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のぞく-義母奴隷・姉妹奴隷(著:冬野螢、フランス書院文庫)

2008/12/23 発売

のぞく-義母奴隷・姉妹奴隷

著:冬野螢、フランス書院文庫


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(知らなかった、ママがこんなに淫らだったなんて)
乳房を突き出すように総身を弓なりにたわませ、
獣の体位で同級生に抱かれる39歳の若義母。
別人のような母の姿を見てしまった恵一は、
後戻りできない相姦の迷宮へいざなわれてゆく……
綾乃、真紀、悠里……秘密を暴かれる義母娘!
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 作者の集大成と言うべき醜悪の寝取られ,2019/2/26
覗きと寝取られをテーマに短編集で作を重ねてきた作者が本作を以てその集大成と考えたかどうかは分からないし、これで最後だからと集大成を意図したのかも分からないが、作者のフランス書院文庫における唯一の長編によってテーマは集大成のごとく網羅され、同時に最後の作品として集大成ごとき濃密さを孕んでいる。

主人公の立場で見た場合、大体において寝取られは胸糞悪いものである。この意味において本作はかな~り胸糞悪いと言わねばなるまい。高校生の主人公が親友だと思っていた同級生〈和也〉はそれだけの悪童にして卑劣漢である。何か恨みがあっての復讐というでもなく、単に快楽を追求しているとしか思えないだけに質が悪く、主人公の周辺女性を根こそぎ平らげて嘲ることさえもその快楽の一部に思えてくる。

寝取られ作品との印象から読み始めると意表を突かれる序盤。義兄たる主人公ラヴだったのにいつしか和也に心身を奪われてしまう中盤。主人公が警戒するも後の祭りとばかりに以前から堕ちていた終盤。義母・義妹・義姉が和也に寝取られていく経緯は様々である。その過程を描くこともあれば完堕ち後のさらなるエスカレートも。ダイジェストを交えて端的に説明しつつ、官能描写とそれを目の当たりにして嫉妬と敗北感、後には絶望感に打ちひしがれる主人公に頁を割いている。そして、他の同級生をも加えて酒池肉林とばかりに責め立てる官能的クライマックスも用意されている。

ほぼ全編に渡って当然ながら主人公は手を出せないし、お零れ頂戴程度に宛がわれて刹那の快楽を得るのみである。覗きにおいても偶然に目撃したと言うより和也の言に従ってクローゼットなどに潜んでいたら目を覆うばかりの痴態が繰り広げられたパターンが多く、そんな主人公の所在をヒロインにも知らされていたりする。主人公のみならずヒロイン達の心も蝕む和也である。

なお、終盤では和也の従妹が出てくるが、高飛車な態度ながら実は既に和也へ隷属している。自身の親族もターゲットにしているのだが、主人公と同じ境遇ながら何故か和也の義母は蚊帳の外で不思議な気もする。さすがに詰め込み過ぎになるだろうし、物語もブレるといった判断だろうか。
『のぞく-義母奴隷・姉妹奴隷』のレビュー掲載元


デビュー作から順番に『のぞく-奪われた人妻』、『のぞき穴-若妻の秘密』、『漢とのぞき-人妻・三人の私生活』といったように、とりわけ初期の3作品は のぞく ことをテーマにした作品が並ぶ冬野作品ですが、どれも短編集(3作目は不明……中編集なのかな?)だったのに対して本作は初めての、そして最後の長編であることが大きな違いですね。

そして、冬野作品全体に言えることですが、覗きとほぼセットとなる 寝取られ 作品でもあります。



長編ということで、そして、もしかしたら最後の作品になることをある程度は見越していたのではないかと思えることで、覗き&寝取られがこれでもか!とブチ込まれた仕上がりになっています。

それは、もぅ醜悪な寝取られですw



レビューに記した「胸糞悪い」というのは、悪びれもぜずに主人公からヒロイン達を奪っていく男についてであり、それに抗おうという気はあるものの行動が伴わなくて次々に寝取られていく主人公の情けなさについてでもあります。

そういった寝取られに関する負の感情が抉られる内容ですから、それを官能的刺激とすれば、それはそれは素晴らしい作品となるでしょう。しかし、胸糞悪さを前面に感じてしまえば、それはそれは嫌らしい作品になることでしょう。

…………淫らという意味のいやらしいではありませんよ。正に胸糞悪いという意味の嫌らしい、つまり、嫌な作品という意味ですよ。



このギリギリスレスレの感じこそが、まさしく寝取られ作品の醍醐味を凝縮していると思うのでありますw



それを差し置いたとしても、官能描写が秀逸ですからホントは今後も冬野作品を読みたいんですけどね。





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tag : フランス書院文庫 冬野螢 義母 母子相姦 姉弟相姦 兄妹相姦 フェチ 痴漢

溺れてしまう(著:菅野温子、双葉文庫)

2008/4/10 発売

溺れてしまう

著:菅野温子双葉文庫


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証券会社でトップセールス・レディとしてキャリアを積んできた乾希美子は、自らの蒔いた種から、同じ社に勤める三枝亮一に脅され身体を弄ばれることになってしまう。三枝とのアブノーマルな関係を嫌悪しつつ、快楽に目覚めた希美子の身体の向かう先には何が? 期待の女流が描く長編柔肌エロス。(引用元:Amazon)


★★★★★ 脅されて言いなりの被虐美と蠢き出す肉欲,2018/6/6
どちらかと言えば女性の立場から性への渇望をソフトに描く作者だと思っていたが、本作に関しては嫌悪する男に弱みを握られ、言いなりにならざるを得なくなるという凌辱テイストがあった。そして、性に疎かったヒロインがめくるめく快感を体験させられたことで、その愉悦に抗えなくなっていく淫靡さが描かれていた。その意味では目覚めてしまった性を渇望する女性かもしれず、凌辱というハードな変化球ながら作者の掲げるテーマは同じなのかもしれない。

ヒロインは証券会社に勤める29歳の敏腕OL【希美子】ただ1人。美貌は社内ナンバーワンと称され、成績もトップのデキる女。それだけに高級志向であり、ブランド品を買い漁るのが高じて実は高額の横領をしてしまっている。これを同僚の〈三枝〉という男に知られてしまい、その穴埋めを条件に肉体を求められるのが序盤から中盤の流れである。

自宅や会議室、あるいはホテルといった様々なシチュエーションでさんざんに弄ばれる希美子。2ヶ月から3ヶ月と翻弄される日々が続いて三枝への嫌悪は強まるばかり。果ては緊縛に玩具責めといった形で女を弄ぶことに執着する三枝への憐憫さえ抱く希美子だが、肉体へ植えつけられた興奮と快感には抗えなくなり、その未知の体験に驚く日々だったりもする。婚約者に裏切られた過去から仕事に邁進して登り詰めたトップの地位も揺らぐほどに生じた肉欲への渇望に驚き、その変化に戸惑う希美子である。心は抵抗するも体は悦んでしまう被虐の官能は興奮度が非常に高く、どことなく2005年に発売された『熟母輪姦』(著:夏島彩、フランス書院文庫)に似た感じもした。

囚われの身が続きながらも遂には三枝の弱点を見つけ、逆転を迎える第4章の終わりから第5章を経て最終章たる第6書の始まりまでは解放を喜びながらも今度は自覚してしまった肉欲に囚われ、自慰を繰り返してしまう希美子。官能的には少々中弛みの感が拭えない。将来の伴侶としてセレブな〈山城〉なる歯科医の跡継ぎと出会って順風満帆なのだが、至極真っ当な営みに終始する山城では肉欲だけが満たされない。これを満たすのが結婚直前に出会った〈柴野〉なる40代半ばの人物である。

独身最後のアバンチュールと決め込んだ希美子が柴野の手練手管に陥落する。当初とは毛色の異なる官能だが興奮度は高い。ここで結婚とセックスと恋愛は同じが理想なれど現実は異なることもあると悟るのが希美子の強欲なところであり、希美子を通して作者が描こうとした女性の業の深さであろう。ハイソな結婚生活と己に忍んだ旺盛な肉欲の両方を別々から得ようとの考えに至る結末には「あな恐ろしや」とさえ思えてくる女性の底意地を見た気がした。凌辱による序盤から中盤の抑圧された官能美と自ら求めていく終盤の解放された官能美を併せ持つ本作は隠れた名作ではないだろうか。
『溺れてしまう』のレビュー掲載元


未確定情報ですが、菅野温子先生は「黒本」の 夏島彩先生の変名 という噂があるようです。

少なくとも本作のテイストからすると、なるほどと言いたくなります。



で、この前提に沿ってちょっと調べてみますと、どうやら逆みたいでして、菅野温子名義での活動は1993年から見られます。「黒本」で夏島彩名義が始まるのは2001年からです。この頃からクロスオーバーするように菅野温子名義は(ゼロではないものの)しばらく影を潜めまして、夏島彩名義は2006年の『危険な家庭訪問-担任教師と三人の母』が最後になりますが、入れ替わるように菅野温子名義の単独長編『蜜欲の情人』(桃園文庫)が2005年に刊行されます。

そして、2007年『熱帯魚のように』から2010年『蜜園へようこそ』までは双葉文庫で単独長編を上梓され、2013年までは他のレーベルでアンソロジーにも参加されて現在に至る……つまり、作品が見当たらなくなります。



要するに、菅野温子 → 夏島彩 → 菅野温子 という経緯で活動されていたことになります。

20年くらいの活動があったことになりますね。



DSKとしては、どちらの名義でもいいですから活動を継続してほしいですね。これに尽きます。

とりわけ弱みを握られて言いなりにさせられる被虐の凌辱テイストに光るものを感じます。



◆関連作品
2005/02/23 発売
熟母輪姦(著:夏島彩、フランス書院文庫)

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「新吾のママって、犯される姿もすごく綺麗だね」
秘芯まで次々と突きこまれる、少年たちの逞しい肉茎。
蒼い欲望に燃えさかる、荒々しすぎる抽送なのに、
貞淑な女陰は、どうして甘く馴染みはじめてしまうのか!
37歳の肉体は、どうして男たちを引き寄せてしまうのか!
角田沙由里――熟香が息子の同級生を狂わせる最高の蜜母。
(引用元:Amazon)

▼当ブログの紹介記事
http://dsk18.blog.fc2.com/blog-entry-27.html



陳腐な表現で好きではないですが、何度でも言います……この作品は 夏島彩史上最高傑作 です!

そして、本作はこれに匹敵します!




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tag : 双葉文庫 菅野温子

年下の彼-麻衣子が淫美獣に変わる時(著:高竜也、フランス書院文庫)

2008/11/21 発売

年下の彼-麻衣子が淫美獣に変わる時

著:高竜也、フランス書院文庫


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「お願い、獣のような目で、私の裸を見ないで…」
ブラを滑り落とし、静かにパンティを脱ぎ去る熟妻。
目前の「彼」は息子の友だち。17歳の年下の「彼」
(息子と同い年の少年に啼かされ、狂わされるなんて)
理性と母性と淫性の狭間で溺れていく38歳の女体。
艶めかしき熟肉が危険な相姦劇まで招いてしまうとは。
(引用元:Amazon)


★★★★★ 連作形式の中編に見る3つの異なる集大成, 2016/11/20
フランス書院文庫における作者の活動は330頁超の長編として2009年7月に出版された『未亡人授業-兄嫁36歳の一週間』を以って終了と判断して良いと思う。しかし、その2作前にあたる2008年11月出版の本作においても筆を置く意識が予兆的にあったものと推測できるような、そんな集大成の趣が感じられる。多彩な作風を有する作者の代表的なストーリー展開と官能描写が3つの中編に分散されているようであり、その異なる色合いを1つに纏めるために敢えて連作形式を採用したように思えてならない。

既出短編の登場人物を変えて繋ぎ合せた可能性も否定できないが、ここでも作者らしさを感じさせる各話の繋ぎ方においても集大成の一翼を担っているようである。ついでに言えば、ヒロインを始めとする登場人物も過去の作品で用いられた、もしくは似た名前だったりする。

1.息子の友人に脅されて
2.甥っ子との相姦
3.実の息子との相姦

実質的なヒロインは38歳の人妻【麻衣子】ただ1人であり、各話の主人公から見ると順に「友人の母」「叔母」「実母」となる。いわゆる「一竿」主義が蔓延したフランス書院文庫においては珍しい部類のヒロインと言えるが、これはむしろ作者が得意とするヒロインの属性となるべく主人公が配置されたものと推測する。

ストーリーもまた然りで、息子の弱みにつけこんで麻衣子の身体を求める大人びた少年といい、ひ弱ながらも旺盛な性欲をぶつける甥っ子といい、元より思慕の情を募らせていた息子といい、どれもお馴染みの構成と展開で物語が綴られている。

最初の少年と甥っ子も知人同士として少年から甥っ子が斡旋されたり、その甥っ子との情事に息子が鉢合わせてしまったりというのも過去の作品でよく見られる繋ぎ方である。それぞれのエピソードを異なるテイストで描きながら、合間に麻衣子の自慰を盛り込んだ繋ぎ方も含めたトータルで実に作者らしい仕上がりとなっているのは構成の妙であり、作者のこれまでの軌跡がコンパクトに纏められたかのようである。

直接の官能は控えめで、むしろそこに至るまでの焦らしの描写が大半なるも、長期の不在が続く夫によって空閨状態だったところへ最初の少年によって再びオンナを目覚めさせられ、続く甥っ子とも弱みがあることで渋々応じていくうちに色欲への渇望が生じ、最後は性の悩みを解消できない息子への憐憫も入り混じって禁忌の関係へと発展していく麻衣子の「オンナの記録」が良好なシチュエーションで、時には濃厚でさえ思えるように描かれている。その意味では昨今の1ヒロイン1章(1情交)の展開よりも淫猥度は高いかもしれない。

ヒロイン視点を多用して台詞に頼ることなく、熟れた女に生じる欲望が焦らされて高まる様子をつぶさに描く作者の筆致はいつになっても健在であることを改めて感じさせる内容だった。
『年下の彼-麻衣子が淫美獣に変わる時』のレビュー掲載元


2008年11月の作品ですから……レビュアーDSKの誕生が同年9月ですから……自分の中では旧作というより単に過去作という位置づけなのですけれども、以前からあらすじを読んで気にはなっていたんですよね。

あらすじで気になる高作品は結構多いですw

まぁ、それでも他の作品に目移りしちゃってずっと放置だったのですが、DSKにも電子書籍が随分普及して参りまして、この機会に手を伸ばしてみた次第です。



高竜也「年下の彼 麻衣子が淫美獣に変わる時」(フランス書院文庫、2008年11月)ネタバレ有り。御注意下さい。【あらすじ】亮太朗に妹がレイプされた代償に麻衣子に肉体関係を迫る晴樹。彼女は年下の少年との禁断の関係に溺れる内に、新たな脅迫者が現れる。【登場人物】西村麻衣子38歳。亮太朗の実母で夫は4年前から海外赴任中。ひとり息子の亮太朗を溺愛している。西村亮太朗17歳。麻衣子の息子で生徒会の副会長を務める。晴樹...
高竜也「年下の彼 麻衣子が淫美獣に変わる時」





結論を申せば、以前から何かと発信していたDSK的高竜也祭り(状態)が現在も絶賛継続中でして(^^;)、それはもぅ、水分を吸収するスポンジのごときパワーで過去の高作品を己に取り込んでいる訳ですが、本作より先にずっと以前の、先述した旧作を幾つか読み終えていたことが大きかったです。

でなければ本作も集大成の一環だったのであろうことが汲み取れませんでしたもの。

いや、実際にそうなのかは分かりませんよ。でも、読んでいてそう感じることができましたから。本作が初めての高作品だとそこまで思えませんから。



初めて高作品を読みましたー
いやらしくて良かったですー



といった感想で全然良いのでしょうけれども、レビュアーの沽券ってのも少しはありますからねww

より踏み込んだレビューができて良かったと勝手ながら思っているのであります。



……ま、所詮レビューなんて大半が自己満足なんですけどね。(^^;)





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試着室(著:吉沢華、幻冬舎アウトロー文庫)

2008/4/7 発売

試着室

著:吉沢華幻冬舎アウトロー文庫


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銀座の高級仕立屋を初めて訪れた菊地俊の接客をしたのは、体にはりつくようなスーツの似合う音大生のアルバイト、亜弓。菊地は探寸のため足元に跪く亜弓の胸元を思わずつま先でまさぐり、勃起してしまう。それを知ったオーナーは試着室で淫らな接客をしたと亜弓の白い手を連打して叱責し、窓際に押し付けて足を開かせるのだった…。(引用元:Amazon)


★★★★☆ 仕立て屋の淫靡な秘密を知ってしまう男, 2015/7/26
2008年から2011年の間に幻冬社アウトロー文庫より6作品を上梓した作者のデビュー作。筆名から女流作家かな〜?と推測しつつ、少なくとも本作では男性登場人物の描き込みがあまり見られない(女性視点っぽい描写が目立つ)ことから女流作家なのであろうな〜、と断言してみたいところである。

菊池 :デパートに勤める三十路前の独身男
西園寺:禿げ上がりで恰幅のよい還暦らしき男

西園寺が営む「テーラー西園寺」へ菊池が訪れるところから物語は始まる。

亜弓:「テーラー西園寺」で勤務1週間の大学生22歳
琴音:「テーラー西園寺」で勤務3ヶ月の人妻34歳は亜弓の姉

試着室で採寸しているうちに亜弓と菊池が2人っきりでちょっぴりヘンな気分になるのだが、それを一方的かつ理不尽に咎めた西園寺が(亜弓の前では初めて)豹変し、恫喝的に迫りながら無残にも亜弓の生娘を散らしてしまうのが第一章。続く第ニ章では先んじて勤務している分、仕込まれるのも先だった琴音によって西園寺の本性が描かれ、スーツの受け取りにやって来た菊池と出会うことで(西園寺が不在なのをいいことに)ちょっぴり摘み喰い的に「ご奉仕」する流れになっている。

猜疑心の強い西園寺の凄みに屈しながら、それから逃れたい気持ちもありながら、それでも逃れられない愉悦も覚えてしまっているような、つまりは抗えない存在に支配されてしまっている姉妹という構図が中盤辺りから見えてくる。主人公らしい登場の仕方だった菊池はこの淫靡な関係の傍観者であり、終盤では亜弓へちょっかいを出したり最終的には交わったりしているのだが、逆に琴音からは誘惑を仕掛けられたりもしており、それらを以ってしても総じて西園寺には敵わない存在である。

途中ではオンナを咲かせた琴音に欲情した夫が珍しく迫っていたり、菊池の勤務するデパートの試着室でも戯れがあったり、クライマックスでは4人でくんずほぐれつといったうねりはあって亜弓も牝の貌を見せるのだが、話の筋道が変わることもなく、時を経て琴音のように振る舞い始める亜弓の変化は悪くない結末だったものの物語としてはやや一本調子だったかな、という印象が残った。全体に漂う雰囲気は良かっただけに惜しまれるところだが、デビュー作ならば次への伸びしろとして期待もできよう。
『試着室』のレビュー掲載元


2人ヒロイン(今回は姉妹)に対して男も2人出てくる場合は最後が大抵くんずほぐれつの4Pになるものですが、本作でもそれは変わりません。ただ、お相手が入れ替わるような交姦と言うより、あくまでもご主人様な1人の男に傅く女2人の世界にもう1人の男が紛れ込んだ形を最後まで維持するのが本作ですね。

しかし、そのご主人様な男の視点で描かれることはなく、あくまでも対象として登場するに過ぎません。

この世界の中心に君臨しながら主人公ではない……そんな男が築いた闇の小帝国を描く作品と言えます。



2011年以来、作品が途絶えているようですが、ちょっと気になる作家さんとしてチェックしていきたいところであります……が、2016年8月の段階で気づいたところでは吉沢作品の電子書籍が販売終了しているようです……紙媒体(文庫)の在庫が僅かばかりあるようですが……後は古本頼みってことでしょうか。





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義母・綾香-童貞レッスン(著:真島雄二、マドンナメイト文庫)

2008/7/10 発売

義母・綾香-童貞レッスン

著:真島雄二マドンナメイト文庫


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父の再婚で小学校の担任だった綾香が継母に。その熟れた身体が高校生の宏伸を悩ましく刺激する。かつて抱きしめられた記憶と豊満な乳房の感触が甦り、どうしてもいやらしい目で“母”を見てしまう宏伸は、ある夜、偶然にも両親の寝室を覗いたことから…。


★★☆☆☆ 盛り上がりに欠ける, 2008/9/17
いわゆる表紙買いしたものの外した作品。タイトルがほぼ全てを表しており、これといった事件もなく淡々と話が進んでいく。義母は充分に魅力的だと思うし、悪くない箇所もあるのだが、全体として盛り上がらずに終わってしまう。ちなみに、この盛り上がらずというのはストーリーが、ではなく読み手の気持ちが、である。何だか説明文が多くて「解説書じゃないんだから」とツッコミたくなる。読んでてあまり高揚しない。これが原因だと思う。
『義母・綾香-童貞レッスン』のレビュー掲載元


同じ日にレビューを投稿している『女教師・美咲-わたしの教科書』と同様に表紙カバーイラストの良さで買ったものですから(^^;)、こちらでも触れてしまいますが、本作の表紙を飾っている浜田和絵師が描く女体のリアリティは驚愕に値しますよね。

他の作品でもそうなんですけど、黒いブラのレースまで精緻に描かれていまして、何とも妖艶だと思えて止まないのであります。



他にも、例えば ↓ だとモノクロの良さもありますよね。

2003/2/18 発売

私の童貞授業(著:浅見馨、マドンナミストレス)


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男子生徒に輪姦された傷が癒えない真知子のもとに、彼女を慕う儚げな美少年・卓也が慰めに来た。その少年の熱い眼差しに、被虐の匂いを嗅ぎ取った女教師は、陰茎を握り、菊座を抉りながら倒錯した欲望に目覚めていく。そして、凌辱犯に恥辱の復讐を果たすため彼女は…。



『マドンナミストレス』というレーベルで出された作品ですが、「ミストレス=女主人」ということで、最後はヒロインが女王様然と振る舞う路線の作品が他にも幾つか出てましたね。





※各作品のあらすじはAmazonより引用。

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tag : マドンナメイト文庫 真島雄二

隣の人妻と女教師と僕(著:羽沢向一、リアルドリーム文庫)

2008/6/22 発売

隣の人妻と女教師と僕

著:羽沢向一リアルドリーム文庫


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「彩海をたっぷりと泣かせて、可愛がってくださいね」
一人暮らしの少年を惑わせる甲斐甲斐しい隣の人妻の奉仕
しっとりと水を浴びたワンピースに透ける柔らかな乳房
スカートから剥き出された太腿に少年はしゃぶりついてゆく
遊園地での羞恥プレイに歓喜した人妻の黒下着は濡れ――
その夏、少年は隣の人妻と結ばれ、めくるめく官能体験が始まった。
(引用元:公式サイト)


★★★★☆ ヒロイン27歳という設定がなんかイイ, 2009/8/6
鬼才みやびつづる氏の表紙と挿絵が妖艶な熟女を思わせるが、ヒロインは隣の人妻27歳。サブヒロインの担任教師も27歳。この2人は大学時代の友人同士である。3~4年前までは学生ながら今はオトナであり、そして女盛りながら熟女の一歩手前という絶妙な設定にそそられるものがある。本作でも高校生の主人公に年上お姉さんの余裕を見せながら無邪気にはしゃいだりもして「27歳」が描写されている。また、自由奔放な人妻と真面目堅物な教師という対極にキャラを振っているのも好材料。担任教師との直接的なカラミが少ないことを除けば誘惑系作品として魅力ある内容と言える。

そもそも「誘惑系」と言うからにはヒロインから主人公を誘惑しなくては始まらない訳だが、この動機というか理由付けに本作では「へぇ、なるほどね」という、ある意味とても分かりやすい理由を設けている。これによって人妻は大手を振って(ある意味夫公認で)主人公を誘惑し、夫不在時に隣の可愛い坊やと戯れる、その情交描写をメインに据えることに成功している。その代わりに「夫の目を盗んで行われる密戯」といった要素を失うことになるが、人妻の関心を何とかしてもっともっと自分に向けさせたいという主人公の葛藤でこれを補っている。ある理由で男性不信に陥りながら実は主人公に好意を寄せている担任教師の想いを成就させるべく振る舞う人妻の思惑を活かしたストーリーも悪くないが、主人公も大好きながら人妻の心はあくまでも夫にあるため、主人公に肩入れして読むと少々の切なさや諦観を得ることにもなる読後感である。

日記風に綴られた人妻との肉欲の日々は、中盤から後半にかけてやや失速するものの、あっけらかんとしながら艶めかしい情交の繰り返しがなかなか扇情的。激しく求め合う2人の、良い意味で爛れた交わりが多く描かれている。
『隣の人妻と女教師と僕』のレビュー掲載元


リアルドリーム文庫創刊時の記念すべき第1陣として発売された作品の1つですよね。

ナンバー「2」……フランス書院文庫の4桁通し番号だと「0002」にあたる黎明期の作品と言えます。



その創刊時のお披露目的勢いそのままに挿絵をあの鬼才・みやびつづる絵師に依頼したところは驚きでもありました……だって、単行本レベルでは当時ほとんど活動停止状態と見られていたみやび先生でしたからw

…………確か死亡説も流れていたような。(汗)



みきりっちさんのブログで紹介されている本作の投稿記事です。
リアルドリーム文庫 隣の人妻と女教師と僕隣の人妻と女教師と僕 (リアルドリーム文庫2)posted with amazlet at 10.04.14羽沢向一 キルタイムコミュニケーション 売り上げランキング: 115132おすすめ度の平均: ヒロイン27歳という設定がなんかイイAmazon.co.jp で詳細を見る「彩海をたっぷりと泣かせて、可愛がってくださいね」一人暮らしの少年を惑わせる甲斐甲斐しい隣の人妻の奉仕。しっとりと水を浴びたワンピースに透ける...
リアルドリーム文庫 隣の人妻と女教師と僕 レビュー





そのみやび絵師の絵がカラーの表紙のみならず作中のモノクロ挿絵でも拝めるのですから、それだけでも充分にエポックメイキングな作品でした。




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tag : リアルドリーム文庫 羽沢向一

熟女の群れ-四匹の獣(著:森一太朗、フランス書院文庫)

2008/6/23 発売

熟女の群れ-四匹の獣

著:森一太朗フランス書院文庫


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むっちりふとももで挑発する熟女プロボウラー。
喪服で情熱のタンゴを踊る未亡人社交ダンサー。
セクシーなシミーズ姿で迫ってくる女洋品店主。
黒縁メガネの奥に、淫らな獣を飼う堅物女教師。
ママの友人の美熟女たちに囲まれる悩ましい日々。
おばさまのフェロモンに僕の童貞は陥落寸前!?
(引用元:Amazon)


★★★★★ 軽妙な展開と熟女達の溢れる愛情が可笑しくて楽しい, 2009/7/2
勇太:暴走するヒロイン達へのツッコミ役も兼ねる高校生(冒頭は中学生)の主人公。

美津子:主人公を「勇太」と呼ぶ38歳の母。
礼子 :「勇くん」と呼ぶ35歳の叔母。
晴美 :勇太の友人の母は「勇太ちゃん」と呼ぶ40歳。一番面白い人。
久美子:「勇太くん」と呼ぶ33歳の担任教師。
由利 :「君」と呼ぶ噂の女子大生はイイ感じのツンデレを見せる。

熟女4人は全員未亡人である。大変面白くて可笑しい作品で、終始笑いっ放しだった。全体の構成も実によく練られている。ヒロイン多数にもかかわらず、回数を重ねてエスカレートした情交が何度も出てきて作品の良さがグンと向上している。ただ、美津子との合体は終盤まで訪れない。双方が母子の相姦禁忌を慮って一時若干距離ができてしまうからである。

実はここで「美津子は勇太の実母なのか義母なのか」ということが巧く用いられているのだが、この距離ができた間に礼子と晴美が虎視眈々と勇太を狙っているのがとても面白い。それぞれの性格が良く出た誘惑を勇太に仕掛けていくのである。

そして中盤から出てくる久美子もまた面白い。生娘なまま未亡人になってしまったという鬼頭龍一作品に出てきそうな設定だが、この担任教師が美津子や礼子、晴美とはまた異なる個性で勇太に迫る展開が楽しく綴られている。

あと、本作の特徴として、勇太やヒロイン達の心情描写が秀逸なことが挙げられる。あからさまであっけらかんとした熟女らしい無節操な心情と言動が随所に出てくる。神瀬知巳作品の艶めかしくて優しい甘さに、宮園貴志作品の面白可笑しいヒロイン達を加味したような感じである。

最後はもちろんハーレムだが、途中から出てきて絶妙なツンデレを見せていた由利が、勇太をたぶらかす若い女だからと熟女達にお仕置きされて百合方面にも開眼、勇太への淡い恋心と同時に「お姉さま」と慕うまでに変貌しているオマケ付きである。

デビュー作なことを考えると今後が大変楽しみな作者であり、いわゆる『誘惑第4世代』というのは、むしろこちらの方がその旗手として現時点では一歩リードしているように思う。
『熟女の群れ-四匹の獣』のレビュー掲載元


森一太朗先生のデビュー作が抱腹絶倒の激甘誘惑作品だなんて今となっては驚きでもありますよね。

この路線もアリだと思うのですが、次作『蔵の中-三匹の未亡人』で猛烈に淫蕩な密室凌辱の路線に転向され、当時はその方が驚きでした。

それだけに、これはこれでホントに腹抱えて笑えますし、何と言っても官能成分が濃くて良い作品ですよ。



誘惑第4世代……今となってはどうでもいい括りですね、(^^;)タラッ



にゃらさんのブログでも本作が紹介されています。
森一太朗「熟女の群れ【四匹の獣】」(フランス書院文庫、2008年6月)ネタバレ有り。御注意下さい。【あらすじ】高校へ進学した勇太は母親の美津子が不在の折に、両隣に住む同級生の母親である礼子や晴美に相次いで誘惑され、更に女子大生の由里や数学教師の久美子とも関係を結んだ彼は、遂に美津子に想いを告げ願いが叶う事に。【登場人物】中川勇太15歳。高校1年生。産みの母親が亡くなって間も無くボウリング場を経営していた父...
森一太朗「熟女の群れ【四匹の獣】」





レビューにある『鬼頭龍一作品に出てきそうな設定』でイメージしていたのが次の作品です。(*^^*)

◆関連作品
1996/7/24 発売

処女義母(著:鬼頭龍一)


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初夜に新郎が脳溢血!舞香は処女のまま義母に!
こんな悲劇は他にない。でも舞香は25歳の純潔を、
夫が全快した時のために守る決意をするのだが……
昼夜関係なく熟れた美肉に湧きあがる激しい牝欲。
まして家には獣欲を滾らせた息子がいる。
ムッチムッチの若肉、性の匂いが、
二人を変態倒錯世界へ誘うのに時間はかからなかった。
(引用元:公式サイト)



厳密にはこの作品でヒロインは未亡人になってませんけどね……夫、生きてるし。(笑)

そして余談ですが、この作品のあらすじは「黒本」お馴染みの6行ではありませんね。




テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 森一太朗

美獣三重奏-未亡人と二人の美娘(著:田沼淳一、フランス書院文庫)

2008/12/22 発売

美獣三重奏-未亡人と二人の美娘

著:田沼淳一フランス書院文庫


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「結莉ちゃん、奈月ちゃん、ご、めん、ね……ああっ」
未亡人の肉孔をミシミシとこじ開ける張りつめた亀頭。
空閨に突き込まれるたび、口唇からは悦楽の嗚咽が……
美女だらけの家で無軌道に暴走をはじめる一匹の狂犬。
愛娘の部屋で、玄関で、亡き夫と過ごした夫婦の寝室で、
15歳と16歳、二人の娘とともに、由起は美しき牝獣へ!
(引用元:Amazon)


★★★★★ 背徳的な「堕とし」に甘い成分を塗した絶妙な作品, 2009/6/28
全体的な作風こそ背徳的で強引な「堕とし」の展開だが、これに何とも甘いコーティングを施した特異な雰囲気を醸す作品である。田沼作品らしいワルさを見せる主人公だが、深い愛情と顛末後の覚悟も責任も持ち合わす一面も同胞している。

予想だにしない展開を主人公が導き、それに困惑して拒むものの翻弄され、メロメロにされ、かしずかされ、そして最後にはうっとり幸せ気分にさせられてしまうヒロイン達にあって、そのメインはズバリ母。主人公の彼女の母である。

この母を籠絡する前提として、彼女である娘(姉)は最初から堕ちており、真面目な娘の牝な痴態を母が覗き見てしまうところから物語が始まる。驚きながらも疼き出した母が抗えず扉越しに自ら慰めて絶頂を極めるまでが全体の約1/3。ここまでをじっくりねっとりしつこいくらいに描写しているが、まだこれは序章に過ぎない。続く母へのアプローチから本懐を遂げるまでに同じく1/3くらいかけて、困惑して抗おうとする理性と愉悦を覚えてしまう感性とがひしめき合いぶつかり合う母の心境と、その絶世の美貌と超絶な魅力に屈伏しそうになりながらも負けずに母をモノにしていく主人公の責めが繰り返し綴られる。遂に合体を果たした時の興奮はかなりのものである。

そしてもう1人の、素直じゃない娘(妹)も瞬く間にモノにしてしまう。これも妹が内心主人公に惹かれているのを巧みに利用してはいるのだが、その無垢な可憐さを賛美もする主人公である。

ただ、最後に至って急に今までの歪んだ愛の行為を消し去るかのような心暖まるドラマ展開を迎えるのが、違和感ととるか静かな感動ととるか、好みが分かれるかもしれない。しかし、凌辱一辺倒ではない、実に作者らしい独特の愛欲絵巻を(田沼作品としては)ライトに仕上げた作品ではなかろうか。
『美獣三重奏-未亡人と二人の美娘』のレビュー掲載元


虐待気味にイジめられていたヘタレな少年主人公が逆襲的にヒロインを襲う相姦凌辱のテイストが多かった印象のデビュー当時に比べると、「この女を俺のモノにしてやる」感じにギラギラしているのは変わりませんが、表出する主人公のキャラは随分と変化してきたな~と個人的には感じた作品ですね。

しかし、まぁ、序盤からねっちりした愛撫をメインとする官能描写の濃密なこと!



Junpei F. さんのブログで本作が紹介されています。
彼女の美熟母を恋人にするという倒錯感あふれる、“彼女の母”ものの決定版。 「美獣三重奏―未亡人と二人の美娘」(田沼 淳一) - 人妻官能小説の紹介・感想・レビュー!





合体に至るまでは割とページを費やす田沼作品ですが、代わりに本作でも挿入寸前のギリな描写で女の愉悦を増幅させ、遂には陥落へと導くまでがすんごくいやらしいですわ!w

これはもぅ田沼先生にしか描けない世界なのかな、と思ってみたり。





テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : フランス書院文庫 田沼淳一

カフェの未亡人(著:北山悦史、二見文庫)

2008/5/25 発売

カフェの未亡人

著:北山悦史二見文庫


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夏休み、高校二年生の聖矢は喫茶店でバイトをすることになった。面接の日に初めて会った経営者兼ママの有里恵は28歳に見えない幼さと、輝くような美しさの持ち主だったが、夫に先立たれ、その保険金でこの店を始めた未亡人でもあった。初対面の瞬間から彼女に惹きつけられ、気もそぞろな聖矢だが…。蒼い妄想と純な憧憬が交錯する青春官能の傑作。(引用元:Amazon)


★★★☆☆ 官能的には淡白ながら味わいのある作品, 2014/9/23
以前から表紙カバーイラストが気になっていた。「表紙買い」というほどでもないが、やはり購入時に表紙で惹かれることはある。ただ、読み始めると表紙の存在感は大体において希薄となるもの。しかし、読んでいても本作のヒロインである未亡人の有里恵さんの容姿が表紙で描かれた姿として最後までイメージされた珍しい作品だった。そのしっとりと落ち着いた佇まいが作中の印象と同調しているのは絵師さんの面目躍如でもあり敬意を表したい。つまりは、時に無慈悲な凌辱テイストの作品も数多く上梓してきた作者にしては随分とソフトな作品と言うこともできよう。

カフェを営む有里恵さん28歳と常連客の対抗ヒロイン30歳に対し、このカフェに一夏のアルバイトとしてやって来る16歳の高校生主人公というシンプルな構成にあってストーリーも至ってシンプル。未亡人と人妻という属性を程良く活かしながら若い主人公への愛情を描きつつ許されぬ関係への憂いを隠し味にしているかのテイストで進んでいく。日常のちょっとしたやり取りがふんだんに綴られており、2人の年上女性に惹かれていく主人公の心情もしっかり描かれている。

それ故に肝心の官能描写は実に淡白であり、正直なところ物足りないと言わざるを得ない。それぞれのヒロインには特徴的な性癖らしきものがあって変化をつけており、若干のフェチっぽさも内包した丹念な描写ではあるのだが、むしろ静かに移ろっていく心情の中でお互いに惹かれあった果ての情交という味付けである。また、それでいて結末には現実味を持たせているので、その意味では小説らしさを優先させた作品なのかもしれない。
『カフェの未亡人』のレビュー掲載元


この表紙カバーイラストのような品があって落ち着いた女性、イイわぁwww

妃耶八絵師の素敵なお仕事に敬礼でございます。



しかし、無慈悲な凌辱もあれば時代官能もあり、そして本作のような穏やかな誘惑作品もあって……北山御大も幅広い作風ですナァ~。

この作品は確かに官能的な物足りなさはあるのですが、何とも言えない雰囲気の良さがあって印象的でした。




テーマ : 18禁・官能小説
ジャンル : アダルト

tag : 二見文庫 北山悦史

義姉体験-恋人は兄嫁(著:巨道空二、リアルドリーム文庫)

2008/9/24 発売

義姉体験-恋人は兄嫁

著:巨道空二リアルドリーム文庫


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憧れの兄嫁--いつも明るくて優しい綺麗なお義姉さん。
青年が恋した相手は、年の離れた実兄の嫁だった……。
「わたし、真二君に……慰めてほしいな……」
留守がちの夫に愛想を尽かした義姉が大胆行動!?
理性を失った青年は、Yシャツ一枚の無防備な人妻と、
欲望の赴くまま禁断の不倫遊びを開始してゆく……。
(引用元:Amazon)


★★★★☆ 2人だけで営まれる背徳の密戯, 2009/5/18
おフランスの「黒本」ばかり読んでいると逆に新鮮味を覚える主人公とヒロイン2人だけの濃密な物語である。主人公の実兄でもあるヒロインの夫も一応登場するが、背徳感を演出する位置付けで、ヒロインとの直接的なカラミ描写はない。あくまでも兄(夫)を裏切ることへの罪悪感の中で、それでも抗えない愛欲に溺れてしまうストーリーである。

他に相手がいないので、都合4度の情交シーンはどれもじっくりねっとり丁寧な描写で頁を費やしている。また、最初は夫に操を立てて拒むヒロインが、仕事優先で海外出張ばかりの夫に半ば愛想を尽かすように想いが決壊、ついに陥落する1度目、最後の一線を越えたことでタガが外れ、むしろ積極的に振る舞い始める2度目と、回を重ねる度にヒロインの心境の変化が描かれている。一貫して義姉に強い愛情を抱く主人公も自信と確信を深め、3度目ではさほどハードではないものの拘束具を用いてお尻を責めたり、海外出張から帰ってきて自宅で酔い潰れた兄(夫)のすぐ横で情交に及んだりする。

一時は疎遠になりかけた夫婦仲も改善されながら、主人公にも今後の夫不在時の相手をおねだりする結末には、主人公に対するヒロインの、夫と同等の愛情を感じさせながら、甘え上手な小悪魔的可愛らしさや浮気継続のしたたかさも同時に、しかも無意識的に垣間見せており、ヒロインの方が役者が一枚上のような気がする。

さほど起伏のある展開でもなく、大きなドラマもないが、無邪気さと妖艶さを兼ね備えた魅力的な兄嫁と、一途に想いを募らせる義弟の織り成す心と体の交わりがなかなか良い雰囲気を醸し出している作品である。
『義姉体験-恋人は兄嫁』のレビュー掲載元


二次元ドリーム文庫より幾つか上梓されていた巨道空二先生の、リアルドリーム文庫のデビュー作であります。

巨道作品って、1人ヒロインが多いから好きなんですけど(^^)、本作もまたメインタイトルに「義姉」を用いながらサブにも「兄嫁」と重複させるほど義姉(兄嫁)一辺倒の内容ですw



みきりっちさんのブログで紹介されている本作の記事です。
リアルドリーム文庫 義姉体験 恋人は兄嫁義姉体験 恋人は兄嫁 (リアルドリーム文庫 5)posted with amazlet at 10.03.04巨道空二 キルタイムコミュニケーション 売り上げランキング: 181722おすすめ度の平均: 2人だけで営まれる背徳の密戯Amazon.co.jp で詳細を見る憧れの兄嫁―いつも明るくて優しい綺麗なお義姉さん。青年が恋した相手は、年の離れた実兄の嫁だった…。「わたし、真二君に…慰めてほしいな…」留守がちの夫に愛想...
リアルドリーム文庫 義姉体験 レビュー





敢えてCGっぽさを残しているような挿絵の雰囲気も相まって、何とも言えないしっとり感が醸されていたように思いました。

印象に残っている作品ですね。





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tag : リアルドリーム文庫 巨道空二

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