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巨乳ママ(著:香月珠洲、マドンナメイト文庫)

2007/4/19 発売

巨乳ママ

著:香月珠洲、マドンナメイト文庫


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学生の直樹らは、互いの母親のエッチな映像を密かに鑑賞していた。熟れた肉体がオカズだったが、直樹だけは母・由里に対するタブーの意識を拭えずにいた。しかし、友人母子の過激な関係に触発されるうちに、欲望を抑えきれなくなり、ついに意を決し……。(引用元:Amazon)


★★★★☆ 煩悩と羞恥が交錯する3組の母子, 2017/6/25
本作の1年後に凌辱路線らしき『名門女子学院-調教ファイル』という作品があり、さらに翌年にはアンソロジー『美少女たちの保健体育』(共にマドンナメイト文庫)に短編が上梓された「こうげつ・すず」と読む作者による母子交姦風味を塗した実母相姦の作品。筆名からして女流作家と思しきところもあるが、本作はデビュー作なのだろうか。抜群の美貌を振り撒く母が悩ましい背徳と不貞の垣根を越えて最後は艶めかしくも開放的に息子との禁忌を受け入れる物語になっている。

由里 ×直樹
菜穂子×祐二
典子 ×幸浩

由里と菜穂子は共に36歳だが典子は「三十路半ば」との表記のみ。未亡人ではないようだが、元より夫は存在していないに等しく、あくまで母子にスポットをあてている。

母達は菜穂子の父が経営するフィットネスクラブに通っており、ここで息子に関する母同士の情報交換が行われ、悩みを相談したりされたりしている。息子の熱い視線を感じるというデリケートな悩みである。

息子達は揃って14歳の同級生。こちらも情報交換しているが、それは互いの母を収めた動画を見せ合うもの。性の対象である。ただ、当初は友人の母を見初めていたのが最近は自分の母への劣情をも抱き始めた様子。

話は由里の立場で進む。息子の直樹が自分に異性を感じているようだと訝しみ、自慰を覗き見られたことで確信に変わる。その悩みを菜穂子に打ち明けるも開放的と言うか前向きな回答ばかりで呆れる由里。思わせぶりな菜穂子の真意は後に判明するのだが、ほぼ同時期に菜穂子が営むバレエ教室の生徒である幸浩にも別の悩みが生じ、カウンセラーである由里が対応することでじわじわと深みに嵌っていく……ここまでが前半である。幸浩の悩みの原因は実母(典子)にあると判断した由里が苦渋の選択ながら自分との疑似母子相姦プレイを提案し、それを典子に覗き見させる場面はなかなかに淫らな前半のハイライトと言える。

これによって覚悟を決めた典子がまるで憑き物が堕ちたかのように明るく振る舞い始めた後半では由里にも火の粉が降りかかることに。幸浩へのカウンセリング結果が直樹にも当て嵌まると悩みを深める由里だが、最終的には菜穂子と典子に背中を押されていく。その際に菜穂子の真意が判明して淫猥度も増すのだが、最初の一歩が祐二&幸浩という息子の友人を2人同時に迎えるのは官能的に良いとしてもちょっと回り道な気もする。実の息子を受け入れるためのリハーサルなのだろうか。

正体が明るみになって淫らさを増す菜穂子と最早淫ら夫人と化した典子だが、変貌してからの2人に接するまで直樹は蚊帳の外に置かれている。菜穂子&典子によって事態を掴めぬまま白濁液を噴射させられるのも後のリハーサルなのかもしれず、最後になって遂に由里と直樹の母子にその時が訪れるフィナーレである。

形としては3組の母子が相姦の禁忌を乗り越える物語なのだと思うが、最後の最後に母子交姦の話が持ち上がるものの実際は由里だけが全員の相手をしていて何とも不公平。それは直樹も同様である。紙面の都合もあるだろうが最後に全員がクロスオーバーする痴態の直接描写がほしかったところである。

なお、余談ながら以前に会ったことのある典子が直樹に再度「はじめまして」と挨拶している齟齬が見られる。
『巨乳ママ』のレビュー掲載元


母子が3組、総勢6名ということで描き切れない人もいるだろうなと思いつつ、その割になかなか良かった作品でしたよ。

女流作家さんだと思うのですが、母側の揺れる心情に重きが置かれていましたデス。

欲を言えば母子交姦の場面をきちんと読みたかったですけど、やっぱり母子が3組もいるとそこまで描けないというか届かないというか、しかし3組の醍醐味も捨て難く……難しい匙加減といったところですナ。






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相姦蟻地獄(著:里見翔、フランス書院文庫)

2007/8/23 発売

相姦蟻地獄

著:里見翔フランス書院文庫


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この子を他の女に渡すなんて、できないわ……。
僕にはママしかいない。ずっと繋がっていたい……。
理性と激しい欲望の狭間で揺れ動く、母と息子。
今日だけ、今夜だけと思いながらも清算できない。
深すぎた狂愛が、生き地獄を招くとも知らず……。
最高の相姦を求めて彷徨う母子、獣色の人生!


★★★★☆ 禁忌を憂うも抗えぬ愛情と肉欲に溺れた相姦の輪廻, 2017/1/24
2007年8月に本作1冊のみ上梓された「里見翔」名義の作品。2組の母子が絡みつつ後半から別の1組が出てくる構成や、息子同士や母同士が示し合わせる辺りには牧村僚御大の影響を感じるところだが、母子交姦はなく、出オチかと思わせる主人公の心情が報われる結末でもなかった。何より39歳の実母【美貴】と男女の仲になりたいと願うのではなく、既に相姦の間柄になっている実母が大好きなのだけれども許されぬ関係につき本来は距離を置くべきと内心では憂いている状況で物語が始まっている。つまりは母の代役を探した果てに辿り着いた境地を描く作品だったと言えよう。

その代役として最初に関係を結ぶのは友人の母【桜子】である。母同士も友人であり、年齢も同じで幼い頃から世話になっていた気安い間柄ではあるが、未亡人の空閨を危惧した息子(友人)から相手になってほしいとの相談があったりする。その際の事前情報によって苦もなく男女の仲にはなるものの、美貴への想いが払拭されるには至らない。それでも美貴とはタイプの異なる桜子の奔放な振る舞いに流されて関係がズルズルと続いており、それは都合の良い女のようでもあり、いつでも抱けると考えている主人公は実際にいつでもヤリ捲っている。

次に関係を結ぶのは同じマンションに暮らす新婚さんと思しき27歳の若妻(?)【奈央】である。こちらとの関係を経てもなお美貴への想いは断ち切れないのだが、現状を変えたいとの願いと、主人公も知らなかった秘密を抱える奈央の思惑が合致して逃避行を約束するに至る。しかし、これに待ったをかけたのが奈央の夫……ではなく弟である。何故夫ではないのか?そもそも夫は?といったところは物語の肝になるのだが、要するに奈央もまた主人公と同様だったと、そしてそれは抜け出せない蟻地獄のごとき運命だったのだと主人公に去来する結末である。

本来あるべき健全な関係を望みながらも内心では嫉妬の焔が燻り続けていた美貴もまた同じ感慨に至っており、堂々巡りの果てに一回りした関係は踏ん切りと割り切りのついた、さらに淫らな2人だけの世界である。

官能場面は数多いものの描写自体はやや淡白な印象で、それぞれのヒロインに対して最高!と繰り返す八方美人な外面の良さや流されがちな優柔不断などは2000年代の作品によく見られた主人公像と言えよう。

恋愛というものがよく分からぬうちに相姦の味を覚えた主人公が人並みに恋路を進もうとしたが上手くいかず、結局は溺愛してくれる母の元へ戻って来た。これを以って現状を変えようにも退路を断つ覚悟や背水の陣のごとき心意気には欠けた、あるいはモラトリアムのごとき所在のなさを見て取るのは深読みだろうか。
『相姦蟻地獄』のレビュー掲載元


次作はおそらく出ることがないであろう「里見翔」先生唯一の作品かと思われます。

蟻地獄とのタイトルがDSK的には新鮮でして、どうしようもないほど絡まり切った相姦の人物模様を示すにはピッタリだなと思っておりますが、この作品で初めて用いられたのかと思いきや、さにあらず。

……最初かと思って調べてみたら違ったという話ですが。(^^;)



にゃらさんのブログに投稿されている本作の紹介記事です。
里見翔「相姦蟻地獄」(フランス書院文庫、2007年8月、表紙イラスト:新井田孝)ネタバレ有り。御注意下さい。【あらすじ】受験を機に実母の美貴と相姦に陥り悩んでいた透は上の階に引っ越して来た奈央に興味を抱くが、そこへ友人から自分の母親の桜子を抱いて欲しいと唐突に頼まれ、会うなり積極的な彼女に溺れていく。【登場人物】透19歳。大学受験を一浪し、今春より三流大学に入学した。実母の美貴とは今年の受験前日から定期...
里見翔「相姦蟻地獄」





「黒本」公式サイトの並べ替えが全く以って役立たずなので(苦笑)国立国会図書館のサイトで調べてみたところ、1987年12月に『人妻蟻地獄』(著:結城彩雨)という作品がありました。これが「黒本」では最初のようです。後にはフランス書院ハードXノベルズや結城彩雨文庫から再販が繰り返されています。



◆「黒本」最初の蟻地獄作品
1987/12/23 発売
人妻蟻地獄(著:結城彩雨)

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「ああ、あなた許してェ…」抗う自分の意志を置きざりにして
人妻恵美子を呑みこむ快楽の波…。
27歳の成熟した艶肌が、愉悦の沼地に引きずりこまれ、淫れきる!
人妻が喘ぐ、悶える、堕ちる!…瑞々しい秘唇を抉る結城彩雨の快作。



余談ながら、1985年に団鬼六巨匠の作品に同名の『人妻蟻地獄』(富士見文庫)という作品があります。



その後は、高木七郎、海堂剛、佳奈淳、香山洋一といった凌辱畑の先生方の作品で用いられており、本作は8番目でした。ただ、相姦誘惑路線では最初で今のところ最後のようですから馴染みが薄かったようであります。

確かに「蟻地獄」の響きは凌辱作品向けとは思いますし、場合によっては……本作の発売当初なども……勘違いしてしまう可能性はあるかもしれませんね。

相姦路線にも使える言葉でもあるのでしょうけれども、最近は相姦が肯定的に扱われる傾向にありますから使われないのかも。




DMM.make DISPLAY


※各作品のあらすじはAmazonより引用。

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tag : フランス書院文庫 里見翔

担任女教師と少年-飼育日記(著:北野拓、フランス書院文庫)

2007/3/23 発売

担任女教師と少年-飼育日記

著:北野拓フランス書院文庫


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(嘘よ、私の生徒がこんな悪行を企むなんて!……)
艶やかな美乳、脂ののった双臀、悩ましい下着姿。
教え子に脅され、教壇で裸体を晒す恥辱、屈辱!
抗う心とは裏腹に、空閨に泣く女教師の熟肉は、
理性と欲望の狭間で、少年の魔性に溺れつつあった……。
麗美29歳、人妻なのに、若牡に逆らえない哀しき淫性!
(引用元:公式サイト)


★★★★★ 維持したい建前と溺れたい本音に翻弄される女教師の魅力, 2015/11/24
清楚な美貌で聖職者の矜持もある29歳の音楽教師【麗美】のほぼ1人ヒロインと言える本作において集団凌辱が続く状況はあるが、タイトルに「飼育」と示すような調教的描写はない。皆が憧れる、あの麗美先生を手に入れ、責めに責めて遂に堕とした、といったニュアンスなのであろう。卑劣な脅迫で麗美に迫るのは担任するクラスの悪童である。ただ、アップに纏めた黒髪が解かれると美貌に妖艶さが加わる描写があるので表紙カバーイラストはナイスに正鵠を射ている。

音楽教師の麗美は人妻である。しかし、海外生活が長い夫とは夜が途絶え気味で、疼く体を持て余してもいる。教職の理性と女盛りの肉欲。この狭間で揺れるギャップに麗美の魅力があり、突け入られるスキを生む要因にもなっている。

麗美と関わる生徒は5人。そのうち義姉の息子という血縁のない甥っ子で現在は不登校の【隆志】とは義姉から家庭教師を頼まれていることもあって悪くない間柄。というか、以前から寄せられる隆志の想いを意識しながら次第に自分も淡い気持ちを抱き、殊のほか多く描かれる麗美の自慰では思い描く相手が夫から徐々に隆志へと変わるほどである。隆志とは作中唯一の甘い関係になっていく。

凌辱劇のきっかけは、ピアノを個人指導している生徒【亮】が思わず麗美に迫ったのを【哲也】という別の生徒が知ったことである。ここから弱みを握った哲也の執拗な迫りが始まるのだが、押しに弱いながらも抵抗されて先に進めない。そのため、さんざんに弄られ、嬲られ、言葉でも責められることで抗いつつも昂りが収まらない麗美の悩ましさと艶めかしさがずっと描かれることとなる。前段階ながらかなりいやらしい。

そして、哲也が次に生徒会長の【徹】や弟分的な仲間の【慎】を連れて共謀に及ぶのがクライマックス。授業中のピアノ室から放課後の音楽室を経た後には麗美の自室にまで押し掛け、途中からは亮も加わって続けられる凌辱の嵐によって最後まで踏み止まって堪えていた麗美はとうとう陥落してしまうのだが、この終盤に凝縮された凌辱の連続は破格の官能描写と称したい。抵抗を続けながら同時にずっと焦らされ続けてもいた麗美が最後の一線を越えてしまうまで淫靡極まりなく描いている。また、特にご執心な様子の徹は麗美の同僚で親友でもあった英語教師【梨恵】とも序盤で関係しており、これが凌辱劇の全容に関わることに繋がりながら、序盤で希薄な情交描写を補う役目も果たしているのは構成の妙を感じるところである。

最早牝奴隷目前という麗美のピンチは思わぬ形で終焉を迎えるが、最後に描かれた甘さと淫らさに満ち溢れた情交は、聖職者という檻から抜け出た1人のオンナが見せる、心からの真の姿のようである。
『担任女教師と少年-飼育日記』のレビュー掲載元


北野拓先生が2006~2007年の2年間、3作品で継続的な活動を終えてしまったことを鑑みますと、凌辱作品の低迷期の始まりを伝えるものでもあったのかな~?といった考えも沸きます。

2004年 - 弓月誠先生 デビュー
2005年 - 神瀬知巳先生デビュー
2006年 - 秋月耕太先生デビュー



相姦を肯定的に捉えつつ、中にはハーレムエンドにも発展していく作風が革命的に登場した頃でした。

2007年 - サブプライム住宅ローン危機からの米国バブル崩壊
2008年 - リーマン・ショック



元よりバブル崩壊の爪痕も癒えぬ構造不況に喘いでいた日本は、さらに困窮を極める時期を迎えました。



つまり、「失われた20年」でも最底辺の時代に差し掛かり、官能に求められたのは凌辱的な刺激よりも誘惑的な癒しへと、さらにさらに傾いていった時期だったのではないのかなぁ~?と……根拠のない推測ですけどね。

その意味では実にタイミングの悪い頃にデビューされた、その1人が北野先生だったのかも、とも思えてなりません。



だって、この作品めっちゃ良かったんですもの!



古き善き凌辱テイストを残しながら甘いテイストを盛り込んだハイブリッドがどっちつかずと受け取られた可能性もありますが、美貌の女教師が生徒に狙われる鉄板の良さがしっかりありましたよ。(^^)





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若妻【人質】-密室レイプ生活(著:御堂乱、フランス書院文庫)

2007/10/23 発売

若妻【人質】-密室レイプ生活

著:御堂乱フランス書院文庫


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(死んだってもうさせない……でも、またやられる)
日も射さない地下室にもれる、静江の絶望のつぶやき。
囚われの社長夫人を襲う、昼夜を問わぬレイプの嵐!
屈辱の体位をとらされ、淫虐の限りを尽くされても、
夫への貞節を守ろうとする人妻に、やがて甘い嗚咽が……
美しき人質と淫獣、息を呑む密室の凌辱ドラマ!
(引用元:公式サイト)


★★☆☆☆ 濃厚な内容ではある, 2008/9/21
密室の状況で翻弄される人妻3人の話。この3人(3話)に共通項はない。どれもこれも濃密で官能的な描写が続くのだが、単に無理強いを重ねているだけで今一つ乗り切れないところがある。物語としても、どれも不幸な結末に終始し、救いのないところがどーも好きになれなかった。設定などは悪くないだけに残念な気がする。


息の長い人気を持続されている御堂乱先生ですが、公式サイトによるとデビューは2004年4月なのですね。

……もっと以前から活動されていると思ってました。(^^;)

しかし、アンソロジーにも多数参加されてますし、フランス書院R文庫にも時代艶文庫にも作品を出していますから、フランス書院との繋がりは強いですよね。



本作は、単独名義の長編としては6作目にあたる2007年の作品です。



Junpei F. さんのブログでも本作が紹介されています。
若妻「人質」―密室レイプ生活 (フランス書院文庫)(2007/10)御堂 乱商品詳細を見るおすすめ度:★★★★(紹介文)(死んだってもうさせない・・・でも、またやられる)日も射さない地下室にもれる、静江の絶望のつぶやき。囚われの社長夫人を襲う、昼夜を問わぬレイプの嵐!屈辱の体位をとらされ、淫虐の限りを尽くされても、夫への貞節を守ろうとする人妻に、やがて甘い嗚咽が・・・美しき人質と淫獣、息を呑む密室の凌辱ドラマ!タイトル通...
女性収容所の看守になりたいという夢、叶えます。 「若妻「人質」―密室レイプ生活」(御堂 乱)



本作は珍しくも中編ばかり3編を集めた作品集でもあるんですよね。





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人妻-裏肉奴隷(著:鳴瀬夏巳、フランス書院文庫)

2007/8/23 発売

人妻-裏肉奴隷

著:鳴瀬夏巳フランス書院文庫


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白昼のスポーツクラブは、濃厚なフェロモンに満ちていた。
コスチュームから溢れるヒップが眩しい人妻たち。
熟れすぎた美臀が命取りになるとは、知る由もない。
初めて、屈辱的な体位で嬲られる比佐子、珠実、理香……。
哀れなはずなのに、快楽に溺れてしまう身体が呪わしい。
五人の妻に隠された、「裏の顔」を露わにする悦び!
(引用元:公式サイト)


★★☆☆☆ なんだかちょっと可哀そう, 2008/9/21
スポーツクラブのインストラクターが、訪れる人妻を次々に我が手にかける話で、結構壮大というか、かなりエスカレートした展開になっていくのだが、一方的に無理強いを重ね続けていく様子があまり共感できない。最後には、なんだかヒロイン達がちょっと可哀そうに思えてしまった。後味のあまり良くない結末も、そう思えた原因かも。
『人妻-裏肉奴隷』のレビュー掲載元


2008年9月よりAmazonその他の書籍サイトにレビューを投稿するようになったDSKですが、実は若気の至りと申しますか、レビュアーとしてのデビュー直後は勢いに任せて何でもかんでも、良くも悪くも投稿していた頃がありまして……。(汗)

内容も稚拙ですし、何より独り善がり。orz

当時は「良くないなら良くないとハッキリ物申す!」などと意気がってまして……いや、お恥ずかしい。



ならば書き直せ、という話ではありますし、執筆された先生方には申し訳ないことこのうえなしとも思っているのですが、当時の感想として間違っている訳でもないという自負もありますので、マイルールとして書き直しはしないと決めております。m(_ _;)m

いやぁ、レビューも売上に多少なりとも影響を与えることがあるんだな~、とか後で知りましたもの。orz

いや、自分のレビューがそこまで説得力があると勘違いしているのではなく、レビューというもの自体が与える影響力という意味でございますデス。



まぁ、後からいろいろと知ったり気づいたりしますと、当時の無垢な気持ちにも変化が起こりますから言葉や表現も選んでしまいますし、それはそれで歯痒い思いが無いこともないんですけどね。

でも、他のレビューを読んで「何もそんな書き方しなくても……」と感じた時に「自分のレビューはどうなんだ?」と考えますと、読む人の心地というのも無視できるものではないと思いまして。

どう見立てても星3つだな、と思えば投稿するのはしばらく経ってからにしようとか、これはアカン!と思ったらレビューしないでおこうとか……お好み作家さんがある程度絞られてきた今でも年に1~2冊くらいはそんなことを考えながら投稿したりしなかったりしております。

…………これはアカン!と思ってもレビューした方がいいのかなぁ?とも考えてしまうキリの無さ。(^^;)



Junpei F. さんのブログでは本作が好意的に紹介されているので、DSKの見立てはけしからん!という方はコチラをご参考にされてはいかがでしょう。
人妻 裏肉奴隷 (フランス書院文庫)(2007/08)鳴瀬 夏巳商品詳細を見るおすすめ度:★★★★私には、スポーツジムのインストラクターになって、日中のフィットネスクラブで、熟れた有閑マダムたちに囲まれて、彼女たちを手とり足とり教えたい、という妄想があります。そんな妄想を叶えてくれるのが本作品です。本作品のテーマは、コスチュームで彩られた、五人の人妻の尻を、見て、触って、嬲って、味わいつくすことです。私は元々肛虐は...
五感で味わう人妻の尻描写! 「人妻 裏肉奴隷」(鳴瀬 夏巳)





2002年にデビューされた鳴瀬夏巳先生ですが、年に1~2作品のペースながら昨年(2014年)までコンスタントに作を重ねられていまして、今現在では計20作品を数えるベテランさんの域に入ってきましたね。

本作はサブタイトルが示すように「裏肉」ですから、つまりは『お尻』……肛虐ですね。



ハードで無慈悲な凌辱世界を一貫して描いていますが、最新作とか、もし読む機会があれば、また違った感想になるのかも……。





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同級生の母(著:斎藤晃司、二見文庫)

※右側は底本の表紙カバーイラスト。
2007/12/19 発売

同級生の母

著:斎藤晃司二見文庫


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転入生の純一が友達になった裕也の家で風呂に入っていると、脱衣場に裕也の母親・綾乃の姿が。あわてて出ようとするが、目に飛び込んできた瑞々しい裸体に惹きつけられてただ呆然とするばかり。一方、綾乃は妖しげな瞳を向け、細い指をからませてきた…。これを機に、魔少年のような裕也に引きずられ、未知の体験をしていく。俊英による、幻のデビュー作が甦る。(引用元:Amazon)


★★★★★ 狂った母子(?)に巻き込まれ絡め取られていく退廃, 2015/1/6
本作は2002年に発売された作者のデビュー作『同級生のママと僕』を改訂・改題した再販本であるため、むしろ当時の発行レーベル(マドンナメイト文庫)の作風を念頭に置いた方が良い内容と言える。

・中学3年生の主人公の他に同級生の少年が出てくる。
・この少年が実はチェリーな主人公を心身で凌駕する手練手管の持ち主。
・さらには聡明な同級生女子を既に籠絡している悪魔少年でもある。
・この悪魔少年が蠢惑的に主人公を挑発。
・少年に対する劣等感と微かな意地から挑発を無視できない主人公。
・せめてものしっぺ返しもあって憧憬を募らせていた少年の母と関係を結ぶ主人公。

ざっとこんな感じで始まるが、話は少年主導で進んでいく。いわゆる「一竿」至上主義な読み手にはおすすめできない内容である。しかもここまでは序の口に過ぎず、憧れだった「同級生の母」との関係を喜んだのも束の間、それさえも悪魔少年の手の平だった事実に驚く間もなくさらなる耽美の深遠へと引き摺り込まれていく主人公である。

そして、最後には悪魔少年から見た「同級生の母」、つまり主人公の母へとその矛先が向かう。悪魔少年は同時に悪魔母子でもあり、この母子に主人公とその実母がまるで蟻地獄のように絡め取られてしまう退廃的な結末はかなり刺激的なもの。そもそもこの悪魔母子には主人公を絶望のどん底に叩き込む非礼な秘密が隠されており、全てを知り、悟った主人公に去来するのが虚無の空洞という救いの乏しい実母相姦なのである。

狂った少年の邪な快楽的「お遊び」に付き合わされた主人公ではあるが、そこには性に対する無知によるコンプレックスや、それを周りは既に知っていることから生じる疎外感といった中で何とか自分も仲間入りしたいという渇望が間違った方向へ無軌道に向かってしまう若さ(幼さ)を見るようでもあり、読み方によっては若干の後ろ暗さを感じてしまう作品かもしれない。

また、本格的なデビュー作だったにしては官能描写が濃厚で興奮度も高い。少年や主人公の母の美貌を示す文章も冴えており、その妖艶な振る舞いもまた魅力的である。
『同級生の母』のレビュー掲載元


斎藤晃司先生の、マドンナメイト文庫からのデビュー作を改訂・改題した再販本ですから、底本が発売された2002年当時の潮流をイメージしておいた方がいい作品ですね。

要するに、シンプルなタイトルと表紙カバーイラストからイメージされるような、イマドキテイストな甘いだけの作品ではありませんよ、ということです。

……二見文庫の再販本では時折見られるパターンです。(^^;)



DSKの中で2000年代に入ってからの5年間くらいは、主に中学生の 主人公以外の悪童な少年が主人公の母を寝取る 作品が多かったとイメージしています。



本作も終盤でひ弱な主人公の母が狙われます。

そして、寝取られます……それは、もぅ、いやらしい展開でw

部屋の隅にあった鏡台の角度を変えることで、入口付近に潜み、「ぐぬぬ……」と見ているしかない主人公から母の痴態が見えるようにするなんて酷な!でも官能的には淫猥な!演出が光ります。



しかも、母子相姦が肯定的に描かれるようになる直前の頃ですから、何とも言えない後味を残す結末でもあるんですよねぇ。

主人公と相対する悪魔少年のえげつなさが際立った作品でもありました。



◆底本
2002/10/18 発売

同級生のママと僕(マドンナメイト文庫


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親友の家の浴室で偶然目にした彼の母親の裸体。恥ずかしげもなく陰部を晒す豊満な肉体からたちのぼる大人の女の匂いに幻惑され、しなやかな指で絶頂へと導かれた少年は、彼女に童貞を捧げた後、さらなる快楽が待つ性の深遠な世界へと導かれ…。(引用元:Amazon)



御大佐藤与志朗絵師の筆と思われる表紙カバーイラストが当時らしさを醸しながらも素敵です。(^^)

そして、この作品もやはり電子化によって再販の本作よりも元の底本の方が充実した状況となっています。今後はこの流れなのかな?と思いますね。





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女教師・美咲-わたしの教科書(著:真島雄二、マドンナメイト文庫)

2007/5/21 発売

女教師・美咲-わたしの教科書

著:真島雄二マドンナメイト文庫


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高校教師の弘樹は同僚の美咲に密かに思いを寄せていた。あるとき、生徒のトラブルをきっかけに彼女に急接近した際、その悩ましい肉体に目が眩んでつい手を出してしまう。一方、二人の関係に気づいた女生徒からも言い寄られ、にわかに弘樹の学校生活はパラダイスと化したが…。(引用元:Amazon)


★★☆☆☆ う~ん……, 2008/9/17
表紙カバーが気になって買ってみたがイマイチだった。登場人物やストーリーなど、特に何がいけないのか説明が難しいのだが、一言でいえば特徴がない、ということだろうか。悪い点がそれほどない代わりに良い点も見当たらない。そんな気がした。清楚なヒロインも魅力的なんだけどな……。
『女教師・美咲-わたしの教科書』のレビュー掲載元


2007年の作品ですが、この頃のマドンナメイト文庫は表紙カバーイラストが石川吾郎絵師の全盛期ですよね。

そこで余談ですが、石川絵師の公式サイトには「ギャラリー/ショップ」というコーナーがありまして、これまで表紙カバーイラストを飾った数々の作品が展示(販売)されています。



石川吾郎 オフィシャルWebサイト
http://www.goroishikawa.com/


「石川五郎」名義の場合もありますね。





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年上教室-人妻と女子大生(著:弓月誠、フランス書院文庫)

2007/10/23 発売

年上教室-人妻と女子大生

著:弓月誠フランス書院文庫


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22歳と32歳----少年を悩ませ昂らせる二つの「年上教室」
指輪をはずした人妻は、憧れで膨らむ硬直を優しく撫で、
女子大生は瑞々しい女陰を、16歳の青い欲望に捧げてくれる。
「わかってるわ、おばさんの××が好きなんでしょ?」
「じっとしていて......年上の私がリードしてあげる」
人妻保母と清純女子大生が高校生に贈る、最高のレッスン!
(引用元:Amazon)


★★★★★ すれ違いのドラマと激しい官能が高い次元で結実した秀作, 2009/3/11
前々作『大人への階段-三人の個人教授』そして前作『未亡人家庭教師と未亡人兄嫁』と素晴らしい官能愛情物語を連発していたので期待したが、期待通りの内容だった。ただ、タイトルにある「教室」は出てこない。人妻と女子大生ながら保育園で働く2人の保母さんとの物語である。

まず特筆すべきは激しい情交描写。前半は手やお口、そしてパイズリで占められ、なかなか合体しないのはいつもの通りなのだが、合体してからの激しさは現時点で弓月作品最高ではなかろうか。達しても責め続けてヒロインを困惑させながら連続絶頂まで導くあたりは楠木悠作品を彷彿とさせ、これに人妻の慈愛と女子大生の一途な健気さが加わる。ああ、いやらしい。

また、ファンタジーなフィクションである官能小説にリアルな心情を盛り込む作者の手法が本作ではかなり秀逸かつスムーズで、ふとしたことで主人公から好意を向けられていたことを知って次第に本気の愛情を抱くようになるが、主人公のキスマークを見つけて激しく嫉妬しながらも年の差カップルの現実を実感して身を退こうと思い立つ人妻、逆に好意を寄せていながら気付いてもらえず、主人公の人妻への想いを知りながらもその目を自分に向けさせようとするのだが、実家で交わされた事情により自分の想いが果たされないこともまた承知している女子大生など、様々な想いが絡み合ってすれ違いを生むドラマを成立させている。主人公もまた人妻への想いは強いものの、真っすぐにぶつけられる女子大生の気持ちに負けて心が揺れたり後悔したり悩んだりする。

最後もまた現実的ながら明るい未来を示す弓月作品らしい結末だが、この主人公なら人妻が描いた未来はずっと続くと思うよ、と言ってあげたくなる。実はこの保育園に通う主人公の弟が恋のキューピットとして無邪気なイイ仕事をしている。
『年上教室-人妻と女子大生』のレビュー掲載元


久し振りにレビューで ああ、いやらしい の言葉が出てきましたネw

本当にいやらしいなぁ、と感じた時に思わず記してしまう表現でして、DSKのレビューでは時々出てきますから、このワード(「あぁ、いやらしい」の場合もアリ)で検索していただくのも一興かと。(^^)



にゃらさんのブログで紹介されている本作の記事です。
誘惑官能小説レビュー 弓月誠「年上教室【人妻と女子大生】」





2004年のデビューから3年経ってますし、2006年には大きな変革もありましたから、とりわけ官能描写については淫猥度が増していく過程が垣間見える作品なのかもしれませんね。

物語としても良かったですよ。





テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 弓月誠

学園パラダイス-上級生のお姉さん(著:佐伯悠希、マドンナメイト文庫)

2007/9/18 発売

学園パラダイス-上級生のお姉さん

著:佐伯悠希マドンナメイト文庫


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健斗は幼い頃、友達の姉・真由子と入浴して以来、年上の女性ばかりに目がいくようになってしまった。数年後、高校生になった健斗は、真由子似の上級生・紗耶香と出会ったものの、片思いのままだった。そんなとき、ある事件を機に紗耶香と急速に接近し……。(引用元:Amazon)


★★★☆☆ ライトなテイストの官能ラヴコメ, 2009/2/19
学生の時に友人の姉と交わした約束を紆余曲折ありながらも成就する話。ただ、この小学生の時のエピソードに第1章をまるまる全部使う必要は無かったと思う。これによるかどうかは不明だが、最後の友人の姉(主人公が通う高校に新任教師として赴任してくる)とのシーンが頁不足に感じるからである。最後のクライマックスなのだから、ここはじっくり描写して欲しかったところ。一度交わった姉(先生)のタガが外れて、淫らに振る舞い始めたと思ったら終わってしまい残念だった。

ただし、第2章からの先輩美少女3人とのやりとりはなかなか面白い。とりわけメインの先輩に軽くあしらわれ続ける主人公に心移りして関係を求める2人の先輩がそれぞれイイ味を出している。後に、このメインの先輩も女性特有の読みにくい乙女心と嫉妬から出た態度と判るくだりもラヴコメ風で良かった。

情交シーンも相応にあって悪くないのだが、まだ経験不足の高校生だからなのかやや淡泊というか、男女とも達するのが早くてあっさり感が漂う。本作のテイストには合っているが少々物足りない。
『学園パラダイス-上級生のお姉さん』のレビュー掲載元


DSKは美野晶先生の作品をよく「官能ラヴコメ」と称しますが、佐伯悠希先生の作品も確かに官能ラヴコメと呼べるものですね。

ってか、熟女成分低めで女子高生成分高めな学園物語の多い佐伯作品の方がラヴコメ度は高いでしょう。

これで官能要素が濃密なら文句無し!なところですが、作風とのバランスでライトに仕上げると官能面は若干スポイルされてしまうのかもしれませんねぇ。





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三人の美乳-黒い下着の熟妻(著:星野聖、フランス書院文庫)

2007/2/23 発売

三人の美乳-黒い下着の熟妻

著:星野聖フランス書院文庫


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「こういう格好で男のひとを挑発するの......好きかも」
黒下着でJカップを包み、妖しく微笑む上品な熟夫人。
自ら腰に跨り、"初めての挑発体験"に酔いしれる。
妻のいない一カ月、三人の隣人妻と溺れる最高の日々。
綱渡りの「日替わり妻」が発覚した時、彼女たちは......
知代、志穂里、綾香......令夫人が隠すもう一つの貌。
(引用元:Amazon)


★★★★★ こんなお隣さんがいたら最高だね!という明るい不倫劇, 2009/2/16
前作の短編集『六人の隣人-白昼の背徳』で隣の若妻を凌辱する一編を綴った作者が本作で全く異なるアプローチを見せた。

26歳の主人公は、本妻が30日間家を空けるのに併せて有給休暇などを駆使して休みをとっている。つまり主人公は30日間全くのフリーで、人妻との昼下がりの情事を貪ることになる。主人公も結構好き放題にやっているのだが、むしろ人妻達の方にやりたい放題なところがあって面白い。

また、浮気癖のある奔放で積極的な1人目、清廉かつ可憐で奥手な2人目、艶っぽい印象ながら甘えんぼでやや真面目なマンションのオーナー夫人の3人目とヒロインも多彩で魅力的。特に控えめながら主人公に開発されていく2人目の人妻が非常にイイ。

そして本作ではなかなか本格的なコスプレが随所にある。新婚夫婦(裸エプロン無し)、先生と生徒(セーラー服)、生徒と先生(女教師)などを演じており、テニスウェアを着たまま更衣室で交わるシーンもある。

あと、クライマックスではそれぞれの情事が発覚して修羅場になるか、というところを意外にも2人目の人妻が上手く取り纏める秀逸な展開がある。いつの間にか淫らに化けていた2人目の小悪魔な本性が積極的に弾けていて実に良い(2人目がイイと記した理由の1つでもある)。というのも、この2人目の人妻は、実はあるプレイだけ誰よりも先んじて経験していたため、ここで他の人妻達に対する初めての優越感を覚えながら嬉々としてその良さを説き、おすすめするからである。

その後は、どうせ不倫なんだから主人公は奪い合わずにみんなのもの、という舵取りをしたところで本妻からのメールがそれを後押しする結末である。

こうしたヘンに前向きであっけらかんとした、明るく楽しい雰囲気に仕立てた2人目の人妻の活躍が本作全体を好印象に導いており、この読後感の良さで星1つUPしている。
『三人の美乳-黒い下着の熟妻』のレビュー掲載元


寝取りの略奪展開だったり4~6編の短編形式だったりといった作品が続いたのは試行錯誤だったのか紆余曲折だったのか……本作のようにオーセンティックな誘惑路線で全然良いのにぃ~と思ってしまう良作でした。(^^)



にゃらさんのブログでも本作が紹介されています。
星野聖「【三人の美乳】黒い下着の熟妻」(フランス書院文庫、2007年2月、表紙イラスト:新井田孝)ネタバレ有り。御注意下さい。2016年6月20日レビュー再編集。作品紹介(公式ホームページ)【三人の美乳】黒い下着の熟妻 (フランス書院文庫) [Kindle版]星野 聖フランス書院2012-08-17【あらすじ】拓己は妻が母親の看病で豪州に向かい1ヵ月間不在にするのに併せて年休を取り、一人の生活を楽しもうとするが、隣室の知代が不倫をし...
星野聖「【三人の美乳】黒い下着の熟妻」





ヒロインの配置が絶妙で、何より話が面白かったです。





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