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爛れた学園-女教師と母(著:永井龍児、フランス書院文庫)

1988/11/24 発売

爛れた学園-女教師と母

著:永井龍児、フランス書院文庫


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教え子のパンツをはいて授業する女教師・萌子。
我が子に、教頭に、女盛りの体を嬲られ、
よがり泣く母・美砂子。
高校生と教頭の淫らな確執に、
女教師と母、そして少女が玩弄される!
(引用元:公式サイト


★★★★☆ 生徒と母と教師の男女が蠢かす愛憎と性癖, 2017/1/20
タイトルに比して学園内での官能的な場面はさほど多くないが、それでも確かに『爛れた学園』と言いたくなる作品だった。関係性のある登場人物は生徒1人に教師2人の男3人に対して生徒の母や女教師を含むヒロインが4人というなかなかの大所帯だが、それだけに様々な思惑が蠢くドラマになっており、校内暴力が収まり切らぬ1980年代後半らしい乱暴なテイストも醸しながら、歪んだ青春と歪み切った大人が描かれた作品と言えそうである。

主人公たる息子と母は最初から相姦の間柄。だが、いつまでも続けられる関係ではないと母が1人の女性を連れてくる。この女性が最終的には物語を引っ掻き回す存在になるのだが、息子のために女を雇うという大胆な策を講じる母である。また、この母は最近になって息子が通う高校の教頭先生と男女の仲になり、息子は面白くないのだが、これにも息子の更生が意図されている。そして、この教頭には驚愕のアブノーマルな秘密があって、それが結末の悲劇へと繋がっていく。

ただし、母子相姦の要素は序盤でその役割をほぼ終えてしまい、中盤から出てくる新任の女教師へとヒロインの座が移っていく。同じマンションに越してきた縁もあって女教師へ強引に迫る主人公だが、抵抗しつつも覚えた愉悦の虜になった女教師は束の間に淡い恋心を抱いたりしている。しかし、女教師もまた今の関係が許されぬとの自覚はあり、最後は切なくも哀しい選択を迫られている。女教師に執心する体育教師(教頭の腰巾着的存在で粗野な人物)による無慈悲な凌辱が主人公をも打ち砕くのだが、この報復という形で矛先を教頭に向ける結末でもある。最後に出てきた教頭の娘は完全に単なるとばっちりにつき可哀想ではあるのだが、ある意味では『爛れた学園』を最も具現している教頭にして父親の末路が見方によっては痛烈な皮肉のどんでん返しに写るかもしれない。主人公を含む男子生徒は確かにワルだが、教師たる大人の男達の方がもっと醜悪に見えてくる作品なのである。

しかし、様々な人物が入り乱れてそれぞれのエピソードが紡がれるにあたり、全体を通して見るとそのどれもが中途半端にも感じる。言うなればバリエーション豊かなフルコースなのに途中で皿を下げられて次の料理が出てくるような、そんな一抹の物足りなさだろうか。個人的には女教師との関係が良かっただけにもっと膨らませてほしかったし、それ故に女教師の末路は(イマドキの感覚だと)やや哀れに過ぎたようでもある。

ジャンル化が進んだ昨今の官能小説には見られない、誘惑も相姦も凌辱もバイオレンスに盛り込まれた作品としてまずまず楽しめることは付記しておきたい。
『爛れた学園-女教師と母』のレビュー掲載元


Amazon の Kindle Unlimited で一時は全作対象外となっていたフランス書院文庫作品ですが、2017年1月より旧作を中心に一部が再び対象となりまして、それで読んでみたのが本作であります。

永井龍児先生……存じ上げませんでした。orz

公式サイトのカタログを見る限り、デビューは1987年7月のようで、1990年9月まで4作品を上梓されたようです。元より寡作な先生だったみたいですね。



本作はその2作目でして、何だか 腐ったミカンの方程式 っぽい雰囲気を感じましたw

でも、生徒より 先生の方がずっと悪いヤツ という作品でしたよww




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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

実母と義母(著:高竜也、フランス書院文庫)

1988/12/23 発売

実母と義母

著:高竜也フランス書院文庫


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彼は義母と……でも僕は実の母。
いいや、そんなことは問題じゃない!……
実母と義母……存在は違おうとも、
若い息子たちは母を犯し、母の肉に溺れていく。
未来に待っているのが、
恐ろしい破局であることを忘れて……
(引用元:公式サイト

「ぼく、ママとしたい……ママがあんなことしてるからいけないんだ」陽子はひるんだ。その瞬間、啓太は魅力に充ちた乳房に舌を差し向けた。テクニックなんてものはまるでない。ただひたすら乳首を吸引し、ときには口をいっぱいにひろげて乳房全体を口の中に引っぱりこむようにしながら吸いたて……。
――親友から「毎夜義母の肉体に溺れてる」と告白された啓太。そのシゲキで理性は吹っ飛んだ!そして欲望は自らの母へ……!!
(引用元:honto)


★★★☆☆ 本格的に描かれた実母相姦への抵抗と懊悩, 2016/10/23
タイトルから少年主人公に実母と義母が絡むか、あるいは実母と義母とその息子達という2組が出てくるようなイメージを抱くが……実際に本作では2組の母子が出てくるが……義母側の母子はきっかけ程度に過ぎない。描かれたのは義母と男女の仲になった友人の話を聞いているうちに実母を女として見るようになった少年が徐々に滾ってくる劣情を抑え切れなくなり、夜の営みが全うできなくなった父親に代わって実母の疼きを鎮めるという身勝手な大義名分から迫って、遂にはモノにするストーリーだった。若干の寝取り要素もあるにはあるが、むしろ本作は母子相姦への抵抗から困惑を深めるも昂る身体は応えてしまう女の性を恨めしく思いつつ最後まで矜持を保った実母の悲劇である。

冒頭に登場する義母側の母子が最初から相姦の関係なので淫らな描写から始まるのは淫猥度を上げるが、そこに届いた分厚い手紙を読むという形で実母側の母子がどのような経緯で男と女になったのか、その後にどうなったのかを示す過去回想のスタイルが小説の醍醐味を感じさせる。ただし、そこからは最後まで実母側の物語であり、始まってもしばらくは少年が母に近づいていくきっかけやアプローチが続くこととなる。

要するに実母と結ばれるまでの紆余曲折が綴られるのだが、一度は偶発的に合体が果たされるものの、その後の気まずさから却って距離ができ、その間に同級生の女子高生や年下の女子中学生と刹那に関係したりもする。すれ違いの切なさだが、これにより息子の先行きを案じた実母が母の矜持を強めながらも母と女の板挟みでさらに悩んだりしている。

最終的には実母が押し切られる形を迎えるのだが、その達成感と共にようやく心をも通わせたと安易に喜ぶ息子に対して諦念が支配的な実母の心中は最後まで不安と切なさと夫への後ろめたさばかりである。

ここから先の昼夜を問わず求める息子とそれに応える実母の様子がダイジェストなのは官能的に物足りなく、また勿体なくもあるところだが、読み手の想像力に委ねる手法でもあるのであろう。

だがしかし、海外出張から帰って来た夫の知るところとなって終幕は突然に訪れる。実母のショックと錯乱した様子にリアリティがあり、その後の事態の急変でも「気がついたら引き返せない事態に陥りました」かの他人事っぽさが滲む息子には独り善がりの甘ったれた感じが出ていたが、それにしてもな結末には許されない関係への罪と罰とはいえ、ドラマチック過ぎる幕引きとの印象も残るところである。
『実母と義母』のレビュー掲載元


相姦を喜ぶ息子と憂う母……母子相姦の基本ですね。

特に実母との相姦ですから……高作品の基本ですね。

悩んだ末に迎える悲劇の結末……旧作の基本ですね。



とまぁ、これで別の男が出てきて凌辱でもされようものなら1980年代的作風の全てが網羅されたであろう相姦悲劇結末物語でした。それでも、実母と義母が半々で出てくるかと思っていましたから、読み始めて判った構成の妙は意外でしたね。





テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 高竜也

女教師・個人授業(著:小菅薫、フランス書院文庫)

1988/8/24 発売

女教師・個人授業

著:小菅薫フランス書院文庫


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「私の身体、マッサージして」
憧れの麻美子先生からの思わぬ挑発。
美しい裸を好きなだけ見て、触って……
しかし決して最後までは身体を開いてくれない。
少年を弄ぶ女教師の本当の目的は…!?
(公式サイト)

麻美子先生の部屋に二人っきり…勉強よりも教えてほしい“女の秘密”。(「BOOK」データベース)


★★★★☆ 女王様チックに最後までブレない女教師, 2015/11/29
27歳の女教師に恋焦がれる16歳の男子生徒という基本構成だが、これに実母を絡めて話を広げているところに上手さを感じる。さらに言えば、若き代用教員と別の男子生徒にも秘密の関係を持たせて背徳と哀しみのサイドストーリーを設けている。様々な要素が交錯しながら、先生と生徒という許されざる関係が淫らさを徐々に増していく物語である。

1988年の作品であれば官能面が遅々として進まないスタイルであっても致し方なかろう。朝の登校時に生じた第一次接近遭遇から担任教師ながら個人的な家庭教師を頼まれる形で第二次接近遭遇へと至り、いわゆる「成績アップのご褒美」を経た最後は初合体が唯一してクライマックスという流れである。思いのほか前半にサブエピソードが集中することで代用教員の官能描写が序盤に描かれ、これが官能面の補助と底上げに寄与している。実母との相姦は中盤に挟まれるが、代用教員と実母には世間知らずで依存する女という共通項があって女教師との対比としているようである。

人妻でもある女教師は自分がしっかりあって、夫を愛してはいても結婚生活はまた別といった考えの持ち主。発売当時としても自立したイマドキの女という位置付けに見える。そして、そんな強さがある女教師なので官能的にはSっ気たっぷり。「飴と鞭」がほぼ自覚なしで繰り出されているようで、急に平手打ちを喰らって内心では憤慨しても次には優しくされて戸惑い、次第に平手打ちさえも喜びに変わり始めてしまう男子生徒である。

感情の赴くままに振る舞って周りを翻弄するところはまさに女王様な女教師だが、入院していた夫が帰ってきたことで状況が変わる。むしろ男子生徒の心持ちが変わってくる。自分には見せない表情と甲斐甲斐しさを夫には向ける女教師を目にして沸いてくる嫉妬心。これがトリガーとなって最後に見せたのは、これまでずっと受け身だった少年が初めて自ら起こした、ある意味では男らしい行動であり、深読みすれば、これで大人の階段を1つ上り、後には自立の道を辿り始める主人公にとっての個人授業の終了を示唆していたのかもしれない。
『女教師・個人授業』のレビュー掲載元


新刊購読の合間にいそいそと続けている温故知新もいよいよ1980年代まで遡りまして、ここまでくると公式データさえも正確性を欠くようになってきました。(^^;)

例えば、上に記したあらすじは公式サイトからの引用ですが、当時は6行あらすじが確立されていなくて5行だったんだな~と推測してしまいます。

……違うんです!



「私の身体、マッサージして」
「このネグリジェ、似合うかしら?」
「シャワー浴びるから、背中を流して」
女教師の部屋に呼ばれた信彦に、思いもよらぬ
“大人の女の挑発”が……淫らな願望を抱く
高校生とサディスト女教師の不埒な密会!
(表紙カバー裏)



表紙のカバー裏に記された現物のあらすじはちゃんと6行なのです。



また、本作は2015/12/8時点で電子化されていないようで、今のところ古本でしか入手方法はない訳ですが、電子化が進めばおそらく消えてしまうであろう情報が1つあります。



1988年9月10日=第1刷発行
1997年6月30日=第8刷発行



「黒本」では実際の発売日ではなく、翌月の10日を初版としているので第1刷が9月10日となりますが、注目すべきはその下。



約9年経って第8刷



増刷の部数がどれだけなのか分かりませんが、最近の官能小説でここまで増刷が繰り返される作品が一体どれだけあるでしょう。当時人気の小菅先生だったことを考慮しても驚きの増刷ではないでしょうか。

……もっとも、1985年から未だに現役という女教師・二十三歳みたいなモンスター作品もありますけどね。(^^;)

この第8刷が最後とも限りませんけれども、こんな情報が入手できるのも紙の本ならではだったりします。



また、公式サイトでは廃番作品が消えているので本作は2作目に見えてしまいますが、実際は5作目です。さらに言えば、1984年に「にっかつロマン・ポルノ傑作選」としてフランス書院から『女教師-生徒の眼の前で』が新書で出ています。



2007/03/21 発売

女教師-生徒の眼の前で(主演:三東ルシア、にっかつ)


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レイプされている先生の顔、美しいよ!屈折した欲望に彩られたジグソー・パズル。甘い蜜の中に浸った下半身の暗い狭間が溶けてゆく…。美貌の女教師が何者かに犯された。犯行現場に残された、一コマのジグソーパズルを手がかりに、女教師・令子は犯人を暴いていく。主演は、当時、TVドラマやCMでマルチタレントとして活躍した“噂のルシア”こと三東ルシア。美貌女教師・令子(三東ルシア)は、生徒たちの憧れの的であった。彼女はテニス部の顧問をし、そのウェアー姿は挑発的で、大人の成熟した女の色香を漂わしていた。男子生徒の欲望の視線は、令子のバストとヒップラインに釘付けだった。ある日、令子は更衣室で何者かに犯されてしまう。その現場に残された一コマのジグソーパズルを見つけ、令子は犯人捜しを決意する。(DMM.R18)



『女教師-生徒の目の前で』と言えば何が何でも三東ルシアさん!

はぁ、えがったなぁ~。

しかし、輸入版のタイトルが直訳そのまんま!www



「黒本」30周年を記念する復刊シリーズに小菅先生の、フランス書院文庫のデビュー作『姉は女教師』が再販されています。旧作の良さが再確認できますよ。(^^)

特集:フランス書院 文庫 30周年記念復刊シリーズ
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-884.html






テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 小菅薫

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