか面白い関係となっている。事実、孝治もこうした展開に陥ったことや、それに上手く対処できない自分を嘆いたりもしている。

話は恋人(祥子)との情交から始まるのだが、正直なところ序盤はあまり面白くなかった。ところが、さやかが出てきて俄然面白くなる。この課長代理ヤバイ。冷徹で厳格な上司の仮面を外したら物凄く健気で可愛らしいのである。清廉で一途で堅気な強い想いを恥じらいながら孝治にぶつける様にやられる。終始奥ゆかしいのだが後半から終盤の3Pでは対抗心から積極さも見せたりして実に良い。全体としては、仕事(プロジェクト)のことを背後に綴りながらも典型的なハーレムエンドなのだが、このさやかを筆頭に残りの2人もきっちりタイプを分けたキャラが立っていて悪くない。情交描写も含めてかなりソフトな内容だが、「どんだけ想われてんだコンチクショー」という愛情に溢れた優しい作品である。
『美人OLたちの魅惑オフィス』のレビュー掲載元


このレーベルにしては珍しい他人数ヒロインの誘惑系作品』とかエラそうな書き出しのレビューですけれど、当時はこの程度の認識だったかとお恥ずかしい限りですわ。(汗)

当時のリアルドリーム文庫は、というかDSKが当時好んで読んでいたリアルドリーム文庫作品は1人ヒロインが多かったのかなぁ。



みきりっちさんのブログで紹介されている本作の投稿記事はコチラ。
リアルドリーム文庫 美人OLたちの魅惑オフィス美人OLたちの魅惑オフィス (リアルドリーム文庫27)posted with amazlet at 10.03.16巨道空二 キルタイムコミュニケーション 売り上げランキング: 103265おすすめ度の平均: 主人公が愛され過ぎるほど愛される甘い誘惑作品Amazon.co.jp で詳細を見る美人上司は幼馴染みのお姉さん、恋人は先輩OL─。甘い花蜜の美女OLたちが織りなす誘惑オフィス。(あたしの身体…ほら、さわってもい...
リアルドリーム文庫 美人OLたちの魅惑オフィス レビュー





ヒロインのキャラが良くて激甘のいい作でしたよ。(^^)





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