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伯母・真紀子三十五歳(著:高竜也、フランス書院文庫)

1998/9/24 発売

伯母・真紀子三十五歳

著:高竜也フランス書院文庫


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股間へ潜る少年の指先を真紀子は拒めなかった!
眠ったふりを装いながら、快楽を貪る哀しき35歳。
夫を失って以来、久しく忘れていた女の悦びが、
恥肉の奥に鮮烈な衝撃となって呼び覚まされる。
禁忌の意識に煩悶しつつ、真紀子の熟肉は訴える。
そうよ、私だって女よ……もう我慢できない……
(引用元:公式サイト


★★★☆☆ 心情の揺らめきと駆け引き, 2016/10/10
不幸な境遇に陥った15歳の甥っ子(妹の息子)を引き取って始めた同居生活が35歳で未亡人の伯母【真紀子】のオンナに火を灯した話。夫を喪ってから疼く身体を持て余していた真紀子の前に現れた主人公の存在が次第に増していく喜び混じりの憂いと、青い情動を見せる主人公への戸惑いが主に描かれている。真紀子にアプローチしている別の男が出てくるのは旧作らしいところだが、さほど気になるほどでもなく、真紀子からも軽く邪険にされている。

タイトルに名前が冠されていることから1人ヒロインのイメージも沸くが、主人公と同年齢で真紀子の娘(主人公の従妹)である【麻奈美】が対抗ヒロインとして登場し、麻奈美の対抗として同じ学校に通う【咲子】が出てくる3人ヒロインである。三つ巴ではなく咲子の奔放な振る舞いに嫉妬しつつ真紀子と主人公の仲にも疑いの目を向ける真奈美という関係性である。

主人公が目を覚ましたら隣に真紀子の寝顔があったという冒頭から甘い展開を予感させるが、基本的には母代わりとなった真紀子の母性と女としての肉欲がせめぎ合う心情を旨とした描写である。立場として自分からはアプローチできない真紀子が不意に訪れた主人公からの稚拙な迫りに戸惑いながらも内心ではチャンスと見て気づかれぬよう誘導していく駆け引きの妙がある。当初は何とも思っていなかった麻奈美が咲子の言動や真紀子の素振りに触発されて意識が変わり、最後は言葉巧みに主人公を自分に向けさせるのも同様。表出する態度と内心とのギャップというか、本音と建前のような表裏の違いが随所で見られる。

主人公もまた咲子との体験で女性のリアルを知ったことから真紀子や麻奈美が思っているほど初心ではなくなり、真紀子の思わぬ反応にもオンナの色香と気づく違いが出ている。1つの官能場面を主人公とヒロインの双方からじっくり描くことで男女の違いも浮き彫りにしているのはさすがと言える。

ただし、そんな内心であっても実際は伯母と甥もしくは従兄妹同士の相姦なので臆しながらのゆったり進行。序盤は真紀子や麻奈美を愛撫したり自慰をお手伝いしてもらう様子が続き、まずは咲子と迎える初の交合が7章立ての第五章では読み手も焦らされるような、そこそこの忍耐を要するものと言わざるを得まい。残りの2章で麻奈美と真紀子というのがそもそも物足りなく、そこに例え麻奈美と真紀子による嫉妬の応酬があったとしても官能成分が薄味なのは否めないと言えるだろう。

紆余曲折もあって依存できる存在が他にいなくなった真紀子が最後の最後に淫らな変貌を遂げるが、この先を盛り込まずに余韻として幕を引くところが良くも悪くも旧作の、そして作者の趣なのかもしれない。
『伯母・真紀子三十五歳』のレビュー掲載元


タイトルにヒロインの名前が冠されていると気になってついつい手にしてしまうのですが(^^;)、高先生の場合はヒロインが複数出てきても基本はメインヒロインをじっくり描く作風ですし、本作においてもわざわざヒロインの名前を盛り込むほどでもないと言いますか、まぁ、普段通りの高作品でしたw



で、当時のテイストからすると結末は急に訪れる悲劇と相場は決まっているのですが(笑)、本作はそうでもなく、ってか高作品のどれもこれもが悲劇エンドでもないのですね。

本作の結末も多少の哀れを誘う感じではありましたけれども淫らさが強調される形で幕を引いていました。



ご存じの方はご存知ですが、ここ最近はずっと高作品を読み耽ってばかりいる「高竜也祭り」がDSKの中で絶賛開催中でして、作品を何かと続けて読んでいるのですが、読めば読むほど高先生は今に続く相姦路線の素地というか礎を築いたお1人なんだなぁ~と感じて止みません。

実母相姦が多いのは脇に置くとして(^^;)、今でも用いられる設定のほぼ全ては高作品のどこかで発明されたモノと感じるのです。先駆者の強みと言えますし、先駆者ならでは苦労も感じるところであります。



どの分野も開拓者が歩んだ道を現在も歩むし、いずれ後進も歩むものなのですね。





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テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 高竜也

二人の美母・魔性の血淫(著:露樹満、フランス書院文庫)

1998/7/24 発売

二人の美母・魔性の血淫

著:露樹満フランス書院文庫


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15年ぶり、母との再会が全ての始まりだった!
少年は義母・絵里と結んでいた倒錯の関係を解消し、
実母・涼子と相姦の期待に満ちた同居生活を選ぶ。
二人きりの寝室、母子の初夜、獣のような交わり……
互いの性器を啜り、血の絆を確かめ合う日々は、
一度は息子を手放した義母の登場で新たな展開へ。


★★★★☆ 義母と実母が嫉妬でせめぎ合う, 2014/2/20
1998年の作品。頁の段組みが異なるために文字は小さく、作中に出てくる『テレクラ』や『ツーショットダイヤル』といった言葉などは調べないと何か分からない世代もいることであろう。携帯電話すら普及の途にある頃と思えば懐かしさも沸いてくるところだが、物語としては昨今に通ずる展開でもあるため、いかにも古き善き(?)悲劇的な結末を迎える作風ではないところに意外な一面を見た。思えば昭和から平成に変わる頃、もしくは21世紀を迎えた頃から誘惑路線では今に通ずる作風への変化があったのかもしれず、この作者にとっても変化の過渡期に書かれた作品なのかもしれない。思いの外すんなりと作品世界へ入っていけたのは僥倖だった。

【絵里】女王様然とした態度で15歳の主人公に迫りながら秘めた被虐性をも有する27歳の義母。
【涼子】主人公を生んですぐに(訳ありで)生き別れとなっていた35歳の淑やかな実母。

義母&実母との相姦を軸にしつつ、その背景となる世界観が巧みに盛り込まれている。不在がちな夫(主人公の父)への不満から義息(主人公)に矛先が向かう絵里と、夫との別れの原因を忌まわしく思いながらも15年を経て自らが同じような立場へ至ってしまったことに憂いつつ息子との再会の喜びが恋と同等の幸せへ昇華する涼子とを好対照に描いているのは秀逸と言える。

その主人公との生活を得るためには職場の上司が示した強要にも嫌々ながら応じる涼子が次第に昂ってしまう場面には往年の作品らしさもありながら、最後の場面では結果的に板挟みとなった主人公が2人の母の仲を取り持とうとしているフシも見られたりして、昔ながらの作風に今っぽさも垣間見ることができるこの頃の作品は官能描写も増強されつつあることも加味して侮れないなぁと改めて感じた次第である。
『二人の美母・魔性の血淫』のレビュー掲載元


1996年の露樹作品『濡看護婦・二十三歳-私を狂わせた少年…』の記事を投稿した時にコメントを頂戴しまして、そこでお薦めいただいたのが本作でした。(^^)

で、その時は「機会がありましたら読んでみたいと思います」なんて答えていたのですが……wanwanさん、既に買ってありました。(笑)

この作品、枕元に置いてありましたわww



そして、読んでみたらば確かになかなかの良作。

古き善きテイストを醸しながらイマドキな雰囲気をも湛えた作品でしたよ。

お薦めいただきありがとうございました!



【関連情報】
テレクラ(テレフォンクラブ) - Wikipedia
電話を介して女性との会話を斡旋する店。
ツーショットダイヤル - Wikipedia
ダイヤルQ2、一般の公衆回線、国際電話回線を利用した男性有料・女性無料の双方向会話サービス。



まぁ、どうでもいい情報ではありますが、ここでさらに「ダイヤルQ2」がまた懐かしいという……。(^^;)



ダイヤルQ2 - Wikipedia
NTT東日本・西日本が提供する、電話による情報料代理徴収サービスの登録商標。通称Q2(キューツー)。一般にダイヤルキューツーと呼ばれることが多いが、正しい呼称はダイヤルキューである。利用者減少により、2011年12月15日で新規受付を終了、2014年2月28日でサービスを終了する予定。



まだ終了してなかったのか!

しかも、終了が2014年の2月?マジ?マジか!

正しい呼称はダイヤルキュー』がぶっ飛ぶ衝撃の事実が発覚www





フランス書院文庫 露樹満

テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 露樹満

倒錯女教師-私を狂わせた二人の少年(著:鳴海英介、フランス書院文庫)

1998/10/23 発売

倒錯女教師-私を狂わせた二人の少年

著:鳴海英介フランス書院文庫


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女教師には人に言えない恥ずかしい性癖があった。
二人の少年との間に結ばれた倒錯背徳の関係。
教え子にピアノ教室で背後から貫かれ、
街で狩った少年には女体の魔力で嗜虐の虜に……
綱渡りの危険な蜜戯に酔う音楽教師・万希子。
25歳の狂った私生活が今、暴かれる!
(引用元:公式サイト)


★★★★☆ 時代性を感じさせる前半と後半のコントラスト, 2012/8/11
凌辱作品を幾つか上梓した後に誘惑系へと転向するパターンはよく見られるが、この作者も前作『美人女医・挑発診察室』より誘惑路線へとシフトしている。女医に続く本作は女教師がヒロインである。そして、誘惑系というより挑発系といった趣きである。

蟻地獄のごとき仕掛けでチェリーな高校生主人公(生徒)を誘い込み、その後も優位な立場で振舞う前半は、先生と生徒の密戯として背徳的な淫靡さが漂うものである。少年を自分好みに仕立て上げていくことに享楽的快感を覚えていく先生の歪んだ欲望が何ともいやらしい。

そして、後半では全く異なる展開が待ち受けている。聖職者にあるまじき色狂いを具現する手段を得た先生のエスカレートが描かれていくのだが、これには本作の前年に発生した「東電OL殺人事件」の影響をモロに受けているのであろうと言わざるを得ない(当時は他の作品でも頻繁に用いられたネタとは思うが)。それはさておき、後半の先生は完全に女王様である。サブタイトルに『二人の少年』とあるので記すが、実質的に後半では主人公が変わる。自分好みの少年に仕込みたい先生の、この少年への接し方は下僕同然であり、愛情よりもさらに欲望に忠実な豹変とも言えよう。この、まるで別の話と言ってもいいくらいの後半を経て、最後の最後に生じた僅かな綻びがどんでん返しの結末を生み出しているのだが、これはもぅ自業自得と言うしかあるまい。この意味でメインタイトルは実に的を射ている。
『倒錯女教師-私を狂わせた二人の少年』のレビュー掲載元


少なくとも20世紀の作品を新規で買おうと思ったら電子書籍しかない感じですね。

さすがに「本を売るなら」でお馴染みな黄色の、最近はオレンジ色の看板が目立つお店で探してみて~!とは言いにくいですしね。(^^;)タラッ

こぅ、なんか悪いコトしてるようなドキドキ感が全体に漂っていて、昨今では到底味わえそうもない退廃的で淫靡な世界が堪能できる作品ですよ。



◆引用作品
2003/8/28 発売

東電OL殺人事件(著:佐野眞一、新潮文庫)


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彼女は私に会釈して、「セックスしませんか。一回五千円です」といってきました――。古ぼけたアパートの一室で絞殺された娼婦、その昼の顔はエリートOLだった。なぜ彼女は夜の街に立ったのか、逮捕されたネパール人は果たして真犯人なのか、そして事件が炙り出した人間存在の底無き闇とは……。衝撃の事件発生から劇的な無罪判決までを追った、事件ノンフィクションの金字塔。(引用元:Amazon)



これはこれでショッキングな事件ではありましたけれども、2011年には別の方面でお騒がせ&ご迷惑な存在になってしまった東電でございますデス。(--メ)



◆事件を題材にしたコミック作品
2008/10/16 発売

ウラノルマ(著:坂辺周一、GAコミックス全3巻)


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一流企業に勤める超エリートOLの国枝あおい。彼女は昼と夜とでは別の顔を持っていた!! 夜になると街に繰り出し、自分に課した裏のノルマをこなしている。彼女は何故、夜毎街に出続けるのか?そして人間存在の底なき闇とは…?サイコサスペンスの鬼才・坂辺周一が描く衝撃作!! (引用元:BookLive!)



そして、この事件をネタにした作品をコミックで1つ。こちらはストレートに官能的な題材として用いています。

しかし、事件の翌年にはネタにしていたとしたら、もしかしたらどこよりも早かったかもしれませんから、さすがの隻眼と言わねばならないかもしれませんねぇ。





テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 鳴海英介

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