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高慢女性課長(著:霧原一輝、二見文庫)

2016/10/26 発売

高慢女性課長

著:霧原一輝二見文庫


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「女子社員を一晩だけ好きにしていい」と言われた男は、自分をバカにし続けた課長・冴子を指名するが……
只野芳郎は、55歳で退職することにした。会社による中間管理職の早期退職者募集に手を挙げたのだ。実はこの制度、「お気に入りの女子社員5名を各々一晩だけ好きにしていい」という夢のような特典がついていた!真っ先に、自分をバカにし続けてきた営業部一の切れ者女性課長・冴子を指名した芳郎だったが──。書下し官能エンターテインメント!
(引用元:Amazon)


★★★★★ 非現実な設定に盛り込まれた現実性, 2017/3/14
早期退職の見返りに女子社員を5人まで自由にできるという余りにも非現実的な設定に当初はどんなファンタジーかと思ったが、ここから現実的な問題を巻き込んで面白味のあるストーリーに仕立てるところはさすがの作者と申し上げたい。タイトルこそ「女性」と遠慮気味だが、要は高慢ちきな女を懲らしめる痛快さがたっぷり濃厚な官能で包み込まれた作品である。

1人目:冴子(33歳)女課長
怜悧な美貌で逆セクハラ・パワハラも厭わない上昇志向の塊。その性格の悪さをギャフンと言わせるべく最初に選ばれた相手だが、実際には全身これ性感帯という感度の良さで主人公の責めに悔しがりながら屈するいやらしさがある。そして、本作のラスボスとして終盤にも登場する。

2人目:逢子(24歳)元部下
対照的な癒し系の若手を2人目に配する硬軟のバランスが絶妙だが、どうしてこんな素敵な娘さんが主人公の求めに応じるのか、という疑問には女性側のメリットを明記することで解消している。敢えて第2章で示すのは巧みな構成と言える。55歳の主人公に父親的親しみと愛情にも似た想いを寄せて初心な反応を見せる逢子の一言から裏に忍ばされた本当の物語が始まるが、この時点では主人公も読み手もまだ気づかない。

3人目:和代(39歳)部長夫人
挑戦的にも上司の妻を選んでいるが、つまりは元カノである。かつては重役秘書として(妻帯者の)主人公と不倫の関係にあった和代は、出世争いの勝利者たる部長に寝取られた女として未練の対象であり、敗残兵たる主人公の悲哀の対象である。また、和装の麗人として今は慎みのある魅力を放つ和代は夫とご無沙汰続きの空閨を満たすために応じた経緯があったりする。そして、その理由が冴子にあることから、未だ鼻っ柱の強い冴子に制裁を加えるための共闘関係が成立する。

4人目:麻輝(28歳)営業部
営業の成績トップだが、枕営業も辞さない態度から冴子と共に性悪女トップ2ともされている。上から目線で主人公を侮蔑するものの無自覚だったM性を突かれてしおらしくなるギャップも見せる。冴子と似たタイプながら官能面で別のシチュエーションを用意するのはさすがのベテランと言ったところか。そして、自分の昇進を邪魔する冴子に腹を立てている麻輝もまた主人公の提案に乗り、冴子包囲網が形成されていく。

5人目:?
ほぼ1章1ヒロインで進んできた流れが第五章で変わる。冴子の増長を抑えるために敢えて和代の夫にして主人公のライバルだった部長に矛先が向けられる。その理由が部長にはある。枕営業で培ったノウハウ(?)で麻輝が部長を堕とし、ホテルで睦み合うところを隣室から主人公と和代がモニタリングしながら録画するという作戦だが、刺激された2人も淫らに燃えるという霧原作品らしい展開で最初のクライマックスが訪れている。そして、これをネタに事態の収拾を図った後は、若手の男子社員を交えて最後の仕上げとばかりに冴子を前に後ろに責め立てる2度目のクライマックスである。

それぞれに異なった魅力のヒロイン達が恥じらいつつも感度良く昂っては淫らに燃える。その妖艶さに大人の女らしさを感じつつ、第2の人生を歩む主人公の穏やかな結末はその対比のようでもある。
『高慢女性課長』のレビュー掲載元


あまりにも素敵な、しかし、セクハラも甚だし過ぎる!とばかりに女性が耳にしたら目が三角に吊り上がりそうな、さらには、いくら男の桃色妄想願望が逞しいにしてもさすがにそこまで願うこともないだろうという書籍設定が設定だけに最初は手に取るのを躊躇った作品でしたが、そこはさすがの霧原先生。非現実な設定から現実味のある物語を紡いでいくところに唸ってしまいました。

ホントみたいなウソの話がフィクションの醍醐味だとすれば、本作はウソ丸出しの設定からホントにありそうな事情を絡ませながら痛快な結末へと導くという、一枚上手なフィクションだと思いましたね。



そして、霧原作品ではお馴染み(?)な寝取られ風味を帯びた官能要素もしっかり充実。今回は3人目に選んだ元カノにして不倫相手だったヒロインの夫と4人目に選んだヒロインとが交わるのを覗き見ながら、その3人目のヒロインと交わるという寝取り&寝取られの風味がダブルで描かれています。



読み終えてから感じたのですが、この突飛な初期設定はいきなりベッドインから始められることで官能アプローチが短縮できて、つまりは官能描写そのものにページを割くことができるメリットがあって、なおかつ嫌々ながらも応じざるを得ないヒロインの「悔しい!でも感じちゃう!」を描くことができるメリットもあって、それでいて裏に潜む現実感を炙り出すことにも一役買っているようですね。

……うん、やっぱり素敵な設定だww




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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : 二見文庫 霧原一輝

淫らな新居-嫁の母、嫁の妹(著:神瀬知巳、フランス書院文庫)

2016/12/26 発売

淫らな新居-嫁の母、嫁の妹

著:神瀬知巳フランス書院文庫


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(娘婿の×××を握ってしまうなんて……)
手の中で脈打つ熱く硬い肉茎に高揚する浅子。
新居で始まった同居生活。娘夫婦の営みの匂いが、
孤閨に悩む未亡人に「おんな」を目覚めさせる。
「して」「入れて」「欲しいの」渦巻く懊悩が、
濃厚なフェロモンを放たせ、42歳を背徳の海へ……
(引用元:Amazon)


★★★★★ 背徳が許される設定で咲き乱れた熟女の艶花, 2017/1/17
ここ最近は短編集だったり既出作品の続編だったりで(これはこれで好ましいが)何やらスランプだったかのようにも感じられた作者が久々に放ったスマッシュヒットではなかろうか。嫁の母(義母)や嫁の妹(義妹)を軸に据えつつ義母にフォーカスして気品と艶のある熟女の官能を前面に押し出し、それでいて物語としては嫁自身も蔑ろにすることなく、互いの察しの良さからくる都合の良い展開ではあるものの、破綻なく収まるところに収まるストーリーが紡がれている。

5章立ての3章で活躍する義母【浅子】(42歳)は未亡人にして事実上のメインヒロイン。きっかけこそ「そんなことあるかぁ?」と思わせる偶発的な交わりだったが、出張で3週間も家を空ける妻【みちる】(24歳)の代役をしっかり果たすこととなる。ただ、これには娘婿たる主人公(23歳)夫婦、とりわけみちるにある事情によって途中からは公認の間柄となるため、娘のお婿さんと関係する不義を憂いながらも積極的な浅子の、まるで恋仲のような恥じらいと淫らさが同居した振る舞いに変化していく。年上の矜持と慎みから自分からは言い出せないことを察してくれる主人公に喜び、ご立派なムスコと疲れを知らぬ若さ、そして何より自分を求め、何度も責め立ててくれる性戯に悦び、どんどん溺れていく浅子である。女経営者としてタイトなスーツを着こなすクールな美貌に反して実際は押しに弱く、主人公の前ではオンナをさらけ出してしまい、時には甘えてしまう可愛らしさが垣間見えるのは実に魅力的。

主人公と浅子との情事を覗き見てしまうのが義妹【早紀】(16歳)なのはフランス書院文庫お馴染みの出刃亀展開だが、これにもきちんと理由があり、さらにはみちるが抱える事情の要因が早紀の過去にあることで負い目を持たせ、ストーリーを奥深くさせている。

新婚ながら主人公とみちるの夜伽が上手くいっていないことを以前から憂いていた早紀だが、そうとは知らぬ浅子が主人公のうっかりミスから気づいてしまう場面が前半に描かれていて、そこから浅子がさらにオンナを呼び覚まされたりもしている。新居を構え、同居を始めた男女が背徳の距離を縮めていく伏線もきちんと盛り込まれて好印象。

何事も連絡し合う風通しの良い家庭なので早紀の生娘卒業も早々に浅子へ伝わり、次には2人揃って主人公へのご奉仕となる。主人公をオトコとして導く役割もあった浅子が早紀にもオンナを指南する形で進む3Pには今少し頁を費やしてほしかったところだが、男に征服される女の悦びを描く作者らしい官能描写がここで一旦帰結する。

そして、最後まで直接的な出番のなかったみちるが出張から帰宅した途端に浅子や早紀の手助けから主人公と真に結ばれる結末はかなり駆け足ながらも、抱えていた事情の解決と、この家族が最後に至った官能的な境地が示されたことで読後感を大いに高めていた。所々で現実性が希薄と断じるのは容易いが、物語として辻褄の合った官能ファンタジーと好意的に受け止めたい。
『淫らな新居-嫁の母、嫁の妹』のレビュー掲載元


ここ数年はすっかり「黒本」年末商戦の目玉コンテンツのように12月の発売がお約束となっている神瀬作品ですが……官能小説にも年末商戦ってあるんですかね(^^;)……いつ出るのか分からないよりは全然良いですよね。

そして、短編集や続編でお茶を濁してが続いて「スランプなのか?」と心配もしていた数年でもありましたが、今回は久し振りにスマッシュヒットを放ったように思います。(^^)ヨカッタ,ヨカッタ



義母の浅子さんがイイ感じにいやらしいwww



にゃらさんのブログで紹介されている本作の投稿記事はコチラから。
神瀬知巳「淫らな新居【嫁の母、嫁の妹】」(フランス書院文庫、2016年12月、表紙イラスト:川島健太郎)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)淫らな新居【嫁の母、嫁の妹】 (フランス書院文庫) [文庫]神瀬 知巳フランス書院2016-12-26【あらすじ】妻のみちるの実家である綾川家に婿入りした壮介は妻が海外出張で不在にした晩に、酔った勢いで姑の浅子を妻と勘違いしセックスしてしまう。焦った壮介は翌朝み...
神瀬知巳「淫らな新居【嫁の母、嫁の妹】」

愛好家Sさんのブログで紹介されている本作の投稿記事はコチラから。
4197『淫らな新居【嫁の母、嫁の妹】』神瀬知巳、フランス書院/フランス書院文庫、2016/12 発売●あらすじ入り婿して妻の家族と同居している青年が、妻の出張中に酩酊して帰り、妻と間違えて義母と性交に及んでしまうも、ある事情から妻公認で義母との関係が続き、それを知った義妹とも深い仲になってしまう。●登場人物【綾川壮介】23歳。医療機器メーカーの新入社員。みちるの夫。入り婿。兄が二人いる。物腰がやわらかく穏やかで...
4197『淫らな新居【嫁の母、嫁の妹】』





まぁ、ちょっぴり都合の良い展開と言いますか、そんなことあるかいな?と思える場面もないではないですが、官能描写の淫猥さと神瀬節の全開さがそれを補って余りある作品だったと思います。



最近の流れだと次作は……4月でしょうか?(笑)

早くも楽しみですね!





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テーマ : 18禁・官能小説
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tag : フランス書院文庫 神瀬知巳

人妻どろぼう(著:葉月奏太、二見文庫)

2016//12/20 発売

人妻どろぼう

著:葉月奏太二見文庫


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奥さん、いただきます。追いつめられて始めた空き巣の先々でなぜか誘惑ばかりされて──
リストラされた46歳の吉郎が始めたのは、かつてのリフォーム会社で覚えたピッキングを使う空き巣だった。初めて入った先では、そこの人妻に誘惑され、次に狙った部屋でも欲求不満と思われる住人に迫られて……なぜかいい思いが続く。そのうちに、最初に入った家の人妻と意外なところで出会い、さまざまな疑問が氷解するが……。人気の実力派による書下し官能エンタメ。
(引用元:Amazon)


★★★★★ どろぼうの特性を活かしたヒロインの配置の妙, 2017/1/15
タイトルは「人妻のハートを奪う」ことなのか「人妻の泥棒」なのかといろいろ考えることもできるが、描かれているのは両方である。そして、仕事を失い、妻にも逃げられて行き場を無くした主人公が手を染めようとするのは空き巣である。元来が真面目なので食い扶持だけでもという細やかな目的なのだが、不器用もあって上手くいかない。だがしかし、その目的は図らずも毎回達成されるのが不思議であり、最後は一目惚れしたメインヒロインへの秘めた想いまで成就するという再出発の物語である。

1章につきほぼ1ヒロインで構成されており、名前だけを列記すれば下記の女性達が順番に登場している。

第一章:志乃 (空き巣に入った先の人妻)
第二章:瑠璃子(かつての同僚の妻)
第三章:由佳里(職場の上司)、小百合(人妻)
第四章:尚美 (愛人)
第五章:莉奈 (メインヒロイン)

第三章で2人出てくるので計6人もの大所帯に見えるが、タイトルが示すように「人妻」の誰かが「どろぼう」なので偽名を用いた同一人物となる。これにより最後にメインと一度きりになりがちな構成が覆され、早い段階から情交が描かれたのは何度も使える手法ではないもののナイスなアイデアだと思った。

さらには中盤で描かれるがっつりな寝取られによって全体的にはソフトな官能面がぐんと底上げされていることも好材料。いわゆる一竿至上主義では許し難いであろう「ぐぬぬ……」な無理強いがまさに主人公の目の前で繰り広げられ、屈服の末に絶頂までさせられてしまう被虐度の高い場面だが、最近の作品で作者がしっかり盛り込んできた経験から状況の作り込みには磨きがかかっているようで、本作随一のいやらしさが印象深い場面になっていた。

また、空き巣に入った先の人妻と思しき志乃が挙動不審だったり、瑠璃子とは淡い恋路の過去があったり、小百合の行動が結果的に寝取られの意趣返しになったり、尚美が愛人となっている男は莉奈と関係深い人物だったりとストーリー展開も起伏に富んでおり、当初の目的こそ思わぬ形で果たされていくものの生活は次第に困窮していく主人公の行く末と共に楽しめるものとなっている。

そんな極貧に陥っても誠実を貫く主人公の姿が不器用だからこそ母性をくすぐるかのように、最後はやや性急ながらもほっこりさせられるハートウォーミングな結末を迎えている。
『人妻どろぼう』のレビュー掲載元


途方に暮れた主人公が空き巣を企てるのはありがちな設定ですが、ヒロインも空き巣というのは面白いアイデアでした。

では、ヒロインが空き巣に入る理由は何か?となりますが、最終的にそれは夫への復讐だった訳で……妻を怒らせてはいけませんよね。(^^;)タラッ



で、レビューにも記した通りに生真面目で不器用な主人公は空き巣がちっとも上手くいかないんですけど、空腹を満たすという目的はナゼか果たされますw

つまり、食べ物を物色するための家宅侵入を試みるも上手くいかず、ってか、多くの場合は見つかっちゃうんですけど(^^;)、ナゼかそこでご飯をつくってもらったりしてるんですww

それをコミカルに狙った作風ではないのですけど、なんか妙に可笑しかったですね。



葉月先生がブログに投稿された自著解説記事はコチラから。
『人妻どろぼう』





さて、ブログ仲間としてお世話になっている愛好家Sさんですが、最近は葉月作品がお気に入りなのだとか。

あっという間に既出の葉月作品を全作入手されたそうで……凄い!



そうなんですよ。

官能小説は「黒本」や「青本」ばかりじゃないんですよ。

他のレーベルにも良い作家がいて、良い作品はあるんですよ。



葉月作品の魅力を1人でも多くの方に気づいていただきたいものであります。(^^)



愛好家Sさんの「本職」は綺羅光先生の作品紹介ですが、他の先生方の作品も多くレビューされています。

官能小説★綺羅光作品テイスト
http://kannovelkirataste00.blog2.fc2.com/






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テーマ : 18禁・官能小説
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tag : 二見文庫 葉月奏太

義母、そしてママの友人と-最高の初体験(著:天崎僚介、フランス書院文庫)

2016/12/26 発売

義母、そしてママの友人と-最高の初体験

著:天崎僚介フランス書院文庫


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「あなたの大好きなママより、今は私を見て」
吐息がかかる距離で甘薫ただよう柔乳を密着させ、
陸の昂りきった硬直を優しくしごくママの友達・景子。
フェラチオ実習、クンニレッスン、アナル授業……
37歳の熟肉で次々と施される艶めかしい性の洗礼を超え、
待っているのは、若義母・綾と交わす最高の禁忌!
(引用元:Amazon)


★★★☆☆ 物語の行方が官能的には健全過ぎるか, 2017/1/13
タイトルの漢字だけを見ると義母にママ(実母)にその友人というヒロイン構成かと錯覚する可能性もあるが、義母に「ママ」とルビが振られているので義母とその友人となる。では2人ヒロインかと言えばそうでもなく、友人の娘(主人公より1歳年上で大学受験を控えている)が加わる3人ヒロインである。そして、娘と主人公との淡い恋を成就させてあげようとする母達の物語でもあったりする。

若い2人の恋路を後押しするピュアなテイストとも言えるが、それ故に母ながら娘に先んじて関係に至るものの、その娘を押し退けてまで溺れるような淫らさや背徳感は乏しい。割とゴーイングマイウェイで全体をも先導していく友人ママによる主人公へのてほどきも、清楚で貞淑な義母が友人ママの誘導で遂に(義母へ女としての情もある)主人公の想いを成就させるのも予定調和のごとき情交であり、「それでは始めましょう」「そうしましょう」みたいなやり取りを見るとイマイチ盛り上がれない。

その若い男女もまた娘の方は当初より主人公への淡い恋心を抱いていた様子なのに対して主人公は「言われてみればそうかも」といった温度差を感じるため、官能小説の物語としてその方向に進んでいいのか?といった心持ちにもなる。リアルに考えれば最も健全で相応しいカップルの誕生という至極全うな結末へと導くのは前作『兄嫁淫情・義母欲情』と同じだが、これにより今回も生じた真面目な健全さが官能面をスポイルしているようである。官能ファンタジーとして今少し道を外れてほしい。
『義母、そしてママの友人と-最高の初体験』のレビュー掲載元


実にオーソドックスに上げ膳・据え膳な激甘誘惑路線ですが……それ自体は誠に結構なのですが……今回も結末でちょっぴり肩透かし。(^^;)

天崎先生のこだわりでしょうかねぇ?

もっと爛れた幕引きでいいと思いますけどねぇ。



にゃらさんのブログで紹介されている本作の記事。
天崎僚介「義母(ママ)、そしてママの友人と…【最高の初体験】」(フランス書院文庫、2016年12月、表紙イラスト:新井田孝)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)義母、そしてママの友人と【最高の初体験】 (フランス書院文庫) [文庫]天崎 僚介フランス書院2016-12-26【あらすじ】義母の綾と二人で暮らしている陸は、ある日彼女の友人である景子の口から綾のかつての彼氏が離婚したと聞き、彼女の意外な過去...
天崎僚介「義母、そしてママの友人と…【最高の初体験】」





こと官能小説に関して健全な結末はさほど求められていないと思うんです。

とりわけ昨今は官能ファンタジーですからなおさら。

リアリティのある真っ当な方向へ進んだとしても、最後にちょっぴり抜け駆けを示唆するとか、自分で敷いたレールから多少外れるくらいが却って丁度いいのではなかろうかと……。



つまり、ヒロインがしっかりし過ぎ。(笑)




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隣の部屋の新妻-無理強い(著:宗像倫、フランス書院文庫)

2016/12/26 発売

隣の部屋の新妻-無理強い

著:宗像倫フランス書院文庫


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「仕方ないですよ、奥さんが刺激するんだから」
隣室から聞こえる新婚夫婦の喘ぎが祐一を暴走させた!
人妻が垣間見せた「隙」につけこみ忍びこんで、
初々しい秘唇へ押しこまれた、力ずくの怒張。
清楚な美貌に隠された新妻の、牝の本性が露わに……
やめられない、終わらない――最高の隣人調教!
(引用元:Amazon)


★★★★★ 隣や階下への「筒抜け」が次の官能を誘う, 2017/1/13
アパートの隣人である26歳の新妻にフォーカスしたタイトルであり、実際に出番もやや多いのだが他にも下の階に住む30代前半と思しき未亡人の大家がいて、主人公の部屋には18歳の姪が転がり込んでくる3人ヒロインの作品である。そして、サブタイトルのごとき「無理強い」で始まる関係がエスカレートしていく淫猥度の高さが光る作品でもあり、何となくデビュー作の『年下の兄嫁-強引な和姦』に近いテイストを感じて個人的には好印象だった。

大抵のきっかけは隣室から漏れてくる、あるいは自室から漏れ出る喘ぎ声である。時には階下にまで聞こえるほどなのでどれだけ安普請なアパートなのかとも思ってしまうところだが、これが新妻につけ入る口実となり、しばらく空閨だった大家に影響を与えたりしている。

可憐な佇まいに反して肉欲には正直な一面を持つ新妻が主人公から強引に迫られることで夫からは得られない愉悦を覚え、拒みながらも覚えた快感には抗えず、遂には秘密の不倫関係を継続したいとまで言い出す程に堕ちていくのがいやらしい。

実は亡夫としか経験がなく、オンナとして開発されぬままだった大家の初心な反応には新味があり、主人公がもたらしてくれた快楽の世界に内心では満更でもない心持ちだったりする。ソフトに接してくる主人公によっても新妻との違いが出ている。

さらに白眉なのは中盤で営まれた3P。最初は新妻から大家の順で1対1の攻防が描かれるが、傍らにいる方が「自分もこんな痴態を晒しているのか」と客観的に見ることで互いがオンナの性を確認し、共感する形になっていた。元より頁を費やしてしっかり描かれる官能描写にあってさらに新たな要素が盛り込まれていたように思う。

序盤から出てきて独自のカラーを放っていた姪の本格登場は終盤からである。鈍感な主人公はちっとも気づかないものの割と分かりやすい主人公ラヴ光線を放っており、最後は無理強いではない関係となる。むしろ姪の方が主人公に対して無理強いしているくらいか。

しかし、だからと言って今更引くに引けない間柄になっている新妻や特に大家が対抗心を発揮して姪の独占を阻む様相を呈する。姪のみが主人公へ明確に愛情を示しており、他の2人はどちらかと言えばセフレ(もしくは不倫相手)寄りな関係性でもあるために棲み分けも可能といったところであろうか。
『隣の部屋の新妻-無理強い』のレビュー掲載元


前作『てほどき先生-予備校講師、クラスメイト、隣人、そして従姉と…』が2015年12月の発売でしたから、ちょうど1年振りだったのですね。

で、デビュー作を彷彿とさせる原点回帰のテイストで個人的にはとっても良かったです。(^^)



にゃらさんのブログに投稿されている本作の紹介記事です。
宗像倫「隣の部屋の新妻【無理強い】」(フランス書院文庫、2016年12月、表紙イラスト:村山潤一)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)隣の部屋の新妻【無理強い】 (フランス書院文庫) [文庫]宗像 倫フランス書院2016-12-26【あらすじ】妻に逃げられた祐一は姪の美緒が押し掛け同然にやって来て劣情を抱くが、そんな折りに隣人の芹奈夫妻の営みの声を聞いてしまう。管理人の公佳とともに芹奈の部屋を訪ねた...
宗像倫「隣の部屋の新妻【無理強い】」





とかく官能小説はマンネリに陥りがちと言いますが、結局のところ、そのマンネリが良質ならば幾らでも飽きずに読むものでもあったりしますから(^^;)、オリジナル度の高い「強引な和姦」路線は何度も読みたいものですね。




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四匹の未亡人奴隷-義母、叔母、女教師、美母(著:蜜蟲、フランス書院文庫)

2016/12/26 発売

四匹の未亡人奴隷-義母、叔母、女教師、美母

著:蜜蟲フランス書院文庫


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「ああ、拓海、お願い、奥ばかり突かないで」
夫の遺影の前で息子に蹂躙される未亡人美母。
犯されながらも憂いを帯びた表情には色香が匂い、
欲情を煽られた青狼の律動はさらに激しくなる。
言葉では拒みながらも熟れた躰は溺れはじめ……
淫欲の泥沼に囚われる四匹の喪服妻たち!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 誘惑路線支持者でも充分に堪能できる愛憎劇, 2017/1/3
書籍の帯には「暴虐小説」なる言葉が躍っているが、そのようなハードな凌辱作品ではない。誘惑路線を支持する諸兄でも充分に堪能できるテイストであり、むしろ激甘一辺倒な昨今の誘惑系とは趣を異にした、男女の葛藤と思惑と打算に裏打ちされた愛憎入り混じる鞘当ての応酬が蠢く作品として一読するのも悪くない。ただ、あらすじには『四匹の喪服妻たち』とあるが、実際に喪服姿なのは実母のみである。

義母と叔母は共に36歳で普段は仲も良いのだが、夫(叔母の兄で主人公の父)の死去による遺産の存在が2人の関係を微妙なものにしている。分け与えられた遺産を手に他の男の元へ行こうとする義母をお仕置きする形で義息たる主人公が手篭め同然に関係を持つのだが、実は以前から主人公は叔母と男女の関係にあり、この叔母も遺産には何かしらの関心を寄せている、少なくとも主人公はそう勘繰っているという状況である。

やや勝ち気で芯の強さを感じさせる義母は体の疼きと心の抵抗という裏表のコントラストがあり、既に言いなり状態な叔母とのコントラストも見られる。故に当初から従順な叔母が衣服を強引に剥がされて貫かれる場面は凌辱の色合いを無理矢理にでも引き出そうとの意図を感じてしまうところだが、自分だけを見てほしいと懇願し、対抗心をも露わにする叔母は他のヒロインと一線を画した存在とも言える。

この叔母の友人として中盤から登場するのが主人公のかつての担任である36歳の女教師。教師と生徒の関係は過去のものにつき女教師らしさはあまりないのだが、その過去に主人公と生じた出来事が弱みとなって巻き込まれていく。その出来事を聞かされて裏切られた思いの叔母が加担し、最終的には義母も対抗心から協力していくために4Pの構図となるが、作者の思惑とは裏腹に作品の凌辱色はどんどん薄れていくようにも感じられる。

元を正せば自分を捨てて他の男に走った39歳の実母が一番悪いとその矛先が最後に向かう。つまり、義母が行おうとしていたことを実母が既に行っていた形となるが、唯一の喪服姿が単に知り合いの葬儀に参列していただけの偶然というのは、せめて亡夫の一周忌くらいには関係性を持たせないと背徳感が減退するところであろう。それでも和装の喪服が剥ぎ取られて緊縛されるのは淫靡だった。

迫られているうちにヒロイン側が次第に折れていき、貫かれる頃には半ば観念している形の描写は凌辱作品として物足りないものの、往年の高竜也作品を彷彿させるようでもある。また、そうした印象や全体に漂う雰囲気、それに結末の纏め方などから新人のデビュー作との触れ込みながら本来は誘惑系を得意とする作者の別名義(別路線)なのかなと感じてしまうところである。
『四匹の未亡人奴隷-義母、叔母、女教師、美母』のレビュー掲載元


レビューの最後に記した『本来は誘惑系を得意とする作者の別名義(別路線)なのかな』ですけど、こぅ、何と言いますか、意識的に凌辱的な設定に基づく凌辱的な文章表現が、ともすれば誘惑的になってしまいそうなのをぐっと堪えているような、それでもちびっと誘惑的になっている箇所があるような、それをまたぐっと凌辱的に引き寄せていいるような、そんな「揺れ」のようなものを感じたからであります。

普段から凌辱作品を執筆されているようなナチュラルさではなく、本来は右打ちのバッターが左打ちしているような、そんなちょっとした違和感ですかね。



にゃらさんがブログに投稿された本作のレビュー記事はコチラ。
蜜蟲「四匹の未亡人奴隷 義母、叔母、女教師、美母」(フランス書院文庫、2016年12月、表紙イラスト:丹野忍)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)四匹の未亡人奴隷: 義母、叔母、女教師、美母 (フランス書院文庫) [文庫]蜜蟲フランス書院2016-12-26【あらすじ】父を事故で亡くした拓海は義母の綾子に性的欲望を抱いていたが、一周忌が過ぎたのを機に籍を抜くことを告げられ衝動的に押し倒してモノにしてし...
蜜蟲「四匹の未亡人奴隷 義母、叔母、女教師、美母」





ただ、『往年の高竜也作品を彷彿させるようでもある』といったところは最近がっつり読み込んでいるのが奏功したようであります。(^^;)

この気づきがなくともレビューに大きな差し障りはありませんが、ヒロインの葛藤から諦念して半ば身を委ねていくところなどに「黒本」の1つの系図と言いますか、バトンが受け継がれていくようなものを感じることができました。



この路線なら誘惑好きの読者でも手に取れる凌辱作品という位置づけでアリな気もしますが……そもそも誘惑好きな読者が凌辱作品を手にするのか?という根本的な問題があったりして。(汗)

でも、時には内なる殻を破って別の世界を知ることにも意義があると思いますけど、だからと言って好きでもないものに手を伸ばすのも苦痛ですし……どうなんでしょうねぇ。(^^;)




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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 蜜蟲

俺の美熟女(著:草凪優、祥伝社文庫)

2016/9/14 発売

俺の美熟女

著:草凪優、祥伝社文庫


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羞恥(しゅうち)と貪欲(どんよく)が交錯(こうさく)する眼差しと、匂い立つ肢体
及川美里――俺を翻弄し虜(とりこ)にする、“最後の女”…
俺は、青いリンゴより熟(う)れきったマンゴーの方が断然好きだ――。年上のシングルマザーに手ほどきを受けたことで、熟女の魅力にはまった藤尾敦彦(ふじおあつひこ)。30歳になり、人妻のセフレ達との関係を清算し、婚活を始めることに。一目惚(ひとめぼ)れした、39歳の及川美里(おいかわみさと)を紹介してもらうが、謎めいた言動に翻弄(ほんろう)されて……。熟女の滴(したた)るような色香とエロスを濃厚に描き出す、傑作官能。


★★★★☆ 酸いも甘いも噛み締めた恥じらいの熟女賛歌, 2016/12/25
主人公(30歳)の他にもセフレがいるっぽいクールな人妻熟女(39歳)が出てきたり、自分勝手で高慢な独身熟女(39歳)が主人公を振り回したりしている前半に辟易して読むのを止めてしまいそうになるかもしれないが、今しばらく先に進んでほしい。あるいは禁じ手かもしれないが、結末の1~2頁に目を通してから読むのも今回はアリかも。

表出する態度や立ち居振る舞いに潜む本心が分かれば可愛らしく見えてくる愛の熟女賛歌といった趣の作品である。

企業の秘書室勤務で容姿端麗にして才色兼備。マンションでペットを飼うプチセレブなアラフォー女子となれば充分に自活可能で結婚は半ば諦めムードと相場が決まっているが、本作のヒロインも多分に漏れないばかりか厚顔不遜の超絶自己チューがさらに加味される。

本人に結婚の意思がない訳ではないのだが、完璧過ぎる美貌や安定した高収入などが逆に壁となって男を遠ざけてしまう。そして、その真意に気づかず、さらに自分を磨けば磨くほど壁が高くなっていく悪循環である。また、華美な装いも災いして夜の営みもテクニック充分と誤解される始末。つまりは相当にこじらせている熟女なのである。

他にも本作に出てくる女性陣は総じて表向きと裏の本性が異なる存在として描かれている。

このヒロインの旧友であり、主人公へ紹介した人妻熟女から送られてくる学生時代の写真もまた、ヒロインが最初から高飛車だった訳ではなく、年を重ねていくうちにそうなってしまったことを示しているが、主人公もまた三十路を迎えて結婚願望が高まる中で、それでも若い娘には触手が伸びず熟女好きになった過去の経緯があったり、合コンで出会った22歳の一見おとなしい娘が実は経験豊富なS性の持ち主だったりと紆余曲折が描かれている。その意味では酸いも甘いも噛み締めた男女が出会った物語とも言える。

本作に出てくる女性陣の表裏が異なることで官能成分が底上げされている。

清楚で母性的な熟女には淫らな一面があり、クールな熟女は被虐の羞恥に肌を染める。一方で派手な出で立ちであっても意外に身持ちは固かったりする。そんな諸々のギャップの中で重役秘書として男達の視線を浴び、装いも振る舞いも完璧に見せるヒロインの本当の素顔を知るまでに踏み込むことができた主人公。その行く末は、苦行にも似たやり取りを続けたことへのご褒美なのかもしれない。

熟女のダメで面倒臭くて淫らさには正直なくせに恥じらいのオブラートに包むしたたかな側面を描きながら、それをも愛しいとする作者の眼差しを背景に良さがじわっと滲み出てくる作品だったと思う。その分岐点は後半の始まりを告げる第四章であろう。
『俺の美熟女』のレビュー掲載元


内容的な関連性はありませんが、草凪先生と祥伝社文庫のタッグでは「俺の〇〇〇」シリーズと言うべきタイトルの連続が続いています。



2015/2/10 発売
第1弾:俺の女課長
▼この作品のレビュー記事はコチラ。
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-864.html

これほど美しい年上の女を抱いてしまっていいのかどうか・・・丸山麗子、三十三歳。長い黒髪に白い小顔。目鼻立ちは端整かつ涼やか。掛け値なしの美人だった――担当編集、異動希望!? 「これこそ男の夢の職場だ!」ダウンスイングとともに腰が回転し、ミニスカートが翻る。白い尻が、見えた――。過激な接待ゴルフに挑む課長丸山麗子、三十三歳。知的で美しい彼女が、なぜ。理由は超高級マッサージ機を三ヶ月以内に百台売らないと左遷だからだった!セクハラに異常に弱い「泣き虫」が目的のためにとった最終手段とは!? 三人のセクシーで美しい営業部員の活躍を描く、企業官能誕生。



2015/9/2 発売
第2弾:俺の女社長
▼この作品のレビュー記事はコチラ。
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-991.html

鶴谷愛子は急逝した父から建築会社を継いだ三十歳の三代目女社長。黒髪のベリィショートに白い小顔、きりりとした切れ長の眼と、筋の通った高い鼻、意志が強そうに引き結ばれた口許をした気品のある美人だ。そんな彼女を、経理部の三上は副社長派からスパイを命じられ尾行していた。彼が見た、普段とまるで違う可憐で愛らしいもう一つの貌とは!? 赤裸々な羞恥官能の傑作。





本作が一応の第3弾ということになりますが、一見お高くとまっているキャリア・ウーマンは高根の花で自分とは異世界のヒトみたいな捉え方をしてしまうことってありますよね。でも、そんな女性だからこそイイ男に巡り会わない、巡り会えないジレンマがあったり、実は男性恐怖症で近づけたくないから怜悧な鎧を纏っていることもある。それで気がつけば結構な年齢に達している……。

そんな高飛車な、そして高慢な熟女が腹立たしく写るのですが、実際はツンデレっぽく振る舞っているのだと分かれば可愛らしく見えてくるという作品でした。(^^)



そして、全編に漲る 熟女サイコー!のテイストが心地良かったです。この感覚に至り始める第四章まで頑張って読み進めてくださいネww




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※各作品のあらすじはAmazonより引用。

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : 祥伝社文庫 草薙優

とろける巫女姉妹(著:美野晶、竹書房ラブロマン文庫)

2016/12/12 発売

とろける巫女姉妹

著:美野晶、竹書房ラブロマン文庫


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神聖な巫女服を淫らに着くずして…巨乳三姉妹と美熟女義母のめくるめくカイカン多重奏!
アメリカ留学中の青年・沢門信平のもとにある日届いたのは、亡き父親の後妻・千都子からの帰国要請連絡。三人の義姉妹の中から一人と結婚し、実家の神社を継いでほしいというのだ。とまどいながら帰った信平はいきなり義母・千都子の熟した肉体で歓待され、さらに夜ごと義理の姉たちから世にも淫らなご奉仕を受けることに。美尻と巨乳を誇る三姉妹が、恥じらいつつも巫女服姿で欲望を満たしてくれるハーレム。それを堪能する一方で、嫁取りの裏の事情を知った信平の選択は…?汚れなき美女肉の味わい満喫、ゆうわくエロスの最新傑作!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 安定の激甘愛情物語にファンタジーを添えて, 2016/12/18
タイトルこそ『姉妹』だが実際は生真面目で堅物な姉(26歳)にタイプの異なる二卵性双生児の妹(25歳)の3姉妹であり、主人公(24歳)から見れば3人とも義姉となる。これに派手さと可愛らしさと妖艶さを併せ持つ40代半ばの義母が加わる4人ヒロインの作品である。多人数ヒロインの作品では1ヒロイン1章(1情交)の構成になりがちなところを全員ではないにせよ複数回の情交場面を盛り込んで官能面を底上げし、物語にも起伏を持たせているのは好印象。血縁こそないとはいえ相姦の関係になることが初期設定されていながら誰もが疑問すら抱かず肯定的なことに読み手が疑問を抱くものの、そして、最初から上げ膳据え膳の状況という都合の良さは感じるものの、だからこそ純粋なアプローチが描かれる作品とも言えそうである。

この作者の持ち味である「官能ラヴコメ」や「官能ライトノベル」的なテイストからすれば妥当なファンタジー設定と言えるが、神社を舞台にしていることにきちんと意味を持たせており、設定ならずストーリーまでも後半からファンタジーな色を帯びていくのはご愛敬として読むのが得策であろう。そして、このテの作品では珍しく主人公がチェリーではないどころか渡米生活で相応以上の経験を積んでおり、それが官能描写を特徴づけている。押しに弱い被虐性を有するヒロインに反応して僅かながら荒ぶる主人公という構図である。年上の優位性で迫るも返り討ちに遭って悶絶してしまう淫猥さや、無垢な恥じらいから感応高まって乱れてしまういやらしさに満ちた描写が続く。

久方振りの再会もあってややぎこちない距離感を醸す長姉や末姉に対して次姉や義母は初手から近しく親しげに接する始まり方。元来の帰国は神社の将来に関わる大事な理由によるものだが、その真相は後半までのお楽しみとして、まずは義母から末姉、次姉の順で次々に迫られる主人公である。

終始マイペースに義息たる主人公を愛でる義母は次第にオンナを思い出し、控えめな末姉は本意を吐露して結ばれ、男勝りでがさつな次姉も対抗心を煽られる形で結ばれていく。それぞれが秘めていた主人公への想いがタイプに応じて表出されていくのは愛らしく、わだかまりがなくなってからは大胆にもなっていく。しかし、主人公は以前より長姉に想いを馳せており、過去の経緯もあって最も距離感がある(と主人公は思っている)長姉とはいろいろとすれ違っている。そんな主人公は久し振りに見るベッタベタの鈍感であり、それ故にラブコメ的には王道のストーリーが紡がれていると言えよう。

長姉もまた不器用なので一向に距離が縮まらず、その雪解けには相当な事案が必要と考えたのか、意外性のある物騒な事件が唐突に勃発する。これにより長姉の本心が発露されるのと同時に主人公自身も知らぬうちに潜められていた秘密が顕現することとなるのだが、このパワー(?)が官能面でも発揮されるのは言うまでもなく……もっとも、それがなくともヒロイン達の溢れんばかりの愛情が補って余りあるだろうが……美野作品には珍しい結末を迎えている。中には重みを感じるくらいに変貌した姉もいる程の、その想いの強さに最後まで決断できない主人公はヘタレっぽくもあるのだが、義母をも加えた争奪戦は終わることなく、官能的に素敵な家族として今後もきっと続いていくのであろう。
『とろける巫女姉妹』のレビュー掲載元


今回も安定の美野作品でしたが、結末が普段とは異なっていました。

珍しいことにハーレムエンド。

いつもはメインヒロインと2人っきりになってアハハウフフでハァハァなヤリまくり三昧の日々で終わるパターンなのですけれど、今回はちょっと変えてきました。



にゃらさんのブログに投稿されている本作の紹介記事です。
美野晶「とろける巫女姉妹」(竹書房ラブロマン文庫、2016年12月、表紙イラスト:大柴宗平)ネタバレ有り。御注意下さい。作品紹介(公式ホームページ)とろける巫女姉妹 (竹書房ラブロマン文庫) [文庫]美野 晶竹書房2016-12-12【あらすじ】留学中の青年・信平はある日、義母の千都子より実家の神社の後継ぎとなって欲しいと帰国の要請連絡を受ける。しかも千都子の実娘である三人の義姉のなかから一人と結婚しなくてはならず、想...
美野晶「とろける巫女姉妹」





そろそろマンネリの声が聞かれてきそうな気もする鉄板のパターンが出来上がっている美野作品ですが、個人的に「またかよ」感はまだないですね。

……時々ちょっぴり感じることはありますけど。(汗)

官能ラヴコメ、官能ラノベと言える胸キュンの恋愛要素を堪能したい読者にはうってつけとして未だ健在だと思いますよ。




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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : 竹書房ラブロマン文庫 美野晶

ぼくの管理人さん-さくら荘満開恋歌(著:葉月奏太、実業之日本社文庫)

2016/12/3 発売

ぼくの管理人さん-さくら荘満開恋歌

著:葉月奏太実業之日本社文庫


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ほっこり癒され、たっぷり感じるハートウォーミング官能の傑作!
念願の東京の大学へ進学を果たした窪塚健司。彼が住まいとして選んだのは、築六十年、風呂なし共同便所の格安物件“さくら荘"だった。入居初日、健司は管理人の桜子に健司は一目ぼれしてしまう。桜子はやわらかな雰囲気の美しい女性だった。そして都会的な美女OL・美咲、ウブなメガネっ子・香澄、そして美大を目指す浪人生・吾郎といった住人とともに、健司の新しい生活が始まった。入居早々、美咲に筆おろしをしてもらい、処女であった香澄の手ほどきをしつつも桜子への思いを募らせていく健司。しかし桜子には秘密がありそうで……。さらに平和な“さくら荘"で驚愕の事件が!?
人々の心の交流に癒される――いまもっとも注目の作家が放つハートウォーミング官能の傑作!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 安定したハートウォーミングな愛情物語だがスパイスの利いた官能場面も, 2016/12/18
最近の葉月作品ではすっかりお馴染みとなったハートウォーミングにほっこりできる愛情物語。若くて美しい管理人さんを始めとするアパートの住人達が織り成すドラマに恥じらいの官能が練り込まれた作品と言える。

2浪の末にようやく都会へ出ることができた主人公にはちょっとした心の傷があるのだが、都会暮らしだからといって全てが華やかという訳でもなく、自分のように、いや自分以上に頑張っている人がいることを知るといった成長のエッセンスが散りばめられている。

メインの管理人さんと結ばれるのが最後なのはストーリー展開上致し方ないとして、それまでにアパートの住人2人と対照的な情を交えている。男勝りで気風が良くて世話好きな年上のOLとはひょんなことからウフフな筆下しとなり、同年齢ながら2学年上の控えめ女子大生からは純潔を捧げられる。ただ、この破瓜は好きな男が別にいるのだけれど今のままでは不都合かも?という、男からすれば何と勿体ないことかと叫んでしまいそうな理由だったりする。

こうしたアパートの住人達との刹那の情交に加えて縁のある外部の人物も程良く絡んでくるのが物語の幅を広げており、不意の出来事に良い思いをすればショックも受ける主人公だが、その中でも思わず覗き見てしまった管理人室では「ぐぬぬ」な寝取られ感が炸裂している。本作にあってはビターなスパイスを利かせた場面と言える。

思いもよらぬ迫りに困惑と抵抗を続けながらも次第に昂ってしまい、遂には求めさせられてしまう管理人さんもやはり1人の女だったことを示した痴態は思いのほか突っ込んだ描写であり、後になればその理由が判明するとはいえ一時は読み手も敗北感を味わうかもしれない。

それでも最終的には落ち着くところへ落ち着き、アパートには清々しい風が吹き込む形で幕が引かれるので、トータルでのテイストや読後感は心地良いものと言えよう。
『ぼくの管理人さん-さくら荘満開恋歌』のレビュー掲載元


メインの管理人さんと主人公がハッピーになるのはもちろんですが、本作の良さはサブヒロイン達にも爽やかなハッピーが訪れることですね。

主人公以外にも住人同士の恋はあるでしょうし、ろくでもない男ばかりが現れると嘆くOLにもちゃんとろくでもない男が表れますw

お約束ですよねww



葉月先生がブログに投稿された自著解説です。
『ぼくの管理人 さくら荘満開恋歌』





ただ、それだけでは薄味になるだろうということで中盤に盛り込まれたのが管理人さんの貞操のピンチな訳ですが、こういった場合に読者がまず思うのは どこまで踏み込んでいるか ではないかと。

ドキドキの演出がどこまでなのか、ちょっとお触りされている程度で済ますのか、チューはされちゃうのか、胸はイジられるのか、脱がされるのか、愛撫されるのか、合体直前までいくのか……などなど、その段階は様々でしょう。

大体においては主人公が声をかけたり音を立てることで危機は回避されるのですが、それもなくただ覗き見て地団駄を踏んでいるだけで最後までいってしまえば寝取られとなります。



で、本作ですが……最後までいってしまいます。

管理人さんもイッてしまいます。

最後はしっかり感じて、昂って、自ら求めてしまうほどに乱れてイッってしまいます。



ならば全然爽やかじゃないではないか となりますが、そうなっても致し方ない設定があるために最終段階まで踏み込んだのでしょう。これがあるからこそ結末が爽やかハッピーになるとも言えます。

濁りがないと澄み切ることもない、ということでしょうか。

これによって官能成分はぐっと上がってますしね。




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tag : 実業之日本社文庫 葉月奏太

父の愛人の匂い(著:深草潤一、二見文庫)

2016/11/28 発売

父の愛人の匂い

著:深草潤一二見文庫


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「若いんだから、またすぐ元気になるでしょ」美しい熟女の指弄に翻弄されて……。
48歳で亡くなった父の遺品を整理中、哲朗は古い携帯電話を見つける。さまざまな写真に混じって、ある見知らぬ女性が何枚か写っていた。調べてみると、名前と住所も判明。やはり父の愛人だった。だが、彼女に会いたくなった彼は家を訪ねることに。美貌の熟女を目の当たりにした彼は気持ちの昂ぶりを抑えられず──。書下し官能エンターメント!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 妖艶な熟女の責めは母性的な「男の育て方」だったのか?, 2016/12/11
亡父の遺品から女の存在らしきものを見つけて愛人?と訝しみ、抱いた好奇心から会いに行くという流れから関係を持つに至る中で逆に父母のことを知るにつけ、そのどんでん返しが主人公に様々な思いを去来させる物語である。単に不倫を取り扱うでもない、男女のどうしようもない「大人の事情」がほろ苦くも深い味わいを醸している。

大学4年生の主人公には同級生の彼女【有希】がいるものの、以前より抱えたコンプレックスが原因で関係を謳歌できないでいる。有希の献身的なご奉仕が序盤の官能面を担っているが、主人公の関心は次第に亡父の愛人と目される【恵子】42歳へと向かっていく。遺品を整理するところから恵子の所在が明らかとなるまでに序盤の大半が費やされているのは「恵子が一体誰なのか」を読み手にもしっかり注目させる念の入れ様と言えそうだが、これが盛大なミスリードであると後に気づかされることになる。

その出会いから早々に恵子の主導でホテルへ向かうことになり、ここで主人公のコンプレックスが恵子にも知られることとなる。そんなこともあって最初は妖艶に振る舞う恵子がやや高圧的に主導権を握る情交となるのだが、これもまた後々を知れば恵子に生じた母性的な何かが息子(のムスコ)を鍛えるがごとくだったのかな?と思えなくもない様相にも見えてくる。色欲の陰にこうしたドラマの伏線を張るのは作者ならでは。逢瀬を重ねるうちに恵子の態度が軟化してくるのは意識の変化であり、如実に好意を示す場面も見え始めるのだが、同時に亡父の代役のようにも見えたりして翻弄される主人公である。この中盤での恵子の熟女らしさ漂う痴態は淫猥度が高い。

起承転結に則って描かれるどんでん返しの真相は何とも含蓄を感じさせるもの。不倫を一面的に捉えるのではなく、運命の糸が絡まった結果であり、さらに言えば「心情的にはどちらが本妻なのか」といった領域にまで踏み込んでいるように思えてくる。実にシンプルな仕掛けなのだが、それ故に考えさせられる部分も少なくないような「事実上の重婚」がさらりと判明する。夫婦仲が良好ではなかった中で母の【喜久枝】を慕っていた主人公の意識も変わり、愛人とされていた恵子よりも喜久枝の方が不憫に見えてくる事態に気持ちは揺れるばかりである。もしかしたらリアルな日常でも起こり得るかもしれないと感じさせる題材を巧みに仕上げる作者の手腕は今回も発揮されている。

しかし、恵子の娘【茉莉也】が終盤から出てくると状況がまた変わる。主人公との繋がりもまた運命なのであろう。ただ、主人公の最後の振る舞いがどうにも亡父と重なるため、それでは恵子を再び悲しませてしまうことが明白なのに、でも止められない、変えられない男のどうしようもない性を描いたようにも見えてしまうのは作者なりの皮肉なのだろうか。
『父の愛人の匂い』のレビュー掲載元


日常的なことを日常的に描いて、日常的ではないにせよリアルに「こんなことがあるかも?」と思わせる深草先生らしさが本作にもしっかりありました。

よくよく考えてみれば父親のちょっとしただらしなさが原因なんですけど(^^;)、故人になってしまえば責めることもできませんし、その真実を最初から知っている女達はずっと以前に何かしらの踏ん切りをつけたのでしょうけれども、主人公だけは今になって初めて知った訳ですし……切ないですね。



曲がり角を間違えてしまい、曲がり方を間違えてしまった結果、とんでもない方向に行かされて引き返せないような、そして、その影響を受けた人がずっと背負って生きていかなくてはならないような、そんな切なさだったように思います。



理屈じゃないのが男女の仲と言いますから、過ぎてしまえば致し方ないことなのかもしれませんが、そんな父親と同じ道を多少なりともイメージしてしまう主人公もまた懲りない男を象徴しているとはいえ、理屈じゃないってことなのでしょうかねぇ。



そんな含蓄を感じた「どんでん返し」がシンプルなだけに秀逸でした。




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ジャンル : アダルト

tag : 二見文庫 深草潤一

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Author:官能レビュアーDSK
Amazonその他の書籍サイトで男の、というか男なら!という肉欲煩悩中枢刺激ジャンルに特化した、裏街道という名のスキマに徹する変わり者レビュアーDSKです。

◆官能小説
メニュー欄では発売年別にカテゴライズしています。作家別ご覧いただく際は最上段記事の索引より検索できます。

◆青年コミック
一部に桃色成分の高い一般コミックを含んでいます。また、複数巻となるシリーズ物は1つの記事に纏めています。

◆成年コミック
多岐に渡るジャンルに対してDSKの好みに偏ったセレクトかもしれません。(汗)

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主だった同一タイトル(シリーズ物)を1つの記事に纏めています。

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