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先輩のカノジョ(原作:神津しおん、画:成田マナブ、ニチブンコミックス)

※右側は紙媒体(コミック)およびCOMIC LIVE! プロジェクト版(BookLive!)の表紙。
2013/2/27 発売

先輩のカノジョ1

原作:神津しおん、画:成田マナブ、ニチブンコミックス


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宮坂しほりは、順平の会社の先輩である大槻の恋人。それなのに、なぜかことあるごとに思わせぶりな言動で順平を翻弄する、しほり。「この人は、俺を誘っている!? まさか…!?」戸惑いつつも、次第にしほりに惹かれてゆく順平。二人の危ない関係は、果たして…!? 予測不能、エロティックでミステリアスなラブ・ストーリーが始まる…!! (引用元:Amazon - 書籍ページ)

「目、合ったね…何回も」飲み会で会社の先輩・大槻に自慢の彼女、宮坂しほりを紹介された順平。大槻の部屋で酔いつぶれた順平が夜中に目を覚ますと、しほりと大槻はSEXの真っ最中。寝たふりをしながら二人を覗き見ていた順平は、SEX中のしほりと目が合ってしまう。咎められるかと動揺する順平だが、しほりは順平に見せつけるように大胆なSEXを続け…。その日を境に、年上の美女しほりの淫らな誘惑に翻弄されながらも激しく惹きつけられていく順平。「先輩のカノジョ」との秘密の関係の行方は……!? (引用元:Amazon - Kindle版ページ)

ちょっぴりアブナい美女の誘惑にハマりたい?ハマりたくない…!?
飲み会の場に現れた先輩の彼女・宮坂しほりは超美人&ナイスバディな受付嬢。その夜、ふと目を覚ました順平は、先輩とエッチをしているしほりと目が合ってしまう。動揺する順平だったが、思わせぶりな態度で自分を翻弄するしほりに次第に心を奪われて…。
(引用元:BookLive!)


★★★☆☆ 先輩のカノジョが挑発するのは……?, 2016/10/25
2013年に『ニチブンコミックス』(日本文芸社)より上下巻で発売された作品だが、電子コミックは電子化配信サービス会社(グループ・ゼロ)によるもの。なので、電子データを新規に起こしたのではなく紙の元本をスキャンしたか何かで電子化されているようである。そのため、上巻にあたる本巻の元からして1話が33頁だったり50頁だったりと不統一なのは珍しいと思われる全4話。

登場人物は社会人ばかり(主人公の彼女のみ大学生)だが、全員が大学生でも可能な男女の機微を捉えた三角関係っぽい切なさを湛えるストーリーである。官能的な場面もあるにはあるが、そちらを主としてはいないため「実用性」は皆無なるも、ギリギリのシチュエーションによる相応のドキドキ感はある。

人格者で人気もある先輩の部屋に集う(主人公を含む)後輩達との宴席に先輩のカノジョも訪れており、そのままお開きから泊まることになり、主人公達が寝ている傍で先輩とカノジョは夜の営みを始めているのが物語の始まりでもある。その最中にカノジョと目が合ってドギマギする主人公。これが全体の色合いを示している。

先輩も知らないカノジョの別の顔。これを主人公は偶然ながら知ることとなり、先輩とは別の顔を見せるカノジョとの、先輩とは別の関係が始まる。と言っても主人公より年上らしいカノジョが常に主導権を握っており、何かにつけ仕掛けてくるかのような挑発と誘惑に自分にも彼女がいて年下でもある主人公は葛藤しつつも流されていく。まるで試されているようである。この秘密の関係が今後どう発展するのか?そもそも発展するのか?しないのか?と思わせて幕を引くのは未だ序盤との雰囲気をも醸している。

どちらかと言えばイラスト向きな印象を受ける美麗な作画なるも漫画的なアクションにはやや乏しい。それでも綺麗なカノジョが蠱惑的に挑発しているのは絵になるというか、自分も挑発されてみたいと思う読み手も少なくないと感じさせるものがある。
『先輩のカノジョ1』のレビュー掲載元





※右側は紙媒体(コミック)およびCOMIC LIVE! プロジェクト版(BookLive!)の表紙。
2013/2/27 発売

先輩のカノジョ2

原作:神津しおん、画:成田マナブ、ニチブンコミックス


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宮坂しほりは、順平の会社の先輩である大槻の恋人。それなのに、なぜかことあるごとに思わせぶりな言動で順平を翻弄する、しほり。「この人は、俺を誘っている!? まさか…!?」戸惑いつつも、次第にしほりに惹かれてゆく順平。二人の危ない関係は、果たして…!? 予測不能、エロティックでミステリアスなラブ・ストーリー、その完結編!! (引用元:Amazon - 書籍ページ)

「もしかして…あたしとシタいの?」しほりの囁きに順平はもう堪えきれず…!?
積極的に誘いかけてくるしほりにすっかり心を奪われた順平は、抗う術もなく、深みにハマっていく。一方、バイト先の店長と一線を越えてしまった絵麻は順平との関係を修復しようと試みるもうまくいかず、店長とのエッチはさらにエスカレートして…!?
(引用元:BookLive!)


★★★★☆ 先輩のカノジョと主人公という男女が縛られているものは……?, 2016/10/25
きっかけと秘密な関係の開始を描いた 前巻を受けて始まるも基本はカノジョからの挑発と誘惑が続く第2巻(元本の下巻)。これで完結のようだが、 前巻よりも各話の頁数がさらに増えた代わりの全3話である。余談だが紙の元本とは表紙のレイアウトが異なる。

カノジョのことが頭から離れず自分の彼女を邪見にし始める主人公。そうこうしている間に彼女のバイト先の店長が変態気味に近づき、 前巻から続く不倫(店長は所帯持ち)がエスカレートしていく。つまりはボーッとしている間に彼女を寝取られている訳だが、それでもカノジョからの挑発に乗ることもできず悶々としてる主人公である。

最終的にカノジョは主人公に見せていた別の顔から先輩向けの表の顔へと戻っていくのだが、ではカノジョが見せていた別の顔とは何だったのであろう?

思うに自分の彼女や仕事に先輩との関係といった諸々を振り切ってでも主人公がカノジョの元に来られるかどうかを試していたのではなかろうか。つまり、それだけの男かどうかの試練であり、それが男とは縛られているものが異なる女の見定め、見極めなのであろうということを示していると感じた。だからこそカノジョのギリギリの行動に対する答えとしての、主人公との最後のやり取りが決定打になったものと推測する。女は隠し事も嫌うし、(前巻でもちょっと触れていたように)見下されたように感じるのも嫌うのである。

女が縛られるのはこれと決めた男のみとする違いを見せながら、それが永遠とは限らないことをも示唆するかのラストシーンは女が内に秘めている傲慢な貪欲さとしたたかさに打算とリアリティが加わっているようにも写る。その意味ではすーっと汗が引くような結末とも言える。
『先輩のカノジョ2』のレビュー掲載元





レビューに記載した「グループ・ゼロ」の他に『COMIC LIVE! プロジェクト』と冠した……復刻シリーズなのですかね……「COMIC LIVE! COMICS」からも電子コミックが出ているようで、表紙が新しくなっていました。元の掲載紙が取り組むプロジェクトですから、きっと依頼されて新規に描き下ろしたのでしょうね。



しかし、春輝先生とそっくりな女性が描かれているなぁ~と感じましたが、成田先生の経歴に春輝先生との接点などあるのでしょうか?

表紙だけでは感じないのですが、中の女性はそっくりでしたよ。

いや、だから何だって話でして、むしろ嬉しい話なんですけどね。(^^;)



◆まとめ買い


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Amazon(Kindel版)やhontoに「まとめ買い」のページがあります。

DSKの「まとめレビュー」も投稿されていますwww





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テーマ : エロマンガ・同人誌
ジャンル : アダルト

tag : 成田マナブ

潤んだ芽(著:佐野タカシ、ヤングキングコミックス)

2016/9/26 発売

潤んだ芽

著:佐野タカシ、ヤングキングコミックス


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人妻、未亡人、縛り、寝取り、スワッピング…ありとあらゆる淫猥で不道徳で不埒の限りをつくす情事…佐野タカシが挑戦する限界ギリギリのハイレベルな究極エロスオムニバス新シリーズ!(引用元:honto)


★★★★★ これまでの作品群を継承するオムニバス新シリーズ, 2016/10/8
あらすじには「新シリーズ」とあるが、むしろ『縄 -JOH-』から『縛 -baku-』を経て『宴 -en-』へと続いた一連のオムニバス作品集を継承する第4弾と位置づけたい作品である。ただ、白を基調とした表紙の過去3作に比べて本作はよりダークな印象となるが、その印象通り、あるいはそれ以上の淫靡さが湛えられた全7話と言える。

その淫靡さは 寝取り・寝取らせ・寝取られ のNTRフルコースで彩られる。向かいの人妻に始まり、上司の妻、息子の彼女、義理の姉、旧友の婚約者と、次第にヒートアップしていく官能物語がどれも艶めかしい。日常のふとしたことから主人公が猛々しく変貌し、清楚ながら色気もたっぷりな目の前の女を抱きたい、奪いたい、襲いかかりたいという衝動に駆られていく。そして、本来の相手への操を盾に抵抗するも思わず昂り始めてしまうヒロインの艶姿にますます意気上がる主人公が遂にモノにする展開をメインとしている。

中には頼まれてコトに及ぶこともあれば腹いせからハードに見せつけることもあるバラエティ豊かなストーリーは基本的に30頁(一部は24頁)のボリュームでじっくり描かれている。淑やかさの中に魔性のような影を忍ばせた美しいヒロイン達の描写はどれもその醸し出す雰囲気とむっちりした肢体とのギャップによる淫猥度が高い。そして、話が進むに連れて凌辱的な色合いが増してくる中で、その極めつけは最後に配された前後編のがっつりな寝取られである。

ベタながら最も刺激的であろう下衆な上司の姦計に取り込まれた夫の目の前で緊縛凌辱を強いられる若妻はまさに花が散るようであるが、その可憐な容姿に比して「営み」には決して消極的でない感応度の高さが仇となる絶望感も感られて良い。しかも後編ではSM紛いの集団凌辱に発展するのだが、そうした度重なる肉欲には屈しても心は最後まで折れず夫に尽くそうとする健気さが却って妖艶な雰囲気を醸すことに繋がっていたりもする。

他の話では愉悦を覚えたヒロインが恥じらいながらも最終的には刹那の背徳関係を受け入れた素振りを見せつつ日常に戻っていく中で、汚されて救いが無いながらも貫いた若妻の気高さが本作を締め括るに相応しい輝きを艶っぽく放っていた思う。
『潤んだ芽』のレビュー掲載元


耽美 という表現が実に似合う佐野先生のオムニバスシリーズが装いを新たにしつつも続いていることが嬉しいですね。

それでは、第3弾『宴 -en-』の投稿記事でも紹介しましたが、本作を加えた形で改めて表紙を並べてみたいと思います。

…………またかよww



それぞれの表紙をクリックするとAmazonまたはhontoのページへジャンプします。





作が進むに連れて黒く、暗く、ダークになっていきますが、中身もほぼ同様です。

より一層耽美なテイストが色濃くなっていきますが、そのせいかAmazonでは早くもカタログから消えてしまいまして……。orz



第2弾『縛 -baku-』以来の憂き目に遭ってしまいましたが、本作もいずれ電子コミックが【改訂版】として出直すことになるのではなかろうかと……しかし、Kindle Unlimited のドタバタといい、Amazonはダメダメですナ。(--;)

こんな素晴らしい作品を脇に追いやるなんてセンスを疑いますデスよw



まぁ、hontoも追随することが多いですから、この作品は他の書籍サイトか街の書店でお買い求めくださいまし。





本作が気に入ったら過去作も押さえておきたいところですね。(^^)



◆新作情報
2016/10/28 発売
今宵、妻が。3(ニチブンコミックス)

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これはもう…人妻公開凌辱だーッ!!
大人気につき続々増刷の妄想炸裂エロス、ついに第3弾が登場!冴えない中年男・健司と、美しく可憐な若妻・楓さん。一見、不釣り合いな2人の結婚生活はさらに暴走――!! 町内運動会では楓さんがピチピチ体操服で障害物競走に挑み、社員旅行では健司が女子社員と思いがけない展開に…!? さらに、危険な隣人に迫られついに貞操の危機が――!! 劣情もよおすトラブルが続出、ますます目が離せない第3巻です。



前巻で完結かと思っていたら、まさかの第3巻!

コチラは妄想癖大爆発の夫に付き合ってイロイロとさせられてしまう可愛い若妻のほのぼの物語デス。(*^^*)

ただ、あらすじにある「危険な隣人」ってのがちょっぴり気になりますが……これも旦那さんの誇大妄想でしょうかねぇ?





テーマ : エロマンガ・同人誌
ジャンル : アダルト

tag : 佐野タカシ

宴 -en-(著:佐野タカシ、ヤングキングコミックス)

2016/4/11 発売

宴 -en-

著:佐野タカシ、ヤングキングコミックス


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人妻、未亡人、縛り、寝取り、スワッピング……ありとあらゆる淫猥で不道徳で不埒の限りをつくす情事……佐野タカシが挑戦する限界ギリギリのハイレベルな究極エロスオムニバス新シリーズ!


★★★★★ 妖艶な風情がやるせなさと切なさを湛えるシリーズ第3弾, 2016/4/17
これまで『縄 -JOH-』『縛 -baku-』と続いたシリーズの第3弾としてタイトルを『宴 -en-』としたのは「淫らな被虐の饗宴」ということだろうか。それとも、そのタイトルが故にカタログから外されてしまいがちな前2作からの教訓なのだろうか。サブタイトルも前2作の「緊縛浪漫傑作選集」に対して本作が「被虐浪漫傑作選集」と変わっていることから何かしらの差異を探してしまうところである。

確かに本作でヒロインが縛られることはないし、表紙カバーイラストに描かれる喪服姿で責められる場面もないが、それでも本シリーズのファンなら前2作と何ら変わらず作者独特の妖艶耽美な世界が堪能できる作品と言える全6話である。

時に理不尽、時に厚顔無恥な男(主人公)によって辱めを受ける女(ヒロイン)という構図が大半を占めるが、ここには被害妄想が爆発する夫が錯覚と誤解から妻を虐めてしまう様子を描いた同作者の『今宵、妻が。』(ニチブンコミックス)シリーズからの影響も少なからず感じる。同窓会に参加した主人公が、かつて憧れていた当時のクラスメイトに茶化されたことから、その復讐をクラスメイトの娘に向ける第2話(第二夜)や、仕事のトラブルを押しつけられた高慢な女上司に逆襲する第五夜などは、そのテイストこそ大きく異なるものの、アイデアとしては似通ったものを感じるところである。

今回の特色として第五夜から最終夜が続きモノになっていることも挙げておかねばならない。報復を受けた女上司と(第五夜の)主人公の仲がどこまで進展しているのか定かでないが、接待ゴルフから肉弾接待を強要される屈辱から肉欲への渇望が芽生える瞬間では思わず助けを求めてしまうところに女上司の秘めた想いが見て取れないこともない。つまりは魅力的なツンデレとも言えそうである。

他にも病弱の義息が秘めていた義母への想いを歪な形で叶えてやる友人だったり(初夜)、借金のカタに身売りされる妻の悲哀だったり(第三夜)、万引きした女教師を責める書店員(第四夜)といった、様々なシチュエーションで男女の営みが描かれていくが、単に脅されて貫かれる女の被虐だけでなく、男からの責めに乱れ、昂り、屈し、堕ちてしまうオンナのMっ気な業も同時に描かれているのは味わい深いことである。

一夜の切ない交わりにフォーカスした前2作よりも時間経過によって複数の場面が設けられる話が多くなっていることは官能成分の増加と物語の進化として本シリーズに別の彩りが加えられたと解釈したい。
『宴 -en-』のレビュー掲載元


はい、佐野先生がヤングキングコミックスで続けているオムニバスシリーズの第3弾ですね!



それぞれの表紙をクリックするとAmazonまたはhontoのページへジャンプします。




こうやって表紙を並べてみると……耽美ですなぁ~、淫靡ですな~、退廃の薫りがしますなぁ~。



ただですね、第2弾の『縛 -baku-』だけはちょっと不憫な扱いを受けてましてね。

現時点ではAmazonのページが無くなっています。



いや、初版が完売して増刷もなければAmazonだとマーケットプレイスの出品、つまり中古のみになりますし、他の書籍サイトでは「取り扱いがありません」みたいな形にはなりますけどページは残るものです。

Amazonでページが無くなるのは有害図書の指定を蒙った場合が大半と思われます。



レビューではタイトルに言及していますが、もしかしたら『縛 -baku-』の表紙では先っぽが確認できちゃうからではなかろうかと……。(^^;)

ビーチクですなww

よく見れば脚もおっ広げちゃってますしねwww



官能的に素晴らしいシリーズなのに憤慨ものですよ!プンプン!



◆佐野先生の人気シリーズ
2016/4/28 発売

今宵、妻が。2(NICHIBUN COMICS)


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「なんて恥知らずな…露出狂の淫乱女め!」大暴走の夫婦エロスますますヒートアップ!! 第1巻が発売即増刷となった超話題作、その第2巻がついに登場!中年男・健司と清楚な若妻・楓は、一見、不釣り合いな凸凹夫婦。楓の美しさに気が気でない健司は今日も妄想と勘違いを爆発させ、可憐な若妻を責め立てる―― !! ピッチピチの競泳用水着、ツンデレ上司との危険な出張…欲望ほとばしる事件満載、必見の第2巻!!



耽美故に、淫靡故に、退廃の薫りがする故に悶々とした切ない作風でもある本シリーズとは打って変わって明るく楽しいテイストが人気なコチラもおすすめです!

美しい若妻の楓さん、実はチョー可愛くて、ちょっぴりエロいです。(^^)





テーマ : エロマンガ・同人誌
ジャンル : アダルト

tag : 佐野タカシ

女神様のいうとおり(著:廣瀬良太、ニチブンコミックス)

2015/12/19 発売

女神様のいうとおり1

著:廣瀬良太、ニチブンコミックス


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とある下町のボロアパートに暮らすアケミ。自由奔放、豪快無比だが、少々色っぽい。そんなアケミの前に現れる男たちは、少々「難」あり。まるでアケミに引き寄せられるようにアパートに入り込み、一夜を共にする。男たちにとって、アケミは「女神のような人」だった。それは優しさなのか、そうでもないのか?もし、貴方の目の前に、女神が現れたら…?(引用元:Amazon)


★★★★☆ 一期一会の男女が体を通じて心の深淵を交錯させる, 2016/1/10
確認できる限りでは『みさき★センセーション』なる短編集が1994年に発売されて以来の、実に11年振りとなる「廣瀬良多」名義の作品である。画風で分かる人ならスグ分かる「艶々」作品の一環ではあるのだが、今回ナゼに筆名を変えたのであろう?

勝手に推測するならば、週刊連載されたという本作は官能描写がメインではないから、となる。描写はある。毎回ある。毎回違う男とある。ヒロイン【アケミ】と生活を共にする(部屋は違う)年下の男【ウラナリ】は程良い存在感ながら添え物であり、結末までにはもしかしたら……という気はするが、今のところ肉体関係はない模様。それより各話にはそれぞれテーマがあって、それを知らしめる偉人の格言が象徴的に用いられている。これが官能要素よりも前面に出る作風と言える。

そして、そのテーマとはすなわち人の内面に潜む「業」である。分かってはいるけど思わず生じてしまう悪魔の囁きや我儘、抱いてはいけない感情、見下す心、責任転嫁……そういった諸々を抱えた男達がアケミの元に現れては刹那の一夜を過ごすのだが、その最中に「そうじゃないでしょ」という真理をガツンと喰らう流れである。

その意味では哲学的な含蓄が込められた作風とも言えるのだが、だからこそ一撃を喰らいながらも真理に気づかされた結果として、心の不安という穴を埋めてもらったような晴々しさを得て後にする男も少なくない。

官能ありきの物語ではなく、こうした真理を伝えるための官能であるからこそ「艶々」とは違うんですよ、としているように感じるところである。実際のところ、そうした手段としての官能要素なので従前の艶々作品に比べても描写は淡泊である。

心の安寧を得た男と同様にヒロインもまた束の間の安寧を覚えるのか、普段は「眠れない」アケミのその後には安らかな睡眠が訪れる。性欲が満たされたから、としているが、確かに欲を満たすための情交でもあるので、読んでいてもあまり興奮を誘われないのは少々残念でもある。

いやらしさというのは女が感じることで生ずるものなのだなぁ、といった感想も沸くところだが、感じることで性欲が満たされるのであるならば、性欲を満たすために情交を重ねるアケミの感じている素振りが希薄なのは何を意味しているのだろうか?との疑問も沸く。本当に満たされているのだろうか?それはもしかしたら結末までに何らかの形で描かれるのだろうか?そして、その時にはウラナリ君がその大役を引き受けるのだろうか?などと、その後の期待感と共に次巻を待ちたい。
『女神様のいうとおり1』のレビュー掲載元


廣瀬良太……レビューにも記したように、艶々先生の別名義であります。

昔の名前で出ています」じゃないですけど、『昔の名前で出てきました』といったところでしょうか。(^^;)

何しろ週刊連載されたそうですから、お忙しいのに凄いことでありますデス。



いや、何しろ話のベースになる格言探しから始めなくてはならないでしょうから。

ある程度は目星をつけて幾つかストックを用意されての執筆開始とは思いますけど、そこからダメ男とその背景を設定して(笑)、その男に愚痴らせつつ夜を共にしながら最後は格言を引用してズバッと斬る展開ですから、ずっと続けられるネタでは決してないとはいえ、骨の折れる作業ではないのかな?と推察するのであります。

ある意味では新境地。

そんな気がするシリーズだと思いました。



欲を言えば、もう少し官能成分濃いめがいいかな。(^^;)





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tag : 廣瀬良太 艶々

コイカノ×アイカノ(著:藤坂空樹、バンブーコミックス)

第1巻:2013/7/17 発売
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家事も仕事も家でこなす在宅ワーカーの敬太は、同棲中の歯科医・凛子と倦怠期真っ最中。ふとしたきっかけで出逢った女子大生・ひなたに心奪われるが、敬太の知らぬ間にひなたと凛子が出逢っていて……?ふたりの美女とひとりの男、三者三様の人間模様が絡み合うトライアングル・ラブコメディが開幕!(引用元:Amazon)


★★★☆☆ 本巻丸々使って全体像の紹介といった感じも, 2015/4/30
「恋する彼女×愛する彼女」なのか、はたまた「恋人彼女×愛人彼女」なのか……タイトルの意味するところを図りかねるが、それはともかく正統的な三角関係を軸にしたストーリーが展開されていくと思われる。ただし、2人のヒロインを好対照なキャラにして違いを出している。官能的にはSの【凛子】とMな【ひなた】である。

そんな両極端な2人を同時に好きになるのか?といった疑問には、少なくとも付き合い始めた頃の凛子には初心な可憐さがあったことが過去回想で描かれ、何より2人とも他人からの世話焼きには抵抗する(何事も自ら抱え込んでしまうタイプの)共通性で答えている。

主人公を見下すような態度へと至った凛子の変化や、他人に甘えることをよしとしない2人の背景などはこれから描かれていくのであろうが、そんな核心へと近づくのはもっと先のようで、本巻はその序章のようなところもあり、むしろ凛子と主人公とのすれ違いと、そのストレスがひなたによって癒される構図のまま、物語としては思ったほど進まないまま第1巻を終えている印象である。

実際の官能場面は凛子とが大半で、ひなたとはまだ始まっていない。騎乗位を中心とした上から目線な凛子との交わりには心の奥底に隠している凛子の心情が窺えないこともあって、その場面こそ多いものの心までも交わるような甘さはほとんどなく、むしろ虐げられているかのような主人公の姿にモヤッとしてしまうことの方が多い。凛子としては「察して」というか「察しなさいよ」といった感情が情交中に滲み出てはいるのだが、まぁ、それが伝わればすれ違いも起こらない訳で……といったところか。

チラホラと伏線を張りつつ本格的に動き出すのは次巻から、といった気配なので、ヒロイン同士の出会いと交錯が生み出す主人公への想い、その真意を描く物語は元より官能面においても大幅な進展を期待するところである。
『コイカノ×アイカノ1』のレビュー掲載元


藤坂先生の目下最新シリーズですが、長いことかけた前振りだったなぁ~というのが第1巻の率直な感想ですね。

あらすじにある『敬太の知らぬ間にひなたと凛子が出逢っていて』というのが本巻の中頃で、最終的に3人が鉢合わせするのは最終話ですから……。

そのため、倦怠期に突入しているという凛子と主人公のすれ違いが多くて、そして凛子は凛子で見栄っ張りというか気の強いところがあって(たぶんツンデレなのでw)本心を打ち明けないものですから終始モヤッとした感覚が残る印象でした。

で、ひなたもまた何かしらありそうで……これまたちょっぴり気になると。(^^;)



要は風呂敷を広げている段階で終わった感じなんですよ。



本格的な恋の鞘当てはこれからだなと。

楽しみなのは次巻以降だなと……全3巻で完結みたいですが。



それより何より気になるのは、単行本化にあたって加筆されたらしい凛子の職場の上司の今後の動向ですよね。

なぁ~んか、凛子を狙ってるような…………。(--;)





藤坂空樹

テーマ : エロマンガ・同人誌
ジャンル : アダルト

tag : 藤坂空樹

人妻静子のどうしようもない疼き(著:みき姫、ニチブンコミックス)

2013/6/19 発売
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高級住宅街に棲む誰もが羨む静子の暮らし、だが徐々にその日常は浸食され始めていた。転職後大阪に単身赴任をした夫に対し芽生えた浮気疑惑。それはやがて確信へと。涙ながらに夫の部屋を出た静子は隣人・喜多と出くわす。十も離れた年下の男。やりきれない思いは隠されていた静子の「疼き」を爆発させ、二人の関係はどんどん深みに……!! 絶好調みき姫がまたも女の「仮面の下の欲望」を暴き出す!! (引用元:Amazon)


★★★☆☆ ストーリー展開重視で官能面がやや割を喰ったか, 2015/4/30
みき姫」名義で本格的に独立して以来、幾つか作も重ねたことで今回はストーリー展開にこれまでとは異なる何かを盛り込もうとしたのだろうか。実際に違いが感じられる結末ではある。ただ、それが影響したのか定かではないが、官能面での物足りなさは否めず、ちょっと勿体ない形になってしまった印象である。

夫の浮気に端を発する妻の悲しみと虚しさからの結果的な腹いせであり、その一線を越えてはいけないと逡巡を繰り返すところなどは良かったと思う。娘にも影響を及ぼして家族がバラバラになっていく哀れも表現されており、登場人物それぞれの思いと想いも描かれていた。

ただし、ろくでもない夫が一番悪いのは明白ながら、家族が崩壊一歩手前にまで落ちるのを助長したのは誰か?家庭を大事にしようとしていながら実は保身を第一と自覚せずとも意識していたのは誰か?となれば妻ばかりに同情を向ける訳にもいかず、それが本作のテーマとはいえ、ギリギリまで妻の矜持を保とうとしていたとはいえ、その背徳感はやや減退していたように思われる。

また、一度は「あちら側」へ自ら堕ちてしまった妻ならば「こちら側」に戻るのも自らの意思でなければならず、それを諭してくれた存在はいたし、多少は改心した様子の夫ではあったけれども、そもそも戻るに値する夫だったのかな?といった疑問も沸いた。

凛とした妻の気高さを示すべく正面からの見据えた表情を多用した作画は印象的だったが、そんな人妻へ迫るには男が(いろいろな意味で)ちょっぴり若かったかな。
『人妻静子のどうしようもない疼き』のレビュー掲載元


師匠たる艶々先生の路線はイイ感じに継承しつつ独自の視点、とりわけ女性からの視点をさらっと盛り込むところにみき姫先生の良さはあると思っているのですが、その独自色の盛り込み方……その方向性と量ですよね……が今後の躍進で鍵を握るところじゃないかな~?とも感じています。



『序破急』で言うところの「破」に入り始めているので、これまで培ってきたモノをどれだけ打ち破って独自の色を打ち出して行けるのか、そして、その後に到達するであろう我が道を進む「急」にはどのようなモノが生まれているのか……。



なんかエラそうなこと言ってて恐縮するばかりですが(汗)、楽しみに期待しているんですよぉ。





みき姫

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ジャンル : アダルト

tag : みき姫

縛 -baku-(著:佐野タカシ、ヤングキングコミックス)

2015/4/27 発売
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人妻、未亡人、縛り、道具、寝取り…ありとあらゆる淫猥で不道徳で不埒の限りをつくす情事……。あの名作「イケてる2人」の佐野タカシが挑戦する、限界ギリギリのハイレベルな究極エロスオムニバス!!(引用元:Amazon)


★★★★★ インパクトはやや減退するも内容は相変わらず濃いぃ官能劇画絵巻, 2015/4/30
ややセンセーショナルな登場でもあった前作『縄 -JOH-』に比べれば逆に期待感を持ってしまう2作目の宿命かもしれないが、そのインパクトに僅かばかりの減退があるように感じられるのは致し方ないところか。だが、内容が劣ることはなく、今回も男女の罪深き業が渦巻く官能劇画に彩られた全4話である(1話50~51頁)。

【初 夜】 贄 - ジムのインストラクターと“夏目景子”
家庭教師の先生から迫られていた前作のレビューでは「生徒の母」と記したヒロインがまさかの再登場(厳密には3度目)である。ママ友の僻みから生じた姦計により今回も「お縄を頂戴」してしまう景子。初心にも見えるほど楚々とした佇まいながら(前作を素地として)漂う艶めかしさに引き寄せられるのはまさに誘蛾灯のごとく。操を立てながらも刹那に乱れてしまう淫猥さにあって、その後は日常に戻っているような振る舞いを見せた景子にむしろ凄味さえ感じるところである。

【第二夜】 籠 - 流浪の旅人と旅館の女将
自暴自棄的に彷徨う主人公が見つけた旅館とその女将……束の間の情を交わしてからの幻想的な結末は昔話のようなファンタジーさがある。王道っぽさのある展開ながら、裏を返せば王道的幻想世界に緊縛官能を(やや強引ながら)盛り込んだところで良さを見出したい。前作を含めてこれまでにない誘惑的なアプローチがあったり、これまでとは趣の異なる、ややぽっちゃりさんな女性を描いたのも特徴的だった。

【第三夜】 悶 - 劣等感を抱える義弟と兄嫁
この話より主人公の独善的な思考がやや強まり、凌辱の色合いも僅かながらさらに強まってくる。兄嫁の痴態を目撃し、それをネタに迫るのは前作の景子と同様だが、思いのほか強情だったことからエスカレートするところに違いがある。寝取らせ集団凌辱の瞬間を描いた見開きは本作で最も印象に残る頁かもしれない。

【最終夜】 辱 - 大学生と地元の年上幼馴染み
過去と現在が交錯する因果がすれ違いの応報へと至る切ないストーリーにあって、気後れから歪んだ劣情をぶつけてしまうかの緊縛責めを行ってしまう主人公。柱に括りつけて片脚を上げる縛りはこれまで無かったSMチックなもの。しかし、ラストの無垢な姿を見ると逆に女の強さみたいなものを感じてしまうところである。

より踏み込んだ描写が見られた今回だが、そろそろ鼻っ柱が強かったり性格が少し曲がっているような異なるタイプのヒロインが出てきても良いと思う。
『縛 -baku-』のレビュー掲載元


前作に引き続き、今回も“夏目景子”さんが登場するとは僥倖でした。

前作に引き続き、今回も素敵な艶めかしさが満載の今風官能劇画ワールドが堪能できました。

凌辱色がちょっとばかし増して、「重み」も増しましたけどね。



個人的には本作の【最終夜】のような、かつての想い人との再会から情を交わした後が切ないだけでなく、できれば心も永遠にしっかり結ばれるような、そんなほんわかした話も読んでみたくなりますけど、それは今後の展開拡充で別の形としてお披露目いただければ嬉しいことこの上なしということで。(^^)

期待しています!



【前作】
◆縄 -JOH-(ヤングキングコミックス)
2014/6/23 発売
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。
緊縛・縛りは……日本に古くからある禁断の大衆文化。……縄を持てば、人は赤裸々に愛を語れる。自由を謳歌できる……。佐野タカシ先生が紡ぐ倒錯と反逆のアバンギャルド漫画、ここに登場!!(引用元:Amazon)


【新作情報】
◆月夜の交差点(ニチブンコミックス) 2015/5/29 発売
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。
日常に潜むエロス――。夜空に浮かぶ月を眺める時、男は気になる女性への想いを馳せる…。それは、初恋の女性、隣人の未亡人、妻の妹、行きつけの飲み屋のママ、教え子…など人それぞれ。様々なシチュエーションの中、入り混じる郷愁、葛藤、背徳を胸に刻み、絡み合う男と女の一夜の物語――。名作「イケてる2人」話題作「縄–JOH–」の佐野タカシが描き出す最新作‼ 珠玉のエロティックオムニバス。



前作と本作の表紙カバーイラストを見比べて、ほんのちょっとだけ本作の方が大胆なポーズとなっているところに作風の「強さ」の違いが出ているのかな?……などと深読みしてみたり。(^^;)

今月発売予定の新作もますます楽しみになってきました。

「縄」に縛られない(縄だけにw)作品が見られるのではなかろうかとの期待もありますね。





佐野タカシ

テーマ : エロマンガ・同人誌
ジャンル : アダルト

tag : 佐野タカシ

縄 -JOH-(著:佐野タカシ、ヤングキングコミックス)

2014/6/23 発売
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

緊縛・縛りは……日本に古くからある禁断の大衆文化。……縄を持てば、人は赤裸々に愛を語れる。自由を謳歌できる……。佐野タカシ先生が紡ぐ倒錯と反逆のアバンギャルド漫画、ここに登場!!(引用元:Amazon)


★★★★★ 極上の今風官能劇画絵巻, 2015/4/26
あとがきでは『官能って難しい』とこぼしているが、「何を仰いますやら」とお返ししたい極上の官能劇画が編み出されていると断言したい。その設定やストーリー展開は悉く桃色煩悩琴線に触れるものであり、湿り気と仄暗さのある結末は凌辱寄りな読み切りとして妥当な落としどころであろう。そして、これらを美麗な作画が後押しする。

好みを除けば非の打ち所がないと言うしかなく、何よりこの作者のこれまでの路線からすれば大きなチャレンジかと思われるところが早くも官能的大輪の花を咲かせているといった驚きもある。その意味においても意義のある作品だと言えよう。1話が50~52頁という大ボリュームで、時には時間経過も巧みに盛り込んだ奥行きのある全4話が並んでいる。

【初 夜】 虜 - 家庭教師の先生と生徒の母
【第二夜】 罠 - 生徒の母とその夫
最初の2話はトータル102頁の前後編。秘密を知ってしまった先生が迫るいやらしさと、それに抗い切れず溺れてしまう生徒の母が時間をかけて描かれた後で、2人の関係を知った夫が寝取られ嫉妬に燃え狂って覚醒するのだが、その豹変振りには若干の違和感があり、妻(生徒の母)の疼きにも結末とのズレを感じなくはないものの、悶々とした劣情の連鎖が素敵な淫猥さで描かれている。

【第三夜】 蜜 - 住職と未亡人
確かに未亡人が接する機会の多い男の1人は住職だよな~、住職と未亡人はやっぱり鉄板の設定なんだな~、などと思わせる王道の淫靡が、むしろ王道のセンターラインをしっかり突き進んだことで醸される背徳が滲み出ている。あまりにも美しい未亡人に懸想してしまう住職は1人ではないのである。

【最終夜】 玩 - かつての教師と教え子(今は人妻)
落ちぶれた塾講師が高校教師の頃に浸った秘密に再会という形で再開してしまうところで、これを知った夫が最後にスパイスを効かせている。タイトルにある『縄』を最もストレートに活用している話であり、縛られた女体の美しさを感じる描写でもある。

基本的には似通った女性像ながら、髪型はもちろんのこと、顔の細かな輪郭や瞳の描き方でヒロインの性格や気の強さといった違いが出ており、似ていながらしっかり別人になっているのはさすがの画力。細身ながらメリハリのあるプロポーションも印象的で、むしろすっと立っている姿に品のある色気を感じたりするのは却って艶めかしく、本作に漂う妖艶な世界観を如実に彩っている作画と言える。シリーズ第2弾となる『縛‐baku‐』への期待も高まる。
『縄 -JOH-』のレビュー掲載元


出版社からは下記のコメントが寄せられています。

著者のこれまでの既刊作品の作風や作品イメージに比べますと、今回の新刊作品は、かなり年齢層の高い男性読者向けの内容になってます。(引用元:Amazon)





これまでの作風とは大きく異なる、と言いますか官能路線への本格的な参戦な訳ですが、これがまた素敵に素晴らしい!

タイトルがタイトルですから物々しいような、あるいは陰湿なような、そんな気も起きてしまいますが、そんなことは全然なく、実は思ったほど『縄』の要素は多くなく、だからと言って物足りないこともない、ちょっぴり凌辱寄りながら男女の抗えない性のような業の深さを感じさせる話が揃っています。

全4編と少ないのはレビューにも記した通りに1話が50頁以上の大ボリュームだから。

通常の前後編に匹敵するストーリーの綾も綴られていて何とも言えない淫靡さが漂っています。



表紙でお分かりいただけるように描写もむっちりでイイです。

実際はもう少しすらっとした女性像でさらにイイです!w



愛蔵版として置いておきたい作品ですね。



【続編】
◆縛 ‐baku‐(ヤングキングコミックス)
2015/4/27 発売
Amazonはコチラから。
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人妻、未亡人、縛り、道具、寝取り…ありとあらゆる淫猥で不道徳で不埒の限りをつくす情事……。あの名作「イケてる2人」の佐野タカシが挑戦する、限界ギリギリのハイレベルな究極エロスオムニバス!!


【新作情報】
◆月夜の交差点(ニチブンコミックス) 2015/5/29 発売
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。
日常に潜むエロス――。夜空に浮かぶ月を眺める時、男は気になる女性への想いを馳せる…。それは、初恋の女性、隣人の未亡人、妻の妹、行きつけの飲み屋のママ、教え子…など人それぞれ。様々なシチュエーションの中、入り混じる郷愁、葛藤、背徳を胸に刻み、絡み合う男と女の一夜の物語――。名作「イケてる2人」話題作「縄–JOH–」の佐野タカシが描き出す最新作‼ 珠玉のエロティックオムニバス。



第2弾が登場しています。
緊縛の「縛」をタイトルに用いていますが、コチラの方が緊縛要素や凌辱っぽさがやや強いです。



また、この路線でニチブンコミックスからも新作が出るようです。
佐野官能ワールドが広がっていきそうで、イイですね!(^^)





佐野タカシ

テーマ : エロマンガ・同人誌
ジャンル : アダルト

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うしろのまなざし(著:艶々、ヤングキングコミックス)

2015/3/9 発売
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

美人で面倒見のよい“おかあさん”が切り盛りしている下宿。 様々な店子達が暮らすこの下宿にはいくつかの仕掛けが施されていた……押入れののぞき穴、備え付けテレビに映る秘密の情事……密やかに覗き覗かれる背徳系官能ストーリー!(引用元:Amazon)


★★★★☆ 6話で終わらせるのは勿体ない設定と展開, 2015/3/22
あとがきを読む限り当初より6話で完結だったそうで、序盤から中盤の4話では謎めいた形で話を進め、終盤の2話でヒロイン(管理人兼大屋さん)の過去を描いて真相とするのは良いながらもその設定が官能的に優れていたためにもっと話を膨らませ、さらに淫猥度を増すこともできたように思えて何とも勿体ない気がした。タイトルこそ的を射たものだったが、覗きと言うより覗かせという退廃的な淫靡さをプリーズモア!と渇望してしまうところである。官能要素の高い部分も結局はラストの2話に集約されていると見れば物足りなさも残る。

作画についてはちょっとしたチャレンジを試みたようで、髪をアップにしたエプロン姿と風呂場などで髪を下ろした全裸姿とでは大屋さんの年齢が随分違って見えるくらい、つまり、官能的なシーンでは急に若く見えるような描き分けを感じたが、住人の女性が「穴」の存在に困惑しつつも覗かれる喜びを感じて自慰に耽り出す場面ではこれまでの作者らしくない画風で大きな違いを出していた。

あと、『朱い花』という前後編(2話)の作品が収録されており、淡白な反応しかしない彼女が陰で実は……それがまた選りにも選って……という実に作者らしいテイストの寝取られ作品になっている。弟子にあたるみき姫作品でもよく見られる感じかな。

双方に共通するのは男によって女が開花するのは何も彼氏とは限らないということであり、男はやはり自信を持てないとイカンな~といった感慨深さもあったりする。
『うしろのまなざし』のレビュー掲載元


青年コミックではありますが、最近はヤングキングもなかなかやりますなぁ~、といった気もする艶々作品の掲載ですよ。

全6話のうち最初の4話でいろいろな部屋に存在する「穴」……つまりは「覗き穴」ですね……で「覗き」の官能を見せながら「穴」の謎についてクローズアップさせつつ、女性の住む部屋では逆に「覗かれ」の要素も盛り込みつつ、それでいて謎の真相は1つしかありませんから、それをラストの2話で過去回想を絡めてしっかり纏める……。



手堅いなと。

手堅く纏めてるなと。

手堅いが故に官能面はもう少しトンガッてほしかったかなと。(^^;)



いや、さすがの手腕だと感じてるんですよ。(汗)



前後編の同時収録『朱い花』も前編の終わりにフックを効かせた引きを見せておいてから後編で一気に真相へと雪崩れ込む背徳的ないやらしさがありますからホントさすがだなと。





艶々

テーマ : エロマンガ・同人誌
ジャンル : アダルト

tag : 艶々

甘い牙(作:村生ミオ、画:優斗、芳文社コミックス)

2015/3/16 発売
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

暴漢に襲われた木暮家の三女・秋奈は、沢井龍次と名乗る男に助けられ結ばれる…。ところがそれは木暮家に復讐を誓う龍次の罠だった!! 秋奈だけでなくその美しき姉妹たちまでも狙う龍次は、さらに…!?(引用元:Amazon)


★★★★☆ 思いのほかスピーディで軽く進んでしまう, 2015/3/19
あの『恥じらう肌』(全5巻)のタッグが放った第2弾シリーズということで期待は高まるが、今回は全11話とコンパクト。本巻ではその前半6話が収録されているが、実は後半の5話を収録した第2巻も同時発売されているので一気に結末まで読める形になっている。となれば大体は第2巻も同時に入手するとは思うが、その際は結末となる最後の1コマを見るのは最後まで我慢した方がよかろう。復讐に燃える主人公の真の人柄が出ているので本巻などで描かれるキャラとは趣が異なるからである。

それにしても全11話でヒロインが四姉妹+母というのはいかにも多い。元の掲載誌『別冊週漫スペシャル』が休刊したので設定などが決まってから展開を急ぐ必要が生じたのだろうか。しかし、そうでもないフシもあって実情は分からない。どちらにせよ本巻では多少クロスするが大体2話くらいで三女、次女、四女の順に3人が主人公の手管で早々に堕ちている。どれもほぼ一目惚れからすぐに交わり、主人公の責めに即堕ちして翌日には彼女気取りという早さであり、この展開には安直と揶揄されても致し方ない軽さも感じた。

主人公の生い立ちから復讐へと傾く背景などは所々で効果的に盛り込まれており、ベタながら物語の骨子は悪くないだけに三姉妹、あるいは2人の姉妹くらいで堕としのアプローチや情交シーンに頁を割いた方が良かったように思えてならず、生娘などを盛り込んではいるが、そもそも四姉妹でなければならない理由は希薄と言える。

後の展開に期待するとしても本巻は正直なところ星3つ止まりだと思うのだが、モデルも真っ青な腰高プロポーションかつ肉惑的に描かれる女性像の良さがあるので1つプラスということで。タイトスカートの腰回りから伸びる美脚などは素晴らし過ぎる。まぁ、髪型と眼鏡といった小道具の違いで描き分けるタイプで目鼻立ちは基本的に同じ作画は相変わらずながら、その肢体の美しさで相殺される美貌のヒロインが次から次へと出てくる良さはあったと思う。
『甘い牙1』のレビュー掲載元


2015/3/16 発売
Amazonはコチラから。
ハイブリッド書店【honto】はコチラ。

娘たちに続いて、母の静江までも龍次の手に落ち性の虜となる…。さらに標的は、木暮耕造の秘書でもある長女・春美へ…!? 愛憎絡み合うセクシャルサスペンス、完結!(引用元:Amazon)


★★★★☆ ヒロイン側の結末は疑問ながらも物語は完結, 2015/3/20
本巻の表紙カバーイラストを初めて見た時はてっきり長女かと思ったが母と知って少し驚く……若い、お母さん若いよ!と思わずにはいられないが43歳と判明する。娘達(四姉妹)で年齢が記されていたのは四女の18歳で三女は大学3年生(21歳?)……社会人である長女と次女は何歳なのか。結婚(出産)の最年少から数えても長女の27歳以上はあり得ず、次女も23~24歳といったところか。こんな試算でも妙に辻褄の合いそうな年齢にはなるし、官能作品では少なくない母娘の年齢差でもあるのだが、たとえ夫(父親)の悪行によるとはいえ財を成した家庭としては違和感のある設定とも思える。しかし、表紙が母なのは正しい。本巻の、ひいては本シリーズを通してもメインヒロインは母だと言いたくなる出番の多さが母にはあるからである。

娘達を想うあまりに主人公の駆け引きに屈して体を許すアプローチからオンナの喜びを植え付けられて困惑しつつもぞんざいな夫に失望しかけていることもあって次第に溺れ、堕ちていくまでがきちんと描かれており、主人公との関係だけが陥落の理由ではない奥深さもある。本来なら四姉妹でも相応に盛り込まれて然るべき要素かと思う。最後の砦として登場する長女もまた他の姉妹と同様に即堕ちの早技であっさりし過ぎているため、当初から母をメインに据えたのかもしれないが、それにしても姉妹の扱いが軽くて勿体ないと思った。

また、前巻から情交中にこれからもヒロイン達をずっと辱めてやる旨の主人公の独白があるものの、それも最後まで無いまま終盤を迎える尻すぼみもあって、今回の進行はどうにも寸詰まりの性急さがあると思えてならない。結末においても主人公はともかくヒロイン達の扱いは中途半端というか、あまりにお人好し過ぎるように思えてくる……心まで骨抜きにされたならばせめて母との関係くらいに姉妹も描かないとそれが見えてこない。

やはり、全11話でヒロインを5人も配したのは多過ぎと言わねばならず、むしろ5人でしっかり描く話数を得ることはできなかったのだろうか、との惜しい気持ちも沸いてくる。過去回想では主人公の母の官能的に濃い「その後」があっただけに(これも今少し見たかった)、いずれスピンオフ的な形で四姉妹や過去において描けなかった面にフォーカスした外伝などを希望したいところである。

故に後半となる本巻の方が物語的にも官能的にも良好ながら、全体としては良い原石を持ちながら磨く時間が足りずに終わってしまい、辛くも絵師に助けられた作品だったとの印象が残った。
『甘い牙2』のレビュー掲載元


村生ミオ優斗×芳文社文庫のトリプルタッグですから期待するのは当然『恥じらう肌』の世界観ですよね。

で、その世界観自体は描かれていました。

テイストは充分にありました。



しかし、たった2巻(11話)で終われる話じゃないですよ!(^^;)



もぅ、無理矢理にでも終わらせるために端折ったり性急に纏めたりしてる感があって……う~ん、残念!

この内容はやっぱり『恥じらう肌』と同じ5巻くらい使ってじっくり読みたかったですね、ですね!(強調)

それだけが惜しくて悔やまれます。



第2巻の母は良かったからな~、他の姉妹もこれくらいあったらな~。



優斗先生の関連情報】

◆友人の母にゆっくり出し挿れ(メンズ宣言、大都社/秋水社)
2014/3/18 発売
Kindle版はコチラ。
ハイブリッド書店【honto】の電子コミックはコチラ。
「ゆっくり奥まで挿れたら、少しずつ…速く突いてみて…」正常位でねっとりと包み込む肉壁の快感に、童貞チ○ポは射精をガマンできずに…!? 友人の母の、服越しでもわかる豊満な乳房にひそかに欲情していた僕は、脱衣場で偶然彼女の裸を見てしまった。たっぷりとした乳房の上にはツンと上を向いた乳首。柔らかそうな腰まわりの肉付き。下腹部には秘肉を隠すように黒々とした多めの茂み…。もう理性を保てなくなり、そのまま彼女に抱きついてしまい…!? 女体の肉感がエロ過ぎる、抜きどころいっぱいの短編集!! (引用元:Amazon)


◆最初はゆっくりピストンして…-きしむマッサージ台(メンズ宣言、大都社/秋水社)
2014/12/18 発売
Kindle版はコチラ。
ハイブリッド書店【honto】の電子コミックはコチラ。
「そう、最初はゆっくり味わうようにピストンして…」うつぶせになって肉付きのいい尻を突き上げて、膣全体でチ●ポを味わう人妻看護師!仕事中の凛々しい姿とは打って変わって、感じて乱れるその痴態に射精をガマンできずにそのまま…!? 他、友人の父のマッサージに感じてしまった女がマッサージ台で足をひらいておねだり…。混浴温泉宿で出会った人妻が浴衣をはだけさせながらフ●ラ奉仕…。など、女たちの艶のある表情と肉感的な肢体が魅力の短編集!! (引用元:Amazon)


◆お願いだから、もう挿れて…(メンズ宣言、大都社/秋水社)
2014/12/18 発売
Kindle版はコチラ。
ハイブリッド書店【honto】の電子コミックはコチラ。
「ピストンしたまま、おっぱいも…シて…」浮気調査の女性探偵に、依頼人の男が迫る!妻の不倫現場を目の当たりにしてしまった彼の心の傷を癒そうとする内にカラダの関係ができてしまい…。他、パイパンにされて丸見えになったクリを舐められる不倫妻。彼氏が隠し持っていたSMビデオを盗み見ているうちにオ●ニーが止まらなくなってしまったOL…など、女性の淫らな「性」を美麗な筆致で描く、優斗の高品質短編集!! (引用元:Amazon)


◆絶頂人妻のイケナイお遊び(本当にあったHな話、ぶんか社)
2015/3/13 発売
ハイブリッド書店【honto】の電子コミックはコチラ。
人妻たちのキケンな過激情事を大胆暴露!美熟女たちが溺れるオトナの淫らな関係がここに!投稿型のリアル版人妻の告白!ダメ男をなぶり倒すドS若妻、美人妻は保育園で淫らに鳴く、小料理屋の美人女将が店をたたむ最後の日に……多様な美人妻たちが乱れまくる快感絶頂告白本!注目の今作!! (引用元:honto)



優斗先生は電子コミックでいろいろと出されています。

中にはリーズナブルな作品もありますよ。(^^)





村生ミオ 優斗

テーマ : エロマンガ・同人誌
ジャンル : アダルト

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官能レビュアーDSK

Author:官能レビュアーDSK
Amazonその他の書籍サイトで男の、というか男なら!という肉欲煩悩中枢刺激ジャンルに特化した、裏街道という名のスキマに徹する変わり者レビュアーDSKです。

◆官能小説
メニュー欄では発売年別にカテゴライズしています。作家別ご覧いただく際は最上段記事の索引より検索できます。

◆青年コミック
一部に桃色成分の高い一般コミックを含んでいます。また、複数巻となるシリーズ物は1つの記事に纏めています。

◆成年コミック
多岐に渡るジャンルに対してDSKの好みに偏ったセレクトかもしれません。(汗)

◆AV
主だった同一タイトル(シリーズ物)を1つの記事に纏めています。

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